2006年06月11日
GROUP C
恐るべきW杯。
今、すべてがW杯をメインに時間が流れているので
ほかのことがすべて2の次になっています。
GROUP C アルゼンチン オランダ セルビアモンテネグロ コートジボワール
死のグループです
アルゼンチン
地域:南米
首都:ブエノスアイレス
人口:約3810万人
面積:278万km2
言語:スペイン語
サッカー協会設立:1893年
優勝回数: 2回 1978 1986
準優勝回数: 1回 1990
中心選手: エルナン・クレスポ ハビエル・サビオラ ファン・ロマン・リケルメ パブロ・アイマール ファン・パブロ・ソリン エステバン・カンビアッソ ロベルト・アジャラ
注目若手選手: カルロス・テベス リオネル・メッシ
イケメン選手(女性用): アイマール ロベルト・アジャラ
紹介:
もう長い文章書くのが面倒くさくなってきたので、軽く書いていきますね。 優勝候補の一角であるアルゼンチン。毎回、そう言われてきましたが、1990年のイタリア大会以降決勝には進んでいません。ブラジルと比べるとどうしても飛び抜けた個々の選手層で見劣りしてしまうのかもしれません。といっても、各個人の技術レベルは間違いなく世界レベルですし、個人技も世界でも上位レベルなのですが、例えばロナウジーニョみたいな選手が毎回ブラジルにはいるのに対して、マラドーナ以降なかなかアルゼンチンには生まれてきませんでした。 しかし、今回はリケルメがいます。そしてメッシがいます。そう、攻撃陣に今回のW杯をみてもずば抜けたスキルをもつ選手が存在するのです。特にリケルメは、ゲームを作る能力、ラストバスをだす能力、ボールをキープする能力においてある面においてはロナウジーニョ以上のものを持っていると思われます。FWはクレスポ サビオラ テベスがいて、中盤のソリンとカンビアッソが守備を引き締めつつもボールをちらしながらまたボールを受けつつ前線まで飛び出していきます。サネッティとサムエルが選ばれなかった守備陣には意外性をうけましたが、渋いアジャラを中心に、経験豊富で欧州でも主力として活躍している選手たちが、堅固な壁を築いています。問題は、リケルメを止められたときに、代役の選手がどれだけ攻撃においてほかの選択肢から点をつなげられるかにかかっているでしょう。アイマールがんばってくれないかな?????
オランダ
地域:ヨーロッパ
首都:アムステルダム
人口:1620万人
面積:4万1800km2
言語:オランダ語
サッカー協会設立:1904年
優勝回数:なし
準優勝回数: 2回 1974 1978
中心選手: ルート・ファンニステルローイ アリエン・ロッペン ディルク・カイト ラファエル・ファンデルファールト エドゥイン・ファンデルサール ジオバンニ・ファンブロンクホルスト
若手選手: ロビン・ファンペルシー
紹介:
今回、とんでもないグループに割り振られてしまいましたが、やはり優勝候補の一角です。欧州のトップレベルで活躍する選手たちで固められていて、中央には絶対的な存在の点取りやであるファンニステルローイがドカンと構えています。そして伝統の4−3−3のフォーメーションで、左のウイングはロッペン。右に小野の元同僚のカイト。下にはファンタジスタのファンデルファールト。ボランチにコクーかファンボメル。でGKが大好きファンデルサール!!控えにも一癖もふた癖もある選手たちが控えており、特に攻撃に関しては相変わらず世界レベルの展開と力を見せつけてくれることでしょう。しかしエースのファンニステルローイが今調子を落としていることがちょっと気になりますが・・・
セルビア・モンテネグロ
地域:欧州
首都:ベオグラード
人口:1000万人
面積:10万2000km2
言語:セルビア語
サッカー協会設立:1919年
優勝回数:なし
準優勝回数:なし
中心選手: マテヤ・ケジュマン デヤン・スタンコビッチ
紹介:
われらがピクシー ストイコビッチを生み出した国です。相変わらず選手名には○○○ッチという選手名だらけですが、その実力は驚くべき、予選での失点数はわずか1点。それもスペインが同組にいる中で結局スペインをプレーオフに回しているんです・・・・ 今までは攻めにそのたぐいまれな能力を宿した選手を抱えて、魅惑のチームを構成していましたが、今回はがらりと趣向を変えてもっとも堅い守備力が売りのチームを作り上げてきたみたいです。この堅守をこのグループリーグでやぶれるところがあるのかが見所です。攻撃のキーマンは、ケジュマンとスタンコビッチということになるのでしょうが、ほかの3チームと比べるとさすがに見劣りするのは否めません。
コートジボワール
地域:アフリカ
首都:ヤムスクロ
人口:1660万人
面積:32万2400km2
言語:フランス語
サッカー協会設立:1960年
優勝回数: なし 初出場!!
中心選手: ディディエ・ドログバ コロ・トゥーレ エマニュエル・エブレ
紹介:
アフリカの新興勢力であるコートジボワール。といってもユース年代ではもう活躍する選手が大勢いたのですが、今回晴れてW杯に初出場です。今までのアフリカのチーム同様に、高い身体能力が最大の売りに加えて、今回の選手はそのほとんどが欧州でプレーしています。とくにドログバ・トゥーレ・エブレなどは、イングランドのトップチームで主力として活躍してるので、戦術理解能力や試合のあやを読む能力なども欧州や南米の選手と比べても遜色ないでしょう。 まあ、逆に言えば欧州にアフリカ系の選手が増えたせいで、以前みたいにその身体能力に驚く他国の選手たちも少なくなってきたでしょうし、戦術理解能力が高くなってきた分、逆に野性味あふれる本能むき出しのプレーが少なくなってきている気もしますが・・・・・・ どちらにしてもW杯の前に行われたアフリカ選手権において、歴代のアフリカ常連国であるナイジェリアやカメルーンを打ち破って準優勝してるので、その実力はフロックでないと思われます。
今回、W杯でもっとも困難なグループであることは間違いないでしょう。
正直どのチームも強いという裏付けがすでにすんでいるので、何とも言いようがありません。まあ今回は希望としてアルゼンチンとオランダに勝ち上がっていただきたいのですが・・・・ アフリカでもっとも可能性のあるチームも今回はコートジボワールと思われるだけに・・・・・ 難しいですね。