2009年04月

2009年04月30日

まずはうれしい御報告。
ベロニカちゃんが退院しました!
体のどこも悪くないのだから、入院している理由はなかったんですけどね。

P4290125退院を祝って、ちょっと豪華な晩ご飯を作りました。
鮭のハラミを焼いたもの、鳥のから揚げ・ネギソースがけ、春キャベツのごま油サラダ。
普通、ベラルーシの病院食はおいしくないから、ベロニカちゃんも大変だったろうと思ったんですが、うちの奥さんは何でも食べるいい子なので、苦労はなかったようです。

今、ミンスク時間の22時過ぎなんですが、今の時点でブログの訪問者が59人。
日本時間だと朝の4時のはずなんですけど、何故でしょう?
以前、日本のテレビ番組でベラルーシが取り上げられたとき、訪問者が300人を超えたことがありましたけど。
ベラルーシがらみの番組でもあったのかな?

そうそう。
今、ベラルーシ関係で話題になっていることと言えば。
ベラルーシの大○領がイタリアを訪れたこと。
EUからのいろんな制限が緩くなったからということらしいです。

あの有名なベルルスコーニとも会談してました。
予定の時間を超過して、夜遅くまで話していたそうです。
何となくですが、あの二人は気が合いそうな気がします。

そして、バチカンにも行ったそう。
ローマ教皇ベネディクト16世にベラルーシへの来訪を提案。
ロシア正教のキリル1世との会談をベラルーシで行うことも提案しました。

テレビのニュースはその話でもちきり。
ヨーロッパとの関係がどんどん深まっていくのは、非常にいいことですね。

「ヨーロッパとの関係」と書きましたが、ベラルーシも思いっきりヨーロッパなんですけど。
よくベラルーシ人が言うフレーズに「ベラルーシはヨーロッパの真ん中に位置している」というのがあります。
地理学的に見て、ヨーロッパというのはロシアのウラル山脈まで。
なので、地理的に見て、ベラルーシはヨーロッパの中央に位置しているということなんです。

正直、初めて言われたときはピンと来ませんでした。
普通、ヨーロッパの真ん中って言われたら、スイスとかオーストリアとか、イメージしません?
確かに、地理学的に見たら、ロシアもヨーロッパなんですけど、旧ソ連の国はヨーロッパとは別に感じるのって私だけでしょうか。

ちょっと思ったんですが、それとは矛盾しているようなこともベラルーシ人は言うんですよ。
例えば、「ベラルーシはロシアとヨーロッパの間に位置する要衝」という言い方をよく聞きます。
ロシアにとって、ベラルーシはヨーロッパへの通過国。
中世の頃などは、ロシアとヨーロッパの間の交易がベラルーシで行われていたそうです(←まあ、その頃、ベラルーシはいろんな国に支配されまくっていたので、「ベラルーシで交易が行われていた」と言っていいのかはわかりませんが・・・)。

まあ、どっちでもいいのかな。

このブログで「ベラルーシニュース」のカテゴリを作りたいと思っているんですよ。
ベラルーシの国内のニュースを日本語に翻訳してお届けするというもの。
一年ほど前、別のブログを立ち上げて同じようなことをやったのですが、あえなく三日坊主。
でも、やっぱりやってみたいなあ。
せっかくベラルーシに住んでいるんだから、ここでしか知ることのできないニュースを日本の皆さんにお知らせできればいいんですが。

そこで気になるのは、いろいろな権利の問題。
ベラルーシのインターネットサイトなどのニュースを勝手に訳しちゃっていいのかということが気になるんですよ。
誰に聞いても、「別に大丈夫じゃない?」「そんなことをやったら、多分逆に感謝されるんじゃない?」という答え。
誰も確かな答えは知っていません。
もうちょっと調べて、もしOKなようならニュースも載せていきたいと考えています。

今日は何もしなかったのに疲れました。
明日は久々に大学の授業。
頑張るぞ!

akiravich at 04:41コメント(0)トラックバック(0) 
ベラルーシの文化 

2009年04月29日

たった今、アニメを見たところです。
タイトルは「秒速5センチメートル」。
今回が二回目です。
以前にもこのブログで感想を書いたことがあります(←2009年2月14日「秒速5センチメートルを見て」)。
胸を締め付けられるような切なさを感じながら、今日の記事を書きたいと思います。

今日は完全オフ。
わーい、わーい。
いつものように朝の7時には目が覚めてしまったのですが、その後、軽くインターネットサーフィンをした後、11時過ぎまで熟睡。
私にとっては非常に珍しいケースです。

起床後はまたダラダラとインターネット。
今日はベラルーシの祝日なんですよ。
どんな祝日かは説明するのがちょっと億劫で・・・(←ベラルーシブログのくせに!)

P428010315時半ぐらいに入院中のベロニカちゃんのところへ。
暖かい、っていうか、暑い!
すっかり春ですよ。
ジャンパーを着ていったのですが、すぐに脱ぎました。
汗をかくほどの暖かさです。

P4280106名前はわかりませんが、きれいな花だったので。
白い花なんですが、町の中で時々見かけました。
きれいです。

ベロニカちゃんが入院しているのはミンスク市内の第5病院というところなんですけど、何か規制がゆるいんですよ。
外出届とか出す必要もなく、みんな勝手に外出してますから。
私達もブラブラと散歩することに。

ベロニカちゃんに「どこへ行きたい?」と聞くと、「文明の香りのするところへ」(←直訳です)との答え。
とりあえず、パルチザン大通りへ行くことに(←すごい名前の通りだなあ)。
ベロニカちゃんは病院の外に出られるのがうれしいようです。

P4280107大通りに出て最初に目に入ったピッツェリアに入ることに。
名前は「プラネータ・ピッツァ」。
直訳すると「ピザの惑星」。
何故、惑星?

実はミンスクにはいろんな惑星があるんですよ。
まず代表格は「寿司の惑星」(планета суши)
薬局の「健康の惑星」(планета здоровья)。
そして、老舗の「惑星ホテル」(гостиница планета)。
他にもあったような気がしますが、忘れました。

でも、普通、私は「惑星」という言葉は使いません。
ロシア語の「プラネータ」という言葉をそのまま使います。
それは理由があります。

ある日、うちの大学の現地人日本語教師に「今度のレセプションはどこであるんですか?」と聞いたときのこと。
彼の答えは「ああ、『惑星ホテル』ですよ」。
一瞬、意味がわかんなくて。
理解するまで結構時間がかかりました。

こういう固有名詞のときは訳さないほうがいいですよね。
じゃないと、意味なんかわからなくなりますから。

ちなみに、ミンスク市内にあるホテルの名前。
直訳すると、全く意味不明になります。
例えば・・・
「ホテル・ツーリスト」(турист)→「旅行者ホテル」
「ホテル・スプートニク」|(спутник)→「衛星ホテル」
「ホテル・オルビータ」(орбита)→「軌道ホテル」

まあ、いいや。

お客さんはまばら。
逆に静かでいいなあ。

P4280109今日はベロニカちゃんのところへ、ベロニカちゃんが自分で作った猫(←私達は「ニャコ」と読んでいます)を連れて行きました。
ニャコもピッツェリアでリラックスモード。
かわいいでしょ?

P4280114まだ夕方の16時なのに、ビールで一杯。
っていうか、ベラルーシに住んでいると、昼酒をすることの後ろめたさとか、全く感じません。
だって、みんな飲んでるから。
今日みたいな祝日は町中に酔っ払いが溢れているんですよ。
気をつけないと。

P4280119私はピッツァで一杯飲むことにしました。
私はどこに行ってもピッツァ・マルガリータしか注文しません。
何か「その店の味がわかる」とか、そういう意味じゃなくて、ただ単にすきなんです。
16センチのミニサイズで7840ルーブル(約270円)は他の店と比べても安いかも。
味も普通においしかったです。

P4280115これがベロニカちゃんの注文したデザート。
その名も「トロピカル」。
どこがトロピカルやねん!
キウイ使ってるからかなあ。
これで9650ルーブル(約340円)。
アイスクリームが180gというなかなかの量です。

P4280117P4280121ニャコも甘いものには目がないようです。
さすが、作った人(←ベロニカちゃん)の魂が乗り移っているというか・・・

結局、払ったお金は25750ルーブル(約900円)。
安っ!
私達が時々行くピッツェリア「テンポ」だったら、これで40000ルーブルは軽くいっちゃうとおもうんだけど。
「ピッツァの惑星」、なかなかやるな。

ホルスト:組曲「惑星」ホルスト:組曲「惑星」
アーティスト:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 カラヤン(ヘルベルト・フォン)
販売元:ユニバーサル ミュージック クラシック
発売日:2008-10-08
クチコミを見る
ちなみに、「惑星」と言えば、ホルストですよね!
最近、HMVのサイトでカラヤンの旧盤を視聴したのですが、これが思いのほか良くて。
辛口の批評が多いみたいですけど、私には関係ないのだ!
気に入ったものは仕方ない。

ホルストの「惑星」。
私がまだ中学生で、吹奏楽少年だった頃、強く憧れた曲でもあります。
ズービン・メータのCDを持っていたのですが、何かなじめませんでした。
日本に行ったら、このカラヤンのディスク買おうかな・・・

その後、私とベロニカちゃんは地下鉄パルチザン駅の近くをブラブラ。
デパート「ベラルーシ」や靴屋さんなどを見て、さて、何をしようかと思ったとき、ベロニカちゃんは「植物園に行かない?」と提案。
確か、植物園は5月1日オープンのはずだけど・・・

地下鉄ではるばる植物園まで行ったのに、案の定、まだオープン前。
どこに行こうかと考えて、思い当たったのは、うちの大学からバスで5分ほど行ったところにある公園。

P4280123ここの近くのうちに家庭教師に来ていたことがあって、それでこんなところを知っていたんです。
今日は祝日だから人も多いけど、普段は全く人がいなくて、すごく落ち着くところなんです。
ミンスクは公園が多いんですけど、その中には酔っ払いなどのガラの悪いのが集まるようなところも多いんですよ。
でも、その点、ここは比較的安全。

ベロニカちゃんと二人、結構歩きました。
その後、バスでパルチザン大通りに戻り、ベロニカちゃんを病院まで送って、今日の散歩は終了!
久しぶりの外出でベロニカちゃんも楽しかったようでした。

明日はベロニカちゃんも退院できるのではないかと期待しています。
これは病院の医者が決めることなので何とも言えないのですが、ベロニカちゃんの場合、健康に何の問題もないわけですから。

私は明日も休み。
ベロニカちゃんが無事に退院できたら、二人でお祝いすることにしています。
仕事のことは忘れて、ゆっくり休もう・・・

akiravich at 06:32コメント(4)トラックバック(0) 
レストラン・カフェ | クラシック音楽

2009年04月28日

昨日はブログの更新を休んでしまいました。
やはりベロニカちゃんがいないとダメみたいです。

昨日はいつものアニメグループ6コマ授業。
でも、いつものように学生を波に乗せることが出来ず。
いつもと同じようにやっているつもりなのに・・・何かが違う・・・違うのはベロニカちゃんが側にいないこと。
ベロニカちゃんが隣の部屋にいるだけでも何かが違うのでしょうか。

入院中のベロニカちゃん。
何度か検査をした結果、全く異常なし。
何故病院に送り込まれたのかも不明。
一日に二回、何かの注射を打たれて、薬を飲んでいるだけで、後は一日中病室でブラブラしているそうです。
「おかげでゆっくり読書に集中できるわ」とはベロニカちゃんのお言葉。
今朝も会いに行ってきたのですが、全く元気。
注射するだけなら、通院でもいいんじゃないの・・・

あさってぐらいには退院できそうな感じです。
でも、それも病院の医者が決定することで、勝手に退院することは出来ないんですよ。
あー、めんどくさいシステム!

さて。
今日は最近の日本の話題に食い込んでみたいと思います。

今日の授業での話し。
はぐれミーシャ「SM○Pって知ってる?」
女子学生「はい。知ってます」
はぐれミーシャ「そのメンバーが酔っ払って、公園で裸で騒いで逮捕されたんだよ」
女子学生「えっ! そのメンバーって、木○○也ですか!? 私、その公園に行きたかったです〜! その場面、見たかったです〜!」
はぐれミーシャ「えっ、裸見たいの?」
女子学生「だって、あの木○○也ですよ!」
はぐれミーシャ「誰も木○○也とは言っていないんですけど・・・」

このニュース、インターネットで見たときはびっくりしましたよ。
だって、あの草○さんですよね。
私とベロニカちゃんにとっては「どっちの料○ショー」の人、という認識。
やっぱりここまでのビッグネームが逮捕されるというのはびっくりです。

時々思いっきりお酒を飲みたくなる気持ち、わかるなあ。
私もお酒ではかなり失敗していますから(←ここには書けないことばかり・・・)。
車道のど真ん中で15分ほど寝てしまったこともありますよ(←車が来なくて良かった・・・)
日本では同情論が多いようですが、私の場合、同情とかじゃなくて、共通理解と言ったところです。

この話、ベラルーシ人にすると、多くの人は「どうして?」と言います。
その事件に対する日本人の反応が理解できないというのです。
今回の件だと、CMが放送されなかったり、テレビに出られなかったりするんですよね。

社会的制裁ってやつですか。
その「社会」って、何なんでしょう?
社会での暗黙のルールというやつでしょうか。
でも、それってマスコミが作り上げたものなんじゃないですか?
私には理解しかねますな。

ベラルーシ人に「もしベラルーシやロシアの有名人が泥酔して公園で全裸で騒いだらどうなるの?」と聞いてみました。
大体の人は「別に」「みんな、面白がってニュースにはすると思う」「むしろハクがついていいんじゃない?」との答え。
「じゃあ、日本みたいにテレビに出られなくなったりすることはあると思う?」と聞くと、全員が「それはない」。
刑罰は刑罰として受ければいいのだし、それがその人の仕事に影響するのは変だということなのでしょうか。

じゃあ、刑罰はどうなっているのか、法律を学んでいる学生に聞いてみました。
公園で全裸になることがどの法律に引っかかるのかは定かではないのですが、おそらくベラルーシ共和国刑法339条「公的秩序を乱す好意」に関わるのではないか、と。
それによると、「社会奉仕活動、罰金、六ヶ月以下の拘留、三年以下の懲役」といった刑罰になります。
その学生の話では、ベラルーシではその手の犯罪に対しては厳しく対処しているらしいです。
ベラルーシでは逮捕された場合は、15日間の拘留というのがスタンダードのようです。

ちなみに、学生に「ベラルーシには酔って全裸になる人っている?」と聞いてみたところ、「あまりいません」「聞いたことがない」との答えでした。

人間なんて、そんなに立派なものじゃないよ。
それを認めさえすれば楽になれるのに。
立派であろうとするから苦しくなるし。
自分の弱さを肯定することこそ、幸せになる鍵じゃないのかな。

今回の件で同情論が多いのを聞いて、私はまだまだ日本も大丈夫だと少し安心しました。


涼宮ハルヒの憂鬱 (1) (カドカワコミックスAエース)涼宮ハルヒの憂鬱 (1) (カドカワコミックスAエース)
著者:ツガノ ガク
販売元:角川書店
発売日:2006-04-22
おすすめ度:2.0
クチコミを見る
全然、関係ない話。
土曜日、アニメグループのガンダムおたく、オレグ君がマンガを貸してくれました。
彼は日本のアマゾンでマンガを購入しているんですよ。
送料もバカにならないだろうに。

マンガのタイトルは「涼宮ハルヒの憂鬱」。
名前だけは聞いたことがありましたが、読むのは初めて。
ベラルーシではアニメはアニメマニアの間で出回っていますが、マンガは目にすることはまずないようです。

「先生、面白いですから読んでみてください!」
最初は半信半疑だったのですが、読んでいくうちにだんだん面白くなってきて。
第7巻まで一気に読んでしまいました。
オレグ君! 第8巻を買ったら貸してくれ〜!

最近、livedoorのブログ、コメント欄の調子が悪いようです。
そういえば、このブログにも全然コメントが来ないなあ。
コメントしようとしても出来ないのか、コメントするほど面白い内容がないのか。
どちらなんでしょう?

明日はベラルーシの祝日。
私も授業はお休み。
あさっての水曜日も休みなので、二連休。
わーい、わーい。

明日は思いっきり朝寝坊したいと思います。
そして、ベロニカちゃんに会いに行きます!

akiravich at 05:56コメント(2)トラックバック(0) 
ベラルーシの生活 

2009年04月26日

大変です!
ベロニカちゃんが入院しました!

でも、体調は良好。
検査の結果、特に問題もなく、一安心したところです。
具体的なことはここでは書きませんが、病気ではなく、ちょっと体調が悪かった、という程度のものです。

ここ最近、体調が悪かったんですよ。
で、今日病院に行ったら、「入院してもらいます」。
体調が悪いとは言っても入院するほどではないんですよね。
でも、医者は強硬に入院を勧めて。

ベラルーシではполиклиника(パリクリニカ)とбольница(バリニッツア)の二つの種類の病院があるんです。
簡単に言えば、パリクリニカは外来専用、バリニッツアは入院専用という風に分担されているんですね。
今日ベロニカちゃんが行ったのはパリクリニカ。
そこの検査の結果によっては、バリニッツアに送り込まれるというシステムです。

ベロニカちゃんが診てもらった医者の口癖は「念のために」。
ちょっとした病気でもすぐにバリニッツアに送り込むことで有名な医者なんだそうです(←大げさではなく、本当に有名らしいです)。
検査に立ち会ったもう一人の医者も、「抗生物質の投与だけで治癒できると思うんですが」と言ったそうなんですが、その医者は「いや、これは○○の危険性もあるから、入院させたほうがいい」と譲らなかったのだそうです。
私もインターネットで調べてみたのですが、日本での治療方法は「抗生物質の投与」のみ。
入院するようなものではありません。

ベロニカちゃんも入院しなくてもいいように医者を説得したのですが、「もし大変な病気だったらどうするの?」と恐怖心を煽り、入院することに決定。
送り込まれるのはミンスクの反対側にあるバリニッツアなのですが、これがまた救急車で送ってくれるんですって。
ベロニカちゃん、別に緊急手術が必要とか、大怪我をしたとか、そんなわけじゃないんですよ。
でも、救急車で搬送。

私はその場にはいなかったんですよ。
朝、ベロニカちゃんがうちを出たとき、まさか入院するなんて思っていなかったんで。
大学の授業もあったんですけど、休講にすることも考えました。
でも、ベロニカちゃんは「全然大丈夫だから」と大学へ行くことを勧めてくれました。

ベロニカちゃんの体調に関してはそれほど心配していなかったんですよ。
ベロニカちゃんの状態を考えても重い病気だということはかなり考えにくかったですし。
心配だったのは、病院側の対応。
ベラルーシの病院では何が起こるかわかりませんから。
病院にいて病気になったというシャレにもならないような事態も起こりうるのです。
その辺の事情は2008年9月2日「ベラルーシの病院」2008年9月3日「ちょっとこわ〜いベラルーシの病院」2009年3月31日「ベラルーシの病院は戦場だ!」にも書いてあります。

大学で授業をした後、15時からの二つのレッスンをキャンセルして、病院へ。
地下鉄の駅から歩いて15分ほどのところ、ちょっと迷いましたがたどり着くことが出来ました。

病室の中には入れないので、病棟のある階の休憩室のようなところでお話。
ベロニカちゃんは全然元気。
検査の結果も全く問題なしで、何故病院にいるのかわからないという感じ。
でも、すぐは退院できないんですよ。
というのは、一度入院をしたら5日ぐらいはいないといけないらしくて。
それは病状がどうとか、そういう問題ではなく、手続き上の問題。
ベラルーシではそういうの、多いです。

ひとまず安心して、私は18時からの授業に間に合うように帰宅。
夕方過ぎ、ベロニカちゃんはもう一度検査を受けました。
すると、医者は「手術しましょう」
えー!!!
ベロニカちゃんから連絡を受けた私もショックで言葉が出ませんでした。

ベラルーシでは結構簡単に「手術しましょう」と言うんですよ。
「切っちゃったほうが楽になる」とか言って、切らなくてもいいものを切っちゃったり。
ベラルーシでは、そんなのはいつものこと。
なので、ベロニカちゃんと話し合って、手術を断ることに。
実際、手術するほどのことは何もないんです。
日本のサイトで調べても治療法として挙げられているのは抗生物質だけで、手術なんてどこにも書いていないんですよ。

ベラルーシでは基本的に医療は無料なので、当然、手術も無料。
いくら無料でも必要のない手術はちょっと・・・

結局、今日は病院に泊まることに。
私は今、部屋に一人でいます。
さびしいよー。
ベロニカちゃんがいないと、部屋の中の景色も変わってしまうような感じです。

明日は朝からベロニカちゃんのところへ行って、それからうちに帰って6コマ授業。
ベロニカちゃんの状態がいいから出来ることです。
全く病気とは言えない状態ですから。
そうじゃなければ、授業は全てキャンセルしていると思います。
だって、一番大切な人ですから。

akiravich at 05:10コメント(0)トラックバック(0) 
ベラルーシの生活 | ベラルーシ人

2009年04月25日

今日は久しぶりに(←っていうか、二回目なんですけど・・・)ベラルーシのビールについてレポートしたいと思います。
第一回目のレポートは2008年7月23日の「ベラルーシのビール1 クリニッツア(エクスポルトナエ)」です。

今日、御紹介するのは「Алiварыя」(←ベラルーシ語。ロシア語では「Оливария」)という会社のビールです。
日本語では「アリヴァリヤ」と読みます。
この会社の始まりは1864年1月29日。
現在も工場が建っている場所にビール工場が出来たのが始まりです。
もう一つの大きいビール会社「クリニッツア」は1973年の創業なので、アリヴァリヤのほうが圧倒的に歴史が古いということになります。

元々は私営の企業だったのが、1917年には国営の企業となります。
その後、第二次世界大戦中もビールの製造をやめなかったそうです(←この会社のサイトにはそう書いてあります)。

今、店で一番よく見かけるベラルーシのビールといえば、アリヴァリヤじゃないかなあ。
私も結構、昔から飲んでいます。
私が独身時代に住んでいた寮の近くにアリヴァリヤの工場がありましたから、何か馴染み深いんですよ。

今日はそのアリヴァリヤのビールを飲んで、レポートしてみたいと思います!

P4240097これはАлiварыя золотоеです。
ロシア語とベラルーシ語が混ざっているデザインが素敵!(←ベラルーシの状況を象徴してるっ!)
日本語にすると、アリヴァリヤ・ゴールドです。
注ぎ方がひどいのは御勘弁を。

採点基準は前回のクリニッツアのときと同様に5段階評価。
私はビールの専門家でもなんでもないので、適当に読み流してください。

アリヴァリヤ ゴールド
苦味:3
香り:2
甘み:3
濃さ:3
泡立ち:2
炭酸:2
総合:3

特に何てことはない味です。
良く言えば「飲みやすい」。
ちょっと炭酸が弱くて、一分ほどで泡が消えていきます。
それほど濃い味ではなく、あっさりしています。
苦味も強くないです。

私はこの「アリヴァリヤ ゴールド」を飲むことが多かったんですよ。
割と安心して飲める味なので。
今はウクライナのビールやロシアのビールやいろんなものがありますから、選択肢が多いですし、値段もそれほど高くありませんが、以前は結構高かったように覚えています。
そんな貧乏時代、普段飲むのはアリヴァリヤでした。

アリヴァリヤのサイトには、この「ゴールド」についての説明があります。
現代のテクノロジーを駆使し、最上級のホップと選び抜かれた麦芽を使って造られたビールです。
誰にも真似の出来ない香りと黄金の輝き、そして黄金の味わいをもったビールです。
アリヴァリヤ、それは友情とビールの味を深く理解する男性を深く満足させるビールです。

ビールと友情。
なかなかいいキャッチコピーだと思いませんか?

ちなみに、これは缶ビールですけど、元々ベラルーシではびんビールが主流だったんですよ。
私がベラルーシに来た9年前は缶ビールってほとんど見たことがないですね。
ここ数年は缶ビールも増えましたが、まだまだびんビールにはかなわないといった感じでしょうか。
そうそう、あとペットボトルのビールも多いですね。
ペットボトルって、ビールの保存には良くないと聞いたことがあるんですが、どうなんですかね?

私、以前はアリヴァリヤよりクリニッツアのほうが好きだったんですよ。
でも、クリニッツアのほうがちょっと味が落ちてきて、アリヴァリヤのほうが好きになってしまいました。
クリニッツア、昔はおいしかったのになあ・・・

またベラルーシビールのレポートをしますね。
たぶん、そんなに興味のある人はいないと思いますけど。
でも、私はコアなベラルーシマニアの人の為に記事を書くのが大好きなんです!

akiravich at 02:36コメント(0)トラックバック(0) 
ベラルーシの食生活 

2009年04月24日

今日も疲れたなあ。
今、ミンスク時間で夜中の1時25分。
本当は明日の朝、ブログを書くつもりだったのですが、全然寝られなくて、今書くことにしました。

というのも、いろいろと問題があって、それが気になるのです。

先日、一年生の研究発表がありました。
そのときのことは、4月17日の「たそがれミーシャ」に書いています。
私としては、非常に不満の残るものとなりました。
学生達も日本語に集中できない状況には不満を持っているようです。

そのときのレポートが不採用、つまり書き直しを命じられたのは5人。
つまり、グループの半分です。
担当の教官は私の前ではニコニコして、「良かったよ」とほめていたのですが、その後、態度が急変。
学生の論文を酷評したのです。
「日本人の前では言いたくなかったけど、皆さんの発表はひどかった」

私からすれば、一年生が論文を書けないのは当たり前のこと。
書けるほうがおかしいよ。
まあ、それはいいとして。

最近、一年生の間ではそのことに関する話が多いですね。
みんなショックだったようで。
それに、最初を褒めていたのが、手のひらを返したように酷評されたのが納得がいかないようです。

私も何か気分がすっきりしません。

そして、もう一つ、納得がいかないことが。
3週間ほど前にあった研究発表会のこと。
そのときに高い評価を得た学生の論文が、どんな形かはわかりませんが、一冊の文集のような形にまとめられることになっているんですよ。
その中には私が指導した学生の論文も入っています。

しかし。
その学生の論文の担当教官は私ではなく、他の教師になっているんです。
まあ、その先生は文学の専門家で私も親しくしています(←日本語教師ではありません)。

でも、一言私に何かあってもいいんじゃないの?
私としては「あいつじゃあ、ダメだ」と言われているような気がして嫌なんですよ。
っていうか、うちの職場では私は低く評価されているようです。
「ロシア語ネイティブじゃないから」という言われ方、されるんですよね。

そして、問題なのはここから。
学生の研究のテーマは「現代の日本の詩」。
ちなみに、このテーマ、ちょっと間違っているんですよ。
彼の書いた内容は現代ではなく、第二次世界大戦前のもの。
なので、タイトルは変えないといけないんです。

で。
その学生は発表のときに日本語で詩を読んだんです。
日本語の詩の話ですから、当然のことですよね。
例えば、「新体詩抄」という5・7・5・7というリズムを持った詩の創造の試みがあったのですが、それは聞いている人にもリズムを聞かせないといけない、ということで、日本語で読むように指導したんです。
他にももう一つの詩を日本で読ませました。

しかし。
「日本語の詩は原文では載せられない」と印刷物には日本語抜きで載せるように指示。
理由は「印刷所では日本語で印刷できない」
そんなバカな話があるんですかね。
今はコンピューターで入力するんでしょうけど、日本語のフォントがないって言うんですよ。
なけりゃ、日本語が使えるようにすればいいんですよね。
学生も「日本語の原文を載せてほしいです」と言ったのですが、「ダメ」の一点張り。
載せるための努力もせずに、「載せない」と言われても、納得できませんよ。

そして、担当教官は島崎藤村の詩を分析するように指示。
それはいいんですよ。
でも、研究の材料はロシア語に訳されたもの。
それって、「島崎藤村の詩の研究」じゃなくて、「島崎藤村の詩の翻訳されたものの研究」なんじゃないの?
学生も疑問に思って「原文はいらないんですか?」と聞いたのですが、回答は得られず。

それって、間違っていると思う。
例えば、英文学を原文で読まないで、または読めないのに、「英文学を研究しています」って言われても、それはお話にならないでしょ。
外国文学の研究者で、日本語に訳された文でしか読まない研究者って、いるんですかね?
いそうな気もするけど。

そういえば、研究者もどきのような人がトルストイの「アンナ・カレーニナ」の話を熱心にするのを聞いたとき、私は「へえ、じゃあ○○さんは『アンナ・カレーニナ』は原文で読んだんですね?」と聞いたんですよ。
返事は「いや。ヴィヴィアン・リーの映画で見ただけだよ」
ガクッ。

でも、島崎藤村の詩は読もうと思えば読めるはず。
私が手伝ってもいいんですけど。
「原文はいらない」と言っているということは、最初から原文に取り組む気がないのでしょう。

このブログでは何度か書いてきましたが、日本文学でロシア語に翻訳されているものは非常に原文から離れた、そして翻訳者の個人的な解釈によって歪められたものが多いんですよ。
その辺のことは2008年7月21日「ベッドタイムアイズはキャットタイムなのか」2008年5月28日「ロシア語の日本文学」にも詳しく書いています。

私はロシア語に翻訳された日本文学には非常に否定的です。
まともな翻訳もありますが、そうじゃないのが多すぎて。
だからこそ、翻訳を元に日本文学を研究するのは間違いだと思うのです。

正直、私もわからないんですよ。
日本でロシア文学を研究している人って、全部を原文で読んでいるんですかね?
読んでいたとしたら、すごいことですが、物理的に不可能じゃないか、と。
そうなると、翻訳されたものを読むのが普通なのかなあ?
よくわからないです。
もし知っている方がいたら教えてください。

でも、日本人が翻訳したものって、やっぱり原文に近いところで勝負してますよね?
一度、神西清さんが翻訳されたチェーホフの「三人姉妹」を原文と照らし合わせたことがあるのですが、その正確でありながら美しい訳文には本当に感動しました。
訳文が原文に沿ったものであれば、それは研究のソースとして使えるのかも、と私は思います。
ロシア人が翻訳したものの場合、原文に忠実かどうかというところに問題があるから、私としても納得がいかないわけです。

今日はいつも以上に愚痴っぽくなりました。
すみません。
早く寝ないと・・・

akiravich at 08:15コメント(0)トラックバック(0) 
日本語教師の仕事 

2009年04月23日

おはようございます。
昨日の夜はブログ書きませんでした。
昨日は休みだったので、何にもする気が起きなかったんです。
たまにはいいですよね?

今日は11時半から1年生の授業があります。
今日の授業があって、そして土曜日の授業が今年のラストになります。

えっ!っていう感じ。
だって、まだ4月の終わりですよ。

普通、大学の休みは7月と8月の二ヶ月。
二ヶ月も長いような気がしますけどね。
授業は5月までで、6月は試験期間というのが、普通の流れ。
ちなみに、ベラルーシの新学期は9月からです。
日本は4月からだと言うと、ベラルーシ人はびっくりします。

しかし。
今年は授業は4月までで、5月から6月の初めにかけては試験期間、そのあとは約3ヶ月休みになるんです。
なんでも、大学の寮が建て替え工事で閉鎖になるので、地方から出てきている学生の住むところがなくなってしまうというのが理由。
日本では学生寮というのは少なくなっているようですが、ベラルーシではまだまだ寮に住むのが主流。
でも、寮の近くを通って見ても、建て替えるような気配は感じられないんだけどなあ・・・

でも、4か月も授業がないなんて。
つまり1年の3分の1は休みっていうことになっちゃいますよ。
ただでさえ、夏休みが長くて、学生達はせっかく勉強した日本語を忘れてしまうことが多いんですよ。
夏休みに何もしなかった学生なんかは9月に大学に来たときには、日本語をきれいさっぱり忘れてしまっているなんてこと、良くありますからね。

そうそう。
ベラルーシでは大学に限らず、学校なんかでも夏休みの宿題はほとんど出ないのが普通。
読書感想文ぐらいの学校が多いようです。
大学では宿題を出すのは私ぐらいかも。
日本だと、いろんな科目のドリルとか、自由研究とか、いろんなことさせられますよね?
ベラルーシの子供がうらやましい・・・というか、そんなに勉強しなくて大丈夫なのだろうか・・・

それにしても。
4か月も日本語に触れないのは大問題。
5月の初めは「ザチョット」と呼ばれる軽いテストが行われて、5月の中旬からは試験が始まります。
「ザチョットの期間は授業をしてもいい」という御達しが出るかもしれません。
去年の12月がそうでしたから。
もしそうだったとしても、授業は5月の初めまで。
しかも、5月初めは祝日が多くて、授業なんかできないと思うし。

あー、困った。
ここまでいいペースで来ているのになあ。
まあ、大学側の決定がどうあれ、私達は勝手に日本語を勉強するつもりですけどね。

外国語って、使わないとすぐに忘れちゃいますよね。
1ヶ月ぐらいでも影響があるのに、ましてや4ヶ月なんていったら・・・

まあ、仕方がない。
学生達には宿題をたくさんあげて、夏休み中も日本語に触れる機会を多く持ってもらうようにするしかないと思います。
例えば、日本のドラマのDVDを貸すとか。

今日はちょっと難しい文法の授業です。
頑張ります!

akiravich at 16:10コメント(0)トラックバック(0) 
日本語教師の仕事 

2009年04月22日

今日は水曜日。
私にとって唯一の休日。
なのですが・・・

朝からキレてます!

順番に説明していきましょう。
実は今、うちの大学の学生が日本へ私費留学したいと考えています。
それで、インターネットでいろいろ探しているのですが、なかなか見つからないんですよ。
今年の秋から一年間行きたいと言っているのですが、その学生から「留学したい」と聞いたのがつい最近で。
既に書類の受付を締め切っている大学が多いんですね。
大学の日本語別科のようなところはほとんどアウトのようです。

2日前、ある大学に入学案内の資料を請求したんです。
e-mailや郵便で入学願書などを請求するように、とあったので。
ところが返事が全然来ない。
締め切りがかなりせまっているので、早くしないといけないのに。

なので、今日の朝、もう一度同じ内容のメールを送ったんです。
すると、すぐに返事が来て。
内容は「もうすでに郵便で資料を送った」「メールが非常に多いので、返信はしていない」とのこと。
えー!!!

書類の締め切りは5月8日の必着。
昨日、日本から資料が送られたとして、ベラルーシに届くまで一週間程度。
もしEMS(国際スピード郵便)だと4〜5日で届くこともあるのですが、おそらく普通の航空便でしょう。
資料が届いてからでは到底間に合いません。

「メールが多いから、返信していない」というのもちょっとびっくり。
そんなもんなんですかね。
事情はわかりますよ。
大量に来るメール、一つ一つに返事を出していたらキリがないのでしょう。
でも、でも・・・

まあ、動き出したのが遅かったのだから、私達のほうが悪いんですけどね。
もうちょっと早くわかっていれば、いろんな選択肢があったんでしょうけど。

最初に「キレている」と書きましたが、正確には「腑に落ちない」といった感じでしょうか。

これから日本語学校探しです。
こういうのって、書類集めが一番大変なんですよ。
銀行関係の書類とか。
よく「銀行の通帳のコピー」を求められることがあるのですが、ベラルーシでは通帳というものを見たことがありません。
残高の証明書というものはありますが、日本で言うところの通帳というものは存在しないと思われます。

あと、「日本人の保証人が必要」とかになっちゃうとアウト。
日本へ行ったことがなくて、日本語を勉強したいって言ってるのに、日本に知り合いなんかいるわけないじゃないですか!
いるほうが怪しいよ。

今日は休みだけど、インターネットでいろいろ探さないと・・・

akiravich at 15:37コメント(0)トラックバック(0) 
日本語教師の仕事 
今日はコンサートに行ってきました。
メインはカール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」です。
楽しみ!

カルミナ・ブラーナ、私が初めて聴いたのは高校生のとき。
小澤征爾とベルリンフィルのものです。
私はこの曲のことを何も知らずに買ったのですが、「こんな曲があるんだ!」と度肝を抜かれました。
同級生達も同じCD買ってましたね。

実は私、小澤征爾のCDでしかカルミナ・ブラーナを聴いたことがないのですよ。
オイゲン・ヨッフムの演奏が名盤だと言われているようですが、聴いたことがないという不勉強なはぐれミーシャ。
私、一度気に入ると同じCDばっかり聴くくせがあるんです。

今日、CD屋に行ったら、ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスのカルミナ・ブラーナを売っていました。
買ってみようかな。

今日の演奏会。
最初はポーランドの作曲家、スタニスワフ・モニューシュコの歌劇「ハルカ」序曲(←実はミンスク近郊で生まれたらしい)。
次はショパンのピアノ協奏曲第一番。
そして、メインが「カルミナ・ブラーナ」です。

指揮者はポーランド人のヴァリデマル・ストリク。
元々は合唱指揮者なので、カルミナ・ブラーナなんかは得意なんじゃないかな。
経歴を見ても、「マタイ受難曲」や「スタバト・マーテル」など、合唱がらみの曲の演奏ばっかりです。
オーケストラはベラルーシ国立交響楽団です。

さて。
一曲目は歌劇「ハルカ」序曲。
なかなかチャーミングな曲でした。
しかし、オーケストラはかなり難あり。
全体的にはいいのですが、ところどころ第一ヴァイオリンのアンサンブルが気になります。

二曲目のショパンのピアノ協奏曲第一番。
ソリストが良かったんですよ。
ドミトリー・ヴラスュクという26歳の若手ピアニスト。
すでに世界各地でコンサートを行っているとパンフレットには書いてあります。
確かに、素晴らしい腕を持っているピアニストです。
嫌味のない、素直な演奏。
それでいながら、なかなか色彩感豊かなピアノでした。
正直、ベラルーシにこれほどの才能がいるとは思いませんでした。
もっと彼の演奏を聴いてみたいです。

しかし、伴奏のほうがいけません。
オーケストラの集中力の問題でしょう。
指揮者もオーケストラを掌握しきっていないような感じでした。
うまくコントロールできていないようなアンサンブル。

でも、指揮者の解釈はなかなか面白かったです。
この協奏曲の第一楽章はピアノが音を出すまでかなり時間がかかるのですが、その手前でデクレッシェンドしていくところがテンポも落としていって、そこにパーンとピアノが入ってくるみたいな。
この指揮者、最初の序曲でもそうでしたが、テンポのメリハリをかなりつけます。
ゆっくりのところが停滞気味になって流れを止めてしまうようなきらいがありましたが、この協奏曲のこの部分に限っては成功していました。

そして、カルミナ・ブラーナ。
やはり思ったとおり、この指揮者は合唱のコントロールにかけては一級品。
オケに関しては、ちょっとかみ合わない感じでした。

オケの人の集中力、かなり問題です。
第一ヴァイオリンの後ろのほうの人なんか、指揮者とか見ないで、客席のほうをずーっとチラチラ見てるんですよ。
あとヴィオラ奏者の一人がぼーっとしてて、弾き始めが一瞬遅れたのを私は見逃しませんでしたよ!

合唱が良かったんですよ。
エネルギッシュで。
なかなかのレベルだと思いました。
ソリストはまあまあかな。

カルミナ・ブラーナを聴きながら、高校時代を思い出しましたよ。
あの曲の中には日本語に聞こえるような箇所がいくつかあって。
「バカ!」と言っているように聞こえる箇所があるんですけど、そう聞こえるのは私達だけだったのでしょうか。
あと、「山盛りいきなり」と歌っているように聞こえる箇所もあります。
原文を読むと全然違うんですけどね。

カルミナ・ブラーナ、歌ってみたいなあ。
難しそうだなあ。

私が合唱でオーケストラと一緒になったのは一度だけ。
それは山形交響楽団の定期演奏会でフォーレの「レクイエム」をやったときです。
私が高校生のときです。
あれはいい経験だったなあ。
今でも「リベラ・メ」とか歌えますよ。

そういえば、今日のコンサートも観客は最悪でした。
おしゃべりはするわ、携帯電話は鳴るわ。
カルミナ・ブラーナの最中、一瞬音がなくなり、指揮者が手を挙げた状態から次のフレーズのキューを出そうとしていたときに携帯電話が鳴ったんですよ。
ホール全体にまる聞こえ。
指揮者も手を上に上げたまま、携帯が鳴り止むのを待っていました。
これはひどすぎます。
私が隣にいたらゴッチ式パイルドライバーをかけるところです。

まあ、それでも、今日の演奏会には満足。
なかなか楽しめました。
そういえば、カルミナ・ブラーナを生で聴いたこと自体初めて。
いつかメシアンの「トゥーランガリラ交響曲」を生で聴いてみたいなあ。

明日は待望の休み。
かなり疲れがたまっています。
本当は知り合いに映画祭に招待されているんですが、行かないことにしました。
たまには誰にも会わないで、何もしない一日があってもいいじゃない!
オルフ:カルミナ・ブラーナオルフ:カルミナ・ブラーナ
アーティスト:グルベローバ(エディタ)
販売元:マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
発売日:1993-09-05
おすすめ度:5.0
クチコミを見る


akiravich at 05:43コメント(2)トラックバック(0) 
クラシック音楽 

2009年04月21日

寒い!
冬に逆戻りするんじゃないかと思ってしまう寒さです。
こういう季節外れの寒さはちょっと体にこたえます。

今日は最近の出来事を写真つきで御紹介したいと思います。

P4180040これ、白樺のジュースです。
白樺からとったジュースなんですよ。
白樺の木に穴を開けたり、傷をつけたりして、そこから出てくる汁を集めるだけなんです。
水色っぽいのはペットボトルで、ジュースそのものはちょっと白く濁った液体。
味的にはちょっとくせのあるミネラルウオーターという感じでしょうか。
効能としては、血液をきれいにするとか、利尿作用があるので腎臓にいいとか言われています。
興味のある方はインターネットで検索してみてください。
とにかく体にいいらしいです(←大ざっぱな説明ですみません)。

ベラルーシではお店にも良く売っているのですが、それはかなり薄められたもの。
全体の10%でも白樺ジュースが入っていればいいほうで。
はっきり言って、ただの砂糖水ですね。
市販のものは飲んでも何の効果もないと思われます。

ベラルーシでは国の許可を得ないと白樺ジュースはとってはいけないことになっているんです。
毎年、不法にとって捕まっている人がいます。
そういえば、うちのジュースは誰がとったんだろう・・・
写真に写っているジュースは100%、白樺からとったものだそうです。

P4180042これはチョコレート。
ベラルーシの世界遺産「ベロヴェジの森」と名づけられたおかしです。
去年、ベロヴェジの森に行った時のレポートはこちらから
私とベロニカちゃんの大好きな場所です。
今年も行きたいなあ。

P4180045P4180047箱を開けると、中に小さい箱がたくさんあって。
絵柄がベロヴェジの森に住んでいる動物や植物、名所などなんですよ。
そして、一つ一つの箱の中は味が違うチョコレートになっているんです。
中にはすごくおいしいのもありましたよ。

こういう大きい箱のおかしは贈答用なのですが、今回は私達だけで食べています。
なぜなら、賞味期限が思いっきり切れているからです。
でも、食べます!
賞味期限は完全に無視です。
このことに関しては2008年10月18日「賞味期限が切れても食べることは勇気ではない」に書いています。

P4180038P4180039次の写真は麻婆豆腐です!
これは土曜日の晩ご飯。
私はいつも大学の同僚で韓国人のハンナさんから豆腐を買っています。
私がベラルーシに来た9年前、その頃は大学の近くに豆腐屋さんがあったんですよ。
それが結構おいしくて、時々買っていたのです。
でも、ある日行ってみたら閉店してしまっていて。
その後、約7年間、ベラルーシでは豆腐を食べるチャンスがなかったのです。
今はハンナさんのお陰で豆腐が食べられます!

元々、麻婆豆腐は私の得意料理の一つ。
日本にいたときは良く作っていました。
しかし、7年間も作っていないと腕はなまるもので。
なかなか満足のいく味が出せなかったのですが、先週の土曜日に作った麻婆豆腐は自分でも納得のいく味。
辛すぎず、ちょうどいい味になりました。
本当はトウチーとか使いたいんですけどね。
日本に帰ったら、買ってこよう。

P4180041最後の写真は、土曜日にうちに勉強に来ているダニエラちゃんが書いてくれた絵。
この絵に描かれているのは私とダニエラちゃんのグループの学生達。
教科書を持っている猫が私なんですって。
他の学生もかなりそっくり。
一番上のガンダムはガンダムおたくのオレグ君。

ダニエラちゃんは16歳のかわいい女の子。
日本に行って、マンガの勉強をしたいんですって。
いつもマンガを書いているそうで、時々私にも読ませてくれます。
いつか彼女の夢がかなうといいなあ。

と、まあこんな感じです。
最近撮った写真がたまっていたので、一気に載せてみました。

明日も仕事が忙しいなあ。
でも、朝はどこへも行かなくてもいいんですよ。
たまにはゆっくり寝よう・・・

akiravich at 00:01コメント(0)トラックバック(0) 
ベラルーシの生活 | ベラルーシの食生活
livedoor プロフィール
Twitter プロフィール
ベラルーシでの生活は楽しいな♪
メッセージ

名前
メール
本文