2009年09月

2009年09月30日

すっかりほろ酔い気分のはぐれミーシャです。
今日(火曜日)は休みなんです。

でも、今日は大学へ。
うちの上司が誕生日なもので。
みんなでお祝いしました。

x_194493f3手ぶらで行くのもあれなので、料理を作って持って行きました。
魚の南蛮漬け、みたいなものです。
この写真は3ヶ月ほど前に作ったときのもの。
醤油とみりんで下味をつけた白身魚に衣をつけて揚げ、それを酸味のあるソースに入れて、一晩寝かせるんです。

昨日の夜、2時まで作ってたんですよ。
でも、出来はいまいち。
というのは、油が良くなかったんですよね。
ベロニカちゃんに油を買ってくるように頼んだんですけど、その店で売っていたのはいつものやつじゃなくて、よくわからないメーカーのもの。
ひまわり油です。
私、ひまわり油はあんまり好きじゃないんですよ。
で、使ってみたら、これが本当に質が悪くて。
揚げあがりも良くないし、傷みが早いし。

でも、大学の同僚たちには大好評。
魚を2キロ近く使ったのに、完食してくれました。
「レシピを教えて欲しい」と言った人も多かったのですが、ベラルーシではちょっと難しいですね。
だって、厚削りのかつおぶしで出汁をとって、米酢と醤油、塩、砂糖、レモン汁で作った漬け汁に漬け込むんですよ。
あ、でも他のもので代用できるかな。

あまりにも好評で困りました。
「次は3月8日の国際婦人デーの時にでも作ります」(←普通は職場でお祝いをします)と言ったら、「そんなに待たないといけないの!?」とのお言葉。
作った甲斐があったというものです。

今日は軽い話。
最近、重たい話が続いていましたから。

昨日の2年生の授業。
教科書の会話の中に「外側に大きいポケットがついています」という文があって。

この「つく」という動詞、なかなか難しいんですよ。
なんせ意味が広いですからねえ。
例えば・・・
服にクリーニングの紙がついていますよ。
この電話にはカメラがついている。
このランチセットにはコーヒーがついている。
あなたには私がついていますよ。

まあ、数え上げればキリがないほどです。

そんなわけで、ロシア語に訳すにもいろんなバリエーションがあって、一言では言えないわけです。
「接触」とか「随伴」という言葉で全体的な意味を把握させ、そして、具体的な例を挙げるのです。

そんなとき、私が「例えばね、恋人同士が二人で食事しているとき、『こらこら、ご飯がついてるぞ』と言って、恋人の頬についているご飯粒を食べたりして」と言ったんです。
演技つきで(←もちろん、私が女性役!)やってみせたのですが、学生全員が「えーっ!!!」とものすごい反応。
みんな「ありえなーい!」「何でそんなことするんですか!?」。
ベラルーシではしないようです。

学生たちの拒絶反応はすさまじく「日本人はみんなそんなことをするんですか?」。
うーん、どうなんだろう。
みんなするわけじゃないと思うんだけど、別にそんなにすごいことかなあ。
皆さんはしますか?
日本人にとっては普通のことだと思うのですが。
それか、自分ではしないが、他の人がやっているのを見てもびっくりはしない、という程度だと思うんですけどね。

学生たちは「例えば、恋人にとってもらうために、わざとパンくずを顔につけたりするのはダメですか?」「口ひげについた牛乳をなめてあげたりするんですか?」(←そんなこと、するわけないやろ!)とエスカレート。
しばらくは彼らのテンションを下げることが出来なかったのでした。

こういう細かいところが違うのって、面白いですよね。
そういう小ネタ、私は好きです。
たまにはこういうのもいいですかね。

明日は14時までフリー・・・なんですが、翻訳の仕事が。
しかも、特許関係という非常に面倒なもの。
いつになったら、まともに休めるんだろう・・・

P9281406今日のおまけ写真。
うちのまわりはこんな感じです。
秋ですねえ。
ベラルーシの秋も結構色づくんです。
これから、どんどん冬に近づいていくんですね・・・

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日本語教師の仕事 

2009年09月29日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

今日から数回に分けて、2009年日本語弁論大会で発表した学生のスピーチを御紹介します。
去年の大会のスピーチも御紹介しましたが、今年もやります。

御紹介するのは私が教えているベラルーシ国立大学2年生のスピーチだけにさせていただきます。
学生たちの了解はとってあります。
読者の方が読みやすいように漢字に直している箇所もあります。
著作権は学生たちにありますので、このスピーチ原稿を無断で転用・転載などなさらないようにお願いします。

今日、御紹介するのは「いっしょに笑いましょう」というスピーチです。



いっしょに笑いましょう

 ユーモアは神様からのとても大切なおくりものです。私は「みなはユーモアがあったら、戦争やけんかがなくなる」と思います。たとえば、ユーモアがない人は冗談を聞くと「みなは私をバカにしている」と思います。それからその人はぶじょくを感じて、けんかします。でも、笑っているときはだれもけんかしないでしょう。

 有名な作家は「ユーモアはとても大切な金のような物」だと言いました。私は「ユーモアはさいのう」だと思います。絵が上手だったり、歌が上手だったりするのと同じでユーモアもひとつのさいのうだと思います。ユーモアがわかったり、楽しいじょうだんを言ったりするのはみんなができることではありません。

 私はこの間友だちと映画館へ行きました。映画はあまりおもしろくなかったです。私の隣の人はたくさん笑いましたが、私は彼がどうして笑ったのかわかりませんでした。友だちは笑っていますが、私はぜんぜんおもしろくないということが時々あります。たとえば、友だちが好きなお笑いの番組はぜんぜんおかしくないと思います。友達に借りたユーモアの本もぜんぜんおもしろくなかったです。あるとき、友だちとジャッキーチェンの映画を見たのですが、みんな大きいこえでたくさん笑いました。私は理解できませんでした。みなさん、私をつまらない人だと思わないでください。私も笑うときがあります。

 実は、人によってユーモアは違います。そして、女の人と男の人のユーモアはまた違います。私はインターネットでおもしろい記事を読みました。その記事には「ユーモアがある女の人はユーモアがある男の人より多いが、男の人のじょぅだんの質は高い」と書いてありました。私もそう思います。たとえば、ロシアのユーモア作家の多くは男の人です。女性のお笑いげいにんの話も男の人が書いていることが多いです。でも、女の人はユーモアをりかいするさいのうがあります。そのインターネットの記事には「何か楽しい話を聞いたら、女性はすぐおもしろいコメントをする。話はストップするが、とても楽しい」と書いてありました。たしかに、男の人はこのようなスタイルの話し方があまり好きではありません。

 いい冗談を聞くと、人は楽しくなります。でも時々、悪い冗談は人をぶじょくをすることがあります。だれでも大切な物や気にしていることがありますから、それをばかにしてはいけません。

 たとえば、女の人の体の冗談はあぶないです。この冗談は全然ゆかいじゃありませんから、女の人の気分は悪くなります。女の人にとってたいけいはとても大切ですから。男の人の仕事についての冗談もあぶないです。家族と仕事は男の人の生活にいちばん大事な物ですから。

 私たちは違いがたくさんあります。ですから冗談を言うとき、相手の気持ちを考えなければなりません。ユーモアはとてもいい物ですが、せつども大事です。悪い冗談を言ったら、相手にきらわれることもありますから。

 ユーモアがある話を聞くと笑顔になります。しかし、心からの笑顔じゃなかったら、いみがないと思います。ハリウッドのスターの笑顔を思い出してください。白いはをたくさんむきだしにして笑っていますが、心からのえがおではありません。

 では、みなさん、笑ってください。医者は「笑いは体にいい」と言います。笑うと、人生が長くなって、心がきれいになりますよ。




書いたのはヴァンパガ・エカテリーナさんです(←エカテリーナは長いので、愛称のカーチャにします)。
カーチャさんはベラルーシ北東部の町、ヴィテプスクの出身。
あのシャガールが生まれた町です。
それにしても、ヴァンパガさんという名字は珍しいなあ。

カーチャさんは非常に出来る学生。
頭もいいし、真面目だし。
すごく真面目なんですよ。
最初の頃、彼女がものすごく真面目な顔をしているので、何か怒っているみたいに見えて。
はぐれミーシャ「何か怒ってる?」
カーチャさん「え、そんなことないですよ。何でそんなこと聞くんですか?」
はぐれミーシャ「いやあ、何かすごい真面目な顔してるんで」
カーチャさん「元々、こういう顔なんです(笑)」

でも、硬いなあと思ったのは最初の一ヶ月ぐらい。
普通にニコニコ笑う女の子ですよ。
何度かゆっくり話す機会があったのですが、非常に深く物事を考えていて、私も感心するほど。
私、彼女と話すのは大好きです。

彼女は「他の人と笑いのツボが違うんです」と言っていました。
ジャッキー・チェンの映画って、みんな好きなのかと思っていたら、そうでもないんですね。
彼女はきっぱり「好きじゃありません」。

でも、聞きたくなりません?
「じゃあ、カーチャさんは何が面白いと思うんですか?」って。
彼女はホラー映画を見ると爆笑するそうです。
全く怖いとは思わないそうで、馬鹿らしくて笑ってしまうのだとか。

あと、普通にくだらない冗談でも笑うんですって。
自分もそういう冗談を言うそうで。
そういえば、たまに言ってるなあ。
授業中に自分で冗談言って、自分で照れてること、あるなあ。

みなさん、いかがでしたか?
もしよろしければ、コメントをお願いします。
本人にも伝えますので。

一日おきぐらいに学生の作文を紹介していきます。
お楽しみに!

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日本語教師の仕事 

2009年09月28日

まだ日本語弁論大会の余韻に浸っているはぐれミーシャです。
まだまだ喜びも悲しみも収まりそうにありません。

いろんな人に感想を聞いているのですが、みんな言うことがバラバラ。
初めて聞いた学生や初心者の学生など、日本語を良く知らない人たちは揃って、「上手だったけど、表現が単調で退屈だった」と言います。
日本語がわかる人が聞けば、その感想が的を得ていないと言うことがわかるでしょう。
あれ以上大げさにやれば、日本語スピーチコンテストではなくなっていたでしょう。
じゃあ、ルー○柴みたいにオーバーアクションでやればいいって言うわけ!?
ちなみに、私はルー○柴さんは昔から大好きです。

日本語教師たちの感想は「素晴らしい大会だった」というもの。
私もそう思います。
これじゃあ、手前味噌ラーメンですが(←味噌ラーメン、食べてえ! 私が大好きなのは桜上水の「たかが」という店です)、本当にそうなんですよ。
これまでが「日本語棒読み大会」に近いものがありましたから、今年は格段の進歩です。

日本語って、感情を込めるといっても、本当に「込める」という表現がぴったりで。
欧米式の表現って、外に開放するようなイメージじゃないですか。
日本人の場合って、逆に中に入れ込んでいく感じがするんですよね。
大げさなジェスチャーや極度に抑揚をつけて読んだりするのは、私は好きじゃありません。

いかにも優等生らしい読み方も良くないと思いますね。
だって、読み方だけ立派で心がないですもん。
以前、そういう読み方で好評を博した学生がいました。
その学生は途中でテキストがすっ飛んでしまい優勝を逃したのですが、審査員たちは絶賛。
私は正直、その学生の読み方には感心しませんでした。
読み方が与える効果を狙って練習してきたようなあざといところが見え見え。
ブログでは伝えにくいですが、人気もないのにやる気満々の生徒会長をイメージしていただければわかっていただけると思います。

やっぱり心から出たものは心まで響くのだと思います。
計算や打算はいらない。
心一つでステージに立って欲しいと思います。

過去の弁論大会のことを思い出してみました。
いろんなことがありました。

私が思い出したのは7年前、日本語弁論大会がスタートしたときのことでした。
それまでの大会は大学の中で身内だけで選考していたのだそうです。
それをオープンにしたんですね。

会議のとき、賞品を何にしましょうか、という話になり。
日本人たちは「学生たちが欲しがるもの」「学生たちが『勉強しよう!』という刺激になるもの」という意見を出しました。
そして、彼らが出した結論が「ポータブルのCDプレーヤーなんかどうでしょう」
現地人教師も「それ、いいですね!」と盛り上がる中、私一人は「それはダメだと思います」。

彼らの発想は「値段が高いものだったら、みんな欲しがるから頑張るんじゃないか」というもの。
まあ、ハッキリそう言ってましたから。
「ベラルーシ人にとっては高いものだから、みんな欲しがるんじゃないか」と言ってましたから。

それって、この上なく傲慢な発想だと思う。
それって、犬にえさをあげて芸を教え込むのと同じことだと思う。
高いものあげるから勉強しろってか。
ベラルーシ人を馬鹿にするのもいい加減にしろって!
「物で釣る」という発想が理解できませんでした。

私は自分の意見を言いました。
「高いものをあげる必要はない。それは逆効果だ」
「物が欲しいから大会に参加するという学生が出るようにするというのは、学生たちの『日本語を学びたい』という純粋な心を壊していることになる」
しかし、私の意見は誰にも聞き入れられませんでした。

その後、どこがどうなってどうなったのかはわかりません。
結局、賞品はプレーヤーではありませんでした。
日本人は予算がどうこうとか、つまらないことを言っていました。
予算がどうにかなったら、プレーヤーをあげてたということなんですかね。

あー、書いていてだんだん腹が立ってきた!
あの頃、どうやって生きてたんだろう!?
今でこそ、ベロニカちゃんがそばにいるからいいけど、当時は私のそばには学生と折り紙を教えた子ども以外は誰もいませんでした。
恋人なんていなかったし。

今の日本語弁論大会の賞品は日本語教育関係の辞書や書籍です。
これは大使館などの協力によっていただいているものです。
これは非常に学生にとってはうれしいこと。

いくらお金を積んでも、ベラルーシで日本の辞書は買えませんから。
私は日本へ一時帰国するときは出来る限りたくさん辞書を持って帰る様にしています。
日本から来る旅行者の方にお願いするときもあります。
辞書は学習者にとって最も必要なものですから。
提供してくださっている機関の方々や辞書を持ってきてくださる方々には心から感謝しています。

もう一つ思い出したんですけど、いいですか?
今から5年ほど前のことでしょうか。
私は今年や去年こそ、ある程度大会運営などに関わりましたが、5年前なんかは全くノータッチでした。
というのは、大会については形だけ話を聞くだけで、他の教師たちが準備をやっていたからです。
彼ら、特に日本人の言い分は「古○さんは何にもしない」ということでしたが、知らない話の知らないことをどうやって手伝えと言うんでしょうか。

その大会当日、確か審査員が審査をしている最中のことでした。
某国家機関から派遣された日本語教師が近づいてきて「今日、大会の後に大○館主催の食事会があるんですが、いらっしゃいますか?」と聞いてきました。
私は「もし行ってもいいのなら、行きますよ」と答えました。
確か、そのときは近くの国から日本人の日本語教師の方がいらっしゃっていたと思います。
その方をもてなすという意味もあったのでしょう。

しばらくすると、私の学生で、その大会の参加者でもあったNちゃんが私のところへ来ました。
Nちゃん「○○先生(某国家機関の教師)から伝言を頼まれたんですけ
ど」
はぐれミーシャ「何?」
Nちゃん「食事会に行くのはいいんだけど、そのレストランはドレスコードがあるので、その服装ではちょっと・・・と言っていました」
そのときの私の服装は白いシャツにジーンズだったのです。
たぶん、その教師は最初から私に来て欲しくなかったのでしょう。
形だけ伝えたということで。
しかも、学生を使って拒否してくるとは・・・
最低です。
教師としても、人間としても、最低としか言いようがありません。

こんなこと書いて大丈夫なの?と思った方がいるかもしれません。
大丈夫です。
確信を持って言います。
大丈夫です。
本当のことですから。
もし当人がこのブログを読んでいたら、コメントをください。
いくらでも付き合いますよ。
ここに書いているのは氷山の一角に過ぎませんから。
日本語教師として、人間として、私はあなたたちと心を開いて話をしたいです。
もしよければ、私が日本に帰ったときにでも会いましょうか。
そちらがよければ、ですが。

今考えると、よくここまで我慢したなあと思います。
今は一応大学の日本語科の主任ですから、そういうことはなくなると思います。
いや、なくします。
そんなことはあってはいけません。

そういうことを散々されてきたからこそ、他の日本語教師たちにはそういいう思いをさせたくないし。
今、大学には私以外に3人の現地人教師、1人の日本人教師がいます。
出来る限り、情報を共有していかなければならないと思います。
私が全く知らないまま「古○は何もしない」などと言われていたこと、そんなことはこれから絶対に起こりません。
私がベラルーシにいる限りは。
今でも自分で判断して動いている人はいるのですが、それが本当にいいことなのかどうかはみんなで判断していかないといけないと思います。
そこがまだまだ伝わっていない人がいるのですが。

ああ、何か今までの抱えてきた何かが落ちていくような感じです。
いろんな想いが、余計な想いが消えていくような感じです。
こんな愚痴を読んでくださった皆様、すみません。
そして、ありがとうございます。

そういう馬鹿らしいことに付き合わないためにも、私は「自分の仕事をしよう」と心に決めていました。
他の教師がすることは気にしないようにしよう、と。
でも、それではダメだということがわかりました。
自分の仕事をするためには、周りと闘う必要もあるのだということです。

もっともっと、上を見たいです。
学生と一緒に、上を見たいです。

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日本語教師の仕事 

2009年09月26日

帰ってきました!

今日は日本語弁論大会の本番でした!
いやあ、疲れたなあ。
今はビールを飲んで、自分をねぎらっているところです。

どういう書き方をすればいいのかなあ。
結果から書けばいいのか、時系列で書けばいいのか。

まあ、いつものように順番に書いていきますね。

今日は授業がありませんでした。
本当は朝から個人レッスンがあったのですが、キャンセルしてきたので。

昨日は2時ぐらいに寝たんですよ。
というのも、大会の会場で配布するプログラムやアンケートをコピーしなければならなかったのです。
プログラムはロシア語バージョンと日本語バージョンの二つ。
ロシア語が120枚、日本語が90枚。
うちのコピー機は紙の送り出しが自動じゃなくて、手動なので、ずっとコピー機の前に座っていないといけないんですよ。
今日も朝からコピーコピー。

本当は11時半に大学で2年生と練習する予定だったのですが、大遅刻。
20分も待たせてしまいました。
私、日本人なのに、だんだんベラルーシ人化しています・・・

練習はとてもうまくいきました。
それぞれの個性が出ていて、とてもいいスピーチでした。

その後は、教員室で他の仕事。
だって、他にすることがなかったんですもん。

教員室は女性が多いんです。
おしゃべりがすごかったので、13時半に大学を出ました。
会場での集合時間が14時50分だったので、ちょっと早すぎたんですけどね。

でも、実はその時間に出てちょうどだったのです。
今回の会場はベラルーシ国立大学ジャーナリズム学部のホール。
実はうちの国際関係学部は自前のホールがないんですよ。
学費はどこよりも高いのに(←オフレコでお願いします)。

会場に近いのは地下鉄フルンゼンスカヤ駅。
会場に行く前にお金を両替して、審査員用の水を買わないといけなかったんですが、銀行の昼休みに当たって、なかなか変えられない。
やっと変えられたと思ったら、水がなかなかない。
ベラルーシでは炭酸入りのミネラルウオーターのほうが一般的。
でも、審査員は全員日本人なので、ガス抜きのものを見つけないといけなかったのです。
3軒の店を回ってやっと見つけました。

会場に入ったのが15時ごろ。
そこからは超バタバタ。
司会の原稿の最終調整、学生への指導などなど。
今回はベラルーシの日本語教師全員で動き回れたのがすごく良かったと思います。
前にも書きましたが、私は完全に蚊帳の外で、全く何もしてなかったんです。
初めてまともに仕事しました。

みんな緊張しているのをリラックスさせるのがなかなか大変。
やっぱり仕方がないですよね。
でも、リラックスさせることが答えでもないんですよね。
100%リラックスさせること、私は出来ます。
でも、彼らの実力が発揮できるようにするにはどうしたらいいのか。
私は彼らと話しながらも迷っていました。
結局、いつもの調子で楽しくいきました。
それがどれほど彼らの役に立ったのかはわかりません。

16時になっても、いろいろな準備が完了せず、大会を開始したのは16時10分。
来年度は定時の開始にしないと・・・

学生たちのスピーチは新鮮なものでした。
表現力という面で新鮮なものでした。
これまでの弁論大会は暗記したものをただ読むだけというものでした。
「弁論大会」というよりは「暗記大会」と言ったほうが近いかもしれません。
暗記したものをつっかえずに読めればOKみたいな。
そんな大会でした。

今年は、少なくとも私の学生に関しては表現力を重視しました。
ただ、それが演劇のような要素が入ってしまうというのは気になりました。
これは日本語の力を競うものなのか、弁論の力を競うものなのか。
その辺が明確じゃないままでの大会になってしまいました。

私が教えている2年生のスピーチについてだけ書きます。

1番バッターはカーチャちゃん。
テーマは「いっしょに笑いましょう」。
かなり良かったんですよね。
私もベロニカちゃんも(←ベロニカちゃんも来ました)気に入りました。
ただ周りの評価は上がりませんでした。
それが何故なのか気になります。
というのは、純粋に日本語の力だけで評価すると、彼女は2年生のトップと言えますから。

3番目はナースチャちゃん。
彼女のスピーチはかなりユニークで、未成年がお酒を飲まないようにするにはどうしたらいいか、というものでした。
彼女らしさ全開・・・というわけにはいかなかったのですが。
彼女は才能に溢れた女の子。
彼女ならもっとできるはず!

6番目はクセーニヤちゃん。
私はすごく良かったと思うんですけどね。
彼女は自分に厳しすぎるところがあって。
ちょっと落ち込んでいました。
何でだろう?

7番目はリューダちゃん。
最初の頃は棒読みでしたが、だんだん良くなって。
今日は非常にいい抑揚がついた読み方でした。

10番目のヴィターリー君!
彼は私が期待した以上のことをやってくれました!
タイトルは「戦争の写真家」。
正直、彼は日本語はまだまだなんですよ。
でも、このスピーチでは彼の本領発揮!
素晴らしい、心のこもったスピーチをしてくれました。

12番目のレーナちゃん。
彼女は練習のときは顔が固くて、全く楽しい感じがしなかったんです。
テーマは「私の好きなミンスク」。
でも、最初の頃はすっごい硬い話し方で。
はぐれミーシャ「もうちょっと楽しく読めないかな」
だって、どんなに楽しいことも悲しい声で言われたら、伝わらないでしょ。

今日は彼女らしかったんですよね。
すごく良かったです。
皆さんに見せたかったですよ。
本当に。

それから、別室で審査。
今回の審査員は3人。
50代の男性、30代の女性、20代の男性という構成(←職業は明かしません)。
同じような世代だと答えが偏る恐れがあると思い、こういう構成にしました。
結果的にその選択は正しかったと思っています。

実はずっと前からそのようなことを言い続けてきたんです。
でも、某国家機関の人や某国から派遣された人などは全く聞いてはくれなかったんです。
まるで私など存在しないかのように。
今年はやっといい形になったのではないかと思っています。

今回の結果は!
第一位 スニーツコ・アンナ ベラルーシ国立大学4年生
第二位 ボプコ・エレーナ ベラルーシ国立大学2年生
第三位 ポレスチェンコ・アナスタシア ミンスク言語大学3年生
第三位 マツク・アナスタシア ベラルーシ国立大学2年生

自分の生徒が上位に入っていること、それはもちろんうれしいことです。
でも、それ以上のものがあります。
それ以上なんです。

ここでは書けないこと、いっぱいあります。
言葉で書くにはもったいないほど、いろんなものを学生たちからもらいました。

このブログにも書きましたが、彼らは練習のとき、「ここは上げるんですか?」と聞いてきました。
それは「トーンを上げて強調するのか」という意味です。
私の答えは「『上げる』んじゃないよ。『上がる』んだよ!」
上げようとして上げるのは意味がない。
その言葉に意味を感じていれば、上げようとしなくても自然に上がるはずだ、と。
それだけが、つまり、心だけが道しるべだと。

私は何もしていないんですよ。
自分の仕事をしただけ。

正直、私は特に手伝ったりしたわけじゃないんですよ、
学生の側から見れば、「発音を直してもらった」「読み方を教えてもらった」なんて、言うかもしれないけど、教師がしていることは一番大事なことじゃないんです。
学生自身が考えて、悩んで、答えを出していくこと、それが一番大事なんです。

2年生に関しては、贔屓目じゃなく、かなりのものになっていました。
今週の月曜日、ヴィターリー君のプレーヤーを使って、私が全てのスピーチ原稿を吹き込みました。
その次の日、彼らの読み方が全然違っていたんです。
私の読み方のコピー。
文の中でのイントネーションも私が読んだそのまま。
ほとんど同じだったんです。

これだけでも彼らがうちでどれほど練習したかがわかると思います。
日に日によくなっていくんですよ。
こういうの、教師冥利に尽きます。
ウハウハですよ。
だって、普通はそんなにすぐは成果が見えないのに、この一週間は目に見えるわけですから。

心だけが道しるべ
これこそ、はぐれミーシャの生き方だと思っています。
弁論大会も彼らにとってはいい経験になったのではないでしょうか。
心だけが生きる道なのです!

学生たちの許可を得て、彼らのスピーチ原稿をここに載せていきたいと思っています。
去年もしたんですよね。
また、感想など、よろしくお願いします!

正直、腹に据えかねていることなど、いろいろとあるのですが、今日は書きません。
もう夜中の1時ですし。

では、また明日!

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日本語教師の仕事 

2009年09月25日

疲れ切っているはぐれミーシャです。
昨日はブログの更新が出来ませんでした。
いろいろとやることがありすぎて・・・

弁論大会のためにはやることがたくさんあるんです。
昨日は夜中の2時まで、発表者に対する質問を考えていたんです。
日本人の同僚と電話で相談。

弁論大会では6分以内の発表の後、質問者の質問2問に答えなければなりません。
以前は審査員がその場で思ったことを質問していたのですが、それだと質問のレベルにばらつきが出ること、発表者の学習年数を考慮しないような質問になってしまう恐れがあることなどから、前もって日本語教師たちが考えることにしているのです。

これが最高に大変なんですよ。
教室でただ質問するだけなら簡単なんですけどね。
それに、その発表者がまだ習っていない文法を避けて問題を作らないといけないので、制限が多いんです。

なので、昨日は2時まで電話で話し合うことに。
あれだけ時間をかけたのに、一問だけまだ未完成。
これから、また考えないと・・・

P9241392電話で話している最中に悲劇が。
椅子の脚が折れて、後ろに倒れちゃったんです。
幸い、どこも打ったりしませんでしたからよかったですが。
これ、去年の誕生日にベロニカちゃんの家族からもらったんですよね。
新しいのを買わなくちゃ。

そして、今日は普通に授業。
朝からプライベートレッスンが2コマ。

14時半からは5年生の授業。
でも、弁論大会の準備やらで学部長の部屋などに行ったりして、授業開始が遅れちゃって。
私、そういうの大嫌いなんですよ。
何があろうとも授業に遅れてはいけないと思っているので。

今まで同僚の中には弁論大会に限らず、用事があるとかで授業に遅れたり、勝手にキャンセルしたりする教師がいました。
そういうのは私は良くないと思っています。
あー、反省。

今日は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を読みました。
一番最初の文「ある日の事でございます」という文を読んで、カーチャちゃん「何かガ○トみたいですね」。
私は意味がわからなかったのですが、カーチャちゃんが「ビビンバごはんでございます」。
カーチャちゃん「日本に留学していたとき、ガ○トでアルバイトしてたんです」
「でございます」というのを聞いて思い出したんだとか。

カーチャちゃん「私が『でございます』とか言うと、みんな笑うんですよ」
外国人が丁寧な敬語を使うとおもしろく見えるんですかね。
私はいいことだと思うんですが。

それにしても、芥川龍之介からビビンバごはんに話が飛ぶというのがすごい・・・
やはり学生は教師を見て育つ、という感じでしょうか。

17時半に授業が終わった後はフリーだったのですが、大学に残りました。
弁論大会の練習のため。
2年生は18時50分まで授業だったので、それまで教員室で待つことに。
すると、そこに2年生のレーナちゃんが。
授業はいいのかな、と思いつつ、弁論大会の練習。

レーナちゃん、いつもは元気一杯なんですが、超ド緊張でいつもの笑顔が出てこない。
すごく硬い表情のまま。
発表のテーマが「私が好きなミンスク」なので、「ミンスクが大好きです!」なんて言うところはもっと元気に言って欲しいんですけどね。

はぐれミーシャ「もっと楽しい感じで言わないと、聞いている人に伝わらないよ」
レーナちゃんが「楽しい感じって、こんな感じですか?」とちょっとおどけて見せたので、「そうそう!それだよ!」
多少大げさに見えても、いつものレーナちゃんらしさが出たほうがいいと思い、「それを舞台の上でやればいいんだよ」

その後はレーナちゃんとずっとおしゃべり。
将来のことや生活のことなど、いろんなことを話しました。
ベラルーシでは普通、大学の先生とプライベートな話をすることはほとんどないのだそうで。
でも、いいじゃん、ねえ。

19時には同じく2年生のナースチャちゃんとヴィターリー君の練習。
ナースチャちゃんも硬いんだよなあ。
はぐれミーシャ「弁論大会だとか、大使館の人が来るとか、そんなの関係ないよ! 全部忘れて!」
彼女はとても繊細な子。
うまくいくときといかないときのギャップがとても大きくて。
でも、まあうまくいくんじゃないかな。
ここぞというときの集中力はあるから。

ヴィターリー君は結構重いテーマでの発表。
彼はド忘れが多いんです。
すごく順調にいっていたかと思うと、突然、ストップするのでこちらがハラハラします。
でも、イントネーションとかは以前よりも大分改善されていました。

他の子達は大丈夫かなあ。
ちょっと体調を崩している子もいるし。

明日の本番は16時から。
15時には会場入りします。

どうしたらいいのかなあ。
みんなの緊張ほぐしたほうがいいのか、むしろ軽い緊張を持続させるのがいいのか。
彼らの本来の実力をより発揮させる方法はないものか・・・
そう考えると、なかなか寝られないですね。
本当なら、円陣でも組んで「ベラルーシ国立大学、ファイト、オー!」なんてやりたいところなんですが。

とにかく、頑張ろう!

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日本語教師の仕事 

2009年09月23日

おはようございます。
はぐれミーシャです。
今日もベラルーシは秋晴れです。

それにしても眠い。
本当は二度寝したいところですが、あんまり寝れないんですよ。
なので、ブログを書き始めたというわけで。

昨日も怒涛の一日でした。
一応休みだったんですが、全然休めず。

朝、出かけようと思ったら、翻訳会社から電話が。
急ぎの仕事が一件。
それで40分の時間ロス。
本当は9時半にうちを出る予定だったのに。

うちを出て、まず最初に向かったのはベラルーシ国立大学の本館。
日本の大学と同じように、学部によって所在地がバラバラなんです。
本館は町の中心、独立広場にあります。

本館で国際部の副部長に会いたかったのですが、私とベロニカちゃんが着いたときに、ちょうど副部長は出かけようとしていたのです。
それをつかまえて、日本からのお土産を渡し、ちょっとここでは書けないニュースも伝えたりして。
かなり急いでいらしたので、3分ほどの会話。

その副部長、とってもいい人なんですよ。
私が知っている限り、うちの大学で一番いい人。
仕事の面だけじゃなくて、プライベートの相談にものってもらっています。

そこから、私たちは歩いて銀行へ。
大学の給料をもらいに行ったのです。
私の給料日は月の初めなのですが、月の終わりに「前払い」などと称して、何がしかのお金が振り込まれているのが普通なので、それを受け取りたかったんです。

受け取ったのは445000ルーブル(約1万5000円)。
これでしばらくはまともな生活が出来そうです。

P9221381給料をもらったら、大学の食堂へ行くのが、私が9年間続けてきた習慣。
いつもよりもちょっと豪華に食事をするんです。
まあ、豪華と言っても、日本円にすると300円以下ですけどね。
私とベロニカちゃんの食べたもの、あわせても350円ぐらいでした。




P9221377ベロニカちゃん、食事中。
久しぶりに一緒に出かけました。
最近は日本語弁論大会の準備にかかりっきりでしたから。







そして、私たちは大好きなカマロフスキー市場へ。
醤油を買いに行ったんです。
実は2週間ほど前に醤油を切らしてしまい、それ以来、醤油なしの苦しい生活をしてきたのでした。
ある日、醤油を買いに行ったのですが、中国食材を売っている店が閉店していて。
あわてて、その店のを経営している女性に電話したら、「別の場所に移転した」とのこと。
あー、安心した。
今回はキッコーマンの醤油1リットルとみりんを1リットル購入しました。

そこから、私は大学へ。
日本語弁論大会の練習と打ち合わせのためです。

13時半から16時まではずっと学生との練習。
16時からは他の日本語教師たちとの打ち合わせ。
17時50分からはまた学生たちとの練習・・・と盛りだくさん。
疲れた!

P9221385晩ごはんは寿司!
もう我慢できなかったんです。
ここしばらくの疲れとストレスがピークに達していて。
給料が受け取れたら寿司を食べよう、と昨日からベロニカちゃんと二人で決めていたのです。

贅沢だとは思います。
でも、ここまで死ぬほど働いて、それで自分に対して何の御褒美もなかったら、生きている意味すら感じられなくなってしまいます。
ベラルーシは日本のように娯楽があるわけでもないし、外食する楽しみがあるわけでもないし。
なので、昨日は軽い罪悪感を感じながらも寿司を食べました。

味のほうはまあまあかな。
ごはんが硬くて。
でも、寿司は寿司!

注文したのは寿司バー「マンガ」
その店、17時までは何と50%割り引きなのです。
ちょっとやりすぎじゃありません?

これが昨日の話。

さて、ここからが本題です!
ここまでは前置きです(←長すぎるだろ!)。
今日のテーマはいつか書こうと思っていたもの。

昨日、ブログに来たコメントを見たら、「風邪をひいたら熱湯に梅干しを入れて、梅干しを箸でつつきながら飲む」というのがありました。
梅干し!
この方法、私は試すことが出来ません。

実は、私は漬物が大の苦手なのです!
ごく一部の漬物を除いて、他のものは一切食べられません。

でも、山形は漬物で有名なんですよね。
非常に漬物が発達しています。
漬物が嫌いな山形県民なんて、じゃがいもが嫌いなベラルーシ人みたいじゃないですか!(←実はじゃがいもが嫌いなベラルーシ人、時々いるんですが・・・)
「漬物が嫌いだ」なんて、山形で言ったら非国民、いや、非県民だと思われるかも。

昔、テレビのCMで「山形は漬物王国」というフレーズがあって。
王様どこだよ!
「漬物共和国」のほうがいいんじゃないの?

私が食べられるのは菜っ葉漬け(←青菜漬けとも言うのかな?)、たくあん、キュウリの浅漬け、白菜の浅漬けぐらいのもの。
生に近い浅漬けは食べられますが、古漬けは全くダメ。
なすの漬物もダメ。
一切食べられません。
もちろん、梅干しは全然食べません。
キムチは大好きなんですけどね。

子どものときからなんですよね。
「漬物は絶対に食べない!」と言っているのに、うちの母親はお弁当に時々漬物を入れたりしてたんですよ。
お弁当を残すのは悪いと知りつつ、漬物だけはダメでした。

高校生の頃、体調を崩したとき、医者から「嫌いな食べ物とかある?」と聞かれたんです。
そこで「漬物が食べられません」と言ったら、「漬物は塩分が強いから、食べられないほうが健康にはいいんだよ」と言われました。
どうなんですかね?

ベラルーシではよくピクルスを作ります。
ある意味では漬物みたいなものですが。
ベラルーシのは食べますよ。
でも、それも塩分が強いので、あまり食べないようにはしています。

ちなみに、うちのベロニカちゃんは日本の漬物が大好き!
日本へ行ったときも、パクパク食べていました。
私の苦手なナス漬けも好物です。

たまたま「梅干し」という言葉を目にしたので、漬物のことを書いてみました。
いつかベラルーシのピクルスの作り方でもご紹介できればと思っています。

今日は14時まではフリー。
そこからは授業と弁論大会の練習。
大会まで2日しかありませんからね。
ラストスパートです!

akiravich at 15:02コメント(4)トラックバック(0) 
ベラルーシの食生活 

2009年09月22日

おはようございます。
前は夜ブログの更新をしていたのに、最近は朝ばかりです。
夜は疲れきっていて何もできません。

今日は一応休みの日。
一週間に一度の安息日。
なのですが、今日はバタバタと動き回ります。

朝から大学へ。
そして、給料をもらいに銀行へ。
それからカマロフスキー市場で買い物。
そして、また大学で弁論大会の練習と打ち合わせ。
これは全然休みではない!

いい天気なので、ベロニカちゃんも一緒に出かけます。
最近、忙しくて一緒にいる時間が少なかったから、たまには奥さん孝行しないと。
すし屋にでも行こうかなんて話をしてるんですが、それは給料次第。
本当は今日は給料日じゃないんですが、ベラルーシのよくわからないシステムで、給料日以外にも月の終わりぐらいにいくらかのお金が振り込まれているんですよね。

「すし屋に行くなんて贅沢だな」と思ったあなたは正しい。
だって、私の給料は2万円ちょっとですから。
でもね。
時々、寿司が無性に食べたくなるんですよ。
ベラルーシの寿司なんておいしくないとわかっていながらです。
そう、それはそこに地雷があるというのに、踏まずにはいられないという心境。
でも、でも・・・
一歩前に踏み出さなきゃ明るい未来は見えてこないんですよ!
それが自爆行為だとわかっていても。

私が期待しているのは給料アップ。
一応、日本語科の主任になったわけですから、少しはアップしてくれないと困ります。
でも、前の日本語科の主任が「私とあなたの給料は20ドルぐらいしか違いがないですよ」と言っていたような・・・

ああ、それにつけても、弁論大会!
今週の金曜日ですよ!
全く準備できてない!
えらいこっちゃ!

いや、全くというわけではないな。
私が担当している学生は7人なのですが、全員作文は完成。
ほとんどの学生がすでに暗記しています。

でも、暗記しただけでは全然ダメなのです。
昨日、学生たち一人一人にスピーチをさせたのですが、みんな見事な棒読み。
これは直すのが大変だ。

一人一人をチェックしていったのですが、男の子が一人、全く暗記しないで来ました。
学生「先生、読むのは明日でもいいですか?」(←ロシア語で)
先週から「月曜日までに必ず暗記してくること」とかなりしつこく言ってきたのに。

その学生「先生、この漢字の読み方がわかりません」
彼の元々の原稿は意味不明のグチャグチャ。
そのテキストを私がかなり手を入れて読める状態にしたんです。
それは私がPCで作ったので、漢字が多かったんです。
学生「辞書を調べてもありませんでした」
彼がわからない漢字というのが「成功」「簡単」「合格」「選ぶ」。
こんなの辞書を見たらすぐに出てきます。
しかも、「選ぶ」という漢字は先週の金曜日に勉強したもの。
彼がいかにいい加減に勉強しているかという証拠です。

その学生は宿題も期限内に提出しないし、約束も守らないしで、非常にいい加減なのです。
その教室には次の授業を控えている5年生もいたのですが、そんなこともかまわず彼をしかりつけました。
5年生のカーチャさんは「先生、怖すぎます」。
大学生相手に小学生を相手にしたような叱り方をする羽目になるとは。

他の学生たちは何とか暗記してきた感じ。
でも、本当の勝負はここから。
暗記した文を読むだけではダメなんですよ。
聞いている人の心に響くような読み方でないと。

私の好きな言葉
「心に愛がなければ、どんなに美しい言葉も、相手の心に響かない」(聖パウロの言葉より)
これは10代の頃、カトリックのラジオ番組で知った言葉です。

人の心に訴えかけるものは言葉ではなく、その心であると。
そのことを学生には伝えたいのです。

学生たちには「どう読んだらいいかわからないときは、ロシア語で読んでみなさい」と指導しています。
日本語でもロシア語でも文の中でイントネーションが上がる言葉というのはほとんど一緒なのです。
文の中で一番言いたい部分のトーンが上がるのは当然のことで。
やっぱりロシア語話者はロシア語を基準にするとわかりやすいんですよね。

そういうことを言うと、学生が「ここはちょっと強くするんですか?」「ちょっとトーンが上がるんですか?」なんて聞いてくるんです。
でも、それは間違った質問。
はぐれミーシャ「『上げる』んじゃなくて、『上がる』んだよ」
本当にそのことを伝えたいと思ったら、自然と強くなったりトーンが上がったりするはず。
自分が言いたいことを日本語で感じられるかどうか。
そこが肝心なのです。

昨日の夜は21時まで授業をしていたのですが、22時からはスカイプを使って、スピーチの練習。
今日、大学でも練習するのですが、少しでも早くイントネーションが伝えられるようにと思って。
とても有意義な練習になったと思います。

今回の参加者は例年より多いんです。
13人ですから。

ベラルーシで日本語教育を行っているのはうちのベラルーシ国立大学とミンスク言語大学、それに私立の語学学校がちょこちょこという感じ。
ミンスク言語大学の学生、3年生が29人もいるのですが、参加者は2人だけ。
これは少ない。
何でなんですかね?
大会そのものに魅力を感じていないのかなあ。

私の2年生は9人中7人が参加。
つまり、全体の参加者の半分以上がベラルーシ国立大学の2年生ということになります。
積極的でいいんじゃないですかね。

ああ、もう出かけなきゃ。
帰ってくるのは18時過ぎだろうなあ。
今日の夜は映画でも見ながらゆっくりしたいんですが、できるかどうか・・・

akiravich at 14:54コメント(2)トラックバック(0) 
日本語教師の仕事 

2009年09月21日

P9211375今日はいい天気です。
秋晴れです。
こんな天気、ベラルーシの秋とは思えません。
ベラルーシの秋はどよーんとよどんだ空が普通。
よく見ると赤く紅葉している木もありますね。

昨日の夜は完全ダウン。
疲れていたのもあるのですが、学生とお酒を飲んだのです。
元々、飲む予定なんかなかったんですよ。

どうして飲むことになったのかというと、それは学生が少なかったから。
日曜日の夜のグループには9人のメンバーがいるのですが、来たのは5人。
先週も学生が少なく、非常に怒っていたんですが、今週もこの調子です。

5人の学生と待っていると、15分後に3人の学生が。
そのうちの一人が「先生、ちょっと話があります」
学生「私たちはこの授業に通うことが出来ません」
一人は試験準備で忙しい、もう一人は仕事で忙しい、あと一人は意味不明。
このグループの中でも一番熱心な学生たちだっただけに、私としても残念です。
学生「半年経ったら、他のグループに合流したいんですが」

かなり勝手ですよね。
実は、そのグループの授業を平日に移すという話があったんです。
でも、その3人が強硬に反対したので、日曜日のままだったんです。
なのに、今度は「辞める」って、勝手じゃありませんか?
もし彼らが9月の初めに「勉強できない」ということを知らせてくれていたら、もっと違うプランで授業を進められたと思うんですよ。
他の学生にとっても迷惑ですし。
みんな怒っていました。

その日曜日のグループ、結成当初から欠席者が多いグループだったんです。
「用事があります」「家のリフォームで」「近々、試験があるので」
まあ、いろんな理由をつけてくるんですよ。
勉強したくないならやめればいいのに。
で、「勉強したいですか?」と私が聞くと、たいてい「勉強したいです! でも、いろいろとあって・・・」
そんなのいろいろあっても、本当に勉強したい人は授業を休みませんよ。

例えば、日曜日の昼のグループ。
このグループは9月から2年目に入ったのですが、これまでのアニメグループの中ではダントツにいい出席率。
休む学生は多くても2人です。

アニメグループは趣味で勉強を始める人が多いので、無断で欠席したり、途中でやめてしまったりする人がとても多いんです。
でも、その昼のグループはまだ3人しかやめていません。
今は13人のグループです。
むしろ最初のときより増えているんですよ。

私の場合、学生に求めるものが結構高いところにあります。
いくら趣味であっても、私の教え方は普通の大学生と変わりませんから。
多少、宿題の量を減らしたりして、手加減はしますよ。
でも、基本的には学生も社会人も一緒。
それでついていけなくて辞める学生もいます。

それにしても、無責任な学生が多いのには困ります。
断りもなく辞めてしまう学生もいますし、授業料を払わないで消えていく学生も多いです。

私は9月からある語学学校で日本語を教えているのですが、それもひどいんですよ。
最初の授業に来たのは6人。
一回目はお試し授業ということで授業料なし。
でも、二回目に来たのは3人だけ。
で、その学校の人が来てないに電話してみると、「大学の時間割の都合で通えない」「都合が悪い」という学生や受話器を取らない学生も。
っていうか、そんなの前もって連絡するものじゃありません?
連絡もなしで来ないなんて、待っている側の人間のことをまったく考えていないとしか思えません。

でも、正直に言うと、ベラルーシでは別に普通のこと。
特にびっくりすることもないのですが、気分は悪いですよね。

昨日の夜は仕方がないので、みんなで軽くパーティー。
最初はビールとポテトチップスというわびしいものだったのですが、学生の一人が「ピザを注文しよう!」と言い出したので、宅配ピザを利用することに。
私にとっては初めての経験です。

P9201374そして、届いたのがこのピザ。
1時間もかかりました。
かなりのビッグサイズでしたが、学生6人、私とベロニカちゃんの8人でしたから、ものの3分でなくなってしまいました。
味的にはまあ、普通かな。
やっぱり私はピザは焼き立てじゃないと嫌です。
日本にいたときから、宅配ピザはあまり好きじゃなかったので。

今日はこれから大学へ。
13時から授業で、うちに帰るのは21時になります。
それから、Lちゃんの授業があって、終わるのが22時半・・・
いやあ、大変だなあ。
でも、今日はいい天気だから、結構明るい気分です。
頑張ろう!

akiravich at 18:23コメント(0)トラックバック(0) 
日本語教師の仕事 

2009年09月20日

こんにちは。
はぐれミーシャでございます。

今日は私たちが山形で過ごした日々をまとめてみたいと思います。

私とベロニカちゃんは私の故郷、村山市に滞在している間、よく町を歩きました。
自分の原点を探す町歩きです。

うちのばあちゃんと会った日、私とベロニカちゃんはブラブラと故郷の町を散歩しました。
2年前に来たときも散歩しているのですが、今回はもっとくまなく歩いてみようということで。

P7280343この建物、私が通っていた幼稚園です。
今は幼稚園ではなく、他の施設として使われているようです。
本当はもっと大きい建物だったんですよね。
時代の流れというのはあるのでしょうが、やはり寂しいものがあります。
幼稚園自体がなくなったのかなあと心配していたのですが、すぐ近所にものすごく立派になった建物がありました。

P7280339このお寺と幼稚園が一緒だったんです。
確か園長先生がここの住職だったような。
時々、お寺の中で先生のお話を聞くんですよ。
まだ小さかったからあんまり覚えていないです。

P7280349ここは小学校に行くときに通った通学路。
懐かしいなあ。
改めてみると、道が狭いですね。
ランドセルを背負って歩いた日々が懐かしい。
ただの道にいろんな思い出がつまっています。




P8020569P8020576P8020582P8020566村山市はバラで有名です。
東沢公園というところにバラ園があって、これがかなり大きいんです。
夏は見ごろを過ぎた季節なのですが、それでも十分いろんなバラが咲いていました。
そういえば、あんまりバラが咲いている時期に来たことがないなあ。
子どもの頃はこの公園が遊び場だったのですが、アスレチックのあるところでばっかり遊んでいましたから。
そういえば、以前よりもバラ園の面積が広がっているような気が・・・

P7310446バラよりもかわいいベロニカちゃん。
村山市の美容院で髪をカットしてもらったときの写真。
ベロニカちゃんの髪はくせ毛でクルクルしているのですが、このときはヘアーアイロンなどを駆使して真っ直ぐにしてもらいました。
本人も気に入ったらしく、自分でカメラを持って写真を撮りまくり。
建設現場の近くを通ったとき、警備員のおじさんが口を開けたままベロニカちゃんを目で見送った気持ちがわかります。
確かにかわいくできました。
でも、次の日にはいつものクルクルヘアーに戻ってました。

あれ? 山形の紹介じゃなくなってるけど・・・
まあ、いいや!

P8010472いつだったか忘れましたが、私とベロニカちゃんは山寺へ行きました。
あの芭蕉さんが行った山寺です。
うちからは車で20分ぐらいですかね。
結構近いんです。
写真は山寺の入口です。

P8010486岩がすごいです。
写真で見るより実際に行ってみたほうがいいですよ。

とにかくこの日は暑かった!
この暑い日に1015段の階段を上ったのですが、汗だくでした。
でも、意外と短い距離に感じたんですよね。
俺もまだまだ若いな!


P8010498この写真、好きです。
屋根ともみじがいい感じ。
ちなみに、ベラルーシには日本にあるようなもみじはありません。





P8010499もうちょっと上らないと。
オロナミンCを飲んで栄養補給。
ちなみに、ベラルーシにはオロナミンCはありません(←当たり前)




P8010527P8010537展望台のようなところです。
きれいですよね。
昔から、私は山寺が大好きでした。
子どもの頃も何度も上っています。
東京に住むようになってからは、帰省するたびに山寺に上るようになりました。

P8010526赤と緑のコントラストがきれいです。
ベロニカちゃん、写真を撮りまくり、写真の腕をあげたみたいです。




P8010563これ、私の昔からの知り合いのTさんからベロニカちゃんがもらったんです。
Tさんとは昔から楽しくお酒を飲ませてもらっていました。
今回も会うことが出来てよかったです。
せっかくの休みの日だったのに、私たちを山形市の夜景が一望できる高台に連れて行ってくれたんですよ。
本当にありがとうございました!

P8050724P8050726これが山形の母なる川、最上川。
私にとっても思い入れの深い川です。
村山市を貫くように流れる最上川。
子どものときから見つめてきました。
やはりここは私にとって「帰るべき場所」なのです。

今回の山形滞在は3週間ほど。
今までの一時帰国の中では一番の長さです。
でも、全然長くは感じなかったなあ。
あっという間に時が過ぎて・・・
会えなかった人もたくさんいたし。

今回はうちの家族との時間を大切にしようと思っていました。
仕事を手伝ったり家事をしたりとベロニカちゃんは大活躍。
2年前は日本に行くのも私の家族に会うのも初めてとあって、遠慮していたところもあったと思うんですが、今回は本当の家族になったような気がします。

P8050734最上川の橋の上にたたずむはぐれミーシャ。
これで故郷ともしばらくお別れ。
次に帰ってくるのはいつになるのかなあ。
2年後になるのか、3年後になるのか・・・







ああ、はぐれミーシャよ!
流れ流れてベラルーシ
次はどこ行く旅がらす
あっしには関係のあることでござんす・・・


akiravich at 13:48コメント(2)トラックバック(0) 
2009年日本の旅 

2009年09月19日

こんばんは。
今日もいつものいってみましょうか。
1、2、3、疲れた〜!

今日はヤバイくらい疲れています。
日々の疲れが全く抜けない感じです。
体の重さもまぶたの重さも責任の重さも半端ないです。

今日の朝は授業がなかったのですが、12時に今回の日本語弁論大会の会場となるベラルーシ国立大学ジャーナリズム学部に行ってきました。
ここまでこぎつけるのがすごく面倒だったんですよ。
ベラルーシ国立大学は組織がかなり大きいので、違う学部になるといろいろと勝手が違うんです。

私が働いているのは国際関係学部。
これはベラルーシ国立大学の中でも最もステータスの高い学部と言われています。
実際入るのも難しいですし、学費も他の学部より高いんです。
でも、建物は他の組織に借りた古いもの。
自前の建物は持っていないんです。
当然、講堂はありません。
なので、今回は他の学部にお願いしたというわけです。

簡単に借りられるかと思ったら、これが書類を出したり、いろいろ電話したりとなかなか面倒。
いろんな人たちの協力で、何とか会場確保にこぎつけました。

会場はとても立派なものでした。
340人も入るって言ってたかな。
いい弁論大会が出来そうです。

ジャーナリズム学部で会場を下見した後は大学へ。
授業まで1時間近く時間があったのですが、ずっと授業の準備。
この時点でかなり疲れていて、眠くて仕方がない。
ギリギリで授業の準備が間に合いました。

授業は2年生の漢字の授業。
最初に漢字のテスト。
今回は簡単な漢字が多かったので、みんないい出来でした。

そこからは来週までに勉強してくる漢字の説明。
漢字の説明というか、その漢字を使った言葉の説明。
漢字を書くこと自体は彼らがうちでやってくればいいわけで。
でも、言葉の説明は必要ですから。

授業の合間に将来についての話。
ベラルーシには日本企業がないので、大学を卒業しても日本語を活かせる仕事がないんです。
で、私が「みんなで会社でも作りましょうか!」と言うと、みんな「作りましょう!」
はぐれミーシャ「じゃあ、何の会社を作ります?」
リューダちゃん「ガス会社!」
なんでやねん!
実は教科書の会話の中に「ガス会社に連絡したら、すぐ来てくれますよ」という文があったんです。
それをそのまま利用したんですね。
ガス会社はちょっと・・・

授業後の5分間、弁論大会に参加する学生と作文の訂正。
で、出場者7人、全員が作文を完成しました!
いやあ、苦しかった!

授業が終わったのが15時50分。
それから、学生と話して、階段を下りているときに女子学生に捕まり、タイムロス。
結局、大学を出たのが16時。
16時半に13歳のアレクセイ君の授業があるので、大急ぎでうちへ。
金曜日は16時半から22時までノンストップで授業があるので、早く帰って昼ごはんを食べておきたかったのです。

急いで帰って、うちに着いたのが16時25分。
ベロニカちゃんが作ってくれた昼ごはんを急いで食べていると、アレクセイ君から電話が。
「15分ほど遅れます」
やった!・・・って喜んじゃいけないんでしょうけど、昼ごはんが食べられる。
そして、急いで送らないといけないメールもいくつかあったので、その時間を利用しました。

17時半からはアニメグループ新入生の授業。
今回は12人。
男の子が一人加入しました。

この時点で私の方は体力の限界。
無理して笑っていました。
みんな割りと静かだったので、何とか笑わせたかったのですが、そんな気力も空回り。
シーンとした感じで1コマ目終了。

休憩を挟んでの2コマ目。
こちらはエンジン全開。
いろんな小ネタをはさみつつの授業。
みんな笑っていましたけど、私としてはいまいちの感触。
私自身、とても笑える状況じゃなかったんですが、「頑張れ、俺!」と無理やり時分を奮い立たせ、授業をしました。

他にもちょっと問題が。
学生の中には一卵性双生児の女の子がいるのですが、この二人、独学で日本語を勉強したらしく、他の人の質問にまで答えちゃうんです。
私が読もうとする文を先に読んじゃったり。
こういうのが一番やりづらいんですよね。
あと、男の子も自分の知識をひけらかそうとするので、超やりにくい。
そういう学生には別個に注意をすることがあるのですが、出来れば避けたいところです。

授業が終わって、数人の学生と話していたとき、学生に「今日の授業、つまらなかったんじゃない?」と聞くと、「とんでもない! 今日の授業は最高でしたよ!」とみんなからお褒めの言葉が。

何でもそうですが、自分の評価と他人の評価が違っているときって、ありません?
私はよくあります。
あと、疲れているときにいろんなことが意外とうまくいったりすることがあります。
疲れていることを自覚しているから、いつも以上に頑張っちゃうんじゃないですかね。

20時半からは入れ替わりで、一番古株の学生、ビーチャ君の授業だったのですが、いろいろあって、授業開始は20時45分。
ビーチャ君「先生、生徒多すぎですよ。いったい何人いるんですか?」
確かに多すぎ。

ビーチャ君とは付き合いが古くて、私もリラックスムードで教えられます。
今日のテキストのテーマは「系統樹」という硬いものだったのですが、ビーチャ君の変な間違いに笑わせてもらいました。

そのテキストの中に「そして、現代人に直接つながるホモ・サピエンスである『新人』が約20万年前〜10万年前に登場した」と書いてあったんです。
でも、ビーチャ君は「とうじょうした」ではなく「はつじょうした」と読んだのです。
その前のところに「発達」という言葉があって、「登場」の「登」という言葉を「発達」の「発」と読んでしまったんですって。
似てるかなあ?
でも、出来上がった文が面白いですからね。
だって、「『新人』が約20万年前〜10万年前に発情した」んですから。
ビーチャ君は「発情」の意味を知らなかったので、ちゃんと説明してあげました。

22時20分に授業終了!
その後も電話をかけたりショートメールを書いたり。

本当に心が休まらないですね。
全然休めない。

明日も楽じゃないです。
6コマ授業。
来週の金曜日まではこんな状態が続きます。
あー、しんど・・・

akiravich at 06:27コメント(0)トラックバック(0) 
日本語教師の仕事 | 日記
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