2010年02月

2010年02月28日

おはようございます。
またまたお久しぶりのはぐれミーシャです。

オリンピック!
盛り上がってますねえ、日本では。

ベラルーシでは全然ですね。
金曜日、男子フリースタイルでベラルーシ人選手が金メダルを取りましたが、いろんな人に「金メダル、おめでとう!」と言うと、「えっ、本当?」とほとんどの人が知らないという有様で。
うーん、日本とは違うんだなあ。

その金曜日は私は朝まで寝なかったんですよ。
午前3時までは翻訳。
なかなか終わりません。

3時からはフリースタイルの生中継。
私はそれほど興味はなかったんですが、ベロニカちゃんが「どうしても見たいから、3時になったら起こしてね」と言うんですよ。
何でもベラルーシはフリースタイルは結構強いのだそうで。
何かフリースタイルというと、新しいスポーツのイメージなので、ベラルーシのイメージとはいまいちリンクしないというか・・・

でも、ベラルーシ人選手は素晴らしかったです!
堂々の金メダル!

本当はミンスク時間の3時には女子フィギュアスケートのフリーが始まっているはずなんですよね。
でも、生中継はフリースタイル。
フィギュアの中継は4時からでした。

ちょうど鈴木明子選手が出るグループが始まるところで、ラッキー。
私はフィギュアスケートのことは何もわからないので、何とも言えませんが、素晴らしい演技だったのではないかと思います。
安心してみていられました。

生中継しているチャンネルは「ユーロスポーツ」。
そのロシア語解説者がひどいんですよ。
徹底した「応援解説」。
何か某ラジオ局の「ライ○ンズナイター」を思い出します。
私が大好きな南海ホークスが西○球場で試合をするときはその局しか中継がなくて。
でも、その解説も実況も「超応援解説」で、すごくむかついたのを覚えています。

でも、最初っから応援解説なのが分かっているわけだから、嫌なら聞かなきゃ言い訳で。
だって、番組名が「ライ○ンズナイター」ですから。

しかし。
ユーロスポーツの場合はもっと中立じゃないといけないんじゃないかな。

鈴木明子選手の後に、ロシアの選手が滑りました。
でも、まだまだという感じの滑り。
テレビの実況は「鈴木はすでに24歳です。経験豊富な選手です。そして、私たちのアリョーナは19歳ですから」と何度も繰り返していました。
つまり、ロシアの選手は経験が少ないから、レベルが違うのは当たり前だという論法です。

ロシアのコメンテーターの特徴ですね。
自国の選手を徹底的に擁護し、他の国の選手をこきおろす。
うまくいかなかったら、言い訳を探す。
中立かどうか以前の問題ですね。
自国の選手のことを応援するのはまあいいとしても、他の国の選手について悪く言うのはどうかと思うのですが・・・

鈴木選手の点数がもう一度表示されたときも、「これは高い点数をつけすぎです!」
もう、自分の国の選手の応援だけにしといてよ!

そして、最後のグループでの安藤美姫選手の滑り。
あんなに表現力がある選手だったんですね。
昔、私が見ていたオリンピックではジャンプのレベルとそれが成功するかどうかばかりが注目されて、表現力は二の次だったような印象があるのですが、安藤選手のような表現力のある演技は見たことがないように思います(←まあ、それほどフィギュアを見てきたわけではないので何とも言えないのですが)。
スポーツとしてではなく、単に「美しい!」と私は思いました。

ちなみに、彼女のコーチのニコライ・モロゾフ氏はベラルーシ代表として長野オリンピックに出ているんですよね。
ベラルーシ人なのかなあと思って調べてみたら、モスクワ生まれのロシア人。

うーん、ベラルーシはフィギュアスケートとかアイスダンスってどんなレベルなんだろう?
ベラルーシで層が薄いスポーツの選手がベラルーシに籍を移してベラルーシ代表として大会に参加するなんてことはあるのかもしれませんが・・・(←歌のコンクールなどではあります。ベラルーシが層が薄いというよりは、自国の層が厚すぎるので、という理由ですが)

そして、浅田真央選手の滑り。
私もドキドキしながら見ていたのですが、だんだん引き込まれていって。
鬼気迫るというか、極限の状態がこちらにも伝わってくる感じでした。
ただ飛んだり跳ねたりというのではない、本当の「演技」がそこにはありました。
それはスポーツでありながら、芸術と呼ぶにふさわしいものだと私は思いました。

浅田選手の演技が終わったあと、私もベロニカちゃんも言葉を失っていました。
彼女の全身から出てくるエネルギーは他の選手にはないものだと思います。
素晴らしかった!

それにしても、日本人選手の表現力には感動しました!
そこで、私が思い出したのは日本人の若手音楽家のことです。
私が音楽を学んでいた20年近く前は、「日本人若手演奏家は技術は素晴らしいが、精神的なものが・・・」という評価が多かったように思います。
ロボットのように技巧的なんだけど、心をあまり感じないというか。

確かに、当時の日本人の若手の中で熱いものや精神性を感じる演奏家というのは思い出せません。
あっ、指揮者の佐渡裕さんは熱いですよね。
あと、誰だろう・・・
ピアニストの有森博さん(←1990年のショパンコンクールで最優秀演奏賞を受賞した方です)は熱かったなあ。

でも、今はいろいろと変わったんですかね。
私は若手演奏家に詳しくはないのですが、例えばピアニストの小菅優さんは素晴らしいと思います。
リストの「超絶技巧練習曲」なんか、素晴らしいテクニックに裏打ちされた演奏で、それでいながら熱いパッションを感じるものでした。

表現力というのは、読んで字の通り「表現する力」。
その「力」が弱いと、どんなに優れた技術でも心には響かないのです・・・

フィギュアスケート、結果は残念ではありましたが、私とベロニカちゃんはとても幸せな気分で朝の6時に就寝したのでした。

金曜日も土曜日の怒涛の日々でした。
授業が死ぬほどあるのに、翻訳もしないといけない。
今日も6コマ。
やばいなあ・・・

今のミンスクは0度。
こういう中途半端な寒さは好きじゃありません。

中途半端と言えば、昨日、何でも中途半端な学生に超ブチキレました。
口ばっかりで何もしない。
謝るときも薄ら笑いを浮かべながら。
自らの間違いを正そうとせず、「間違っているのはあなたのほうだ」という態度を取り続ける。
そんな学生がいるのです。

これまで、彼のためにいろいろしてきましたが、もうこれ以上手を差し伸べることはないと思います。
このブログを読んでいる方の中には「はぐれミーシャさんって、すごく厳しくて怖いイメージがあります」とおっしゃる方が時々おられるのですが、小ギレはしょっちゅうしていても、結構私はギリギリまで見捨てることなく粘るんですよ。

もちろん、その学生に対して何らかの愛情がある場合ですよ。
愛情がない場合は怒りもしません。
だって、エネルギーの無駄ですから。

でも、小ギレが重なって、大ギレになったらアウト。
今回は大ギレです。
私は特に何もしません。
何かしよう、手を貸してあげようと思っても無駄だということはわかりましたから。
言いたいことは言いましたし。
あとは教師としての義務を果たすのみです。

うーん、仕事が多いだけならまだしも、ストレスがなあ・・・
むしろストレスのほうが問題なのかも。

とにかく。
早く今の仕事を終わらせないと・・・
その後は法律関係の翻訳だ・・・

あーあ、早く夏休みにならないかなあ!!!(←はぐれミーシャ、心の叫び)

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日本語教師の仕事 | ベラルーシの文化

2010年02月26日

おはようございます。
はぐれミーシャです。

現在、ミンスク時間、朝の5時です。
たった今、生中継で男子フリースタイルの決勝を見ました。

何と!
ベラルーシのアレクセイ・グリーシンが金メダル!!!
やったー!
ベラルーシはフリースタイルは結構強いとは聞いていたのですが、素晴らしいジャンプでした!

ベラルーシ人選手、今大会初の金メダルです!
現在、金メダル1つ、銀メダル1つ、銅メダル1つです。

このまま、女子フィギュアスケートを見ます!
日本人選手も金メダルだ!!!

akiravich at 12:05コメント(7)トラックバック(0) 
ベラルーシの文化 

2010年02月24日

こんばんは。
今日は休みのはぐれミーシャです。

でも、例によって、全然休んでいません。
暇さえあれば翻訳。
それでも、今日は授業がないだけ、気は楽です。

11時ぐらいに私は出かけました。
実は昨日会った友人のワジム君から「ノート型パソコンを修理に出してほしい」と頼まれていたのです。
なので、東芝のサービスセンターへ。
インターネットで地図を見ていったのですが、着いたところはベラルーシ国立工業大学。
大学の中を探し回ること20分。
ようやく目的地を発見。
それにしても、大学の中にオフィシャルなサービスセンターがあるなんて!

中に入ると、大学の研究室のようなところを利用している作り。
そこにいた男性は「電話予約した?」とか聞いてきて。
めんどくさかったから、直接行ったんですよ。
男性「今、修理が多いから断ってるんだよね」
でも、ちゃんと見てくれて、2週間後ぐらいには修理ができると言ってくれました。
電話しなくてよかった!

それから、ベラルーシフィルムのスタジオへ。
3月と4月に出演する映画の契約を結ぶためです。
昨日も書いたのですが、今度映画に出るんですよ。
いやあ、楽しみだなあ。

正直、最初電話が来たときはあまり信じていなかったんですよね。
ベラルーシでは大風呂敷を広げておいて、何もしない人、時々いるので(←つい最近も某○○会館で遭遇・・・)。

P2231233入口のところで担当者を待っている間に撮ってみました。
何度も来たことがありますが、本当に古い建物。
ソビエト時代からある建物でしょうから。

待つこと5分。
私に電話をくれたタチヤーナさんがやってきました。
3階の事務所へ。

いろいろと映画の説明を受けました。
映画は国のプロジェクトで、第一チャンネルの製作。
タイトルは直訳すると「国の財産」。
しかも、内容は「推理もの」、つまり、「ミステリー」のような内容なのだそうで。
うーん、いまいちピンとこないなあ。

私が撮影に参加するのは6日間。
今までで最長です。
これまでは1日だけの単発の仕事がほとんどでしたから。

それにしても、大きい役立ったら困るなあ。
タチヤーナさんが「相手の女優さんのスケジュールもあって・・・」と言ったので、「相手の女優さんって誰ですか?」
タチヤーナさん「スヴェトラーナ・アニケイさんよ」
おおー!
国立ヤンカ・クパーラ劇場の看板女優さんじゃないですか!
私は面識はないのですが、結構好きな女優さんです。
当然のごとく、非常に綺麗な女性です。

タチヤーナさんはパソコンの操作が不慣れらしく、契約書の作成にかなり時間がかかって。
その間、いろんな話をしました。
タチヤーナさんとは何度か一緒になっていると思うのですが、どんな映画で一緒に仕事をしたか思い出せなくて、聞いてみると「一番最初は『Я помню』で、次が『パンテーラ』ね」
あ、そうか。

今回の撮影で気になるのが日程。
もし大学の授業がある日に重なったら困るなあ。
6日間のうち、2〜3日は大学の授業がある日になる可能性が。
タチヤーナさんは「これは全体で動く話だから、できれば都合をあわせてほしい」
今回は国のプロジェクトなので、私としても大学側に授業時間の変更の申請などは出しやすいのです。
タチヤーナさんは必要ならばすぐにレターを出すと約束してくれました。

もう一つ気になることが。
はぐれミーシャ「監督さんは僕の写真とか見たんですか?」
タチヤーナさん「ううん、写真がなかったの。『写真みたいですか?』って聞いたら、『日本人であればいいから』」
うーん、喜んでいいのかなあ。

P2231234P2231235左はスタジオの階段のところにあったロゴです。
「ベラルーシフィルム」と書いてあります。
右はスタジオの廊下。
とにかく暗いです。
ソビエト時代そのままという雰囲気。
お金がないんでしょうね。
電気は節約しないと!

実はベラルーシフィルムでは結構盛んに映画が作られているんですよ。
と言っても、ベラルーシが自前で作っているものはそれほどなくて、ほとんどはロシアからの注文で作られているものです。
ロシアのプロジェクトは多いですね。

何故かと言うと、ベラルーシで作ったほうが制作費が安いから。
エキストラにかかる人件費や場所代など、あらゆる面で安上がりなのです。
なので、監督などの主要スタッフやメインの俳優などはロシアから来て、あとの人たちはベラルーシ人スタッフという形がかなり多いんです。

そういえば、パンテーラもそうだったなあ。
ちゃんとした役の人たちはモスクワから来ていたもんなあ。
端役は全てベラルーシの俳優さんたちでした。
モスクワから来ている人たちはミンスクとモスクワを行ったり来たりしていました。

うちへ帰ってみると、タチヤーナさんからシナリオが届いていました。
全然セリフがない!
うーん、セリフがたくさんあったら怖いなあと思っていたのですが、全然ないのも拍子抜けです。
まあ、いいや。
何かリムジンに乗るみたいです。
そして、「日本語で何かしゃべる」と書いてありました。
内容は関係ないようです。
放送禁止用語でも連発してやろうかしら・・・(←うそですよ!)

帰ってからはまた翻訳。
それにしても疲れました。

夜はベロニカちゃんとバイアスロンを見ました。
女性のリレーだったのですが、ベラルーシチームは7位でした。

ベラルーシではバイアスロンは結構人気があるスポーツなんですよ。
日本だとそれほどメジャーではないような感じもしますけどね。
ベロニカちゃんは男子のバイアスロンが大好き。

そういえば、今日のリレーの第一走者、リュドミラ・カリンチク。
実は私の友達の親戚なんですよ(←遠い?)。
日曜日にブレストのゲーナ君と話していたとき、「俺の親戚、今バンクーバーオリンピックに出てるんだよ」
すごいなあ。

ちなみに、ベラルーシではオリンピックは全然盛り上がっていません。
好きな人だけが見る感じ。
国全体が盛り上がる日本とはえらい違いです。

あー、今日も終わってしまう!(←今、ミンスク時間23時44分)
早く寝よう・・・

akiravich at 06:45コメント(2)トラックバック(0) 
映画 

2010年02月23日

こんばんは。
久しぶりのはぐれミーシャです。
なかなか更新できなくて、すみません。

そして、最近、ベラルーシ情報が全くなくて申し訳なく思います。
もっともっとベラルーシの魅力をご紹介できるといいのですが・・・
今は翻訳という長いトンネルのど真ん中にいるところなので、もう少し待ってください。
今の仕事が終わったら、次はベラルーシの法律関係の翻訳が待っています。
それが終わるのは3月末。
うーん、なかなかきついなあ。
翻訳専門の人だったらいいんでしょうけど、私の場合は日本語教師の仕事もあるので。

そうそう。
忙しいと言っているときに限って、またまた仕事が舞い込んでくるもので。
今日も新しい仕事の依頼が。
でも、これは翻訳や日本語教師の仕事ではなくて。

最近書きましたが、今度映画に出るんですよ。
わーい、わーい。
でも、そんなに喜んでばかりもいられないなあ。
今回はちゃんとした役のようで。
明日、台本をもらいに行きます。

しかも、最初の撮影の日が翻訳の仕事の締め切り間際。
なので、そのときまでには作業を進めておかないとヤバイのです。
私が出演するシーンの撮影は3月が2回、4月に4回。
おいおい、どんな役なんだよ。
怖いなあ。
楽な役だといいけどなあ・・・

でも、これもいい経験かな!(←最近、妙にポジティブシンキング)

今日は朝の4時に目が覚めちゃったんですよ。
やはり翻訳のプレッシャーが心に重くのしかかってきているからでしょうか。
でも、おかげでなかなか作業ははかどりました。
私、早朝の4時とか5時の時間帯って大好きなんです。
空気が澄んでいるような感じがして。

7時半まで働いた後、朝食を食べて就寝。
食べてすぐに寝るというのも、何か相撲部屋のようで・・・
実際、ちょっと太ってきたので気をつけないと・・・

14時半からは2年生の授業。
今日は最初からブチキレました。
私が真剣に話をしているのに、ある学生がずっとノートに漢字を書いていて。
「何をやっているんだ?」と聞くと、「頭が痛いんです」
意味が分からない答え。
「話を聞く気がないなら、出て行ったら?」

私、授業中に切れて、うちに帰ったことあるんですよね。
今日も本気で帰ろうかと思ったのですが、話を聞いていなかったのはその女の子だけだったので思いとどまりました。
それにしても、問題だなあ。
詳しくは書きませんが、幼稚園の子供を相手にしている気分です。

授業が終わって、私はミンスク中央駅へ。
昼ごろ、ベラルーシ南西部にあるブレストという町の友達から電話があり、「今日、ミンスクに行くから、会おう」という話になったのです。

彼は奥さんのナターシャさんと一緒。
新婚ホヤホヤです。
ナターシャさんの実家のウクライナへ行く途中にミンスクに寄ったのでした。
30分と短い間だったけど、三人で楽しくコーヒーを飲みました。

それにしても、ナターシャさんは美人さん。
まさに「ウクライナ美人」という感じです。
説明はできませんが「ベラルーシ美人」とは何か違う感じがします。
顔立ちが違うというか。
まあ、いずれにしても美人なのですが・・・

彼らを駅に送るとき、途中で転んでしまいました。
久しぶりに思いっきり転んだなあ。
ここ数年、転んだことがなかったんですよ。
でも、うまく着地したので大丈夫でした。

うーん、今日は転んだり、怒ったり、喜んだりと忙しい一日だなあ。

これから翻訳の仕事です!
明日は休みなので、今日は力の続く限り、夜遅くまで働きたいと思います。
頑張るぞ!

akiravich at 04:08コメント(0)トラックバック(0) 
日本語教師の仕事 

2010年02月20日

こんばんは。
疲れて何もしたくないと思いつつも、ブログは書かずにはいられないはぐれミーシャです。

いやあ、まいりました。
疲れがピークです。

疲れているときって、逆に寝られなかったりしませんか?
私、今朝5時ぐらいに目が覚めちゃって、そのあと、7時半ぐらいまでずっと翻訳をやっていたんですよ。
本当はゆっくり寝てから働いたほうが効率がいいんでしょうけど、「翻訳がある」というプレッシャーに押しつぶされそうになります。
働いているほうが落ち着くというか。

でも、今日は翻訳できたのは朝だけ。
ずっと日本語の授業でした。
他の日からのツケがまわってきた感じです。

最初に美少女ターニャちゃん、天然ユーリャちゃんと授業があり、そのあと、15時からは22時までノンストップ!
入れ替わり立ち替わり人が来て、授業を受けていくという感じでした。
しかも、22時からはある学生に電話で文法を説明。
結局、解放されたのは22時45分。
我ながらよくやるよ・・・

うちのベロニカちゃんもいろいろあって疲れていたので、私が料理をすることに。
かなり遅い晩ごはんです。

ベロニカちゃんは鶏肉を使ってスパゲッティを作ろうとしていたのですが、私はある料理のことが頭に思い浮かびました。
それは「オムライス」。
一度だけベロニカちゃんのために作ったことがあって、そのときは大好評だったんです。
もう一回作ってみよう!

まずチキンライス作り。
鶏肉と玉ねぎ、黄色ピーマンをバターで炒めて、そこに白ワインとケチャップ。
ケチャップのくせを飛ばした後にご飯投入!
まあ、チキンライスまでは簡単なんですよ。

問題は卵。
どうやってライスを包み込むか。

私、最近流行のオープンタイプのオムライスって、何か惹かれないんですよ。
チキンライスを皿に盛り、その上に緩めのプレーンオムレツを載せ、ナイフを入れるとパーっと広がるやつですね。
まあ、食べたことないから味のほうはなんとも言えないし、絶対においしいんだろうけど、見た目が、ね。
これは味の問題ではなくて、単に美的感覚の問題なのでしょうが。

私は断然、昔ながらの包み込むタイプ。
何てったって、きれいじゃないですか!
あの黄色の卵に包まれた中には何があるのかそそられるというか。
控えめながらも目を惹かれてしまうというか。
やっぱりね、オムライスも女性もつつましやかな方が私は好きなんですよ。
オープンタイプのオムライスが開放的なハワイで育ったキャロラインならば、昔ながらのオムライスは物静かながらも凛とした大和撫子の良子さんと言ったところでしょうか。
皆さんはキャロラインと良子さんとどちらが好きですか?(←話がズレてない?)

まあ、どちらがいいかは好き好きですから。

っていうか、今気づいたんですが、私、オムライスにそんなに深い思い入れはないんですよ(←じゃあ、今まで書いてきたのは何だったのでしょうか・・・)。

そんな私が作るのはもちろん、良子さん!
でも、包むのって難しいですよね。
今回はチキンライスを載せすぎて、ひっくり返すのが難しかったです。

そうそう、フライパンの中で包み込むのは私には無理なので、卵にご飯を載せて、それを皿の上にひっくり返す作戦でいきました。

P2201231完成したのがこちら!
写真が暗くてすみません。
見た目は悪くないでしょ?
破れたところはケチャップで隠してしまいました。

これ、皿がかなり大きくて、二人でやっと食べきれるサイズでした。
今度はもっと小さいサイズにして練習しよう・・・

味はかなり良かったですよ。
まだ卵がトロトロの段階で包んだので、卵の周りはフワフワ、内側はトロトロな感じで。
見た目をのぞけば、立派なオムライスです!

それにしても、疲れたなあ。
夜中の23時半にベラルーシでオムライスを作っているのは俺ぐらいのもんだろうな。
っていうか、ベラルーシにオムライスは存在しません。
でも、ベラルーシにもある材料で作れるので、これからはもっと頻繁に作っていきたいと思います。
ベロニカちゃんも大好きですから!

akiravich at 07:25コメント(2)トラックバック(0) 
ベラルーシの食生活 | 日記

2010年02月19日

こんばんは。
大学イモを作ったのですが、蜜を作っているときにどんな味か試してみたくなり、ヘラを直接なめたら、軽く舌をやけどしてしまい、軽く後悔したはぐれミーシャです(←ヘラを直接なめるような御行儀の悪いことはやめましょう・・・)。

P2181228これがやけどの末に出来上がった大学イモです。
一ヶ月ほど前に買ったのですが、そのまま料理をする時間もなくほっておいたんですよ。
そうしたら、ちょっと悪くなりかけていたので、急いで料理したんです。

すっごく甘くておいしかったです。
これ、アメリカ産のさつまいもです。
ベラルーシでは作っているという話は聞いたことがありません。
そもそも、その「さつまいも」という言葉をロシア語で言うと、たいていの人は「聞いたことはあるけど、見たことも食べたこともない」というリアクションをします。

今日はねむーい一日でした。
昨日の疲れがドッと出てきて・・・
授業は3つ。
それ以外の時間は翻訳作業をしました。

こういう忙しいときに限って、他の仕事が舞い込んできたりするもので。
まあ、こういう話は昨日も書きましたが。
今日は別の翻訳会社から翻訳の依頼が来ました。
内容は法律関係。
かなり困難な内容です。

私が期限をたずねると「いつまででもいいです」。
こういう依頼、大好きです!

さて。
今日はふと思い出したことがあったので、それを書いてみます。

この前、私はNHKラジオ第一放送の「地球ラジオ」という番組に出させてもらいました。
そのときのテーマは「名前」。
で、今日ベロニカちゃんとベラルーシの変な名前の話をしていて。
はぐれミーシャ「じゃあさ、『レナード』っていう名前はある?」
ベロニカちゃん「うーん、聞いたことないなあ」
私が「レナード」と言っているのは、もちろん「レナード・バーンスタイン」のことですよ。

ベロニカちゃん「『レオナルド』だったらいるけどね」
レオナルドか。
はぐれミーシャ「俺が連想するのは『レオナルド・ダ・ヴィンチ』だけど、普通の人は『レオナルド・ディカプリオ』をイメージするのかな?」
実は最初に頭に思い浮かんだのは「レオナルド熊」だったのは、秘密・・・

こういうギャップについて考えたとき、東京に住んでいたときのある出来事を思い出しました。

それは私がまだ東京ロシア語学院でロシア語を学んでいたときのことです。
ある日の夜、いつものようにお酒を飲んだのですが、誰かの提案でカラオケに行くことに。
7、8人はいたかなあ。

みんな酔っ払っていて、かなり盛り上がりました。
でも、私はカラオケって、そんなに好きなほうではないんですよ。
やっぱり恥ずかしいし。
歌いますよ。
でも、何か遠慮しちゃうんです。
だから、「あしたのジョー」とか、アリスの「チャンピオン」とか、そういうのを選んじゃうんです(←?)。

誰が私に言いました。
「古○さん! 『硝子の少年』、入れといて!」
それはKinKi Kidsのデビュー曲ですよね。
その頃、はやっていたので、私も聞いたことはありました。

でも、そのときは誰かが歌っている最中でよく聞き取れなかったんですよ。
2、3曲あとに、流れ出したイントロは何だかおかしくて。
みんな「???」という顔をしていたのですが、誰かが「古○さん! これ、『硝子の少年』じゃなくて、『ガラスの十代』ですよ!」

やっちまった!
「ガラスの・・・」ときたら、光GENJIの「ガラスの十代」に決まってるじゃないすか!
私が中学生のときですよ。
ローラースケートで舞台を走り回る姿は新鮮でした。

誰かが「まあ、世代が違いますからねえ・・・」
確かに、私は22歳のときにロシア語学院に入学したから、高卒で入ってきた人なんかよりは年上だったんですけどね。

結局、みんなで「ガラスの十代」を大合唱したのでした。
あれは笑ったなあ。

ああ、懐かしいなあ。
あの頃に帰りたいなあ。
みんなで居酒屋行って、朝まで話したりしたあの頃。
楽しかったなあ。
今は朝まで一人で翻訳作業ですもん・・・

akiravich at 03:51コメント(2)トラックバック(0) 
日本の思い出 

2010年02月18日

こんばんは。
36歳になっても携帯電話のゲームに熱中し、あるゲームで最後のステージがクリアできず、去年の12月から苦しんでいるはぐれミーシャです。

今日はかなり滅茶苦茶な一日でした。
朝から大学へ行き、帰ってきたのは夜の19時半。

これにはいろいろと事情がありまして。
今月の初めぐらいに職場から電話があって、「東洋語講座の各セクションの報告書を出すように」というお達しがあったのです。
うちの東洋語講座には中国語、韓国語、日本語、ペルシャ語、アラブ語、トルコ語のセクションがあるのですが、それぞれが2009−2010年度前期の報告書を出せ、とこういうわけです。

私もドタバタしている中、何とか報告書を作りました。
書式は自由、自分の好きなように感想を書いていいということだったので良かったんですよね。

ところが。
月曜日の夜、うちのボスに「あの報告書で大丈夫でしたか?」と聞くと、「あれじゃあ、ダメだ。もう一回書いてくれ」
ガビーン!
そんなこと言われても。

火曜日、大学へ行ってみると、書き直しになったのは日本語セクションだけでなく、実は全セクション。
しかも、今回は自由な書式ではなく、2005年から2009年までの詳しい報告書ということなのです。
しかも、与えられたのは火曜日と水曜日だけ。
無理だろ!

そんなわけで、今日は一緒に働いているナースチャさんと5時間近く一緒に報告書作成。
こういうとき、ネイティブじゃない人間は困りますね。
どこの国に行ってもバカらしい書類の仕事はあるのでしょうけど、ベラルーシではベラルーシなりの書き方があるらしく、外国人の私には理解不能なのです。
結局、ナースチャさんにすごい負担をかけてしまいました。
申し訳ない・・・
私が日本語科の主任なのに・・・

忙しいときに限って、またそこに仕事が舞い込んできたりするもので。
昼ぐらいに翻訳会社から電話が。
何でも超急ぎの翻訳があるとかで。
でも、こちらはうちに帰るのは19時。
うちでも授業があるから、自由になるのは21時過ぎ。
はぐれミーシャ「じゃあ、明日の朝まででもいいですか?」
翻訳会社の人「いや、今日の夜、22時でも23時でもいいので、完成し次第送ってください!」
うーん・・・

16時からは2年生の授業。
月曜日は頑張って歌を歌ったりしてくれたんだけど、今日は私は彼らをしかりました。
月曜日、頑張ってはいたのですが、頑張っているというだけではダメなこともあるわけで。
あの程度の日本語なら、1年生でも話せるということで。
そのほかにも、前回の授業で提出した宿題がかなりひどかったんですよ。
間違いが多すぎるというだけでなく、真剣さが足りないのが見え見えだったので。

学生たちの中にも少し甘えや驕りが出てきたのかなと思い、かなり厳しいことを言いました。
神妙な顔をして聞いていましたが、どの程度理解してくれていたのかは今後の態度でわかるでしょう。

授業が終わったのが18時50分。
急いでうちに帰れば、19時半の授業開始前に15分は休める。
と思って、ダウンジャケットを置いておいた教員室に行ってみると、鍵がかかっている!
仕方なく一階の受付に行き鍵を借りることに。

おかげでうちに着いたのは19時25分。
玄関のところで中に入れずに、学生たちが待っていました。

授業の前のちょっとした時間。
5分でも10分でも、私には貴重なんですよ。
少しでも息を抜くというか、そういうのがあると精神的にも楽ですし。

仕方がないので、昼からのテンションそのままで夜の授業を乗り切りました。
それにしても、疲れた!

21時に授業が終わり、早速翻訳開始!
いつもの翻訳ではなく、今回は超急ぎの仕事だったので急ぎました(←当たり前)。
まあ、いつもの翻訳もかなり急いでいるのですが、量が量なので・・・

翻訳の合間にもナースチャさんに電話。
やり残した箇所があったので。
でも、彼女も電話に出ない。
さすがに今日はいろいろやってもらったからなあ・・・

22時に何とか翻訳を終わらせ、そして、ナースチャさんにもう一度電話。
結局、残った仕事はナースチャさんが一人でやってくれることになりました。
感謝感激!
明日は自分の仕事がつまっているから、どうにも身動きがとれなかったんですよ。
しばらくは頭が上がりそうにもないです。

それから、バレエ学校に留学中のMちゃんに電話。
何でもオーブン付の電子レンジが欲しいということで、昨日電話をもらっていたのです。
今日の朝、大学に行く途中に電気屋に寄ってみたんですよ。
店員に「オーブンと電子レンジが一緒になっているの、ありますか?」と聞いたら、ロシア語で言う「конвекция」という機能があって、それがオーブンと同じだって言うんですよね。
うーん、本当かな。

そして、2年生のある学生に電話。
今学期、すでに2回も無断欠席している学生です。
私は最高に怒っています!

っていうか、もう頭の中がグチャグチャ。
いろんなことがありすぎて。
他の学生にも電話する用事があって、疲れました・・・

ここ最近、厳しい日が続いています。
本業以外のところでもいろいろやることがあって・・・
でも、忙しいっていうのはいいことですよね。
まあ、程度の問題でしょうけど・・・

もうちょっと頑張ったら、また光が見えてくるでしょう!

そんな忙しい生活の中でもちょっといいことが。
昨日の昼、私は火曜日は基本的には休みなのですが、その報告書のことで大学へ行き、それから入院中の知り合いのところへ行き、それから大学の学長室に書類を届けに行くというドタバタ。
何故か無性にマクドナルドのハンバーガーが食べたくなり、町の中心オクチャブリスカヤにあるマクドナルドへ。

13時ぐらいだったのですが、大混雑!
結局、15分近く行列に並びました。
ベラルーシは一店舗あたりの集客率が世界でもトップクラスと聞いたことがあるのですが、本当っぽいですね。
あんなに混雑しているの、あまり見たことないですよ。

でも、店員のタラタラした態度を見ていると混雑も仕方がないのかな。
中にはかなり待たされる商品もあるようで。
私が食べたかった「ビッグ・テイスティー」はすぐに購入できました。

やっとのことでハンバーガーを買い、外に出ようとしてドアを開けると、目の前に立っていたのは私の元学生のカーチャちゃん!
私にとっては最初に受け持ったグループの学生の一人なんですよ。
9年前かな。

すっごい久しぶり。
彼女はモスクワで働いているって聞いていたから、まさかこんなところで会うとは!

大学で彼女が勉強していたのは経済で、日本語は第二外国語。
でも、彼女はすごく勉強して、日本語能力試験の2級に合格しました。
2級でも結構大変なんですよ。

お互いに近況報告。
いろいろと変わったなあ。
でも、カーチャちゃんは相変わらず背が高くて。
そして、ちょっと子供っぽく見えるところがかわいくて。
本当に会えてうれしい。

カーチャちゃん「実は今日の朝、右手がかゆくなったから、誰かに会えるのかなあと思っていたんですよ」
何かベラルーシの迷信で「右手がかゆくなると、思いがけない人に会える」というのがあるのだそうで。
確か、右手と言っていたなあ。
もし左手だったらごめんなさい。

それにしても、うれしかったなあ。
あの頃は私も教師として駆け出しで、今考えたらあんな教え方で申し訳なかったと思うほど未熟でした。
でも、彼女は一生懸命頑張ってくれて。

いい気分のまま外に出て、地下鉄の駅へ。
すると、向こうから歩いてくるのは、演出家のオレグ・キレーエフ!
だいぶ前から知り合いなのですが、久しぶりに会いました。
簡単な会話でしたが、会えてうれしかった!

キレーエフの演出はなかなかいいんですよ。
特に「巨匠とマルガリータ」はすごかった!

また劇場行きたいなあ。
最近、かなりご無沙汰なので。

こういう忙しい生活の中でも、いいことはあるものですね。

でも、明日はまた嵐のような一日。
朝から晩まで授業&翻訳。
さあ、寝よう・・・

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日本語教師の仕事 

2010年02月16日

こんばんは。
おととい、卵を割ろうとしたらペシャンコに割れてしまい、テーブルから流れ出す白身を見ながら固まってしまったはぐれミーシャです(←考え事をしてたら、力を入れすぎてしまった・・・)。

今日は非常にいい気分です!
珍しく!
かなり珍しく!
いつも「疲れた!」とか、「力がない・・・」とか、そういう言葉で始まるのにね。

実は今日はちょっとした催し物があって。
日本から日本ユーラシア協会の方が二人、ベラルーシにいらっしゃったのです。
その歓迎会に学生たちと一緒に行ったのです。

最初はベラルーシ人の人から電話があったんですよ。
「日本人が来るからベラルーシの学生との交流会を開きたい」という趣旨だったのです。
でも、どこでどう話が変わったのか、私たち、つまり学生と教師が友好会館という所に行くことに。

話自体はかなり前に来たのですが、友好会館に行くという話しが来たのは先週の水曜日。
もし何かできれば出し物をやってほしいという依頼。
できるか!
だって、一週間切っているんですよ。
かなり無茶な注文(←でも、ベラルーシではありがち・・・)。

でも、今回はOKしました。
せっかくベラルーシにまで日本人の方が来てくださるわけですから、私たちができることは全てしたい、という気持ちがありました。
そのベラルーシ人側のドタバタは完全に無視して、日本人の方を歓迎するという想い一つで今回の話をOKしました。

話が来たのが先週の水曜日。
その日のうちに2年生とは歌の練習。
次の日は1年生が歌の練習。
土曜日は1年生と2年生の合同練習。
月曜日に最終練習。
そして、本番。
かなりの強行軍!

ああ、そうそう。
私たちが何をするのか書いていなかったですね。

とりあえず、何か歌おうということになって。
前から合唱をやりたいという要望はあったんですよ。
で、何を歌うかということになったとき、パッと思いついたのが「大きな古時計」
何ででしょう?
私は子供のときに歌った記憶があります。
それも、かなりよく歌ったような気が。
平井堅のも好きですけどね・・・

歌だけじゃ何か足りないということで、詩の朗読を入れることにしました。
ベラルーシを代表する詩人、ヤクブ・コーラスの詩です。
それをベラルーシ語と日本語で読んだらどうだろうか、と。

もちろん、訳すのは私の仕事。
学生は一年生と二年生ですから、私がするしかないのです。
まあ、高学年でも日本語に訳すのは難しいと思いますが・・・

練習は割りとうまくいきました。
土曜日の合同練習はなかなか楽しくて。
私は異なるジャンルの人とか、全然違うグループの人とかを混ぜるのが好きなんですよ。
コラボレーションってやつですかね(←言葉の使い方が間違ってますね・・・)。

日曜日はスカイプを使って、詩の朗読の練習。
感情を込めて読めるようにするのはなかなか大変です。
だって、外国語ですもん。
いくら勉強したって、外国語は外国語。
もし私がロシア語の詩を朗読してほしいと頼まれたら、結構きついでしょうね。
でも、学生たちは頑張りました!

月曜日は朝からバタバタ。
大学に30分かけて行って、それからうちに帰って、また大学です。
うーん、かなり強・行・軍!(←分けたほうがカワイイ感じがしたんですけど、ダメですか?)

私もスーツでビシッときめて(←でも、お腹回りはかなりキビシイ・・・)、いざ出陣!

授業の時間を利用して、最後の練習。
最初は1年生と2年生はあまり打ち解けていなかったのですが、だんだんいい雰囲気になりました。

会場に着いてみると、セレモニー開始50分前だというのに、すでに人がいる。
そして、日本の音楽が流れている。
うーん、会場でリハーサルをしようと思ったんだけど、そういう雰囲気じゃないなあ。

そこを会場の人にお願いして歌わせてもらうことに。
うーん、硬い・・・
みんな緊張のし過ぎで硬すぎる。
みんなかなり緊張していて、かなり悪い状態。

なので、私が指揮をすることにしました。
それまでは指揮なしで私も一緒に歌っていたんですよ。
本当は指揮をしたくはなかったんですが、調子をとる人がいないと、どんどんテンポが遅くなっていくので。

私は才能もないのに、指揮者にあこがれていたんです。
すごくすごく。
本当に指揮者って、かっこいいですよね。
昔のソビエトの子供がガガーリンに憧れていた感じと似ているでしょうか。

「大きな古時計」はうまくいったのですが、「故郷」が何かおかしい。
ピアノがあったので、最初の音だけでも取ろうと思ったのですが、なかなかうまくいかず。
結局、私が「やめよう。ピアノいらん!」。
最初の音も学生たちの音の記憶を頼ってトライすることにしました。

17時をちょっと過ぎてセレモニー開始。
いろんな人の挨拶が続く。
ユーラシア協会の方の挨拶。
ユーモアたっぷりで最高!
ロシア語が堪能な方で、素晴らしい挨拶!
グチャグチャ言うだけの人たちとは違って、ユーモアあふれる話し方には感動すら覚えました。
とても楽しかったです!

そして、私の出番!
学生たちが歌う前に、私がベラルーシ国立大学の状況について話すことになっていたのです。
本当はロシア語と日本語で話すことになっていたのですが、日本人の方々がかなりロシア語が堪能な方たちだったので、ロシア語だけで話すことにしました。

一応原稿は書いてあったのですが、途中からはアドリブ。
私、思わず「私たちの国、ベラルーシでは・・・」と言ってしまったんですよ。
日本人がベラルーシを「私たちの国」と言ったのが面白かったのか、拍手が起こってしまいました。

そして、歌!
「大きな古時計」
私も緊張していて、最初の音をとるのが難しかったのですが、無理やり自分を奮い立たせました。
指揮をしながら自分も歌いました。
歌詞が危ないかなとも思ったのですが、やっぱり自然と覚えてしまっているのでしょうか。
全然問題はありませんでした。

そして、ベラルーシ語の詩。
これも感情がこもっていて、素晴らしい朗読になりました。

最後に「故郷」。
直前の練習で全くうまくいかなかった曲なのですが、何とか乗り切りました。
3拍子の曲は指揮しにくいです。
私は苦手です・・・

観客の皆さんは大きい拍手をしてくださいました。
もっと上手に歌えるように頑張りますよ!
私の目から見るとまだまだですが、練習が3回しかなかったこと、音楽教育を受けたことがない学生がほとんどだったことなどを考えると、素晴らしい演奏だったと思います。

私たちの出番が終わって、かなりホッとしました。

でも、ホッとしたのもつかの間。

司会者の女性がユーラシア協会の方に話を振りました。
そこで、その方は「私はロシア語には自信がないので、○○先生に通訳をお願いしたいと思います」ともう一人の同行者の方にお願いしたんです。
すると、その○○先生「古○先生にお願いしたほうがいいんじゃない?」
うわー! 久しぶりの通訳の仕事!!!
翻訳はよくするのですが、通訳は久しぶり!

正直、通訳は苦手なんですよ。
元々、翻訳のほうが好きなので。
でも、今日の通訳はきれいにできました。
滅多にあることではないのですが、私にとっても会心の出来です。
それにしても、びっくりしましたよ!
突然のことだったんで。

その後もセレモニーは続き、終わったのは18時半ごろ。
そこからは交流&写真撮影タイムです!

いろんな人と話さないといけないから、走り回って大変。
誰かと話していると、他の人に「ちょっとこっち来て!」と引っ張られる始末。
しかも、私と話したいのではなく、「写真撮って!」なんて呼ばれ方をするんですから。

バレエ学校に留学中のMちゃんと会話。
学生たちが詩を朗読しているときにMちゃんに気づいたんですよ。
でも、何でいるんだろうって不思議だったんですよね。
そこにいたのはMちゃんだけじゃなくて、R子ちゃんやA乃ちゃんも。
なんでも、何があるのかよくわからないまあ、引っ張ってこられたのだとか。
出かけるまでの時間が15分。
その割には、結構おしゃれしていたような気が・・・

Mちゃんたちと小声でおしゃべり。
彼女たちが連れてこられたのは、バレエ学校の校長先生の意向なわけで。
彼女たちと話すのはなかなか楽しいです。
みんなそれぞれ、ちょっとキャラがずれているところもいいんじゃないですかね。
なかなかいいトリオでしたよ。

1年生の女の子たちが私のところへ来て「帰ります」
はぐれミーシャ「今日は楽しかった?」
女の子たち「とても楽しかったです!」
はぐれミーシャ「また歌いたいですか?」
女の子たち「はい!」
こういう素直なのがいいですよね。

1年生の学生の一人が「先生の通訳は素晴らしかったです」
実は先週の土曜日の1、2年生の合同授業で、「私は翻訳は好きですが、通訳は苦手です」と言っていたんですよ。
ある女の子「全然、苦手には聞こえませんでしたよ!」
まあ、確かに今日の通訳はいい出来だったかな。
でも、もっと頑張ろう!
もっと上手に訳せるはず!

これまで1年生とは自分が担当していないせいもあるのか、なかなか打ち解けなかったのですが、今日はまあまあ打ち解けた感じもします。

2年生は悲喜こもごも。
楽しんだ学生もいれば、「自分でも気に入らなかった」という人もいるし。
でも、全てひっくりめて、いい勉強なんだよね!

いろんな人に話しかけられました。
その中で印象に残ったのが、アコーディオンとベラルーシの楽器「ツィンバロン」を演奏した人たちが話しかけてきたこと。
完全にプロのような演奏をしたアコーディオンの男性とツィンバロンの女性。
っていうか、プロでしたね。

男性「すぐに『この人は音楽を知っているな』と思いましたよ。だって、指揮を見ていたら、ちゃんと3拍子とか4拍子をとっているし、右手と左手が別々に拍とメロディーを表現しているから」
このことばを聞いて、私よりも喜んでくれたのは学生たち。
ある学生「先生、ほめられてますよ! よかったですね!」
まあ、だてに国○音大中退ではありません!(←まあ、中退は自慢できることではありませんが・・・)
でも、久しぶりにほめられて、うれしいなあ。

疲れきっていますが、気分は最高です。
やっぱり血が騒ぎますね。
もっとアツイことをしたいです!

それにしても、指揮は楽しいなあ。
みんな楽譜を見るので精一杯で私のほうは見ない学生も多かったのですが、割とみんなついてきてくれたように思います。
でも、練習に費やしたのは3日だけですからね。
それでも、私たちが出来ることは全て全力を尽くしてやったと思います。

心地よい疲れです。
寝ます!

akiravich at 07:41コメント(5)トラックバック(0) 
日本語教師の仕事 

2010年02月14日

こんばんは。
授業中、17歳の女子生徒にガン見されて照れて、「もしかしたら気に入られてるのかも」と思って、奥さんに話したら「気のせいじゃない?」と言われたのに、それでも「まだまだ俺も捨てたもんじゃないなあ」と一人で喜んでいるはぐれミーシャです。

相変わらず翻訳で苦しんでいます。
こんなに苦しいのは初めてかな。
内容が難しいのではないのですが・・・
まあ、頑張ります。

この2日間は翻訳だけに集中しているわけにもいかなかったんですよね。
というのは、前回の記事にも書きましたが、詩の翻訳をしたんです。
学生たちと一緒に日本人を迎えてのセレモニーに参加するためなのですが、これがまた大変。
急に参加が決まったのでドタバタなんです。
何しろ時間がない。

昨日の夜は詩の翻訳でかなり時間がかかってしまいました。
でも、詩というのは訳すのは不可能に近いものがあります。
ロシア語の詩では韻を踏むのが普通なのですが、それを日本語に置き換えるのは不可能。
リズムを作ろうとしてもそれは無理な話で。

でも、何とかきれいに仕上がりました。
でも、もっとよくできるはず。
でも・・・

今日(土曜日)は、1年生と2年生の授業の時間が一致しているので、初の合同授業をやってみました。
最初にみんな自己紹介。
同じ学部の同じ日本語学科なのですが、初めての顔合わせなので、みんな緊張気味。

ちなみに、ベラルーシには日本のような「先輩・後輩」という考え方はありません。
学年が違っても同年代なので、みんな普通の友達のように話すのが普通です。

1コマ目は歌の練習。
月曜日に歌うわけですから、頑張らないといけないわけで、熱のこもった練習になりました。
とはいっても、私の学生のことなので、リラックスムードではあるのですが。

曲目は「大きな古時計」と「故郷」。
「故郷」は今日初めて歌ったのですが、調子が高くて悪戦苦闘。
それでも、調を下げて歌ったのですが・・・
でも、なかなか頑張っていると思います。

2コマ目は翻訳についてのお話。
翻訳とは何なのかについて、私がレクチャーしました。
この話についてはいつかまた書きます。

村上春樹の作品のロシア語訳を材料にして、原文と訳がどれだけ違っているかを見ました。
あまりのすごさに度肝を抜かれますよ。
ここまで原文を変えちゃあ、翻訳とは言えない・・・
2008年5月28日「ロシア語の日本文学」

2年生は私のやり方に慣れていますが、1年生は最初戸惑っているようでした。
でも、2コマ目になると慣れてきたようで、こなれた雰囲気で授業が出来ました。

ある学生は「村上春樹はロシア語の訳では読みたくないです」と言っていました。
そりゃあ、そうでしょうね。

久しぶりにかなりのエネルギーを消費しました。
うちに帰ったころには、疲労困憊。
二つのプライベートレッスンを何とかこなしました。
正直、最高に眠かった・・・

なので、今もかなり眠いです。
今、夜中の1時です。
翻訳はそれほど進みませんでした。

今日は学生の面白い間違いをご紹介します。

ロシア語を勉強なさった方なら分かると思いますが、ロシア語には「アクセントのない『o』は『a』のように発音する」という規則があります。
例えば、「сосна」(意味は「松」)という言葉。
これをラテン文字にすると「sosna」で、最後の「a」にアクセントがあるのです。
でも、最初の「o」にはアクセントがないので、「a」と発音しないといけないんです。
つまり、実際の発音は「sosna」(ソスナー)ではなく、「sasna」(サスナー)になるんです。

わかっていただけました?
つまり、「o」と書いてあっても、「a」と発音することがあるのです。

日本語にはそんな規則はありません。
「お」と書いてあったら「o」だし、「あ」と書いてあったら「a」と読むしかないのです。

でも、学生の中にはどうしてもロシア語の癖が抜けない人がいます。
例えば、「ともだち」(tomodachi)という言葉を「たまだち」(tamadachi)と読んでしまう人がかなり多いのです。
私はかなり早い段階からそれを直すのですが、直らない人は本当に直りません。

最近、聞いた間違い。
「おふろに入ります」が「アフロに入ります」になっちゃう学生。
これ、結構多いんですよ。
「おふろ」と「アフロ」。
ローマ字にすると「ofuro」と「afuro」ですから、一文字しか違わないんですよね。
でも、意味は全然違います。

「アフロに入ります」
なかなかシュールな文だ・・・
中に入れそうなほど、巨大なアフロということなのか・・・

ちなみに、ベラルーシではアフロの人を見たことがないです。
でも、髪の色からいったら、ベラルーシ人にアフロは似合わないだろうなあ。
金髪のアフロとか、栗毛のアフロって、どうなんですかね?
でも、ちょっと暗い感じの色の髪の人はいるから、アフロにしているベラルーシ人、探せばいるのかも。

明日は夜の授業がキャンセル。
これでゆっくり翻訳が出来るなあ・・・

akiravich at 08:21コメント(4)トラックバック(0) 
日本語教師の仕事 

2010年02月12日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

今、ミンスク時間、午前0時43分です。
まだ仕事をしています。
翻訳です。
死ぬほど量が多いので、まともにやっていたら期限まで間に合わないんです。

本当はこのブログに書きたいこと、いっぱいあるんですよ。
でも、今はおあずけ。
何かさびしいなあ。

Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection '95-'05 歌バカ (通常盤)Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection '95-'05 歌バカ (通常盤)
アーティスト:平井堅
販売元:DefSTAR RECORDS
発売日:2005-11-23
おすすめ度:4.5
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今、平井堅のCDを聴きながら仕事をしていました。
平井堅の「楽園」。
この曲を聴くと、一気にタシケントへと戻ってしまう。
あの頃はこの曲ばっかり聴いていたなあ。
そして、泣いてばっかりいたなあ。

次の曲は「Why」。
「答えはどこ?」というフレーズがタシケントで独りぼっちになってしまった僕の心に突き刺さり、僕は答えを探しているうちにベラルーシに来てしまったんですね。

っていうか、こんなことをしている場合ではない!
翻訳をしないと・・・

あ、他にもやることが。
月曜日に日本人の人たちがミンスクに来るんです。
その人たちを歓迎する催しがあるので、うちの学生たちがそこで歌を歌ったり詩を読んだりするんですよ。

歌は日本の歌。
詩は最初は広島の原爆詩にしようと思ったのですが、ちょっと内容が重いので、今回の催しには合わないということで。
そこで私が考えたのが、ベラルーシの代表的な詩を日本語に訳して朗読するというもの。
でも、学生は訳せないので、私が訳すことに。
っていうか、自分で自分の首を絞めているような・・・

詩の翻訳って難しいんですよ。
今日、学生に詩の内容を説明してもらったんですが、比喩が日本語の感覚とは違うので、直訳すると意味不明になってしまうんです。
うーん、困った・・・

まあ、今日はこのまま翻訳作業を続けます。
いつになったら静かな生活が出来るのでしょうか・・・

akiravich at 07:56コメント(7)トラックバック(0) 
日本語教師の仕事 
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