2012年04月

2012年04月27日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

疲れています。
今日は会議や授業が重なって、朝から晩まで大学にいました。
きつかった〜。

日本語の授業は二人だけ。
本当は4人いるんですが、そのうち二人はさぼりがち。
実は今はベラルーシもゴールデンウィークのようなもので、祝日が多いんです。
なので、田舎の子なんかは帰省したままになることが多いんです。

でも、今日来ていた二人も地方都市の子なんだけどなあ。
本気で勉強したい学生は何があっても授業に来るものです。

つい最近、そのグループの授業で「この地域は水不足に襲われていて、住民たちは早く雨が降るように祈っている」という例文があって。
私が学生に「ベラルーシでは雨乞いってするんですか?」と聞くと・・・
カーチャちゃん「いいえ、しないと思います」
はぐれミーシャ「神様に『雨を降らせて欲しい』ってお願いすることはないんだね」
カーチャちゃん「(ロシア)正教の神様は雨を担当していないので」
はぐれミーシャ「『担当していない』って、市役所とか会社じゃないんだから!」

笑ってしまいました。
ロシア正教には雨の担当者がいないんですね。
まあ、キリスト教は一神教だからなあ。

「担当する」という言葉。
ロシア語に直訳しちゃうと、神様のことでも大丈夫なんですが、日本語で言っちゃうとちょっと変ですよね。

こういう間違いって、外国人には起こりやすいんです。
日本語は状況に依存する性質がありますから。
つまり、文脈やテーマ、状況によって使用する言葉が違ってくるんです。

例えば、「作る」という意味の名詞。
製造する
制作する
作成する
創作する
創造する

それぞれコンテキストや状況によって使い分けていると思います。
ロシア語にも似たような意味だけど、使い分けている言葉というのはありますが、日本語はそれが非常に多いように思います。

だから、学生には「訳を覚えたからと言って、その言葉を本当に理解しているとは言えないのだ」と指導しています。
その言葉がどのような場面で使われるのか、どのような年齢の人が使うのかなどなど、補足的な情報をたくさん与えます。
いや、これは「補足的」ではなく、むしろ「本質」のような気がします。
訳は真の理解に近づくためのアプローチの方法の一つに過ぎないと私は考えています。
その上で、実際の会話の場面で使えるようになってもらう。
実際の場面で使えるようになって初めてその言葉を真に理解したと言えるのではないでしょうか。

日本語では訳を覚えただけでは間違う可能性が高い言葉がたくさんあるのです。
例えば、「遠足」という言葉。
ロシア語の辞書で見ると、「ピクニック」のような意味の言葉が書かれています。
なので、最近も学生が作った例の中に「日曜日、私は友達と遠足に行きました」という文が出てきてしまうのです。
実際は「遠足」という言葉は、学校以外の場面では使わない言葉ですよね。
何かどこかの鉄道会社のキャッチフレーズで「大人の遠足、行きませんか?」なんてのがありそうですけどね(←このキャッチフレーズ、使えないですかね?)

カーチャちゃんの名誉のために書いておきますが、彼女は非常に優秀な学生なんです。
それでも、そういう間違いは出てきてしまうのは仕方のないこと。
私もロシア語でその手の間違いをすることはよくあります。

私がいつも思っていることがあります。
間違って、みんなで笑った言葉は絶対に忘れない
間違いを笑い飛ばして、ついでに覚えちゃおうという魂胆です。

単語を覚えるだけの詰め込み式教育法はやりたくないですね。
そういうスタイルの教え方もあるんですよ。
でも、その様なやり方で勉強した学生は、ただの「通訳マシーン」。
言葉を別の言語の言葉で置き換えるだけで満足してしまっている学生。
それではダメなんだよ!と声を大にして言いたい。

今日は何か疲れたなあ。
早く寝よう・・・
明日も朝早く龍二くんに起こされそうだから・・・

akiravich at 04:15コメント(2)トラックバック(0) 
日本語教師の仕事 

2012年04月25日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

久しぶりに2日続けての更新です。
昨日と今日は休みなので、こんなことができるんです。
普段も続けて更新できるといいんですけどね。

今日はちょっとこれまで書きにくかったことを書いてみたいと思います。
今でもあんまり書きやすいわけではないのですが・・・

ベラルーシを訪れたことがある人なら一度は「ベラルーシのお金の感覚がわからない」と思ったことがあるかと思います。
それは「額が大きすぎて、実際の価値がわからない」ということです。

私もここ最近の代表団ラッシュで多くの日本人の方と接していますが、皆さん同じようなことをおっしゃいます。
両替をすると、「お金持ちになったような気がする」。
だって、100ドルをベラルーシルーブルに換金すると、返ってくるのは80万ルーブルですから。
200ドル換えると、160万ルーブルですよ。
それはお金持ちになったような気になりますよね。

実はこの感覚、私も同じなんです。
ほとんど12年間もベラルーシに住んでいるのですが、去年からのレートの変動に感覚がついていっていないのです。

去年の春ぐらいでしょうか。
外貨が全く手に入らなくなった時期がありました。
・・・って、この話題、ちょっと危ないですかね?

去年ぐらいにレートがだいぶ変わったんですよ。
去年の春ぐらいは1ドル5000ルーブルでした。
その前は3000ルーブルぐらいの時代が長かったので、5000ルーブルでもだいぶ変わったなあという感じはありました。
それがしばらくして、8000〜9000ルーブルへと変わっていったのです。

そうなると、物価も一緒に上昇。
物によってはいきなり10倍近くに値段が跳ね上がったものもありました。

スーパーなどに行っても、出て行くお金の額が以前とは全く異なっています。
本気で買物しちゃうと20万ルーブルとか軽くいっちゃいますから。
以前だったら、80万ルーブルぐらいで収まりそうな買物も、今ではその倍以上。
金額見ただけで、ちょっとびびります。

でも、それは外貨のレートを考慮に入れない場合のお話。
ドルに換算すると、それほど使っている金額は変わっていないのがわかります。
20万ルーブルって、2000円ぐらいのものです。
スーパーでかなりの買物をすれば、日本でだって軽く2000円は行きますよね?

でも、そこは○○の安いベラルーシの話(←○○に入る言葉はご想像ください・・・)。
日本の○○とは比べ物になりませんから。
日本と同じ額の買物をしたら、そのダメージは日本の10倍近くになります。

でもなあ、冷静に考えると、つまりドルに直すと、それほど物価が上がってるとは言えないのかなあ。
外国人の感覚で見ると、今でもベラルーシは物価が安い国ということになりますよね。
ベラルーシを訪れる日本人の中にも「最初は安いと思ったけど、この国の生活水準を考えると安いとは言えないよね」とお気づきになる方も多くいらっしゃいます。

金額自体が大きいのがびっくりするんですよね。
実際の価値はどうあれ。
だって、いきなり「20万ルーブルでございま〜す」なんて言われたらびっくりしますよ。

IMG_5036
なぜこんなことを書いているのかというと、昨日、ベロニカちゃんと龍二くんと大型スーパーに買物に行ったとき、結構な額のグラタン皿を買ったんですよ。
確か12万ルーブルぐらいだったかな。
ベロニカちゃんと二人して「ぜいたくな買物だよね」と言っていたのですが、冷静に考えると「1200円ぐらいじゃん」。
ちょっといい店でランチを食べたら、1200円なんて軽くいっちゃいますよね。
でも、ベラルーシの○○を考えると、やっぱり高いのかも・・・

あー、わかんなくなってきた!
私の場合、日本人の感覚も混ざっているから、余計おかしくなるのかも。

念のために言っておきますと、○○も上がっていますよ。
まあ、ドルに換算すると、それほど上がってはいないのですが・・・

この辺でこの話はやめておきます。

明日はまた仕事。
朝から晩まで忙しい一日です。
がんばります!

akiravich at 02:14コメント(4)トラックバック(0) 
ベラルーシの文化 | ベラルーシの生活

2012年04月24日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

IMG_5035
今日のベラルーシは春の陽気です。
マフラーもいらない季節になりました。

今日はベラルーシの祝日です。
ラードゥニッツアというお祭りです。
この日はお墓に行って、亡くなったご先祖にお祈りを捧げます。
先週はイースター(復活祭)だったのですが、復活祭は生きている人のために、ラードゥニッツアは亡くなった人たちのために、ということらしいです。

何にしても、私にとっては貴重な休み。
そんな休みだからこそ、ブログを書こう!と思ったのです。

先週までの通訳の仕事は大変でした。
肉体的にも精神的にも、です。
それでも、私にとっては非常に貴重な体験ばかりでした。

その通訳の仕事に伴って、本業の日本語教師の仕事のほうはお休みが多くなっていました。
それに、精神的にもどうしても通訳のほうにエネルギーがいってしまって・・・

おとといの日本語の授業が本格的な復帰という形になりました。
やっぱり学生と過ごす時間は楽しいですね。
でも、疲れがたまっているからか、冗談にいつものキレがありませんでした・・・

日曜日は相変わらず7コマ授業です。
つまり、日本語を10時間半教えるんです。
これはきついですよ。

特に最後の授業はきつくて。
19時15分から20時45分までの一コマ。
生徒はオーリャちゃんとレーナちゃんの二人だけ。
まだまだ初心者の二人ですが、なかなか頑張っています。

今彼女たちが勉強しているのは「みんなの日本語」という教科書の第12課。
形容詞の過去形や比較級、最上級などの勉強です。
この課にはみんなが苦しむフレーズがあります。

それは「去年の冬はあたたかかったです」。
この「あたたかかった」が言えない学生が多いんです。
よくある間違いは「あたたたかった」
これでは「た」が多すぎます。

おとといの授業ではレーナちゃんも苦しみました。
どうしても「あたたた」と言ったところで止まってしまうのです。
レーナちゃん「『あたたた・・・』 あれ?違うなあ。『あたたた・・・』」
はぐれミーシャ「『あたたた』じゃなくて、『あたたかかった』だよ」
レーナちゃん「あたたた・・・あたたた・・・」
私が心の中で「北斗の拳かよ!」とつっこみを入れていたのは言うまでもありません。
何度かゆっくり発音しているうちに、レーナちゃんもちゃんと発音できるようになりました。

ちなみに、ベラルーシでは「北斗の拳」はほとんど知られていません。
うちの学生のガンダム君ぐらいでしょうか。
彼はかなり「北斗の拳」が大好きで、テーマソングをよく口ずさんでいます。
彼は「好きな歌手はクリスタルキングです!」って言ってたなあ・・・
ベラルーシのアニメおたく、おそるべし・・・

ブログの更新を再開したのはいいのですが、内容はまたダラダラしたものになってしまいました。
まあ、もともとが私の日記のようなものなので、ご容赦ください。

今日はたまった仕事をのんびり片付ける日にあてたいと思います!

akiravich at 17:17コメント(6)トラックバック(0) 
日本語教師の仕事 | ベラルーシの文化

2012年04月21日

おはようございます。
はぐれミーシャです。

今日のミンスクは珍しいことに晴れです。
ここしばらく曇りがちの天気が続いていたので、気持ちがいいです。

今日は朝から大好きなプロレスを見ていました。
1980年12月11日 蔵前国技館
ニック・ボックウィンクルVSビル・ロビンソン


このカードを見て、「おおっ〜!」とうなったあなたは目が高い!
こんなカード、夢のまた夢ですよ。
しぶい! しぶすぎる!

試合内容もしぶい。
というか、「しぶい」というのは今のプロレスから見ればということかな。
実況の松永さんが「大技を連発しています!」と言うとそう見えちゃうんですよね。
でも、そこまでの展開で出た技って、ヘッドロックとフライングメーヤーぐらいなんですけどね。
そんな流れなので、パイルドライバーやワンハンドバックブリーカーが超大技に見えてしまう。

そういえば、子供の頃はヘッドロックで試合が動かなかったりすると、「長いなあ」「早く大技出ないかなあ」なんて思っていたものです。
今見ると、「子供の頃は全くわかっていなかったんだなあ」と思います。

今のプロレスって、ポンポン大技が出るじゃないですか。
あれっていいのかなあと思うんです。
大人になってガチャポンを大人買いするのもいいけど、やっぱり100円を握り締めて、好きなヒーローの小さいフィギュアが出てくるようにと願いながらガチャポンした子供の頃のほうがいいと思うんです(←わかります?)

ビル・ロビンソンの欧州スタイルのテクニックとニック・ボックウィンクルの小憎らしいまでのずる賢さ。
人間風車というだけあって、ビル・ロビンソンのダブルアームスープレックスはダイナミック。
ニック・ボックウィンクルの足4字固めも痛みが伝わる大技。
30分時間切れ引き分けという結果でしたが、堪能させてもらいました。

ちなみに、ニック・ボックウィンクルの名前はどこからが苗字なのか、子供の頃はわかりませんでした。
ニックボック・ウィンクルだとずっと思っていました。
まあ、私は子供の頃、「おすぎとピーコ」のことを「おはぎとピーコ」だと思っていましたから、ニックボック・ウィンクルという間違いはまだ罪のないほうです。

さあ、ここまでが前書きです!!!(←長すぎ!)

ここ数ヶ月は忙しくて大変でした。
というのも、通訳の仕事が多かったからです。
日本語教師の仕事もやりながらなので、体力的にかなり厳しかったですね。
そして、精神的に余裕が全くありませんでした。

去年の9月からトータルすると、通訳の仕事は7回ありました。
これはね、ものすごい数なんですよ。

以前は一年に1回、多くて2回でした。
ひどいときは1回もないこともありました。
通訳の仕事は一度にまとまった収入があるからいいけど、日本語教師の仕事も忙しいから、通訳の仕事がなくてもそれほど困ったりすることはなかったんですよ。

通訳の仕事が増えたのは・・・
まあ、お分かりだと思いますが、東日本大震災以降。
チェルノブイリの被害を受けた国ということで、にわかに注目が集まっているのです。

ベラルーシ非常事態省の方の話だと、多いときで一週間に一組の日本人のグループがヒアリングに訪れているそうです。
今週も日本人グループの通訳をしたのですが、他の日本人グループもベラルーシに来ていると耳にしました。

これは今までにない事態。
だって、そんなにベラルーシに来る人、いなかったんですよ。
観光資源があるわけでもなし。
まず、日本人観光客が来ることは滅多にありませんでしたから。
バックパッカーの方は結構来ているようですが。

あと、以前多かったのは30〜50代の日本人男性。
日本で働いていたベラルーシ人のホステスさんに会いに来る男性が非常に多かったのです。
しかし、最近はホステスで日本へ行く女性というのはほとんど聞かなくなり、それに伴って、会いに来る男性も減っているようです。

私の個人的な意見なのですが、別にホステスさんに会いに来るのもいいと思うんですよ。
それをきっかけにベラルーシに興味を持ってくださる方、ベラルーシでビジネスをやりたいと思う方など、様々な方がいらっしゃるようで、それはそれでいいと思います。
始まりは何でもいいんですよね。

ある学生が言っていたのですが、「ベラルーシにたくさんの日本人が来てくれるのはうれしいことだけど、チェルノブイリ以外のベラルーシも見て欲しい」
私も全く同感です。
確かにベラルーシは観光スポットには乏しいけど、魅力的なところはたくさんあります。
もっとベラルーシのことを知ってもらえるように、私もがんばらないといけないなあと思います。

今日は5コマ授業。
通訳の仕事が終わったばかりで疲れが取れていないけど、がんばります!

akiravich at 15:23コメント(14)トラックバック(0) 
チェルノブイリ 

2012年04月20日

ご無沙汰しております。
はぐれミーシャです。

何から書き始めればいいんだろう・・・

継続的に読んでくださっている皆様は、誹謗中傷コメントのことに関してご心配くださっていることと思います。
たくさんの励ましのメールやコメントをいただきました。
本当にありがとうございました。
とても勇気付けられました。

今回の件に関しては、様々な方にご相談させていただいておりますが、まだ解決には至っておりません。
終結宣言とも取れるコメントの後は、中傷コメントは一切来なくなりました。
しかし、私はこの件はまだ終わっていないととらえています。

まだ未解決の事なので、ブログの更新は控えたほうがいいのではないかというアドバイスを下さる方がいらっしゃいました。
しかし、これまでどおり更新を続けて欲しいというコメントも数多くいただきました。
なので、できる限り、これからも更新していきたいと思っています。

私は非常に忙しい生活をおくっています。
大学や個人教室の日本語の授業が忙しいのはもちろんなのですが、その他に通訳の仕事が多くなっています。
自分の知らない分野の内容を通訳するのは恐ろしいことなのですが(←準備期間もほとんどないことが多いので)、自分の視野がどんどん広がっていく感じがして楽しいです。
仕事なので、「楽しい」という言葉を使うのはどうかとも思うのですが、恐ろしいほどの緊張と共に、心のどこかでは興味津々で仕事をしています。

ブログの更新ができないのは誹謗中傷コメントのせいだけではなく、私自身が忙しいせいもあります。
とにかく息つく暇もないとはこのことで・・・

また少しずつでも更新していきたいと思います。
今は福島原発のこともあり、ベラルーシに注目が集まっています。
でも、私は書きたいことを書いていこうと思っています。
生活のどうでもいいことから、ゆる〜い暇ネタまで(←あ、結局どうでもいいことばかりということか)

これからもよろしくお願いいたします!

akiravich at 14:12コメント(0)トラックバック(0) 
ベラルーシの生活 
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