2012年09月

2012年09月16日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

今は土曜日の夜23時23分。
まったりしています。

普段はまったりできないのですが、今日はまったりです。
というのは、ベロニカちゃんと龍二くんが実家に行っているから、うちに一人でいるんです。
みんなでにぎやかなのもいいけど、一人の晩酌もなかなか乙なものです。

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まったりと見ていました。
日本でマンガを読み、すっかりはまっていた「深夜食堂」。
ドラマになってもなかなか乙なものです。
最初のまったりした歌が何とも言えないです。

ああ、俺もこういう食堂、やりたいなあ。
今も飲食店をやりたいという気持ちはかなり強く持っていて。
最近、知り合いに相談したのですが、もしかしたら数年後にはどこかで仕事をさせてもらえるかもしれません。

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そんなはぐれミーシャの晩ご飯はこちら。
ローストビーフ丼です。
二日前に作ったローストビーフが余っていたので、それをどんぶりにしてみました。
ソースは煮詰めた赤ワインに肉汁を加え、醤油、塩、胡椒で味を整え、最後にバターを溶かし込んで、ちょっとフランスチック。
これは激ウマでした!!!
ちょっと言葉を失いました。
盛り付けが下手なのが今後の課題です。
今度はソースにゆずこしょうを入れてみよーっと。

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ビールはミンスクのアイスホッケーのチームのマークが入ったもの。
中身は普通のビールかな。
でも、何かいい感じ。

久しぶりに超まったり。
でも、このまったりに至るまでは結構な時間がかかっています。
今日は12時から個人レッスンが一つ。
13時半から弁論大会の原稿の添削が一つ。
16時から19時までの初心者クラスの授業。
19時から20時半までは女の子二人組の授業。
うちへ帰ったのが21時過ぎで、電話で同僚と授業の打ち合わせ。
それから、学生とスカイプで原稿の添削。
それから、料理。
まあ、よくやるわ・・・

初心者クラス。
今年も結構な数が集まりました。
3つグループを作り、そのうちの二つは私がやっています。
それぞれ、人数は25人。
18平方メートルの部屋に25人入るのですから、かなりの狭さ。
それでも、できるだけ多くの人たちに日本語を学ぶ機会を、という気持ちがあります。
まあ、多いのは最初だけで、一ヶ月ぐらいするとどんどん減っていくのですが・・・

19時からの授業は日本語を始めて三年目のダーシャちゃんとサーシャちゃん。
二人とも日本への留学を目指している17歳。
初心者クラスで疲れ切っていたのですが、彼女たちとの授業は楽しくてやりやすいです。

その授業でたまたまマクドナルドの話になりました。
ダーシャちゃんが「今日、私はマクドナルドに行きました」
私の教室の近くに新しい店舗がオープンしたのです。
私も行きましたが、不慣れなせいか、オペレーションが遅く、かなり待たされます。

ダーシャちゃんはかなり華奢なのに、フライドポテトをがっつり食べる女の子。
ラージサイズのポテトを二つぐらいぺろりと食べちゃいます。
でも、彼女はベジタリアン。
ベジタリアンでありながら、カロリーを気にしないところが素敵です。

彼女に冗談で「ポテトだけじゃなくて、アイスクリームも食べたんじゃないの? もしかして、ポテトにアイスクリームをつけて食べたりしていないよね?」と言うと、ダーシャちゃんは「はい」。
隣にいるサーシャちゃんも「はい。おいしいです」
はぐれミーシャ「えっ!? 本当につけて食べるの!?」
二人「本当です!」
冗談で言ったのに。

イメージできますか?
ベラルーシのマクドナルドで言うところのアイスクリームというのは、日本ではソフトクリームのようなもの。
それにポテトをつけて食べるんですよ。
二人によると、友達にもそういう食べ方が好きな人がいるとのこと。
うーん・・・

やっぱり学生と話すのは楽しいですね。
いろいろと発見があります。

発見といえば、この前の金曜日。
二年目のグループでの会話。

なぜか会話が恋話に。
私の過去の話。
はぐれミーシャ「東京にいた頃、付き合い始めて三日目ぐらいまで彼女の苗字を知らなくて。『苗字、何だっけ?』って聞いたら、すごい怒ってた」
ある女子学生「私なんか、付き合っている人の名前を知らなかったこと、ありますよ」
えええ!!!
そんなこと、あるの!?(←私も人のことは言えないが・・・)

確かにベラルーシでは友達でも苗字は知らないなんてことはあるかもなあ。
下の名前だけで通っちゃうことが多いし。

しかも、ベラルーシでは「付き合っている」という言葉が非常に曖昧。
ロシア語から直訳すると「会っている」という言葉なのです。
つまり、友達として会っているのか、恋人として会っているのかという境界線がわからないことがあるのです。

日本では「好きです」「付き合ってください」というところからスタートするものでしょうが、ベラルーシではそういう手続き(←?)を踏むことはあまりありません。
つまり、日本のように彼・彼女という関係になる境目がはっきりしないということになります。
そこが悩ましいところなのです(←今の私にとっては悩ましくもなんともないのですが)

はぐれミーシャ「彼の名前を知らないなんてこと、あるの!?」
学生たち「あります」「あってもおかしくはないです」
うーん・・・それ、自分が彼の立場だったら最高に嫌だなあ・・・

はぐれミーシャ「じゃあ、苗字を知らないってのは?」
学生たち「それは普通です!」「よくあることです!」
えー・・・

他の学生たちに聞いたら、「そういう人たちもいるかもしれませんが、そうじゃない人の方が多いと思いますよ」
ちょっと安心。
でも、そういう人たちがいるのがすごい。
せめて名前は知っておきましょうよ。

ここでの「学生たち」は全員女性でした。
男はどうなんですかね?
たぶん、彼女の名前は知っていると思うんだけど・・・

12年住んでいても、いろいろと知らないことがあるんだなあ。
まあ、今日書いた話は一般的なベラルーシ人のことじゃないかもしれないけど。

明日も6コマ授業。
そろそろ寝ないと・・・

P.S.
苗字を知らなかった彼女というのはプロレスファンの女の子。
お互いに技をかけたりしていたのですが、ある日、三沢光晴のまねでフェースロックをかけたら本気でキレた女の子です(←この情報、必要だったでしょうか・・・)。

akiravich at 06:05コメント(8)トラックバック(0) 

2012年09月14日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

相変わらず忙しい毎日をおくっています。
今日は久しぶりの休みです。

たった今、学生のLちゃんに電話しました。
もう一人の女の子と二人で私のうちに通っている学生です。
日本から戻ってきてから全然連絡していなかったので、そろそろ授業を再開しようということで電話をしました。

電話に出たLちゃんは暗い声でした。
はぐれミーシャ「調子はどう?」
Lちゃん「あんまり・・・実は父が亡くなったんです」
私は言葉を失いました。

原因は心臓の病気。
入院して二日後に亡くなったそうです。
Lちゃん「お腹が痛いといっていて、入院していたのに・・・変な点滴とかされて・・・」
まだ50歳の若さだったそうです。

Lちゃんはまだ20代後半。
お母さんと二人きりになってしまいました。
Lちゃん「私が家族の大黒柱にならないといけないから・・・」
その心中は察するに余りあります。

そんなときに優しい言葉がかけられないのが私の悪いところ。
何を言っても、うそくさく聞こえるような気がして・・・

Lちゃんはしばらく日本語の勉強をお休みします。
今は何もできないでしょうから。
でも、いつかきっと帰ってきてくれると信じています。

私が言えたことは少しだけ。
はぐれミーシャ「日本語やりたくなったら、いつでも戻っておいで! いつか一緒にビール飲もうな!」
こんなことしか言えないのが歯がゆいですが、Lちゃんがちょっと笑ってくれたのが救いでした。

実はこの話を聞いて思い出すことがあります。
それはうちのベロニカちゃんのお母さんの話。

あれは5〜6年も前のことでしょうか。
ベロニカママは何かと体調を崩して、せきが止まらなかったり、血圧が高くなってめまいがしたりしていました。
いろんな病院をたらい回しにされて、何度か入院も経験しました。
その度に診断結果が違っていたのです。
ある病院では胃の病気、違う病院ではぜんそく、という診断でした。

病院の消化器系の病棟から退院した直後、心臓の検査を行ってびっくり。
医者「あなた、ここまでよく生きていましたね。普通だったら死んでもおかしくないくらいひどい状態ですよ」

ベロニカちゃんの家族はみんなショック。
しかも、それまで飲んでいたぜんそくの薬は心臓には良くないと言うではありませんか。

簡単に言ってしまえば、誤診というものです。
よくあることなのかもしれませんが、よくあってはいけないものです。

何と言えばいいのでしょう。
これこそ神様が助けてくださったと言うべきなのでしょうか。
その1ヶ月ほど前、私のところに来るようになった男の子の父親はベラルーシでも有名な心臓外科医。
私はすぐに手術を依頼しました。

手術を受けて、ベロニカママは元気になったのですが、今から考えるとぞっとします。
あのとき、あの医者の息子が日本語をやろうとしていなかったら、どうなっていたか・・・

私はどうしよう。
病気になったら、やっぱり日本で治療を受けたいなあと思います。
これは海外に住んでいる日本人の方もそう思っている方が多いのではないでしょうか?
まあ、もちろん先進国に住んでいれば事情も違うのでしょうが。

実はベラルーシは平均寿命がかなり短いのです(←お願いですから、下手にチェルノブイリと結びつけるのはやめてくださいね)。
諸説あり、男性65歳ぐらいというのがオフィシャルなものですが、実際、よく耳にするのは50代後半。
死因で多いのは心臓病です。
2位ががん、と聞いています。

私も気をつけなくちゃ。
ただでさえストレスが多い生活をしているのに、これ以上忙しくなったら精神的にも参ってしまうから。

私の中には危機感があります。
体調を崩してもおかしくないくらい、いろんな仕事を抱えていて。
もし病気になったらどうしようという・・・

私は家族のために生き続けないといけない。
龍二くんが大人になっていくところを見たい。
龍二くんとキャッチボールがしたい。
龍二くんと一緒に温泉に入りたい。
そして、ベロニカちゃんと一緒にいつまでも生きていたい。
そのためだったら、何でもできるような気がするのです。

しかし、今自分がしている生活はその希望とは逆行するような感じがします。
だって、お金を稼がなければ、食べることができませんから。
そして、日本へ帰ることもできない。

生活のためと健康のため。
矛盾した感情の中で生きているのは私だけではないはずです。
どちらもバランスをとって、うまく着地できればいいんでしょうけど、私はまだそこまでは行っていません。

Lちゃんのお父さんはどうだったのでしょうか。
面識は全くありませんが、50歳で亡くなるのはさぞ無念だったと思います。
私もその年代で亡くなったら、ベロニカちゃんや龍二くんはどうなるのだろう。
二人を残して逝くわけにはいきません。

悲しい時間の中でも、Lちゃんは日本語のことを考えていました。
Lちゃんは「日本語、勉強したいんですが、今はちょっと・・・」
それは当然のことだと思います。
Lちゃん「でも、私は日本語が好きなんです! 時々、気晴らしに日本の映画を観ますが、吹き替えのロシア語を聞かずにオリジナルの日本語を聞いてしまうんです。全然わからなくても、日本語が聞きたいんです」
私は彼女が帰ってきてくれることを信じています!!!

こんなときに「がんばれ!」というのは的外れな気がします。
だって、Lちゃんはがんばっているんだから。
今の気持ちをそのまま言葉にするとしたら・・・
応援してるぜ!!!
ビール飲みたくなったら、いつでも電話してね!!!(←Lちゃんはお酒強いんです)

akiravich at 14:00コメント(0)トラックバック(0) 
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