2013年05月

2013年05月25日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

ベラルーシ寿司紀行の第一回目を掲載したら、ブログの訪問者が増えました。
やっぱり食べ物関係には皆さん興味があるのでしょうか。
私も日本のグルメブログは毎日のようにチェックしています。
写真を見ながら、「俺も食べたい・・・うらやましい・・・」と苦しむ毎日です。

私もみんながうらやむような寿司の写真を載せよう!
・・・と言っても、日本の寿司には味もビジュアルも負けますよ。

私はベラルーシのいろんなところで寿司を食べています。
食べる必要のないところでも食べています。
とりあえず食べています。
当たったこともあります。
ある意味、体を張っていると言えるでしょう。

さあ、今日はブレストの寿司をご紹介!

ちなみにタイトルに深い意味はありません。
ただ、村上春樹の新作、読みたいなあと思っているんですけど、ベラルーシでは手に入らないので・・・

今年の冬、私はブレストという町へ行きました。
ブレストはベラルーシの南西の端にあり、ポーランドと国境を接している町です。
私は2001年から何度も訪れている町で、友達もたくさんいます。
なかなかきれいでいい町ですよ。
そして、歴史的に有名なブレスト要塞があります。
ブレストについては、以前、何度か記事を書いていますので、ご覧ください。
ブレスト

まずブレストで訪れたのは・・・名前が出せないなあ。
おいしい店なら名前を出すところなのですが、これからく○みそに書こうとしている店の名を出すわけにもいかないよなあ。
しかも、自分が以前関わっていた店のチェーンだし・・・

DSC00671まず、衝撃を受けたのが味噌汁。
しょっぱい!!!
とても飲めたものではありません。
血圧が上がること必死。

私は初めて行く寿司バーでは必ず味噌汁を注文するようにしています。
その店のレベルがわかるということもありますが、味噌汁はベラルーシでも意外とまともな味に出会うことがあるのです。

DSC00673寿司のほうは・・・まずい!
シャリがまずすぎる!
炊き方も悪いのでしょう。
米も悪いのでしょう。
っていうか、これ、昨日炊いたやつだろ!!!
私は200%断言する。
このご飯は昨日のご飯だ!

エビが出ちゃっている寿司はその名も「ダイナマイト巻き」。
エビの天ぷらを巻いて、中にスパイシーなソースを入れているのですが、天ぷらの出来が悪すぎ。
っていうか、これ、作りおきしたやつだろ!!!
揚げておいて、冷凍したやつだろ!!!
衣がまず過ぎ。
そして、ソースが辛すぎ。
私は辛い料理が大好きですが、限度って物がありますよ。

DSC00674右側のサーモンの寿司はスモークサーモンを使っていて、超しょっぱい。
左側のも中のチーズの味しかしない。

シャリがまず過ぎて・・・
言葉にならない・・・

醤油もひどい。
理由は簡単。
水で割っているから。
ベラルーシでは醤油の水割りが普通なのです!!!

理由は「水で割らないとしょっぱすぎるから」。
っていうか、ベラルーシ料理も割りと塩がきついものが多いけどなあ。
心臓疾患や高血圧が多い民族ですからね。

後から聞いた話では、外国ではよくあることだそうです。
外国では醤油を小皿にたっぷり注いで、どっぷりつけるのが普通なので、普通の塩辛さだとしょっぱすぎるのです。
っていうか、少しつける努力をすべきだろ!!!
まあ、箸使いに慣れていない人はしょうがないけどね・・・
でも、水で割っちゃうと醤油の味がしなくなるような気がするのですが・・・

それにしても、この店の醤油は水が多すぎでした。
中にはだしの素のだしで割っている店もあります。
刺身にも出し醤油を使うことが多い山形の出身なので、そんなに違和感はないですね。

DSC00675次なる店は・・・「ウナシカ」!!!
店の名前は出さないつもりでしたが、ここは名前がおもしろいので。
最初に「今から『ウナシカ』という店に行きます」と言われた時、「その『ウナシカ』っていう言葉、日本語ですか?」と聞いてしまいました。
「ナウシカ」と間違えているのかと思いました。

よく聞くと、「ウナシ・カ」。
これはロシア語で「持って行ってね」とか「持って帰ってね」という意味なんです。
その言葉が日本語っぽく聞こえるからつけられた店名なのだそうです。
これはベラルーシにしてはなかなかのネーミングだと思います。

DSC00677寿司のほうは・・・ベラルーシでは平均的な味だと思います。
よくミンスクのカフェで出会うタイプの寿司です。
っていうか、店の内装は完全におしゃれなカフェだし。
ここも醤油の水割りの割合がハンパねえ。

ここまでは寿司でしたが、最後は全く別の料理でした。
それは高級ホテル「エルミタージュ」のレストラン。
ホテルの内部はミンスクでもなかなかお目にかかれないほどの高級感で、ちょっとびっくり。

DSC00681なぜか味噌汁があったので、注文。
これまたしょっぱい!
しかも、具に千切りにした昆布が!!!
出汁をとった後の昆布を再利用!!!
っていうか、これはありなんでしょうか!?
ちょっと昆布くさかったけど、私は別にいいと思っちゃいました。

DSC00679この店のご自慢は客室から見えるグリル。
炭火です!
ミンスクではこういうのは一度も見たことがないです。
というのは、ベラルーシは消防法が非常にうるさく、店の中で火を使うのは非常に難しいのです。

こんなことが許されるなら、私は焼き鳥屋をやるべきだと思うんですよね。
焼き鳥はベラルーシ人の口に合うと思うんですよ。
ベラルーシの寿司バーにも焼き鳥はあるのですが、見た目も味も焼き鳥と呼べる代物ではありません。
ちゃんとした焼き鳥をやれたらいいなあと思いますが・・・

DSC00683メインディッシュはステーキ!
牛肉!!!
この牛肉、やわらかい!!!
奇跡的!!!

ベラルーシの牛肉は異常に硬いんですよ。
脂もないし、筋っぽいことが多くて。
でも、この牛肉は完全に和牛と同じ。
メニューを見るとアルゼンチン産って書いてある。
このレベルの牛肉がベラルーシで食べられるのは奇跡です!
値段も日本円にすると1500円ぐらいだし(←ベラルーシ人の感覚ではあり得ない高さですが・・・)。

っていうか、寿司の話じゃなくなってるし!
今回紹介したものの中で一番おいしかったのはダントツでステーキだし!

寿司に関して言えば、まあこんなものか、と。
ミンスクの寿司バーのレベルを考えれば、他の都市のレベルも推して知るべしかな、と。

ベラルーシの主要な地方都市、つまり各州の中心都市(→ゴメリ、ブレスト、グロードナ、ヴィテプスク、モギリョフ)には寿司が食べられる店がすでに存在します。
他の都市に関しては情報はありません。
ベラルーシの様々な都市で寿司が食べられるようになるのは喜ばしいことではあると思いますが、そのことによって、間違った寿司のイメージがついたりしては元も子もないと思うのです。

日本文化の正しい理解

このことに関しては、二つの立場があると思います。
1.どんどん広めるべき。多少、間違いがあっても、何もないよりはまし。
2.正しいもののみを広めるべき。正しくないのであれば、何もないほうがまし。

私は100%、2番の考え方です。
しかし、私がこれまでベラルーシで接してきた日本人はどちらかというと1番の考え方の人が多いんです。
私は間違った形で日本文化が伝わることは耐えられないんですが・・・

例えば、ベラルーシで学生たちに書道を教えられた方がいらっしゃいました。
しかし、その方は別に書道の専門家ではありませんでした。
学生たちが書いたものを見ても、ただ外国人がチャレンジしてみました、という程度のもの。
私からすれば、学生たちがちゃんと書けないのは仕方がないとしても、教える側はちゃんとした人のほうがいいと思うのです。

ちなみに、私は書道3段です。
3段と言っても、子供のときに取ったもので、今では全くできませんし、自慢できるようなことではありません。

これは私の中にもジレンマがあって、学生たちにしてみれば、少しでも日本文化に触れるチャンスですから、もっと積極的にやるべきかなとは私も思うんです。
書道の道具も持っているし。

しかし、教えるというのは責任が伴うもの。
私には書道を教えることはできません。
「教える」のではなく、「やってみる」という風に考えたら、できるかも・・・

ベストは日本の書道の先生に来ていただいて、デモンストレーションをやっていただいたりするのがベストなんですよね。
もちろん、その方が勉強したい人たちを直接指導してくだされば尚のこといいですが。

だいぶ話がずれてしまいました。
寿司に関して言えば、ベラルーシの寿司を食べたベラルーシ人が「これが寿司なんだ!」と思ってしまうのはどうかとは思います。
中にはしたり顔で寿司の批評なんかをする人がいるのですが、大体が的外れ。
これは何も知らないのだから、責めるには値しないのかもしれないのですが、知らなければ何も言わなければいいのに、と思うのです。
これはベラルーシ人のメンタリティーなのですが、大して知らないのに知ったかぶって解説したり批評したりする人が多いのです。
普通に「感想」を言えばいいのに、「批評」になってしまうんです。

これは料理する側にも大きい問題があります。
私は実際にミンスクの寿司バーの厨房でベラルーシ人の料理人の仕事を間近で見ていましたから言えるのですが、日本料理に対する意識が低い。
「寿司なんて簡単じゃん」という発言は何度も聞いたことがあります。
簡単なはずないでしょ!
これはまたいつか書きたいと思います。

もっと話がずれてしまいました。
とにかく、寿司の文化が正しい形で広がってくれればいいなあと思うのです。
ミンスクは寿司バーがかなり多いのですが、そのことによってレベルが発展しているという感じはありません。
新しい巻き寿司を作ったり、メニューが増えたりというだけで、味的には進歩は見られません。
ブレストなどの地方都市はまだ寿司が現れたばかりなので何とも言えません。
注目していきたいと思います。

次回はミンスクの超高級店で食べた寿司です!

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ベラルーシの食生活 | レストラン・カフェ

2013年05月24日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

大きい通訳の仕事を控えて、いろいろと大変な毎日をおくっています。
そんな中、今日は束の間の休み。

大きい仕事の前だからこそ、しっかり休んでおく必要がある・・・ということに最近気づきました。
去年のことなのですが、通訳の仕事の前に一度風呂場で倒れたことがあるんです。
フラッとして、気づいたら、浴槽のわきの床に腰から転落・・・
その頃はすごく疲れていたのですが、そのままの勢いで仕事を乗り切ってやろうと思い、ガンガン仕事をしていたんですが、それが裏目に。
ちょっと怖くなって、少しだけ休養を取りました。

さーて。
今日のテーマは料理!!!

外国に住んでいると食べたくなる食べ物って、何でしょうか?
私はやっぱり寿司です!
ラーメンも食べたいですけどね。
でも、やっぱり寿司です!
今日から何回かに分けて、ベラルーシの寿司事情をご紹介したいと思います。

よくベラルーシ人からされる質問の中に「ベラルーシの寿司は本当の寿司じゃないですよね?」というものがあります。
これは質問というよりは確認に近いもので。
聞いている人は「ベラルーシの寿司は寿司ではない」という前提のもとに質問しているのです。

私の答えは「そんなことないですよ。ベラルーシの寿司も寿司です」。
本気で私はそう思っています。
そして、そこに付け加える言葉。
「でも、おいしいかどうかは別問題ですけどね」

そんな質問をしてくるベラルーシ人に「どうしてベラルーシの寿司は寿司じゃないと思うんですか?」と聞くと、「新鮮な魚がないから」という答えが返ってくるのがほとんど。
そういう問題じゃないんですよね。

ベラルーシ人で寿司を作っている人の中には「寿司は簡単だ」と思い込んでいる人があまりにも多いのです。
それは料理人だけではなく、一般の人の中にもそういう人がいます。
「うちで寿司を作ります」という人がかなり多いのです。
日本人だったら、うちで作るのはちらし寿司とか手巻き寿司ぐらいのものですよね?
まあ、某グルメ雑誌で「うちで握り寿司を作ってみよう」みたいな特集があったのを覚えていますが、全くもう・・・

ここからはベラルーシの寿司を紹介したいと思います。

Изображение 330これは最近二回ほど注文したデリバリー専門の店の寿司。
名前は明かさないでおきますが、ちょっとプロっぽい感じのする名前です。
パッケージはNRT(成田)→MSQ(ミンスク)と空港のコードを使っていて、ちょっと感心したのですが、NRTの下に漢字で「名古屋」と書いてあるんですよね。
つめが甘いなあ・・・

Изображение 332これがそのときの寿司の全貌。
まあ、見た目はそこそこ・・・
味的には・・・平均的。
日本の回転寿司並み。
食べられます。

卵がひどかったです。
よく「玉子焼きがおいしい店はいい店だ」ということを言いますよね。
私もベラルーシで寿司を食べるときは必ず玉子を注文しています。
ただ、ベラルーシでは「Tamago」ではなく「Tomago」と表示してあることが多いのですが・・・

私は話の種にちょっと変わった寿司を注文することがあります。
今回は「ナスとサーモンの巻き寿司」と「オレンジロール」を注文してみました。
「ナス・・・」のほうはサーモンと赤ビーマンを海苔で巻いた巻き寿司に火の通ったナスの薄切りを載せて、上に味噌のソース。
これは味噌の味しかしない。
サーモンがどこかに行っちゃってます。
赤ピーマンって、結構味が強いと思うんですよ。
寿司に入れるとどうしてもバランスが悪くなると私は思います。

「オレンジロール」はオレンジではなく、グレープフルーツが入っている巻き寿司。
サーモンとアボカドとクリームチーズが入っているのですが、見事にチーズとグレープフルーツの味しかしない。

ベラルーシにはこういう寿司は多いんです。
工夫しすぎちゃって、素材が迷子になってしまう寿司。

Изображение 333唯一おいしかったのが、このヅケとあぶり。
どちらもサーモンです。
数年前、ベラルーシに日本の寿司職人がいらっしゃって寿司セミナーが開催されたとき、その方がヅケなどのテクニックを紹介したのです。
この店のシェフはこのセミナーのとき助手として、厨房に入っていました。
そのときのテクニックを使ったのでしょう。
ベラルーシでは寿司はサーモンが一番無難においしいのですが、ヅケは結構おいしかったです。

しかし。
シャリが大きすぎて、バランス悪し。
ネタもかなり厚切りだったかな。
握りを数個食べただけで、かなりおなかいっぱいになってしまいました。

時々あることなのですが、私の名前で予約すると、ネタが厚切りのことがあるのです。
というのは、私は以前寿司バーでアドバイザーとして働いていて、私の写真入りのメニューもありましたから、その業界の人の中には私のことを知っている人も多いのです。
他にも料理の新聞やテレビでも料理しましたし。
だから、ネタを大きく切って、満足させてやろう的な。

実際、ある寿司バーで偶然学生に会ったとき、彼はすでに寿司を食べ終わっていたのですが、私が彼のテーブルについて、追加で注文したのです。
その握り寿司を食べた学生が「ここで先生に会えてよかったです! ネタの厚みがさっきの寿司と全く違います!」

日本の寿司屋でもお客によってシャリの大きさを変えたり、ネタの厚さを変えたりすることがあると聞いていますが、ベラルーシの場合は偉い客だからとか、そういうゴマすり的なところが多いんですよね。
中には死ぬほど薄く切ったネタで出してくる店があります。
まあ、それは節約しているのでしょう。

話を戻します。
この店のHPを開くと、そのシェフの写真がドーンと出てきました。
彼の仕事振りは先ほど書いたセミナーで見ていたのですが、まあ、ベラルーシの平均的な料理人のもの。
巻き寿司を作っているのを見ても、まあ、形だけはちゃんと作れるのですが、やる気は特に感じられませんし、すごいとも思いませんでした。

しかし、そのHPを見ると、彼はすごい寿司職人扱い。
寿司の本も出版していて。

写真を見た限りは20代後半。
おいしい料理を作るのに年齢は関係ないのかもしれませんが、日本ならちょっとあり得ないですよね。
日本だったら、一生をかけて寿司の道を究めようとしている人がたくさんいるのに、ベラルーシでは20代そこそこで、もう自分のことを「立派な寿司職人」と勘違いしている人が非常に多いのです。

その寿司セミナーのときのこと。
セミナー終了後、日本の職人の方のところにベラルーシの若い寿司調理人が集まってきました。
ちなみに、ベラルーシでは寿司を作る人のほとんどが20代ぐらいの若者。
40代の人は見たことがありません。

そのうちの一人がこう言いました。
「ベラルーシには海がないから、新鮮な魚はない。だから、日本みたいな寿司が作れないのは当然のこと。でも、技術的にはもうちょっとがんばれば、日本のレベルまで行けると思う」

私はそれを聞いて、空いた口がふさがりませんでした。
「海がないから」という逃げ道を作るのは、ベラルーシの寿司調理人の常套手段。
日本の寿司職人の方はヅケのテクニックや保存の方法などを紹介して、「海のないベラルーシでも工夫すれば、おいしい寿司が作れるんだよ」ということを説明していたのですが、彼らには全く伝わっていなかったのではないかと思います。

井の中の蛙
ベラルーシでは他の文化を知るチャンスが極端に少ないんです。
それでも、知ろうと思えば、知ることはできると思うんですよ。
自分たちの狭い世界で満足して、本当のことを知ろうとしない。
これは寿司に限らず、様々な分野で見られる傾向です。
学生の中にも、ちょっと日本語がわかるようになっただけで、まるで大専門家のように振舞う輩が非常に多いですから。

批判的なことばかり書いてきましたが、この寿司屋の寿司はまあまあ食べられるほう。
あぶりなんかは他の店もやればいいのになあと思いました。
なので、一ヵ月後にもう一度注文してみることに。

Изображение 377
前回おいしかったヅケとあぶりを多めに注文してみました。
前回以上にシャリが多くて、閉口。

Изображение 379
今回もチャレンジ寿司に挑戦してみました!
名前は「サムライスパイシーロール」!
特にスパイシーでもなかったけど・・・
周りに緑色のトビッコのようなものがまぶしてあります。
こんなの日本にはないですよね?
ベラルーシの寿司バーでは非常によく見かけるものです。
中は焼いた白身魚とエビとアボカド。
やはり例のごとく、素材が迷子ちゃん。
まあ、ベラルーシにはよくあるタイプの寿司です。

Изображение 378これはかなりの大冒険!
「ベーコンロール」です!!!
いやあ、我ながらやっちゃった感じです。
中はエビとトマトと海苔。
上にベーコンがのっていて、そこにつけられているソースはキムチの素!!!
もうね、ベーコンとキムチの強力タッグで、エビの味は完全に死んでいます。
っていうか、辛い!!!
無駄に辛い!!!
この寿司には怒りを覚えました。
喰えるか!!!

Изображение 376これが何だかわかりますか?
寿司ですよ! 寿司!!!
海苔の代わりに、ライスペーパーを使っているのです!
この白白なビジュアル!
美白の神様が降りてきたかのようです。
中身は相変わらずエビとクリームチーズとトマト。
っていうか、ご飯をライスペーパーで巻いてもなあ。
例によって、チーズの味しかしないし。
ライムがついてきたのですが、絞ろうとすると、汁が一滴も出てこない。
切り口が乾ききって、絞れないんです。
これではなあ・・・

工夫しようというのはわからないではないんですよ。
しかし、工夫というのは基本があってのもの。
奇をてらうというところまでも行っていないと思います。

このお店。
シャリはおいしくないけど、ベラルーシの寿司バーの中ではかなりましなほう。
ベラルーシではネタに関しては似たようなレベルのところが多いんですよ。
寿司ネタを扱う業者というのは数社しかないので。

次に注文するときはサーモンのあぶりとヅケだけにしておこう・・・
あれはそこそこおいしかったです。

次回は地方都市の寿司をご紹介します!!!

akiravich at 02:12コメント(8)トラックバック(0) 
ベラルーシの食生活 | レストラン・カフェ

2013年05月14日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

暑いです!!!
この一週間ぐらいは20度越えの日が続いています。
昨日や今日は半袖でOK。

何で急に暑くなったんだろう?
4月は結構寒くて、風邪引きさんがとても多かったんです。
授業を休む子が多くて、休講になることも。

実は私も風邪を引いていたんです。
4月の初めに、通訳の仕事でベラルーシ南部のゴメリという町に行ったのですが、そのときに風邪を引いてしまい・・・
それから、ずっと風邪を引いていました。
4月の終わりにも映画監督さんの通訳があったのですが、体調が悪いまま通訳していました。
今もせきが出ます。
時々ですが、完全にせきが抜けるまではまだ時間がかかりそうです・・・

っていうか、春はどこじゃ!!!
いきなり夏にジャンピングってか!!!
もうちょっと春らしい天気の日があってもよかったのに。

今は何かゴールデンウィークのような期間です。
うちの大学は先週の木曜日から今週の火曜日まで休みです。
9日は戦勝記念日、14日はラードゥニッツァというお祭りなので祝日なのですが、10日の土曜日や13日の月曜日は休みではありません。
しかし、飛び石連休にならないように、土曜も月曜も休日にした会社や大学は多いです。
これはその組織によって違いがあります。

うちの大学は10日と13日がただ休みになっただけですが、会社などでは10日と13日の仕事日の代わりに他の休日を仕事日にするようにしています。
日本だと振替休日というのがありますが、ベラルーシには振替平日があるのです!!!
連休になるのはうれしいですけどね。

ちなみに、ベラルーシでは祝日が日曜日にあたった場合、次の月曜日は休みにはなりません。
ただ、運が悪かったとしか言いようがありません。
数年前、多くの祝日がことごとく日曜日にぶち当たった年がありました。
あれはきつかったなあ・・・

さて、簡単に近況報告。
4月は体がガタガタできつかったですが、いろいろと面白いこともありました。

DSC008214月の末の通訳の仕事で、ネスヴェシという町へ行ってきました。
そこのネスヴェシ城は世界遺産に登録されています。
6年ほど前、通訳の仕事で訪れたのですが、その時はまだ修復前で、崩れかかった門しか見られませんでした。
しかし、今回はずいぶん立派になっていました。

ベラルーシは古いお城や邸宅が多く残っており、その多くは廃墟のような状態のままです。
修復されるのは一部のメジャーな建物だけで、あとはそのまま打ち捨てられているものも多いのです。
それはそれで、非常に味があって、私は好きです。

修復されたものは味もそっけもないものが多いのですが、このネスヴェシ城はなかなか素晴らしかったです。
外観だけでなく、内装も素晴らしくて。
かなり予想外でした。
展示物もかなり整理されていて、楽しめる内容でした。

DSC00829もう一つよかったのが、 ガイドの女性。
きれいなだけじゃなくて、説明がしっかりしていて、質問にも的確に答えてくれました。
通訳としても非常に訳しやすかったです。
今度はプライベートで訪れて、いろいろ説明してもらいたいです。
ベロニカちゃんも連れて行きたいなあ。

DSC00839DSC00840ネスヴィシ城の中にあるレストランで食事。
言っても田舎のレストランだから、と期待していなかったのですが、そこそこおいしかったです。
スモークサーモンが入ったサラダはボリュームありすぎ。
サーモンのソテーもまあまあ。
世界遺産の中で食事をするというのも乙なものです。

DSC00844
ネスヴィシ城の後は、ミール城。
これも世界遺産に登録されていて、「地球の歩き方」にも載っているほどメジャーな建物です。
私も通訳で何度も訪れています。

しかし、こちらは正直、期待外れ。
外観はきれいなのですが、中の博物館が何の脈絡もない展示方法で。
例えば、全然関係ないお城の模型があったり。
ガイドの説明を聞くと脈絡ができるのかもしれないけど、そこまで時間の余裕がなかったので・・・

私たちはミール城の塔になっている部分に上りました。
それはそれは急な階段で。
次の日は超筋肉痛でした。
運動不足だなあ。

Изображение 452Изображение 453
その通訳の仕事が終わって数日後、今度はドラマのエキストラの話が来ました。
去年の夏以来です。
ある有名な女性歌手の伝記もので、撮影した場面はメキシコ大使館のレセプションに各国の大使や要人が訪れている場面でした。

エキストラって、やっぱり扱いが違うんです。
私は2回ほど役名がついている役をやったことがあります。
日本もそうかもしれませんが、ベラルーシでは「役者」と「エキストラ」ははっきり分けられます。
役者だと、立っているだけで近くにいるスタッフがいすを持ってきてくれるし、「お茶かコーヒー、いかがですか?」としょっちゅう聞いてくるし。
あるとき、私がエキストラやスタッフに混ざって、昼ご飯をもらうための列に並んでいたら、スタッフが走ってきて、「あなたは役者なんだから、並ばなくてもいいんですよ!」と、すでに食事が用意されている別室(←といってもキャンピングカーのようなもの)に連れて行かれたことがあります。

しかし。
今回は昼ごはんなし!!!
エキストラも結構やりましたが、食事が出ないのは初めてです。
おなかを空かせていると、20分ぐらいたって、スタッフの人が来て、「スープが余ったから、飲んでいいよ」。
ああ、「役者」扱いだったころが懐かしい・・・
何か自分が落ちぶれたような感じが・・・

まあ、でも私は役者扱いされるほど演技ができるわけじゃないんですよ。
自分が出た映画を見たのですが、自分の演技のあまりのひどさに絶句しましたから。
まあ、分相応ということでしょうか・・・
でも、昼ごはんは食べたい!!!


こんなドタバタした生活の中でも日本語教師の仕事はきっちりやっています。
4月は通訳の仕事が多くて、授業を休みにせざるを得ないことが多かったのです。
学生たちには悪いことをしたなあと思います。

Изображениеこれは昨日撮った写真。
1月にスタートした初心者クラスです。
一番前でニコニコしているのはターニャちゃん。
このクラスのムードメーカーです。
こういう子がいると私も授業がやりやすいです。

最近、何か厳しくなりすぎているかなあという感じが。
私は発音を厳しく指導するのですが、先週の金曜日は女の子を一人泣かせてしまいました。
別に叫んだり、叱ったりしたわけではないのですが、注意されているうちに、自分がちゃんと読めないことに腹を立てて。
悔し涙ですね。
でも、そういう子は絶対に上手になります。
叱られても、泣かされてもくらいついてきますから。
実際、今日の授業では、その子はテキストをきっちり音読してくれました。

Изображение 405龍二くんです!!!
いつも元気です!!!
これはイースターのためのイースターエッグを作っているところ。
茹で卵を作るとき、玉ねぎの皮を入れてゆでると、赤っぽい色に染まるのです。
それに絵をかいたり、宗教画のシールを貼ったりします。

Изображение 411これはイースター用のパン「クリーチ」を作っているところ。
作っている、というか、デコレーションしているところですね。
このパン、ベロニカちゃんがオーブンで自分で焼いたんですよ。
それに龍二くんがデコペンのようなものでお絵かきしているところです。

Изображение 419先週の日曜日がロシア正教のイースターでした。
朝からみんなで近所の教会に行きました。
かなり新しくて立派な教会です。
後ろ側の白い教会はまだ建設中で、手前の木造の教会へ行きました。

今年は警備がすごくて。
教会の敷地内に入るとき、金属探知機で調べられたり、リュックサックを開けさせられたりしました。
テロ対策ということでしょうか。

Изображение 421これが私たちのクリーチ。
龍二くんも参加して作ったものです。

Изображение 424教会にクリーチやイースターエッグ、ワインなどを持ってきて、それぞれの人が並べます。
そこに神父さんが来て、筆のようなものを使って、水を撒くのです。
それがかかったものは人も食べ物も清められると考えられています。

龍二くん、水をかけてもらうのを楽しみにしてたのに、神父さんが外に出てきたその瞬間、爆睡。
水が顔にかかってしばらくして目が覚めた時には水をかける儀式は終わっていたのです。
また来年だね。

Изображение 350二人で遊んでいます。
私はうちにいないことが多いので、ベロニカちゃんのほうになついているのですが、時々、私とも遊んでくれます。
もっと一緒に過ごす時間が増えればいいなあ。

とまあ、こんな感じです。
いろんなことがあって、大変ですが、充実した生活をしています。

6月と7月にまた大きい通訳の仕事があります。
もうちょっと体調を整えて臨みたいところです。
体のコンディションもそうですが、頭のコンディションも整えないと。
通訳という仕事は頭のアスリートとも言うべき仕事ですから。

明日は龍二くんの3歳の誕生日。
龍二くんが大好きなエビもたくさん買ってあります。
プレゼントも買いに行かなくちゃ。
楽しみです!!!

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日本語教師の仕事 | ベラルーシの文化

2013年05月13日

ご無沙汰しております。
はぐれミーシャでございます。

かなりのご無沙汰でした。
ずっと書きたいと思いつつ、書いていなかったのですから、本当は書きたくなかったのかもしれません。

このブログを書いていなかった期間、何をしていたのかはまた近日中に書きます。
今は、この瞬間感じていることを書いてみたいと思います。
プロレスネタです。
プロレス好きな人にしかわからないかもしれませんが・・・でも、奈良の通りすがりさんはわかってくれると思います!
そして、福島のあの人も・・・
今、プロレスファンの間で一番の話題について感じたことを書いてみたいと思います。

それは小橋建太の引退。
プロレスファン、プロレス界にとっては一つの時代が終わったかのような大きな出来事です。
5月11日、小橋建太選手はプロレスを引退しました。

小橋建太は偉大なレスラーでした。
努力でその地位を勝ち取ったレスラーでした。

私は子供の頃、ジャンボ鶴田の全盛期にはよくプロレスを見ていました。
会場にも行っていました。
ちょうど全日本プロレス中継がゴールデンタイムだったり、ジャンボ鶴田がニック・ボックウィンクルからAWA世界選手権を奪取したりした頃です(←へそで投げるバックドロップですよ!)

しばらくブランクがあって、もう一度プロレスを見始めたのは18歳の頃でした。
その頃は小橋選手はすでにデビューしていて、ちょうど秋山準のデビューの相手をしていた頃でした。

正直、全日時代の小橋選手には特に思いいれはありませんし、好きな選手でもありませんでした。
何か背伸びしているような、実力はあるのに、何かが足りない感じ。
その何かこそがプロレスの何かなのでしょうが・・・(←支離滅裂)
私は大森隆男と高山善廣のノーフィアーが大好きでした(←今も好きですし、自分に気合を入れるとき、時々鏡の前でノーフィアーポーズをします)。

しかし、NOAHになってからの小橋は私にとっては魅力的でした。
徹底的に受けて、受けて、受けて。
これこそが他のスポーツにはないもの。

逃げない

これこそが小橋プロレスの本質であり、何か勇気を与えられる理由の一つだと思うのです。
「受ける」のではなく、「逃げない」ことの力。
攻撃する姿もさることながら、その「逃げない」姿に私は感動するのかといまさらながらに思うのです。



2004年12月4日
横浜文化体育館
小橋建太VSグラジエーター

この試合、ダイジェストで見たことはあるが、本格的に見るのは初めてかもしれない。
最近、小橋のビデオをずっと見ている。

多くのファンが「どうしてグラジエーターなの?」と思ったかもしれない。
たぶん小橋は何か感じるものがあったのだろう。

私はFMWが大好きだ。
大仁田厚の時代も新生の時代も好きだ。
エンタメ路線になってからもそんなに嫌いではないが、やっぱりその前のFMWと比べると・・・
川崎球場には二回ほど行っている。
他の大会も2回ほど。
だから、すごい大ファンというほどの回数ではないけど、常に週プロではFMWの記事を探すほど好きだった。

FMWでプロレスをしていた選手には特別な思い入れがある。
がんばって欲しい。
FMW出身者はどうしても、そういう視点で見てしまう。
それは避けられないもの。
グラジエーターが亡くなったことは、私にとってはエディ・ゲレロやクリス・べノワが亡くなったことよりも痛みが深かった(←しかし、グラジエーターの死は驚きはそれほどではなかった。グラジエーターはレスラー的な、破滅的な空気をまとっているように見え、亡くなったことには自分でも不思議なほど驚きはなかった)。

ゴングが鳴る。
ぎくしゃくしている。
異常なまでのしずけさである。
割と大きい技を出しても、観客のリアクションがほとんどない。
観客が「小橋が勝って当たり前」と考えていることが理由かもしれない。

その空気はグラジエーターのノータッチトぺから変わっていく。
グラジにとってはアッサムボムが全て。
ハヤブサを苦しめたスーパー・アッサムボムやカミカゼアッサムボムにどうつなげていくかが試合のカギ。

本部席には鈴木みのるが座っている。
意識がそがれる。
まるで次の挑戦者が鈴木みのるであることの布石であるかのように。
鈴木みのるは好きな選手だけど・・・グラジと小橋の試合に集中させてくれ!!!

そして、ついにその瞬間が訪れる。
カミカゼアッサムボム!!!
会場がどよめく!
見たか!
これがFMWのグラジエーターだ!!!

・・・と思ってしまい、ふと我に返る。
もちろん、このときのグラジエーターはFMW所属ではない。
しかし、私にとって、グラジエーターはずっとFMWのグラジなのである。

私が同じような感情を抱くのは田中将斗である。
ZERO1や新日本プロレスにあがっていても、やっぱり彼はFMWなのだ。
それは「団体」と言うよりは「観念」と言うほうが近いかもしれない。

去年の夏、私は山形市総合スポーツセンター第一体育館で棚橋VS田中を見ている。
素晴らしい試合だった。
棚橋は嫌いではないし、むしろ好きな選手。
しかし、ここは田中なのだ。
スライディングDを見て、悲鳴を上げている観客の横で私は歓声を上げる。

それにしても、小橋のプロレス。
相手を光らせるのではなく、どちらも光る。
攻めっぷりよりも受けっぷり。
これなら、NOAHファンもグラジエーターのことを絶対に忘れないはず。

終盤で小橋がカミカゼ。
リッキー・フジだ!!!
っていうか、何故だ!!!

最後はムーンサルトプレスでフィニッシュ。
何と言えばいいのだろう。
悔しいけれど、お前に夢中。
小橋のムーンサルトには愛情があると思う。
「愛情」という言葉は陳腐に響くかもしれないが、小橋建太という選手のパーソナリティーを考えると、彼にとって、グラジエーターは少なくとも敵ではないはずである。

何なのだろう、この気持ち。
小橋が引退すること。
それは多くのファンが望んでいたはず。
体が悲鳴を上げているのを見て、本当に小橋建太のプロレスが好きな人間は一度は「引退して欲しい」と思ったに違いない。
体のことを少しでも考えたら、プロレスをやめることが最善であったにも関わらずあなたは・・・

いろいろと考えさせられました。
私も小橋選手のように常に努力を惜しまない人間になりたいと思います。
長年、お疲れさまでした!!!



追伸
週プロなどでは、引退、または死去するとその選手を「〜さん」と書くのが通例です。
しかし、これは非常に不自然であると思うんですよ。
というのは、それまで普通に友達っぽく話してくれた人が、引退した途端、「〜さん」になるのって、何か遠ざけているのかなんなのかという感じがしませんか?
それまでさん付けでなかったのに、いきなりさん付けというのは変だと思います。
私にとっては、会場で大声で叫んだ選手の名前、もちろんさん付けでない名前こそがそのレスラーの名前なのです。
そして、レスラーが引退しても、ファンの中ではずっとレスラーであり続けると思うのです。
それを「さん」とつけることによって、別の言い方、ひいては別の存在にしてしまうのはおかしいと思います。
これ、ずっと前から気になっていたんですよ。
皆さんはどう思いますか?

akiravich at 07:23コメント(2)トラックバック(0) 
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