2014年03月

2014年03月31日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

先週、私は通訳の仕事でベラルーシ南部とウクライナへ行ってきました。
大学の教授の方々やお医者さんのグループの通訳です。

みなさんご存知のように、現在、ウクライナ情勢は緊迫しています。
クリミアの独立、ロシアへの編入、大統領選挙などなど・・・
今、世界的にもっとも注目されている国と言ってもいいでしょう。





ウクライナ情勢はベラルーシにも影響

世界全体からとらえる見方とは違って、ベラルーシに住んでいる私にとっては全く違う視点がありました。
このウクライナ情勢はベラルーシにも影響しているのです。

実はロシア軍はベラルーシにも戦闘機を配備しました。
簡単に言うと、ベラルーシはウクライナとロシアの板挟みのような状態です。
ロシアからの圧力があるというのはわかりますが、元々、ベラルーシ人はウクライナに対して同朋意識のようなものを持っており、ウクライナに対して否定的な感情はあまりありません(←もちろん、個人差はかなりありますが・・・)

多くのベラルーシ人にウクライナ情勢についてどう思うか聞いてみました。
中には「クリミアは元々ロシアのものなんだから」というロシア寄りの発言をする人もいますが、たいていはウクライナに同情するという意見でした。




ウクライナの治安の悪化・・・こわい・・・

そもそも、今回の視察団はだいぶ前にウクライナに行くことを決定していました。
主要な目的はチェルノブイリ訪問です。

今年に入ってウクライナ情勢が悪化し、視察の予定も見直しを余儀なくされました。
選択肢は三つ
1.ウクライナ行きを強行する
2.ウクライナでの予定を変更したうえで、視察する
3.ウクライナ行きを中止する

一時はウクライナ行きの中止も検討しました。
しかし、せっかく行くのだから、何とかして、ウクライナに行きたいという気持ちが勝り、ウクライナ行きを決定しました。

当初は車でウクライナ入りする予定でした。
ベラルーシ南東部のゴメリやコマリンという町からバスなどでキエフに向かうのは、日本人グループの視察においてはかなりスタンダードな移動経路です。

しかし。
ウクライナ情勢が悪化するにつれ、いろいろな噂やニュースが流れ始めました。
それはウクライナ国内で強盗が頻発しているというものです。
そして、ベラルーシ人が狙われているというのです。
ベラルーシナンバーのマイクロバスに向けて発砲。運転手が死亡(←死亡したことについてはガセネタ説が有力)などという噂です。

私はウクライナ情勢について情報収集を始めました。
すると、出るわ出るわ。

私の学生にはゴメリ(ベラルーシ南東部、ウクライナ国境にほど近い、ベラルーシ第2の都市)出身の学生が多くいます。
ゴメリの人たちはよくウクライナに買い物に出かけます。
それは商売をしている人たちの買い付けから、個人的な買い物まで様々です。
そこで、ゴメリの人たちは強盗にあっているのです。

例えば、車を止められ、自動小銃で脅され、現金や携帯電話を取られた人が多いようです。
物を取られたうえで、「早くベラルーシに帰れ!」と追い返されるのだそうです。
中には、強盗に襲われ、現金を出すように要求され、それを拒否した男性がボコボコに殴られてしまい、命からがら逃げてきたなどという話もあります。
これは噂ではなく、実際にゴメリ出身の学生の知り合いが被害に遭っているので、本当の話です。

いろいろと検討した結果、私たちは車での移動をあきらめ、列車で移動することにしました。
飛行機での移動も考えましたが、ゴメリからミンスクまで4〜5時間かけて戻って飛行機に乗るのは効率が悪いのです。
それに、キエフ郊外にあるボリスポリ空港からキエフ市内までの道のりで強盗に遭ったという話も出てきて・・・
誰に聞いても、「一番安全な移動手段は列車だ」という意見でした。

しかし、列車は列車で違う問題が。
ウクライナの国境警備隊はチェックがうるさく、賄賂を要求する輩もいるというので、評判があまりよくないのです。
緊張しますな・・・





ウクライナへGO!!!

ゴメリ駅、午前1時30分。
私たちは列車に乗り込みました。
いよいよあのウクライナへ出発!!!
それにしても、列車は乗客が少ない。
今のウクライナ情勢からすれば当然か・・・

車両は一番高級な二人部屋の個室タイプ。
一人1万円ほどです(←普通は5000円以下)。
室内は普通です。
広いわけでもなんでもありません。

1時間ほどしてベラルーシ国境へ。
ここは難なくクリア。

それから、しばらくしてウクライナ側の国境へ。
いろんな噂を聞いていたので緊張していたのですが、思ったよりもあっさり。
警備隊の人のパソコンが富士通だったので、同室だった先生に「見てください。富士通ですよ」と言うと、警備隊の人が「そうだよ。君たちの故郷のパソコンだ」とにっこり。
なーんだ。
全然、大丈夫じゃん。

IMG_0329[1]デラックスな個室タイプは朝食付き。
全体的に色が茶色いなあ。
キエフに着いたら、ホテルで食事する予定だったので、適当に済ませました。
味はごくごく普通。

IMG_0331[1]キエフに到着!!!
駅前は人がたくさん。
でも、変な緊張感はないなあ。

ホテルでバイキングの朝食。
そして、予定の打ち合わせ。

IMG_0333[1]ホテルの外にはこんなのが。
1980年のモスクワオリンピックのマスコット、ミーシャです。
緊張感、ないなあ・・・






その日はチェルノブイリに行きました。
その時の話は改めて書きます。

DSC01346チェルノブイリ視察が終わって、キエフに帰って、ホテルにチェックイン。
ホテルはルーシホテル。
町の中心部にあり、少し坂道を登ったところ。

DSC01342部屋はなかなかきれい。
冷蔵庫にドリンクがあれば、なおよかったのだが・・・

夕食後、視察団のお一人が「キエフの町を散歩したい」。
そこで、ホテルのポーターのおじさんに聞いたところ、「危ないというわけではないが、一人ではいかないほうがいいよ」
しばらくすると、もう一度おじさんがやってきて、「やっぱり夜は危ないよ。明るい時間のほうがいいね。どうしても行くなら、明るい大通りだけを通るようにして」
結局、その日は散歩を断念。





朝のキエフぶらり散歩

次の日の朝、なぜか5時ごろに目が覚める。
元々、私は早朝の薄暗い時間が大好き。
6時ぐらいになって、だいぶ明るくなったので、散歩に行くことに。

DSC01350DSC01351町の様子はごくごく普通。
早朝ということもあって、人影もまばら。

DSC01347道の上にはこんな横断幕が。
簡単に言うと「ウクライナを愛せよ!」という感じでしょうか。
愛国心にあふれています。
まあ、こういうのはベラルーシにもたくさんありますから。

DSC01348DSC01349キエフはミンスクと違って、大都会。
全然、雰囲気が違います。
昼だったら、買い物するのになあ・・・

朝のキエフは平穏・・・と思いきや、結構いろいろな人が。
地下道に売春婦の女性が。
ナイトクラブの前を通りかかると物乞いがお金をくれとしつこく付きまとってくる。
朝の6時だぜ!?
歩いていると、しょっちゅう「タクシー?」とタクシー運転手が話しかけてくる。
ミンスクでは考えられません。

しばらくすると、視界の向こうにバリケードが。
さすがに一人で行くのは危険と判断。
ホテルに戻ることに。

DSC01352ホテルの近くにこんな教会が。
キエフは教会がたくさんあり、世界遺産になっているものもあります。
でも、私はこういう何の変哲もない教会が好き。
ユトリロの絵に出てきそう。

DSC01353そして、キエフは坂道が多い。
こういう石畳の道は何か歴史を感じさせてくれます。
















視察に出発!!!

今日はチェルノブイリ博物館へ。
チェルノブイリ原発同様、ここははずせません。

DSC01356DSC01354博物館へ行く途中、こんな光景が。
怖いよ。
軍隊の行進みたいで。
おそらく、独立広場に向かっているんでしょう。

DSC01359DSC01362DSC01365こんなバリケードや祭壇もちらほら。
しかし、これはまだほんの序の口だったのです・・・

DSC01472チェルノブイリ博物館は私は4回か5回目(←よく覚えていない)。
入口は結構わかりにくいです。
初めて一人で行ったときはなかなか探し出せませんでした。

中に入ると、受付のおばちゃんが「久しぶり」!
このおばちゃん、なかなかいい感じの人なんです。
もうすっかり顔なじみ。

それぞれに日本語の音声ガイドが渡されて、見学スタート。
それにしても、音声ガイドの日本語を読んでいる人、全くプロじゃないなあ。
難しい言葉はつっかえながらだし、一つ一つの言葉の間にちょっとした間を入れるから聞きにくい。
噛んだら、もう一度録り直せばいいのに、そのままだもんなあ。
しかも、この音声ガイド、一つ一つの展示物に対する説明が長い。
私はロシア語で聞いたことがありますが、全部聞いて、全部の展示物を見ていると、2時間以上かかります。

みなさんが見学を続けている間、私は博物館のおばさんとおしゃべり。
そこに受付のおばちゃんも合流して、ウクライナ情勢の話へ。

おばさん「ベラルーシのほうがいいわよね。何てったって、安定してるし」
はぐれミーシャ「まあ、いろいろ問題はありますけどね」
おばさん「でも、戦争はしてないでしょ? 絶対にベラルーシのほうがいいわよ」
実はこの意見、以前にウクライナに来た時も何度か耳にしました。
確かにベラルーシは治安はいいですからね。
生活水準はウクライナのほうがよさそうに思っていたのですが、一般の人の平均月収を聞くと、それほどよくもなさそうで・・・

受付のおばちゃん「昨日ね、テレビでベラルーシの大統領を見たんだけど、私は大好き」
実はその番組、私もなんとなく見ていました。
いろいろ西側では言われていますが、国をまとめてはいますからね。

はぐれミーシャ「ティモシェンコについてはどう思います?」
おばさん「ユーリャ(←ティモシェンコの名前)はちょっと問題があったからね・・・」
受付のおばちゃん「首相時代も何もいいことなかったしね・・・」
「問題」というのは職権乱用とかいろんな話がありましたから。
ティモシェンコに関しては他の人に聞いても似たような反応が多かったです。

ちなみに、ロシア語の発音では「ティモシェンコ」よりは「チモシェンコ」のほうが近いです。
よく日本では「美人政治家」「美しすぎる」と言われていますが、私やベラルーシ人の目から見ると普通。
確かに、きれいではありますが、「美しすぎる」は言いすぎな感じもします。
まあ、これは主観の問題なので・・・

ちなみに、インターネットに出ている「ソチで見かけたロシアの美女」という特集記事の二枚目の写真は私の学生です。
彼女の話では風邪をひいていて、調子が悪いところを撮られたと言っていました。

博物館を後にして、昼食へ。
アンドレイ坂にあるレストラン。
その坂道はお土産の屋台がそこらじゅうに。




ティモシェンコがいた!!!

そこで現地の通訳兼ガイドさんと合流して、キエフ観光スタート!
その通訳さん、「ここへ来る途中、ティモシェンコが演説しているのを見ましたよ」と私にロシア語で言ってきました。
それを視察団の皆さんに伝えると、全員「行きたい!!!」。

DSC01474聖ソフィア大聖堂の前の広場は人でごったがえし、青空にウクライナ国旗が翻る。
熱気に包まれています。
これが選挙活動の第一声だそうで。

DSC01476なかなかティモシェンコがいるステージまでは近づけません。
当事者のウクライナ人を押しのけて前に行くのもなんですし・・・

DSC01480真ん中にちょっとだけティモシェンコが写っています!
ギリギリわかるくらいでしょうか。
世界でも注目の人物ですからね。
しかし、当選できるかは微妙。
世論調査では現在2番手ですからね。
やはり首相時代の振舞いがかなり尾を引いているようです。

DSC01496ずっと見ていたら、知らないおじさんがリボンをつけてくれました。
私の二重あごは気にしない方向で・・・

それから、しばらくはキエフ観光。
元々、キエフは世界遺産もある観光都市なのです。
しかし、今は観光客が激減しているそうです。

DSC01488これは聖ミハイルの黄金ドーム修道院。
中もすごくきれいです。

DSC01493高台からドニエプルを眺める。
本当にきれいな町だなあ・・・

DSC01495ウクライナ外務省はウクライナの国旗とともに、EUの旗が。





ユーロマイダンへ!!!
満を持して、独立広場へ。
今は「ユーロマイダン」または「マイダン」と呼ばれています。
「マイダン」はウクライナ語で広場。
だから、直訳すると「欧州広場」ということになるでしょうか。
マイダンはデモが行われ、様々な衝突があり、人が傷つき、命を落とした場所。
キエフに行くのなら、一度見ておきたいとは思いましたが、まだ危険かもしれないと思いました。
しかし、現地の旅行会社の人や通訳さんが「危なくはないですよ」と言ってくれたので、行ってみることに。

DSC01500DSC01501到着してみると、至る所にこんながれきの山のようなバリケードが。
これは想像を超えています。

DSC01503炊き出しをやっていました。
座り込んでいる人たちのためなのでしょう。

DSC01502火事で焼けてしまった労働組合会館。
火事の原因は不明だそうです。
マイダンは全体的に煙の匂いがします。

DSC01504この光景には言葉を失います。
あまりにも規模が大きくて・・・

DSC01509
DSC01506そこらじゅうにこんな光景が広がっています。

DSC01511太鼓を持って、行進する人たち。
いるんですね〜。

私が歩いていると、若いウクライナ女性が二人で私を見て、何か話しています。
そして、私の写真を撮り始めて。
胸のウクライナ国旗の色のリボンを東洋人がしているのが気に入ったようで、親指を出して「いいね!」のサイン。
そして、「ウクライナに栄光あれ!」とウクライナ語で言われました。

DSC01518DSC01519DSC01521DSC01523言葉が出ない・・・
あまりにも強烈な光景に言葉を失います。
この場所で命を落とした人たちがいることに思いを馳せ、祈りを捧げます。

DSC01527これはクリスマスツリーの骨組みを利用したもの。











IMG_0337[1]マイダン・マグカップを買ってきました。
マイダンには結構、露店が出ています。
EUとウクライナの国旗を混ぜたようなデザインのグッズが売られていました。
元々、ウクライナ人は商売上手(←逆にベラルーシ人は商売下手)。
さすがにたくましいです。


DSC01531キエフの大門にも行ってきました。
ムソルグスキーの「展覧会の絵」の終曲「キエフの大門」のモチーフになっているところです。
ムソルグスキーは大門の今の姿を見たのではないのですが、非常に音楽にマッチしていると思います。

DSC01542これはおまけ。
現地の旅行会社の人。
キリッとしたウクライナ美人です。
ベラルーシにも美人は多いですが、タイプが違います。


これで私のウクライナレポートは終わりです。
出発前は学生たちから「絶対に行かないほうがいいですよ」「命が惜しくないんですか?」と言われ続けていました。
私も怖くなかったと言えば嘘になります。
正直、行くまでは怖かったです。

でも、行ってみたら・・・
上のほうで政治家たちが何をしていても、人々の生活は続いていきます。
やはり現場に行って、自分の目で見てみないとわからないものです。

もしかしたら、ベラルーシでの噂通り、地方都市は危険なのかもしれません。
車で強盗に遭ったベラルーシ人は実際にいるわけですから。
聞いた話では警察や軍の力が地方まで行き届いていないのと、貧困がそうさせるということです。
確かに、ウクライナの地方都市や田舎は生活がかなり厳しいというのは聞いていました。
その貧困の不満に歯止めをきかせることができなくなっているのかもしれません。

マイダンの光景は私の心に焼き付きました。
見た感じ、広場にいたたくさんの人たちはウクライナ人ばかりのようで、観光客は見当たりませんでした(←観光客って、見ていると大体わかりますから)。
まだ、みんな危ないと思っているのでしょう。
実際、ウクライナ人たちも「夜は行かないほうがいいよ」と言っていました。
私たちが無事にマイダンを見て歩けたのはもしかしたら、ただ単にラッキーだっただけかもしれません。

私は政治的なことよりも、その国の人々の暮らしのほうに興味があります。
私は今回の旅行でウクライナの人たちに強い親近感を感じました。
だって、ベラルーシ人とウクライナ人は隣人だしね。


一日も早くウクライナの人々が安全に心穏やかに生活できるようになることを祈ってやみません。

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2014年03月25日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

いきなり何度も連続投稿しているのには訳が・・・ありません。
実は今日から通訳の仕事があって、気持ちが落ち着かないのです。
書いていると少し気持ちが和らぎます。

先週の金曜日に学会があり、その準備で二週間ほど寝不足状態。
その寝不足と疲れが全く抜けていません。
土日は朝から晩まで授業だし、翻訳の仕事が大量にあって、結局全然休めず。
この状態で通訳をするのは肉体的にも精神的にもハードですが、やるしかないのだ!!!

そういえば、今日は朝から嫌なことがありました。
腹が立って仕様がないです。

「汚いものに触れれば、手が汚れる」
触れないほうがいいや。
しかし、こんな大事な仕事の前に何でこんなひどい話を聞かされるんだろう!?
自分の人徳のなさを痛感します。
そして、卑劣なことしかできない人間には憐れみすら感じます。

まあ、いいや(←よくないけどね!!!)


さて。
昨日は寿司を食べました。
あまりにも精神的にも肉体的にもボロボロだったので、寿司を食べて元気を出そうと思ったのです。
寿司バーのサイトを見て、あることを思い出しました。
その店、そこそこ食べられる寿司を作るのですが、メニューには奇抜な創作メニューがあるのです・・・
前回、その店に寿司を頼んだとき、無駄な好奇心から、その寿司を注文してしまったのです・・・

Изображение 1742
それはイチゴを使った寿司。
材料はイチゴ、サーモン、ライム、クリームチーズ。
このビジュアル! 全く惹かれない!

授業の休み時間、サイトを見て注文していたのですが、学生に見せて「これをどう思う?」と聞いてみると、全員「やめたほうがいいと思います」。
そこでやめたら、はぐれミーシャの名がすたる!!!(←どんな名?)
注文するぜ〜!

食べてみると・・・
イチゴとクリームチーズの味がする!!!
当たり前!!!


うーん、これはどうかな。
食べられなくはないけど、食べたいとは思わないなあ。
それぞれの食材が生かし合っているというよりは、殺し合いですよ。
新しい寿司のアイデアを出すのはいいけど、奇抜なものじゃなくて、もっと建設的な理詰めの寿司を考えてほしいものです(←まあ、私がそういう理詰めの寿司を考えているわけではありませんから、偉そうなことは言えませんが)。

そういえば、料理番組か料理雑誌で、ある年代は奇抜な料理がはやった時期があったと聞いたことがあります。
マグロの刺身に黄な粉をまぶしたり・・・
ベラルーシもそういう時期を通っているのかな。
そう思えば、これから発展する途中なのかなと思えます。

しかーし!!!
この寿司はあり得なーい!!!


でも、イチゴを使うなら他の使い方あるかもしれないなあ・・・



もう一つ、この店の創作寿司を紹介しましょう。
実はこれは結構食べられるんです。

Изображение 1744なす寿司です!!!
これは普通に食べられます。
上にのっているのは味噌です。
なすの味噌炒めとご飯を一緒に食べたような味です。
普通においしいです。

Изображение 1717
ついでに最近作った料理の写真も載せちゃいます。
卵焼きなんですが、中に豚の角煮をほぐしたものを入れました。
これは最高においしかったです!!!
ただ、切るとバラバラになってしまうのが難点。
ほぐした肉に少し溶き卵を混ぜれば一体感が出るかな。

Изображение 1716これもある日の晩ごはん。
金目鯛のような魚があったので、それを香草でマリネして、オーブンで焼いてみました。
味は最高でした!

右側は龍二くんのミニカーコレクションです。
トミカと魚がベラルーシで出会うというシュールな画です・・・
龍二くん曰く、「おなかが空いた車が集まった」んだそうです。

そろそろ、空港に行く時間です。
視察でご一緒する方々を迎えに行くのです。
飛行機の到着が0時過ぎなので、今から(←22時過ぎ)空港へ。
気合い入れていくぞ!!!

akiravich at 03:59コメント(2)トラックバック(0) 
ベラルーシの食生活 

2014年03月24日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

ちょっと怒っています。
それは以前、テレビ東京で放送された「ありえへん世界∞99%行かない!?秘境の独裁国家ベラルーシに潜入SP」を見たからです。
日本のテレビ番組が見られる中国のサイトで見たのですが、この内容があまりにも・・・

ここに私がおかしいと思った点を挙げていきます。

1.空港に着いてすぐ、「スタッフが拘束」
ただ、空港で税関職員に止められただけだと思うんですけど。
ミンスクの空港では止められることはあまりありません。
止められるとすれば、荷物が非常に多い場合など、簡単なチェックを受けることはあります。
言葉のチョイスが「拘束」というところが非常に意図的で不愉快です。

2.なぜか車の中で「テレビとうきょう」と書かれた紙を持っている
本来なら空港の到着ロビーで紙を持って迎えるところを、通訳が車の窓から紙を突き出していて。
ユースケサンタマリアさんが「おおっぴらにできないんだろうね」と言っていましたが、そんなことはありません。
みんな、空港の到着ロビーで普通に迎えますし、テレビ局の名前が書かれた紙を持っていても、問題になることは100%ありません。
中央アジアの某国では、空港の建物内に入れてもらえないことがありました。
入口のところに自動小銃を持っている兵隊みたいな人が立っているんですから。
ベラルーシではそんなことはありません。

3.スベタンさん
車の中で通訳が紹介されたのですが、その女性の名前がスベタンさん。
スベタンなどと言う名前はロシア語圏にはありません。
おそらく、スヴェータさんなのだと思います。
スヴェータだったら、非常にポピュラーな名前ですから。
明らかなミスです。
ちなみに、この通訳さんの日本語は「???」な感じです。
それに、クルーを迎えるための紙が「テレビとうきょう」と「とうきょう」がひらがなで書いてあるのが、理解に苦しみます。
「東京」はそれほど難しい漢字ではありませんから。

4.ベラルーシの平均月収は約9万円
テレビクルーがベラルーシのテレビで取り上げられ、その後、一般家庭に彼らが招待された、という場面での話。
平均月収が9万なんて、あるはずないでしょ!!!
俺も欲しいわ!!!
実際の平均給料はオフィシャルには5万円と言われています。
実際は3万5000〜4万円です。
9万円ももらっている人はかなりの高給取りですよ!!!
ちなみに、ベラルーシで給料が非常に高い仕事はIT関係のエンジニアです。
20万ぐらいは普通に稼いでいます。

5.「キュウリにハチミツは当たり前。おやつとして食べることが多い」
その「一般家庭」(←部屋の様子から見て、明らかに上流家庭)の奥様が作ってくれたのが、キュウリを切ったものに上からハチミツをかけたもの。
そんなもの、食べませんよ!!!
気持ち悪ーい。
これは私の学生全員(大学の学生と個人教室の学生、合わせて130人ほど)に聞いてみましたが、キュウリのハチミツがけを食べる人はゼロでした。
みんな「気持ち悪いです!」「食べる人はいるかもしれませんが、それはベラルーシで普通だとは言えないと思います」。
まあ、そりゃそうだ。

6.ベラルーシ伝統の味、キュウリレモネード
これもその一般的でない一般家庭で、奥様が作ってくれたもの。
作り方は簡単。
キュウリとハチミツとレモン汁をミキサーにかけるだけ!!!
スタジオで宮崎哲弥さんが「要するにキュウリって果物なんだ」って言ってましたが、そんな認識の人はベラルーシには一人もいませんよー。
明らかにキュウリは野菜ですよー。
そんな気持ち悪いもの、誰も飲みませんよー。
これも学生たちは全否定。

7.日本人の方がスーパーで「キャビア220円」
ミンスク在住の日本人の方がスーパーで安いキャビアを紹介していたのです。
確かに、ベラルーシのスーパーや市場ではキャビアを売っていますが、220円のものは100%キャビアじゃありませんよ。
何かの魚卵を黒く染めているだけです。
そもそも、本物のキャビアがそんな値段で買えるはずがないじゃないですか!!!
その日本人の方も知っていて買っているのではないかと思いますが、テレビでのあの紹介の仕方だと、本当に220円しかしないのかと視聴者の方は思うのではないでしょうか。

8.日本語弁論大会で、賞品は日本の食品で、「酢やごまだれなどをめざし・・・」
これは一番腹が立ちました。
ステージ上にディスプレイされていた日本食(酢、ごまだれ、豆腐)をアップで写し、あたかも学生たちが日本食目当てで頑張っていたかのような紹介をしたのです。
その紹介の仕方はいかにも茶化すような、笑いの種にしたようなものでした。
あれは参加賞で、別に学生たちは日本食を目指していたのではありません。
入賞者への賞品は辞書でした。
ごまだれ目指して日本語のスピーチコンテストに出たら、そりゃあ笑いが起こるでしょうよ。
笑いが取れれば、うそをついてもいいんですか?

9.レディース寿司がベラルーシの女子大生やOLには大人気
テレビクルーがミンスク市内の寿司屋を紹介したのですが、これがまたちょっと偏った紹介の仕方で。
レディース寿司は甘い寿司でフルーツたっぷり。
その店のサイトを見たのですが、レディース寿司という名前の寿司はありません。
どこで誰に大人気なのか教えてもらいたいものです。
その店ではないのですが、私は似たようなものを食べたことがあります。
これが結構おいしかったんですよ。
今度その番組で紹介された店に行ったら、食べてみたいと思います。

10.ムール貝の卵とじ丼
その寿司屋で親子丼を頼んだら、親子丼にはあり得へん具材が!
それは鶏肉の代わりにムール貝を使ったもの。
「ベラルーシでは大人気なんです」
どこでどう人気なのでしょうか?
その店のサイトには親子丼があるのですが、きっちり鶏肉を使っています。
ムール貝が使われているメニューは「いがい焼き丼」と書かれています。
「いがい」というのは厳密に言うとムール貝とは違うようですが、市場などではムール貝と表記されることが多いようです。
しかし、店のサイトの写真を見る限り、卵ではとじてありません。
特別注文でもしたのでしょうか?
番組では「大人気」と言っていましたが、そもそもほとんどのベラルーシ人が親子丼の存在すら知りません。


まあ、よくもここまでやったものだと思います。
これではベラルーシの本当の姿なんて全く伝わりません。
最初から「独裁国家」のおかしな国という前提で話が進んでいるのですから。
もちろん、なかには正しい情報もありました。
でも、ここまで間違いが多いと・・・
ありえへんなあ・・・

もっとベラルーシの本当の姿を知ってもらえるように、私も努力したいと思います。
あの番組を見ただけで、国全体を判断されたら、たまったものではありません。
ベラルーシがどんな国かは実際に来ないとわからないですよ!!!
「99%行かない」なんて言わないで、ぜひいらしてください!!!


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ベラルーシの文化 | ベラルーシの生活

2014年03月23日

ご無沙汰しております。
はぐれミーシャです。

本当に久しぶりです。
ブログが書けなかった理由は簡単。
超いそがしかったのです!!!

その理由は二つ。
一つはうちの大学で学会があり、そこで発表しないといけなかったのです。
もう一つは火曜日から日本から視察に来る方たちの通訳をするのです。

学会はきつかったです。
私は教育者なので、研究者というわけではないんです。
でも、大学で働いている以上、研究のようなこともしないといけないわけで。
この2週間は寝る時間を削っていろんなことを調べまくりました。
発表の内容は学者の方から見れば、全然甘い内容だったと思いますが、一応形になってよかったです。

そして、通訳の仕事。
今回はウクライナにも行きます。
あのウクライナへ・・・
行き先はキエフとチェルノブイリです。
この話はまた改めて。


今日は簡単に近況報告。
難しい内容のことを書くエネルギーがないので・・・

学会があろうが、通訳の仕事があろうが、日本語教師の仕事が減るわけではありません。
いつものように忙しい毎日。
特に土日は朝から晩まで教えっぱなし。
明日も朝の9時からだなあ・・・
授業が終わる19時には疲労困憊なのです。

3月8日は国際婦人デーでした。
ベラルーシでは国の祝日でお休みになります。
その前日、龍二くんの幼稚園でお遊戯会がありました。
いつも優しくしてくれるお母さんたちにありがとうの気持ちを伝えるというのがコンセプトです。

IMG_0268おっ、龍二くんがみんなと一緒に動いてる!
これまでのお遊戯会ではことごとく団体行動ができていませんでしたから、これはすごいことですよ!
みんなかわいいなあ。
それにしても長いなあ。
子供に30分以上もいろいろさせるのには無理がありますよ。

3月8日は土曜日で、お休みだったわけですが、私は授業。
ベラルーシでは休みはきっちり休むのが普通。
国際婦人デーに働くというのは正気の沙汰ではないのです。
でも、学生たちに「勉強したいですか?」と聞くと、「もちろん!」「当たり前です!」
俺もちょっとは休みたいんだけどなあ・・・
でも、学生がやる気があるのはいいことです!!!

ただ、時間をずらして、すべての授業が終わる時間を15時30分に設定しました。
それからバスでベロニカちゃんの実家があるヴェスニャンカへ。
それはベロニカちゃんのお母さんと妹の家族と一緒にシャシュリクをする約束だったのです!!!

シャシュリクと聞いても、日本ではピンと来ないかもしれません。
これはですね、名前を聞いただけでテンションが上がる料理ですよ。

IMG_0280これです!!!
炭火で肉を焼くんです。
「バーベキュー」と言われてしまうんですが、これはシャシュリクというまた別の料理です。
マリネをして肉を焼くんですが、サイズが結構大きいんです。
焼き鳥の肉よりは5倍ぐらい大きいんじゃないかな。
だから、表面だけ焦げて、中は生、なんてことになりやすい。
そうならないように、水をかけながら焼くんです。
これが楽しい。

IMG_0281これは鶏肉バージョン。
最初のは豚肉です。
シャシュリクは旧ソ連圏ではポピュラーなアウトドアメニュー。
これは食べてみないとわからないですよ。

すでに味がついているからおいしいんですよね。
酢やレモン、マヨネーズなどもマリネに使うからでしょうか。
バーベキューって、肉とか野菜をそのまま焼いて、それを焼き肉のたれとかにつけるイメージがありますよね。
でも、たれの味ばっかりがたってしまって、肉自体は大したことがないこと多いように思うのです。
でも、このシャシュリクは・・・おいしいんですよ!!!

なぜか今回は豚肉、鶏肉、羊肉のフルコース。
羊はかなり硬かったけど、味はよかったなあ。
ウズベキスタンでは羊ばっかりだったけど、おいしかったもんなあ。

IMG_0276IMG_0277IMG_0270龍二くんも外で食べるご飯は楽しかったみたいで、すごくはしゃいでました。
こうやって、家族みんなで(←ベロニカちゃんの家族も含めて)食べることってなかなかないもんなあ。
私も楽しかったです。











































そして、次の日。
日曜日も私はがっつり授業。

普通に授業をしていたのですが、一コマ目の後に異常が。
授業が終わり、帰ろうとしていた学生たちが入り口近くの暖房のところで、猫があたたまっているのをみました。
私が借りているスペースはオフィス用のスペースなので、猫に住み着かれては困ります。
そのときは猫になれている学生がうまく外に連れて行ってくれたのです。

しかし。
先週の日曜日、いつものように朝の8時30分に教室のある建物に行くと、ドアの前に見慣れた猫が!!!
ドアを開けると、なかに滑り込んで、二階まで上がり込んできて。
挙句の果てには、教室に入ってきて、座布団を占領する始末。
うーん、困った。

授業が始まった時、学生たちが猫を何とか連れ出してくれたからよかったんですが、トイレに行こうと思って、廊下に出ると、そこで待っているんですよ。
あるはずのない良心が痛む・・・

次の授業でも猫は外に出ず。
最後の授業でもやっぱりに教室内に入ってきました。

IMG_0288ちゃっかり座布団に座ってるし。

IMG_0292何か溶け込んじゃってるし。


学生たちは口々に「先生、これは野良猫じゃなくて、ちゃんとしたうちの猫だと思います」と言ってきました。
「野良猫にしてはよく面倒を見られている」と言うのです。
首輪こそありませんが、行動は粗暴なところが一切ありません。
毛並みもいいように思います。

明日、っていうかもう今日ですが、猫はいるのでしょうか?
気になっている自分がいます・・・

なぜか春になると、猫が私によって来るんですよ。
誰も寄ってこないのもいやですが、猫ですもんね・・・

こんな感じです。
また近況報告します!!!

akiravich at 06:19コメント(3)トラックバック(0) 
ベラルーシの文化 

2014年03月11日

今日、3月11日で東日本大震災から3年が経ちました。

もう3年なのか、まだ3年なのか。
インターネットのニュース動画で被災者の方のインタビューを見たのですが、その方は「3年間は短かった」とおっしゃっていました。

私には、この3年間は非常に長く感じられました。
様々な変化が起こり、様々なことに関わり、非常に濃密な時間を過ごしてきました。

今でもあの3年前のことは強く脳裏に焼き付いています。
学生からもらったショートメールで震災のことを知り、うちへ帰ってテレビをつけた時の衝撃。
そして、実家の山形が大丈夫だったのかという心配。
兄から携帯で電話がかかってきた時の安堵。
その安堵感はその後の長い不安の始まりだったとは全く考えてもみなかった・・・


福島原発の事故はいまだ終息の兆しを見せず、今も何万人もの人たちが避難生活をしている状況。
東日本大震災は終わったと言えるにはまだ程遠い状況かと思います。

これまでは福島のことを考える時間が多かったですが、今日になって津波のことにも思いを馳せました。
家族や友人を失った人々の喪失感は如何ほどのものだろうか、と。
私自身、妻や息子を持つ身になって、家族の大切さは痛いほど感じるようになりました。
その家族をこんな理不尽な形で失うことの悲しみは計り知れない深さを持っているのだろうと思います。

どんなに復興が進み、生活環境が改善されても、受けた傷は戻らず、その痛みは一生残るものなのだろうと思います。
せめて今の生活環境だけでもよくなってくれればと思うのですが、いまだに仮設住宅暮らしの人たちがたくさんいる状況。
少しでも状況が変わっていってくれればと、祈ってやみません。


去年の3月11日から今日までの一年間、それまでの「震災後」よりも通訳の仕事は減りました。
ベラルーシから復興対策のヒントを得ようと毎月のように視察団が訪れていた時と比べると、その数は急激に減少しています。

確かに、情報は資料を持ち帰ったり、いろんな人と会えば得ることができます。
そして、それを拡散すれば、より効果が得られるでしょう。

しかし、その「拡散」が行われていないことが多いように思います。
例えば、ある組織の方がベラルーシのチェルノブイリ関連施設で資料を受け取り、それを翻訳するなどして利用したとします。
そのほどんどが内部資料としての利用であり、外部に出さないということが時折見受けられるのです。

そこが私にとっても、ベラルーシ人にとっても不思議なところです。
似たような視察団がたくさん訪れて、全く同じ内容の話を聞いて帰る。
こういうことの繰り返し。
もっと情報を共有すれば、もっと効果的にベラルーシにある情報が伝えられるだろうに、と思います。

こんなことを書いていますが、私自身、「一つの視察団が来て、その情報を拡散すればそれで済むじゃないか」と考えているわけではありません。
自分の目で見ることの重要性はあると思います。
ベラルーシがチェルノブイリ原発事故後、約28年経って、どのような状況になっているのか、復興はどのように行われたのかを自分の目で見て確かめることには非常に大きな意義があると思います。
まさに「百聞は一見に如かず」です。

そして、チェルノブイリ原発。
私は一度、通訳の仕事で訪れましたが、圧倒的な存在感です。
一度は見る価値があります。

自分でも矛盾している感じがします。
似たような視察団がたくさん訪れるのはどうか、と書いておきながら、自分の目で見たほうがいいと書いているのは確かに矛盾かもしれません。
この震災後の混乱期では視察団がたくさん訪れるのは普通のことです。
しかし、一回訪れて、それで終わってしまっては何の意味もありません。
得た情報や知識を生かす方法を考えなければいけないと思います。

もちろん、ベラルーシで得た情報を非常に効果的に利用している方や団体もたくさんあります。
ベラルーシの子供の保養プログラムを参考にして、実際にそれを実行しておられる方もいます。
その努力には頭が下がる思いです。

情報の共有は必要です。
みんながみんなベラルーシを訪れるチャンスはありません。
日本で役に立つ情報があれば、どんどん共有していってほしいというのが私の願いです。


私は毎朝、日本のニュースをインターネットでチェックしています。
以前に比べると福島関連のニュースが少なくなったなあと感じます。

風化

震災から時間が経つにつれ、風化してく部分はどうしても出てきます。
それは私が日本に一時帰国するたびに感じていることです。
当事者じゃない人にとってはどうしても他人ごとになりやすいのでしょう。

しかし。
事実は何も変わりません。
津波で破壊された町の中にはがれきが撤去されただけで、町の復興には程遠いところも多いようですし、福島原発事後に発生した多くの問題はいまだに解決されていません。

風化するのは人の心です。
周りにある「もの」が風化するのではなく、人の心の中の何かが風化するのだと思います。

容易に移ろっていく人の心を繋ぎ止めておくことは簡単ではありません。
しかし、被災した方だけでなく、全ての日本人がこの震災を同じ痛みとして感じることはできないのでしょうか?
日本に住んでいる限り、いつどこで災害に遭うかわかりません。
そんな日本人だからこそ、被災していない人たちも少し心の中に場所を作ってあげれれば、風化させずに済むと思うのです。
人の痛みを自分の痛みとして感じること。
共有すべきは「情報」だけでなく、その「痛み」でもあると私は思っています。

私がベラルーシにいてできることは限られています。
それでも、少しでも福島の現状がよくなることを願いつつ、通訳などの仕事に邁進していきたいと考えています。
東北人として、そして日本人としてできることを少しでもやっていきたいです。


東日本大震災で亡くなられた方々に心より哀悼の意を表したいと思います。
被災地の復興が一日も早く進み、被災者の皆様方が一日も早く心安らかに生活できる日々が訪れることを心から願ってやみません。


akiravich at 15:27コメント(0)トラックバック(0) 
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