2008年10月30日 18:26

テレビに出るぞ!

おはようございます。
昨日はちょっと飲みすぎて、ブログが書けませんでした。
最後のほうが記憶がなくて・・・

昨日は水曜日で、私はお休み・・・のはずだったんですが、結果的に全く休めませんでした。
というのは、一週間ほど前、ベラルーシのテレビ局ОНТ(英語で書くとONT)の朝の情報番組に出て欲しいとの申し出。
電話してきた女性とは一度会ったことがあって、4年ほど前にブレストで生放送のテレビ番組に出たときにADをやっていた人でした。
久しぶりのテレビ!
うれし〜い〜!

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そんなわけで、昨日の昼、ディレクターとカメラマンの二人が私のうちにやってきました。
この人たちはОНТの人ではなく、製作会社の人たちでした。
日本も同じなのでしょうが、ベラルーシのテレビ局では他の製作会社に発注することが多いのだそうです。

私が出演するコーナーは「休日の過ごし方」。
ディレクターの女性からのリクエストは折り紙。
でも、休日に折り紙はしないんですけどね。
まあ、いいか。
折り紙を作りながら、いろんな質問に答えていくという形式。
例えば、「折り紙は何か宗教的なものと関係があるんですか?」
う〜ん、わかんないなあ。
今度インターネットで調べてみよう。
あとはベラルーシ人が日本人に対して抱いているイメージは本当かどうかなど。
ほとんどはステレオタイプですけどね。
インタビューというよりは雑談に近い感じ。

そのディレクターの話では、外国人を取り上げるとき一番困るのは「ロシア語」。
最近、ナイジェリアから来た留学生を取材したときのこと。
彼らはサバイバルなロシア語は身につけていて、普通の会話だったらコミュニケーションが取れるのですが、ちゃんとしたインタビューとなると全くダメで、ロシア語の質問に英語で答えるという非常に面倒なことになったのだそうです。
「その点、あなたはロシア語ができるから、私たちにとってはすごく便利なのよ」
そうなんです、便利なんです。

折り紙の後は台所に移動。
「私の休日の過ごし方」と言ったら、これはやっぱり料理でしょう!
作った料理は私の十八番「鳥のから揚げ ミーシャ風」。
鳥のもも肉を大きいまま揚げて、それにちょっと酸っぱいソースをかけるんです。
これが一番みんなに受ける料理。

レシピを解説しながらの料理。
楽しいなあ。
料理番組とかやりたいんですよ。
以前、テレビでジェイミー・オリバーというイギリスの料理人の番組を放送していたんですが、私は大好きで。
軽妙なトークとともに、かなりレベルの高い、それでいて家庭でもできそうな料理を紹介してくれるんです。
あんな番組やれたらいいなあ。

「から揚げだけじゃダメかしら」と思って、鳥肉ときゅうりのサラダと炊き込みご飯を作っておきました。
写真撮るの、忘れた〜!
から揚げも今日はかなりキレイな仕上がり。

撮影が終わって、ディレクターとカメラマンに試食してもらいました。
かなりおいしかったらしく、パクパクと止まらない。
試食じゃなくて、ただのメシになっていました。
ほぼ完食。

「鳥のから揚げ ミーシャ風」を食べさせると、よく言われるのが「これ、本当に鳥肉ですか!?」という感想。
やわらかくて、ジューシーなので、何の肉だかわからないと言うのですよ。
確かにベラルーシで鳥肉の料理を食べると、肉汁とか出ちゃっててパサパサの肉が出てくること、ありますからねえ。

結局、ディレクターとカメラマンが帰ったのは14時過ぎ。
二時間近く撮影をしていたことになります。
でも、放送時間は3分。
うーん、短いなあ。
でも、朝の情報番組で3分も取り上げてくれるんですよ!
「めざましテレビ」に3分間出るようなものですからねえ。
放送は11月15日の朝。
楽しみ!

それから、また料理開始。
というのは、夜、お客さんが来ることになっていたからです。
昼作った料理の残りを出せばいいかと思ったんですが、それだけでは寂しいので、他の料理を作ることに。
ラインナップはポでん(←ポトフとおでんの融合形)、鳥のから揚げ、鳥肉ときゅうりのサラダ、炊き込みご飯、いかバター、豚ひき肉の団子、焼きそば風スパゲッティ。
撮影が思ったよりも長引いたから、急いで料理。
こうやって、私の休日は失われていくのです・・・

そのお客さんというのは、私の元学生とその友達。
今年の6月、二人はミンスクの寿司バー「マンガ」に私を招待してくれて、寿司を腹いっぱい御馳走してくれたのです。
そのとき、「今度お返しに俺が料理するから」と約束したのでした。
その約束をようやく果たすことにしたのです。

で、そんなことなら、バレエ学校に留学しているMちゃんも呼ぼうということに。
最近、Mちゃんと話すと「ご飯が食べたい!」としきりに言っていたので、何か食べさせてあげようと思っていたのです。

6時半ごろ、Mちゃんと友達二人が到着。
そして、19時過ぎに男の子たちが到着。
実はその男の子たちは超アニメおたく。
昨日、Mちゃんに「その二人、すっごいおたくなんですけど、いいですか?」と聞いたら、「別にいいですよ。私、黙々と食べるだけですから」
でも、結構話しは盛り上がっていました。
Mちゃんの友達のターニャちゃんがかなりアニメが好きで、話しが弾んでいました。

料理は大好評。
Mちゃんの友達のジアナちゃんはうちに来るのは二度目。
前回がかなりおいしかったらしく、「鳥肉のから揚げ」を持っていくと、ジアナちゃんは「これこれ! これが一番おいしいの!」と言っていました。
ミンスクにから揚げマニアが増えてきています。
昨日のから揚げはかなりよくできました。

あと、好評だったのが豚挽き肉の団子。
これは私、かなりシンプルに作るんですよ。
豚挽き肉に醤油、みりん、卵、ゴマ、七味唐辛子、片栗粉、しょうがのみじん切りを入れて混ぜて、それを醤油とみりんとだし汁をかなり濃い味にした煮汁に入れていくんです。
簡単なんですけど、みんな「こんなの初めて食べた!」と喜んでくれました。

焼きそば風スパゲッティはウスターソースに醤油とオイスターソースと豆板醤を混ぜたソースで仕上げたスパゲッティ。
具は豚肉とイカと白菜。
最後にかつお節をのせました。
かつお節が踊っているのを見て、「生きているみたい!」というリアクション。
これも視覚的な演出。

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男の子たちの写真です。
女の子のほうは写真を撮るの、忘れてました。
正直に言うと、この写真を撮ったの、全く覚えていません。
彼らが帰ったのも覚えていません。
でも、楽しかったのだけは覚えています。

と、まあこんな感じで昨日の休日は過ぎていきました。
っていうか、全然休日じゃない!
次の休みは何もしないで完全休養にします・・・

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今日のおまけ写真。
一日経ったポでんです。
鳥肉も入っているので、何かコラーゲンでも出るのでしょうか。
汁がゼリー状になっています。
夏だったら、この冷たいままでもおいしいと思います。
秋なのに、私は冷たいまま食べました。
かなりうま〜!
ちょっと感動。

明日はベロニカちゃんの妹、マーシャちゃんの結婚式。
準備が大変だなあ。
結婚式のレポート、しっかり書かせていただきます!

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akiravich

山形県出身。
2000年からベラルーシ共和国の首都、ミンスク在住。ベラルーシ国立大学文学部・日本語教師。目指すのはベラルーシの金八(略してベラ金)。
愛する妻ベロニカちゃんと愛する龍二くん(5歳)とのベラルーシ生活!
日本の皆さまにベラルーシ一般国民目線のベラルーシを御紹介!

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