2010年02月28日

フィギュアスケートに熱い心

おはようございます。
またまたお久しぶりのはぐれミーシャです。

オリンピック!
盛り上がってますねえ、日本では。

ベラルーシでは全然ですね。
金曜日、男子フリースタイルでベラルーシ人選手が金メダルを取りましたが、いろんな人に「金メダル、おめでとう!」と言うと、「えっ、本当?」とほとんどの人が知らないという有様で。
うーん、日本とは違うんだなあ。

その金曜日は私は朝まで寝なかったんですよ。
午前3時までは翻訳。
なかなか終わりません。

3時からはフリースタイルの生中継。
私はそれほど興味はなかったんですが、ベロニカちゃんが「どうしても見たいから、3時になったら起こしてね」と言うんですよ。
何でもベラルーシはフリースタイルは結構強いのだそうで。
何かフリースタイルというと、新しいスポーツのイメージなので、ベラルーシのイメージとはいまいちリンクしないというか・・・

でも、ベラルーシ人選手は素晴らしかったです!
堂々の金メダル!

本当はミンスク時間の3時には女子フィギュアスケートのフリーが始まっているはずなんですよね。
でも、生中継はフリースタイル。
フィギュアの中継は4時からでした。

ちょうど鈴木明子選手が出るグループが始まるところで、ラッキー。
私はフィギュアスケートのことは何もわからないので、何とも言えませんが、素晴らしい演技だったのではないかと思います。
安心してみていられました。

生中継しているチャンネルは「ユーロスポーツ」。
そのロシア語解説者がひどいんですよ。
徹底した「応援解説」。
何か某ラジオ局の「ライ○ンズナイター」を思い出します。
私が大好きな南海ホークスが西○球場で試合をするときはその局しか中継がなくて。
でも、その解説も実況も「超応援解説」で、すごくむかついたのを覚えています。

でも、最初っから応援解説なのが分かっているわけだから、嫌なら聞かなきゃ言い訳で。
だって、番組名が「ライ○ンズナイター」ですから。

しかし。
ユーロスポーツの場合はもっと中立じゃないといけないんじゃないかな。

鈴木明子選手の後に、ロシアの選手が滑りました。
でも、まだまだという感じの滑り。
テレビの実況は「鈴木はすでに24歳です。経験豊富な選手です。そして、私たちのアリョーナは19歳ですから」と何度も繰り返していました。
つまり、ロシアの選手は経験が少ないから、レベルが違うのは当たり前だという論法です。

ロシアのコメンテーターの特徴ですね。
自国の選手を徹底的に擁護し、他の国の選手をこきおろす。
うまくいかなかったら、言い訳を探す。
中立かどうか以前の問題ですね。
自国の選手のことを応援するのはまあいいとしても、他の国の選手について悪く言うのはどうかと思うのですが・・・

鈴木選手の点数がもう一度表示されたときも、「これは高い点数をつけすぎです!」
もう、自分の国の選手の応援だけにしといてよ!

そして、最後のグループでの安藤美姫選手の滑り。
あんなに表現力がある選手だったんですね。
昔、私が見ていたオリンピックではジャンプのレベルとそれが成功するかどうかばかりが注目されて、表現力は二の次だったような印象があるのですが、安藤選手のような表現力のある演技は見たことがないように思います(←まあ、それほどフィギュアを見てきたわけではないので何とも言えないのですが)。
スポーツとしてではなく、単に「美しい!」と私は思いました。

ちなみに、彼女のコーチのニコライ・モロゾフ氏はベラルーシ代表として長野オリンピックに出ているんですよね。
ベラルーシ人なのかなあと思って調べてみたら、モスクワ生まれのロシア人。

うーん、ベラルーシはフィギュアスケートとかアイスダンスってどんなレベルなんだろう?
ベラルーシで層が薄いスポーツの選手がベラルーシに籍を移してベラルーシ代表として大会に参加するなんてことはあるのかもしれませんが・・・(←歌のコンクールなどではあります。ベラルーシが層が薄いというよりは、自国の層が厚すぎるので、という理由ですが)

そして、浅田真央選手の滑り。
私もドキドキしながら見ていたのですが、だんだん引き込まれていって。
鬼気迫るというか、極限の状態がこちらにも伝わってくる感じでした。
ただ飛んだり跳ねたりというのではない、本当の「演技」がそこにはありました。
それはスポーツでありながら、芸術と呼ぶにふさわしいものだと私は思いました。

浅田選手の演技が終わったあと、私もベロニカちゃんも言葉を失っていました。
彼女の全身から出てくるエネルギーは他の選手にはないものだと思います。
素晴らしかった!

それにしても、日本人選手の表現力には感動しました!
そこで、私が思い出したのは日本人の若手音楽家のことです。
私が音楽を学んでいた20年近く前は、「日本人若手演奏家は技術は素晴らしいが、精神的なものが・・・」という評価が多かったように思います。
ロボットのように技巧的なんだけど、心をあまり感じないというか。

確かに、当時の日本人の若手の中で熱いものや精神性を感じる演奏家というのは思い出せません。
あっ、指揮者の佐渡裕さんは熱いですよね。
あと、誰だろう・・・
ピアニストの有森博さん(←1990年のショパンコンクールで最優秀演奏賞を受賞した方です)は熱かったなあ。

でも、今はいろいろと変わったんですかね。
私は若手演奏家に詳しくはないのですが、例えばピアニストの小菅優さんは素晴らしいと思います。
リストの「超絶技巧練習曲」なんか、素晴らしいテクニックに裏打ちされた演奏で、それでいながら熱いパッションを感じるものでした。

表現力というのは、読んで字の通り「表現する力」。
その「力」が弱いと、どんなに優れた技術でも心には響かないのです・・・

フィギュアスケート、結果は残念ではありましたが、私とベロニカちゃんはとても幸せな気分で朝の6時に就寝したのでした。

金曜日も土曜日の怒涛の日々でした。
授業が死ぬほどあるのに、翻訳もしないといけない。
今日も6コマ。
やばいなあ・・・

今のミンスクは0度。
こういう中途半端な寒さは好きじゃありません。

中途半端と言えば、昨日、何でも中途半端な学生に超ブチキレました。
口ばっかりで何もしない。
謝るときも薄ら笑いを浮かべながら。
自らの間違いを正そうとせず、「間違っているのはあなたのほうだ」という態度を取り続ける。
そんな学生がいるのです。

これまで、彼のためにいろいろしてきましたが、もうこれ以上手を差し伸べることはないと思います。
このブログを読んでいる方の中には「はぐれミーシャさんって、すごく厳しくて怖いイメージがあります」とおっしゃる方が時々おられるのですが、小ギレはしょっちゅうしていても、結構私はギリギリまで見捨てることなく粘るんですよ。

もちろん、その学生に対して何らかの愛情がある場合ですよ。
愛情がない場合は怒りもしません。
だって、エネルギーの無駄ですから。

でも、小ギレが重なって、大ギレになったらアウト。
今回は大ギレです。
私は特に何もしません。
何かしよう、手を貸してあげようと思っても無駄だということはわかりましたから。
言いたいことは言いましたし。
あとは教師としての義務を果たすのみです。

うーん、仕事が多いだけならまだしも、ストレスがなあ・・・
むしろストレスのほうが問題なのかも。

とにかく。
早く今の仕事を終わらせないと・・・
その後は法律関係の翻訳だ・・・

あーあ、早く夏休みにならないかなあ!!!(←はぐれミーシャ、心の叫び)

akiravich at 17:23コメント(2)トラックバック(0) 
日本語教師の仕事 | ベラルーシの文化

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コメント一覧

1. Posted by マルメラードフ   2010年02月28日 17:43
ぅおお。ここでライオンズナイターが出るとわ。(笑)
意表を突かれすぎて、吹きました。

akiravichさんが南海ファンとは。私も長らくホークスファンですが、ライオンズナイターは相変わらずです。
なんなんでしょうね。
他の球団とは違うんですよね西武の解説は。
他球団、他球団選手を貶めるような発言が多すぎて、苛々します。
2. Posted by akiravich   2010年03月02日 22:34
マルメラードフさん、こんにちは。

あのライオンズナイター、すごいですよね。
キャッチフレーズが「はっきり言ってライオンズびいきです」でしたっけ。
あそこまで徹底しているのはある意味すごいかもしれません。
でも、他の球団のファンにとっては・・・

私は小学3年生ぐらいからずっと南海ファンでした。
中学3年のときにダイエーに身売りするまで応援していました。
あの頃が懐かしいなあ・・・

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akiravich

山形県出身。
2000年からベラルーシ共和国の首都、ミンスク在住。ベラルーシ国立大学文学部・日本語教師。目指すのはベラルーシの金八(略してベラ金)。
愛する妻ベロニカちゃんと愛する龍二くん(5歳)とのベラルーシ生活!
日本の皆さまにベラルーシ一般国民目線のベラルーシを御紹介!

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