2013年03月10日

はぐれミーシャと楽しい学生たち!!!

こんばんは。
奇跡の連続投稿、はぐれミーシャです。

今日もうちにはベロニカちゃんと龍二くんはいません。
二人はベロニカちゃんの実家に行っているんです。
やっぱり二晩連続一人で寝るのはちょっと寂しいですね。

バッハ:平均律クラヴィーア曲集
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 [CD]
今日の音楽はエドウィン・フィッシャーのバッハの平均律です。
私はグールドが大好きなので、普通はグールドしか聞かないのですが、時々、フィッシャーのバッハも聞きたくなります。
何か落ち着くのです。
味があって・・・これ、レコードで聴いてみたいなあ・・・

今日はこれまた久々になるのですが、日本語教師としての近況を書いてみたいと思います。

相変わらず忙しいんです。
今日(9日の土曜日)も授業は6コマ。
1コマが90分だから、9時間もしゃべっていることになります。
そして、明日は7コマ・・・
そういう日は最後の方の授業ではのどが痛くなります。

これでも、全体の授業数は減っています。
というのは、今学期は大学での授業数が一週間に5コマなので。
今までは少なくても8コマ、多いときで14コマというときもありました。

私の個人教室は現在、6グループ。
それぞれが一週間に2コマなので、これも結構な仕事量です。
これでも、二つのグループを一つにしたりして、仕事量を減らそうとはしているんです。
じゃないと、肉体的にも精神的にも危ない感じがするので・・・

私の授業にいらしたことがある方はわかるかもしれませんが、私の授業は常にハイテンションです。
緊張と弛緩が私は大切だと思っているのですが、学生が弛緩状態でも、私は常に緊張状態ですから。

授業は基本的に楽しいムードで進めますが、学生に対する要求はかなり厳しいものがあると思います。
100%正しい発音になるように何度でも練習させます。
そして、グループでは一人一人の発音をみる時間がないので、グループで発音し、少しでもずれている声があれば、「もう一度!」

宿題の提出も100%させます。
普通、語学学校には趣味で来ている人も多いので、普通の教師だったらそんなに厳しくしないのですが、私は「宿題を出すのは当たり前」というスタンスを貫いています。

なので、当然、辞めていく人も多いです。
今年に入って何人辞めていったかな・・・
ちゃんとした理由があって辞めていく人が多いですが、中には態度が悪かったりして、私が辞めさせた学生も結構います。

そんな中でもついてきてくれる学生はたくさんいます!
勉強しない学生は私を「厳しい」と言い、勉強する学生は「優しい」と言うのが普通です。

ちょっと前の写真なのですが、ご紹介しますね。

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これは学生たちとパーティーをした後の地下鉄の中。
12月と6月、つまり学期末になるのですが、私の個人教室では試験をしています。
普通、趣味の教室でそんな真面目なテストはしないと思うのですが、うちの教室ではガチンコ(←プロレスファンのあなたにはセメントで)です。
大学の試験と全く同じスタイルで試験をします。
その試験の後で、必ずパーティーをしているのです。

このときのパーティーは盛り上がりました。
日本人留学生にゲストとして来てもらいました。
いつもは私以外の日本人とは話したことがない学生たちですから、パーティーのときは必ずベラルーシ在住の日本人を呼ぶようにしているのです。

日本語で話す、と言っても、このときの学生たちはまだ半年しか勉強していない学生たち。
当然、ロシア語が多くなりますが、日本人留学生にとってはロシア語でベラルーシ人と触れ合えるいい機会になったのではないでしょうか。

ちなみに、この写真に写っている女子学生のうちの一人が超酒豪。
非常に真面目に勉強する子なのですが、お酒大好き。
私とはとても話が合います!

DSC00760
これは勉強を始めて二年目の学生。
これも試験後のパーティーで撮った写真です。
このグループ、非常に仲がよく、勉強もよくするグループなんです。
教えていて気持ちがいいグループ。
何とか彼らを日本に行かせてあげたいなあ・・・

私は学生たちが大好きです。
そして、彼らの成長する姿を見守るのが大好きです。


そして、もう一つ好きなものがあります。
それは学生たちの間違い。
これがなかなかすごいことがあるのです。
最近出会った間違いを少しご紹介します。


「みんなの日本語」という教科書の第7課の練習問題にこんな課題があります。
・はさみで              

空いている部分を埋めればいいのですが、普通だったら、「紙を切ります」ですよね?
ある学生が書いた答えが・・・
はさみできみをきります
怖いよ!
怖すぎる・・・


3年勉強したグループでの宿題の中に例文を完成させる問題がありました。
ある学生が書いた例に、「ドラえもん」と書こうとして「ドライもん」と間違っているのがありました。
これはクールでドライなドラえもんなのか、四次元ポケットが乾燥機になっているのか、どちらなのでしょう・・・


二年目のグループでのこと。
会話の中に「課長、ニューヨーク出張の予定表と資料ができました」という文があります。
それを読んだオーリャちゃん、彼女の発音だと「ニューヨーク」じゃなくて、「にゅーよく」、つまり「入浴」に聞こえてしまうのです。
オーリャちゃんに「君の『にゅーよく』という発音だと、『お風呂に入る』っていう意味になっちゃうよ」と言うと、「それはいいですね!」というリアクション。
すかさず「誰が出張行くのに、『ちょっとお風呂入ってきまーす』って言うの?」と突っ込むも、「あっ、でもそれもなかなか面白いかも・・・」と何故か納得してしまったはぐれミーシャでした・・・


これは今日の授業での一コマ。
土曜日の19時からはサーシャちゃんとダーシャちゃん二人の授業。
テキストの中に「宝田部長」という登場人物がいたのです。
しかし、二人が私に続けてテキストを読んだとき、どちらか一人が「たからだ部長」ではなく、「からだ部長」と読んでしまったのです。
その瞬間、私の頭の中では超マッチョな「体(からだ)部長」の姿が浮かんでしまい・・・
彼女たちも同じだったのでしょう。
爆笑しすぎて、10分近くまともにテキストが読めないという事態に。
「体」という言葉に関する間違いは結構多いんです。
よく学生が「私は休みが好きです」と書くべきところを「私は体が好きです」と書いてしまうことがあります。
もー、おませさんなんだから!


大学の三年生の授業。
これは間違いではないのですが、ちょっと紹介します。
最近、マリーナちゃんは似ている言葉を探すのが好きみたいで。
簡単に言うと、駄洒落を探しているということなんですが。
ある日の授業で、「お世辞」という言葉を説明すると、マリーナちゃんがすかさず「ソーセージ?」とボケをかまして、一人でケタケタ笑っているんです。
周りの学生も笑っていると、マリーナちゃんは「小澤征爾?」とさらにボケ倒し。
「お世辞」→「ソーセージ」→「小澤征爾」って、どういう流れやねん!

マリーナちゃん、いいセンスしていると思うんですよ。
面白いかどうかはともかく(←私は面白いと思います)、そういう言葉がポンポン出てくるのはなかなかだと思います。
はぐれミーシャ「マリーナさん、日本へ行ったら、居酒屋のアイドルになれるよ!」
駄洒落大好きなおじさんたちのアイドルになれるのではないでしょうか!?

ちなみに、どうしてマリーナちゃんが小澤征爾を知っているのかというと、教科書の会話の中に「小澤征爾のコンサート、いっしょにいかがですか?」というフレーズがあるのです。

レスピーギ:交響詩「ローマの松」「ローマの祭り」「ローマの噴水」
レスピーギ:交響詩「ローマの松」「ローマの祭り」「ローマの噴水」 [CD]
私がはじめて買った小澤征爾のCDはこのレスピーギのローマ三部作でした。
中学で吹奏楽にはまっていた私にとって、ローマ三部作は憧れの曲でした。
そして、指揮者に憧れていた私にとって、小澤征爾は憧れの中の憧れでした。
今は活動を休止しているようですが、一日も早く体調が戻ることを、そして可能であればまたステージで元気な姿が見られることを祈っています。

学生たちとはいろいろあります。
けんかすることもありますし、喜びも悲しみも全てがこの仕事の中にあります。
学生の中には私を裏切る者も少なくありません。
しかし、それ以上に大きい喜びを与えてくれる学生たちがいるからこそ、私は教師を続けていられるのだと思います。

明日も7コマだ!
がんばろう!

akiravich at 04:39コメント(2)トラックバック(0) 
日本語教師の仕事 | ベラルーシの文化

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コメント一覧

1. Posted by 奈良の通りすがり   2013年03月20日 09:31
大変ご無沙汰しております。
暫くリーダーを確認していなかったら、一気に記事がUPされていて驚きました!
セメントに釣られたわけじゃないですよ?(笑
今回の記事を拝読し、「日本人の知らない日本語」を思い出したのです。

お陰様でVKでほぼ毎日友人らからメッセージを貰い、お約束通りFBが半放置になると言う状態になっています。
中でも大学で日本語を学習している子らは、普通の日本人にどれだけ自分の日本語が通じるのか知りたいようで、たまにスカイプなどで会話を求めてくることもあります。
ただ、ボクは先生ではないので、露骨な単語の誤用以外は、意味が通じていればそのままスルーしています。そんなこともあり、間違いの話が生々しく笑えてくるんですよね。

関連して、教育の点で1つ、とても感心したことがあります。
日本は間違いに対してネガティプなイメージですが、ロシアの友人はボクのロシア語の間違いに対し「まだ新たな知識を得る余地があるね」という言い方をしていました。
学習に対して何と前向きなのだろう、と思いましたね!
勿論彼らもアカンところは多いのですが、前向きかつポジティブな姿勢は見習いたいものです。

まだまだ寒いでしょうが、ご家族皆様ともども、ご健勝を心より祈念しております。
2. Posted by Akiravich   2013年03月20日 23:53
こちらこそ、ご無沙汰しております!

その「新たな知識を得る余地がある」という考え方はいいですね。
私も学生たちには「知らなければ、これから知ればいい。わからなければ、これからわかればいい」と教えています。
つまり、今現在のレベルは問題ではない、貪欲にいろんなことを知ろうとする姿勢が大事なんだということです。

VKの交流、いいですね。
実は私も日本人の方でうちの学生と交流してくださる方を探す企画を立てようと思っているのです。
またいろいろご相談させてください。

最近、エディ・ゲレロの自伝を読みました。
意外な面が見れて面白かったです。
試合のビデオもダウンロードしてみています。
あそこまでの才能が若くして・・・残念でなりません。

では、今後ともよろしくお願いいたします!

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