ベラルーシの文化

2015年04月09日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

ちょっと風邪気味です。
実はおととい映画の撮影があったんですが、その現場がものすごく寒くて・・・
一緒に撮影に行った日本人留学生の皆さんは大丈夫だろうか・・・

これを聴きながら書いています。
マタイ受難曲は久しぶりに聴くなあ。
一度でいいから、合唱で歌ってみたい曲の一つですね。
メンゲルベルグはほとんど聴かないんですが、どうなんだろう?
テンポの動かし方とかがすごい・・・

私の学生たちのリレーブログ、読んでいただけましたか?
ベラルーシ人のリレーブログ 今日もベラってますぅ!
スタートしたばかりなので、まだ記事が一つしかありませんが、これからドンドン記事を増やしていきたいと思います!
学生のブログにコメントをいただいたら、その学生がお返事のコメントを書きますので、ぜひコメントをお寄せいただければと思います。



記事のタイトルがちょっとやっつけ感が・・・
すみません。

今日のミンスクは晴れ。
真っ青な空に飛行機雲がきれいです。

でも、数日前は雪が降ってました。
4月ですよ!?
なぜ今頃、雪が!
でも、一度5月に雪が降ったこともあったしなあ。

そんなわけで(←どんなわけだ?)、今年のお正月のことを書いてみたいと思います。
もう4か月も経っていますから、書く意味がないかもしれませんが、せっかく写真を用意したので・・・

IMG_2937やっぱり年越しそばがないと、お正月は迎えられません!
即席のかえしを作り、そばつゆを作りました。
これがなかなかおいしかったです。

IMG_2944龍二くんはそばが大好き! 
山形でもそば屋さんが喜ぶほどの食べっぷりです。

龍二くん、昆布と鰹節できっちり出汁をとった料理はすごくよく食べるんですよ。
舌が肥えているのでしょうか。

IMG_2954[1]クリスマスツリー! 季節外れ! 季節外れの恋! 吉沢秋絵!(←これが分かった人はおニャン子世代です)
毎年、ベロニカちゃんと龍二くんが頑張って飾りつけをするのです。

それにしても、吉沢秋絵は歌唱力がなかったなあ・・・
でも、それがたまらなくよかったりして。
結構、好きでした。

IMG_2960[1]お正月は龍二くんもプレゼントがもらえるから大好き!
これは何かのロボット。
夢中になって、ずっと遊んでいました。

ベラルーシではお年玉をあげる習慣はありません。
でも、プレゼントとしてお金をあげることはあります。

IMG_2970[1]これは私が龍二くんにプレゼントしたもの。
内容は「子どもの素朴な疑問に答える」というもの。
これ、なかなか面白いんですよ。
例えば、「どうして人は汗をかくの?」「どうして水は氷になるの?」「どうして月は形が変わるの?」
これは大人が読んでもなかなか面白い本です。
ベロニカちゃんも楽しそうに読んでいました。

IMG_2975[1]龍二くんがもらったプレゼント!
ペンもおもちゃもうれしいね!!!


IMG_2978[1]これは私があげた寿司Tシャツ。
私も同じのを着ているのですが、それを見て、「僕もほしい!」と龍二くんが言ったので、インターネットで注文したのです。
龍二くんも日本人だから、寿司Tシャツは似合うよね(←あまり論理的ではないような気もしますが・・・)


IMG_2977[1]お正月は料理もがんばります。
これはローストビーフです。
かなり赤いですが、きっちり火は通っています。
ローストビーフはおいしいのはもちろんですが、作っていて楽しいんですよ。
切る瞬間がたまりません!!!
これをわさび醤油とグレービーソース(←ちょっとだけ醤油も入れて)につけて食べると、たまりません!!!

IMG_2947これはスペアリブ! 
実は大失敗の料理です。
日本のある料理雑誌のレシピの通りに作ったのですが、全然おいしくない。
私は普段、レシピの通りに料理をするということはありません。
自分の頭の中にあるレシピを自分なりに解釈して、作るのが普通です。
これは失敗したなあ。
肉が硬いし、脂も落ちていない。

私は普通、1時間〜1時間半ぐらい茹でたスペアリブをタレに漬け込んでから焼きます。
そうすると、肉は柔らかいし、脂も落ちているからヘルシーだし。


今年のお正月はベロニカちゃんの実家へは行かないで、家族3人で過ごしました。
割と静かなお正月でした。

いつか日本でお正月を迎えてみたいですね。
除夜の鐘を聴きながら、静かに迎えるお正月。
いいですね・・・


毎年、この季節になると、日本へ帰りたくなります。
やっぱり一年に一回、日本へ帰るのは楽しみですよ。
ああ、寿司食べたい・・・

今日はこれから授業がたくさん!
大学の授業が一コマ、8歳の女の子の家庭教師、二人の女の子の補習、そして個人教室の授業が2コマ。
なかなか大変だ・・・

でも、いい天気だし、心も晴れ晴れ。
がんばろう!

akiravich at 17:43コメント(0)トラックバック(0) 

2014年12月10日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

ベラルーシは毎日寒い日が続いています。
マイナス4〜5度です。
でも、これはまだまだ序の口。
これから本格的な冬に向かっていきます。

今日はずっと前から書こう書こうと思っていながら、書いていなかったことを書こうと思います。
書くというよりは写真が中心になります。

それは・・・
ベラルーシのコスプレです!!!
私はそんなにコスプレについては詳しくないんですよ。
でも、ベラルーシではだいぶ前からコスプレ熱が高かったのです。
なので、いつか紹介できればと思っていたんですよ。

私がベラルーシに来たのは2000年ですが、その当時は日本のアニメはそれほど知られていなかったように思います。
ただ、ポケモンは放送していました。
昼の15時30分から放送していたのを覚えています。
今、私のところで勉強している20代半ばから後半ぐらいの学生たちは「ポケモン、見てました!」という子が多いです。

確か、2003年か2004年のことだったと思います。
ミンスクで初めてアニメのイベントが行われました。
私の学生も参加したので話は聞いています。

最初はアニメ好きの掲示板がスタート。
掲示板に登録している人がコスプレをやったりして集まる小規模のイベントだったはずが、200人近く集まってしまい、近隣の人から警察に通報され、警官が来てしまったと聞いています。

今ではアニメのイベントは巨大化。
完全にビジネス化しています。

前置きが長くなりましたが、写真を紹介します!!!
写真に出ている本人たちには了解を得ています。
写真の転用はしないようにお願いしますね。

8o09LgO_qZAこれは私の学生だったカーチャちゃん。
すでに日本語は辞めてしまっていますが、会うとちゃんと挨拶してくれる良い子です。
何のキャラかは私もわかりません。

_l9Co8OYbIgrI7mVQ4_DGkq3LCo2qBbhU9b4_SsqfiBMD6VJyRmazx4元々かわいい子がコスプレしたら、そりゃあかわいくなりますよ。
彼女が日本でコスプレしたら、人気が出そう。













































































3Ichd5hCHQcこれは今も勉強しているオーリャちゃんの写真です。
勉強はもう4年目になっています。
彼女も元々はアニメおたくだったんだよなあ。










CQ0SAg_3L0IkY8Xym0MzBMもう一人の子も名前はオーリャちゃん。
二人は仲良し。














彼女たちに「これは何のコスプレ?」と聞くと、答えは「これはオリジナルです」。
つまり、特定のキャラクターに扮するわけではなく、自分で考えた架空のキャラクターに変身するというわけです。
理由を聞くと、そのほうが安上がりだから、ということ。
特定のキャラクターになろうとすると、ベラルーシでは作るのが難しいこともあるようで。
手に入る材料で作るというのが基本のようです。

そうそう。
彼女たちはコスチュームを自分で作ったり、裁縫が得意なアニメおたく仲間に頼むのだそうです。

自分で作ることにはすごく意味があるとは思います。
しかし、うちのベロニカちゃんに言わせると、「かなり大ざっぱな作り方だね」。
ベロニカちゃんは服のデザインや裁断が専門なので、わかっちゃうんですね。

そういうわけで、自分の学生たちにコスプレをやっている子たちに、「うちの奥さんに注文すると、作ってくれるよ」と言ったのですが、やはりプロが作ると料金が高い。
やっぱり、自分で作るほうが安上がりだし、思い入れもあるというものなのでしょうか。

4男の子も紹介します。
これはうちの学生のヴィターリー君。
なかなかのいい男です。
彼は最近、日本に旅行に行って帰ってきたばかりです。
これは何のコスプレだろう?
たぶん、何かのキャラクターだと思うんだけど・・・









312なかなか本格的。
彼は東京でずっと夢見てたメイドカフェに行ったそうなんですが、女の子たちが「英語話せないんで」とキャピキャピ(←死語?)と楽しそうに入店を断られたそうです。
いまどきは外国人のお客も多いだろうに。

ちなみに、ベラルーシにはメイドカフェはありません。
モスクワにはすでにあるようですね。
私が学生たちに「ミンスクに作ったらどうだろうか?」と聞くと、「アニメおたくは喜ぶと思いますが、勘違いする男性が続出すると思います」
つまり、変な店だと思っちゃう男が多い、という意味です。
そう考えると難しいかな・・・


また新しい写真を手に入れたら、ご紹介しますね!!!

akiravich at 00:53コメント(4)トラックバック(0) 

2014年03月24日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

ちょっと怒っています。
それは以前、テレビ東京で放送された「ありえへん世界∞99%行かない!?秘境の独裁国家ベラルーシに潜入SP」を見たからです。
日本のテレビ番組が見られる中国のサイトで見たのですが、この内容があまりにも・・・

ここに私がおかしいと思った点を挙げていきます。

1.空港に着いてすぐ、「スタッフが拘束」
ただ、空港で税関職員に止められただけだと思うんですけど。
ミンスクの空港では止められることはあまりありません。
止められるとすれば、荷物が非常に多い場合など、簡単なチェックを受けることはあります。
言葉のチョイスが「拘束」というところが非常に意図的で不愉快です。

2.なぜか車の中で「テレビとうきょう」と書かれた紙を持っている
本来なら空港の到着ロビーで紙を持って迎えるところを、通訳が車の窓から紙を突き出していて。
ユースケサンタマリアさんが「おおっぴらにできないんだろうね」と言っていましたが、そんなことはありません。
みんな、空港の到着ロビーで普通に迎えますし、テレビ局の名前が書かれた紙を持っていても、問題になることは100%ありません。
中央アジアの某国では、空港の建物内に入れてもらえないことがありました。
入口のところに自動小銃を持っている兵隊みたいな人が立っているんですから。
ベラルーシではそんなことはありません。

3.スベタンさん
車の中で通訳が紹介されたのですが、その女性の名前がスベタンさん。
スベタンなどと言う名前はロシア語圏にはありません。
おそらく、スヴェータさんなのだと思います。
スヴェータだったら、非常にポピュラーな名前ですから。
明らかなミスです。
ちなみに、この通訳さんの日本語は「???」な感じです。
それに、クルーを迎えるための紙が「テレビとうきょう」と「とうきょう」がひらがなで書いてあるのが、理解に苦しみます。
「東京」はそれほど難しい漢字ではありませんから。

4.ベラルーシの平均月収は約9万円
テレビクルーがベラルーシのテレビで取り上げられ、その後、一般家庭に彼らが招待された、という場面での話。
平均月収が9万なんて、あるはずないでしょ!!!
俺も欲しいわ!!!
実際の平均給料はオフィシャルには5万円と言われています。
実際は3万5000〜4万円です。
9万円ももらっている人はかなりの高給取りですよ!!!
ちなみに、ベラルーシで給料が非常に高い仕事はIT関係のエンジニアです。
20万ぐらいは普通に稼いでいます。

5.「キュウリにハチミツは当たり前。おやつとして食べることが多い」
その「一般家庭」(←部屋の様子から見て、明らかに上流家庭)の奥様が作ってくれたのが、キュウリを切ったものに上からハチミツをかけたもの。
そんなもの、食べませんよ!!!
気持ち悪ーい。
これは私の学生全員(大学の学生と個人教室の学生、合わせて130人ほど)に聞いてみましたが、キュウリのハチミツがけを食べる人はゼロでした。
みんな「気持ち悪いです!」「食べる人はいるかもしれませんが、それはベラルーシで普通だとは言えないと思います」。
まあ、そりゃそうだ。

6.ベラルーシ伝統の味、キュウリレモネード
これもその一般的でない一般家庭で、奥様が作ってくれたもの。
作り方は簡単。
キュウリとハチミツとレモン汁をミキサーにかけるだけ!!!
スタジオで宮崎哲弥さんが「要するにキュウリって果物なんだ」って言ってましたが、そんな認識の人はベラルーシには一人もいませんよー。
明らかにキュウリは野菜ですよー。
そんな気持ち悪いもの、誰も飲みませんよー。
これも学生たちは全否定。

7.日本人の方がスーパーで「キャビア220円」
ミンスク在住の日本人の方がスーパーで安いキャビアを紹介していたのです。
確かに、ベラルーシのスーパーや市場ではキャビアを売っていますが、220円のものは100%キャビアじゃありませんよ。
何かの魚卵を黒く染めているだけです。
そもそも、本物のキャビアがそんな値段で買えるはずがないじゃないですか!!!
その日本人の方も知っていて買っているのではないかと思いますが、テレビでのあの紹介の仕方だと、本当に220円しかしないのかと視聴者の方は思うのではないでしょうか。

8.日本語弁論大会で、賞品は日本の食品で、「酢やごまだれなどをめざし・・・」
これは一番腹が立ちました。
ステージ上にディスプレイされていた日本食(酢、ごまだれ、豆腐)をアップで写し、あたかも学生たちが日本食目当てで頑張っていたかのような紹介をしたのです。
その紹介の仕方はいかにも茶化すような、笑いの種にしたようなものでした。
あれは参加賞で、別に学生たちは日本食を目指していたのではありません。
入賞者への賞品は辞書でした。
ごまだれ目指して日本語のスピーチコンテストに出たら、そりゃあ笑いが起こるでしょうよ。
笑いが取れれば、うそをついてもいいんですか?

9.レディース寿司がベラルーシの女子大生やOLには大人気
テレビクルーがミンスク市内の寿司屋を紹介したのですが、これがまたちょっと偏った紹介の仕方で。
レディース寿司は甘い寿司でフルーツたっぷり。
その店のサイトを見たのですが、レディース寿司という名前の寿司はありません。
どこで誰に大人気なのか教えてもらいたいものです。
その店ではないのですが、私は似たようなものを食べたことがあります。
これが結構おいしかったんですよ。
今度その番組で紹介された店に行ったら、食べてみたいと思います。

10.ムール貝の卵とじ丼
その寿司屋で親子丼を頼んだら、親子丼にはあり得へん具材が!
それは鶏肉の代わりにムール貝を使ったもの。
「ベラルーシでは大人気なんです」
どこでどう人気なのでしょうか?
その店のサイトには親子丼があるのですが、きっちり鶏肉を使っています。
ムール貝が使われているメニューは「いがい焼き丼」と書かれています。
「いがい」というのは厳密に言うとムール貝とは違うようですが、市場などではムール貝と表記されることが多いようです。
しかし、店のサイトの写真を見る限り、卵ではとじてありません。
特別注文でもしたのでしょうか?
番組では「大人気」と言っていましたが、そもそもほとんどのベラルーシ人が親子丼の存在すら知りません。


まあ、よくもここまでやったものだと思います。
これではベラルーシの本当の姿なんて全く伝わりません。
最初から「独裁国家」のおかしな国という前提で話が進んでいるのですから。
もちろん、なかには正しい情報もありました。
でも、ここまで間違いが多いと・・・
ありえへんなあ・・・

もっとベラルーシの本当の姿を知ってもらえるように、私も努力したいと思います。
あの番組を見ただけで、国全体を判断されたら、たまったものではありません。
ベラルーシがどんな国かは実際に来ないとわからないですよ!!!
「99%行かない」なんて言わないで、ぜひいらしてください!!!


akiravich at 05:48コメント(6)トラックバック(0) 

2014年03月23日

ご無沙汰しております。
はぐれミーシャです。

本当に久しぶりです。
ブログが書けなかった理由は簡単。
超いそがしかったのです!!!

その理由は二つ。
一つはうちの大学で学会があり、そこで発表しないといけなかったのです。
もう一つは火曜日から日本から視察に来る方たちの通訳をするのです。

学会はきつかったです。
私は教育者なので、研究者というわけではないんです。
でも、大学で働いている以上、研究のようなこともしないといけないわけで。
この2週間は寝る時間を削っていろんなことを調べまくりました。
発表の内容は学者の方から見れば、全然甘い内容だったと思いますが、一応形になってよかったです。

そして、通訳の仕事。
今回はウクライナにも行きます。
あのウクライナへ・・・
行き先はキエフとチェルノブイリです。
この話はまた改めて。


今日は簡単に近況報告。
難しい内容のことを書くエネルギーがないので・・・

学会があろうが、通訳の仕事があろうが、日本語教師の仕事が減るわけではありません。
いつものように忙しい毎日。
特に土日は朝から晩まで教えっぱなし。
明日も朝の9時からだなあ・・・
授業が終わる19時には疲労困憊なのです。

3月8日は国際婦人デーでした。
ベラルーシでは国の祝日でお休みになります。
その前日、龍二くんの幼稚園でお遊戯会がありました。
いつも優しくしてくれるお母さんたちにありがとうの気持ちを伝えるというのがコンセプトです。

IMG_0268おっ、龍二くんがみんなと一緒に動いてる!
これまでのお遊戯会ではことごとく団体行動ができていませんでしたから、これはすごいことですよ!
みんなかわいいなあ。
それにしても長いなあ。
子供に30分以上もいろいろさせるのには無理がありますよ。

3月8日は土曜日で、お休みだったわけですが、私は授業。
ベラルーシでは休みはきっちり休むのが普通。
国際婦人デーに働くというのは正気の沙汰ではないのです。
でも、学生たちに「勉強したいですか?」と聞くと、「もちろん!」「当たり前です!」
俺もちょっとは休みたいんだけどなあ・・・
でも、学生がやる気があるのはいいことです!!!

ただ、時間をずらして、すべての授業が終わる時間を15時30分に設定しました。
それからバスでベロニカちゃんの実家があるヴェスニャンカへ。
それはベロニカちゃんのお母さんと妹の家族と一緒にシャシュリクをする約束だったのです!!!

シャシュリクと聞いても、日本ではピンと来ないかもしれません。
これはですね、名前を聞いただけでテンションが上がる料理ですよ。

IMG_0280これです!!!
炭火で肉を焼くんです。
「バーベキュー」と言われてしまうんですが、これはシャシュリクというまた別の料理です。
マリネをして肉を焼くんですが、サイズが結構大きいんです。
焼き鳥の肉よりは5倍ぐらい大きいんじゃないかな。
だから、表面だけ焦げて、中は生、なんてことになりやすい。
そうならないように、水をかけながら焼くんです。
これが楽しい。

IMG_0281これは鶏肉バージョン。
最初のは豚肉です。
シャシュリクは旧ソ連圏ではポピュラーなアウトドアメニュー。
これは食べてみないとわからないですよ。

すでに味がついているからおいしいんですよね。
酢やレモン、マヨネーズなどもマリネに使うからでしょうか。
バーベキューって、肉とか野菜をそのまま焼いて、それを焼き肉のたれとかにつけるイメージがありますよね。
でも、たれの味ばっかりがたってしまって、肉自体は大したことがないこと多いように思うのです。
でも、このシャシュリクは・・・おいしいんですよ!!!

なぜか今回は豚肉、鶏肉、羊肉のフルコース。
羊はかなり硬かったけど、味はよかったなあ。
ウズベキスタンでは羊ばっかりだったけど、おいしかったもんなあ。

IMG_0276IMG_0277IMG_0270龍二くんも外で食べるご飯は楽しかったみたいで、すごくはしゃいでました。
こうやって、家族みんなで(←ベロニカちゃんの家族も含めて)食べることってなかなかないもんなあ。
私も楽しかったです。











































そして、次の日。
日曜日も私はがっつり授業。

普通に授業をしていたのですが、一コマ目の後に異常が。
授業が終わり、帰ろうとしていた学生たちが入り口近くの暖房のところで、猫があたたまっているのをみました。
私が借りているスペースはオフィス用のスペースなので、猫に住み着かれては困ります。
そのときは猫になれている学生がうまく外に連れて行ってくれたのです。

しかし。
先週の日曜日、いつものように朝の8時30分に教室のある建物に行くと、ドアの前に見慣れた猫が!!!
ドアを開けると、なかに滑り込んで、二階まで上がり込んできて。
挙句の果てには、教室に入ってきて、座布団を占領する始末。
うーん、困った。

授業が始まった時、学生たちが猫を何とか連れ出してくれたからよかったんですが、トイレに行こうと思って、廊下に出ると、そこで待っているんですよ。
あるはずのない良心が痛む・・・

次の授業でも猫は外に出ず。
最後の授業でもやっぱりに教室内に入ってきました。

IMG_0288ちゃっかり座布団に座ってるし。

IMG_0292何か溶け込んじゃってるし。


学生たちは口々に「先生、これは野良猫じゃなくて、ちゃんとしたうちの猫だと思います」と言ってきました。
「野良猫にしてはよく面倒を見られている」と言うのです。
首輪こそありませんが、行動は粗暴なところが一切ありません。
毛並みもいいように思います。

明日、っていうかもう今日ですが、猫はいるのでしょうか?
気になっている自分がいます・・・

なぜか春になると、猫が私によって来るんですよ。
誰も寄ってこないのもいやですが、猫ですもんね・・・

こんな感じです。
また近況報告します!!!

akiravich at 06:19コメント(3)トラックバック(0) 

2014年01月23日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

大変遅くなりましたが・・・
あけましておめでとうございます!!!
本年もよろしくお願いいたします!!!


もう1月23日ですね。
ずっと書きたいと思っていながら、怠けていました。
すみません。

今日のBGMはドビュッシーのオペラ「ペレアスとメリザンド」です。
カラヤンの指揮なのですが、いい感じです。
私はオペラはそんなに詳しくないのですが、「ペレアスとメリザンド」は好きです。
昔々、高校生の時にブーレーズ指揮のレーザーディスクで見て、衝撃を受けました。

12月中はずっと体調が悪かったのですが、お正月になって少しまとまった休みが取れたので、体調はよくなりました。
去年の9月に大学の新学期がスタートしたわけですが、働きすぎでした。
完全なオーバーワーク。
大学の仕事や個人教室の授業、通訳に翻訳と、全く休まる日がない生活をしていました。
唯一の休みの日が木曜日だったのですが、そういう日は人と会う約束があったり、急な仕事があったり。
11月ぐらいから体調を崩し、声が出なくなったり、微熱が続いたりして、授業をキャンセルすることもありました。
今年は体調管理も課題です。
もう40歳だしね。

さあて。
今年もベラルーシのお正月レポート、やっちゃいます!
っていうか、はぐれミーシャ家のお正月レポートと言ったほうが正しいかな。
まずは去年の年末までさかのぼってみます。

ベラルーシの年末はあまり年末の感じがしません。
というのは、仕事納めという考え方がなく、30日ぐらいまでは普通に仕事をしていることが多いのです。
大学も30日までは試験があります。
他大学だと31日も普通に試験があるところもあると聞きます。

龍二くんの幼稚園は24日まででした。
つまり、クリスマスイブまでです。
25日は国の祝日で、ほとんどの会社や機関が休みになります。

しかし、25日はカトリックのクリスマス。
ベラルーシでは少数派。
ロシア正教が圧倒的に多いのです。
なので、カトリックじゃない人にとってはただの祝日。
ちなみに、ベラルーシでは特にクリスマスだからと言ってプレゼントをすることはありません。
幼稚園なんかでお菓子をプレゼントするくらいでしょうか。

今年も龍二くんの幼稚園のお遊戯会に行ってきました。
去年は途中からベロニカちゃんのところに走ってきて、ほとんど出し物に参加しませんでした。
今年はどうなるのか、ワクワク。

DSC01180おっ、みんなの輪に入って回ってる!
これはすごい進歩だ!
お父さんのように団体行動ができない子供になっては困りますからね。

DSC01189みんなが手を動かしているのに、龍二くんは何故かカメラ目線。
興味のないことはしない、というのはお父さんと一緒・・・
それにしても、女の子たちは天使のようにかわいいです!

で、結局、ベロニカちゃんのところにやってきて、あとはほとんど他の子供たちの輪に入っていくことはありませんでした。
うーん、これは3歳ぐらいだと普通なのでしょうか・・・
来年に期待しましょう!

年末は子供向けの劇やイベントがたくさん。
龍二くんとベロニカちゃんも行ってきました。

DSC01199こんな感じ。
こちらではサンタクロースではなく、マローズじいさんというのがいます。
サンタクロースとの違いは・・・何だろう?
孫娘のスネグーラチカ(←「雪娘」という感じでしょうか?)を連れているということ。
そして、子供連れのお父さんの視線は完全にスネグーラチカに照準が合せられているのでした。

DSC01213ステージ上での劇が終わってからも、ロビーで子供たちと一緒に踊ったりするんです。
日本の子供向けのショーなんかもこんな感じですかね。

DSC01220ベロニカちゃんはこの日のために龍二くんのコスチュームを作りました。
元々、幼稚園の出し物でみんなミツバチの格好をしたり、クマの格好をしたりするのですが、ベロニカちゃんが龍二くんに「何になりたい?」と聞いたら、「カモ!」と即答。
帽子をカモの頭にして、翼はベロニカちゃんが自分で縫ってあげたのです。
楽しそうに、羽をバタバタさせながら、「ガーガー」と言っていました。
なぜか龍二くんは鳥が好きなのです(←はぐれミーシャが好きなのは焼き鳥)。



年末は私の個人教室でも試験をします。
筆記試験と口答試験を行います。
個人教室は趣味で勉強している人が多いのですが、私は大学で教えるのと何にも変わりなく教えています。
試験も本格的なものです。

そして、試験の後はパーティー!
学生たちはそれを楽しみにしているのですが、私はそれぞれのグループでパーティーをするので、肉体的に大変。
去年の年末は4日連続でパーティーをしました。
しかも、4日連続で同じ店の宅配ピザ。
きつかった・・・でも、最高に楽しかった!



IMG_0161これはクリスマスツリー用のモミの木を売っているところ。
年末になると、町のいろんなところでこういう光景を目にします。
本物の木を使うので、あとで掃除が大変。
私なんかは本物の木じゃなくてもいいじゃんと思ってしまうのですが、ベロニカちゃんはそれでは満足しないようで。
ツリーがないとお正月が来ないと言わんばかりです。

Изображение 1700これがうちのクリスマスツリー。
ベロニカちゃんと龍二くん、二人で頑張って飾りつけをしました!!!


今年は久しぶりにベロニカちゃんの実家でお正月を迎えることにしました。
龍二くんが生まれてからは家族3人だけでお正月を迎えることが多かったのです。

Изображение 1594年越しそばを食べました。
もちろん、夏に日本へ帰った時に日本から持ってきたものです。
ベラルーシでも時々、スーパーなどで売っていることがありますが、味は・・・

私は山形生まれなので、そばはもちろん大好き。
ベロニカちゃんも龍二くんも超そば好きです。
日本でそば屋に行くと、龍二くんは手づかみですが、バクバク食べて、そば屋さんを喜ばせるのです。

つゆは自分で作りました。
前日に醤油と砂糖でかえしのようなものを作っておきました。
そして、31日に昆布と鰹節といりこでだしをとって、つゆにしました。
本格的な味にはなりませんが、食べられる味になりました。

ベロニカちゃんと龍二くんは先に実家に向かいました。
私は借りている教室用スペースの大家さんと契約の話があったので、うちに残って、大家さんからの連絡を待ちました。
それにしても、31日に契約の話とは・・・
17時、いつものように陽気な大家のおじさんと契約を交わし、私の仕事納め!

IMG_0165急いで、ベロニカちゃんの実家へ!
国立図書館、今日も光っています!

IMG_0174私が到着すると、テーブルにはすでにご馳走が並んでいます。
これがベラルーシのお正月の迎え方。
日本のように、こたつに入って、みかんを食べながら、紅白を見るという静かなものではありません。
完全にパーティー仕様です。

Изображение 1598うわっ、豪華!
サーモンのオープンサンドです。
海のないベラルーシでは海産物は高め。
イクラなんか普段は食べないですし(←まあ、日本でも毎日食べるものではないでしょうが)。

Изображение 1599何だかよくわからないでしょうが、サラダです。
ベロニカちゃんの妹のマーシャちゃん作。
中には鶏肉やパイナップルが入っていて面白い味。

正直、ベラルーシで出てくるサラダって、どれも同じで物足りないことが多いんですよ。
たいてい、材料を全部サイコロ状に切って、マヨネーズで和えるだけ、というのが多くて。

Изображение 1611子供たちがまだ寝ていないうちに軽くお祝い。
真ん中にいるのはマーシャちゃんの息子のサーシャくんです。
みんなでクラッカーを鳴らしてお祝い。

私はクラッカーだけはパス。
実は昔々、友人の結婚式でクラッカーを鳴らした時、クラッカーから火が出てやけどしそうになったのです(←しかも、2回連続で!)。

今回のクラッカーでは日本のようにリボン状の紙が出るのではなく、細かい紙ふぶきが飛び散るやつ。
おかげで、全ての料理にまんべんなく紙ふぶきがまき散らされ、食べられる状態に戻すための後処理が大変なのでした。


さて。
ベラルーシでお正月を迎えるメリットというのがあります。
それは何でしょうか!(←クイズです)

答えは・・・
「あけましておめでとう」の乾杯を2回することができる!
でした!

それはどういうことかというと、ベラルーシではロシアの新年とベラルーシの新年、乾杯を二回するのです。
モスクワとベラルーシは時差が1時間あるので、モスクワはベラルーシ時間の23時には新年になります。
確か22時55分だと思うのですが、新年の直前になると、プーチン大統領が出てきて、テレビ演説をします。
そして、カウントダウンとともにモスクワの人たちは新年を迎えるわけですが、ベラルーシ人もそれに乗っかって、一緒に乾杯をしちゃうのです。
これはロシア人をお祝いするというよりは、待ちきれないベラルーシ人がただ飲みたいだけなのではないかと私は思っています・・・(←ベラルーシの新年の乾杯の練習だという人も多数)。

23時近くなって、私はロシアのチャンネルを探しました。
ベラルーシでもロシアのチャンネルのいくつかは見ることができます。

しかし。
主要チャンネルであるRTRやNTVを見ても、プーチン大統領の演説が始まる気配はまるでなし。

そこで、私は気づいたのです。
ベラルーシではロシアのチャンネルをそのまま流すのではなく、ベラルーシ版の編成で放送内容を変えることがあるのです。
そうなると、頼みの綱はただ一つ。
クリトゥーラ(文化)チャンネルだ!

私の狙いは的中。
そのチャンネルではちゃんとプーチン大統領の演説を聞くことができました。
私は別にプーチンが好きなわけではありません。
乾杯の練習をしたかった→ただ飲みたかったのです(←この正直者め!!!)

Изображение 1631ロシアの新年を待っているところ。
真剣にプーチン大統領の演説を聞いています。

乾杯の後は食べまくり。
でも、ベラルーシの新年、つまり本番は一時間後なので、ちょっとセーブ。

ベラルーシ時間の23時55分に大統領のテレビ演説が始まります。
最近の若い人はどうかはわかりませんが、これを聞いてから新年を迎えるのはベラルーシのクラシックなスタイル。
中にはテレビの前で直立不動で聞く年配の人もいるとか。

Изображение 1632ついに2014年!!!
乾杯!!!
あけましておめでとう!!!

Изображение 1633ここからは楽しいプレゼントタイム!!!
ベラルーシではクリスマスは特にプレゼントをする習慣はありませんが、お正月にお互いにプレゼントをするのです。
クリスマスツリーの下にはサンタクロースが持ってきたプレゼントが!

Изображение 1634みんなでクリスマスツリーの下でゴソゴソ。
誰あてのプレゼントなのがわかるように、ちゃんと名前が書いてあります。
なんて気が利くサンタクロースなのでしょう!

Изображение 1635ベロニカちゃんも自分のプレゼントを見つけました!

Изображение 1636みんなでプレゼントを開けてみます。
こういうときは大人も子供みたいに見えますね。

ちなみに、私がベロニカちゃんにプレゼントしたのは本二冊。
これは毎年恒例で、お正月のプレゼントは本をあげることにしているのです。

ちなみにちなみに、龍二くんはもう寝ていましたから、朝起きてからサンタクロースからのプレゼントを受け取りました。
朝、マーシャちゃんの息子が「サンタクロースなんているわけがない!」と言い出しました。
4歳なんだから、もうちょっと夢があるといいんですけどね。
でも、今どきの子供って、みんなこんな感じなのでしょうか?
龍二くんは「サンタクロースが買ってきてくれたんだ!」と喜んでいました。
私が「『買ってきた』んじゃなくて、『プレゼントしてくれた』でいいじゃん」と言ったのですが、「買ってきた」というスタンスを龍二くんは崩しませんでした。
まあ、サンタクロースの存在は信じていますから、それだけでちょっとホッとします。

Изображение 15961日の朝、私たちはケーキを食べました。
これはベロニカちゃんの手作りです。
サンタクロースやツリーはマジパンで作りました。
よく作るよなあ。
私と違って、ベロニカちゃんは器用なんです。



1日は夜までベロニカちゃんの実家でゴロゴロ。
それから、うちに帰って家族水入らずで新年のお祝いです!!!
お正月はスペシャル料理で!!!

Изображение 1547おせちもいいけど、マーボもね!!!
特に深い意味はありません。
ただ食べたかったんです。
豆板醤はもちろん、トウチやオイスターソースを使って複雑な味にしてみました。
これは我ながらかなりおいしかったです。

Изображение 1669そして、今回の大ヒットがこれ。
巣ごもりそばです!!!
実はそばをテーマにしたマンガ「そばもん」に出ていて、ぜひ作ってみようと思ったのですよ!!!

年越しそばの残ったものを油で揚げたものに、鶏肉や野菜、干しシイタケが入ったあんかけをかけます。
そして、上に卵黄をのせて、出来上がり!!!
そばを油で揚げる時に、鍋がボコボコと沸騰するようになって、油が鍋の縁から出そうになったのはちょっと怖かったなあ。

味は最高!!!
感動的においしかったです。

巣ごもりそばについて書いてあるのはこの第12巻。
そば好きにはたまらないマンガです。
皆さんもぜひ!!!


2日は朝からダラダラしていました。
何もしないということがこんなに幸せなのかとかみしめていました。

IMG_0175IMG_0181買い物に行く途中です。
寒くても龍二くんは元気いっぱい!!!

っていうか、今年は暖冬なんですよ!!!(←書くの忘れてた!!!)
とは言っても、それはついこの前までの話。
先週からはいつものベラルーシの冬になりました。
現在の気温はマイナス14度。
しかし、お正月に雪がないというのはかなり珍しいこと。
暖冬だなあなんてずっと言っていたら、この寒さです。
私はこれぐらい寒いほうが身も心も引き締まって好きです。

Изображение 16723日は私の学生や日本人留学生のYくんが遊びに来てくれました。
左側のナースチャちゃんは今、日本に留学中。
ベラルーシに帰省中だったのです。
貴重なベラルーシでの時間を使って、うちに来てくれたのはすごくうれしいことです。

右のカーチャちゃんはナースチャちゃんとは同級生。
いろんな意味で、私が頼りにしている学生です。

そして、Yくん。
彼とも付き合いが長いです。
彼の留学生活ももうすぐ終わり。
感慨深いものがあります。

私はベラルーシでは知り合いや学生はたくさんいますが、友人と呼べる人はあまりいません。
でも、この時は心を許せる学生を相手にして、楽しい時間を過ごすことができました。
こういう感覚はベラルーシではなかなか得られません。


今年のお正月はこんな感じ。
久しぶりに精神的にゆっくりすることができました。

今年はどんな年になるかなあ〜
っていうか、どんな年に「なる」かは興味ないのだ。
どんな年にしようかなあ〜

今年は自分の人生でターニングポイントになることが起こる可能性があります。
まだここには書けませんが、大きな変化が起こる、または起こすことになるかもしれません。
健康第一ではありますが、私のこれまでの原則は変えるつもりはありません。
それは・・・
私の「マイペース」は全力疾走だ!!!



今年もはぐれミーシャ、ベロニカちゃん、龍二くんをよろしくお願いいたします!!!


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2013年11月03日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

今日もベラルーシはいい天気。
秋のベラルーシは曇りで暗い日が多いのですが、今年は秋晴れの日が結構多いです。

実は昨日、書こうと思っていて書けなかったことがあるのです。
ラーメンネタで一人で盛り上がってしまい、調子に乗って書いていたら、時間が遅くなってしまったので・・・

唐突ですが・・・
ベラルーシで文化祭がやりたーい!!!

以前から日本文化を紹介する催し物をやりたいと思っていたのですよ。
忙しいのにかこつけて、何もしてこなかったのですが、やっぱり何かやりたいのですよ。

アイデアはいろいろあります。
例えば日本語での演劇、日本語カラオケ大会、日本料理講習会など。

ずっといろんなアイデアを温めてきたのですが、その中でも一番古いアイデアは・・・「日本現代音楽展」という企画。
文字通り、日本の現代音楽を紹介するコンサートです。

私の個人教室の学生の中には音楽関係の人が数人いるのです。
彼らの音大の友達なども集めれば、演奏会は開けないことはありません。

ベラルーシでは日本の音楽をまとめたコンサートというのは行われたことがないと思います。
何かの催し物の中のアトラクションとしてはありましたが、その内容はいわゆる「日本文化紹介」的なもの。
そういう趣旨だと、演目は「さくらさくら」とか「荒城の月」とか。
そういう発想をする人は「日本文化をわかりやすく紹介するため」とか言って、これが「THE日本文化」だみたいなことを言うわけです。

でも、それって、片手落ちだと思うのですよ。
聴き手である現地の人たちにもわかりやすく、理解しやすい日本文化をということなのでしょうが、それって、ある意味、聴衆をなめている部分もあるように思いませんか?
もちろん、日本を代表する音楽を聴いてもらうことも大事ですが、それだけではダメだと思うのです。
様々な側面を紹介していくことも必要だと思うのです。

これまでも何度か日本の音楽を紹介する、という感じのコンサートはありました。
中にはしょーもないのもあるんですよ。
某国家が企画したコンサート、本当にしょーもなくて、あきれてものも言えませんでした。
日本の若者たちのグループだったんですが、レベルが低くてびっくり。
確かに、外国だったら、日本文化を知らない人が相手だったら、あんなレベルでも、あんな演奏でも受けると思います。
しかし、あんな低いレベルでも外国ならば「日本文化だ!」と評価されてしまうのが許せないですね。

外国へ行けば競争相手も少ないですし、特にベラルーシのような日本文化がまだまだ知られていない国であれば、ちやほやされますからね。
でも、それって、日本文化の紹介にはなっていないと思うのです。
「まあ、こんなもんでもいいだろ」みたいな感じがして、嫌な感じがします。

またちょっと脱線しました。

元々、私は日本の現代音楽が好きです。
15歳の時、ある日曜日の夜、NHK教育の「芸術劇場」で耳にした一柳慧の「ピアノ協奏曲第二番『冬の肖像』」、西村朗の「二台のピアノと管弦楽のヘテロフォニー」が私にとっての原体験。
ほどなくして、武満徹の「ノヴェンバー・ステップス」や伊福部昭の「土俗的三連画」を耳にして、強烈な印象を受けました。

ベラルーシ人は芸術に関しては保守的な傾向があるように思います。
芸術関係者ではない、一般の人に関して言えば、現代的なものはあまり受け付けないことが多いのです。
例えば、ベラルーシ生まれの画家、シャガール(←知らない人が多いんですが、ベラルーシの北部ヴィテプスクの生まれ)が好きなベラルーシ人にはあまり出会うことがありません。
学生に「シャガールは好きですか?」と聞くと、ほとんどの人は「好きじゃありません」と答えます。

好き嫌い、受けるか受けないかは全く別として、「こんなものもあるんだよ」というのを提示したいのです。
私も若いころ、様々な音楽を聴いて、世界が広がりました。
そんな経験をするチャンス、ベラルーシにはほとんどないんですよ。
視野が狭い人も非常に多いのです。

ある日、私はミンスク郊外の小さい町で、短い講演会をしました。
そのとき、音大で勉強している男の子と知り合いになって。
そこで、私が「私は現代音楽が好きなんです。例えばメシアンとか」と言うと、彼は得意げに「メシアン? もちろん、知っていますよ」と言うのです。
そこで、「どんな作品が好きなんですか?」と聞くと、答えは「・・・」。
彼「音楽史の授業でそういう名前の作曲家がいると聞いただけだから・・・」

これはベラルーシ人にはありがちなこと。
ちょっと知っているだけで、さもそれに詳しいかのような振る舞いをするのです。
それではどうにもならない。
「知らない」ということを認識することで、そこから始められると思うのですが、「知っている」という前提からスタートすれば、それは何の広がりも生み出さないのです。

これは日本語の勉強も同じ。
一番最初の授業で「私、日本語ちょっとわかります」みたいなことを言う学生はたいてい全く上手にならず、すぐに消えていくことが多いのです。

ちょっと脱線しました。

昨日、私は湯浅譲二の「内触覚的宇宙」と一柳慧の「パガニーニパーソナル」を聴きました。
どちらも受け入れやすい作品かなと思いました。
特に「パガニーニパーソナル」はいいですね。

何かワクワクします。
自分が好きな音楽でコンサートの構成を考えるなんて、夢のような話。

どういう構成にしようか考えています。
もちろん、一回限りにはしないで、連続企画にしたいのです。
どういう企画にするか、いくつかのパターンを考えました。
1.毎回、一人の作曲家の作品にしぼる
2.楽器ごとにする。例えば、今回はピアノ、次回はヴァイオリンといったように
3.音楽的な共通点を持つ内容の曲を集める

1番はまだ日本の現代音楽が全く知られていない状態では難しいかと思います。
2番がやりやすいかな。
3番は例えば時代的に近いものを集めるとか、一人の作曲家とその門下生で作品を集めるとか。
でも、これはちょっと難しいかな。

最初はいろんな楽器のものをやってみて、そのリアクションを見て、先の流れを決めるという感じにしようと思っています。


私の学生のレーラちゃんの演奏。
彼女は私の個人教室の学生です。
試験の時に弾いたシベリウスのヴァイオリン協奏曲です。
彼女はベラルーシの若手の中でもかなり上のレベルの子です。
今は音楽学校で子供に教えているのですが、本当ならもっと上に行ける子なんですよね。
外国に留学したいと思っているのですが、なかなか奨学金を得るチャンスがなくて。

彼女はこれだけの才能があるのにもったいないんですよ。
もちろん、世界を見れば、彼女のレベルはまだまだかもしれません。
でも、まだ開花していない何かがあるような気がするんです。
彼女にはぜひ私が企画するコンサートに協力してもらいたいと思っています。

あと、私のところで昔勉強していた学生のレーナちゃんのご主人がピアニストなので、彼にも頼んでみようっと。
レーナちゃんは今、子供を産んで、勉強を休んでいますが、久しぶりに話してみようかな。

最終的にはオーケストラ作品のコンサートまでたどり着ければいいんですけどね。
どうですかね?

一つ、問題は楽譜。
邦人作曲家の作品の楽譜って、高いのが多いんですよ。
日本に帰った時に、数曲分買い集めてきましたが、まだまだ足りない。
また注文するしかないな・・・

楽譜があるだけまだまし。
絶版になっていたり、入手困難なものもかなりありますから。

このブログを読んでいる方々はベラルーシに興味を持ってくださる方がほとんどで、現代音楽がお好きな方がいらっしゃるかどうかはわかりませんが、もしどなたかいい曲をご存知でしたらアドバイスをいただけるとありがたいです!

他にも文化祭企画、いろんなのをやりたいと思っています。
大風呂敷広げるのもちょっと不安はあるのですが、何かやってみたいですね。
では、また!

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2013年05月14日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

暑いです!!!
この一週間ぐらいは20度越えの日が続いています。
昨日や今日は半袖でOK。

何で急に暑くなったんだろう?
4月は結構寒くて、風邪引きさんがとても多かったんです。
授業を休む子が多くて、休講になることも。

実は私も風邪を引いていたんです。
4月の初めに、通訳の仕事でベラルーシ南部のゴメリという町に行ったのですが、そのときに風邪を引いてしまい・・・
それから、ずっと風邪を引いていました。
4月の終わりにも映画監督さんの通訳があったのですが、体調が悪いまま通訳していました。
今もせきが出ます。
時々ですが、完全にせきが抜けるまではまだ時間がかかりそうです・・・

っていうか、春はどこじゃ!!!
いきなり夏にジャンピングってか!!!
もうちょっと春らしい天気の日があってもよかったのに。

今は何かゴールデンウィークのような期間です。
うちの大学は先週の木曜日から今週の火曜日まで休みです。
9日は戦勝記念日、14日はラードゥニッツァというお祭りなので祝日なのですが、10日の土曜日や13日の月曜日は休みではありません。
しかし、飛び石連休にならないように、土曜も月曜も休日にした会社や大学は多いです。
これはその組織によって違いがあります。

うちの大学は10日と13日がただ休みになっただけですが、会社などでは10日と13日の仕事日の代わりに他の休日を仕事日にするようにしています。
日本だと振替休日というのがありますが、ベラルーシには振替平日があるのです!!!
連休になるのはうれしいですけどね。

ちなみに、ベラルーシでは祝日が日曜日にあたった場合、次の月曜日は休みにはなりません。
ただ、運が悪かったとしか言いようがありません。
数年前、多くの祝日がことごとく日曜日にぶち当たった年がありました。
あれはきつかったなあ・・・

さて、簡単に近況報告。
4月は体がガタガタできつかったですが、いろいろと面白いこともありました。

DSC008214月の末の通訳の仕事で、ネスヴェシという町へ行ってきました。
そこのネスヴェシ城は世界遺産に登録されています。
6年ほど前、通訳の仕事で訪れたのですが、その時はまだ修復前で、崩れかかった門しか見られませんでした。
しかし、今回はずいぶん立派になっていました。

ベラルーシは古いお城や邸宅が多く残っており、その多くは廃墟のような状態のままです。
修復されるのは一部のメジャーな建物だけで、あとはそのまま打ち捨てられているものも多いのです。
それはそれで、非常に味があって、私は好きです。

修復されたものは味もそっけもないものが多いのですが、このネスヴェシ城はなかなか素晴らしかったです。
外観だけでなく、内装も素晴らしくて。
かなり予想外でした。
展示物もかなり整理されていて、楽しめる内容でした。

DSC00829もう一つよかったのが、 ガイドの女性。
きれいなだけじゃなくて、説明がしっかりしていて、質問にも的確に答えてくれました。
通訳としても非常に訳しやすかったです。
今度はプライベートで訪れて、いろいろ説明してもらいたいです。
ベロニカちゃんも連れて行きたいなあ。

DSC00839DSC00840ネスヴィシ城の中にあるレストランで食事。
言っても田舎のレストランだから、と期待していなかったのですが、そこそこおいしかったです。
スモークサーモンが入ったサラダはボリュームありすぎ。
サーモンのソテーもまあまあ。
世界遺産の中で食事をするというのも乙なものです。

DSC00844
ネスヴィシ城の後は、ミール城。
これも世界遺産に登録されていて、「地球の歩き方」にも載っているほどメジャーな建物です。
私も通訳で何度も訪れています。

しかし、こちらは正直、期待外れ。
外観はきれいなのですが、中の博物館が何の脈絡もない展示方法で。
例えば、全然関係ないお城の模型があったり。
ガイドの説明を聞くと脈絡ができるのかもしれないけど、そこまで時間の余裕がなかったので・・・

私たちはミール城の塔になっている部分に上りました。
それはそれは急な階段で。
次の日は超筋肉痛でした。
運動不足だなあ。

Изображение 452Изображение 453
その通訳の仕事が終わって数日後、今度はドラマのエキストラの話が来ました。
去年の夏以来です。
ある有名な女性歌手の伝記もので、撮影した場面はメキシコ大使館のレセプションに各国の大使や要人が訪れている場面でした。

エキストラって、やっぱり扱いが違うんです。
私は2回ほど役名がついている役をやったことがあります。
日本もそうかもしれませんが、ベラルーシでは「役者」と「エキストラ」ははっきり分けられます。
役者だと、立っているだけで近くにいるスタッフがいすを持ってきてくれるし、「お茶かコーヒー、いかがですか?」としょっちゅう聞いてくるし。
あるとき、私がエキストラやスタッフに混ざって、昼ご飯をもらうための列に並んでいたら、スタッフが走ってきて、「あなたは役者なんだから、並ばなくてもいいんですよ!」と、すでに食事が用意されている別室(←といってもキャンピングカーのようなもの)に連れて行かれたことがあります。

しかし。
今回は昼ごはんなし!!!
エキストラも結構やりましたが、食事が出ないのは初めてです。
おなかを空かせていると、20分ぐらいたって、スタッフの人が来て、「スープが余ったから、飲んでいいよ」。
ああ、「役者」扱いだったころが懐かしい・・・
何か自分が落ちぶれたような感じが・・・

まあ、でも私は役者扱いされるほど演技ができるわけじゃないんですよ。
自分が出た映画を見たのですが、自分の演技のあまりのひどさに絶句しましたから。
まあ、分相応ということでしょうか・・・
でも、昼ごはんは食べたい!!!


こんなドタバタした生活の中でも日本語教師の仕事はきっちりやっています。
4月は通訳の仕事が多くて、授業を休みにせざるを得ないことが多かったのです。
学生たちには悪いことをしたなあと思います。

Изображениеこれは昨日撮った写真。
1月にスタートした初心者クラスです。
一番前でニコニコしているのはターニャちゃん。
このクラスのムードメーカーです。
こういう子がいると私も授業がやりやすいです。

最近、何か厳しくなりすぎているかなあという感じが。
私は発音を厳しく指導するのですが、先週の金曜日は女の子を一人泣かせてしまいました。
別に叫んだり、叱ったりしたわけではないのですが、注意されているうちに、自分がちゃんと読めないことに腹を立てて。
悔し涙ですね。
でも、そういう子は絶対に上手になります。
叱られても、泣かされてもくらいついてきますから。
実際、今日の授業では、その子はテキストをきっちり音読してくれました。

Изображение 405龍二くんです!!!
いつも元気です!!!
これはイースターのためのイースターエッグを作っているところ。
茹で卵を作るとき、玉ねぎの皮を入れてゆでると、赤っぽい色に染まるのです。
それに絵をかいたり、宗教画のシールを貼ったりします。

Изображение 411これはイースター用のパン「クリーチ」を作っているところ。
作っている、というか、デコレーションしているところですね。
このパン、ベロニカちゃんがオーブンで自分で焼いたんですよ。
それに龍二くんがデコペンのようなものでお絵かきしているところです。

Изображение 419先週の日曜日がロシア正教のイースターでした。
朝からみんなで近所の教会に行きました。
かなり新しくて立派な教会です。
後ろ側の白い教会はまだ建設中で、手前の木造の教会へ行きました。

今年は警備がすごくて。
教会の敷地内に入るとき、金属探知機で調べられたり、リュックサックを開けさせられたりしました。
テロ対策ということでしょうか。

Изображение 421これが私たちのクリーチ。
龍二くんも参加して作ったものです。

Изображение 424教会にクリーチやイースターエッグ、ワインなどを持ってきて、それぞれの人が並べます。
そこに神父さんが来て、筆のようなものを使って、水を撒くのです。
それがかかったものは人も食べ物も清められると考えられています。

龍二くん、水をかけてもらうのを楽しみにしてたのに、神父さんが外に出てきたその瞬間、爆睡。
水が顔にかかってしばらくして目が覚めた時には水をかける儀式は終わっていたのです。
また来年だね。

Изображение 350二人で遊んでいます。
私はうちにいないことが多いので、ベロニカちゃんのほうになついているのですが、時々、私とも遊んでくれます。
もっと一緒に過ごす時間が増えればいいなあ。

とまあ、こんな感じです。
いろんなことがあって、大変ですが、充実した生活をしています。

6月と7月にまた大きい通訳の仕事があります。
もうちょっと体調を整えて臨みたいところです。
体のコンディションもそうですが、頭のコンディションも整えないと。
通訳という仕事は頭のアスリートとも言うべき仕事ですから。

明日は龍二くんの3歳の誕生日。
龍二くんが大好きなエビもたくさん買ってあります。
プレゼントも買いに行かなくちゃ。
楽しみです!!!

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2013年03月10日

こんばんは。
奇跡の連続投稿、はぐれミーシャです。

今日もうちにはベロニカちゃんと龍二くんはいません。
二人はベロニカちゃんの実家に行っているんです。
やっぱり二晩連続一人で寝るのはちょっと寂しいですね。

バッハ:平均律クラヴィーア曲集
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 [CD]
今日の音楽はエドウィン・フィッシャーのバッハの平均律です。
私はグールドが大好きなので、普通はグールドしか聞かないのですが、時々、フィッシャーのバッハも聞きたくなります。
何か落ち着くのです。
味があって・・・これ、レコードで聴いてみたいなあ・・・

今日はこれまた久々になるのですが、日本語教師としての近況を書いてみたいと思います。

相変わらず忙しいんです。
今日(9日の土曜日)も授業は6コマ。
1コマが90分だから、9時間もしゃべっていることになります。
そして、明日は7コマ・・・
そういう日は最後の方の授業ではのどが痛くなります。

これでも、全体の授業数は減っています。
というのは、今学期は大学での授業数が一週間に5コマなので。
今までは少なくても8コマ、多いときで14コマというときもありました。

私の個人教室は現在、6グループ。
それぞれが一週間に2コマなので、これも結構な仕事量です。
これでも、二つのグループを一つにしたりして、仕事量を減らそうとはしているんです。
じゃないと、肉体的にも精神的にも危ない感じがするので・・・

私の授業にいらしたことがある方はわかるかもしれませんが、私の授業は常にハイテンションです。
緊張と弛緩が私は大切だと思っているのですが、学生が弛緩状態でも、私は常に緊張状態ですから。

授業は基本的に楽しいムードで進めますが、学生に対する要求はかなり厳しいものがあると思います。
100%正しい発音になるように何度でも練習させます。
そして、グループでは一人一人の発音をみる時間がないので、グループで発音し、少しでもずれている声があれば、「もう一度!」

宿題の提出も100%させます。
普通、語学学校には趣味で来ている人も多いので、普通の教師だったらそんなに厳しくしないのですが、私は「宿題を出すのは当たり前」というスタンスを貫いています。

なので、当然、辞めていく人も多いです。
今年に入って何人辞めていったかな・・・
ちゃんとした理由があって辞めていく人が多いですが、中には態度が悪かったりして、私が辞めさせた学生も結構います。

そんな中でもついてきてくれる学生はたくさんいます!
勉強しない学生は私を「厳しい」と言い、勉強する学生は「優しい」と言うのが普通です。

ちょっと前の写真なのですが、ご紹介しますね。

DSC00763DSC00764DSC00762
これは学生たちとパーティーをした後の地下鉄の中。
12月と6月、つまり学期末になるのですが、私の個人教室では試験をしています。
普通、趣味の教室でそんな真面目なテストはしないと思うのですが、うちの教室ではガチンコ(←プロレスファンのあなたにはセメントで)です。
大学の試験と全く同じスタイルで試験をします。
その試験の後で、必ずパーティーをしているのです。

このときのパーティーは盛り上がりました。
日本人留学生にゲストとして来てもらいました。
いつもは私以外の日本人とは話したことがない学生たちですから、パーティーのときは必ずベラルーシ在住の日本人を呼ぶようにしているのです。

日本語で話す、と言っても、このときの学生たちはまだ半年しか勉強していない学生たち。
当然、ロシア語が多くなりますが、日本人留学生にとってはロシア語でベラルーシ人と触れ合えるいい機会になったのではないでしょうか。

ちなみに、この写真に写っている女子学生のうちの一人が超酒豪。
非常に真面目に勉強する子なのですが、お酒大好き。
私とはとても話が合います!

DSC00760
これは勉強を始めて二年目の学生。
これも試験後のパーティーで撮った写真です。
このグループ、非常に仲がよく、勉強もよくするグループなんです。
教えていて気持ちがいいグループ。
何とか彼らを日本に行かせてあげたいなあ・・・

私は学生たちが大好きです。
そして、彼らの成長する姿を見守るのが大好きです。


そして、もう一つ好きなものがあります。
それは学生たちの間違い。
これがなかなかすごいことがあるのです。
最近出会った間違いを少しご紹介します。


「みんなの日本語」という教科書の第7課の練習問題にこんな課題があります。
・はさみで              

空いている部分を埋めればいいのですが、普通だったら、「紙を切ります」ですよね?
ある学生が書いた答えが・・・
はさみできみをきります
怖いよ!
怖すぎる・・・


3年勉強したグループでの宿題の中に例文を完成させる問題がありました。
ある学生が書いた例に、「ドラえもん」と書こうとして「ドライもん」と間違っているのがありました。
これはクールでドライなドラえもんなのか、四次元ポケットが乾燥機になっているのか、どちらなのでしょう・・・


二年目のグループでのこと。
会話の中に「課長、ニューヨーク出張の予定表と資料ができました」という文があります。
それを読んだオーリャちゃん、彼女の発音だと「ニューヨーク」じゃなくて、「にゅーよく」、つまり「入浴」に聞こえてしまうのです。
オーリャちゃんに「君の『にゅーよく』という発音だと、『お風呂に入る』っていう意味になっちゃうよ」と言うと、「それはいいですね!」というリアクション。
すかさず「誰が出張行くのに、『ちょっとお風呂入ってきまーす』って言うの?」と突っ込むも、「あっ、でもそれもなかなか面白いかも・・・」と何故か納得してしまったはぐれミーシャでした・・・


これは今日の授業での一コマ。
土曜日の19時からはサーシャちゃんとダーシャちゃん二人の授業。
テキストの中に「宝田部長」という登場人物がいたのです。
しかし、二人が私に続けてテキストを読んだとき、どちらか一人が「たからだ部長」ではなく、「からだ部長」と読んでしまったのです。
その瞬間、私の頭の中では超マッチョな「体(からだ)部長」の姿が浮かんでしまい・・・
彼女たちも同じだったのでしょう。
爆笑しすぎて、10分近くまともにテキストが読めないという事態に。
「体」という言葉に関する間違いは結構多いんです。
よく学生が「私は休みが好きです」と書くべきところを「私は体が好きです」と書いてしまうことがあります。
もー、おませさんなんだから!


大学の三年生の授業。
これは間違いではないのですが、ちょっと紹介します。
最近、マリーナちゃんは似ている言葉を探すのが好きみたいで。
簡単に言うと、駄洒落を探しているということなんですが。
ある日の授業で、「お世辞」という言葉を説明すると、マリーナちゃんがすかさず「ソーセージ?」とボケをかまして、一人でケタケタ笑っているんです。
周りの学生も笑っていると、マリーナちゃんは「小澤征爾?」とさらにボケ倒し。
「お世辞」→「ソーセージ」→「小澤征爾」って、どういう流れやねん!

マリーナちゃん、いいセンスしていると思うんですよ。
面白いかどうかはともかく(←私は面白いと思います)、そういう言葉がポンポン出てくるのはなかなかだと思います。
はぐれミーシャ「マリーナさん、日本へ行ったら、居酒屋のアイドルになれるよ!」
駄洒落大好きなおじさんたちのアイドルになれるのではないでしょうか!?

ちなみに、どうしてマリーナちゃんが小澤征爾を知っているのかというと、教科書の会話の中に「小澤征爾のコンサート、いっしょにいかがですか?」というフレーズがあるのです。

レスピーギ:交響詩「ローマの松」「ローマの祭り」「ローマの噴水」
レスピーギ:交響詩「ローマの松」「ローマの祭り」「ローマの噴水」 [CD]
私がはじめて買った小澤征爾のCDはこのレスピーギのローマ三部作でした。
中学で吹奏楽にはまっていた私にとって、ローマ三部作は憧れの曲でした。
そして、指揮者に憧れていた私にとって、小澤征爾は憧れの中の憧れでした。
今は活動を休止しているようですが、一日も早く体調が戻ることを、そして可能であればまたステージで元気な姿が見られることを祈っています。

学生たちとはいろいろあります。
けんかすることもありますし、喜びも悲しみも全てがこの仕事の中にあります。
学生の中には私を裏切る者も少なくありません。
しかし、それ以上に大きい喜びを与えてくれる学生たちがいるからこそ、私は教師を続けていられるのだと思います。

明日も7コマだ!
がんばろう!

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2012年04月25日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

久しぶりに2日続けての更新です。
昨日と今日は休みなので、こんなことができるんです。
普段も続けて更新できるといいんですけどね。

今日はちょっとこれまで書きにくかったことを書いてみたいと思います。
今でもあんまり書きやすいわけではないのですが・・・

ベラルーシを訪れたことがある人なら一度は「ベラルーシのお金の感覚がわからない」と思ったことがあるかと思います。
それは「額が大きすぎて、実際の価値がわからない」ということです。

私もここ最近の代表団ラッシュで多くの日本人の方と接していますが、皆さん同じようなことをおっしゃいます。
両替をすると、「お金持ちになったような気がする」。
だって、100ドルをベラルーシルーブルに換金すると、返ってくるのは80万ルーブルですから。
200ドル換えると、160万ルーブルですよ。
それはお金持ちになったような気になりますよね。

実はこの感覚、私も同じなんです。
ほとんど12年間もベラルーシに住んでいるのですが、去年からのレートの変動に感覚がついていっていないのです。

去年の春ぐらいでしょうか。
外貨が全く手に入らなくなった時期がありました。
・・・って、この話題、ちょっと危ないですかね?

去年ぐらいにレートがだいぶ変わったんですよ。
去年の春ぐらいは1ドル5000ルーブルでした。
その前は3000ルーブルぐらいの時代が長かったので、5000ルーブルでもだいぶ変わったなあという感じはありました。
それがしばらくして、8000〜9000ルーブルへと変わっていったのです。

そうなると、物価も一緒に上昇。
物によってはいきなり10倍近くに値段が跳ね上がったものもありました。

スーパーなどに行っても、出て行くお金の額が以前とは全く異なっています。
本気で買物しちゃうと20万ルーブルとか軽くいっちゃいますから。
以前だったら、80万ルーブルぐらいで収まりそうな買物も、今ではその倍以上。
金額見ただけで、ちょっとびびります。

でも、それは外貨のレートを考慮に入れない場合のお話。
ドルに換算すると、それほど使っている金額は変わっていないのがわかります。
20万ルーブルって、2000円ぐらいのものです。
スーパーでかなりの買物をすれば、日本でだって軽く2000円は行きますよね?

でも、そこは○○の安いベラルーシの話(←○○に入る言葉はご想像ください・・・)。
日本の○○とは比べ物になりませんから。
日本と同じ額の買物をしたら、そのダメージは日本の10倍近くになります。

でもなあ、冷静に考えると、つまりドルに直すと、それほど物価が上がってるとは言えないのかなあ。
外国人の感覚で見ると、今でもベラルーシは物価が安い国ということになりますよね。
ベラルーシを訪れる日本人の中にも「最初は安いと思ったけど、この国の生活水準を考えると安いとは言えないよね」とお気づきになる方も多くいらっしゃいます。

金額自体が大きいのがびっくりするんですよね。
実際の価値はどうあれ。
だって、いきなり「20万ルーブルでございま〜す」なんて言われたらびっくりしますよ。

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なぜこんなことを書いているのかというと、昨日、ベロニカちゃんと龍二くんと大型スーパーに買物に行ったとき、結構な額のグラタン皿を買ったんですよ。
確か12万ルーブルぐらいだったかな。
ベロニカちゃんと二人して「ぜいたくな買物だよね」と言っていたのですが、冷静に考えると「1200円ぐらいじゃん」。
ちょっといい店でランチを食べたら、1200円なんて軽くいっちゃいますよね。
でも、ベラルーシの○○を考えると、やっぱり高いのかも・・・

あー、わかんなくなってきた!
私の場合、日本人の感覚も混ざっているから、余計おかしくなるのかも。

念のために言っておきますと、○○も上がっていますよ。
まあ、ドルに換算すると、それほど上がってはいないのですが・・・

この辺でこの話はやめておきます。

明日はまた仕事。
朝から晩まで忙しい一日です。
がんばります!

akiravich at 02:14コメント(4)トラックバック(0) 

2012年04月24日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

IMG_5035
今日のベラルーシは春の陽気です。
マフラーもいらない季節になりました。

今日はベラルーシの祝日です。
ラードゥニッツアというお祭りです。
この日はお墓に行って、亡くなったご先祖にお祈りを捧げます。
先週はイースター(復活祭)だったのですが、復活祭は生きている人のために、ラードゥニッツアは亡くなった人たちのために、ということらしいです。

何にしても、私にとっては貴重な休み。
そんな休みだからこそ、ブログを書こう!と思ったのです。

先週までの通訳の仕事は大変でした。
肉体的にも精神的にも、です。
それでも、私にとっては非常に貴重な体験ばかりでした。

その通訳の仕事に伴って、本業の日本語教師の仕事のほうはお休みが多くなっていました。
それに、精神的にもどうしても通訳のほうにエネルギーがいってしまって・・・

おとといの日本語の授業が本格的な復帰という形になりました。
やっぱり学生と過ごす時間は楽しいですね。
でも、疲れがたまっているからか、冗談にいつものキレがありませんでした・・・

日曜日は相変わらず7コマ授業です。
つまり、日本語を10時間半教えるんです。
これはきついですよ。

特に最後の授業はきつくて。
19時15分から20時45分までの一コマ。
生徒はオーリャちゃんとレーナちゃんの二人だけ。
まだまだ初心者の二人ですが、なかなか頑張っています。

今彼女たちが勉強しているのは「みんなの日本語」という教科書の第12課。
形容詞の過去形や比較級、最上級などの勉強です。
この課にはみんなが苦しむフレーズがあります。

それは「去年の冬はあたたかかったです」。
この「あたたかかった」が言えない学生が多いんです。
よくある間違いは「あたたたかった」
これでは「た」が多すぎます。

おとといの授業ではレーナちゃんも苦しみました。
どうしても「あたたた」と言ったところで止まってしまうのです。
レーナちゃん「『あたたた・・・』 あれ?違うなあ。『あたたた・・・』」
はぐれミーシャ「『あたたた』じゃなくて、『あたたかかった』だよ」
レーナちゃん「あたたた・・・あたたた・・・」
私が心の中で「北斗の拳かよ!」とつっこみを入れていたのは言うまでもありません。
何度かゆっくり発音しているうちに、レーナちゃんもちゃんと発音できるようになりました。

ちなみに、ベラルーシでは「北斗の拳」はほとんど知られていません。
うちの学生のガンダム君ぐらいでしょうか。
彼はかなり「北斗の拳」が大好きで、テーマソングをよく口ずさんでいます。
彼は「好きな歌手はクリスタルキングです!」って言ってたなあ・・・
ベラルーシのアニメおたく、おそるべし・・・

ブログの更新を再開したのはいいのですが、内容はまたダラダラしたものになってしまいました。
まあ、もともとが私の日記のようなものなので、ご容赦ください。

今日はたまった仕事をのんびり片付ける日にあてたいと思います!

akiravich at 17:17コメント(6)トラックバック(0) 
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