ベラルーシ観光

2014年08月21日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

ここ最近は仕事関係の手続きなどで走り回っています。
ベラルーシに限らず、旧ソ連圏の国ではいろいろと手続きがいい加減なことがありますが・・・
本当にまいっています。

このブログ、ベラルーシの文化や生活などについてご紹介することが目的の一つです。
しかし、ここ数年は私の愚痴も多くなってしまっています。
まあ、基本は私の日記なので、何を書いても私の自由なのですが、ベラルーシに関する情報を求めている人には申し訳ないなあという気持ちでいます。

そこで。
今日は少し役に立つかもしれないことを書いてみたいと思います。

今日のテーマは「どのルートでベラルーシに来ればいいのか」です。
今回の話は飛行機の場合だけで、陸路の場合は触れないことにします。
触れられるほど情報がないので。

もう一つお断りしておきたいのは、ここに書く情報は今現在、2014年8月の時点での情報であることです。
乗り継ぎの時間や様々な手続きなどは変更されることがあるので、ご了承ください。
あと、ここに書くのは私が個人的に知り得た情報だけで、それに対しては責任は負いません。
もし正確な情報が知りたいのであれば、各航空会社などにお問い合わせになるか、他の方法でお調べになってください。

日本からベラルーシまでの直行便はありません。
これからも直行便ができる可能性は低いと思います。
日本とベラルーシの行き来自体がそれほど多くないですから。

自分自身の経験と旅行者や留学生の方々から聞いた話を総合すると、ベラルーシに来る際に使われる主な経由地は次の6都市です。

.皀好ワ
▲▲屮瀬
ウィーン
ぅ侫薀鵐フルト
ゥ悒襯轡鵐
Εぅ好織鵐屐璽

それぞれについてコメントしていきたいと思います。
思い出話も添えて・・・

.皀好ワ(シェレメチェヴォ空港)
ベラルーシに行くときはトランジットビザが必要です。シェレメチェヴォ空港内の乗り換えなので、トランジットビザはいらないと思ってしまう人が多いんです。絶対にロシアのビザを取っておきましょう。毎年、1〜2人ほどの人が成田空港でトランジットビザがないために、飛行機に乗れないケースがでています。大体の方は次の日の便でいらっしゃいます。
以前はシェレメチェヴォ空港は二つのターミナルにわかれていました。モスクワ・ミンスク間の便は国内線用のターミナルでした。ミンスクからモスクワに着くと、入国審査を受け、荷物を受け取らなければならなかったのです。そして、何らかの交通機関でもう一つのターミナルに行って、改めて飛行機に乗るという非常に面倒な手続きがありました。アエロフロートに乗る人のために、無料のバスが走っていたのですが、そのバスがどこに止まるのかもわからず、非常に困った思い出があります。その時に比べれば今は荷物を一度受け取って、また預けるというプロセスがないので楽かもしれませんが・・・
手荷物の重さのチェックがうるさいことがあります。シーズンによって、料金がだいぶ変わります。日によっても変わってくるので注意が必要です。

▲▲屮瀬
私はいつもアブダビ経由のエティハド航空を利用しています。料金が割と安いのと、CAや空港職員の対応が非常にいいので気に入っています。日本からアブダビまで約10時間、3時間半ほどの待ち時間があって、アブダビからミンスクまでは5時間ほどのフライトです。13時ごろにミンスクに到着するので、そのあと動きが取りやすいです。
今回の一時帰国でもエティハド航空を利用したのですが、かなりがっかりしました。一年ぶりの利用だったのですが、客室乗務員の対応がかなり悪くなっていて・・・それでも、すごく悪いというわけではないんですよ。以前に比べればということで。
IMG_0439エティハドは機内食がなかなかおいしいです。これは日本へ行く飛行機の中で食べたものですが、マスタードが効いていて、おいしかったです。全体的にカレーっぽい味が多いですね。ただ、今回の帰りの飛行機は食事が全然おいしくなくてびっくり。どうしたんでしょう!?

ウィーン
多少料金は高いですが、割と快適です。ウィーンでの待ち時間が長いことがあります。ミンスクへの到着は23時以降になります。
ベラルーシに住み始めてから初めて一時帰国した時、2002年のことですが、そのときはウィーン経由のオーストリア航空を利用しました。お金が全くなく、飛行機代だけを何とか捻出しての帰国でした。乗り換えの待ち時間は21時間!!! ホテルに泊まるお金もなく、空港内のベンチに一泊。その頃は固い鉄のベンチで寝心地は最悪でした。
今はウィーンの空港はベッドではありませんが、仮眠がとれるような形のところがあり、長時間の乗り換えでもかなり快適に過ごせます。

ぅ侫薀鵐フルト
ウィーンと大体同じような条件です。ミンスクへの到着時間も夜遅い時間になります。
以前はウィーン経由と同じく、乗り換え時間が長かったです。私は2005年に一度だけ利用しています。そのときはフランクフルトに一泊しました。

ゥ悒襯轡鵐
私は利用したことがないのですが、日本人留学生の中にはいつもヘルシンキ経由を利用している人がいます。料金が安いのと、乗り換え時間が非常に短いことが魅力だそうです。

Εぅ好織鵐屐璽
これも私は利用したことがありません。乗り換え時間が非常に長い時があるので、注意が必要です。

こんなところでしょうか。
私のお勧めはアブダビ経由・・・だったのですが、ちょっと今回の帰国で印象が悪くなりました。空港の人たちなんかはすごく優しいんですけどね。
あと、アブダビ経由で気をつけないといけないのは、トランジットゾーンが冷房のかけ過ぎで、異常に寒いことがあるのです。トランジットゾーンは丸い形になっていて、アラブ風の模様のところの場合は普通なのですが、もう一つのところは恐ろしく寒いのです。今回はその寒いほうに当たってしまい、4時間近く、極寒の世界にいました。

IMG_0437おまけの写真。
日本へ向かう飛行機の中で撮った写真です。
龍二くん、真剣な顔でアニメを見ています!!!

akiravich at 02:29コメント(2)トラックバック(0) 

2010年04月23日

おはようございます。
はぐれミーシャです。

寒いです。
ここしばらくは暖かかったのですが、昨日あたりからまた冷え込んできました。
せっかく春の陽気だったのに。
そういえば、誰かが言ってたのですが、昨日はみぞれが降っていたそうです。

最近、学生から「ミンスクから東京への直行便が出来たそうですよ」と聞きました。
でも、経由地なしはないだろうと思い聞いてみると、経由地はアラブ首長国連邦のアブダビ。

そこで、インターネットで本当にその便があるのかどうか、調べてみました。
ベラルーシのサイトでその便について書いてあるニュースを見つけました。
そこには「3月から乗り換えなしで東京に行く便が出来る」と書いてありました。

これまで、日本へ行くために使われていた主な経由地は3つ。
ウィーン、モスクワ、フランクフルト。
いずれも一度飛行機を降りて、違う飛行機に乗り換えなければなりません。
アブダビ経由で乗り換えなしで行けるようになれば、こんなに便利なことはないのです!!!

航空会社は「エティハド航空」。
アラブ首長国連邦のアブダビに本拠地を置く航空会社です。

そこで一番気になるのは値段。
で、調べてみました。
エティハド航空 公式サイト

ここに書いたフライトスケジュールやチケットの値段はエティハド航空の公式サイトにあったものです。
全ての情報はミンスク時間、2010年4月23日朝6時半現在のものです。

ミンスクから東京までのフライトがあるのは土曜日のみ。
東京からミンスクまでは月曜日のみです。
夏休みの一ヶ月間、日本に滞在すると想定してみました。

ミンスク→成田
EY62 土 10 7 3
14:05 Minsk 2 International
20:30 Abu Dhabi International

EY878 土 10 7 3
22:25 Abu Dhabi International
13:25 +1 Narita
合計時間 17:20


成田→ミンスク
EY871 月 10 8 2
22:10 Narita 04:50 +1 Abu Dhabi International

EY61 火 10 8 2
08:30 Abu Dhabi International 13:15 Minsk 2 International
合計時間21:05

EUR 812.80


812ユーロかあ。
先週調べたときは712ユーロだったのに。
712ユーロだったら、かなり安い感じ。
812ユーロでもベラルーシのレートで換算すると、約1088ドルだから、そんなに高くはないなあ。

今はオフシーズンで、アエロフロートはかなり安いですが、夏はすごく高くなるんです。
なので、夏の間だけ帰るなら、アブダビ経由が一番安いかもしれません。

東京からミンスクへの往復の場合はどうなるのかもやってみました。
一番近い日付の便で日本へ約3週間の滞在という想定で調べました。

成田→ミンスク
EY871 月 10 4 26
22:10 Narita 04:50 +1 Abu Dhabi International

EY61 火 10 4 27
08:30 Abu Dhabi International 13:15 Minsk 2 International
合計時間21:05


ミンスク→成田
EY62 土 10 5 15
14:05 Minsk 2 International 20:30 Abu Dhabi International

EY878 土 10 5 15
22:25 Abu Dhabi International 13:25 +1 Narita
合計時間17:20

JPY 138,750.00

これは安いんですかね?
他の会社と比較できないので何とも言えないのですが、私の感覚ではそれほど高くないような気がします。
ただ、今は格安航空券とかいろいろありますから・・・

でも、乗り換えなしっていうのは魅力だなあ。
どの経由地も飛行機は乗り換えないといけないし、モスクワなんかは空港も違う空港になるんですよ。

ちょっと具体例を書きますね。
私は10年ベラルーシに住んでいますが、一時帰国したのは5回。

2002年の一回目はウィーン経由。
当時はウィーンでの待ち時間が行きも帰りも20時間近くと異常に長かったんです。
お金が底をついていて、やっとこさチケットを買ったような状態だったので、ホテルに泊まるお金もなく、空港のベンチで寝ました。
そのときはチケットの値段は約1300ドルだったと思います。

2005年、二回目の一時帰国はモスクワ経由。
アエロフロートだったのですが、モスクワ経由の場合、一つ大きい問題があります。
それは空港の移動。
モスクワ−ミンスク間は国内線と同じ扱いのため、到着する空港がシェレメチェボ第一空港なのですが、日本への便はシェレメチェボ第二空港から出発するのです。

二つの空港の間の移動は約10〜15分程度のもの。
アエロフロートを利用する人のために無料のバスがあるのですが、これがなかなか見つけるのが難しくて。
ロシア語が分からないと、結構厳しいと思います。

預け荷物を一度出して、それを自分で他の空港へ持っていかなければならないのも大変。
値段的には他の航空会社より安いことも多いのですが、あの移動のことを考えるとあまり利用したいとは思いません。
モスクワ経由はシーズンによってだいぶ値段が違います。

2005年の夏は、もう一度日本へ帰りました。
そのときはフランクフルト経由のルフトハンザ。
行きも帰りもフランクフルトで一泊しなければなりません。
値段も他の会社に比べて一番高かったです(←日本へ招待されて行ったので、値段は分かりません)。

ホテルは空港からタクシーで20分ほどでした。
私はドイツ語は全く分からないので、結構苦労しました。

2007年はウィーン経由。
ウィーンでの待ち時間は7〜8時間だったので、割と楽でした。
20時間も待つよりは遥かに楽です。

2009年はモスクワ経由。
値段が一番安かったからというのが理由ですが、空港の移動をしているとき、ちょっと高いお金を出してでも、ウィーン経由にすべきだったと反省しました。

就航したアブダビ経由は乗り換えもないし、値段も高くないし。
今まで私がミンスクで購入した日本への往復チケットと比べたら、かなり安いです。

アラブ系の航空会社はサービスがいいと聞くのですが、どうなんですかね?
実際にアブダビ経由でミンスクにいらっしゃる人がいたら、ぜひ感想を聞いてみたいです!

これを契機にベラルーシと日本の距離が縮まるといいですね。
それはアクセスのことだけではなく、ビジネスや文化交流やいろんな面での「距離の近さ」。
観光で来られる方も増えるといいのですが。

ここに書いたことは個人的な感想もかなり含まれていますし、トランジットの時間やチケットの値段に関しては古い情報もありますので、正確な情報に関しては御自身でお調べになったほうがいいかと思います。

それにしても。
日本へ帰りたいなあ。
せめて夏の間だけでも。
でも、今年はお金もないし、いろいろ事情があって帰れないんですよね。
いつか気軽に日本へ帰れるようになれるといいんだけど・・・

まあ、今は目の前にあることをコツコツとやっていくしかないです。
今日も少なめで5コマ授業。
頑張るぞ!

akiravich at 12:35コメント(8)トラックバック(0) 

2010年04月16日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

今日は珍しいことに自由な時間があるので、以前から書きたいと思っていたことを書いてみたいと思います。
ちょっと厳しい内容になるかもしれませんが、ご容赦ください。

ベラルーシに関する情報というのは非常に少ないようで、ベラルーシを旅行する前にご覧になってくださる方がいらっしゃいます。
このブログは基本的には私の日記なので、ベラルーシに関する情報が少ないんです。
なので、旅行者の方にはあまり役に立たないのではないかと思い、申し訳なくも思っています。

時々、旅行者の方からメッセージをいただくことがあります。
「ベラルーシ旅行に関する情報が欲しい」という類の内容もあります。
私としては日本人の方々にベラルーシのことをもっと知ってもらいたいという気持ちを強く持っていますし、日本人の旅行者の方にベラルーシに来ていただけるのは非常にうれしいことだと思っています。
なので、私のできる限りのお手伝いはしたいと考えています。

しかし、中には次のようなお願い事をしてくる人がいます。
「通訳ができる学生を紹介していただけませんか?」

あのー、すみませんが、私も通訳なんですが・・・

本業は日本語教師ですが、私も通訳の端くれ。
通訳に向かって「学生に通訳をしてもらいたい」というのは変じゃありませんか?
だって、それって「あんたはいらないから、他の人を紹介してくれ」って言ってるのと同じでしょ?
こっちだって生活がかかってるんですよ。

しばらく前、その手のメールが何度か来たので、すっごく嫌な気分になっていたんですよね。

そういう人に言わせると、「学生に仕事のチャンスを」とか眠たいことを言ってくるんですよ。
そういう人に私は聞いてみたい。
本当にそんなこと、思っていますか?

あと「学生だと通訳料が安い」という理由でお願いしてくる方がいるかもしれません。
基本的に私も学生も通訳をする場合の通訳料はほとんど差はありません。
100%同額ではないことが多いです。
それは学生のほうが「先生と同じ額では気が引けます」と言ってくることが多いからです。
でも、私は基本的に学生には私と同額の料金で仕事をするように勧めています。

こういうことを書くと、「あいつは自分に仕事が欲しくて、学生に仕事をやりたくないんだ」と言う人がいると思います(←実際にそういううわさを耳にしたこともあるし)。
私は通訳の仕事、特に観光ガイドの仕事などは学生にさせてあげることも多いんです。
というのは、私自身、仕事もあるし、学生たちも経験を積むことが必要だし。
一応、依頼者に「学生にさせてもいいですか?」と聞いた上でやってます。

だから、私が仕事を独占したいということは全くありません。
もちろん、私も仕事は欲しいですよ。
でも、学生が仕事をもらったとか聞くとうれしいですし、どんどんやってほしいと思いますし。
ただ、私に向かって「学生の通訳を紹介してください」というのはちょっと筋が違うんじゃないかと思います。

あと多いのが、「学生を紹介してください」というパターン。
大体「現地の人々との交流」とか、そういうキレイなことを言うんですよ。
本当にそんなこと思ってますか?

もちろん、中には心からそう思って言ってくださる方もいると思います。
でも、全く違う意図を持って、私にそのような依頼をしてくる方が今まで何度もいたので・・・

私にそのようなお願いをしてくるのは例外なく男性です。
どうしてでしょうね!?

私のブログの読者からのメールには次のようなものが多いです。
最初は「ベラルーシに行くので、ぜひakiravichさんにお会いしたいです」と言ってきます。
そして、私が「わかりました。ぜひお会いしましょう」と書くと、「もしよければ学生を紹介していただけませんか?」という返事が。

一番ひどかったのは上のようなやり取りをした後で、「akiravichさんは忙しいようなので、もし時間がないようだったら会えなくても仕方がないですね」
つまり、「あなたとは会いたくないが、学生には会いたい」ということですかね。
あのう、私のこと、バカにしてるんですか?

中には「一緒に晩ごはんを食べに行ってくれる学生を紹介してください」と言ってきた人もいます。

実際に心から学生と交流したいと思われている方もいらっしゃると思います。
ところが、残念なことに、明らかに他の意図を持って、そのようなお願いをしてくる人が多いんです。

ここではっきり言っておきます。
私は学生の紹介業をしているわけではありません。
何かエスコートサービスと勘違いなさっている方がいらっしゃるようです。
そういう「サービス」をしてくれる人は他のところで探してください。

別に私は男性の欲求自体を否定しているわけではありません。
それはみんなあるものですから。
ただ、教師である私を利用して学生に近づこうとするその心根が許せないのです。
そういう人間に限って、「国際交流」だとか、その手の言葉を利用するんですよ。

何が国際交流だよ。
そういう言葉で飾って、自分の欲望を隠すのは最低だと思う。

だったら、「おネエちゃん目当てで来ました」と言っているほうがよっぽどいいですよ。
そういうほうがはっきりしていて、いいですよ。
奇麗事を言って、自分の欲求を満たそうとするよりはよっぽどましです。

正直に言うと、本当に心から交流したいと思っている人なのかというのは判断しにくいときがあります。
以前から知っている人の場合はわかりますが、ブログを通して私に連絡を取ってくる人の場合は判断ができないというのが本音です。

ただ、上に書いたようなふざけたメールを書いてくる人に関しては、判断は容易につきます。

今までいろんな人がいたのですが、そのうちの一つのケースを御紹介します。

その人とは私は直接は会っていないのですが、学生に話を聞きました。
その日本人学生は休暇を利用してベラルーシに来ました。
割と長い期間だったと思います。
彼はホテルではなく、マンションを借りてミンスクに滞在していました。

彼は「学生と交流したい」と言って、大学の教室に現れました。
学生たちは同世代の日本人と交流するチャンスはなかなかありませんから、喜んで意気投合したそうです。
飲み会をしたりして、「交流」しました。

ある女子学生から私は彼について、とんでもない話を聞きました。
彼は彼女を自分のマンションに呼び出し、あからさまに彼女にせまりました。
なかなか彼女がOKしないので、彼は痺れを切らし、服を脱ぎ始めたのです。

はぐれミーシャ「で、どうしたの?」
女子学生(笑いながら)「バカらしかったんで、そのまま帰りました」
彼女からすると、その日本人の行動はあまりにも子供っぽく、低レベルに見えたそうです。

これはかなり前のことです。
うーん、何年前だろう。
最近もいろいろありましたが、ここには書かないでおきます。
はっきり言って、日本人として恥ずかしくなるような行動をとる人が結構いるのです。

あーあ、こういうこと書くと、変なコメントが来そうだなあ。
前もこの手のことを書いたとき、「あなたの偏見で勝手なことを書かないでください!」みたいなコメントが来たことがあったし。

日本人って、自分が気に食わないと「それは偏見だ」なんて言う人が多いと思うんですが、偏見って、大多数と違っている意見のことでしょ?
大多数と違っていたり、自分の意見と違っていたりしているのを偏見だと糾弾するのは、非常に危険なことだと思います。

念のために書きますが、私は恋愛を否定しているわけでも、国際交流を否定しているわけでもありません。
まあ、ここまで読んでいただけたら、それは分かっていただけると思います。

書いていたら、いろんな人のことを思い出してきた。
留学生の中にも「学生と交流したい」とかぬかして、結局は女子学生を追い回していたやつもいたっけ。

ベラルーシには日本人が少ないです。
ですから、学生に限らず、ベラルーシ人は出会った日本人で日本人全体を判断してしまいます。
つまり、ベラルーシに滞在する日本人は日本人の代表のようなものです。
もしその日本人がいい人だったら日本人全体が良く思われるし、その日本人の行動が悪かったら日本人全体が悪く思われる。

こういうことを書くと、「一人の人を見て、その国民全体を判断してはいけない」などと言う人が出てくると思いますが、じゃあ、他にどうやって判断すればいいんですかね?

とにかく。
私自身も日本人として恥ずかしくないような行動をとるように努力していきたいと思います。
ベラルーシを訪れる日本人の方が増えてきているのは非常にうれしいことです。
私もできる限りのお手伝いを出来ればと考えております。
ただ、私の側からも言わせていただきたいということで、今日はこのような内容になりました。

心から交流したいと願っている方からすれば、とんだとばっちりかもしれません。
それに、今まで私がベラルーシで出会った人がみんなそんな人だったと言っているわけではありません。
本当に心からの交流をしてくださった方もたくさん知っています。

ただ、他の意図を持って学生に近づこうとする輩を牽制したいと思っただけです。

長くなりましたが、私の思うところは書けたと思います。
私の言いたいことが読者の方たちに正しく伝わることを願っています。

akiravich at 06:47コメント(18)トラックバック(0) 

2009年10月02日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

ここで皆様にお願いがございます。

以前からベラルーシのビザ関係の質問が来ることがありました。
日本のベラルーシ大使館でのビザ取得に関する質問です。

前もってお断りしておきたいのですが、ビザ関係の質問には私からはお答えしかねます。

1.私はベラルーシ外務省の人間ではありません。私はそのような質問にお答えする立場にありません。「○○みたいなことはありましたよ」ぐらいのことはお答えできますが、それは口コミのようなレベルの情報に過ぎません。

2.ビザに関する条件や取得方法などは時々変わることがあります。正確な情報は在日本ベラルーシ大使館でしか得ることが出来ません。

簡単に言えば、私に聞かれても困るということです。
下手な情報を出して、後でクレームをつけられても困りますし。
私が出来るのは、在日本ベラルーシ大使館の公式サイトのアドレスをお教えすることぐらいです。

ベラルーシにいらっしゃりたいと思っている皆様。
日本人の旅行者の方が増えるのは私としてもうれしいところです。
皆様がスムースにビザを取得し、ベラルーシにいらっしゃることを願っています。

akiravich at 12:03コメント(4)トラックバック(0) 

2008年12月21日

率直に聞きます。
ベラルーシはどうですか?
ベラルーシに住んでいる人、住んでいた人、来たことがある人、皆さん、どう思いますか?
好きになった人、嫌いになった人、いろんな人がいていいと思うんですよ。

でも、私は好きになる人が多いといいなあと思うんですね。
旅行会社を通しての観光ツアー。
私も何度か通訳したことがあります(←団体のツアーは一年に一回あればいいほう)。
でも、それじゃ、見えないベラルーシがあるんです。
ベラルーシの本当のところを知ってもらいたいというのがあります。
観光会社が用意した、用意された観光ルートでは見れないベラルーシというのがあるんです。

すみません。
正直に言いますが、私はちょっと酔っています。
でも、書きたいんです!

ベラルーシはいい国だ! と。
酔っているから書きたいんじゃないですよ。
本当にそう思うから書きたいんです。

今日はアニメグループでパーティーをしました。
今回は私も料理をするエネルギーがなかったので、学生たちに「料理を作ってきてください」とお願いしたのでした。
そしたら、かなりの量になって。
マルガリータちゃんはキノコのサラダを。
15歳のダニエラちゃんは野菜サラダとレモンケーキを。
女の子たちは手作りです。
他の男どもはビールやジュースを買ってきたのでした。

今日のパーティーは特別でした。
何か普通じゃない感じでした。
普通とかどうとか、そうじゃなくて。
とにかく、いいパーティーでした。

いつもだと、私は台所に立って、みんなの前に現れないのですが、今日は珍しくずっと座っていました。
それは私にとっては発見でした。
こんなに感受性豊かな、楽しい学生たちなのかな。
もう1年半も知り合いですけど、意外と知らないこともあったりして。
こんなに楽しい飲み会は久しぶりです。

PC202464料理はみんなで持ち寄りました。
私のうちでは私が日本料理を作ることが多いので、パーティーの最中はみんなの前に現れないことが多いんですよ。
でも、今日はずっと座ってました。
ベラルーシに8年住んでますけど、こんなこと、初めてです。
普段は居間と台所を行ったり来たり。
まともに座っていることはありませんから。

PC212467こんな学生を教えられて、私は幸せだなあと思います。
みんないい学生ですよ。
15歳でマンガを勉強しようとしているダニエラちゃん。
ガンダムが大好きで、日本へ行ってガンダムを作ろうと思っているオレグ君。
哲学を勉強していて、日本の哲学に興味がある超インテリ、サーシャ君(←インテリのくせにかなり面白いことをいう学生)。
英語とドイツ語が堪能で、数学者になろうと思っているマルガリータちゃん。
マルガリータちゃんの彼氏で、日本語はいまいちだけど、お酒と料理を愛する愛すべき奴、ヴァシーリー君。
生化学者で、超アニメおたく、厳しい顔をしていながら実は優しい「忍者」、ジェーニャ君。
いろいろバラエティーがあるメンバーでした。
私は彼らが大好きです!
今日のパーティーでもっと好きになりました。

また飲みましょうね!

もう一度聞きます。
ベラルーシにいらっしゃったことがある方。
ベラルーシが気に入りましたか?
私は日本からいらした方々には、ベラルーシの「本質」とも言うべきところを見ていただきたいと考えています。
本当に。
本当に。

明日は8時半から授業だけど、がんばりますよ。
だって、日本ではこんなこと経験できないんですよ。
「日本では=死ぬまで」かもしれないんですよ。
経験とか、そういうことじゃなくて、私は彼らが大好きです!

akiravich at 08:16コメント(6)トラックバック(0) 

2008年08月18日

今日はブレスト市にある「ブレスト市鉄道技術博物館」についてレポートしたいと思います。

ブレスト市の中心からブレスト要塞に行くとき、嫌でも目に入ってくるのがこの博物館。
博物館と言っても建物はなく、外に汽車がどんどんどーん!と陳列してあるだけ。
居候先の家族は「あんな博物館、行っても面白くないから違うところに行った方がいいよ」と口をそろえて言っていました。

ところが!
これが思ったより面白かったんですよ。
別に、私もベロニカちゃんも鉄道マニアじゃないんですけどね。

P8141942
俗に言うところのSLですね。
子供のときに、何かのイベントで乗ったことがあります。
動き方が普通の電車とは違うんですよね。
乗っていても力強さが伝わってくるというか。

P8141926
一つ一つがとにかく大きいです。
うちのベロニカちゃんは身長173センチなんですが、それでも車輪と比べるとちっちゃく見えます。
どうやってこんなの作ったんでしょう?!

P8141933
写真を拡大してみていただくとわかりますが、星の真ん中にレーニンの絵が描かれています。
これは時代を感じますね。
この博物館には第二次世界大戦前のものもたくさん展示されています。

P8141920
この博物館の魅力は中に汽車の中に入れること。
全ての汽車に乗れるわけではないのですが、乗れるものも結構多いですね(半分以下ですが)。
多分、わかる人が見たらかなり面白いんでしょうけどね。
鉄道に全く詳しくない私たちがかなり楽しめましたから。
わけのわからないレバーやハンドルがたくさんあったり、石炭をくべる炉があったりして、走っているところをイメージするだけでも楽しいです。
当時の汽車に乗ってみたかったですよね。

P8141913
もうちょっと新しいのもあります。
こんな感じのは、今でも走っていることがあるように思うのですが・・・

P8141946

これは郵便物を運ぶ車両。
昔、私が子供だった頃はよく見かけましたね。
確か濃い茶色の電車で、ドアがまだ手動だった頃。
小学校4年生だった私はギターを習うために山形市の「山形芸術学院」に週に一度通っていたのです。
その頃はよく郵便の車両を見かけました。
この車両にも「郵便」と書いてあるのですが、面白いのが右下に見える「手紙用」と書いてあるポスト。
駅に止まっている間に、そこに手紙を投函したのでしょうか。
でも、汽車の行き先を考えて投函しないと全然違うところに行ってしまうような気がするのですが・・・

P8141948
もう一つ面白いのを。
除雪車って言うんですかね。
子供のときにみたことがあるような気がするんですが・・・
今でもこんなのあるんですかね?

P8141951

とにかく数が多いです。
鉄道マニアの人が見たら、かなりの時間がかかるのではないでしょうか。

私たちがいたのは40分ぐらいでした。
帰りの電車の時間が近づいていたので、最後は駆け足になってしまいましたが、時間があったらもっと長くいたかったですね。
もう一度行って、ゆっくり見てみたいです!

私は鉄道にはそんなに詳しくないので、鉄道マニアの方から見れば、物足りないレポートになっているかと思います。
申し訳ありません。
もうちょっと勉強します。
鉄道マニアの方たちにはぜひベラルーシに来ていただいて、御自分の目でご覧になっていただきたいと思います。

ブレスト市鉄道技術博物館(創設 2002年)
ブレスト市 マシェロヴァ大通り2
開館時間 5月〜10月 10:00〜18:00
11月〜4月 11:00〜17:00
休館日 月曜日
224000, г. Брест, проспект Машерова, 2
тел.: (8-016-2) 27-47-64
tel.: ( +375 16-2) 27-47-64
Музей работает:
С мая по октябрь с 10.00 до 18.00
С ноября по апрель с 11.00 до 17.00
Выходной - понедельник

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2008年08月17日

今日は8月13日(水)に訪れたブレスト要塞(Брестская крепость)についてレポートしたいと思います。

この要塞は1836年に工事が始まり、1842年に完成したものです。
戦略的な要所としてロシア帝国によって建てられました。
1914〜1918年の第一次世界大戦のときは西部前線の供給基地として使用されましたが、その後占領されてしまいました。
大戦後、要塞の敷地内にある「白い宮殿(Белый дворец)」でブレスト=リトフスク条約が結ばれたことでも、この要塞は歴史に残っています。

ブレスト要塞を語るとき、最も重要な出来事は第二次世界大戦での激闘です。
ちなみにベラルーシでは世界全体での戦争である第二次世界大戦と区別して、ソビエトとドイツの戦争を「大祖国戦争(Великая Отечественная Война)」と呼んでいます。

1941年6月22日早朝、ドイツ軍が国境を超え、ブレスト要塞への攻撃を開始しました。
ブレスト要塞はソビエト連邦の国境に位置していたため、ソ連領内でドイツ軍の攻撃を受けた場所になりました。
この攻撃によって大祖国戦争の火ぶたが切られたのです。
そもそも、当時のドイツとソ連は独ソ不可侵条約を結んでいたため、ドイツの奇襲攻撃はソ連にとって寝耳に水。
(ヒトラーがソ連攻撃を計画していたことは、ソ連のスパイによってスターリンに伝えられていましたが、スターリンは信じようとはしなかったという説があります)
なので、ブレスト要塞は戦闘の準備は特にしておらず、兵士の数も限られていました。

当初、ドイツ軍はブレスト要塞を8時間以内に陥落させる計画で、朝の9時までには要塞を完全に包囲してしまいました。
ブレスト要塞の中にいた人の中で、そのときまでに脱出できたのは全体の半分だけ。
中に残った3500〜4000人の人々はドイツ軍を相手に戦うことになりました。
外部とは完全に遮断された状態で、戦いに必要な銃弾などはおろか、水や食糧、医薬品なども要塞には入ってきませんでした。
にもかかわらず、彼らは約一ヶ月に渡り要塞を守り続けたのです。
建物の壁に銃剣で刻まれた有名な言葉。
「私は死んでいくが、降参はしない。さらば、祖国よ。1941年7月20日」

戦後、ブレスト要塞には「英雄」の称号が与えられました(「英雄」という称号は人に対してだけではなく、町などに対しても与えられます)。
1971年9月25日には、ブレスト要塞の敷地内に「メモリアルコンプレックス『ブレスト要塞』」がオープンしました。
ソビエト時代から現在に至るまで、国の内外から多くの観光客が訪れる場所であり、戦争関係の記念日には国の要人などが訪れたりする重要な場所にもなっています。

前置きが長かったですね。
ここからは私たちが行ったときのレポートです。

ブレスト要塞はブレストの町の中にあります。
なので、町の中心からは歩いても行けますが、タクシーやバスで行くことをお勧めします。
私たちは居候先の家から一本でいけるマルシュルートカ(乗り合いタクシー)があったので、それで行きました。

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今回、私たちは北門から中に入ったのですが、皆さんのために正門の写真を載せます。
この星はソビエトのシンボルですよね。
これがまた、ものすごく大きいんです。
初めて見たときは圧倒されました。
この門に近づくと、繰り返し流れる放送が聞こえてきます。
時計の針が動く音が戦争が近づく音を表し、その後、爆撃の音。
そして、戦争開始を告げる当時のラジオ放送がそのまま流れます。
その当時に流れていたものですから、心に迫るものがあり、私は聞くたびに鳥肌が立ちます。
それから、ソビエトの軍歌が流れます。

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中に入ると見えてくるのは、巨大な男性の顔の像。
遠くからでも見えるこの像の名前は「勇気」または「勇敢さ」(мужество)です。
ソビエトの人々の勇敢さや不屈の闘志を表しています。

その像の前には永遠の火が24時間、絶えることなく燃え続けています。
メモリアルプレートにはブレスト要塞で亡くなった962人の名前が書かれており、彼らと共に270人の無名戦士が葬られています。

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「勇気」の像の横に見えるのは、銃剣を表したモニュメントです。
高さは約100メートル。
チタンを使って、丈夫に作られているそうですが、私たちが行ったときは補修工事をしていました。

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敷地内には当時の兵舎の後などが残されています。
写真はホルムスク門という門です。
壁にはおびただしい銃弾の跡があり、非常に生々しい歴史を語ってくれます。

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「ブレスト要塞博物館」には当時の遺品や写真などが数多く展示されています。
当時の様子を知るためには欠かせない資料を目にして、いかに恐ろしい闘いだったか深く理解することができます。

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ちなみに、敷地内には「べレスチエ考古学博物館」と「美術館」があります。
私たちは「べレスチエ考古学博物館」に行ってみました。
「べレスチエ」はブレストの昔の名前です。
ブレスト要塞のそばで発掘された遺跡を取り囲むように建物が建てられています。
13世紀ごろの町がそのまま発掘されており、それほどいい状態で残っているものはなかなかないのだそうです(ドイツにも13世紀ごろのものがあるそうですが、規模が小さく、状態もそんなによくないのだとか)。
実はブレスト要塞の敷地内やそのそばにはもっとたくさんの遺跡が眠っているらしいのですが、発掘が禁止されているのだそうです。
ブレスト要塞を掘り返すわけにはいきませんからねえ。

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敷地内には当時の戦車や武器なども展示されています。
軍事マニアにはたまらないのではないでしょうか。

私がブレスト要塞を訪れたのは今回で6、7回目になります。
正直、何回行ったか覚えていないくらいです。
7年前に初めて訪れたときから、行く度に深く感じるものがあります。
日本人の皆さんにもぜひ訪れていただきたい場所です。

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最後におまけ。
ブレスト要塞博物館の売店で買ったお土産です。
ソビエトの軍人の人形で、木で作られています。
私はとても気に入っているのですが、うちのベロニカちゃんは「この女の軍人は顔がいけてない」と言って、非常に気に入らない様子。
かわいいと思うんだけどなあ・・・

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2008年08月16日

今日から、今週のブレスト旅行についてのレポートをお届けしたいと思います。

今日はベロヴェジの森(Беловежская Пуща)についてです。
そもそもベロヴェジの森というのは何なのかということなのですが、これはベラルーシ南西部からポーランド東部にかけて広がっている森のことです。
紀元前からそのままの姿で手付かずの森が残っていることから、1992年に世界遺産に登録されました。
旧ソ連圏で一番最初に登録された世界遺産になっています。

森の広さは16万3505ヘクタール、南北に60キロ、東西に10〜50キロに広がっています。
ポーランド側の森は約1万ヘクタール。

ちなみに私が森を訪れるのは3度目。
最初に行ったのは7年前にブレスト出身の学生に連れてきてもらったとき。
前回来たのは2年前にベラルーシ観光省の企画で、日本の旅行会社の方たちにベラルーシをアピールするということで、様々な旅行会社の方10名ほどに通訳として同行したときでした。
いずれも時間が短くてゆっくり見ることができなかったんですよ。
なので、今回は森にあるホテルに一泊することに。
その旅行会社の方たちの通訳できたときもホテルに泊まったんですけど、すごくいいホテルだったのも理由です。

私とベロニカちゃん、それに大学の同僚(日本人)の3人がブレストの駅に着いたのは11日(月)の12時半ごろ。
そこには今回、ベロヴェジの森まで連れて行ってくれるセルゲイ君とその弟チーシャ君が迎えに来てくれていました。
セルゲイ君の家族とは7年以上の付き合い。
私が折り紙を教えに行った病院の職員の方の親戚で、ブレストに行くときはいつも居候させてもらっているのです。

ブレストからベロヴェジの森は約60キロ。
セルゲイ君のものすごく古いホンダの車で向かいます。
途中で晩ごはんの買い物をしたり、近くの町に寄ったりしながらブラブラと行きます。
写真は途中のカメネツ(Каменец)という町の入口にあった像です。
これはベロヴェジの森に住んでいるヨーロッパバイソン、ロシア語でいうとズーブル(зубр)です。
ズーブルはベラルーシのシンボル的な動物。
太古の昔から森に住んでいたとされています。
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ベロヴェジの森に着いたのは15時過ぎ。
森の観光の中心となるカメニュキ(Каменюки)村にはホテルや博物館、レストランなどがあります。
早速、ホテルにチェックイン。
前もって予約しておいたのですが、同じ建物の中に2つホテルがあるんですよ。
入口はそれぞれ、建物の反対側なんです。
予約をしたのがどちらのホテルかわからず、ちょっとうろうろ。
経営しているのは全く同じ組織です。

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私の意見では、ここのホテルはベラルーシで最もいいホテルの一つだと思います。
もちろん、もっと豪華なホテルはありますよ。
でも、このホテルの快適さはすごいです。
そして、その安さにも驚き。
一人56000ルーブル(約2800円)、二人だと72000ルーブル(約3600円)です。
しかも、朝食つき。
部屋はシングルもダブルも基本的に同じで、一人で泊まるとダブルベッドを一人占めです。
ベラルーシのホテルに泊まったことのある方ならわかると思いますが、ベラルーシのホテルは値段と内容が全く見合っていません。
いい部屋は高すぎるし、ひどい部屋も安くないし。
ベロヴェジの森のホテルは外国人料金もなし。
そして、ベラルーシのホテルでは前もって予約をすると料金の30%を予約料として徴収する、わけのわからないシステムがあったりするのですが、このホテルではそれもなし。
フロントの人も超親切。
こんないいホテル、他にはありませんよ!

私たちは軽く昼食をとり、ホテルの近くにある動物たちが住むところへ。
柵で囲われているところにベロヴェジの森を代表する動物たちが飼育されているのです。
近くに行ってみると、切符売り場が。
前はこんなのなかったんだけどな。
自由に近づいて、見ることができたんだけど、今は大人3000ルーブル、子供2000ルーブル(子供はそのチケットで博物館にも入れます)。

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そこにいるのは森の守り神とも言うべきズーブルをはじめ、シカ、クマ、イノシシ、オオカミ、ウマ、キツネなど。
普通の動物園よりは遥かに大きい敷地の中でのびのびと暮らしています。
中にはシカのように人懐っこいのもいて、観光客に食べ物をもらうために柵の近くまで寄ってくるのもいます。
奈良公園と同じです。
そして、ズーブルは圧巻の大きさ。
こんなのが森を歩いているのかと思うとちょっと怖いけど、見てみたい!
今も自然に生息しているズーブルがいるそうですが、純粋なものはすでに絶滅していて、今いるのはいろんなのをかけ合せてできた「ズーブルに限りなく近い動物」なのだそうです。
それでもかなり貴重らしいです。

夜は私たちの部屋にみんな集まって夕食。
レストランもあるんですけど、高いだろうし、こんなところでおいしい料理は出てこないだろうと思ったからです。
来る途中で買ってきたパンやハムなどをつまんでワイワイ楽しく。
学生時代を思い出すなあ。

そして次の日の朝。
疲れていたからゆっくり寝たいとも思ったけど、せっかくこんな大自然の中にいるのだからと思い、7時半から散歩に。
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森の中は空気が新鮮で心地よく、いつまでも歩いていたいくらい。
面白い形の木があったり、きれいな花があったりして、全く飽きません。
観光地にしか興味のない旅行者が来たらかなり退屈すると思いますけどね。
この自然の美しさがわかる人にこそ来てもらいたいです!

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小一時間ほど散歩してから、朝食に。
3種類の中から選べます。
正直、あまり期待していなかったんですけど、その朝食は予想を上回るものでした。
まず運ばれてきた目玉焼きが卵三つ使用でびっくり。
しかも油を使うのではなく、豚の脂身の塩漬けを焼いて、そこから出てきた油で焼くという正統派ベラルーシ家庭料理のスタイル。
油っぽいのが苦手な人には苦痛でしょうが、朝からとんこつラーメンも食べられちゃう私にとっては全く苦になりませんでした。
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そして、出てきた干し肉とチーズ。
こういう肉の加工品、ベラルーシはおいしいんですよね。
これで2人前ですが、かなり量が多くお腹いっぱい。

みんなで博物館へ。
ベロヴェジの森に生息する動物の剥製や植物の標本などが大量に展示されています。
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ちょっと笑っちゃったのがきのこのコーナー。
様々なきのこの模型が展示されているんですけど、分類が「食べられる」、「食べられない」、「毒」、「条件によっては食べられる」。
まず「食べられない」と「毒」の違いって何なのでしょうか?
そして、「条件によっては食べられる」って・・・
最初っから食べないほうがいいんじゃないの!?

12時からは車に乗って森観光。
前日に聞いたときは予約をしなくても当日に窓口に行けば大丈夫と言われたんですが、行ってみると「希望者が多くて乗れないかもしれない」という反応。
でも、乗れました。
森の中の道をバスで走りながら、ガイドさんの解説を聞きます。
一緒に行った同僚にロシア語で訳したんですけど、ガイドの話は暗記したテキストを読みまくるだけで、まるで理科の教科書を読んでいるみたい。
通訳もできないし、苦しかった・・・
それに植物の名前って難しいですよね。
辞書で見ても聞いたことがないのが多くて。
でも、通訳なんだから、そんなことを言ってはいけないですよね。
木の名前、がんばって覚えます!

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森に多いのは松、白樺、カシなど。
90%は自然の森ですが、10%は人工的に植えられた森。
というのも、第一次・第二次世界大戦の頃にドイツ人やポーランド人などに伐採されたところが多かったからなのだそうです。
写真は樹齢600年のカシの木です。
隣にヤマナラシの木が立っているのですが、その気に触ると木が悪いエネルギーを吸い取ってくれて、その後、カシの木に触るといいエネルギーをもらえるのだそうです。
私たちもやってみました。
P8121846

今回は行かなかったのですが、森の中にはもう一つのアトラクションとして、マロースじいさん(Дед Мороз)の家があります。
マロースじいさんというのは、サンタクロースと同じようなものです。
ただトナカイには乗らないですね。
あと、アシスタントの雪娘(снегурочка)がついているのが違います。
雪女じゃありませんよ。
12月になると、子供たちがたくさん訪れるそうです。
マロースおじさんにはそこに行けば、一年中会うことができるそうです。
夏にサンタクロースに会うのはちょっと変だけど・・・

バスの観光は1時間45分ほど。
あっという間ででしたが、楽しめました。

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それから、自転車をレンタルしてサイクリング。
一時間3000ルーブル(約150円)です。
この自転車がまずかった。
ブレーキが手動じゃないんですよ。
ぱっと見るとハンドルにブレーキがないので焦ります。
ブレーキはペダルを逆にこぐんです。
これが徐々に止めたりできず、急ブレーキになってしまうので、制御が難しい。
しかも、こいでもこいでもなかなか前に進まず、一時間だけだったのですが、かなり疲れてしまいました。
でも、森の中を自転車で駆け抜けるのは最高の気分でした!

そして、私たちは森にさよならしました。
もう一度、行きたい!
夏もいいんですけど、秋にも行ってみたいですね。
景色が違うんだろうなあ。

日本の旅行会社の方たちと来たときは、みなさんリアクションが薄く、あまりいい評価ではありませんでした。
確かに観光地慣れしている日本人にとっては、物足りないものがあるかもしれません。
でも、それはその人の考え方次第なのではないでしょうか。
あんなに素晴らしい森を見て心が動かないなんて・・・

最近はベラルーシ政府も観光に力を入れ始めていて、ベロヴェジの森も観光地としてアピールしようとしています。
あまり人気が出すぎちゃうと悲しい感じもしますけどね。
日本人の方にもぜひ来ていただきたいところです!

akiravich at 05:38コメント(0)トラックバック(0) 

2008年07月20日

1d6f393c.JPGうちの奥さんが帰ってきました!
やっぱり、ベロニカちゃんがいないと変な感じです。
ケンカもするけど、仲がいいということなのでしょう。
ベロニカちゃんも久しぶりに親戚と会って楽しかったようです。

さて、今日はベラルーシ国立美術館についてです。
昨日の夕方、ベロニカちゃんと二人で行ってきました。
実は今まで私はちょっと敬遠していたんですよね。
というのも、いい展覧会に当たったことがなかったんですよ。

私が初めて訪れたのが8年前。
ベラルーシに来たばかりの頃でした。
ちょうどそのとき、シャガール展をやっていてかなり期待していったんですよ。
だって、シャガールはベラルーシ出身の画家ですから(知ってました?)。
美術館所蔵の絵がたくさんあるんだろうな、と思っていたのです。

でも、そこにあったのはリトグラフが少しと、デッサンばかり。
しかも、他の国の美術館から借りてきたものばかりで、かなり拍子抜け。
シャガールの作品はほとんどベラルーシには残っていないのです。
ただ出身地のヴィテプスクにはオリジナルの作品があります(このことはまた改めて書きます)。

シャガールでがっかりした後は、常設展示室へ。
そこにある絵もたいしたものはなく、もう一度がっかり。
しかも、大規模な改装工事中で展示室も小さく、見るところなし。
これでも、国立美術館なのか・・・と思ったのです。

その後、何度か訪れる機会はありましたが、たいして深い印象は残りませんでした。
数年前、通訳の仕事で訪れたときは、改修工事が終わっていて、かなり立派な新館にさまざまな展示物があり、そこそこ楽しめましたが。

そして、今回はベロニカちゃんからの提案でプライベートで行くことに。
ベロニカちゃんが「グルジアの大好きな画家がいるんだけど、国立美術館でグルジアの画家の展覧会をやっているらしくて、たぶんその私が好きな画家だと思うんだけど」という、いつものように彼女らしいアバウトな情報。
まあ、とりあえず行ってみることに。

私たちが着いたのが18時10分。
入場券を売っている窓口に行くと、そこには「一階の展示室と二階の展示室は別料金です」という張り紙が。
迷わず「どちらも見る」と言うと、「19時に閉館だから、間に合わないわよ。二階は展示物が多いし」とのお言葉。
なので、一階部分だけを見ることに。

最初にピカソの陶芸展。
ピカソの陶芸?と最初は思ったのですが、とりあえず見てみることに。
そこに書いてあった説明を見ると、ピカソ自身が作ったのではなく、ピカソが図柄を描き、彼の指揮の下に作られた量産品であるとのこと。
まあ、そこそこ面白かったかな。

それから、ベロニカちゃんお目当て(とは言っても、本当にその大好きな画家なのかはまだ知らなかったのですが)の画家のコーナーへ。
そこにあったのは日本でも有名なニコ・ピロスマニの絵。
ベロニカちゃんは「これ! これ、私の大好きな絵!」と、一枚の絵を指差して大喜び。
正直、私が好きなタイプの絵を書く画家ではないのですが、結構楽しめました。
非常にプリミティブなスタイルですが、味わい深い絵だと思います。

絵を見ていると、学芸員らしいおばちゃんが近づいてきて「あと二つ部屋があるから、そっちも見ていってね」
隣の部屋はゴブラン織の作品とガラスの作品。
作者はリトアニア、ロシア、ベラルーシの人。
正直、興味なし。

次の展示室がかなりおもしろかったんですよ。
ベラルーシのНиколай Бущик (ニコライ・ブシチク)という画家の作品。
彼が60歳になった記念の展覧会。
正直、ベラルーシの画家は私の目から見てそんなにレベルが高くないと思っていたのですが、彼の絵はかなり好み。
「色を通して見る生活」というタイトルの展覧会。
暖色系の色を使った絵が多く、色そのものではなく、それを通して浮かび上がってくるものが非常に鮮やかに描かれた、全くもって鮮やかな作品群。
これはお勧め!
でも、展覧会は8月10日まで・・・
会期中にもう一度行くぞ!

いやあ、面白かった!
全く期待していなかったので、これはかなりびっくり。
これで、ベラルーシでの楽しみが増えました。
正直、ベラルーシでまともな展覧会を見たことがなかったのです。
ベラルーシは東京みたいに世界中の美術館から大量の絵が運ばれてきて、外国へ行かなくても名作が見られるような環境ではありません。
近いうちにもう一度行って、常設展示も見てきたいと思います。

ここまで読んできた方はおわかりかと思いますが、私は絵を見るのが大好き。
東京に住んでいた頃は、しょっちゅう美術館に行っていました。
ベラルーシに住んでいて、苦しかったんですよね。
「芸術が足りない!」と口癖のように言っていました。
でも、これからはその「芸術不足」も解消されるのではないかと期待しています。

今、ギターを聴いています。
ジョン・ウイリアムスの演奏で「ラテンアメリカギター音楽集」。
バリオスの「大聖堂」という曲が大好きです。
クラシックギターが好きな人なら必ず知っている名曲です。
私も子供の頃、ギターを習っていたことがあるんですよ。
全くうまくなりませんでしたが。
今でもギターを聴くのは好きです。
ギターを弾いている人を見ると尊敬してしまいます。
いいよなあ・・・

東京にいた頃のことを思い出してきた!
芸術に生きていた頃のことを!
もっといい展覧会がたくさん開かれますように・・・

ベラルーシ国立美術館
住所:ミンスク、ул. Ленина 20 (レーニン通り20番)
開館時間:11時〜19時(入館は18時30分まで)
定休日:火曜日
料金:大人4740ルーブル(約230円)、外国人15840ルーブル(約770円)
常設展示:12世紀〜20世紀のベラルーシ美術コレクション、16世紀〜20世紀前半の外国美術、18世紀〜20世紀前半のロシア美術、15世紀〜20世紀の東洋美術

akiravich at 06:56コメント(6)トラックバック(0) 

2008年03月28日

b00ee1a7.JPG長崎の鐘の写真です。
教会の敷地の端のほうに、ひっそりと立っています。
見落としそうなくらいです。
よく小学校や中学校の子どもが見学に来て、先生達が広島・長崎の話をしているところを見ます。

akiravich at 05:34コメント(0)トラックバック(0) 
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