レストラン・カフェ

2015年12月19日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

今、ミンスク時間の23時57分です。
うちへ帰ってきて、エアロバイクで40分。
晩ごはんを食べて、やっとまったりしているところです。

それにしても、疲れた。
年末はすることが多いなあ。
今学期は通訳の仕事とかで授業を休講にすることも多かったので、その分授業をやらないといけないのです。

朝から授業をやって、そのあとはうちの教室で働いてもらっているカーチャさんに会いました。
いろいろと相談。
日本語教師の仕事は人間相手ですからね。
「この教授法でこうやればうまくいく」なんてことはないですし、グループ内のこととかいろいろありますよ。

今年は例年よりも問題のある学生が多いように思います。
授業態度に問題がある学生や授業料を払わない学生、いろいろいます。

そして、辞める学生も例年よりも多いです。
私の教室は辞める学生は元々多いんです。
日本語教室というと趣味でやっている人が多いのかと思う方もいるかもしれませんが、私の教室は内容は大学の授業と全く変わりのないもの。
なので、真面目に勉強しないとついていけなくなるのです。

中には軽い気持ちで始めたのだけれど、がっつりはまってしまって、今では日本語に関係する仕事をしたいと考えているような学生も結構多いです。
きっかけは何でもいいんですよね。

でも、どうして辞める学生が今年は多いのか・・・
私の教え方がどうなのかということも、改めて考えてみる必要があります。
自分の教え方がどうかというのは常に考えていることではありますが、もっと深く考えてみる必要がありますね。

さて。
今日、カーチャさんと話したのはマクドナルド。
私はベラルーシのマクドナルドは嫌いじゃありません。

「ベラルーシの」と書いたのには理由があります。
私は日本ではマクドナルドに全く行かないのです。
おいしいと思ったことがなくて。
私が一番好きなのはモスバーガーです。
ロースかつバーガーや照り焼きチキンバーガーがお気に入り。

でも、ベラルーシのマクドナルド、おいしいと思うんですよ。
そんな気がするだけかな、というのもありますが・・・

「ベラルーシのマクドナルドはおいしい」と言うと、「マクドナルドは世界中、同じ味だ」と言われることがあります。
でも、違うと思うんですよね。

実はこれは私一人の感想というわけではないのです。
以前、通訳の仕事である代表団と一緒にマクドナルドに行ったことがあります。
普通に昼ごはんを食べていたら、視察先に間に合わないということで、ドライブスルーに寄ったのです。
みなさん、「日本のマックよりおいしい!」とおっしゃるのです。
他にも、ミンスクでコンサートをやったミュージシャンの人たちとマックに行った時も、みんな「おいしい!」「日本のと味が違う気がする」と言っていたのです。

「特にフライドポテトがおいしい!」と言う人が多いのですが、ポテトは私は日本のと大差ないように思います。

でも、どうなんですかね?
本当に違うのかな?
まあ、いいや(←いいのか!?)

DSC_0804[1]今日はマックの新メニュー「大きいエビ」を注文してみました。
メニューの名前、直訳です。
本当に「大きいエビ」となっているのです。

フライですね。
平たく言えば、エビフライです。

店員さんが「ソースは『1000の島』でいいですか?」と言ってきたのですが、意味がわからなくて。
食べているときもよくわからなくて、今調べてみたら・・・
サウザンアイランドソース!!!
そういうことか!!!


味は結構おいしかったんですよ!
失礼ながら、マックでおいしいエビが食べられるとはどうしても思えなかったので、だまされたと思って注文したんですよ。
カーチャさんにも食べてもらったら、「結構おいしいですね!」。
いやあ、意外でした。

ネックは値段。
4尾で37000ルーブル。
約2ドルです。
240円ぐらいでしょうか。
ベラルーシ人の感覚ではちょっと高いですね。


うわっ、もう0時30分だ。
明日も早いから、早く寝ないと・・・

akiravich at 06:27コメント(4)トラックバック(0) 

2015年04月24日

こんにちは。
はぐれミーシャです。
奇跡の連続投稿です!

まだちょっと風邪気味です。
過労ということもあるのですが。
私の場合、疲れがたまると風邪っぽい症状が出ることがあります。
そして、ゆっくり寝ると、風邪っぽいのもなくなります。

さて。
今週は月曜日と火曜日が休みでした。
火曜日が国の祝日だったのですが、月曜日は飛び石にならないようにということでお休みになったのです。

ただ、ベラルーシの場合は振替休日ならぬ、振替就業日があります。
多くの会社では月曜日を休日にする代わりに、今週の土曜日は普通に出勤する日としています。
ここ数年、こういうのが多いです。
土曜日に私の教室に通っている人がみんな休んじゃうので、困っています。

月曜日、私としてはうちでゴロゴロしていたかったのですが、たまには家族サービスを、ということでピッツェリアに行ってきました。
行ったのはピッツェリア「カラブリア」
以前もこのブログで紹介したことがあります。
2014年11月2日「ピッツァとパスタの欲張り作戦、失敗に終わる」

IMG_1269[1]これはベロニカちゃんが注文した七面鳥のレバーのサラダ。
このカラブリア、普通のピッツェリアなのですが、不思議なメニューがあるのです。
私も食べましたが、鶏のレバーと変わらないように思いました。
まあ、おいしかったです。

IMG_1270[1]これは私がいつも注文する牛肉のカルパッチョ。
普通においしかったです。
岩塩をガリガリと、コショウもガリガリと。
こういうプロセスって、楽しいですね。

IMG_1271[1]これはフォカッチャなのですが、ピザ生地にニンニクとか、バジルとか。
前にも書きましたが、イタリアのフォカッチャって、ピザ生地ではないと思うのですが・・・
でも、何気にこれが一番おいしかったかも。

IMG_1272[1]IMG_1273[1]ピザは左が生ハム、右はパイナップルがのったハワイアンです。
生ハムはそのまま単品で注文すればよかった!
以前はパイナップルが入った料理は絶対に受け付けなかったのですが、最近は心が広くなったのか(←もともとがかなり狭いので)、普通に食べられるようになりました。

IMG_1265[1]ベロニカちゃんと龍二くん、仲良くジュースを飲んでいます。
テーブルの上のろうそくのせいか、プリクラっぽくぼんやりした写真ができました。
これはこれでいい感じ。

IMG_1277[1]IMG_1282[1]これは龍二くんが撮影した写真です!!!
将来、カメラマンになれるかな?



IMG_1285[1]帰り道で。
龍二くん、ピッツェリアでもアイスクリームを食べたのに、帰る途中でまたアイスクリームを所望。
風が強く、結構寒い日だったのに、アイスクリームを食べながら外を歩くとは・・・
やはりベラルーシ人の血が入っているんですね。

4月末から5月初めにかけては、日本と同じく、ベラルーシも祝日があります。
メーデーや戦勝記念日などです。
ゆっくり休みたいなあ・・・
次の休みまでがんばろう!!!

akiravich at 05:14コメント(2)トラックバック(0) 

2015年03月25日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

ここ最近のミンスクは暖かく、春が来たような感じがします。
でも、油断していると、急に寒くなったりするからなあ・・・

正直、疲れがたまっています。
というのは、先週の土曜日、原爆詩の朗読会があったからです。
その時の話はまた改めてブログに書きたいと思います。

コメントのレスが遅れてしまって、申し訳ないです。
朗読の準備で精神的に余裕がなかったのです。
これからゆっくり返事を書いていきたいと思います。

その朗読会までは食事制限をしたり、エアロバイクでトレーニングしたりして、痩せようと努力していました。
詩を読むのにふさわしい顔と体にしたかったんです。
痩せるには痩せましたが、あとから朗読会の写真を見ると、それほどの効果はなかったような気が・・・

そんな中、私は一日だけダイエットを休み、思いっきり食べてしまいました。
それは先週の月曜日のこと。

なぜ思いっきり食べたのかというと・・・
3月15日がうちのベロニカちゃんの誕生日だったから!!!
家族三人で食事に行ったのです。

行ったのはミンスク市内にあるレストラン「Тифилис (チフィリス)」。
グルジア料理の店です。

グルジア料理と聞いただけで、私的には結構そそられます。
スパイスが効いているイメージもありますし、ガッツリ肉が出てくるイメージも。
日本ではなかなか馴染みがないですよね。

18時ごろ店に着くと、店内は数組の客が。
月曜日のまだ早い時間ですからね。

DSC_0046[1]一番最初に出てきたのはハチャプリ!!!
名前がかわいい!!!

これが最高においしかったのです!!!
イメージ的には上と下がピザ生地みたいなので、真ん中にチーズが挟まれているという感じです。
正直、これで一気にもっていかれました。

DSC_0047[1]これはベラルーシでもスーパーのお惣菜で見かけるナスのロール。
周りがナスで、中にチーズやクルミなどのナッツが。
でも、この店のは何か私にもわからないハーブやスパイスが使われていて独特のおいしさ!!!
うまい!!!

DSC_0052[1]これがメイン。
料理名を忘れた!

タジン鍋の中には鳥の胸肉が。
ここも使われているスパイスがたまらない!!!
白いのはヨーグルトのようなソース!!!
量が結構あって、二人でシェアして十分でした!!!

DSC_0038[1]DSC_0050[1]龍二くんはアイスクリームしか食べませんでした。
そのアイスもかなりおいしかったです。
ベロニカちゃんも料理に大満足!!!

DSC_0059[1]うちへ帰って、私はウイスキーを飲みました。
シングルモルト「アイル・オブ・ジュラ」。
実はそんなに好きなウイスキーではないのですが、免税店で買ってみたのです。
15年ぶりぐらいに飲んだのですが、やっぱりあんまり好きじゃないなあ。
でも、このボトルの形がなかなか美しい。

最後にレストラン情報を。
Ресторан "Тифилис"
ул.Толбухина 3 (Tolbuhina st. 3)
営業時間 11:00〜23:00

今までミンスクでいろんなレストランに行きましたが、今回のチフィリスはダントツで一番!
本当においしかったです。


akiravich at 16:58コメント(4)トラックバック(0) 

2014年12月25日

おはようございます。
はぐれミーシャです。

軽く二日酔いです。
でも、緑茶を飲んでいたら、だいぶぬけてきました。

「二日酔いということは・・・昨日飲んだんでしょ!」と思った人は鋭い!
はい、飲みました!!!

昨日は結構なハードスケジュールだったのですよ。
朝は大学でちょっとした用事があって。

そのあとは銀行へ。
ちょっとここには書きにくいのですが、今、ベラルーシは経済状態が非常に悪いです。
ロシアルーブル急落の影響をもろに受けています。
両替所に行列ができたり、電気製品の買い占めがあったりなど、ドタバタしている感じがあります。
外貨を手に入れるのが難しいのです。
まあ、これまでも同じようなことは何度かありましたから、何とか乗り越えられると思います・・・

急いでスーパーで買い物をして、それから帰宅。
うちではすでに学生のカーチャさんが待っていました。
彼女と二人で文書の翻訳。

そこに私が借りているオフィス用スペースの大家さんから電話が。
大家さん「今すぐ来られるか?」
大急ぎでオフィスへ。
まあ、オフィスと言っても、教室として使っているのですが。

大家さんは非常にお気楽なおじさん。
会うのは契約の更新をするために年に一回程度なのですが、メチャメチャ楽しいです。

そして、急いでうちへ。
急いで翻訳の続きをやりました。
スキャンしようと思ったら、スキャナーが作動しない。
プログラムをインストールしなおして事なきを得ましたが、ちょっと焦りました。

私が急いでいたのはわけがあって。
昨日はみんなで食事に行く約束をしていたのです。
実は10月3日、私の誕生日に学生からレストランのお食事券をもらっていたのです。
有効期限が3か月なので、早く行かないともったいないということで、行くことにしたのです。

しかも、昨日はクリスマスイブだしね。
まあ、ベラルーシ人はクリスマスそのものは祝いますが、イブは特に関心がないようで。
「イブイブ」という言葉を学生に言ったら、学生たち爆笑。

それに、今日はカトリックのクリスマス。
ベラルーシはカトリックはそれほど多くなく、国民の80%以上がロシア正教。
でも、12月25日は国の祝日になっています。

ベロニカちゃん、龍二くんの3人で出かけるのも久しぶり。
実は最近、龍二くんの幼稚園でお遊戯会があったのですが、私は大学の授業とかぶってしまい、見られなかったのです。
なんか家族から自分だけ遠くなっている感じがして、すごく悲しかったです。

IMG_2865[1]これがその時の写真。
これまでは龍二くんはみんなの輪の中に入らず、他の子たちが踊ったりしているのを傍観していることが多かったのですが、今年はちゃんと参加したようです!!!
別に龍二くんが他の子と仲が良くなかったというわけではなく、龍二くんは自分がしたくないことは徹底的にしない性格なんです(←私と全く同じ)。
でも、今年はちゃんと他の子たちと一緒に行動できたようで、私もホッとしました。
私と同じように一匹狼もいいけど、やっぱり協調性も多少はあった方がいいでしょうから(←多少は、ね)。

IMG_2893[1]これはサンタクロースのような人。
ロシア語から直訳すると「マロースじいさん」。
サンタクロースと何が違うのかは検証する・・・かも。
もし読者の方が興味があれば、します(←興味ないですよね?)。


さーて、みんなで出発だ!
久しぶりに家族でお出かけ!!!

IMG_0850[1]地下鉄の中で。
年の瀬だからか、最近、地下鉄はどの時間帯も混み混み。
駅も人でごった返していました。






IMG_0857[1]復元された旧市役所の近くにある銅像。
馬と馬車がかなりリアルに再現されています。
みんな記念写真を撮るスポットです。










私たちが行った店の名前はГамбринус(ガンブリヌス)
住所はplošča Svabody2です。
無理やりカタカナにすると、プロシチャジ・スヴァボドィ2です。
店の外観の写真、撮るの忘れた!!!

学生たちに聞いても、非常に評判がいい店なんですよ。
楽しみ!!!

IMG_0859[1]ビールのメニューがすごい!!!
「パブ」ですから当然ですが、ベラルーシでこの品揃えは奇跡的!!!
どれにしようか迷います・・・
とりあえず、一杯目はギネスにしました。

IMG_2918[1]何杯目か忘れましたが、店名そのままのビール「ガンブリヌス」です。
チェコのビールです。
いろんなビールを飲みましたが、全部おいしかったです!










IMG_2916[1]これはタルタルステーキ。
私とベロニカちゃんは無類の生肉好き。
すっごくおいしかったです。
願わくば、薬味だけじゃなくて、何かソースをつけてほしかったです。

IMG_2915[1]温かいサーモンのサラダ。
ちょっとソースがしょっぱかったけど、おいしかったですよ。

IMG_0890[1]これはスペアリブ。
めっちゃ柔らかかったです。
ゆでた後、焼いたんでしょうね。
ホースラディッシュのソースが脂っぽさを中和してくれて、いいバランスでした。

IMG_0892[1]これは魚介類のグラタン。
ホワイトソースがただの生クリームなのはご愛嬌。
エビがおいしかったです。
久々に魚介類を食べたような気がします。

IMG_0895[1]これはビゴス。
ポーランドやリトアニアの郷土料理です。
ベラルーシでは食べるチャンスがないので、ベロニカちゃんの妹の旦那、アンドレイくんが「食べてみたい!」と言ったのです。
これは酸っぱいキャベツ「ザワークラウト」と肉を一緒に煮込んだもの。
これはおいしかった!
好き嫌いが分かれるかもしれませんが、私は大好きな味です。

IMG_2922[1]この日、私的に一番のヒットだったのは、このプレッツェル。
注文した時、「15分ほどお待ちいただくことになりますが、よろしいですか?」と言われました。
なんでだろうと思っていたら、焼き立てを持ってきたのですよ!!!
プレッツェルというと固くて、やたらしょっぱいイメージがあったのですが、焼き立てのプレッツェルは柔らかく、味も最高!!!
ちょっとびっくりしました。
サイズも大きくてびっくり。
龍二くんも気に入っていました。

ここまで写真を見て、「注文しすぎじゃない?」と思われたかもしれません。
私たちだけでなく、ベロニカちゃんの妹夫婦と子供も一緒だったとは言え、結構な量です。

というのは、学生からもらったお食事券、結構な金額だったのです。
150万ルーブル、今のレートで言うと・・・レートがコロコロ変わるからなあ・・・
まあ、大体、16000円ぐらいということにしておきましょう。

これって、結構な額ですよ。
もったいないから、150万ルーブルをちょっとオーバーするぐらいの勢いで注文しようということで(←会計は170万ルーブルでした。狙い通り!)。
料理が一皿10万ルーブル以上とちょっと高めだったのですが、それでも食べきれないぐらいの料理を注文することができました。

IMG_0882[1]龍二くんはアイスクリームが大好き。
口に入りきらないほどのアイスクリームを食べようとしています。











私一人だけ先に帰宅。
というのは、私の古い教え子二人がうちに遊びに来ることになっていたのです。

IMG_0896[1]町の中心のカトリック教会。
教会の前に止まっているのはテレビの中継車です。
ベラルーシではカトリックのクリスマスと正教のクリスマスの礼拝は生中継するのです。









IMG_0898[1]これは10月広場。
どでかいクリスマスツリーが立っています。
雨の中を走っていたのですが、12月なのに、なんで雨?
今年も暖冬かな・・・

うちではから揚げと卵焼きを作って、学生たちと軽く飲みました。
ナージャちゃんとカーチャちゃん、学生時代から変わらずにぎやかでした。
二人ともベラルーシにいることはほとんどないので、会えてうれしかった!!!

それにしても、よく飲んで、よく食べたなあ。
ガンブリヌス、また行きたいです。
この店はFacebookのページがあるので、チェックしてみてくださいね。
ベラルーシにいらした旅行者の方にもおすすめです。

学生たちには感謝だなあ。
久しぶりに家族サービスできたし、何より料理がおいしかったし。

これから4日連続で試験&パーティー。
がんばるぞ!!!

akiravich at 15:51コメント(4)トラックバック(0) 

2014年06月24日

こんにちは。
はぐれミーシャです。
毎回同じフレーズを書いていますが・・・ご無沙汰しております!!!

相変わらず忙しいです。
6月は大学は試験期間なので、授業はないんです。
でも、やることがあり過ぎて・・・

今、ミンスクは涼しいです。
5月はかなり暑い日もあって、「もうすぐ夏だなあ」なんて感じだったのですが、6月に入って寒さが戻ってきました。
っていうか、夏、もう終わり!?
夏の気配は今のところゼロです。

たまったネタを小出しに書いていきたいと思います。
今日の内容はタイトル通りです!!!

常々、私が思っていたことがあります。
「ベラルーシにはアイスコーヒーはないのか」ということです。

ベラルーシの普通の喫茶店にはアイスコーヒーはありません。
夏、ベラルーシを訪れる日本人と喫茶店に行くと、「アイスコーヒーはありますか?」と聞いてくる人が多いのですが、私はベラルーシの喫茶店でアイスコーヒーを見たことはありませんでした。

学生たちに聞いたところ、「ペットボトルのものならあります」。
私もどこかで見たことがあるのですが、まだ飲んだことはありません。

3週間ほど前でしょうか。
雑用を済ませた後、大学の授業まで1時間半、どうやって時間をつぶそうかと考えていた時のこと。
私は近くの地下ショッピングモール「スタリッツァ」へ行きました。
そこのカフェなら、ちょっと高いけど、長居できるなと思ったからです。

ベラルーシに少しでも住んだことがある人ならご存知かと思いますが、ミンスクは日本のように気軽に入って、時間を過ごせるような店が極端に少ないです。
値段が高かったり、ハードルが高い見た目だったりすることが多いです。
これでもここ数年はかなりましになったほうですが、私が来た2000年当時は皆無でした。

そのカフェはメニューが多いです。
ベラルーシの喫茶店やピッツェリアはコーヒーのいろんなバリエーションが豊富。
ホイップクリームやら何やらと、いろんなトッピングをしたものが多いのです。

そこで私が見つけたのは・・・アイスコーヒー!!!

しかし、値段が高すぎる!!!
43000ルーブル、約430円。
ベラルーシは平均月収500ドル、つまり5万円の国ですよ(←これはオフィシャルなデータでの話。実際はもうちょっと下)。
この国でコーヒー一杯に430円は高すぎます!!!

でも、物は試し。
一度は飲んでみないと後悔する!!!

IMG_0357[1]そして・・・飲んで後悔した!!!
くそあまい!!!
知覚過敏になりそうな甘さです。

いやあ、これはすごい。
マッ○シェイクをもっと甘くした感じ。
元々、甘いものはあんまり得意じゃないのですよ。
でも、430円だと思うと、飲まないのももったいないと思い、飲んでしまいました。
これは太るだろうなあ。
でも、甘いもの好きのベラルーシ人なら、大丈夫かも(←しかし、結果は同じく太るでしょう)。

ちなみに、ベラルーシの店では熱い飲み物なのに、ストローがついてくることがあります。
あるとき、私は何かアレンジが入ったコーヒーを注文しました。
普通はしないのですが、メニューの写真を見ると、ストローがついていたので、冷たいコーヒーだろうと思い注文したのです。

ところが、出てきたのは予想に反して、普通に熱いコーヒー。
耐熱性なのでしょうが、透明なガラスのグラスにストローがついていたら、誰だって冷たい飲み物だと思うでしょうよ。
熱い飲み物をストローで飲むって、普通しますか?
ストローは熱でグニャっとするし、熱いコーヒーが間欠泉のように口の中に入ってきた時はびっくりしましたよ(←口の中に間欠泉を入れたことはない)。

私はうちではアイスコーヒーを飲んでいます。
以前、日本に帰った時、水出しコーヒー用のポットを買ってきたのです。
夏は大活躍します。


IMG_0358[1]これは5月の暑かった日に飲んだレモネード。
喫茶店に入った時、とにかく冷たいものが飲みたかったのです。
メニューにレモネードと書いてあったのはいいのですが、値段が40000ルーブル!
400円じゃねーか。
高すぎると思いましたが、暑くて仕方がなかったので、注文することに。

出てきたのはビッグサイズ。
これなら、この値段でも少しだけ許せるというもの。

で、飲んでみると・・・
くそ薄い!!!
味が薄すぎます。
限りなく水に近い。
炭酸がやる気なさすぎ。
これはやられた!!!

3年ぐらい前、ミンスクの中心部のカフェでレモネード飲んだときはすっごいおいしかったんですよ。
レモンの味がダイレクトにして。
あの店に行ってみようかな・・・

甘いものの話をしたついでに、チョコレートの話を。

IMG_0644[1]これはウクライナのポロシェンコ大統領がオーナーの「ロシェン」というメーカーのチョコレート。
正直、おいしいと思ったことはありません。

今回は新味ということで、買ってみたのですが、案の定、おいしくない。
チョコレートを表現する語彙はあまり持っていないので、何と説明すればいいのかわかりませんが、単においしくないのです。

うちのベロニカちゃんに「ロシェンのチョコレートって、おいしくないよね?」と聞くと、「その代り、安いでしょ」。
うーん、確かに安いのですが、この味なら多少お金を多く払っても、違うのを買うかな・・・

IMG_0622[1]これは誰かからいただいたチョコレート。
このチョコレートは最高においしかったです!!!
デザインも音楽がモチーフで、わたし好み!

私、チョコレートはロイズの生チョコレートに限ると思っています。
日本人と結婚した私の学生がベラルーシに里帰りした時におみやげに持ってきてくれて。
それを食べて以来、チョコレートといえば、生チョコレートと決めているのです。

日本からベラルーシに持って帰るおみやげも生チョコレート。
大学のある部署にプレゼントしたら、女性職員たちが大喜び。
「あんなにおいしいチョコレート、食べたことないわ!!!」
私も同感。

IMG_0643[1]今回のテーマとは関係ないですが、ついでに載せちゃいます。
これは6月から出回っているコカ・コーラ。

ラベルに「ベロニカ」と名前が書いてあるのです。
上のほうには「あなたのために」と書いてあります。

いろんな名前のラベルがあって、ベラルーシのスタンダードな名前を網羅しているようです。
以前もこのブログに書きましたが、ベラルーシは名前のバリエーションがあまり豊富ではなく、同じ名前の人がたくさんいるのです。

自分の名前が書いてあるのを見るとうれしくなるようですね。
私なんか、もし自分の名前が書いてあったら、ちょっと気恥ずかしくなりそうですが。

ベラルーシのコカ・コーラのHPを見ると、「人はそれぞれユニークな存在である」ということが書いてありました。
「みんな違って、みんないい」という感じでしょうか。
「コカ・コーラはあなた個人のための飲み物になるのです」
私はこういうの、嫌いじゃありません。


とまあ、今日はこんな感じです。
日本に帰ったら、アイスコーヒーを飲もう・・・

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2013年12月26日

こんにちは。
はぐれミーシャです。
またまたご無沙汰しています。

実は3週間ほど体調を崩していました。
最初は軽い風邪だったのです。
それから声が全く出なくなったりして、熱も出たりでなかなか治らなかったのです。
まだ軽く咳は出ますが、だいぶよくなりました。
40過ぎると、風邪の治りも遅いですね。

日本時間ではもう26日ですが、ベラルーシはまだ25日です。
12月25日といえば、クリスマス。
ベラルーシでは祝日で、学校も会社もお休みです。

しかし、これはカトリックのクリスマス。
全国民の80%近くが正教徒なので、ただの休みのようにとらえている人が多いです。
正教のクリスマスは1月7日です。

そんなわけで、私も今日はうちでゴロゴロ。
朝からダラダラと好きなプロレスを見ていました。

今日は久しぶりに「ベラルーシ寿司紀行」復活です!
かなり辛口の批評をしてきましたが、ベラルーシには一応食べられる寿司もあるんです。
今までは「味がひどい」とか「まずい」という内容だったので店名が載せられませんでしたが、今日は店名も出したいと思います。

これまでの記事はこちら。
ベラルーシ寿司紀行 ヾき寿司の可能性を極限まで否定する冒険
ベラルーシ寿司紀行◆|亮韻鮖たない寿司つくると、彼の巡礼の地方都市
ベラルーシ寿司紀行 出会ってはいけない二人withグレープフルーツ・・・どうしてどうして二人は出会ってしまったのだろう!?
ベラルーシ寿司紀行ぁ,泙錣襪泙錣襪茵△寿司はまわる 悲しみ哀しみ繰り返し

1.ProSushiの「サーモンの焼寿司」
Изображение 1346
これは下が巻き寿司になっていて、上にマヨネーズで和えたサーモンのほぐし身が入っています。
それを上からバーナーであぶったものです。
思いっきりマヨネーズを使っているので、巻き寿司に入っている素材は迷子になっていますが、まあ、結構おいしいです。
おにぎりのツナマヨネーズをあぶったものをイメージしていただければと思います。

今、Prosushiのサイトで調べてみたのですが、中に入っているのはサーモン、マヨネーズ、チーズ、サラダ菜、キュウリ、何かの魚の卵などなど。
チーズも入ってるのね。
たぶん、クリームチーズの類だと思います。

ちなみに、このProsushiはデリバリー専門です。
もしミンスクに滞在する際、興味がある方はサイトをご覧ください(←店名をクリックすると、サイトにつながります)

2.Evrasiaの「鳥ピッツァ巻き」
Изображение 462

この店は他の寿司に関しては全く普通でしたが、これだけは意外や意外、おいしかったんですよ。
一番下がのりで、その上に寿司飯、その上がマッシュルームと鶏肉、その上にトマト、一番上がチーズ。
寿司だと思って食べてはいけませんな。
寿司ピザというか、何というか。
まあ、おいしければいいんです。

難点はちょっと高いということ。
79000ルーブルですから。
大体、800円ですよ。

でも、心配ご無用。
この店は15時から18時までをハッピーアウアーとしていて、寿司一カンの値段で二カン出てくるのです。
しかも、毎日。
この時間帯にこの店の前を通ると超満員。
以前は結構ガラガラだったのですが、最近ではハッピーアウアーの効果もあってか、それ以外の時間帯でも結構人が多いです。

Evrasiaはミンスク市内に4店舗。
私がよく見かけるのは、町の中心部、独立広場の地下にあるショッピングセンター「スタリッツァ」にある店舗です。
今、サイトで見たのですが、ロシアでもかなり大きいチェーン店のようです。


3.Kaitenの「火山巻き」
DSC01137

この写真の左の奥の巻き寿司が火山巻き。
これはいろんな日本人の人にも食べてもらいましたが、皆さん「おいしい!」と言っていました。
中が白身魚で、その巻き寿司を天ぷらにしています。
ソースはホタテやトビッコが入ったスパイシーなソース。
このソースがおいしいんですよ。
100000ルーブル(1000円ぐらい)とちょっとお高めですが、私は必ず注文します。

DSC01134DSC01135
この店、読んで字のごとく、回転寿司を売り物にしています。
ベラルーシには回転寿司の店は私の知っている限り、2店だけ。
日本だと、回転寿司は安いイメージがありますが、ベラルーシでは高級。
日本のように、お客がたくさん来て、どんどんレーンから寿司が取っていってくれるならいいのですが、ベラルーシでは寿司自体が高級なので、そういうわけにもいきません。
なので、レーンで回っている寿司の数はそれほど多くはありません。

DSC01133このKaitenのシェフは私の知り合いのオレグ君。
彼は以前、他の店にいて、そのときに一緒にプレゼンテーションをしたりした仲なのです。

オレグ君は元々、ロシアからヘッドハンティングされてベラルーシに来たのですが、この前会ったときは「もうそろそろロシアに帰ろうかなと思っている」と言っていました。
ここでは書けませんが、いろいろとあるんです、ベラルーシの外食産業は。

このKaitenは町の中心部、ヤクブ・コーラス広場駅から歩いて7分ぐらいのところにあります。
住所はNezavisimosti ave. 58です。
この店、実はベラルーシの有名なナイトクラブに隣接しています。
踊り疲れた人たちが寿司を食べているのでしょうか・・・


はい、おしまい!!!
私が自信を持って紹介できるのはこれぐらいです。
あとは店同士の違いは大してありません。
元々、ベラルーシは海がない国です。
魚をベラルーシに供給している業者もそれほど多くありません。
ということは、ネタはどの店もほとんど同じレベルというわけです。
そして、料理人の技量は・・・まあ、今日ぐらいは辛口批評はやめておきましょう。

年末にかけて、今年書き残したことをどんどん書いていきたいと思います!!!

akiravich at 01:57コメント(4)トラックバック(0) 

2013年10月31日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

今日は久々の休み!(←日本時間ではすでに木曜日ですが、ベラルーシはまだ水曜日)
普段、水曜日は大学の授業が4コマあって、結構きつい日なのですが、今日は大学の行事の関係で、授業が全て休講になったのです!!!
疲れがたまっていたので、非常に有難いです!!!

前日の夜、鬼のような量の学生たちの宿題を片っ端からチェックしたので、今日は朝からゆっくり好きなことをしようと思っていたのですが、大学の国際部から呼び出しの電話。
うちから一歩も出ないつもりだったのになあ・・・
でも、仕方がないので、行くことに。
うちのベロニカちゃんも一緒に!

IMG_0136ただ外に出てすぐにうちに帰るのは面白くない!ということで、大学の近くに割と新しくできたショッピングセンターへ。

中に入ると・・・シャッターが閉まったところが多い!
テナントが入らないんですかね。
人も少ないし・・・

でも、歩いてみると、奥のほうにフードコートのようなところがあって。
これは便利だなあ。
人が少ないのは私にとってはむしろ有難い。
今度、授業の空き時間にでも行ってみよう。
でも、ある店のメニューのパニーニ、60000ルーブル(←約650円)は高すぎるなあ・・・

IMG_0137外へ出るとめちゃめちゃいい天気!
この季節にこの天気は奇跡的です!
ベラルーシの秋は曇りが多くて、太陽や青い空など望むべくもないのです。

IMG_0138駅の前には来年、ベラルーシで開催されるアイスホッケーのワールドカップのマスコットの看板が。
これはベラルーシのシンボル的な動物、ズーブル(←ヨーロッパバイソン)をモチーフにした、その名もヴォラト君(←名前は今インターネットで調べるまで知らなかった)。
微妙だなあ・・・

このままうちに帰るのもどうかと思ったので、食事に。
IMG_0139ここはウクライナ料理のレストラン。
ここまではっきりと「ウクライナ料理」をうたった店は他にないんじゃないかな。
内装もウクライナ風(←とは言っても、ベラルーシ風と何が違うのか説明できるほど、ウクライナ風を知っているわけではない)

IMG_0140うちのベロニカちゃんが気に入ったのが、このランプ。
これは持ち帰りたくなりました。
でも、ポケットに入らなかったので・・・(←そういう問題ではない)

メニューを見ると、結構な値段の料理が並んでいます。
ウェイトレスさんのお勧めは日替わりのランチメニュー。
三種類の中から選べます。
私はランチメニューにして、あまりお腹がすいていないベロニカちゃんは「ヴァレニキ」というウクライナ料理を食べることに。

IMG_0141サラダです。
普通!!!
赤いのはビーツです。
キャベツが存在感ありすぎ。
そして、リンゴ。
ベラルーシでもそうなのですが、サラダにリンゴを入れることがあります。
こういうのは私は大丈夫なのですが、日本だと時々、ポテトサラダにリンゴとか缶詰のみかんなんかが入っているときがありますよね?
あれは私は許せません(←酢豚のパイナップルなど、もちろん許しがたき暴挙←あのパイナップルが好きな人がいたらごめんなさい)

IMG_0142これはスープ。
普通!!!
鶏のブイヨンに何かいろんな具が入っているだけ。
うーん・・・

IMG_0143これはメインディッシュの牛肉のハンバーグ?カツレツ?メンチカツ?。
普通!!!
あまりの普通さに絶句。
もちろん、おいしいんですよ。
でも、これならうちでも食べられる。
そして、盛り付けが貧相だな・・・

これに薄いオレンジ味の飲み物がついて、60000ルーブル。
えっ、さっき見たパニーニと同じ!?
どっちが高いんだ!?
って、金銭感覚が崩壊するだろ!!!
意味わからん。

この程度の食事なら、大学の食堂と同じレベルの味。
そして、金額は半額でしょう。
何か損した気分。

IMG_0144これはうちのベロニカちゃんが食べたヴァレニキ。
これはウクライナ料理と言っても、ベラルーシでも定番のデザート。

そう。
一見、水餃子にしか見えませんが、中身はサクランボのジャムなのです!!!
まあ、作り方が水餃子のような感じなので、見た目が似ているのも致し方ないのですが。
結構おいしかったようです。
しかし、このヴァレニキも60000ルーブルなのは納得いかん!

こんな感じなので、店の名前は出さないでおきます。
今度は夜のレギュラーメニューを食べてみて、おいしかったら店の紹介ができればと思います。

それから私は大好きなカマロフスキー市場でお買い物(←ベロニカちゃんは用事で別行動)。
市場の一角にアジアの食材の店があって、そこに行きました。
中国の食材がメインなのですが、日本や韓国の食材も多少あるので、重宝しているのです。

私は完全に馴染みの客。
今日も290000ルーブル(←約3100円)のお買いもの。
何故かそこには中国のビールが売ってあったので、買ってみようと思ったら、「これはサービスにしとくよ」と太っ腹の店員さん。

IMG_0147うちに帰って飲んでみました。
結構おいしい!
また買ってみよう!
でも、ベラルーシのビールに比べて、圧倒的に高いしなあ・・・

うちではエアロバイクでトレーニングしたり、ゆっくりお風呂で雑誌を読んだり。
私は久々の休日を満喫したのでした。

明日も休み!!!
せっかくなので、読まないといけない本を読んだり、たまっている仕事を整理したいと思っています。

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2013年05月25日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

ベラルーシ寿司紀行の第一回目を掲載したら、ブログの訪問者が増えました。
やっぱり食べ物関係には皆さん興味があるのでしょうか。
私も日本のグルメブログは毎日のようにチェックしています。
写真を見ながら、「俺も食べたい・・・うらやましい・・・」と苦しむ毎日です。

私もみんながうらやむような寿司の写真を載せよう!
・・・と言っても、日本の寿司には味もビジュアルも負けますよ。

私はベラルーシのいろんなところで寿司を食べています。
食べる必要のないところでも食べています。
とりあえず食べています。
当たったこともあります。
ある意味、体を張っていると言えるでしょう。

さあ、今日はブレストの寿司をご紹介!

ちなみにタイトルに深い意味はありません。
ただ、村上春樹の新作、読みたいなあと思っているんですけど、ベラルーシでは手に入らないので・・・

今年の冬、私はブレストという町へ行きました。
ブレストはベラルーシの南西の端にあり、ポーランドと国境を接している町です。
私は2001年から何度も訪れている町で、友達もたくさんいます。
なかなかきれいでいい町ですよ。
そして、歴史的に有名なブレスト要塞があります。
ブレストについては、以前、何度か記事を書いていますので、ご覧ください。
ブレスト

まずブレストで訪れたのは・・・名前が出せないなあ。
おいしい店なら名前を出すところなのですが、これからく○みそに書こうとしている店の名を出すわけにもいかないよなあ。
しかも、自分が以前関わっていた店のチェーンだし・・・

DSC00671まず、衝撃を受けたのが味噌汁。
しょっぱい!!!
とても飲めたものではありません。
血圧が上がること必死。

私は初めて行く寿司バーでは必ず味噌汁を注文するようにしています。
その店のレベルがわかるということもありますが、味噌汁はベラルーシでも意外とまともな味に出会うことがあるのです。

DSC00673寿司のほうは・・・まずい!
シャリがまずすぎる!
炊き方も悪いのでしょう。
米も悪いのでしょう。
っていうか、これ、昨日炊いたやつだろ!!!
私は200%断言する。
このご飯は昨日のご飯だ!

エビが出ちゃっている寿司はその名も「ダイナマイト巻き」。
エビの天ぷらを巻いて、中にスパイシーなソースを入れているのですが、天ぷらの出来が悪すぎ。
っていうか、これ、作りおきしたやつだろ!!!
揚げておいて、冷凍したやつだろ!!!
衣がまず過ぎ。
そして、ソースが辛すぎ。
私は辛い料理が大好きですが、限度って物がありますよ。

DSC00674右側のサーモンの寿司はスモークサーモンを使っていて、超しょっぱい。
左側のも中のチーズの味しかしない。

シャリがまず過ぎて・・・
言葉にならない・・・

醤油もひどい。
理由は簡単。
水で割っているから。
ベラルーシでは醤油の水割りが普通なのです!!!

理由は「水で割らないとしょっぱすぎるから」。
っていうか、ベラルーシ料理も割りと塩がきついものが多いけどなあ。
心臓疾患や高血圧が多い民族ですからね。

後から聞いた話では、外国ではよくあることだそうです。
外国では醤油を小皿にたっぷり注いで、どっぷりつけるのが普通なので、普通の塩辛さだとしょっぱすぎるのです。
っていうか、少しつける努力をすべきだろ!!!
まあ、箸使いに慣れていない人はしょうがないけどね・・・
でも、水で割っちゃうと醤油の味がしなくなるような気がするのですが・・・

それにしても、この店の醤油は水が多すぎでした。
中にはだしの素のだしで割っている店もあります。
刺身にも出し醤油を使うことが多い山形の出身なので、そんなに違和感はないですね。

DSC00675次なる店は・・・「ウナシカ」!!!
店の名前は出さないつもりでしたが、ここは名前がおもしろいので。
最初に「今から『ウナシカ』という店に行きます」と言われた時、「その『ウナシカ』っていう言葉、日本語ですか?」と聞いてしまいました。
「ナウシカ」と間違えているのかと思いました。

よく聞くと、「ウナシ・カ」。
これはロシア語で「持って行ってね」とか「持って帰ってね」という意味なんです。
その言葉が日本語っぽく聞こえるからつけられた店名なのだそうです。
これはベラルーシにしてはなかなかのネーミングだと思います。

DSC00677寿司のほうは・・・ベラルーシでは平均的な味だと思います。
よくミンスクのカフェで出会うタイプの寿司です。
っていうか、店の内装は完全におしゃれなカフェだし。
ここも醤油の水割りの割合がハンパねえ。

ここまでは寿司でしたが、最後は全く別の料理でした。
それは高級ホテル「エルミタージュ」のレストラン。
ホテルの内部はミンスクでもなかなかお目にかかれないほどの高級感で、ちょっとびっくり。

DSC00681なぜか味噌汁があったので、注文。
これまたしょっぱい!
しかも、具に千切りにした昆布が!!!
出汁をとった後の昆布を再利用!!!
っていうか、これはありなんでしょうか!?
ちょっと昆布くさかったけど、私は別にいいと思っちゃいました。

DSC00679この店のご自慢は客室から見えるグリル。
炭火です!
ミンスクではこういうのは一度も見たことがないです。
というのは、ベラルーシは消防法が非常にうるさく、店の中で火を使うのは非常に難しいのです。

こんなことが許されるなら、私は焼き鳥屋をやるべきだと思うんですよね。
焼き鳥はベラルーシ人の口に合うと思うんですよ。
ベラルーシの寿司バーにも焼き鳥はあるのですが、見た目も味も焼き鳥と呼べる代物ではありません。
ちゃんとした焼き鳥をやれたらいいなあと思いますが・・・

DSC00683メインディッシュはステーキ!
牛肉!!!
この牛肉、やわらかい!!!
奇跡的!!!

ベラルーシの牛肉は異常に硬いんですよ。
脂もないし、筋っぽいことが多くて。
でも、この牛肉は完全に和牛と同じ。
メニューを見るとアルゼンチン産って書いてある。
このレベルの牛肉がベラルーシで食べられるのは奇跡です!
値段も日本円にすると1500円ぐらいだし(←ベラルーシ人の感覚ではあり得ない高さですが・・・)。

っていうか、寿司の話じゃなくなってるし!
今回紹介したものの中で一番おいしかったのはダントツでステーキだし!

寿司に関して言えば、まあこんなものか、と。
ミンスクの寿司バーのレベルを考えれば、他の都市のレベルも推して知るべしかな、と。

ベラルーシの主要な地方都市、つまり各州の中心都市(→ゴメリ、ブレスト、グロードナ、ヴィテプスク、モギリョフ)には寿司が食べられる店がすでに存在します。
他の都市に関しては情報はありません。
ベラルーシの様々な都市で寿司が食べられるようになるのは喜ばしいことではあると思いますが、そのことによって、間違った寿司のイメージがついたりしては元も子もないと思うのです。

日本文化の正しい理解

このことに関しては、二つの立場があると思います。
1.どんどん広めるべき。多少、間違いがあっても、何もないよりはまし。
2.正しいもののみを広めるべき。正しくないのであれば、何もないほうがまし。

私は100%、2番の考え方です。
しかし、私がこれまでベラルーシで接してきた日本人はどちらかというと1番の考え方の人が多いんです。
私は間違った形で日本文化が伝わることは耐えられないんですが・・・

例えば、ベラルーシで学生たちに書道を教えられた方がいらっしゃいました。
しかし、その方は別に書道の専門家ではありませんでした。
学生たちが書いたものを見ても、ただ外国人がチャレンジしてみました、という程度のもの。
私からすれば、学生たちがちゃんと書けないのは仕方がないとしても、教える側はちゃんとした人のほうがいいと思うのです。

ちなみに、私は書道3段です。
3段と言っても、子供のときに取ったもので、今では全くできませんし、自慢できるようなことではありません。

これは私の中にもジレンマがあって、学生たちにしてみれば、少しでも日本文化に触れるチャンスですから、もっと積極的にやるべきかなとは私も思うんです。
書道の道具も持っているし。

しかし、教えるというのは責任が伴うもの。
私には書道を教えることはできません。
「教える」のではなく、「やってみる」という風に考えたら、できるかも・・・

ベストは日本の書道の先生に来ていただいて、デモンストレーションをやっていただいたりするのがベストなんですよね。
もちろん、その方が勉強したい人たちを直接指導してくだされば尚のこといいですが。

だいぶ話がずれてしまいました。
寿司に関して言えば、ベラルーシの寿司を食べたベラルーシ人が「これが寿司なんだ!」と思ってしまうのはどうかとは思います。
中にはしたり顔で寿司の批評なんかをする人がいるのですが、大体が的外れ。
これは何も知らないのだから、責めるには値しないのかもしれないのですが、知らなければ何も言わなければいいのに、と思うのです。
これはベラルーシ人のメンタリティーなのですが、大して知らないのに知ったかぶって解説したり批評したりする人が多いのです。
普通に「感想」を言えばいいのに、「批評」になってしまうんです。

これは料理する側にも大きい問題があります。
私は実際にミンスクの寿司バーの厨房でベラルーシ人の料理人の仕事を間近で見ていましたから言えるのですが、日本料理に対する意識が低い。
「寿司なんて簡単じゃん」という発言は何度も聞いたことがあります。
簡単なはずないでしょ!
これはまたいつか書きたいと思います。

もっと話がずれてしまいました。
とにかく、寿司の文化が正しい形で広がってくれればいいなあと思うのです。
ミンスクは寿司バーがかなり多いのですが、そのことによってレベルが発展しているという感じはありません。
新しい巻き寿司を作ったり、メニューが増えたりというだけで、味的には進歩は見られません。
ブレストなどの地方都市はまだ寿司が現れたばかりなので何とも言えません。
注目していきたいと思います。

次回はミンスクの超高級店で食べた寿司です!

akiravich at 13:03コメント(7)トラックバック(0) 

2013年05月24日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

大きい通訳の仕事を控えて、いろいろと大変な毎日をおくっています。
そんな中、今日は束の間の休み。

大きい仕事の前だからこそ、しっかり休んでおく必要がある・・・ということに最近気づきました。
去年のことなのですが、通訳の仕事の前に一度風呂場で倒れたことがあるんです。
フラッとして、気づいたら、浴槽のわきの床に腰から転落・・・
その頃はすごく疲れていたのですが、そのままの勢いで仕事を乗り切ってやろうと思い、ガンガン仕事をしていたんですが、それが裏目に。
ちょっと怖くなって、少しだけ休養を取りました。

さーて。
今日のテーマは料理!!!

外国に住んでいると食べたくなる食べ物って、何でしょうか?
私はやっぱり寿司です!
ラーメンも食べたいですけどね。
でも、やっぱり寿司です!
今日から何回かに分けて、ベラルーシの寿司事情をご紹介したいと思います。

よくベラルーシ人からされる質問の中に「ベラルーシの寿司は本当の寿司じゃないですよね?」というものがあります。
これは質問というよりは確認に近いもので。
聞いている人は「ベラルーシの寿司は寿司ではない」という前提のもとに質問しているのです。

私の答えは「そんなことないですよ。ベラルーシの寿司も寿司です」。
本気で私はそう思っています。
そして、そこに付け加える言葉。
「でも、おいしいかどうかは別問題ですけどね」

そんな質問をしてくるベラルーシ人に「どうしてベラルーシの寿司は寿司じゃないと思うんですか?」と聞くと、「新鮮な魚がないから」という答えが返ってくるのがほとんど。
そういう問題じゃないんですよね。

ベラルーシ人で寿司を作っている人の中には「寿司は簡単だ」と思い込んでいる人があまりにも多いのです。
それは料理人だけではなく、一般の人の中にもそういう人がいます。
「うちで寿司を作ります」という人がかなり多いのです。
日本人だったら、うちで作るのはちらし寿司とか手巻き寿司ぐらいのものですよね?
まあ、某グルメ雑誌で「うちで握り寿司を作ってみよう」みたいな特集があったのを覚えていますが、全くもう・・・

ここからはベラルーシの寿司を紹介したいと思います。

Изображение 330これは最近二回ほど注文したデリバリー専門の店の寿司。
名前は明かさないでおきますが、ちょっとプロっぽい感じのする名前です。
パッケージはNRT(成田)→MSQ(ミンスク)と空港のコードを使っていて、ちょっと感心したのですが、NRTの下に漢字で「名古屋」と書いてあるんですよね。
つめが甘いなあ・・・

Изображение 332これがそのときの寿司の全貌。
まあ、見た目はそこそこ・・・
味的には・・・平均的。
日本の回転寿司並み。
食べられます。

卵がひどかったです。
よく「玉子焼きがおいしい店はいい店だ」ということを言いますよね。
私もベラルーシで寿司を食べるときは必ず玉子を注文しています。
ただ、ベラルーシでは「Tamago」ではなく「Tomago」と表示してあることが多いのですが・・・

私は話の種にちょっと変わった寿司を注文することがあります。
今回は「ナスとサーモンの巻き寿司」と「オレンジロール」を注文してみました。
「ナス・・・」のほうはサーモンと赤ビーマンを海苔で巻いた巻き寿司に火の通ったナスの薄切りを載せて、上に味噌のソース。
これは味噌の味しかしない。
サーモンがどこかに行っちゃってます。
赤ピーマンって、結構味が強いと思うんですよ。
寿司に入れるとどうしてもバランスが悪くなると私は思います。

「オレンジロール」はオレンジではなく、グレープフルーツが入っている巻き寿司。
サーモンとアボカドとクリームチーズが入っているのですが、見事にチーズとグレープフルーツの味しかしない。

ベラルーシにはこういう寿司は多いんです。
工夫しすぎちゃって、素材が迷子になってしまう寿司。

Изображение 333唯一おいしかったのが、このヅケとあぶり。
どちらもサーモンです。
数年前、ベラルーシに日本の寿司職人がいらっしゃって寿司セミナーが開催されたとき、その方がヅケなどのテクニックを紹介したのです。
この店のシェフはこのセミナーのとき助手として、厨房に入っていました。
そのときのテクニックを使ったのでしょう。
ベラルーシでは寿司はサーモンが一番無難においしいのですが、ヅケは結構おいしかったです。

しかし。
シャリが大きすぎて、バランス悪し。
ネタもかなり厚切りだったかな。
握りを数個食べただけで、かなりおなかいっぱいになってしまいました。

時々あることなのですが、私の名前で予約すると、ネタが厚切りのことがあるのです。
というのは、私は以前寿司バーでアドバイザーとして働いていて、私の写真入りのメニューもありましたから、その業界の人の中には私のことを知っている人も多いのです。
他にも料理の新聞やテレビでも料理しましたし。
だから、ネタを大きく切って、満足させてやろう的な。

実際、ある寿司バーで偶然学生に会ったとき、彼はすでに寿司を食べ終わっていたのですが、私が彼のテーブルについて、追加で注文したのです。
その握り寿司を食べた学生が「ここで先生に会えてよかったです! ネタの厚みがさっきの寿司と全く違います!」

日本の寿司屋でもお客によってシャリの大きさを変えたり、ネタの厚さを変えたりすることがあると聞いていますが、ベラルーシの場合は偉い客だからとか、そういうゴマすり的なところが多いんですよね。
中には死ぬほど薄く切ったネタで出してくる店があります。
まあ、それは節約しているのでしょう。

話を戻します。
この店のHPを開くと、そのシェフの写真がドーンと出てきました。
彼の仕事振りは先ほど書いたセミナーで見ていたのですが、まあ、ベラルーシの平均的な料理人のもの。
巻き寿司を作っているのを見ても、まあ、形だけはちゃんと作れるのですが、やる気は特に感じられませんし、すごいとも思いませんでした。

しかし、そのHPを見ると、彼はすごい寿司職人扱い。
寿司の本も出版していて。

写真を見た限りは20代後半。
おいしい料理を作るのに年齢は関係ないのかもしれませんが、日本ならちょっとあり得ないですよね。
日本だったら、一生をかけて寿司の道を究めようとしている人がたくさんいるのに、ベラルーシでは20代そこそこで、もう自分のことを「立派な寿司職人」と勘違いしている人が非常に多いのです。

その寿司セミナーのときのこと。
セミナー終了後、日本の職人の方のところにベラルーシの若い寿司調理人が集まってきました。
ちなみに、ベラルーシでは寿司を作る人のほとんどが20代ぐらいの若者。
40代の人は見たことがありません。

そのうちの一人がこう言いました。
「ベラルーシには海がないから、新鮮な魚はない。だから、日本みたいな寿司が作れないのは当然のこと。でも、技術的にはもうちょっとがんばれば、日本のレベルまで行けると思う」

私はそれを聞いて、空いた口がふさがりませんでした。
「海がないから」という逃げ道を作るのは、ベラルーシの寿司調理人の常套手段。
日本の寿司職人の方はヅケのテクニックや保存の方法などを紹介して、「海のないベラルーシでも工夫すれば、おいしい寿司が作れるんだよ」ということを説明していたのですが、彼らには全く伝わっていなかったのではないかと思います。

井の中の蛙
ベラルーシでは他の文化を知るチャンスが極端に少ないんです。
それでも、知ろうと思えば、知ることはできると思うんですよ。
自分たちの狭い世界で満足して、本当のことを知ろうとしない。
これは寿司に限らず、様々な分野で見られる傾向です。
学生の中にも、ちょっと日本語がわかるようになっただけで、まるで大専門家のように振舞う輩が非常に多いですから。

批判的なことばかり書いてきましたが、この寿司屋の寿司はまあまあ食べられるほう。
あぶりなんかは他の店もやればいいのになあと思いました。
なので、一ヵ月後にもう一度注文してみることに。

Изображение 377
前回おいしかったヅケとあぶりを多めに注文してみました。
前回以上にシャリが多くて、閉口。

Изображение 379
今回もチャレンジ寿司に挑戦してみました!
名前は「サムライスパイシーロール」!
特にスパイシーでもなかったけど・・・
周りに緑色のトビッコのようなものがまぶしてあります。
こんなの日本にはないですよね?
ベラルーシの寿司バーでは非常によく見かけるものです。
中は焼いた白身魚とエビとアボカド。
やはり例のごとく、素材が迷子ちゃん。
まあ、ベラルーシにはよくあるタイプの寿司です。

Изображение 378これはかなりの大冒険!
「ベーコンロール」です!!!
いやあ、我ながらやっちゃった感じです。
中はエビとトマトと海苔。
上にベーコンがのっていて、そこにつけられているソースはキムチの素!!!
もうね、ベーコンとキムチの強力タッグで、エビの味は完全に死んでいます。
っていうか、辛い!!!
無駄に辛い!!!
この寿司には怒りを覚えました。
喰えるか!!!

Изображение 376これが何だかわかりますか?
寿司ですよ! 寿司!!!
海苔の代わりに、ライスペーパーを使っているのです!
この白白なビジュアル!
美白の神様が降りてきたかのようです。
中身は相変わらずエビとクリームチーズとトマト。
っていうか、ご飯をライスペーパーで巻いてもなあ。
例によって、チーズの味しかしないし。
ライムがついてきたのですが、絞ろうとすると、汁が一滴も出てこない。
切り口が乾ききって、絞れないんです。
これではなあ・・・

工夫しようというのはわからないではないんですよ。
しかし、工夫というのは基本があってのもの。
奇をてらうというところまでも行っていないと思います。

このお店。
シャリはおいしくないけど、ベラルーシの寿司バーの中ではかなりましなほう。
ベラルーシではネタに関しては似たようなレベルのところが多いんですよ。
寿司ネタを扱う業者というのは数社しかないので。

次に注文するときはサーモンのあぶりとヅケだけにしておこう・・・
あれはそこそこおいしかったです。

次回は地方都市の寿司をご紹介します!!!

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2010年09月19日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

更新が途切れ途切れになっています。
すみません。
あまりの忙しさにKO寸前。
もうすぐ日本語スピーチ大会があるので、その準備にも追われています。

さーて。
もうすぐ寿司バー「マンガ」に秋のメニューが登場します。
そこに至るまでの道のりは大変なものがありました・・・

準備に取り掛かったのは8月の終わり。
まだ夏休みだったのですが、すでに働き始めていました。

「マンガ」に着くと、そこには総料理長が。
いつにも増して不機嫌。
やっぱり私のことが嫌いみたいです。

まあ、でもそうでしょうね。
ずっと料理の仕事をしてきたプライドがあるでしょうし。
ポッと出てきた人に大きい顔をされちゃたまったものではないでしょう。
まあ、別に大きい顔はしていないのですが・・・(←かと言って、小顔でもない・・・)

総料理長、ことあるごとに「あなたはプロの料理人ではないけど・・・」という前置きをつけるんですよ。
その通りだから文句を言うつもりはないけど、自分の存在をアピールするためにそのフレーズを使うのはやめてほしいかな。

今気づいたんですけど、このときの話、すでにブログに書きましたね。
2010年8月29日「体調が悪くてもきっちり料理を作る・・・それがはぐれミーシャ仕事の流儀!」
2010年8月30日「餃子好きの日本人たちへ・・・できましたよ!」
じゃあ、この続きを書きます。

結局、秋メニューに取り入れられたのは10品。
1.鴨ロース
2.鴨のわさび添え
3.鴨南蛮うどん
4.鴨とナスのみそ焼き
5.豚の味噌漬け
6.豚汁
7.鶏肉ときゅうりの中華風サラダ
8.鳥のから揚げ
9.餃子
10.おにぎりセット(おにぎり二個、味噌汁、浅漬け)

って言うか、結構数が多いような気がしません?
ファミレスの季節メニューなんかだったらわかるけど、「マンガ」ぐらいの規模の店でこれだけ新メニューが出るのは驚きと言わざるを得ません。
自分でも驚き。

いつも新メニューを導入するときは、社長を招待しての試食会が開かれます。
試食会の料理は普通、総料理長が陣頭指揮をしてみんなで料理をするのですが、今回は総料理長が体調を崩したので私がその役割を果たすことに。
責任重大・・・

厨房で陣頭指揮を取れ、と言っても、相手はみんな調理師免許をもっている人たち。
私の秋メニューを作るのは店の上から二番目。
彼にもプライドがあります。
素人の言うことなんか聞いていられないという感じがみえみえ。

でも、料理のやり方はひどかった・・・
鶏肉ときゅうりのサラダ。
ドレッシングは醤油、レモン汁、砂糖、米酢、豆板醤、黒胡椒、塩、しょうが、ごま油、ごまを混ぜます。
でも、すでに作ってあったドレッシングを試してみると、何か味が違う。
作り方を聞いてみたら、「全部混ぜて火にかけたんです」

あほか!
そんなこと、一言も言ってないぞ!
なぜ火にかける!?

そう問い詰めると、「だって、レシピに書いてあるから」
レシピを作成したのは総料理長。
私が作っているのを見ていたはずなのに・・・

作り方のすべてが段取りが悪すぎ。
例えば、鳥のから揚げ。
私の作り方ではもも肉をそのまま揚げて、後で切り分けます。
そして、上から青ネギがたっぷりのソースをかけるのです。

でも、鶏肉は完全に揚げすぎ。
そして、揚げあがってから「じゃあ、これからソースを作ります」

ふざけんな!
冷めたら料理の価値は半減するんだぞ!
順番など全く考えていないことが見え見え。

この時点で私のやる気は完全に失せていました。
マネージャーのナージャさんからは「すべてを仕切って、社長が食べて納得してくれるような料理にしてね」と言われたのですが、最初の時点で私が納得できる料理ができない。
私が口出ししても根本的に間違った作り方、考え方をしているのだから、結果は私の料理にならない。
その間違った料理を食べて、私の力量を評価されては困る。
・・・そんなわけで、私はあまり口を出しませんでした。
これはあくまでも私が作ったものではなく、「マンガ」側の人間が作った結果なのだ、と。

そのことは次の日にナージャさんに言いました。
彼女はちょっと怒っていましたが、そこはゆずれません。
私としては、彼らがどういうレシピでどういう作り方をするのかが見たかったし、あんな変な作り方を直せと言われても無理というところがありました。

私は社長と一緒に食べたのですが、いい出来だったものは少なかったです。
社長がまず手をつけたのは鶏肉ときゅうりのサラダ。
社長「うっ・・・これはこんなにしょっぱくないといけないものなの?」
はぐれミーシャ「いや、そんなにしょっぱいはずは・・・」
食べると・・・しょっぱい!辛い!
まずドレッシングが火にかけて煮詰めてあるからか辛い。
やっぱり火にかけるとフレッシュさが全くなくなります。
そして、軽く塩を振って水気を切ることになっているきゅうりがおそろしくしょっぱい。
これはひどいなあ・・・

あとでマネージャーと二人で厨房で事情を聞くと、「だって、レシピに書いてあるから」
食べてみろや!
食べたらわかるだろうが!

社長「今のサラダを食べて、目が覚めた」
そうでしょう。
あの味じゃあね・・・

次に出てきたのは鯛茶漬け。
これは目の前でお茶を注ぎます。
いずみ鯛という魚の刺身は胡麻だれに15分ほど漬けてあります。

社長の反応は・・・「おいしい!」
めっちゃ食べています。
社長「あの恐ろしくしょっぱいサラダの後だからか、さらさら食べられる! ちょっと不思議な味だけど」

そうでしょうね。
社長に「これはかつお昆布だしにお茶を入れて煮出したものをかけているんです」というと、「???」
ベラルーシの人にはご飯にお茶をかけるという発想はありませんから。
社長には大好評。
本当は私のほかにもう一人上役の女性がいたのですが、社長一人で完食。
あの食べっぷりを見てると、こちらとしても気持ちがいいです。

次は豚汁。
これは厨房で作っているのを見てたのですが、ボコボコに煮ていて汁気がどんどん飛んでいたんですよね。
だから、豚汁というよりは豚肉と大根とニンジンの煮物みたいになっていて。

でも、社長には大好評。
味噌汁に豚肉を入れるというのが考えられないアイデアみたいで。
社長「これは味が深い!」
ただ、「しいたけが多すぎないか?」
おわんの中を見ると、干ししいたけがごっそり。
こんなの・・・作っていてわからなかったのかな・・・

次に出てきたのは鴨南蛮うどん。
これも作っているのを見ていて不安になったんですよね。
というのは、まずうどんそのものの質が悪い。
そして、茹で方を知らないようで。
乾麺なのですが、麺の長さの半分の直径しかないような鍋にお湯を沸かし始めたから、「もっと大きい鍋にしてください」って言ったんですよ。
どこからどう見ても麺を茹でたことがない人間のやり方。

普通、沸騰したお湯に麺を入れますよね。
でも、そこそこ熱くなったら麺を投入していたのでびっくり。
しかも、社長が来る30分前に茹で始めたから、「ちょっと早くないかい?」と言ったら「大丈夫だよ。前もって茹でておいたほうがいいだろ」
これでは麺に「伸びてください」と言っているようなものです。

茹で上がった麺、仕方がないので「水で冷やして」と言いました。
しばらくして、何か怪しいなあと思ったので、ざるにあげられたうどんを触ってみると、結構あったかい。
冷たくなるまでしないと意味ないでしょ!

私にとっては当たり前のことが、ベラルーシの調理人にとっては当たり前ではないんですね。
こういうのたくさんありましたが、さすがに疲れました。

社長の前に出てきた鴨南蛮うどん。
鴨肉は片栗粉をつけて、つゆに入れるのですが、とろみがつきすぎていて、完全にあんかけ状態。
汁が全くないんですよ。

私が「これは私が作ったものとは違います」と言うと、一緒に食べていた女性は「でも、これはこれでおいしいけど・・・」
じゃあ、いいのかな?

そこからは鴨三昧。
鴨ロースは赤ワインと醤油でソースを作ったもの。
中がピンクじゃないと意味がないのですが、あきらかに焼きすぎ。
硬くて食べられたものではありません。
ちゃんと、皮目は4分、ひっくり返して2〜3分って言ったのに、焼いてるの見てたら15分近く焼いていたし。
それはとめてあげればよかったかな。

次が鴨を冷たくして、わさび醤油で食べる料理。
これはちょっとピンクがかった感じがしてまあまあ。
ただ切り方が厚すぎて、マイナス。

そして、私の料理でも学生に一番人気の鳥のから揚げ。
出てきたのは真っ黒焦げのから揚げ。
社長はそれでもおいしかったらしいけど、私としては大不満。

とにかく、やることなすことが呆れることばかり。
ナージャさんからは「何で直さなかったの!?」と言われたけれど、レシピがうんぬんではなく、根本的に間違ったつくり方をしている人の責任までは負いたくないし。

でも、厨房組には嫌な顔をされました。
「なんで何にも言わなかったんだ?」みたいな。
しかも、言うことは「でも、レシピに書いてあるんだけど・・・」の一点張り。

結局、おにぎりを作る時間がなかったので、次の週の月曜日にもう一度試食会を開くことに。
いくつか満足のいかない料理もあったので、それも作り直すことに。
簡単に言えば、リベンジです!

二回目の試食会の前は2時間前から厨房に入りました。
そして、ことあるごとに料理している人の手を止めて、味をチェックしました。
レシピも徹底的に検証。
かなり間違いがある。
私が作ったのを見た人がメモしたはずなんですけどねえ・・・

二回目の試食は大成功でした!
真っ黒だったから揚げも社長は「これは前回のよりおいしい!」。
そりゃあ、当たり前ですよ。
焼いている調理人につきっきりで見張ってましたし、ソースの味も何度もチェックして作ったんです。

鴨ロースは狙った通りのピンク色。
でも、社長たちの反応は「前回のほうがよかった」「ピンク色なのはちゃんと火が通っていないんじゃないのか?」と散々。
私はよかったと思うんですが。

豚汁もシイタケ少な目、汁多めで、作りました。
これも社長には大好評。

おにぎりはいまいち。
作ったのはおかか、豚肉のひき肉を味噌で炒めたもの、鮭。
意外にも一番好評だったのはおかか。
ちょっとびっくりしました。
一番不評だったのは鮭。
何か一味足りないと言うのです。

そういえば、周りに塩がかかっていなかったもんなあ。
基本的にベラルーシでは味がついていない白米を食べる習慣はないんです。
だから、あまりにも味がないように感じたようです。
社長は「いつになったら具が出てくるんだろうって、探しちゃったよ」

すでに「マンガ」の秋メニューは提供されています。
昨日食べてみたのですが、まあまあがんばっていました。
もうちょっとおいしくできそうな気もしますが。

これから、また授業です。
がんばらないと!
ちょっと疲れがピークに達しつつありますね。
でも、何とか持ちこたえよう・・・

akiravich at 23:38コメント(5)トラックバック(0) 
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