オルシャ

2008年08月09日

帰ってきました!
いやあ、大変でした。
何が大変って、全てが。
でも、いろいろ楽しいこともありました。

今日は最初に行ったオルシャのレポートです。
オルシャについての詳しい情報は後日のせたいと思います。

私たちがミンスク駅を出発したのは朝の6時22分のブレスト−スモレンスク(ロシアの町です)の列車。
到着したのが9時14分ですから、3時間弱の道のり。

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私たちが電車を降りると、そこには言語大の学生オーリャさんとナースチャさんが待っていてくれました。
二人に町を案内してもらうことになっていたのです。
駅が立派でびっくり(写真をご覧ください)。
地方都市の駅でここまで立派なのはなかなかありませんよ。
お金がある町なんでしょうか。

ベロニカちゃんのおじいさんとおばあさんが住んでいる町に行く電車は17時43分。
たっぷり町を歩けます。
でも、風が強くて、寒かったんです。
長袖を着てきて正解。

最初に近くのバスターミナルへ。
ミンスクに帰るときにバスが使えないかと思って(でも、朝の4時に一本あるだけで全然ダメ)。
そこもものすごくきれいな建物でした。
そこの有料トイレに入ったのですが、そこの係りの人が30代ぐらいの女の人で(普通はおばあさんですよね)、私がドアを閉めようとすると「閉めなくてもいいわよ〜ん」と雰囲気にそぐわぬセクシーさ。
よく見ると、お姉さん、網タイツなんかはいちゃってるし。
私は彼女を「オルシャのフジコちゃん」と名づけました。

みんなで町の中心へ。
「近いから歩いていきましょう」と言われたんですが、これが全然近くない。
ベラルーシ人が「近いから」と言うときは、ちょっと疑ったほうがいいです。

町は普通の地方都市。
歩いていても、何にも面白いものがない。
「あれが○○の工場で、あれが・・・」
聞いてもコメントすらできないような内容で。

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学生たちからは前もって聞いていたのですが、今、オルシャの町の中は工事現場だらけで全然きれいじゃありません。
というのも、9月に国の大事なお祭り「дождинки(ダジンキ)」というのがあって、今年はオルシャで開かれるんです。
これは毎年開催地が変わるんですね。
で、今年はオルシャ。
これは豊作を祝うお祭りで、もともとそんなに大きいお祭りじゃなかったんですけど、ここ数年、国の重要なお祭りの一つになっているのです。
ダジンキにはもちろん大○領も来ますから、町をきれいにしなければなりません。
なので、ダジンキの前は通りに面している家の壁は塗り替えられ、道のアスファルトも整備され、歩道は新しいブロックで組みなおされ、まあ大変なんです。
その代わり、ダジンキがあった町はきれいに整備された美しい町に変身してしまうのです。
とにかくオルシャの町は今、工事ラッシュで、まともに歩くこともできません。
オルシャに行きたい方(いるかなあ・・・)はダジンキの後に行くことをお勧めします。

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私たちは今回のオルシャ訪問の最大の目的、「カラトケーヴィッチ博物館」へ行きました。
カラトケーヴィッチというのはベラルーシを代表する作家の名前です。
日本では全然知られていませんよね。
日本語に翻訳しないかと勧められているんです。
なので、その作家のことをよく知るために、前から行ってみたいと思っていたのです。
実は彼の本、読んだことないんですけどね。
だって、ベラルーシ語なんだもん。

中に入ると、博物館の係員以外誰もいない。
地方の博物館や美術館はいつもそんな感じです。
せっかくなんでガイドさんを頼んだのですが、ベテランガイドの人が用事で不在。
若い新入りのガイドはお客さんの前で話すのはちょっと怖いと言って出てきてくれない。
なので、ベテランの人が戻ってくるまで自分たちで博物館を見ることに。

実は今回案内してくれたオーリャさん、苗字はカラトケーヴィッチなんです。
彼女のおじいさんとカラトケーヴィッチのおじいさん(またはお父さん)がいとこ同士だったらしいです。
「らしい」というのは、彼女本人もよくわかってないからです。
彼女はハードロックが好きで、いつも黒ずくめの服を着て、いたるところにピアスをつけているんですけど、性格は全然ハードじゃなくて、ものすごく優しい女の子です。

私たちが写真などを見て楽しんでいたところにベテランガイド登場。
このおばちゃん、どうやら連絡を受けて走ってきたらしく、息を切らせながら「では、ガイドを始めます」とか言うんで、こっちが恐縮。
おばちゃんのガイドはベラルーシ語。
70%ぐらいはわかりました。
しかも、芝居がかった話し方で休みなしで話し続ける。
こちらの美術館員・博物館員によくいるタイプです。
話しがおもしろくて、私は楽しめました。
でも、これが通訳の仕事だったら地獄です。
小さい博物館なのに、1時間近くも話してくれました。
本当に、通訳の仕事じゃなくてよかった!

博物館を出ようとすると、入口のところにナースチャさんの知り合いのおじさん、グリゴリーさんが待っていてくれました。
そこからはグリゴリーさんも合流。
町の中はやっぱり工事だらけで歩きにくい。
でも、そこここに古い建物が見えてなかなか楽しかったです。

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オルシャは非常に古い町で、歴史上の書物には1067年に登場。
ミンスクに匹敵するほどの歴史を持っています。

そこでだんだん風が強くなってきて、黒い雲が空を覆ってきて。
そこにナイスタイミングで現れたのはナースチャさんのお父さん。
お父さんの車でみんなでナースチャさんの別荘へ行くことに。
「別荘」と言うとすごい家を想像するでしょうが、旧ソ連圏ではよく「ダーチャ」と呼ばれるものがあって、町の郊外や田舎に菜園と小さい家を持っている人が多いんです。
ナースチャさんの家族の心遣いで、電車の時間までそこで休ませてもらうことに。
感謝!

で、着いてみると、ただ休むだけでなく、そこで昼食を取ることに。
そこには私のためにビールが大量に!
2リットルのペットボトルが4本。
そんなに飲めんよ。

P8061724昼ごはんのメニューは焼きソーセージ。
炭火で焼きます。
焼いているのを見るのって楽しいですよね。
脂がピチピチいっているのなんか、音だけでご飯三杯はいけそうです。
これがうまかった!
やっぱり炭火は違うなあ。
庭で採れたての野菜を食べながらソーセージ、デザートはこれも菜園で取れるいろいろなベリー。
植えているわけじゃなくて、自生してるんですよ。
ブラックベリーが特においしかったです。

3時過ぎにはオルシャの駅に向かって出発。
途中で有名な女子修道院に行ってみたんだけど、一般の人が入れる時間じゃなかったので入れず。

駅で学生たちとお別れして、村に行く電車を待ちました。
本当にナースチャさんの御家族にはお世話になってしまって。
おかげで楽しい思い出になりました。

明日は今日の続きで、村での暮らしについて書きたいと思います。
これはかなり刺激的な体験でした。
お楽しみに・・・

akiravich at 07:38コメント(2)トラックバック(0) 
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