料理

2015年09月04日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

夏休みボケがまだちょっと抜けていないです。
髪の毛は抜けるんですけどね・・・

大学はすでにフル回転。
毎日大学に行くというのは結構久しぶりのこと。
これまでは一週間のうち、1〜2日は授業が全くない日というのもありましたから。

そんな中。
思い出されるのは日本で食べた思い出の食べ物。
今年の日本滞在では私が集中的に食べたものがあります。

それは・・・
立ち食いそば!!!

私は立ち食いそばが大好きなのです!!!
小学校ぐらいの時はすでに好きでした。
その頃、私の家族はどこに行くか目的地を決めずに鉄道の旅に出ることがありました。
それはとても楽しい思い出でした。

私は子供のころからお弁当というものが好きではありませんでした。
冷たくなっているし、一つの箱にいろんな料理が入っていると、それぞれの料理のにおいが移ったり、ひどいと何か煮物の汁が一緒に入っている果物についてしまったりと、私にとっては受け入れがたい要素がたくさんあったのです。

でも、なぜか私は幼稚園も小学校も中学校も高校もずっと弁当。
給食というものを食べたことがないのです!

そんな私にとって、鉄道の旅の食べ物と言えば、駅弁ではなく立ち食いそばでした。
しかも、持ち込みの容器をもって、車内で食べるのが醍醐味!
今、そんなことをやったら、匂いで大ヒンシュクでしょうが、昔はそういうのがもっと寛容だったというか、何かもっとゆるやかだったのを覚えています。

そんな私の大好物の立ち食いそば。
いくつか私なりのこだわりがあります。

1.麺はゆでおき。本格的な麺はいらない。
2.汁は黒いのがいい。上品な味よりは下品なほどにしょっぱいのがいい。
3.基本は天玉そば。天ぷらはかき揚げ。

まあ、これは個人的な好みなので、適当に流してください。
ちなみに、似たような写真が続きますが、わかる人にはわかります。
立ち食いそば好きにはわかってもらえると思います。

DSC_0495まず私が食べに行ったのが秋葉原の名店「二葉」。
ここは何と言っても、つゆが絶品!
メニューを見ると「ネギとつゆの追加は20円に成ります」
最初見たときは「???」だったのですが、これを食べてよーくわかりました!
ちょっとつゆが少なめでした。
つゆ増しにすればよかった!
かき揚げもおいしかったです。
他の天ぷらも試してみたい!!!

DSC_0513次も秋葉原にある「六文そば」。
私がまだ東京に住んでいた頃、つまり15年以上前に何度か行ったことがあります。
今も外観はそのままです。
ここのつゆは真っ黒。
これぐらいお下劣なほどに真っ黒な汁が私は大好き!
昔ながらの、という感じ。
これこそ、私が求めていた味!!!

DSC_0562これは新宿の思い出横丁にある「かめや」。
立ち食いそば好きにとっては聖地とも呼べる店です。
私が通っていた日本語教師養成講座のある場所の近くだったので、何度も通っていた思い出の店です。
行ったことがある方はわかると思いますが、この店は狭い路地にあり、店は外にむき出し。
行った日も東京は死ぬほど暑かったので、天玉そばを食べるかどうか非常に迷っていました。
で、店に行ってみると「冷やし天玉そば」の文字が!!!

これが・・・
本当においしかった!!!
私の中ではダントツの癸韻任后!!

ここの天ぷらやそばは何度も食べたことがありましたが、今回改めて食べてみて、雷に打たれたような衝撃を受けました。
つゆがうまい。
そばがうまい。
天ぷらがうまい。
これ以上、言うことはありません。
夢中になって食べてしまいました。
今晩、かめやの立ち食いそばの夢を見そうです・・・

DSC_0587これは福島駅西口にある松月庵の立ち食いそば。
松月庵という普通のお蕎麦屋さんに隣接している立ち食いそばの店です。
ここは生麺なのですよ。
先に書いた通り、生麺というのは私はそば屋で食べるものであって、立ち食いそばにはそぐわないだろうとおもっていたのですが、ここのそばはおいしかった!!!

ここでも冷やし天玉そばを食べました。
まず最初にかまぼこにわさびがのっているのに度肝を抜かれました。
ちょっと頭が混乱しましたよ。

私は立ち食いそばで生麺を食べるのには否定的ですが、この松月庵さんのそばが私にとっての境界線です。
これ以上、本格的なそばが出てきたら、立ち食いそばとして認識できなくなってしまいます。

実は去年、東京駅構内で立ち食いそば、というか駅そばを探したのですが、なかなか見つからなかったのですよ。
何とか見つけた店に入ってみると、これが結構本格的。
本格的とは言っても、味はそんなにすごいとは思えず。
値段は超本格的。

何を血迷ったか、今年も東京駅の店に行ってしまったのですよ。
時間がないが、おなかが空いたというとき、たまたまその前を通りかかってしまい・・・
とろろが好きなので、とろろせいろうを注文。
注文後に気づいたのですが、値段が1200円!!!
駅の構内でこれはないだろう!!!
しかも、味は・・・
つゆがとろろと完全に混ざった状態で出てきて、そばを食べているのか、とろろを食べているのか全く分からない状態になってしまいました。
これは注文した私のミス。

DSC_0633これは秋葉原駅構内の「新田毎」の冷やし天玉そば。
この店、まだ私が高校生だった頃、音大の集中講義か何かで東京へ出てきたときに食べた記憶があります。
その頃は「新」はついていなくて、「田毎」だったような気が・・・

待ち合わせまで時間がなくて、急いで食事をしようと思ってはいったのですが、これが大当たり!
私の好みの味です!
昔ながらの立ち食いそばでありながら、汁はうまい、そばはうまい、天ぷらはほんのり温かくてうまい。
もう一度行かねば!!!

DSC_0586これはおまけ。
「はなまるうどん」です。
実はこういううどん屋さんに行ったことがなかったんです。
ベラルーシにいる時、日本のテレビ番組で取り上げられているのを見て、絶対に行ってみたいと思っていたんです。

食べてみたら、予想以上のうまさ!!!
値段も安いし。
これは近所にあったら、通っちゃうなあ・・・
今度帰ったら、丸亀製麺も行ってみたい!!!


とまあ、こんな感じです。
うーん、立ち食いそばが食べたい!
「そば」ではなく、「立ち食いそば」が食べたいのです!!!
ベラルーシで出店してくれる人、いないかなあ・・・


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2014年08月26日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

今日のミンスクはかなり荒れ模様。
雨だけでなく、風も強く、傘をさしているのも大変なほど。

荒れた天気だというのに、いろいろと問題があり、町中を駆け回っていました。
これからの一週間はドタバタした日が続きます。

二週間ほど前は日本にいたのが信じられないです。
日本は楽しかったですよ。
おいしいものも多いし。

基本的に、ベラルーシでの生活、私は楽しんでいます。
ただ一つ、困るのが食事。
やっぱり日本食が食べたい。

私は料理が好きなので、うちでの食事も日本料理が多いんです。
うちのベロニカちゃんも料理は得意です。
時間があるほうが料理をする、という感じでしょうか。

でも、寿司やラーメンは食べられないですよね。
ベラルーシの寿司も慣れるとそこそこ食べられるんですが、日本に帰って食べると、「俺はあんなベラルーシの寿司で満足していたのか!」と愕然とします。

日本へ帰って、一番最初に食べるのは寿司!
機内食の朝ごはんもあまり食べないようにして、万全の状態で寿司が食べられるようにします。

私たちが日本へ着くと、最初にスーツケースなどの重い荷物を宅急便で実家に送ります。
しかし、今回はスーツケース三つがロストバゲッジで届かなかったんです。
その手続きに結構手間取りました。

IMG_0447それでも、気を取り直して、みんなで乾杯!!!
お邪魔したのは成田空港内の岩寿司さん。
日本に着いて、この店で寿司を食べることをずっと夢見て、去年からがんばってきたのです。
本当にうれしいなあ!!!

IMG_0695これこれ! この寿司ですよ!
写真見てたら、食べたくなってきた・・・
寿司、食べたい!(←ミンスクの中心で寿司と叫ぶ)

そして、帰るときも岩寿司さんで寿司。
いつもだと、チェックインして荷物を預けてから、寿司を食べに行くんですが、今回は荷物の重量があまりにも重く、超過料金を請求される羽目に。
1キロ当たり一万円近くになってしまうので、これはやばい。
スーツケースから荷物を取り出し、実家に送ったり、泣く泣く捨てたりしました。
そんなこんなで、1時間近くロスしました。

IMG_0642気を取り直して、乾杯!!!
搭乗まで時間があまりないので、急ぎ足です。
去年までは龍二くんがじっとしていなくて寿司屋にはいられませんでしたが、今はちゃんと座っていてくれます。
まあ、静かではありませんが・・・

IMG_0643ああ、これが日本で食べる最後の寿司!
一年間の別れ!!!
悲しいよ・・・でも、また逢えるよね!!!

IMG_0644普通はセット物の寿司にお好みでいくつか追加します。
たいてい、追加するのは光ものや貝類など、ベラルーシでは絶対に食べられないもの。
貝はベラルーシにはないなあ。
ホタテはあるけど、生で食べられるかどうか微妙だし。
トリ貝とかホッキ貝とかおいしいですよね。
ウニもベラルーシにはないなあ・・・

ああ、来年まで食べられないかと思うと・・・
涙がでてくらあ!!!(←あばれはっちゃくのお父さん風)

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2014年06月26日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

奇跡の3連投です!!!
これぞ農閑期ならぬ、学閑期だからこそ、なせる業!!!

とはいっても、そんなに暇ではないんですよ。
大学の授業がないというだけで、他の雑用が山ほどありますし。

それに、個人教室のほうは試験の真っ最中。
これは私個人が開いている教室なのですが、それだとどうしても趣味でダラダラと勉強してしまう人が多くなってしまいます。
なので、数年前から個人教室でも試験をやることにしているのです。

昨日は1年目のグループの筆記試験と、3年目の勉強が終わるグループの会話の試験をしてきました。
全てが終わったのが23時30分。
うちに着いたのは0時ちょっと前でした。
日本VSコロンビアの試合、前半見逃しちゃったよ!

インターネットの速報なんかを見ていると、わきのほうにコメントやつぶやきが書ける欄があったりしますよね。
まあ、何とゲスいコメントの多いこと。
W杯前はあれだけ持ち上げといて、負けたらボッコボコに文句を言うのって、どうかと思いますよ。

まあ、それはいいとして。

昨日は肉の話だったので、今日は魚の話です!!!

5月のある日のこと。
うちのベロニカちゃんが「今日は魚をたくさん買ってきたよ!」。
何でも妹夫婦と一緒に魚介類の品ぞろえが豊富なスーパーに行って、沢山買物して来たんだとか。

買ってきた魚の中にмасляная рыбаという魚がありました。
直訳すると、「脂の魚」。
この魚、すっごい脂がのっていて、おいしいんですよ。

以前、私は「マンガ」という名前の寿司バーでアドバイザーをやっていたのですが、「マンガ」の寿司メニューにもこの魚はあって、よく食べていたのです。
本当に脂がトロトロでおいしかったなあ・・・

しかし、一つ気になることが。

この「築地魚河岸三代目」の33巻の中に「アブラボウズ」という名前の魚が出てきます。
脂がのっていておいしいんだけど、たくさん食べるとおなかを壊すということなんですが、まさかこのмасляная рыбаが「アブラボウズ」なのか・・・

で、調べてみました!!!
その結果、масляная рыбаは日本語で「アブラソコムツ」という名前であることがわかりました!!!

で、「アブラソコムツ」について調べてみました!!!
その結果、有毒魚であることがわかりました!!!

えええ!!!
俺は有毒魚を食べていたのか!?


アブラソコムツに含まれている油はワックスエステルというもので、人間の体では消化できないのです。
下痢や腹痛を起こす恐れがあり、大量に摂取すると脱水症状を起こしたりするのだそうです。
日本の場合、見つかったら、即廃棄処分だそうです。
日本では1977年から有毒魚に指定されています。
イタリアでも食べることが禁止されていて、他の国でも注意喚起がなされています。

どうしよう・・・
有毒魚なのか・・・
でも・・・
ええい!!! 食べちゃえ!!!
(←そのまま捨てるのももったいないし・・・)

IMG_0589[1]照り焼きにしてみました!!!
見た目は普通にカジキマグロの照り焼きみたいな感じ。

食べてみると・・・美味い!!!
脂がのっていて、美味しい!!!
Wikipediaにも「肉は美味であるが」と書いてある通り、本当においしい。

でも、有毒魚だと思うと、それほどたくさん食べたいとは思わず、残った分は廃棄しました。
これはしょうがない。
少量だったからか、私は特におなかは壊しませんでした。
あー、よかった。

しばらく、料理のネタが続きます。
また明日!!!

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2013年11月08日

こんにちは。
はぐれミーシャです。
今日は休みなので、連続投稿します!
日本時間ではすでに8日ですが、ベラルーシはまだ7日です。

もう11月に入っていますが、まだ今年の夏の出来事で書いていないことがあるので、書いてみたいと思います。

今年の夏も日本へ一時帰国していました。
帰国する最大の楽しみの一つは「食」。
一年間我慢したストレスを一気に発散するのです。

もちろん、ベラルーシで作れる日本料理もあります。
例えば、豚のしょうが焼きとか。
でも、寿司は・・・やっぱり日本で食べたいですよ。

日本へ帰ると食事は魚が中心になります。
肉はベラルーシでも食えますから。

ちなみに、ベラルーシでは豚肉が多いですね。
一般家庭であれば、一番食べる頻度が高いのが豚肉です。
あとは牛肉と鶏肉、仔牛肉も食べます。
羊肉はほとんど食べません。

ベラルーシは豚肉や鶏肉はおいしいのですが、牛肉はいまいちのことが多いです。
硬いんですよ。
サシは全くと言っていいほど入っていません。
完全な赤身。
だから、下手な調理の仕方をすると、かたくて食べられたものではないのです。

もちろん、ちゃんと調理するとおいしいですよ。
私が時々やるのは、ローストビーフ。
これは赤身で十分美味しい。
そもそも、ローストビーフって、赤身の牛肉を使うものですよね!?

まあ、それはいいとして。

今年の夏、私とベロニカちゃんと龍二くんは三人で仙台に行きました。
それは新日本プロレスのG1クライマックスを見に行くためです!
そして、龍二くんと一緒にアンパンマンミュージアムに行くためです。

仙台に着いたのは12時ぐらい。
それから、すぐアンパンマンミュージアムに行きました。
15時ごろにミュージアムからホテルへ。
全部徒歩だったので、疲労困憊。
しかも、暑かったし。

プロレスを見に行く前に腹ごしらえしようと思ったのですが、ホテルに行く途中、目に入ってきたのは「ビッグボーイ」!
ハンバーグがメインのファミリーレストランです。

ホテルに荷物を置いて、早速行ってみました。
私は初めての「「ビッグボーイ」。
「帰りま10!」で「ビッグボーイ」が取り上げられた時も見ていて、おいしそうだなあと思っていたのです。
本当なら、日本では肉はあまり食べないのですが(←焼肉は食べますが)、ビッグボーイは行ってみたかったのです。

まず中に入ると、龍二くんに店内のガチャガチャ用のコインのプレゼント。
着席するなり、メニューを見ることもできず、すぐにガチャガチャへ。
飛行機のおもちゃが出てきて、龍二くん、ごきげん。

龍二くんはずっと「アイスクリーム、食べたーい!」と言っていたので、すぐにアイスクリームを注文。
私はスタンダードな大俵ハンバーグ、ベロニカちゃんはオムライス。

ウェイトレスさんが去ると、私は「俺、ビッグボーイハンバーグステーキ」
ベロニカちゃん「何、それ?」
はぐれミーシャ「ビューティフルライフで木村拓哉が言ってたセリフだよ!」(←セリフ、間違っていたらすみません)
ベロニカちゃん「似てなーい!」

ドラマ「ビューティフルライフ」、傑作ですよね。
あれを見て、私とベロニカちゃんは泣きましたよ。
私の学生の中にもファンは多いです。

そして、ビッグボーイのお楽しみはサラダバーやカレーバーなどの食べ放題メニュー。
あれはすごいですねえ。
サラダやスープ、カレーも食べ放題。

ベロニカちゃんに「調子に乗って食べていると、オムライスが食べられなくなるよ」と言っていたのに、ベロニカちゃんはサラダ食べ過ぎて、「もう食べられなーい」。
龍二くんはデザートメニューのフルーツを食べまくり。
私も好きな野菜をどんどん盛って、野菜を食べまくり。

Изображение 848やっと来ました! 大俵ハンバーグ!!!
まず、ビジュアルが素敵。
網目模様って、テンション上がりますよね!(←網タイツの女性を見た時もテンションが上がるでしょ?)

食べてみると・・・
うまーい!!!

これはおいしい!!!
肉のうまみがギュッとしてる。
明らかに赤身ですよね。
赤身って、肉のうまみがしっかりしていると思うのです。

日本人って、サシが入った牛肉が好きですよね。
でも、牛肉のうまみって脂だけじゃないと思うんですよ。

マグロにしたって、大トロ、中トロ、赤身など、いろんな部位を楽しむじゃないですか。
私はトロも好きだけど、赤身のヅケも大好き。
牛肉も赤身には赤身の良さがあると思うのです。

おかしいと思うことがもう一つ。
グルメ番組を見ていると、レポーターが牛肉を食べて「やわらかーい!」と言っていることがありますよね。
ほとんど「やわらかい=おいしい」という意味になってしまっているのが理解に苦しむんですよ。
歯ごたえがしっかりしているものもおいしいものはありますしね。
食感って、大事じゃないですか。
でも、それって、味を感じる時の構成要素の一つに過ぎないと思うのです。
肉はやわらかければいいっていうのはどうかと思うのです。
硬くてもおいしい肉はあるよ、と。

大俵ハンバーグはいい歯ごたえで、肉の味がする。
チェーン店でこの味は予想外でした。
ベロニカちゃんにも食べさせたのですが、「おいしい!」とびっくりしていました。

その後、山形でもビッグボーイに行きました。
私たち家族はすっかりビッグボーイの虜です。
日本に帰ったら、また行こう〜っと!

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2013年11月07日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

今日はベラルーシは祝日。
10月革命の記念日です。
「10月革命って、今はもう11月でしょ?」と突っ込みたくなる方もいらっしゃると思います。
これは旧暦で1917年の10月25日に起こった革命で、今の暦では11月7日になるのです。
この暦の話って、私はよくわからないので、深入りしないことにします。
とにかく、休みでよかった。
わーい、わーい。

Изображение 1508この前は秋晴れの写真をご紹介しましたが、今のミンスクはこんな感じです。
これがベラルーシの秋。
暗いんです。
曇りの日が多くて、どよーんとしています。
ウツになりそうな天気です。
チャイコフスキーのピアノ曲「四季」の10月の雰囲気そのままです。

DSC01161これは一週間ぐらい前にみんなで散歩した時の写真。
龍二くんは落ち葉を集めるのが大好き。

くらーい秋も悪くないなあ。
うちの中でまったりしているのであれば・・・
外に出るのは非常に億劫になります。

今のBGMはこの伊福部昭の「サンタ・マリア」。
先日の投稿に書いた「日本現代音楽の夕べ」で演奏してもらえるような曲を探していて、偶然見つけたのがこのビデオ。
心にしみる音楽で、この秋の空にはぴったり。
楽譜はどうやって手に入れたらいいんだろう?

この前の日曜日、秋の夜長、私たちはある食べ物を食べてみることにしました。
それは・・・キャビア!!!

今年の夏、通訳の仕事でウクライナに行ったとき、空港の免税店で買ったのです。
一度でいいから本物のキャビアを食べてみたい!というのは長年の夢でした。

Изображение 1503何か本物っぽい!
っていうか、本物!
免税店で偽物は売っていないでしょうから。
値段もこの小さいサイズのもので、88ユーロですからね。
本物でしょうね。

キャビアって、偽物も多いんですよね。
ミンスク市内の市場でもキャビア売っていますが、明らかに偽物。
市場関係者に聞いても、「市場で売っているキャビアはキャビアじゃない」と言っていましたから。
旅行者の方で「キャビア、ものすごく安い!」と思って、買ってしまう人もいるようですが、偽物が多いですから、気を付けてくださいね。

Изображение 1506これがキャビア!
初めての体験!

恐る恐る、スプーンですくって食べると・・・
普通!!!
こんなに普通なの!?
感動のあまり涙を流すほどおいしいのかと思って、期待していたので、かなりの肩すかし。

うーん、悩むなあ。
本物のキャビアであることは間違いないのでしょうが、キャビアもピンからキリまでいろいろあるということでしょうか。
見た目も結構粒が小さいんですよ。
もっとおいしいキャビアがあるのかなと思いました。

ちなみに、ベラルーシではチョウザメの養殖はしているようですが、ベラルーシ産のキャビアというのは聞いたことがありません。

Изображение 1502この日はもう一つの主役食材がありました。
それはフォアグラのパテ。
今年の1月にウィーンの空港の免税店で買ったのです。
ウィーンの空港は店はそんなにないのですが、私は大好きです。
トリュフオイルとか、ザッハトルテとか、私の好物がたくさんありますから。

Изображение 1505これも普通。
これって、フォアグラが何%入っているんだろう?
パッケージに書いてあることが全然読めないので、中に何が入っているのかもわからず。
おいしいことはおいしいんですけどね。
期待しすぎたせいか、がっかりの度合いのほうが強いなあ。

Изображение 1507パテとキャビアを一緒にしてみました。
これはおいしい!!!
パテのまったりした感じがキャビアの塩味で引き締まり、なかなかの味です。

そもそも、キャビアをそのまま食べたのが間違いなのかな?
何かに合わせたほうが味がいきるのかもしれません。

Изображение 1501この日の夕食はなかなか豪華で、ベロニカちゃんが作ったジャガイモ料理も一緒に。
見た目豪華でしょ?
ジャガイモとスペアリブをオーブンで調理したものです。
肉が柔らかくておいしかった!

Изображение 1500この日のヒットはこのツナ缶とゆで卵、マヨネーズなどを混ぜたもの。
これがおいしかった!
やっぱり日本人はツナ缶ですよ!!!

シーチキン、食べたいなあ。
そこに醤油とマヨネーズ、一味唐辛子を入れるのが大好き。
混ぜすぎないで、醤油の味のところとマヨネーズの味のところがあるのが好きです。

フォアグラ、本当のが食べてみたいなあ。
何かの料理にチョロっと使われているのは食べたことがあるけど、フォアグラのソテーのような、そのものを食べるような料理はまだ食べたことがないので。

あと、トリュフ。
これはウィーンの免税店で買ったものがうちにあります。
でも、どうやって使うのかいまいちわからなくて、食べないでとってある状態です。

世界三大珍味、とか言いますけど、これって誰が決めたんですかね?
とりあえず、全部制覇したいです。

Изображение 1516これは昨日の写真。
ベラルーシ国立大学に留学しているY君が遊びに来てくれました。
かなり久しぶりに彼と話したのですが、いろんな話が聞けて楽しかったです。
ちなみに、この写真を撮ったのは龍二くんです!!!

写真を見るとわかるのですが、私、だいぶ太ってしまったんですよね。
ダイエットしないと!!!

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2013年11月01日

こんばんは。
はぐれミーシャです。
奇跡の三連続投稿です!!!

この二連休はゆっくり休ませてもらいました。
久しぶりに心から休めた感じがします。

今日は朝からどこへも行きませんでした。
プチ引きこもり状態です。

朝からスープをとっていました。
冷凍庫に貯まっていた鶏の骨を大量に使用して。
ベラルーシではもも肉は骨付きしかなく、から揚げとかにするときは全て骨を取り除かないといけないのです。
その余った骨は冷凍しておいて、スープ用にストックしておくのです。

Изображение 1499出来上がったスープがこちら。
写真がひどいなあ。
かなりの白濁スープ。
10時間、寸胴で煮込みましたよ。
昨日、カマロフスキー市場で豚の背骨と豚足を購入しておいたので、それをベースにして、最後に野菜も足してみました。
これはかなりおいしいスープになった!
野菜を足す前のほうがおいしかったかも・・・

Изображение 1498スープをとるのに使った豚足をインターセプトし、先週作った豚の角煮の残り汁に漬け込みました。
明日ぐらいには味が染みて、いい感じになるでしょう。
うーん、酒が飲みたい!!!(←と書きながら、シングルモルトを飲んでいます←豚足は明日までおあずけ!)

Изображение 1495つけ麺です!!!
つけ麺と言っても、麺はスパゲッティです!!!
これがね、不思議と美味しいんですよ。
ベラルーシにいて、味覚が麻痺しているのかも。
でも、これはこれで食べられるのですよ。
つけ汁が濃厚で、ねっとりとまとわりつく感じ。
上に浮かんでいるのは、油で焦がしたネギと鰹節。
これがいい味を出すのです!

つけ麺はいいのですが、これをラーメンにはしないほうがいいですね。
これは今までいろいろと試してみたのですが、スパゲッティだと全く麺にスープがからまず、スパゲッティ感満載になってしまうのです。
でも、つけ麺状態だと、スパゲッティであることを少し忘れます。
実際、日本人のお客さんが来た時に食べてもらったら、麺がスパゲッティであることに最後まで誰も気が付きませんでした。

ラーメン、ベラルーシ人には受けると思うんですよね。
実際、私がスープをとって、レストラン関係者に食べてもらったことがあるのですが、かなりリアクションがよくて。
麺がスパゲッティであのリアクションなのですから、ちゃんとした麺だったら、すごいことになりますよ。

その麺が問題だよなあ。
製麺機を日本から持ってこないといけないし・・・

っていうか、俺は何を目指しているのだ!?


でも、今日のスープは本当においしかったんです。
また作ろうっと。

日本のラーメン屋がベラルーシに出店してくれたらいいんだけどなあ。
無理だろうなあ・・・

でも、モスクワに丸亀製麺があるんですよね?
丸亀製麺って、食べたことがないので、何とも言えないのですが、インターネットで見た限りでは、相当おいしそうな気が・・・

モスクワとミンスクでは都市の規模が違いすぎるなあ。
おそらく、日本の外食産業の関係者から見たら、ベラルーシに出店するのは意味がないことになるのでしょうが・・・

でも、ミンスクにあればいいと思うチェーン店を勝手にランキング!!!
第一位 吉野家
第二位 一蘭(豚骨ラーメン)
第三位 モスバーガー
第四位 富士そば
第五位 タワーレコード

っていうか、ここまで話を広げておいて、ラーメン屋が一軒しか入っていなーい!
第五位のタワーレコードは食べ物屋じゃなーい!!!(←でも、欲しかったんですもの・・・)

吉野家はいいですよね。
今年、日本に一時帰国したときに、私が「吉野家、好きなんですよ」というと、多くの人が「最近はすき家のほうがおいしいんですよ」と言ってきました。
どうなんですかね・・・

一蘭はあの一人一人別々のシステム以外は好き。
私はあれは落ち着かないです。
もちろん、女性でも入りやすいとかたくさんのメリットがあるので、別にいいとは思います。

モスバーガー!
いいですよね。
私は照り焼きチキンバーガーとロースカツバーガーが大好き!
あれがベラルーシにあったら、毎日行くのになあ。

富士そばは時々、無性に食べたくなりますね。
そもそも、私は立ち食いそばが大好きなのです。

好きな店の味、ベラルーシで再現してみるっていうのも面白いかも。
無駄な抵抗だとは思いますが・・・



他にもいろいろ書きたいことがあるので、明日も投稿するかも。
のんびり書いていきたいと思います。

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2013年08月28日

おはようございます。
はぐれミーシャです。

今、ミンスクは朝の5時53分。
なんでこんなに早くブログを更新しているのかというと、時差ぼけがまだ抜けていないからです。
帰ってきて数日間は私もベロニカちゃんも龍二くんも朝の4時(日本時間の10時)に目が覚めていました。
今は二人はベラルーシの生活リズムに戻り、私だけ時差ぼけのまま、今日も5時には目が覚めてしまいました。
これって、時差ぼけじゃなくて、ただ単に早起きなのだと考えればいいのだな。

仕事はまだ始まっていないのですが、なぜか忙しい。
することが山のようにあって、全く手が回らない状態です。
今日も大学に行ったり、人に会ったりとなかなかうちにいる時間はありません。

正直なところ、まだ日本での夏休み気分に浸っていて、仕事モードにはなっていないです。
今年の夏も滞在期間は短かったけど、今回は非常に密度が濃い滞在になりました。
忘れられない思い出もたくさんできました。

そんな中、非常に印象に残った出来事がありました。
今日はそのことについて書いてみたいと思います。

私は8月8日から11日までと20日に福島に滞在しました。
視察団でお世話になった方々にお会いするためです。
視察で学んだことをしっかり「福島のこれから」に生かそうとしている人たちのお話を聞いて、私も学ぶところが多かったです。

それは20日の夜中、すでに21日になったときのことでした。
飲み会でご一緒した方々と別れ、ベロニカちゃんと龍二くんが待つホテルへ帰りました。

何か小腹がすいた(←その小腹の積み重ねが大腹←ぽっこりお腹へのプレリュード)。
ここはラーメンでしょ、と思い、千鳥足のまま福島の町へ。

これがいけないんだよなあ。
昔から「ちょうどいい」ところで止まれない性格なんです。

福島駅の東口。
時刻はすでに12時半過ぎ。
チョット歩いたら、すぐにラーメン屋は見つかったのですが、何かそそられない。

こういうときに私が求めるラーメンはすっごいおいしいラーメンというわけではないのです。
むしろ場末感全開の中華料理屋とか、札幌ラーメンのチェーン店とか、そういうので全然いいのですよ。
変にグルメ志向の店で当たりくじを引き当てることはほとんどありませんからね。

20分以上歩いてみましたが、なかなかいい店が見つからない。
そこで仕方なく、最初に見つけた小奇麗な店に入ってみることにしました。

最近、似たようなタイプの店は東京なんかでもよく見かけます。
何て説明すればいいのかわかりませんが、「狙った感」が異常に強い店。
そういう店にありがちなものを列挙すると・・・
・店名が豪快な書道風に書かれている
・ラーメンの名前が異常に長かったり、読めないような漢字で書かれている
・店員がマニュアル感たっぷりに元気よく「いらっしゃいませ」と言う
・かばんなどを直接床に置かないようにするためのカゴがあったりして、お客様のことを考えています感が出まくっているが、それよりは「味の事を考えろよ」と言いたくなるようなレベルのラーメンが出てくる
私が入った店はその全てに当てはまっていました。

メニューを見て、びっくり。
スープの種類がいろいろあるのね。
魚介の味が入っていたり入っていなかったり。

私がパッと見て注文を決めたのは一番辛いメニュー。
名前なんだったかな?
漢字が10文字ぐらい並んでいて、下手すると戒名にしか見えない。

そのラーメンを注文すると、店員が「本当に辛いですよ」。
無駄なお気遣い、ありがとうございます。

待っている間に店内を観察。
とは言っても、自分が首を動かして見える範囲の視野には特に面白いものはなくて超退屈。
マンガでも持って来ればよかったなあ(←私はもうすぐ40歳)。

すると、店員さんがやってきました。
「何だろう!?」と思っていると、私の前に伝票を置き、言いました。
「伝票から失礼します」

一瞬意味がわからず。
「伝票から!? なんだそれ?」
私の酔いは一気に覚めました。

今、日本では「バイト敬語」というのが蔓延していると聞きます。
アルバイトの若者が使う敬語で、敬っているように聞こえるけど、実際は日本としてはおかしいというものです。
例えば、「よろしかったでしょうか?」(←実は私はそれほど変だとは思っていません)とか、「1万円からお預かりします」(←これは変だと思う)と言ったフレーズです。

「一万円から」の「から」は何なんだ、ということですよ。
Wikipediaを見ると、いくつかの説明が挙げられていますが、私としては納得できる説明は一つもありませんでした。

普通、「から」の前にくるのは、人の名前とか時間、場所が普通だと思うんですよね。
そこに現れた「伝票から失礼します」。

「伝票からはじめましょう」という意味だったのだろうか?
となると、それは「友だちからよろしくお願いします」の「から」と同じだろうか?
そうなると、あの店員の告白だったと捉えるべきか?
しかし、あの店員は50代ぐらいのおじさん。
うーん・・・

「から」の前に来るのが人の名前だとしたら、「伝票」に近い人の名前は・・・
ユンピョウ!!!
でも、俺とユンピョウの間には何のつながりもないはずだ・・・

そうこうしているうちにラーメン登場。
表面は真っ赤っか。
でも、そういうのは全然気にならない。

一口食べてみると・・・辛い!!!
いくら辛い物好きな私でもこれは限度を超えている。
店員の告白・・・否、忠告を聞いておくべきだった。

辛さにもいろいろあって、韓国の唐辛子何かだと丸みが出て、味にも深みが出ることがあります。
しかし、そのラーメンの辛さは明らかに日本の唐辛子の直線的な辛さ。
スープの味も何も感じられない。
旨みを加えるわけでもなく、ただただ辛いだけのスープ。
これは大失敗だなあ・・・

それにしても。
「伝票から失礼します」は衝撃的。
「一万円からでよろしかったでしょうか?」というのはもう結構慣れた感じはあるけど(←日本語として間違っているかは関係なく、私はその言い回しが嫌いです)、「伝票から」はないだろ。
それとも、私が日本にいない間に、そういう言い方が普通になったのかな?

言語というのはどんどん変わっていくもの。
それを「進化」と捉えるか、「乱れ」と捉えるかは人によって違うのでしょう。
言葉は生き物だから変わっていくのは当たり前だというのが私の考え方。
ただ、それも程度問題で、何でもかんでもOKとしていたら、どんどんおかしくなっていくだろうとは思います。
でも、若者が変な言葉を生み出したからって、日本語はそんな簡単にはビクともしないと思うんですよ。
「乱れ」と騒ぐよりは、私は楽しんじゃいますね。

もちろん、好き嫌いはありますよ。
アラフォーとか意味わかんないし。
「ツンデレ」はいまいち意味がわからないけど、響きは楽しい感じだなあ。

それにしても。
ラーメンですよ、ラーメン。
福島駅東口付近でおいしいラーメン屋をご存知の方がいらっしゃったら、教えていただけるとうれしいです。
他にももう一軒入ったことがあるのですが、そこも全然おいしくなくて。

でも、福島はおいしいラーメンの町がたくさんありますよね。
喜多方とか、白河にもおいしい店がありますよね(←「とら食堂」に行ってみたい!)。
だから、福島市内にもおいしい店はあると思うんですよね。

あと、もう一つ感じたのですが、麺の量が多いと思ったのですが、気のせいでしょうか?

今日のミンスクは曇り。
仕事が山積みです。
頑張るぞ!!!

akiravich at 13:33コメント(5)トラックバック(0) 

2011年12月01日

こんばんは。
はぐれミーシャです。
またまたご無沙汰しております。

今日は久しぶりの完全休養日です。
毎週水曜日は授業がないのですが、いつもは誰かと会う用事があったり、完全には休めないという状態が続いていたのです。
今日は朝から大型スーパーに一人で買い物に行き、書いたいものを買いまくり(←うちで使う日用品ばかりですが・・・)、午後からはワインを飲んでのんびりです。

さて。
今日は一ヶ月ほど前のパーティーの話。
これは自分の誕生日のお祝いも兼ねてのパーティーです。
私の誕生日は10月3日なのですが、その頃は様々な代表団の通訳の仕事などが立て込んでいて、自分の誕生日を祝う余裕がなかったんですよ。
ベロニカちゃんと龍二くんの三人で簡単にお祝いしたぐらいで。
なので、11月に入ってしまいましたが、パーティーをすることにしたのです。

まあ、その誕生日のことがなくてもパーティーはしようと思っていたんですけどね。
学生たちからは「次のパーティーはいつですか?」とよくせっつかれるので・・・

その日はパーティーの前にちょっとした催し物がありました。
それはある有名な缶詰を開けるというもの。
それは世界で一番臭い食べ物と言われている・・・シュールストレミング!!!

これは主にスウェーデンで食べられているもので、ニシンを塩漬けにして缶詰にしたもの。
缶の中で発酵して臭くなるのです。
発酵して発生したガスによって、缶詰は膨張します。
それが何とも不気味。

世界で一番臭いということですが、どれぐらい臭いのかというと、臭気測定器で測るとくさやの6倍。
くさやを食べたことがない人にはわかりにくいですよね。
納豆の約18倍。
これもわかりにくい。
とにかく、とんでもなく臭いということです。
ちなみに、私はくさやは大好き。
納豆も大好きです。

もちろん、シュールストレミングはベラルーシには売っていませんし、食べる習慣もありません。
どこから手に入れたのかというと、ある学生の親戚がスウェーデンで働いていて、その子は時々スウェーデンに行くんですよ。
なので、「今度行ったら、買ってきて」とお願いしていたのです。
ちなみに、その学生は食べることを拒否しました(←「いいえ、結構です」と丁寧ながらも強固に・・・)

シュールストレミングの缶には注意書きがあります。
・屋内で開けてはいけない。
・人がいないところで開けること。
などなど。
それほどの恐ろしい臭いだということなのでしょう・・・
そんなわけで、総勢16名で我々は寒々しい曇り空の下、うちのそばの原っぱに向かったのでした。

IMG_4576
ジャジャーン!!!
これがシュールストレミングです!!!
何度かテレビで見て、一度は食べてみたいと思っていたのです。
結構大きい缶だなあ・・・

IMG_4580
外はかなり寒かったのですが、私はコートを脱ぎました。
本来なら、レインコートの類を着なければならないのですが持っていないので。
汁がつくと、臭いが落ちなくなるようです。
なので、寒い中、腕まくりして。

缶の中にガスが充満して、噴水のように液体が飛び出すという話だったので、私はビニール袋の中で開けることにしました。
これはその缶の種類や中の状態によって様々なようで、飛び出さないこともあるそうなのですが、念のために。

震える手で缶切りを動かす私
シューっという音が舞台の始まりを告げる
半透明の袋の中から漂うは
この世のものとは思えぬ・・・


IMG_4586

臭い!!!
何という臭さだ!!!

それは想像を絶する臭さ。
全宇宙に存在するあらゆる臭いものを側溝にぶち込み、その側溝ごと火にかけてジャイアンシチューを作ったような臭い。
それは愛のかけらもない凶暴さ。
心が折れます。

IMG_4581
最初はみんな余裕の表情。
この日は冷たい風が吹いていて、風向きによっては臭いが全く届かなかったようで。
私を取り囲むように立っていたのですが、彼女たちの反対側の人たちは臭いにやられていました。

IMG_4597
しかし、食べた後はこの表情。
あまりの臭さに皆まいっていました。
それにしても、よく食べたよなあ・・・

IMG_4587
みんながKOされている中、一人だけ大丈夫な子が。
それは卒業生のターニャちゃん。
彼女の普段の言動から判断すると、大丈夫そうな気がしたのですが・・・

IMG_4589
食べた後はこの微妙な表情。
「臭いですけど、食べられないことはないですよ」
さすがターニャちゃん!!!

実はベロニカちゃんも全く同じ反応でした。
まあ、ベロニカちゃんは初めて日本に行った時も普通に納豆食べていましたから・・・

学生たちの意見を総合すると・・・
・異常にしょっぱい
・味自体はベラルーシでもよく食べられるニシンの塩漬けと同じ
・思ったほどまずくはない
・でも、また食べたくはない
・味が普通のニシンと同じなのであれば、臭いにおいを我慢してまで食べる意味はない

えーっと、私はどうしたのかというと・・・食べませんでした。
正確には食べられませんでした。
開けたときのあの衝撃的なにおいに完全にやられてしまい、顔を近づけることすらできませんでした。

「学生にだけ食べさせておいて、自分は食べないのか!」などとお叱りを受けそうですが、それはシュールストレミングのにおいを嗅いでからにしていただきたい。
あのにおいを嗅ぐと、ピンクの花園が一瞬にして荒野になります。
あの缶詰は狂気です! 凶器です!
あれだけ食べてみたいと思っていたのですから、食べなかったことを少しは後悔するかなと思っていたのですが、私の中には後悔はありません。

あの臭い、手を洗ってもなかなか落ちないんですよ。
かなりしつこかったです。

正直、今写真を見ても身震いするほどです。
それほどのカルチャーショック。
トラウマになっています(←冗談ではなく)。

それはまさにスウェーデンから来た恐怖の大王(←ここでタイトルにつながるわけです)。
今、日本のプロレス界ではスマッシュに参戦したデーブ・フィンレーが話題になっていますが、彼のニックネームが「恐怖の大王」(←ここからはプロレスの話)。

むかーしむかし、新日本プロレスのトップ・オブ・ザ・スーパージュニアに出ていたのを覚えていますが、見た目の印象がだいぶ変わったような気がします。
レスリングスタイルもすごくしぶーいレスラーの印象ですが、ネットで見る限り、他のレスラーからも大絶賛ですね。

私が子どものときに見ていたレスラーでしぶかったのはトニー・セント・クレアですね。
彼の試合は出身地の隣の市の尾花沢体育館で生で見てるんです。
あの頃はその良さがわからなかったなあ。
ちょうど初代タイガーマスクがパンタロン姿になっていた頃です(←わかる人、います?)。

技がどんどん派手で危険になっていったのって、1990年代ぐらいからなんでしょうか。
私は個人的に四天王プロレスって嫌いじゃないけど、好きでもないんです。
大技バンバン出たりして。
ジャーマンスープレックス(←「ホールド」ではなく、投げっぱなしが多いのもどうかと思う)がつなぎ技になったりするのも良くないと思うし。
かと言って、無我とかUWFのような方向性もすっごく好きというわけではないし。
結局私がはまったのは大仁田厚のFMW。
何でかな?

ああ、プロレス見たいなあ!

あれ? 何の話を書いていたんだっけ・・・

まあ、いいや!(←いいのか!?)

明日は7コマ!
最近はかなりのハードスケジュールが続いています。
先週は風邪で体調を崩し、今週は食当たりでひどい目にあいました。
お正月まで何とかがんばろう!

akiravich at 03:30コメント(25)トラックバック(0) 

2010年08月30日

おはようございます。
はぐれミーシャです。

今日もミンスクは曇り空。
すっかり涼しくなりました。

最近、ベラルーシへのロシア語留学に関することを書きました。
コメントやメッセージを下さった皆様!
今日か明日、大学の国際部へ行って詳細を聞いてきたら、また詳しい情報を載せますので、しばらくお待ちください。

今日はちょっとお疲れモード。
実は昨日、うちの龍二くんの洗礼式があったのです。
なかなかドタバタの一日で・・・
また改めてレポートしますね。

さて。
今日は木曜日に作った餃子の話。
またまた寿司バー「マンガ」でのお話です。

どうして餃子を作ることになったのかというと、これはベラルーシ在留の日本人の希望。
日本人の方を「マンガ」に招待して食事をしたりしたのですが、そのときに「どんな日本料理が食べたいですか?」と聞くと、みんなそろって「餃子!」という答えが返ってきていたのです。
ほぼ即答に近い方もいました。

実は「マンガ」で私がお勧めしている料理に冷しゃぶがあるのですが、その「にんにく辛味ソース」が餃子にぴったりなんじゃないかとは思っていたのです。

そんなに食べたいものですかね?
正直、私は餃子にはそれほどの思い入れはありません。
去年の夏、日本へ帰ったとき、感動的においしい餃子を食べましたが、「どんな日本料理が食べたいですか?」と聞かれても、「餃子」という答えは出てきません。

でも、食べたいと言う人がいるということは、私が作る意味があるということ。
作りましょう!

そして、木曜日。
前日は初めての鴨料理や鯛茶漬けを作って大変な一日でした。
一回で作る料理の量としてはかなりのものでした。
本当は餃子も作る予定だったのですが、すでに私も総料理長も疲労困憊だったので、次の日にまわすことにしたのです。

木曜日は総料理長が前もって餃子の皮を作って持ってきてくれました。
「作った」と言ってもこねるところまでで、伸ばしたり丸くしたりするのは現場でやることになります。

まず、餃子の具づくりからスタート!

肉は豚のひき肉を使います。
店でひいた肉だからか、ちょっと粗めでいい感じです。

そこに醤油、塩、胡椒、みりん、ごま油を入れて味付け。
みじん切りのしょうがとニンニクも加えました。
ニンニクに関してはどうしようか悩んだのですが、やっぱり入れることにしました。

それから、野菜。
ロシア語圏には「ペリメニ」という水餃子のようなものがあるのですが、ペリメニには野菜はあまり入れないんですよ。
玉ねぎ、そして、時々ニンニクを入れる程度。

総料理長「以前働いていた店には餃子があったんだけど、野菜が多すぎておいしくなかった」
うーん、野菜が入っているとダメなのかなあ。
でも、餃子って結構な量の野菜を入れますよね。
いろんなレシピを見ていると、肉の2倍ぐらいの量のキャベツを入れたりしますよ。
まあ、日本料理の店なのだから、日本で作っているやり方で作ろう。

そこで問題になるのが、キャベツを使うのか白菜を使うのかという問題。
総料理長と相談した結果、「白菜のほうが味が柔らかくなるからいいのではないか」という結論に。

白菜をみじん切りにして塩を振りました。
しばらく待って、水分を搾り出してからひき肉の中へ。
そして、干ししいたけも超みじん切りにして加えました。

そして、皮。
総料理長に「どうぞ作ってください」と言われたのですが、私は皮なんか作ったことないし。
なので、私は「ペリメニと同じ作り方ですよ。作ってみてもらえませんか? 私は作れないのでプロの料理人の作り方をぜひ一度見せてもらいたいんです」
総料理長は満面の笑みで「じゃあ、私が作ってみせよう」
やっぱり調子にのせないと。

まず、極太の麺棒で生地を薄く延ばしました。
でも、かなり弾力のある生地なので、延ばしても延ばしても元に戻ろうとするんです。
なので、薄くなるまでには結構時間がかかりました。

そして、おわんを使って丸く型抜き。
このやり方のほうがベラルーシ人にはいいだろうと思ったのです。
小さくて細い麺棒で一つ一つ丸く延ばすのが本当だとは思うんですが、作る側の人のことも考えないと。

出来上がったのは割と厚めの皮。
でも、大丈夫かな?

そして、具を包んでみることに。
これはかなり難しい工程ですよね。
私と総料理長、もう一人の料理人の三人で具を包みました。

P8261745これが出来上がり。
初めて作ったのにしてはまあまあかな。
でも、もうちょっときれいに作りたいところです。

早速、焼いてみました!
最初に熱したフライパンに入れ、そこに熱湯を餃子が3分の2かぶる程度に入れました。
ふたをして2〜3分。
水が残っていたら、それを捨て、そこに油を注ぎ焼きます。
火力が弱いので、かなり長い時間焼きました。

P8261747出来上がったのがこちら!
味のほうは・・・普通においしい。
そんなに感動するような味ではありませんが、これは普通の餃子です。
ベラルーシで売っているペリメニとは完全に別物。
まあ、これなら売り物になるかな。

具の味付けが弱かったような気がするのですが、冷しゃぶ用のソースにつけるといい感じでした。
皮のほうは焼き目がついている面はカリカリ、反対側はモチモチ。
なかなかです。

10個あった餃子は厨房にいたみんなであっという間に食べてしまいました。
そこにウェイトレスたちが現れて「ペリメニ食べたかったのに!!!」
あのー、ペリメニじゃないんですけど。

具も皮も大量に余ったので、もっと焼くことに。
ウェイトレスも満足。

ウェイトレスの一人、いつも楽しくにぎやかなオーリャちゃんが「おいしいけど、少なすぎる!」
一人一つずつしかありませんでしたから。

そして、「古○さん! あなた自分でレストラン開いたほうがいいんじゃない!?」
隣に総料理長がいるのに。
本当に自分でやりたいくらいなんですが・・・

そんなわけで、餃子作戦は大成功!
もうすぐ「マンガ」のメニューに餃子が載ります!

今日はこれから大学へ。
新一年生との顔合わせ会があるのです。
私は日本語科の代表としてみんなの前で話をしなければなりません。
ちょっと緊張・・・

akiravich at 16:39コメント(0)トラックバック(0) 

2010年08月29日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

今日のミンスクは雨模様。
完全に秋モードに入っています。
この暗い空模様。
うつになりそうですね。

私は体調は良好です。
お酒も飲まず、肉も食べず、野菜だけの健康生活ですから。
睡眠もしっかり取っていますしね。

さて。
今日は今週の水曜日と木曜日に寿司バー「マンガ」で料理をしたときのことを書きたいと思います。

先週の終わりぐらいから、「味を感じない」、「口の中が苦い」という味覚障害のような症状が出ていたので、私としては料理をするのは避けたかったのですが、一度約束してしまっていたので、やることにしたのです。

正直、悩みました。
こんな状態で料理をするのは店の人にも食材にも失礼ではないのか、と。

でも、やるしかない。
秋のメニューの発表まで時間もないし。
料理のときまでに味覚が少しでも回復してくれないかと祈るような気持ちでした。

そして、水曜日の朝。
味覚はだいぶ回復していました。
まだまだ本調子ではありませんでしたが、基本的な味、しょっぱさや甘さ、辛さなどはいつもより弱いながらも感じることができました。

料理を開始する前に、マネージャーのナージャさん、総料理長とお話。
これがまたちょっと変な感じなんですよ。
総料理長は長年この仕事に携わってきたプライドがあるのか、最近は私に対してちょっと挑発的な態度をとることがあります。
自分が関心がない話になると、完全無視。
いい年して、何でそんな子供みたいな態度を取るんでしょう?

まあね、ちょっと気持ちはわかりますけどね。
だって、突然日本人が現れて料理を教え始めるんですから。
しかも、その日本人がプロの料理人じゃないとしたら、なおのこと気分はよくないでしょうね。

でもね。
うちのベロニカちゃんや学生に言わせると、「日本へ日本料理を習いに行くことを考えたら、彼らにとっては最高の話、素直に料理を習うべきだ」

確かにね。
だって、私がやっていることは基本的に店全体を変えてしまうようなこと。
もうちょっとまともに評価してくれてもいいと思うんですけどね。
それは金銭面においても、です。

総料理長との話の中でこんなのがありました。
はぐれミーシャ「ラーメン作りたいですね。何度も言っていますが、問題はスープです。まともなスープを作ろうと思ったら、何時間もかかります」
実は総料理長は「負担が大きい」「そんなに何時間も作っていられない」という理由で、ちゃんとラーメンを作ることには反対なんです。

はぐれミーシャ「例えば、九州の豚骨ラーメンなんかは長いところで丸2日もスープを取るところがあるんですよ。そうすると、白濁したおいしいスープが取れます」
総料理長(苦笑しながら)「あのねえ、濁った色のスープは失敗作なんだよ。透き通っていなければブイヨンとしては使えないんだよね」
はぐれミーシャ「初めて会ったとき、私が作ったつけめんを食べましたよね? 豚骨から9時間かけて作った白濁スープなんですけどね・・・」
総料理長「・・・」

そのときのつけめん、総料理長は「最高においしい」「こんなにおいしい麺料理は初めて食べた」と絶賛してくれたんですよね。
彼の言うところの「失敗スープ」を使ったんですけどね。

私は別に上から目線でいろいろ「教えてあげる」なんて、思っていません。
知らなければ勉強すればいいだけの話じゃないですか?
私も自分が知らないことは他の人に聞きます。
素直に聞けばいろんなことがわかるのに。
自分でチャンスを捨てているようなものです。

そういうタイプの人、ベラルーシ人には時々います。
もう自分は知識があるみたいな顔をしている人。
どうぞ自分の狭い世界で生きていてください、っていう感じです。

さーて、料理です!
やっと本題です!

水曜日のテーマ食材は「鴨」!
料理したことないよ。
でも、まあやってみるか。
インターネットでダウンロードしたり、料理番組のビデオで勉強したから。

ベラルーシでは鴨肉は売っていますが、そんなに毎日食べるものではありません。
まあ、日本でも毎日は食べないでしょうけどね。
普通は丸のままの鴨を売っているのですが、食べるところって胸肉ですよね。
もし胸肉だけ売っていたらいいなあ、なんて言っていたら、業者さんが持ってきてくれたんだそうです。

厨房に入って見せられたのは、胸肉の状態ではなく、骨がついているもの。
それを総料理長がサッサッとさばいて、胸肉の状態にしてくれました。
やっぱり、こういうところはプロですね。

でも、肉が小さくて厚みがない。
日本で見る鴨肉の半分ぐらいの大きさです。

最初は一品しか作らないつもりだったのですが、結構な量を仕入れたのだそうで、たくさん作ってみることにしました。

まずは「鴨とナスの味噌焼き」。
揚げたナスと鴨肉を味噌のソースで焼くというものです。
本当なら下に朴葉なんかをしいて、そこに味噌をのせ、その上に鴨肉、ナス、きのこなんかをのせてグツグツやったらおいしいんでしょうけどね。

私は悩みました。
味噌を下に敷くべきか、それとも上からかけて上火で焼くか。
一応、厨房にはサラマンドル(←上火で焼くための機械。グラタンなんかを作るときに使います)があるのですが、火力が弱い上に、高さを微調整できず、「焼く」というよりは「乾かす」という感じになってしまうのです。
それでは意味がない・・・

結局、私は下に味噌をしいて、上に具を載せることにしました。
ステーキ用の皿って言ったらわかりますか?
あれを使うことにしたのです。
そうしたら、お客さんの前に出しても、まだ熱々で味噌がジュクジュクいっているから、おいしいだろうなあ、と。

味噌にはみりんと少量のしょうゆ、みじん切りのしょうが、刻んだポロねぎを大量に加えました。

できあがりはかなりおいしかった!
ただナージャさんだけは「ソースの味が強すぎて、鴨の味があまりしない」。
総料理長ともう一人若手のジェーニャ君は「最高においしい」と言ってくれました。
確かに味噌が多すぎたかも。
本当なら、上からかけてサッと焦げ目をつけたらいいんだけどなあ。
「せめてバーナーを買って欲しい」とリクエストしました。

次の料理は鴨ロース。
二種類作ってみることにしました。

一つ目は焼いた鴨をだし汁に漬け込むタイプ。
もう一つは赤ワインと醤油を使ったソースでテリヤキっぽくするタイプ。

一つ目のほうはある料理番組で詳細に作り方が紹介されていたんです。
本格的な料亭でやるようなやり方です。
それにしても、初めて触る食材を料理するのはチトこわい・・・

まず皮目を焼きます。
鴨肉の料理では基本の操作ですね。
油はしきません。
皮から嫌というほど油が出ますから。
それから、裏返して焼きます。

それから、だし汁、醤油、みりん、塩で作った液体で16分ゆでます。
温度は80度。
温度計がないので、大体ですが。

16分経ったら、鴨肉を取り出し、液体は別に冷やします。
冷えたら鴨肉を戻し、丸一日おきます。
一日待つこともできないので、その日の最後に食べることにしました。

もう一つの鴨ロース。
まず両面を焼きます。
そこに赤ワインと醤油を半々、そこにみりんを入れたソースを加えます。
ソースが沸騰してしばらくしたら、肉は取り出してアルミホイルで包んで保温。
ソースは別に取っておきます。
肉は休んでいる間にも火が通っていくのです。

そして、試食!
今日も写真がありません・・・
すみません・・・

「鴨肉は中がピンク色でなければ価値はまったくない」
そんな言葉をある人は言っていました。

私が作った料理は・・・ピンク色ではない!
しかし・・・ベラルーシ人は「これでOK!」
というのは、ベラルーシの法律では肉料理で中がピンク色でもいいのは牛肉、鶏肉、羊肉だけで、他の肉に関しては完全に火が通っていないとダメなのです。

確かにピンク色ではありませんでしたが、ピンク色をちょっと通り越したというぐらいの状態。
味的には最高においしい!
赤ワインと醤油のソースが絶妙でした!

そして、漬け込んでおいた鴨肉。
これは味がしみこんでいるはずがないので、醤油とわさびで食べることを提案しました。

これは最高においしかった!
ピンク色ではなかったけど、味は十分すぎるほど。
醤油とわさびで鴨肉がさっぱり食べられます。

みんなが「これは『鴨の刺身』と名づけよう!」と言ったのですが、それはちょっと、ね。
まあ、見た目は刺身っぽくはなりましたが。

そして、最後に鴨肉を使ったうどんを二種類。
一つは普通に鴨南蛮うどん。
もう一つはカレー鴨南蛮うどんです。

実は「マンガ」には乾麺のうどんが山のようにストックしてあるのですが、誰も料理の仕方を知らないので、ずっと眠っているのです。
なので、「うどんを使う」と言ったら、総料理長も大喜びでした。

とりあえずうどんを茹でてみました。
でも、元々のうどんの質が悪い。
あんまりおいしくないです。
しかも、ようやっと沸騰しているような状態で茹でているから、なかなか茹で上がらない。

そういう細かいところがベラルーシの調理師たちの問題。
アルデンテなんて全く考えていないし、鍋が沸騰していなくても全然関係ないし。

茹で上がったうどんはいったん冷やしました。

だし汁に醤油、みりん、塩で味付け。
そこに、切った干ししいたけ。
そして、片栗粉をまぶした薄切りの鴨肉。
ちょっとまぶしすぎて、汁のとろみが強くなったけど、全然大丈夫。

平行して、カレーバージョン作り。
まあ、カレー粉を入れただけです。
しいたけが入っていないだけ。

そして、出来上がった二つのうどん。
みんなの評価は最高!
総料理長「これが本当のうどんなのか!」
あのー、どんなのがうどんだと思っていたんですか?

好評だったのは普通バージョンのほう。
カレーのほうがうけるかなと思ったんですよね。
「マンガ」の人たちって、少しインパクトがある味のほうが好みみたいで、薄味とかだと「おいしくない」って言われるので。

料理を始めてからここまですでに3時間半経過。
かなり疲れていたのですが、まあここまできたら最後までやろう。
味覚のほうも普通の調子だし。
でも、味覚を感じないからしょっぱくしすぎる可能性があると思って、味が弱くなりすぎたかな。
みんなに「しょっぱすぎない?」と聞いたのですが、「全然。ちょうどいいですよ」と言ってくれたので、味覚は大丈夫でしょう。

次は鯛茶漬け。
実は店には鮭茶漬けがメニューにあるのです。
私はまだ食べていないのですが、作っているのを見たことがあって、何か変だなあと思っていたんです。
ご飯はほとんど入っていないし、だし汁しか使っていないし(←もちろん、だし汁だけのお茶漬けもありますが、本来はお茶を使うものでしょう)。
メニューの中でも「スープ」のコーナーに入っているんですよ。

で、総料理長と話したら、案の定、ちょっとズレている。
「お茶を使いましょう」と言ったら、「何でお茶なんか使うんだ? ご飯とお茶なんておかしい」
「お茶漬け」という言葉の意味を知らなかったらしく、「お茶」という言葉が入っていると説明したら、すごくびっくりしていました。

私は悩みました。
どんなお茶を使うべきか。

だって、お茶漬けといえば、私にとっては永谷園のお茶漬け。
子供のときはおやつ代わりに食べてましたし、ご飯がなくても、お茶漬けの袋に指をつけてなめていました。

たぶん、ほうじ茶がいいんだろうなあ。
でも、「マンガ」にあるのは煎茶、番茶、玄米茶のみ。
ナージャさんは「番茶は原価が高いからダメ」

そうなると、選択肢は煎茶と玄米茶。
私は2パターンの鯛茶漬けを作ることにしました。
一つは普通の煎茶。
もう一つはかつお昆布だしに玄米茶を加えて煮出したものです。

その話をすると総料理長はまたもや「ブイヨンにお茶を入れるだって!? そんな料理があるもんか」
別にお茶を飲むためじゃないんだから。
総料理長「それに、お茶をご飯にかけるって、それもおかしいよ」
あのー、だからお茶漬けって言うんですけど。
総料理長「そんな料理を出したら、お客が理解しないと思う」
食べてから、言えや!

総料理長の愚痴を完全に無視しながら料理開始!

しかし!
すぐに問題発生!

ご飯がない!
炊いたご飯、すべて寿司飯にしてしまったそうで。

でも、やるしかないからやってみよう。
寿司飯でお茶漬けにするというの、聞いたことがあったので。

まず、いずみ鯛という魚を刺身にする。
いずみ鯛という魚、鯛とは違うものですが、鯛っぽく見えなくもない。
味は淡白なので、鯛茶漬けには合うだろうということで。

本当はゴマを煎るところから始めたいけど、「マンガ」ではそれほど手間をかける料理は作りたがらないだろうということで、いろいろと省略。
胡麻和えに使用している作りおきの胡麻ソースに醤油とみりんを加え、そこにいずみ鯛の切り身。
15分ほど漬け込みます。
見た目はかなりおいしそう。

玄米茶は鍋に入ったかつお昆布だしに塩を一つまみいれたものに葉っぱを入れて、1分ほど煮出します。
あんまり長い時間だとお茶の苦味が出ますから、適当に。
味的にはだしの味もするし、お茶の香りもするというもの。
そのまま飲んだら「???」な味ですが、お茶漬けにしたらおいしそう。
煎茶のほうはそのまま普通に入れました。

ご飯に漬け込んだ鯛の刺身。
そして、上から熱いお茶!

みんなの感想は「おいしい!」「初めて食べた!」
やっぱり寿司飯だと、全体がすっぱくなりますが、それを差っ引いて考えても、これはおいしい!
どちらもおいしいけど、味の深さという点ではやっぱり「だし+お茶」に軍配があがります。
総料理長は「おいしいが、やっぱりブイヨンにお茶はお客が聞いたらどう思うか・・・」とグチグチ言っていましたが、他の人たちは「おいしいからいいんじゃない?」

私が帰ろうとしたとき、ウェイトレスのオーリャちゃんとカリーナちゃんがうどんと鯛茶漬けを食べていました。
「どれがおいしい?」と聞いたら、二人ともうどんはシンプルなほう、お茶漬けは「だし+お茶」のほうを指差していました。
私がお客さんを連れて行くと、カリーナちゃんが担当になることが多いのですが、私は嫌われているんじゃないかなと思っていたんです。
でも、そのときは普通ににこやかに「これは何が入っているの?」と聞いてきたので、ちょっと安心しました。

味付けに不安がありましたが、結局は大成功!
その日作った料理はすべて秋のメニューに入る予定です。

次の日は餃子を作ったのですが、そのレポートはまた明日!
餃子はちゃんと写真を撮りましたよ!

akiravich at 01:15コメント(0)トラックバック(0) 
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