クラシック

2010年11月26日

お久しぶりです。
はぐれミーシャです。

今日は一週間ぶりの休日。
待ち望んでいた日なわけですが、風邪気味で調子悪し。
それに、たまっている仕事があるので、休みという感じがしない。
でも、体調を早く戻さないとダメだなあ。

モーツァルト:セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」モーツァルト:セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
アーティスト:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 カラヤン(ヘルベルト・フォン)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2007-09-05)
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今朝の音楽はなぜかモーツァルト。
そして、なぜか「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」。
っていうか、これって「夜の音楽」って訳されるけど、明らかに朝のほうが雰囲気に合っていると思いません!?

しかも、カラヤンだし。
私、カラヤンってそんなに好きなタイプの指揮者じゃないんですよ。
やっぱり「おおっ!」と思うような瞬間はありますけど、時々、その流麗さが鼻について軽く気持ち悪くなったりします。

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番&第3番ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番&第3番
アーティスト:プレトニョフ(ミハイル)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2007-03-21)
販売元:Amazon.co.jp
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最近気に入ったのが、このCD。
私、プレトニョフってそんなに馴染みがなかったんですよ。
聞かず嫌いというか。
でも、この演奏は何と言うか、機知に富んでいて、思わず目が覚めてしまうような演奏。
「スタンダードな演奏を好む人には受け入れがたい」というような感じの批評を目にしましたが、私は大丈夫。
だって、ベートーベンのピアノ協奏曲はほとんど聴かないから、変なステレオタイプがないし。

「馴染みがない」なんて書きましたが、実は私は東京でプレトニョフの演奏を聴いているんです。
とはいっても、ピアノではなく指揮。
彼の手兵であるロシアナショナル管弦楽団を率いてのチャイコフスキーの交響曲第5番。
場所は東京芸術劇場だったかな。

後にも先にもあんなへんなチャイコフスキーは聴いたことがありません。
いいとか悪いとか、そういう問題ではなく、一言で言うと「へんちょこりん」。
プレトニョフはおそらく「へんちょこりん星」から来たのではないかと思えるほどでした(←「こりん星」ではない←古い?)。

まあ、いいや(←いいのか!?)

今日書きたかったのは音楽の話ではありません。
書きたいことは死ぬほどたまっているのですが、今日は日本語教師としての話です。

最近、うちの大学の三年生の女子学生が日本へ短期間の留学に行って帰ってきました。
彼女は元々日本語がかなり出来る子なので、日本に行って帰ってきたからと言って、見違えるほどの進歩をしてきたわけではありません。
日本のいろんなものを見てきたでしょうし、それまで積み重ねてきた日本語の能力を実際の場面で発揮するのは彼女にとってもいい経験になったでしょう。

彼女は一年生のときから宿題を欠かすことなくこなしてきました。
私の授業は宿題がとても多いので(←熱心な学生に言わせると「もっと多くてもいいです」)、全ての宿題をこなすのはかなり大変だと思うのですが、彼女は風邪を引いても論文で忙しくても、どんなことがあっても宿題はきっちりやってきました。
そういうところが大事なんだと思います。
私が言うとおりにやって、私が要求したこと全てに答えてくれる学生は100%の確率で日本語が上手になっています。

もちろん、彼女自身、念願の日本へ行くことができて大満足。
いろんな場所も見られたし、いろんな人に出会えたし。

彼女の偉いところは日本から帰ってきて「もっと勉強しなくちゃ」と思ったところ。
日本に行って、自分のダメなところがたくさんわかって、もっと勉強したくなったと言うのです。

日本へ短期留学した学生の中には変な自信を持って帰ってきて、すっかりダメになってしまうことがよくあります。
それまで日本人と日本語で話したことがない学生が日本へ行って、日本人と日本語で話せたら、それはうれしいですよね。

でも、それが変な自信になってしまい、「もう私は日本語がわかる」と思ってしまう学生が時々いるのです。
そういう学生は勉強しなくなって、日本人の友達とスカイプなどで話すことばかりになってしまうことが多いのです。
日本人と話せることがうれしくてしょうがなく、「日本語でたくさん話せば日本語は上手になる」と単純な図式で考えるようになってしまうのです。

どうして学生が変な自信を持ってしまうのか。
その質問の答えは非常に簡単なものです。
それは日本人の責任です。

今回、日本に行った学生が一つだけ不満に思ったことがあります。
それは日本人が彼女の間違いを一切直さなかったことです。
手放しで「日本語、上手ですねえ」と褒めちぎったのです。

女子学生「あるとき、私は日本語でテキストを読みました。明らかに私の発音やイントネーションは良くなかったのに、日本人の先生は『上手ですね。とても良かったですよ』と私を褒めたのです。自分では不満でしたから全然うれしくありませんでした」

彼女は元々自分に自信が持てないタイプ。
でも、変に自信を持つよりもそのほうがよっぽどいいと思うのです。
冷静に自分の日本語力を測ろうとする態度はすばらしいと思います。
自分が納得できないのに褒められてもうれしくはないですよね。

女子学生「そして、私の次に他の国の学生が読んだのですが、その学生の発音はかなりひどいものでした。でも、先生は私に対するのと同じように『良かったですよ。上手ですね』と褒めたのです。どうしてか私にはわかりませんでした」

これはその教育機関に限ったことではありません。
日本に留学した学生のほとんどがそのような状況に直面します。
「日本人は間違いを直してくれない」

どうしてそういうことが起こるのでしょうか?
いくつか理由があると思います。

その中で一番大きい理由は相手の間違いを直すことで心を傷つけてしまうのではないかという恐れだと思います。
間違いを直されてがっかりすること、確かにあると思いますし。

でも、そんな程度で、がっかりしたぐらいでダメになるようなら、それまでの才能だったということではないでしょうか?
それに、本気で「日本語を勉強したい!」と思っている学生はそんなにやわではありません。
もちろん、「本気ならば」の話ですが。

私が日本語教師の勉強をしていたとき、教科書の最初のほうに「学生は出来るだけ褒めないといけない」「間違いを指摘されると学習意欲をなくしてしまう恐れがある」と書かれていたように思います。
日本語教師養成講座の先生にもそう言われたように覚えています。

でもね。
うそくさいんですよ。
いつも笑顔の日本語教師。
時々います。
褒めるのならば心から褒めればいいのに。

そういう人に限って、実は心も頭もメチャメチャ冷静で、「上手ですね」と言っておきながら、本当は「ここがダメ。あそこがダメ」なんて思っていたりするんです。

ちゃんと本当のことをまっすぐ言うことも必要なのではないでしょうか。
表面的なやさしさは人をダメにすると思います。

数年前のこと。
ある学生が某国立大学への一年の留学からベラルーシに帰ってきました。
彼女の不満も全く同じで「どうして日本人は間違いを直してくれないんでしょうか?」

女子学生「日本人みんなに『私の日本語に間違いがあったら直してください』って何度もお願いしたのに、誰も直してくれないんです」
はぐれミーシャ「でも、先生は直してくれるんでしょ?」
女子学生「いいえ。その先生たちが全く直してくれないんです。『上手だ、上手だ』って褒めるだけで」
はぐれミーシャ「本当? でも、先生の仕事の中には学生の間違いを直すことも入っているでしょ?」
女子学生「私もそう思うんですけど・・・私は自分の日本語がどこか間違っているんじゃないかって、逆に不安でした」

私は学生の日本語が間違っているときは徹底的に直します。
語尾が間違っている程度の小さい間違いでも直します(←私にとっては間違いに大きいも小さいもありませんが)。
それを「厳しい」という人がいれば、私はその人に「甘い」と言うでしょう。

学生は日本語を生業とする人間として生きていくのであれば、間違いは許されないのです。
趣味として、あるいは日本人と友達になりたいから、というのとはわけが違うのです。
私が大学で教えている学生たちは、将来、日本語のプロになる人材ですから。
「通じればいい」という考え方は「通じない」のです!!!

一つ例を挙げましょう。
ベラルーシには俳優を養成する機関が二つあります。
それはいずれも国立の教育機関です。
仮にそれぞれをA大学とB大学としましょう。

A大学のことは私は良く知っています。
昔の彼女が勉強していましたから。
その彼女が勉強していたのが演劇科だったんです。
私はそこの先生とも知り合いでしたし、試験も見に行ったことがあります。

A大学の学生はほぼ例外なくプライドが高かったです。
もうすでに偉大な俳優や女優のように振舞うんです。
それは私の元カノも例外ではなく、何を聞いても知った風な口を利いたり、劇を見に行くと偉そうに批評をするし。
見ていて鼻持ちなりませんでした。
かと言って、彼らの演技は上手だとはいえないレベルなんで・・・

B大学のほうは私の友人である俳優たちが卒業したところ。
ベロニカちゃんも知り合いがたくさんいます。

これはベロニカちゃんから聞いた話なのですが、B大学では一年生に入学したときに学生をくそみそにけなすのだそうです。
大体、芸術大学の演劇科に入ろうとする人間はどこかでアマチュア演劇や高校演劇などをやってきた人間が多く、大抵は変な自信を持ってしまっていることが多いんです。
その余計なプライドを入学して一番最初に粉々に砕いてしまうんです。
はっきりと「お前たちはまだ俳優でも何者でもないんだ!」という全否定。
そこから全てが始まるのです。

その後もB大学の場合は徹底的にダメ出しされるそうです。
卒業するとき、大抵の学生(←私の知り合いも含む)は「私はまだまだ勉強不足です」「私はまだまだ演技が下手です」と言います。
それは在学中に教師に徹底的にやられたからでしょう。

しかし、B大学の学生はそれでくさることはありません。
「もっと勉強したい」「もっと上手になりたい」とみんな言うそうです。
人間は向上心がなくなったら終わりですよね。

ミンスクにある主要な劇場で働いている俳優のほとんどはB大学の出身者です。
私が良く知っている国立ヤンカ・クパーラ劇場やゴーリキー記念ロシアドラマ劇場には、私が知っている限り、A大学の出身者は一人もいません。
ほぼ全員B大学の出身、あるいは外国から来た役者です。
他の劇場にもA大学の出身者は一握りです。

この現実が全てを物語っていると思います。
驕り高ぶる者に未来はありません。

褒めるだけじゃダメですよね。
幸いなことに、私の学生の中には日本人に煽てられて簡単に喜ぶような人間はいません。
いや、少しいるか。

私はあんまり褒めません。
褒める理由がないのに褒めるのは、うそをつくのと同じですから。

だから、私が褒めると学生は喜びます。
あるとき、私が学生を褒めたら「やった! 先生に褒められた!」と喜んだんですよ。
はぐれミーシャ「そんなに喜ぶことですか?」
学生「ええ。先生に褒められるのは珍しいことですから」
はぐれミーシャ「そんなことないよ。時々、褒めるじゃん。この前、○○のときだって、褒めたでしょ?」
学生「えっ!? あれって、褒めてたんですか?」
私の場合はもうちょっと褒めてあげないといけないようです。

ちなみに、ベラルーシ人は外国人の間違いを直します。
知っている人でも知らない人でも直すことがあります。
私もかなり前、市場の肉売り場のおばちゃんに「そこは○○っていう言葉を使うんだよ」とダメ出しされたことがありました。
私も直されると落ち込みますが、「くそっ! もうこの言葉は絶対に間違えないぞ!」という気持ちになります。
おかげで、一度間違いを指摘された言葉は間違いません(←たぶん・・・)

日本人の皆さん!
もし日本で私の学生に出会ったら、日本語の間違いを直してあげてください!
もちろん、言い方次第では傷つくこともあるかもしれませんが、たとえば「そこはこう言ったほうがきれいに聞こえるよ」とか、まともな言い方をすれば誰も傷つかないと思います。
直してあげることこそ、学生のためなのですから!!!

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2010年08月28日

おはようございます。
はぐれミーシャです。

昨日、病院に行ってきました。
検査をしてもらうためです。

先週の終わりぐらいから味を感じなくなってしまって怖くなったのです。
口の中が苦い感じが抜けなくて・・・

幸いなことに、私が個人的に教えている学生の中に救急病院で働いている医者がいたので、彼にお願いして特別に検査してもらうことにしました。
普通は自分が住んでいる地区の病院に行かないといけないのです。
でも、そんな普通の病院に行ったらたいした検査をしてもらえないかもしれないし。

それに、私が住んでいる地域の病院に行くと、血液検査の結果がわかるのは2週間後。
でも、医者の学生に聞いたら「20分でわかります」。

私は朝の7時過ぎにうちを出て、ミンスクの南西部にある救急病院に行きました。
まず、血液検査をして、エコーで肝臓のチェック。
知り合いがいなければ、そんな風に簡単に検査はしてもらえないところです。

エコーのチェックでは異常なし。
血液検査ではヘモグロビンがちょっと多いけど大丈夫。
でも、もう一つ血液の検査結果が出るまでは時間がかかるということだったので、いったんうちに帰りました。

夕方にその医者から電話をもらったのですが、肝臓と胆のうの状態があまりよくないとのこと。
病気ではないし、危険な状態でもないのですが、いくつかの数値がちょっと心配なレベル。

私は2週間の食餌療法をするように言われました。
薬は飲む必要がなく、食生活を正せば正常な数値に戻るだろうということでした。

お酒は一切ダメ。
肉類はダメ。
油っぽいもの、しょっぱいもの、辛いものもダメ。

いろいろ聞いていたのですが、結構極端。
日本のサイトで見るとOKなものが、ベラルーシの医者に言わせるとだめなのです。

例えば、タブー食材の中にはじゃがいもが入っているのです。
「でんぷん質は肝臓に悪い」
本当かな?
まあ、そんなにじゃがいも好きというわけでもないからいいんですけど。

そんなわけで、この二日間はベジタリアン生活。
蒸した野菜とご飯という生活。
肉は一切口にしていません。

でも、どんな状況においても、おいしいものを食べようとするのがはぐれミーシャ!
蒸したニンジンは中国の練りゴマをゴマソースにつけて。
今日の晩ごはんのいろいろ蒸し野菜はしょうゆと酢とごま油を入れたソースにつけて。

いやあ、これがご飯に合うの合わないのって!(←合います)
食べすぎも肝臓にはよくないようなので、あまり食べないようにはしていますが、野菜だけでもご飯が進むんですよね。
これなら割と楽しく二週間を過ごせそうです。

期間限定でベジタリアンになったわけですが、私は若いころにベジタリアン生活を二ヶ月ほどしたことがあります。
それは私が16歳だったころのことでした。

私はその年の4月に高校の音楽科に入学しました。
楽器はサックスです。
中学で吹奏楽をやっていただけで、特別な先生に習ったりしたわけではありませんでした。
ただ単に吹奏楽をやっていただけですから、音楽教育など受けたことはありませんでした。

しかし、音楽をする上で避けては通れないのがピアノ。
ピアノはどんな楽器をやる人間にとっても必須科目なのです。
なんでだろう?

高校に入るまでほとんどピアノに触ったことのない人間が突然、ピアノを弾くことになるのですから。
4月に入学して、7月には一学期のピアノの試験があるんです。
これは大変でしたよ。

普通なら、バイエルから始めるところなのでしょうが、私が習った先生はバルトークの「ミクロコスモス」を使いました。
一番最初のほうは超簡単なのです。

私は何か自分が特別な感じがしてうれしかったです。
だって、超簡単なメロディとはいえ、バルトークですから!

先生に「何で自分だけバルトークなんですか?」と聞いたら、「一度、この教材使ってみたかったのよ。言い方は悪いけど実験なの」
笑っちゃいました。

私がピアノを弾く上での問題は肩に力が入りすぎること。
尋常な力の入り方ではなく、ガチガチに力が入っていたのです。
それは技術的な問題でもあり、精神的な問題でもあったと思います。

私は高校生だと言うのに、恐ろしいほどの肩こりに悩まされ始めました。
普通に立っているだけでも肩が痛いのです。

そこで見るに見かねたピアノの先生が、「私の知っている接骨院の先生がいるんだけど、行ってみる?」
何でもその先生はクラシック音楽が大好きだから、私とは話が合うだろうということなのです。

その接骨院は奥羽本線の西側、陸橋を超えたかなり遠いところにありました。
私はそこまで自転車で行きました。

見た目は普通の接骨院。
待合室に入ると、そこにはクラシック音楽の雑誌「レコード芸術」が!
これは明らかにクラシックファンだなあ。

その接骨院は完全予約制なので、私のほかには誰もいません。
しばらく待っていると、私が呼ばれました。

先生はとても物腰柔らかな人。
私が横になると、すぐに「どんなレコードをかけますか?」
棚にはびっしりとクラシックのレコードが!
私はそこにいく度に、いろんな曲をリクエストしていました。

治療の内容はカイロプラクティックのような感じ。
ありえない方向に体を曲げられたり。
あとはお灸。
これはきつかった・・・
針は一回だけ。
体が硬すぎて刺しにくいといわれました。

その先生には体をやわらかくするためには、肉を食べないようにと勧められました。
そこから、私は3ヶ月ほど肉をほとんど食べず、牛乳ばっかり飲んでいました。
まあ、そのときは時々は肉も食べてましたけどね。

結局、私の体は柔らかくはなりませんでした。
元々が体が硬いんですよ。

でも、接骨院に行くと体は本当に楽になりました。
あの先生とはいろんな話をしたなあ。
いろいろ言われて、最後は私がちょっと怒って飛び出しちゃった感じだったので、私としては先生に会えたら謝りたいんですけどね。

その後、その先生とは一回だけ山形の街中で会って挨拶しました。
「音大に入りました」と言ったら、とても喜んでくれました。
また会ってみたいなあ。
あれから、もう20年だから・・・

今日も朝ごはんは野菜のみ。
でも、全然平気です!
これは野菜メニューの幅を広げるチャンスです!

akiravich at 17:31コメント(0)トラックバック(0) 

2010年07月26日

おはようございます。
はぐれミーシャです。

今日は曇り空。
気持ちのいい朝です。

曇り空のどこが気持ちいいのかというと、ここ最近、一日中蒸し暑くてひどかったからです。
涼しいです。
天国です。

モスクワのほうは大変なようですね。
記録的な猛暑。
天気予報で見ても、ミンスクは29度なのに、モスクワは37度とか表示されていました。
大変だろうなあ・・・

私は土・日はゆっくり休みました。
土曜日の朝に一つプライベートレッスンがあっただけで、あとは仕事なし。
夢のような生活です。
出来る限り、何もしないように努力しました。

この二日間、ずっとこの本を読んでいました。
ゆっくり本を読む時間は夏しかありませんから。

コンサートは始まる―小澤征爾とボストン交響楽団
著者:木村 博江
販売元:音楽之友社
発売日:1989-12-01
おすすめ度:4.0
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私が読んでいたのはこの本。
実は20年近く前に買った本です。
当時、私は無謀にも指揮者になることを夢見ていました。
やっぱり、小澤征爾はアイドルでしたからねえ。

でも、この本は・・・
あまりにも悪意に満ちた書き方をしているような気がしてなりません。
小澤征爾とボストン交響楽団の主席トランペット奏者チャーリー・シュレーターの軋轢がメインで書かれているのですが、完全に奏者の視点で書かれていて。
他の人の評価を読んだら、「どちら寄りでもない」なんて書かれていましたが、実際は反小澤で、一方的な批判をしているようにしか見えません。
小澤についての記述はかなり少なく、小澤ファンが読んだらがっかりするような内容です。

高校生のときにこれを読んだのですが、意味がほとんどわからなくて。
ほとんど印象には残りませんでした。

それもそのはずですよ。
あの内容ですもん。
小澤のことが知りたくて買ったのに、小澤のことは悪いことしか書いていない。
バックステージものとしてはおもしろいのかもしれませんが。

それに。
訳文の日本語がいまいち。
日本語がこなれていません。

こんなことを書くと問題かもしれませんが、あえて書きます。
外国語から翻訳された音楽関係の本で、翻訳がまともなものはほとんど見たことがありません。
最近、他にも音楽書を読み返してみたのですが、日本語があまりにもひどくて、最後まで読み通せませんでした。
あきらかに直訳調で。

上に挙げた本ではマーラーの交響曲第2番「復活」の演奏がストーリーの軸になっています。
小澤とボストン響のマーラーか。
高校生の時に聴いたなあ。
持っていたのは第1番「巨人」だけだったけど。

マーラー:交響曲全集マーラー:交響曲全集
アーティスト:ボストン交響楽団
販売元:マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
発売日:1994-12-05
おすすめ度:5.0
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高校の先輩がよく「復活」を聴いていて、私もよく聴かされました。
小澤の録音、結構好きでしたよ。
ただ、つぎはぎして作ったという感じがありありで、全体的なエネルギーが全く感じられなかったですけどね。

小澤征爾には「OZAWA」というタイトルのドキュメンタリー映画があるのですが、その中での「復活」の演奏は好きだなあ。
あれはタングルウッド音楽祭でのライブだと思うんですけど。
「ライブだとこんなにいい演奏をするんだ」とびっくりした思い出があります。
抑制されていながらも熱い、という感じでしょうか。

ライブ録音って演奏に傷も多いのかもしれないけど、生々しくていいですよね。
血が通っているというか。
そういうのが小澤の録音には欠けているような気がしました。

最近発売された小澤の「復活」。
インターネットで最初の部分を視聴してみました。
でも・・・これは軽いなあ。
最初のコントラバスとチェロ。
うまいんだけど、胸をドキッとさせるような重さは皆無。
あれだったら、昔の録音のほうがよっぽどいいよなあ。
レビューにいい評価を書いている人もいたので、買ってみようかなと思ったのですが・・・

ちょっと批判めいたことを書きましたが、私は小澤征爾の音楽は結構好きなんですよ。
ただサイ○ウ・キ○ン・オーケストラはちょっと・・・
上手なだけのオーケストラに感動はありません。
ボストン響時代のほうが好きです。
もっと若いときの演奏も聴いてみないと。

昔は結構いろんなCDを小澤の演奏で聴いていたんだよなあ。
ストラヴィンスキー「火の鳥」とか、レスピーギ「ローマ三部作」とか。

ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)
著者:小澤 征爾
販売元:新潮社
発売日:2002-11
おすすめ度:4.5
クチコミを見る

音楽  新潮文庫音楽 新潮文庫
著者:小澤 征爾
販売元:新潮社
発売日:1984-05
おすすめ度:5.0
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この二冊の本は大好きでした。
小澤が単身ヨーロッパに乗り込んだときの話を読み、胸を躍らせたのは高校時代のことです。
「いつか俺も・・・」なんて「恋のからくり夢芝居」という感じですよ。

高校のときみたいな熱い想い、してみたいなあ。
もっと何かに燃えてみたい。
人生でまだまだやっていないこと、いっぱいあると思うんですよね。

本の内容はともかく、小澤征爾の話を読んで、いろんなことを思い出しました。
刺激になりましたよ。
今日はこれからプライベートレッスンを二つ。
それから、寿司屋へ行きます。

マネージャーと話します。
もし私が食べたときのようなクオリティーで料理をするつもりなら、私は店をやめます。
レシピを細かいところまで作成しないとダメですね。
最終的にレシピを作成したのは私ではなく、総料理長なんですよ。

どうなるか、こう御期待・・・

akiravich at 15:53コメント(2)トラックバック(0) 

2010年07月04日

こんばんは。
はぐれミーシャです。
久しぶりに夜の更新です。

今日はほとんど休みでした。
午前中に授業を二つしただけで、あとは何もなし。
ゆっくり昼寝を楽しみました。

かなり疲れがたまっているようです。
いくら寝ても寝足りません。

P7021390この前もちょこっと書きましたが、10月にホセ・カレーラスがミンスクでコンサートをします!
ちょっとびっくり。
だって、あのカレーラスですよ!
三大テノールの一人ですよ!

コンサートには行きます!
チケット高いだろうなあと思って、チケット売り場に行ってみたら一番高いのが180000ルーブル(←約60ドル)、一番安いのが60000ルーブル(←約20ドル)。
ちょっとちょっと。
安すぎません?
これは行くしかない!

でもね。
私は特にカレーラスのファンというわけでもないんですよ。
どちらかといえば、プラシド・ドミンゴのほうが好き。

プッチーニ/歌劇「トスカ」全曲 [DVD]プッチーニ/歌劇「トスカ」全曲 [DVD]
アーティスト:ドミンゴ(プラシド)
出演:ドミンゴ(プラシド)
販売元:パイオニアLDC
発売日:2001-04-25
おすすめ度:5.0
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このプッチーニの「トスカ」、私が初めて見たオペラの映像だったんです。
これを初めて見たときは衝撃的でした。
山形の田舎、日曜日の高校の音楽室で私は言葉を失っていました。
主要な登場人物が全員死んでしまうって・・・

それ以来、私はドミンゴが好き。
でも、フィッシャー・ディースカウのほうが好きかな。
あと、ピーター・ピアーズも好き。

でも、カレーラスはビッグネームですからね。
一度は聴いてみたい。
たぶん、マイク使うんだろうなあ。
仕方がないんでしょうけど。

会場はミンスクアリーナという新しい施設。
元々はアイスホッケー用のスケートリンクがあるところです。
2014年にアイスホッケーの世界大会が行なわれるんですよね。
これから、ミンスクのウィンタースポーツ、エンターテインメントの中心になっていくであろうと思われる建物です。

それにしても。
最近、ミンスクにはビッグネームがよく訪れるんですよ。
この前もミンスクアリーナでエルトン・ジョンがコンサートしてましたし。
スティングも来ます。
いやあ、すごいなあ。

その代わり、ロシアの歌手はあまり来なくなりましたね。
以前は有名どころがしょっちゅう来ていたのに。
時々は来るんですけどね。

P6281368その「時々」はセクシーグループ「バイアグラ」です!
コンサート会場ではなく、ナイトクラブでの出演のようです。
日時が「7月3日24:00」ってなってるんですけど、いつなんですかね?

でも、このグループ、すごい名前ですよね。
ロシア語で書くと「ВИА ГРА」。
二つの言葉の間があいているのがわかりますか?
これはくっつけるとロシア語で「バイアグラ」(←読み方は「ヴィアグラ」)なのですが、別々だとちょっと違う意味になるんです。

「ВИА」というのは、「вокально-инструментальный ансамбль」の略。
これは直訳すると「ボーカル楽器アンサンブル」という普通の言葉。
なので、頭に「ВИА」という言葉がつくグループ名は時々見かけます。

「ГРА」というのはウクライナ語で「演奏」という意味があるんです。
実は今日調べてみるまで知りませんでした。
「バイアグラ」という言葉にするために、適当につけた言葉だと思っていました。

つまり、これは言葉遊びのようなもの。
それが「バイアグラ」になったんですね。

このグループ、日本にも行ったことがあると聞きましたが、本当ですかね?

これは2000年の彼女たちのデビュー曲です。
私は2001年の冬、ベラルーシ北部の町ノヴォポロツクにいたときに初めてこのクリップを見ました。
そのときの感想は「ピンクレディーだ!」。
まだ二人だったんですよね。
ちょっとエッチな感じはありましたが全然ソフトで。
クリップのつくりがちょっと古めかしいテイストで、私は結構気に入りました。
その後、メンバーが変わったりして、今ではすっかり○姉妹みたいになっています。
昔のソフトな感じはもうありません。

コンサートのポスターには「生歌」と書いてあるのですが、本当に口パクをやらないんでしょうかね?
一回ぐらいコンサートに行ってみたいかな。

ずいぶんとコンサートや劇場からは遠ざかってますね。
まあ、今は子育てが生活の中心だから当たり前ですけどね。
ミンスクには「子供劇場」という子供のための劇場があるので、もうちょっと大きくなったら一緒に見に行きたいですね。

明日は9時から授業。
日曜日なのにね。
早く本当の夏休みにならないかなあ・・・

akiravich at 05:00コメント(9)トラックバック(0) 

2010年05月26日

おはようございます。
はぐれミーシャです。

昨日はおそろしい一日でした。
朝の8時半にうちを出て、帰ったのは19時。
こう書くと普通に見えますが、一日で訪れた場所は・・・

まず日本人を迎えに9時にホテルへ。
そこから一緒に税務署へ行って、諸々の手続き(←ひどすぎました・・・)。
それから、急いで大学で打ち合わせ。
13時からはいつもは担当していない国際経済学科で特別授業。
14時に大学を飛び出して、14時25分からのベラルーシ語の授業のために文学部へ(←同じ大学なのですが、建物が全く違うところにあるんです)。
そして、16時にはまた大学へとんぼ帰り。
16時から18時半まで翻訳・通訳の試験。
と、まあこんな感じです。

一つのところに座って働くのもきついですが、町中を走り回るのも体力を使いますね。
営業の仕事とかなさっている方は大変なんだろうなあ・・・

昨日は非常にタイトなスケジュールだったので、昼ごはんが食べられなかったんですよ。
ベラルーシ語の授業の後、近くのマクドナルドに行ったら大行列だし。
大学の売店に行ったら、食べ物はチョコレートしか残っていないし。
お腹が空いて死にそうでした。

そんなわけで(←どんなわけだ!?)、今日は食べ物の話。
ベロニカちゃんと龍二くんが入院している間、私は家で一人寂しく生活していました。

あるとき、学生のセルゲイ君が「先生、時間があるとき、一緒に飲みませんか?」と言っていたのを思い出し、飲みに行くことに。
奥さんが入院しているときに飲みに行くのはちょっと気が引けたので、ベロニカちゃんに電話してみると、「もちろん、行ってきていいよ。だって、一人でうちにいてもつまらないでしょ」
理解のある奥さんでよかったです。

セルゲイ君は3年以上、私のところで勉強しています。
年も割りと近いので、話が合うんです。
彼は法律の専門家なので、今回会社を作るに当たって、いろいろと相談していました。

私たちが行った店は「Скиф(スキフ)」というレストラン。
町の中心、勝利広場の近くで、お隣はゴーリキー公園です。

この店は内装が凝っていて面白いんです。
そして、料理もなかなかおいしい。
値段はそこそこしますが、ランチだったらそんなには高くないです。

実は一ヶ月ほど前、その店に行ったのですが、そのときに食べたタルタルステーキが忘れられなかったんです。
びっくりするほどおいしくて。
まさかベラルーシであんな料理が食べられるとは・・・
なので、何とかもう一度食べたいと思っていたんです。

P4271332これがそのタルタルステーキ。
刻んだピクルスなどが添えられていて、それを全部混ぜて、それをパンに載せて食べるという本格的なもの。
「なんだ、普通じゃん!」と思ったそこのあなた!
これ、ベラルーシでは全然普通じゃないんですよ。

ベラルーシのレストランでは料理の名前の通りのものが出てこないことが多いんです。
例えば、カルボナーラ。
私はまだ注文する勇気がありませんが、あるイタリアのグルメ評論家がベラルーシでイタリア料理店に入ったときのこと。
カルボナーラを一口食べて、「こんなのはカルボナーラじゃない」と言って、怒って帰ってしまったんだそうです。

私も経験があります。
ミンスクのある寿司屋にはラーメンがあって、それを食べたのですが、恐ろしく出来の悪い味噌汁にスパゲッティをぶち込んだというおぞましい食べ物が出てきたことがあります。
あと、ミンスクのレストランにあるティラミスはティラミスじゃないですね。
まあ、私もイタリアに行って食べたわけではないので何とも言えませんが、あれがティラミスではないことは断言できます。

このタルタルステーキはとてもすてーきでした。
本当においしかった!
セルゲイ君も感動してました。
私たちはタルタルステーキとカプレーゼ(←トマトとモッツァレラチーズのサラダ)をつまみに、ビールをたくさん飲みました。

日本だったら、シメにラーメンを食べたりしますよね。
でも、ベラルーシにはそういう考え方はありません。
自宅でのパーティーの場合は、最後にお茶とケーキなどでシメることが多いです。

しかーし!
私はそんなことでは満足しない!

話の流れで寿司の話になって。
はぐれミーシャ「日本の寿司はおいしいんだよ。トロ、うに、いか、ホタテ・・・」
セルゲイ君「ホタテって食べたことがないんですが、おいしいんですか?」
はぐれミーシャ「じゃあ、食べに行こう!」

そこで、日本のハシゴというシステム(←?)について説明しました。
ベラルーシ人はそういうことはしないそうです。
一つの場所でたくさん飲んで食べればそれでいいんじゃないの、ということなんでしょうね。
まあ、理屈には合っています。

うーん、日本人は何でハシゴするんだろう?
一つの場所にずっといるのが嫌いなんですかね?

私は東京では世田谷区の豪徳寺に住んでいたのですが、学校は経堂にあったんですよ。
なので、飲み会は経堂で。
最初に焼き鳥やとかいろんな店に行くのですが、最後には必ず「フォロミー」という喫茶店に行くんです。
喫茶店とは言っても、夜はお酒もだすところで。
そこに行かないと落ち着かないというか。
そして、その後、ラーメンを食べるために桜上水まで自転車で行っちゃったりするわけです(←お気に入りは甲州街道沿いの「あぶら〜亭」)。

ベラルーシでは外食の値段が高いから、おいそれとハシゴなんか出来ないですよね。
でも、その夜は気分が良かったので、そのまま寿司屋に行きました。

その寿司屋は私がこれから働くところ。
二人でホタテとサーモンを一巻ずつ、そして、サーモンの刺身をつまみにまたまたビールを飲んだのでした。
いつもいるウェイトレスのポリーナちゃんが「何でこんな時間にここにいるの?」みたいな顔をしていたのが、ちょっと痛かったです。

でも、久しぶりに楽しかったなあ。
東京に住んでいたときのことを思い出しました。


クララ・ハスキルの芸術
アーティスト:ハスキル(クララ)
販売元:ダブリューイーエー・ジャパン
発売日:1991-03-25
おすすめ度:4.0
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バッハ:インヴェンションとシンフォニア/イギリス組曲第1番バッハ:インヴェンションとシンフォニア/イギリス組曲第1番
アーティスト:グールド(グレン)
販売元:SMJ(SME)(M)
発売日:2008-11-19
おすすめ度:5.0
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昨日の龍二くんの音楽はこの二つ。

クララ・ハスキルのスカルラッティをずっと聴いていました。
音楽をかけると静かになるんです。
もちろん、お腹が空いたときは別ですけどね。
このスカルラッティ、涙が出そうになるような静かなさざめきにも似た演奏です。

モーツァルトのピアノ協奏曲もちゃんと聴いていました。
オーケストラが入るから大丈夫かなとも思ったのですが、普通に聴いていましたよ。
一緒にオーケストラの曲でも聴こうかな。
もちろん、ショスタコーヴィッチとかは聴きませんけどね。

バッハのインヴェンション、高校のときよく弾いていました。
今でも大好きです。
ただ、こちらのほうは龍二くんの反応はいまいち。

実はお腹の中にいたときも、ベロニカちゃんが聴いている音楽に反応していたんです。
気に入っているときは静かで、気に入らないときは足をばたつかせているのがわかるんですって。
実はグールドのCDのときはあんまりおとなしくなかったそうです。
どうなんですかね?
逆に気に入っていたから体を動かしていたんですかね?


シベリウス&シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲シベリウス&シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲
アーティスト:ハーン(ヒラリー)
販売元:ユニバーサル ミュージック クラシック
発売日:2008-03-05
おすすめ度:4.5
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ちなみに、龍二くんがまだお腹の中にいるとき、ベロニカちゃんがよく聴いていたのが、このヒラリー・ハーンが演奏したシベリウスのバイオリン協奏曲。
今度、この曲を聴いたら、龍二くんは何か思い出すかもしれませんね。

今日は午後から大学へ。
早く帰って龍二くんと一緒にいたいです!

akiravich at 16:21コメント(4)トラックバック(0) 

2010年05月24日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

今日も一日中、子育てでした。
初めて二人だけでベビーバスに入れたのですが、面白かったです。
それまでは泣いていたのが、ぬるいお湯に入れると気持ちよさそうにこっちを見ていて。
こりゃあ、温泉好きな子になるだろうなあ。
ベラルーシには温泉はないんだけどね・・・

一つ気づいたことが。
うちの龍二くんは音楽が好きなようです。
私やベロニカちゃんは「新生児は何も聞こえないし、何も見えない」と言われていたんです。
でも、明らかに音楽に反応しているんです。

エスプレッシーヴォエスプレッシーヴォ
アーティスト:村治佳織
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:1993-10-21
おすすめ度:5.0
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今日、龍二くんが聴いていたのはこのCD。
ギタリスト村治佳織のデビュー盤です。
初めて聴いたときは鮮烈な印象を受けました。

ベロニカちゃんがたまたまそばにあったCDをかけたのです。
すると、龍二くんは寝るでも泣くでもなく、目を開けてじっとしていて。
明らかに聴いているのです。
しっかりとラジカセの方向を見て。

いやあ、すごいですねえ。
こりゃあ、将来ギタリストかな!?

こんなことばかり書いていると、このブログのタイトルを「親バカ日誌」にしないといけなくなりますね。
できれば、今までどおり、日記風に。
つまり、毎日の出来事をいろいろと書いていければと思います。
それはベラルーシの生活に関することや日本語教師の仕事のこと、そして赤ちゃんのことも。

私は最近、忙しくてドタバタしています。
龍二くんのことはもちろんのことなのですが、大学の仕事は休めないので。

大学はもうすぐ試験期間です。
みんな戦々恐々としています。
日本語の試験だけだったらいいんですけど、他にもいろんな科目があるんですよ。
なかなか忙しい時期です。
私のほうは授業がなくなるので、逆に自由な時間が出来ます。

明日からは寿司バーのほうも何とかしないといけないなあ。
あと、税務署にも行かないと。

何かとりとめのない話になってしまいました。
次はとりとめのある話にしたいと思います。
では、おやすみなさい。

akiravich at 05:17コメント(8)トラックバック(0) 

2010年03月17日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

何か久しぶりにブログを書いているような気がします。
さびしいなあ。
やっぱり毎日書きたいなあ。

相変わらず、翻訳の毎日です。
来週の火曜日が締め切りなので、今が追い込みです。

昨日はベロニカちゃんの誕生日だったわけですが、まともにお祝いしてあげられなくて、すごく悪いなあと思っています。
本当なら、二人でゆっくり食事をしたかったのですが、日本語教師の仕事は休むことが出来ないので、13時半に大学へ。
そして、うちに帰ったのは21時。

でも、私がいない間、ベロニカちゃんの妹夫婦やお母さんが来てくれたので、みんなでお祝いをしたそうです。
私も晩ごはんとして、そのパーティーの残りをいただきました。

本当にかわいそうなことだと思います。
私がベロニカちゃんに「ちゃんとお祝いしてあげられなくて、ごめんね」と言うと、「今は仕方ないよね」とちゃんと私の仕事を理解してくれているようで、泣けてきます。
今の翻訳の仕事が終わったら、寿司を注文して、お祝いすることを約束しています。

今年の誕生日のプレゼントは携帯電話にしました。
ベロニカちゃんの携帯電話はすごく古いのを去年の終わりぐらいまで使っていたのですが、ちょっと壊れてしまったので、予備用の携帯を使っていたんですよ。
でも、ちゃんとしたのが欲しいということで、今朝、一緒に買いに行きました。

P3161288それがこの電話です!
私と同じく、ベロニカちゃんもいろんな機能がつきすぎているのは好きじゃないので、シンプルな物にしました。
ベロニカちゃんはとても気に入ったようで、電話を抱きしめていましたよ。

今朝は買い物の後は、私は一人で人に会いに行きました。
13時ぐらいにフリーになったのですが、そのままうちへ帰るのも面白くないと思い、CD屋にでも行こうかなと。
本当は翻訳の仕事があるから、早く帰らないといけないんだけど、たまには気分転換も、ね。

で、私はあんまり期待しないでニャミーガ駅の近くのCDショップに入ったんです。
なぜ「期待しない」のかというと、ベラルーシではクラシック音楽のCDはそんなには売られていないんです。
売っていても、日本だったら、よく駅前で500円ぐらいで売られているような、演奏者の名前も書いていないような超安売りCDみたいなのしか売っていないんです。

ところが!
そのCD屋のクラシックコーナーは今までベラルーシでは見たことがないほどの品揃え。

そして、すぐに私の目の前に飛び込んできた物は!
バーンスタインのボックス物!

ベラルーシではクラシック音楽でボックスものは見たことがほとんどないんです。
しかも、マーラー全集!
旧盤のほうですね。

値段は150000ルーブル(約5000円)。
うわっ、安っ!
でも、ベラルーシ人にとってはかなりの高級品。


Mahler: The Complete Symphonies [Box Set]Mahler: The Complete Symphonies [Box Set]
販売元:Sony Classical
発売日:2009-04-14
おすすめ度:5.0
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日本だと、アマゾンで7295円です。
それにしても、ベラルーシでバーンスタインのマーラー全集に出会えるとは!!!

私は興奮を抑えきれず、その場でベロニカちゃんに電話しました。
ベロニカちゃんも私のただならぬ様子に「どうしたの? 何が起こったの?」と心配そうな声。
私が「実は(中略)。買ってもいい?」と聞くと、「もちろん!」。

手持ちがドルばっかりだったので、超急ぎ足で一番近い両替所へ。
そして、小走りでCD屋に戻り、速攻で購入!

P3161283そのCDがこちら!
フランスで発売されたものらしく、解説も全てフランス語で書かれています。

私はドイツ・グラモフォンの新盤のほうは2、7、9番のCDを持っています。
旧盤のほうは高校時代に友達に借りて、ちょっと聴いたことがあるくらいかなあ。
レコード芸術などの批評を読んで、「新盤のほうが完成度が高い」などと、えらそうに語ってはいたのですが、実際、旧盤の演奏はそれほど知らなかったんです。

うちへ帰って、早速、5番を聴いてみました。
元々、5番ってそんなに好きなわけじゃなくて。
高校を卒業して以来聴いていなかったから、約18年ぶりということになります。

で、演奏は・・・
やっぱりバーンスタインはすごい!
どんどん引き込まれていきました。
この感情移入と吸引力こそバーンスタイン!

新盤は友達が持っていたのを聴いたことがありますが、あんまり覚えていないです。
もう一度聴いてみたいなあ。

そして、私が大好きな第7番「夜の歌」。
躍動するエネルギーはバーンスタインならでは。

残念ながら、あとは仕事をしながら聞く羽目に。
もうちょっとじっくり聴きたいなあ。

私、特にマーラーが好きというわけではないんですよ。
でも、7番と9番は好きだなあ。

一番最初に買ったマーラーのCDはズービン・メータの第一番。
これは私が中学3年のときでした。
正直、あんまり覚えていない・・・

それにしても、久しぶりに興奮しました。
ベラルーシは日本みたいに物が豊富じゃないので、日本だったらどこでも売っているような物でも、ベラルーシでは出会ったときの感動が違うんです。

今日は朝まで働くつもり。
そうでもしないと、締め切りまで間に合わない!
バーンスタインにもらったエネルギーでがんばります!

akiravich at 06:13コメント(6)トラックバック(0) 

2010年02月28日

おはようございます。
またまたお久しぶりのはぐれミーシャです。

オリンピック!
盛り上がってますねえ、日本では。

ベラルーシでは全然ですね。
金曜日、男子フリースタイルでベラルーシ人選手が金メダルを取りましたが、いろんな人に「金メダル、おめでとう!」と言うと、「えっ、本当?」とほとんどの人が知らないという有様で。
うーん、日本とは違うんだなあ。

その金曜日は私は朝まで寝なかったんですよ。
午前3時までは翻訳。
なかなか終わりません。

3時からはフリースタイルの生中継。
私はそれほど興味はなかったんですが、ベロニカちゃんが「どうしても見たいから、3時になったら起こしてね」と言うんですよ。
何でもベラルーシはフリースタイルは結構強いのだそうで。
何かフリースタイルというと、新しいスポーツのイメージなので、ベラルーシのイメージとはいまいちリンクしないというか・・・

でも、ベラルーシ人選手は素晴らしかったです!
堂々の金メダル!

本当はミンスク時間の3時には女子フィギュアスケートのフリーが始まっているはずなんですよね。
でも、生中継はフリースタイル。
フィギュアの中継は4時からでした。

ちょうど鈴木明子選手が出るグループが始まるところで、ラッキー。
私はフィギュアスケートのことは何もわからないので、何とも言えませんが、素晴らしい演技だったのではないかと思います。
安心してみていられました。

生中継しているチャンネルは「ユーロスポーツ」。
そのロシア語解説者がひどいんですよ。
徹底した「応援解説」。
何か某ラジオ局の「ライ○ンズナイター」を思い出します。
私が大好きな南海ホークスが西○球場で試合をするときはその局しか中継がなくて。
でも、その解説も実況も「超応援解説」で、すごくむかついたのを覚えています。

でも、最初っから応援解説なのが分かっているわけだから、嫌なら聞かなきゃ言い訳で。
だって、番組名が「ライ○ンズナイター」ですから。

しかし。
ユーロスポーツの場合はもっと中立じゃないといけないんじゃないかな。

鈴木明子選手の後に、ロシアの選手が滑りました。
でも、まだまだという感じの滑り。
テレビの実況は「鈴木はすでに24歳です。経験豊富な選手です。そして、私たちのアリョーナは19歳ですから」と何度も繰り返していました。
つまり、ロシアの選手は経験が少ないから、レベルが違うのは当たり前だという論法です。

ロシアのコメンテーターの特徴ですね。
自国の選手を徹底的に擁護し、他の国の選手をこきおろす。
うまくいかなかったら、言い訳を探す。
中立かどうか以前の問題ですね。
自国の選手のことを応援するのはまあいいとしても、他の国の選手について悪く言うのはどうかと思うのですが・・・

鈴木選手の点数がもう一度表示されたときも、「これは高い点数をつけすぎです!」
もう、自分の国の選手の応援だけにしといてよ!

そして、最後のグループでの安藤美姫選手の滑り。
あんなに表現力がある選手だったんですね。
昔、私が見ていたオリンピックではジャンプのレベルとそれが成功するかどうかばかりが注目されて、表現力は二の次だったような印象があるのですが、安藤選手のような表現力のある演技は見たことがないように思います(←まあ、それほどフィギュアを見てきたわけではないので何とも言えないのですが)。
スポーツとしてではなく、単に「美しい!」と私は思いました。

ちなみに、彼女のコーチのニコライ・モロゾフ氏はベラルーシ代表として長野オリンピックに出ているんですよね。
ベラルーシ人なのかなあと思って調べてみたら、モスクワ生まれのロシア人。

うーん、ベラルーシはフィギュアスケートとかアイスダンスってどんなレベルなんだろう?
ベラルーシで層が薄いスポーツの選手がベラルーシに籍を移してベラルーシ代表として大会に参加するなんてことはあるのかもしれませんが・・・(←歌のコンクールなどではあります。ベラルーシが層が薄いというよりは、自国の層が厚すぎるので、という理由ですが)

そして、浅田真央選手の滑り。
私もドキドキしながら見ていたのですが、だんだん引き込まれていって。
鬼気迫るというか、極限の状態がこちらにも伝わってくる感じでした。
ただ飛んだり跳ねたりというのではない、本当の「演技」がそこにはありました。
それはスポーツでありながら、芸術と呼ぶにふさわしいものだと私は思いました。

浅田選手の演技が終わったあと、私もベロニカちゃんも言葉を失っていました。
彼女の全身から出てくるエネルギーは他の選手にはないものだと思います。
素晴らしかった!

それにしても、日本人選手の表現力には感動しました!
そこで、私が思い出したのは日本人の若手音楽家のことです。
私が音楽を学んでいた20年近く前は、「日本人若手演奏家は技術は素晴らしいが、精神的なものが・・・」という評価が多かったように思います。
ロボットのように技巧的なんだけど、心をあまり感じないというか。

確かに、当時の日本人の若手の中で熱いものや精神性を感じる演奏家というのは思い出せません。
あっ、指揮者の佐渡裕さんは熱いですよね。
あと、誰だろう・・・
ピアニストの有森博さん(←1990年のショパンコンクールで最優秀演奏賞を受賞した方です)は熱かったなあ。

でも、今はいろいろと変わったんですかね。
私は若手演奏家に詳しくはないのですが、例えばピアニストの小菅優さんは素晴らしいと思います。
リストの「超絶技巧練習曲」なんか、素晴らしいテクニックに裏打ちされた演奏で、それでいながら熱いパッションを感じるものでした。

表現力というのは、読んで字の通り「表現する力」。
その「力」が弱いと、どんなに優れた技術でも心には響かないのです・・・

フィギュアスケート、結果は残念ではありましたが、私とベロニカちゃんはとても幸せな気分で朝の6時に就寝したのでした。

金曜日も土曜日の怒涛の日々でした。
授業が死ぬほどあるのに、翻訳もしないといけない。
今日も6コマ。
やばいなあ・・・

今のミンスクは0度。
こういう中途半端な寒さは好きじゃありません。

中途半端と言えば、昨日、何でも中途半端な学生に超ブチキレました。
口ばっかりで何もしない。
謝るときも薄ら笑いを浮かべながら。
自らの間違いを正そうとせず、「間違っているのはあなたのほうだ」という態度を取り続ける。
そんな学生がいるのです。

これまで、彼のためにいろいろしてきましたが、もうこれ以上手を差し伸べることはないと思います。
このブログを読んでいる方の中には「はぐれミーシャさんって、すごく厳しくて怖いイメージがあります」とおっしゃる方が時々おられるのですが、小ギレはしょっちゅうしていても、結構私はギリギリまで見捨てることなく粘るんですよ。

もちろん、その学生に対して何らかの愛情がある場合ですよ。
愛情がない場合は怒りもしません。
だって、エネルギーの無駄ですから。

でも、小ギレが重なって、大ギレになったらアウト。
今回は大ギレです。
私は特に何もしません。
何かしよう、手を貸してあげようと思っても無駄だということはわかりましたから。
言いたいことは言いましたし。
あとは教師としての義務を果たすのみです。

うーん、仕事が多いだけならまだしも、ストレスがなあ・・・
むしろストレスのほうが問題なのかも。

とにかく。
早く今の仕事を終わらせないと・・・
その後は法律関係の翻訳だ・・・

あーあ、早く夏休みにならないかなあ!!!(←はぐれミーシャ、心の叫び)

akiravich at 17:23コメント(2)トラックバック(0) 

2010年01月20日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

今の状態は・・・ずっと読んでくださっている方なら書かなくてもわかるでしょうから、書きません。
でも、翻訳の仕事はかなりいい感じで進行しています。

本当はきちんと毎日更新したいんですよ。
書きたいこともたまってきてるし。
この仕事が終わったら、書きたいことを一気に書いていきたいと思っています。

さて。
翻訳などのデスクワークの場合、私は音楽を聴きながら仕事をすることが多いです。
そんなときの選曲には気を使います。

たいていはクラシック音楽です。
ただ、クラシックであれば何でもいいというわけではありません。

まず私が避けるのが歌曲。
というのは、私の仕事は翻訳にしろ、日本語の仕事にしろ、言葉を扱う仕事なので、言葉が入っているものはちょっと邪魔になることが多いのです。
もちろん、歌曲が嫌いなわけではありませんよ。

音量はあまり問題ではありません。
なので、交響曲なども聴きます。

あくまでもBGMですから、まじめに聴いているわけではありません。
でも、ふと手を休めたときに、さっと心に入ってくるような音楽がいいのです。

ブルックナー:交響曲第3番
アーティスト:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
販売元:キングレコード
発売日:1996-07-24
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今日の朝聴いたのは、ブルックナーの交響曲第3番。
なぜか最近、ブルックナーにはまっています。
高校生のときはどうがんばっても馴染めなかったのに。
やっぱり歳とともに好みも変わってくるんですね。


ブルックナー:交響曲第3番「ワーグナー」(1873年初稿版)ブルックナー:交響曲第3番「ワーグナー」(1873年初稿版)
アーティスト:ヤング(シモーネ)
販売元:BMG JAPAN
発売日:2007-10-24
おすすめ度:4.0
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最近、ずっと聴いているのがこれ。
この指揮者はちょっとだけ視聴したブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」がすごく気に入ったので、聴いてみたかったんです。
なので、去年の夏、日本で買ってきたんです。
第一楽章は「?」なところもありましたが、結構な名演。
私のツボにはピタッとはまりました。

それにしても、クナッパーツブッシュのとはえらい違いだなあ。
版が違うんでしょうけど、部分的にかなり違うところがあるし。
ブルックナーの版の問題って、私は全然考えたことなかったんですけど、ちょっと気になり始めました。

っていうか、BGMじゃなくなっているような気が・・・
聞き入ってしまって仕事の手が止まってしまうということもしばしば。


ブラームス:交響曲第2番 ニ長ブラームス:交響曲第2番 ニ長
アーティスト:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
販売元:キングレコード
発売日:1995-11-01
クチコミを見る
私の仕事の手を完全に止めてしまったのが、このイシュトヴァン・ケルテスが指揮したブラームスの交響曲第2番。
正直、度肝を抜かれました。
一言で言えば、「しなやかな躍動」。
ほとばしるエネルギーに私は完全にKOされました。

若いときはバーンスタインの演奏を聞いていたのですが、最近はバーンスタインの演奏を聴いてもあまり感じるものがないんですよね。
何ででしょう?
好みも変わってしまうのでしょうか?

このケルテスの演奏、そのとき私はかなり急を要する翻訳の仕事をしていたのですが、完全に手が止まってしまいました。

こういう音楽を「BGM」と名づけるのは罰当たりな感じがものすごくします。
でも、何かをやりながら聴く音楽だから、こう名づけるしかないんですよね。

さて、私が一番好きなBGMは・・・
やっぱりグレン・グールドのバッハです!
うわあ、これこそ罰当たりだ!

「グールドのバッハは集中して聞くべし」
ごもっともな意見ですが(←誰の意見だ?)、グールドのバッハはどこかで流れているだけでも心地いいし、それでいて、ふとその世界に引き込まれてしまうのも、いと楽し(←微妙な日本語)。


バッハ:インヴェンションとシンフォニア/イギリス組曲第1番バッハ:インヴェンションとシンフォニア/イギリス組曲第1番
アーティスト:グールド(グレン)
販売元:SMJ(SME)(M)
発売日:2008-11-19
おすすめ度:5.0
クチコミを見る
インヴェンションは高校のとき弾いたなあ。
今でも好きです。
みんな弾く曲だとは思いますが、これって結構深いんですよね。

バッハ:パルティータ全曲バッハ:パルティータ全曲
アーティスト:グールド(グレン)
販売元:ソニーレコード
発売日:1989-06-21
おすすめ度:5.0
クチコミを見る
これも私の愛聴盤。
これを聴いていると、頭が冴えてくる感じがして仕事がはかどるんですよね。

今日は大学に行って試験。
基本的に私はサポートなので、それほどすることはありません。
できるだけ早く開放されて、翻訳の仕事に取り掛かりたいところです。

翻訳は少しゴールが見えてきました。
今日の夜も遅くまで働くことになるなあ。
でも、これも「いと楽し」・・・

akiravich at 14:59コメント(0)トラックバック(0) 

2010年01月11日

こんばんは。
はぐれミーシャです。
眠いです・・・

今日はいつものように6コマでした。
翻訳で忙しいんですが、授業を休むわけにはいきません。

私はアニメグループの授業では、最後に必ず日本のビデオを見ます。
学生には日本語だけでなく、日本文化や日本の習慣などを見てもらいたいという思いからです。

今日の朝は、「OZAWA」というドキュメンタリー映画の後半を見ました(←前半は前回の授業で見ていたので)。
この映画は文字通り、世界的指揮者の小澤征爾さんについてのものです。
いやあ、久しぶりに見て、感動しました。

彼が東洋人であり、東洋人でありながら西洋の音楽をするということへの複雑な思い。
日本人に対する考え方など、非常に共感できるところがありました。

私がその映画を初めて見たのは15歳のとき。
あれから20年以上の時が経ってしまいました。
今見てみると、自分の考え方に深い影響を与えていることを実感できます。

最後に小澤さんが指揮するのがマーラーの交響曲第2番「復活」なのですが、今日は不覚にも泣きそうになりました。
学生たちの前だったので、必死に涙をこらえました。
ああ、こういう音楽があったのか。
もちろん、「復活」は昔何度も聴いた曲ですが、久しぶりに全曲を通して聴いてみたくなりました。

さて。
明日は大学の試験です。
2年生の試験。

うーん、大丈夫かなあ。
試験問題はほとんど出来上がっていて、今は最終チェックをしている段階です。

試験を作るのって、結構大変なんですよ。
いろいろ気をつけないといけない点があるので、それを挙げてみたいと思います。

1.授業で出てきた語彙や文法のみを使用する
結構、気づかないうちにまだ勉強していなかった語彙や文法を試験に入れてしまうことは時々あるんですよ。
私はそういうことは滅多にありませんが、同僚の現地人教師などの場合は時々あります。

例えば、漢字のテスト。
以前、「犬」という漢字が一年生の試験に出ていたことがありました。
「犬」は一年生では勉強しないことが多いんです。

もっとすごかったのが、「五目飯」。
これも一年生の試験で出ていました。
一つ一つの漢字は既習なのですが、この組み合わせは授業でも触れられていなかったようで、当然のごとく、学生は一人も書けていませんでした。
それにしても、教師はなぜこの言葉を書かせたかったんだろう?
当たり前ですが、ベラルーシには五目飯はありません。

授業に出てこなかった語彙が出てくるというのは学生側から見れば、フェアじゃないですよね。
だって、習ったものを忘れたら学生のほうが悪いと言えますが、習ってもいないものを知らないからと言って点数を下げられたら、たまったものじゃありません。
「五目飯」はさすがに苦情が出ました。

2.テストの中で内容がかぶらないようにする
これが結構大変なんです。
ある問題の中に、他の問題のヒントになるようなことが書いてあったりしないようにしないといけないんです。

明日の試験は一つの試験の中に文法と漢字が一緒になっているんです。
漢字の試験は全てひらがなで書いてある文を漢字かな混じり文で書き直すというもの。
例えば、「このかいしゃはざんぎょうがおおい」と書いてあるのを「この会社は残業が多い」と書き換えるのです。
この場合、「会社」とか「残業」とか、そういう言葉がテストの中のほかの問題に出てこないようにしないといけないのです。

でも、こういうのって、かなり気をつけても出てきてしまうミス。
学生にとってはラッキーなことですが、教師にとっては・・・
試験の最中に気づいて「しまった!」と思うことはよくありますね。

3.答えが二つにならないようにする

私はこれは「二つとも正しい」という解答にします。
ただ、それが予想通りのときもあれば、予想もしないような答えが出てくることもあって。
私は「日本人はこう言うこともある」というときは正解にしています。

でも、日本語教師の中には、その人が求めている答えでなければ不正解にするという人もいるんですよ。
私は「そういう言い方をする日本人もいますよね?」と言ったのですが、その教師は「でも、これは教科書には書いていないので」。
うーん、だったら、答えが二つ出てくるような問題を作らなきゃいいのに。

私も何でも正解にしてしまうわけではありませんよ。
でも、許容範囲というのはあるじゃないですか。
私が不正解にするのは「日本語として正しいか」が基準で、「教科書にあったかどうか」は関係ありません。

ここまで書いてきたのは筆記試験の話。
会話の試験は、またいろいろと難しいところがあるんです。
それはまたいつか書きたいと思います。

あー、時間がない!
翻訳もしないといけないし、試験の準備もしないといけないし。
あー、大変!
でも、頑張る。
それしかない。

この大変な時期を乗り越えたら、きっといいことがあるはず!

akiravich at 04:34コメント(2)トラックバック(0) 
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