ブレスト

2013年05月25日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

ベラルーシ寿司紀行の第一回目を掲載したら、ブログの訪問者が増えました。
やっぱり食べ物関係には皆さん興味があるのでしょうか。
私も日本のグルメブログは毎日のようにチェックしています。
写真を見ながら、「俺も食べたい・・・うらやましい・・・」と苦しむ毎日です。

私もみんながうらやむような寿司の写真を載せよう!
・・・と言っても、日本の寿司には味もビジュアルも負けますよ。

私はベラルーシのいろんなところで寿司を食べています。
食べる必要のないところでも食べています。
とりあえず食べています。
当たったこともあります。
ある意味、体を張っていると言えるでしょう。

さあ、今日はブレストの寿司をご紹介!

ちなみにタイトルに深い意味はありません。
ただ、村上春樹の新作、読みたいなあと思っているんですけど、ベラルーシでは手に入らないので・・・

今年の冬、私はブレストという町へ行きました。
ブレストはベラルーシの南西の端にあり、ポーランドと国境を接している町です。
私は2001年から何度も訪れている町で、友達もたくさんいます。
なかなかきれいでいい町ですよ。
そして、歴史的に有名なブレスト要塞があります。
ブレストについては、以前、何度か記事を書いていますので、ご覧ください。
ブレスト

まずブレストで訪れたのは・・・名前が出せないなあ。
おいしい店なら名前を出すところなのですが、これからく○みそに書こうとしている店の名を出すわけにもいかないよなあ。
しかも、自分が以前関わっていた店のチェーンだし・・・

DSC00671まず、衝撃を受けたのが味噌汁。
しょっぱい!!!
とても飲めたものではありません。
血圧が上がること必死。

私は初めて行く寿司バーでは必ず味噌汁を注文するようにしています。
その店のレベルがわかるということもありますが、味噌汁はベラルーシでも意外とまともな味に出会うことがあるのです。

DSC00673寿司のほうは・・・まずい!
シャリがまずすぎる!
炊き方も悪いのでしょう。
米も悪いのでしょう。
っていうか、これ、昨日炊いたやつだろ!!!
私は200%断言する。
このご飯は昨日のご飯だ!

エビが出ちゃっている寿司はその名も「ダイナマイト巻き」。
エビの天ぷらを巻いて、中にスパイシーなソースを入れているのですが、天ぷらの出来が悪すぎ。
っていうか、これ、作りおきしたやつだろ!!!
揚げておいて、冷凍したやつだろ!!!
衣がまず過ぎ。
そして、ソースが辛すぎ。
私は辛い料理が大好きですが、限度って物がありますよ。

DSC00674右側のサーモンの寿司はスモークサーモンを使っていて、超しょっぱい。
左側のも中のチーズの味しかしない。

シャリがまず過ぎて・・・
言葉にならない・・・

醤油もひどい。
理由は簡単。
水で割っているから。
ベラルーシでは醤油の水割りが普通なのです!!!

理由は「水で割らないとしょっぱすぎるから」。
っていうか、ベラルーシ料理も割りと塩がきついものが多いけどなあ。
心臓疾患や高血圧が多い民族ですからね。

後から聞いた話では、外国ではよくあることだそうです。
外国では醤油を小皿にたっぷり注いで、どっぷりつけるのが普通なので、普通の塩辛さだとしょっぱすぎるのです。
っていうか、少しつける努力をすべきだろ!!!
まあ、箸使いに慣れていない人はしょうがないけどね・・・
でも、水で割っちゃうと醤油の味がしなくなるような気がするのですが・・・

それにしても、この店の醤油は水が多すぎでした。
中にはだしの素のだしで割っている店もあります。
刺身にも出し醤油を使うことが多い山形の出身なので、そんなに違和感はないですね。

DSC00675次なる店は・・・「ウナシカ」!!!
店の名前は出さないつもりでしたが、ここは名前がおもしろいので。
最初に「今から『ウナシカ』という店に行きます」と言われた時、「その『ウナシカ』っていう言葉、日本語ですか?」と聞いてしまいました。
「ナウシカ」と間違えているのかと思いました。

よく聞くと、「ウナシ・カ」。
これはロシア語で「持って行ってね」とか「持って帰ってね」という意味なんです。
その言葉が日本語っぽく聞こえるからつけられた店名なのだそうです。
これはベラルーシにしてはなかなかのネーミングだと思います。

DSC00677寿司のほうは・・・ベラルーシでは平均的な味だと思います。
よくミンスクのカフェで出会うタイプの寿司です。
っていうか、店の内装は完全におしゃれなカフェだし。
ここも醤油の水割りの割合がハンパねえ。

ここまでは寿司でしたが、最後は全く別の料理でした。
それは高級ホテル「エルミタージュ」のレストラン。
ホテルの内部はミンスクでもなかなかお目にかかれないほどの高級感で、ちょっとびっくり。

DSC00681なぜか味噌汁があったので、注文。
これまたしょっぱい!
しかも、具に千切りにした昆布が!!!
出汁をとった後の昆布を再利用!!!
っていうか、これはありなんでしょうか!?
ちょっと昆布くさかったけど、私は別にいいと思っちゃいました。

DSC00679この店のご自慢は客室から見えるグリル。
炭火です!
ミンスクではこういうのは一度も見たことがないです。
というのは、ベラルーシは消防法が非常にうるさく、店の中で火を使うのは非常に難しいのです。

こんなことが許されるなら、私は焼き鳥屋をやるべきだと思うんですよね。
焼き鳥はベラルーシ人の口に合うと思うんですよ。
ベラルーシの寿司バーにも焼き鳥はあるのですが、見た目も味も焼き鳥と呼べる代物ではありません。
ちゃんとした焼き鳥をやれたらいいなあと思いますが・・・

DSC00683メインディッシュはステーキ!
牛肉!!!
この牛肉、やわらかい!!!
奇跡的!!!

ベラルーシの牛肉は異常に硬いんですよ。
脂もないし、筋っぽいことが多くて。
でも、この牛肉は完全に和牛と同じ。
メニューを見るとアルゼンチン産って書いてある。
このレベルの牛肉がベラルーシで食べられるのは奇跡です!
値段も日本円にすると1500円ぐらいだし(←ベラルーシ人の感覚ではあり得ない高さですが・・・)。

っていうか、寿司の話じゃなくなってるし!
今回紹介したものの中で一番おいしかったのはダントツでステーキだし!

寿司に関して言えば、まあこんなものか、と。
ミンスクの寿司バーのレベルを考えれば、他の都市のレベルも推して知るべしかな、と。

ベラルーシの主要な地方都市、つまり各州の中心都市(→ゴメリ、ブレスト、グロードナ、ヴィテプスク、モギリョフ)には寿司が食べられる店がすでに存在します。
他の都市に関しては情報はありません。
ベラルーシの様々な都市で寿司が食べられるようになるのは喜ばしいことではあると思いますが、そのことによって、間違った寿司のイメージがついたりしては元も子もないと思うのです。

日本文化の正しい理解

このことに関しては、二つの立場があると思います。
1.どんどん広めるべき。多少、間違いがあっても、何もないよりはまし。
2.正しいもののみを広めるべき。正しくないのであれば、何もないほうがまし。

私は100%、2番の考え方です。
しかし、私がこれまでベラルーシで接してきた日本人はどちらかというと1番の考え方の人が多いんです。
私は間違った形で日本文化が伝わることは耐えられないんですが・・・

例えば、ベラルーシで学生たちに書道を教えられた方がいらっしゃいました。
しかし、その方は別に書道の専門家ではありませんでした。
学生たちが書いたものを見ても、ただ外国人がチャレンジしてみました、という程度のもの。
私からすれば、学生たちがちゃんと書けないのは仕方がないとしても、教える側はちゃんとした人のほうがいいと思うのです。

ちなみに、私は書道3段です。
3段と言っても、子供のときに取ったもので、今では全くできませんし、自慢できるようなことではありません。

これは私の中にもジレンマがあって、学生たちにしてみれば、少しでも日本文化に触れるチャンスですから、もっと積極的にやるべきかなとは私も思うんです。
書道の道具も持っているし。

しかし、教えるというのは責任が伴うもの。
私には書道を教えることはできません。
「教える」のではなく、「やってみる」という風に考えたら、できるかも・・・

ベストは日本の書道の先生に来ていただいて、デモンストレーションをやっていただいたりするのがベストなんですよね。
もちろん、その方が勉強したい人たちを直接指導してくだされば尚のこといいですが。

だいぶ話がずれてしまいました。
寿司に関して言えば、ベラルーシの寿司を食べたベラルーシ人が「これが寿司なんだ!」と思ってしまうのはどうかとは思います。
中にはしたり顔で寿司の批評なんかをする人がいるのですが、大体が的外れ。
これは何も知らないのだから、責めるには値しないのかもしれないのですが、知らなければ何も言わなければいいのに、と思うのです。
これはベラルーシ人のメンタリティーなのですが、大して知らないのに知ったかぶって解説したり批評したりする人が多いのです。
普通に「感想」を言えばいいのに、「批評」になってしまうんです。

これは料理する側にも大きい問題があります。
私は実際にミンスクの寿司バーの厨房でベラルーシ人の料理人の仕事を間近で見ていましたから言えるのですが、日本料理に対する意識が低い。
「寿司なんて簡単じゃん」という発言は何度も聞いたことがあります。
簡単なはずないでしょ!
これはまたいつか書きたいと思います。

もっと話がずれてしまいました。
とにかく、寿司の文化が正しい形で広がってくれればいいなあと思うのです。
ミンスクは寿司バーがかなり多いのですが、そのことによってレベルが発展しているという感じはありません。
新しい巻き寿司を作ったり、メニューが増えたりというだけで、味的には進歩は見られません。
ブレストなどの地方都市はまだ寿司が現れたばかりなので何とも言えません。
注目していきたいと思います。

次回はミンスクの超高級店で食べた寿司です!

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2008年09月18日

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たった今、ブレストから帰ってきました!
ふ〜、疲れた。

今日はブレストに日帰りで行ってきました。
日帰りで行くようなところではないのですが、木曜日のことも考えて、そういう日程になってしまいました。
目的はブレストで行われている「ベーラヤ・ヴェージャ演劇祭」という催しに参加しておられる里見のぞみさんの公演を見るためです。
ジャンルはパントマイム。
パントマイムって、ちゃんと見たことがなかったので楽しみ!

朝は3時半起き。
そして、4時53分発のブレスト行きの列車に乗りました。
公演開始が12時なので、そのタイミングでうまく着ける列車が他になかったんです。
朝の4時では地下鉄も動いていませんから、タクシーで駅へ。

うちでは3時間しか寝られなかったのですが、列車の中でぐっすり寝ることができました。
私、乗り物の中では寝られない人なんですよ。
でも、今日はさすがに熟睡でした。
9時7分に着く予定だったのですが、列車が途中で立ち往生。
アナウンスも何もなし(←ベラルーシですから、仕方がない・・・)。
結局、ブレストには50分遅れで到着しましたが、「すみません」の一言ぐらいアナウンスしてもよさそうなものだけど・・・

急いで劇場に着いたのは10時半。
リハーサルはすでに始まっていました。
日本人のリハーサルって、真剣勝負でやるので、私は見ていて楽しいです。
でも、うちのベロニカちゃんは「ちょっと怖かった! 一言も発しちゃいけないような緊張感があるね」と言っていました。
別に悪い意味で「怖い」と言っているのではないんですよ。
ベロニカちゃんはニコニコしながら「これが本当の芸術だよね」と言っていましたから。

今回の件を知ったのは、たまたまGoogleで「ベラルーシ」で検索してこのブログが何ページ目に出てくるかを調べていたときに、たまたま里見さんがブレストで公演をなさるということを知ったのです。
そして、いろいろ連絡を取るうちに、私は今まで日本人のコンサートや劇場公演で通訳をしたときの苦労が走馬灯のように甦ってきて、いろいろと心配をするようになってしまいました。

でも、私の心配は幸いなことに、思いっきり杞憂でした!!!
今回の演劇祭は組織委員会がかなりしっかりしているようで、何の問題もなし。
日本人の方たちも「外国に行って、こんなに全てがしっかりしているのは初めて」と言っていましたが、正直、私もびっくりしました。
そして、英語で通訳をしていたオリガさんという女性がかなりしっかりしていて、現場をテキパキとさばいていたのが印象的でした。
先週、オリガさんと電話で話したときから「この人はかなりできる人だなあ」と思っていたのですが、実際は想像以上にできる人でした。
次に日本人アーティストがミンスクで公演をするときは、彼女を呼びたいくらいです。

さて、肝心の公演のほうですが・・・
すばらしかったです!!!
ブレストまで行った甲斐がありました(涙)!

専門家でもない私が公演の印象を書くのは気が引けるのですが、心の中に残ったものをそのまま書いてみようと思います。
もしかして、私の感じたことが演者の方の意図するところと全く違っているなんてことがあるかもしれませんが、思い切って書いてみます。
なんてったって「旅の恥はカキクケコ」なんですから・・・

演目は「私は誰? 〜Who am I?」というもの。
3部構成になっていました。
それぞれに名前がついていましたが、私は私なりに感じたところを書いてみます。

第一部はまだ自分というものが見えていない自分との格闘。
格闘というよりは模索と言うべきか。
いろんなポーズをとっても何かが決まらず、居心地の悪さなのか、より良い形の探求なのか。
つねったり捻ったり、しまいには破ってしまう。
これを文字通りの誕生ととらえるか、自我の誕生ととらえるか。
私は思春期を越えて、(何度目かはわからないけど)再びの誕生ととらえたのですが・・・

ちなみに、人生っていろんなポーズがあると思うんです。
でも、「ポーズのためのポーズ」か「生きるためのポーズ」か、あるいは「命を懸けたポーズ」かって、かなり違っていると思います。

第二部では足元が心もとない、でも、どこか楽しんでいるようで。
紙の道が広がっていくようで、でも、それはただの制約でしかなくて。
道を走ることが順調なことの証拠のようではありながら、その道自体は狭い。
走っているから世界が狭いことに気づかないのか、狭いことに安心感を感じるのか。
結局、からまってもつれて、道ではなく、ただのぐちゃぐちゃ。

第三部では紙袋だけが人生さ。
赤い糸が意味深だったりするけど、そこでそのイメージにはまると「ああ、俺って日本人なんだなあ」っていう居心地の悪さにはまりそうで、そのイメージを強制排除。
結局、孤独なのかなあ。
それが嫌味でもなく、悲しみでもなく。
孤独っていうのは存在の一つの単位だから(←大好きな作家の受け売り)。

言語よりも雄弁なものを何と名づければいいのでしょう?
ああ、でも「雄弁」っていう言葉も気持ち悪いなあ。
静かなんだけど、伝わるものがある。
大声で叫ぶんじゃなくて、語りかけてくるような。
言葉にすればするほど、あのパフォーマンスの本質から離れていくようなので、やめておきます。

「身体言語」という言葉がありますが、「言語とは考えなどを他の人に伝える手段である」と捉えるとするならば、「言語ってそんなに万能な伝達方法、または表現手段なの?」と勘ぐってみたくもなります。
このままいくと(どこへ行くの?)、身体は言語を超えられないという感じがしてしまうので、違う言い方にしませんか?
例えば「言語身体」。
こうすると「身体」のほうが「言語」より偉い感じがするでしょ?
でも、こうするとたくさんある「身体」のうちに「言語」をつかさどる「身体」があるようで、それもちょっと違うけど。
言葉のレベルではうまいところに着地できないのが悔しいですが、とにかく楽しむことができました。

「人生」を描くと「人生の悲哀」とか言っちゃって、結局悲しいながらも泣き笑い、いや、悲しいから泣くのか、まあ、それはいいとして。
今回の「私は誰」は「不思議と悲しくはない」、という不思議に楽しい舞台でした。

すみません。
このパフォーマンスを見ていない方には何のことやらわからない内容になっていると思います。
簡単に言えば、私にとって、忘れられないものになったということです。

今日は平日のお昼ということで、学校の「演劇教室」のような感じで、子供たちがたくさんいました。
それがまあ、うるさいうるさい。
第一部はうるさくて、最初の音楽が聴こえないほどでした。
でも、パフォーマンスが進むにつれて、だんだん静かに見るようになっていきました。
子供たちは動き自体が笑えるような箇所に異常に反応して笑っていましたが、それでもいいのかなあと思いました。
民族や年齢などによって、それぞれが持っているコンテキストが違うのですから、笑いにもずれは出てきますよね。

そもそも、こういうタイプのパフォーマンスがベラルーシにはないんですよ。
ベラルーシの観客の傾向としては、外からの刺激を自分の中で広げていくのではなく、きわめて受動的に刺激を受け取り、それに対して端から見た表面的な評価を下すというのが一般的な形ではないかと思います。
能動的な心の活動を誘発し、観客を共演者(共犯者?)にしてしまうような今日の劇。
もう一度みたいです・・・

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公演終了後、里見さんたちと役所の食堂で昼ごはんを御一緒させて頂きました。
食事をしながら、ベラルーシのお話しをしたり、演劇関係のお話を聞かせていただいたり。

里見さんは非常にお話しやすくて、たくさんの興味深いお話を聞かせてくださいました。
声が非常にきれいで、しっかりと通る、聞いていて気持ちのいいお声の持ち主でした。
うちのベロニカちゃんが「一緒にいるだけでプラスのエネルギーをもらえるような感じがする!」と言っていましたが、まさにその通りです。

高橋さんには自家製のお味噌やお醤油などを頂きました。
山形のおそばまで!
私が山形出身ということで、おそば。
ラーメンも好きですが、やはり山形県人はおそばです。
お気遣いいただきありがとうございました!
大事に食べさせていただきます!
私も自家製で豆腐や納豆を作ってみたいと思っているのですが、作り方を教わる時間があればよかったです。
今度、ドラニキの作り方をこのブログに書きますので、ぜひお読みになってください。
もっと料理談義したかったです。

照明の板谷さんは、私がアルバイトをしていた世田谷パブリックシアターでお見かけしたような気がものすごくするのですが、たぶんお見かけしているはずです。
そうだとしたら、世田谷の次はベラルーシでお見かけして、そして、お話しまでしてしまったことになるわけで、これも不思議な縁だなあと感じました。
うちのベロニカちゃんが「リハーサルの時は一番怖かったけど、本当は優しい人なんだね」と言っていました。
私は「リハーサルのときのは『怖い』んじゃなくて、『真剣』なんだよ」と説明しておきました(←正しかったでしょうか?)。

榎本さんとはメールのやりとりをしていたので、初対面という感じが全然しませんでした。
もうちょっとゆっくりお話ししたかったです。
劇場関係の話しとか、ミンスクではする相手もいないので飢えているんです。
まあ、私は日本の演劇関係の話は全く詳しくないのですが。
次回はぜひミンスクの私の家か、日本の居酒屋でゆっくりお話しできればと思います。

ミンスク公演、実現させましょう!
里見さんの公演、私自身ももう一度見たいですし、うちの学生たちも見たいと思っているはずです。
うちの大学の一年生アーラちゃんは「先生、どうしてミンスクで公演がないんですか!?」と非常に憤慨していました(彼女はダンスの勉強をしているらしく、すごく見たがっていたのです)。
でも、ブレストの演劇祭ですからねえ。
今回は仕方がないとしても、次回はぜひ!

明日は細々とした用事が。
夜はバレエ学校に留学している女の子をうちに招待する予定です。
学校の食堂が異常にまずいらしく、日本料理を食べたいと言っていたので。
私と同じ在ベラルーシ8年のバレリーナとその夫(ベラルーシ人)も来ます。

いやあ、きついと思いますよ。
だって、日本からベラルーシに来る人たちって、割とお金があって、毎日レストランなんかで食事しちゃったりするわけじゃないですか。
その未来のバレリーナは寮の食事。
普通、寮にはキッチンがあって、自炊できたりするのですが、そのバレエ学校の寮は安全面を考えて、キッチンがないのです。
私も食べたことがありますからわかりますが、学校や寮の食事はかなりやばいのもあります。

そのバレエの女の子はまだベラルーシに来たばかりで、ロシア語もわからない状態。
ずっと心配していたので、同じ寮に住んでいる女の子に電話して、その日本人の子につないでもらったんですが、声が思いのほか元気だったので安心しました。
「食堂の食べ物、おいしくないんですよ」とか言っていたのですが、「これって、カニかまなんですかね? 今食べてるんですけど、かなりおいしいです」とうれしそうでした。
ベラルーシで売っているカニかまは、日本のとは比べ物にならないと思うんですけどね。
すごく「魚食べたい、魚食べたい」と言っていたので、同じ寮の子がベラルーシにもカニかまがあることを教えてあげたのでしょう。

その日本人の子はまだベラルーシの携帯電話を持っていないので、同じ寮に住んでいる将来のバレリーナたちに電話をしたのですが、彼女と同じグループで勉強しているカーチャさんは「彼女とは日に日にコミュニケーションがとりやすくなっている」と言っていました。
かなり仲良くやっているようです。
すごく安心しました。

今日、ブレストからうちに帰って、とりあえずPCを開けてブログをチェックすると、昨日の訪問者が336人!
何かの間違いじゃないでしょうか。
今までの最高は100人ちょっとですから、一気に336人になったのはうれしいというよりもちょっと怖い感じがします・・・
どうなんでしょう?
急にベラルーシに対する関心が高まるとは思えないし。

今日は自分の感じたことを気ままに表現するはぐれミーシャでした。

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2008年08月18日

今日はブレスト市にある「ブレスト市鉄道技術博物館」についてレポートしたいと思います。

ブレスト市の中心からブレスト要塞に行くとき、嫌でも目に入ってくるのがこの博物館。
博物館と言っても建物はなく、外に汽車がどんどんどーん!と陳列してあるだけ。
居候先の家族は「あんな博物館、行っても面白くないから違うところに行った方がいいよ」と口をそろえて言っていました。

ところが!
これが思ったより面白かったんですよ。
別に、私もベロニカちゃんも鉄道マニアじゃないんですけどね。

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俗に言うところのSLですね。
子供のときに、何かのイベントで乗ったことがあります。
動き方が普通の電車とは違うんですよね。
乗っていても力強さが伝わってくるというか。

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一つ一つがとにかく大きいです。
うちのベロニカちゃんは身長173センチなんですが、それでも車輪と比べるとちっちゃく見えます。
どうやってこんなの作ったんでしょう?!

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写真を拡大してみていただくとわかりますが、星の真ん中にレーニンの絵が描かれています。
これは時代を感じますね。
この博物館には第二次世界大戦前のものもたくさん展示されています。

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この博物館の魅力は中に汽車の中に入れること。
全ての汽車に乗れるわけではないのですが、乗れるものも結構多いですね(半分以下ですが)。
多分、わかる人が見たらかなり面白いんでしょうけどね。
鉄道に全く詳しくない私たちがかなり楽しめましたから。
わけのわからないレバーやハンドルがたくさんあったり、石炭をくべる炉があったりして、走っているところをイメージするだけでも楽しいです。
当時の汽車に乗ってみたかったですよね。

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もうちょっと新しいのもあります。
こんな感じのは、今でも走っていることがあるように思うのですが・・・

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これは郵便物を運ぶ車両。
昔、私が子供だった頃はよく見かけましたね。
確か濃い茶色の電車で、ドアがまだ手動だった頃。
小学校4年生だった私はギターを習うために山形市の「山形芸術学院」に週に一度通っていたのです。
その頃はよく郵便の車両を見かけました。
この車両にも「郵便」と書いてあるのですが、面白いのが右下に見える「手紙用」と書いてあるポスト。
駅に止まっている間に、そこに手紙を投函したのでしょうか。
でも、汽車の行き先を考えて投函しないと全然違うところに行ってしまうような気がするのですが・・・

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もう一つ面白いのを。
除雪車って言うんですかね。
子供のときにみたことがあるような気がするんですが・・・
今でもこんなのあるんですかね?

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とにかく数が多いです。
鉄道マニアの人が見たら、かなりの時間がかかるのではないでしょうか。

私たちがいたのは40分ぐらいでした。
帰りの電車の時間が近づいていたので、最後は駆け足になってしまいましたが、時間があったらもっと長くいたかったですね。
もう一度行って、ゆっくり見てみたいです!

私は鉄道にはそんなに詳しくないので、鉄道マニアの方から見れば、物足りないレポートになっているかと思います。
申し訳ありません。
もうちょっと勉強します。
鉄道マニアの方たちにはぜひベラルーシに来ていただいて、御自分の目でご覧になっていただきたいと思います。

ブレスト市鉄道技術博物館(創設 2002年)
ブレスト市 マシェロヴァ大通り2
開館時間 5月〜10月 10:00〜18:00
11月〜4月 11:00〜17:00
休館日 月曜日
224000, г. Брест, проспект Машерова, 2
тел.: (8-016-2) 27-47-64
tel.: ( +375 16-2) 27-47-64
Музей работает:
С мая по октябрь с 10.00 до 18.00
С ноября по апрель с 11.00 до 17.00
Выходной - понедельник

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2008年08月17日

今日は8月13日(水)に訪れたブレスト要塞(Брестская крепость)についてレポートしたいと思います。

この要塞は1836年に工事が始まり、1842年に完成したものです。
戦略的な要所としてロシア帝国によって建てられました。
1914〜1918年の第一次世界大戦のときは西部前線の供給基地として使用されましたが、その後占領されてしまいました。
大戦後、要塞の敷地内にある「白い宮殿(Белый дворец)」でブレスト=リトフスク条約が結ばれたことでも、この要塞は歴史に残っています。

ブレスト要塞を語るとき、最も重要な出来事は第二次世界大戦での激闘です。
ちなみにベラルーシでは世界全体での戦争である第二次世界大戦と区別して、ソビエトとドイツの戦争を「大祖国戦争(Великая Отечественная Война)」と呼んでいます。

1941年6月22日早朝、ドイツ軍が国境を超え、ブレスト要塞への攻撃を開始しました。
ブレスト要塞はソビエト連邦の国境に位置していたため、ソ連領内でドイツ軍の攻撃を受けた場所になりました。
この攻撃によって大祖国戦争の火ぶたが切られたのです。
そもそも、当時のドイツとソ連は独ソ不可侵条約を結んでいたため、ドイツの奇襲攻撃はソ連にとって寝耳に水。
(ヒトラーがソ連攻撃を計画していたことは、ソ連のスパイによってスターリンに伝えられていましたが、スターリンは信じようとはしなかったという説があります)
なので、ブレスト要塞は戦闘の準備は特にしておらず、兵士の数も限られていました。

当初、ドイツ軍はブレスト要塞を8時間以内に陥落させる計画で、朝の9時までには要塞を完全に包囲してしまいました。
ブレスト要塞の中にいた人の中で、そのときまでに脱出できたのは全体の半分だけ。
中に残った3500〜4000人の人々はドイツ軍を相手に戦うことになりました。
外部とは完全に遮断された状態で、戦いに必要な銃弾などはおろか、水や食糧、医薬品なども要塞には入ってきませんでした。
にもかかわらず、彼らは約一ヶ月に渡り要塞を守り続けたのです。
建物の壁に銃剣で刻まれた有名な言葉。
「私は死んでいくが、降参はしない。さらば、祖国よ。1941年7月20日」

戦後、ブレスト要塞には「英雄」の称号が与えられました(「英雄」という称号は人に対してだけではなく、町などに対しても与えられます)。
1971年9月25日には、ブレスト要塞の敷地内に「メモリアルコンプレックス『ブレスト要塞』」がオープンしました。
ソビエト時代から現在に至るまで、国の内外から多くの観光客が訪れる場所であり、戦争関係の記念日には国の要人などが訪れたりする重要な場所にもなっています。

前置きが長かったですね。
ここからは私たちが行ったときのレポートです。

ブレスト要塞はブレストの町の中にあります。
なので、町の中心からは歩いても行けますが、タクシーやバスで行くことをお勧めします。
私たちは居候先の家から一本でいけるマルシュルートカ(乗り合いタクシー)があったので、それで行きました。

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今回、私たちは北門から中に入ったのですが、皆さんのために正門の写真を載せます。
この星はソビエトのシンボルですよね。
これがまた、ものすごく大きいんです。
初めて見たときは圧倒されました。
この門に近づくと、繰り返し流れる放送が聞こえてきます。
時計の針が動く音が戦争が近づく音を表し、その後、爆撃の音。
そして、戦争開始を告げる当時のラジオ放送がそのまま流れます。
その当時に流れていたものですから、心に迫るものがあり、私は聞くたびに鳥肌が立ちます。
それから、ソビエトの軍歌が流れます。

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中に入ると見えてくるのは、巨大な男性の顔の像。
遠くからでも見えるこの像の名前は「勇気」または「勇敢さ」(мужество)です。
ソビエトの人々の勇敢さや不屈の闘志を表しています。

その像の前には永遠の火が24時間、絶えることなく燃え続けています。
メモリアルプレートにはブレスト要塞で亡くなった962人の名前が書かれており、彼らと共に270人の無名戦士が葬られています。

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「勇気」の像の横に見えるのは、銃剣を表したモニュメントです。
高さは約100メートル。
チタンを使って、丈夫に作られているそうですが、私たちが行ったときは補修工事をしていました。

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敷地内には当時の兵舎の後などが残されています。
写真はホルムスク門という門です。
壁にはおびただしい銃弾の跡があり、非常に生々しい歴史を語ってくれます。

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「ブレスト要塞博物館」には当時の遺品や写真などが数多く展示されています。
当時の様子を知るためには欠かせない資料を目にして、いかに恐ろしい闘いだったか深く理解することができます。

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ちなみに、敷地内には「べレスチエ考古学博物館」と「美術館」があります。
私たちは「べレスチエ考古学博物館」に行ってみました。
「べレスチエ」はブレストの昔の名前です。
ブレスト要塞のそばで発掘された遺跡を取り囲むように建物が建てられています。
13世紀ごろの町がそのまま発掘されており、それほどいい状態で残っているものはなかなかないのだそうです(ドイツにも13世紀ごろのものがあるそうですが、規模が小さく、状態もそんなによくないのだとか)。
実はブレスト要塞の敷地内やそのそばにはもっとたくさんの遺跡が眠っているらしいのですが、発掘が禁止されているのだそうです。
ブレスト要塞を掘り返すわけにはいきませんからねえ。

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敷地内には当時の戦車や武器なども展示されています。
軍事マニアにはたまらないのではないでしょうか。

私がブレスト要塞を訪れたのは今回で6、7回目になります。
正直、何回行ったか覚えていないくらいです。
7年前に初めて訪れたときから、行く度に深く感じるものがあります。
日本人の皆さんにもぜひ訪れていただきたい場所です。

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最後におまけ。
ブレスト要塞博物館の売店で買ったお土産です。
ソビエトの軍人の人形で、木で作られています。
私はとても気に入っているのですが、うちのベロニカちゃんは「この女の軍人は顔がいけてない」と言って、非常に気に入らない様子。
かわいいと思うんだけどなあ・・・

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2008年08月16日

今日から、今週のブレスト旅行についてのレポートをお届けしたいと思います。

今日はベロヴェジの森(Беловежская Пуща)についてです。
そもそもベロヴェジの森というのは何なのかということなのですが、これはベラルーシ南西部からポーランド東部にかけて広がっている森のことです。
紀元前からそのままの姿で手付かずの森が残っていることから、1992年に世界遺産に登録されました。
旧ソ連圏で一番最初に登録された世界遺産になっています。

森の広さは16万3505ヘクタール、南北に60キロ、東西に10〜50キロに広がっています。
ポーランド側の森は約1万ヘクタール。

ちなみに私が森を訪れるのは3度目。
最初に行ったのは7年前にブレスト出身の学生に連れてきてもらったとき。
前回来たのは2年前にベラルーシ観光省の企画で、日本の旅行会社の方たちにベラルーシをアピールするということで、様々な旅行会社の方10名ほどに通訳として同行したときでした。
いずれも時間が短くてゆっくり見ることができなかったんですよ。
なので、今回は森にあるホテルに一泊することに。
その旅行会社の方たちの通訳できたときもホテルに泊まったんですけど、すごくいいホテルだったのも理由です。

私とベロニカちゃん、それに大学の同僚(日本人)の3人がブレストの駅に着いたのは11日(月)の12時半ごろ。
そこには今回、ベロヴェジの森まで連れて行ってくれるセルゲイ君とその弟チーシャ君が迎えに来てくれていました。
セルゲイ君の家族とは7年以上の付き合い。
私が折り紙を教えに行った病院の職員の方の親戚で、ブレストに行くときはいつも居候させてもらっているのです。

ブレストからベロヴェジの森は約60キロ。
セルゲイ君のものすごく古いホンダの車で向かいます。
途中で晩ごはんの買い物をしたり、近くの町に寄ったりしながらブラブラと行きます。
写真は途中のカメネツ(Каменец)という町の入口にあった像です。
これはベロヴェジの森に住んでいるヨーロッパバイソン、ロシア語でいうとズーブル(зубр)です。
ズーブルはベラルーシのシンボル的な動物。
太古の昔から森に住んでいたとされています。
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ベロヴェジの森に着いたのは15時過ぎ。
森の観光の中心となるカメニュキ(Каменюки)村にはホテルや博物館、レストランなどがあります。
早速、ホテルにチェックイン。
前もって予約しておいたのですが、同じ建物の中に2つホテルがあるんですよ。
入口はそれぞれ、建物の反対側なんです。
予約をしたのがどちらのホテルかわからず、ちょっとうろうろ。
経営しているのは全く同じ組織です。

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私の意見では、ここのホテルはベラルーシで最もいいホテルの一つだと思います。
もちろん、もっと豪華なホテルはありますよ。
でも、このホテルの快適さはすごいです。
そして、その安さにも驚き。
一人56000ルーブル(約2800円)、二人だと72000ルーブル(約3600円)です。
しかも、朝食つき。
部屋はシングルもダブルも基本的に同じで、一人で泊まるとダブルベッドを一人占めです。
ベラルーシのホテルに泊まったことのある方ならわかると思いますが、ベラルーシのホテルは値段と内容が全く見合っていません。
いい部屋は高すぎるし、ひどい部屋も安くないし。
ベロヴェジの森のホテルは外国人料金もなし。
そして、ベラルーシのホテルでは前もって予約をすると料金の30%を予約料として徴収する、わけのわからないシステムがあったりするのですが、このホテルではそれもなし。
フロントの人も超親切。
こんないいホテル、他にはありませんよ!

私たちは軽く昼食をとり、ホテルの近くにある動物たちが住むところへ。
柵で囲われているところにベロヴェジの森を代表する動物たちが飼育されているのです。
近くに行ってみると、切符売り場が。
前はこんなのなかったんだけどな。
自由に近づいて、見ることができたんだけど、今は大人3000ルーブル、子供2000ルーブル(子供はそのチケットで博物館にも入れます)。

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そこにいるのは森の守り神とも言うべきズーブルをはじめ、シカ、クマ、イノシシ、オオカミ、ウマ、キツネなど。
普通の動物園よりは遥かに大きい敷地の中でのびのびと暮らしています。
中にはシカのように人懐っこいのもいて、観光客に食べ物をもらうために柵の近くまで寄ってくるのもいます。
奈良公園と同じです。
そして、ズーブルは圧巻の大きさ。
こんなのが森を歩いているのかと思うとちょっと怖いけど、見てみたい!
今も自然に生息しているズーブルがいるそうですが、純粋なものはすでに絶滅していて、今いるのはいろんなのをかけ合せてできた「ズーブルに限りなく近い動物」なのだそうです。
それでもかなり貴重らしいです。

夜は私たちの部屋にみんな集まって夕食。
レストランもあるんですけど、高いだろうし、こんなところでおいしい料理は出てこないだろうと思ったからです。
来る途中で買ってきたパンやハムなどをつまんでワイワイ楽しく。
学生時代を思い出すなあ。

そして次の日の朝。
疲れていたからゆっくり寝たいとも思ったけど、せっかくこんな大自然の中にいるのだからと思い、7時半から散歩に。
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森の中は空気が新鮮で心地よく、いつまでも歩いていたいくらい。
面白い形の木があったり、きれいな花があったりして、全く飽きません。
観光地にしか興味のない旅行者が来たらかなり退屈すると思いますけどね。
この自然の美しさがわかる人にこそ来てもらいたいです!

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小一時間ほど散歩してから、朝食に。
3種類の中から選べます。
正直、あまり期待していなかったんですけど、その朝食は予想を上回るものでした。
まず運ばれてきた目玉焼きが卵三つ使用でびっくり。
しかも油を使うのではなく、豚の脂身の塩漬けを焼いて、そこから出てきた油で焼くという正統派ベラルーシ家庭料理のスタイル。
油っぽいのが苦手な人には苦痛でしょうが、朝からとんこつラーメンも食べられちゃう私にとっては全く苦になりませんでした。
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そして、出てきた干し肉とチーズ。
こういう肉の加工品、ベラルーシはおいしいんですよね。
これで2人前ですが、かなり量が多くお腹いっぱい。

みんなで博物館へ。
ベロヴェジの森に生息する動物の剥製や植物の標本などが大量に展示されています。
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ちょっと笑っちゃったのがきのこのコーナー。
様々なきのこの模型が展示されているんですけど、分類が「食べられる」、「食べられない」、「毒」、「条件によっては食べられる」。
まず「食べられない」と「毒」の違いって何なのでしょうか?
そして、「条件によっては食べられる」って・・・
最初っから食べないほうがいいんじゃないの!?

12時からは車に乗って森観光。
前日に聞いたときは予約をしなくても当日に窓口に行けば大丈夫と言われたんですが、行ってみると「希望者が多くて乗れないかもしれない」という反応。
でも、乗れました。
森の中の道をバスで走りながら、ガイドさんの解説を聞きます。
一緒に行った同僚にロシア語で訳したんですけど、ガイドの話は暗記したテキストを読みまくるだけで、まるで理科の教科書を読んでいるみたい。
通訳もできないし、苦しかった・・・
それに植物の名前って難しいですよね。
辞書で見ても聞いたことがないのが多くて。
でも、通訳なんだから、そんなことを言ってはいけないですよね。
木の名前、がんばって覚えます!

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森に多いのは松、白樺、カシなど。
90%は自然の森ですが、10%は人工的に植えられた森。
というのも、第一次・第二次世界大戦の頃にドイツ人やポーランド人などに伐採されたところが多かったからなのだそうです。
写真は樹齢600年のカシの木です。
隣にヤマナラシの木が立っているのですが、その気に触ると木が悪いエネルギーを吸い取ってくれて、その後、カシの木に触るといいエネルギーをもらえるのだそうです。
私たちもやってみました。
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今回は行かなかったのですが、森の中にはもう一つのアトラクションとして、マロースじいさん(Дед Мороз)の家があります。
マロースじいさんというのは、サンタクロースと同じようなものです。
ただトナカイには乗らないですね。
あと、アシスタントの雪娘(снегурочка)がついているのが違います。
雪女じゃありませんよ。
12月になると、子供たちがたくさん訪れるそうです。
マロースおじさんにはそこに行けば、一年中会うことができるそうです。
夏にサンタクロースに会うのはちょっと変だけど・・・

バスの観光は1時間45分ほど。
あっという間ででしたが、楽しめました。

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それから、自転車をレンタルしてサイクリング。
一時間3000ルーブル(約150円)です。
この自転車がまずかった。
ブレーキが手動じゃないんですよ。
ぱっと見るとハンドルにブレーキがないので焦ります。
ブレーキはペダルを逆にこぐんです。
これが徐々に止めたりできず、急ブレーキになってしまうので、制御が難しい。
しかも、こいでもこいでもなかなか前に進まず、一時間だけだったのですが、かなり疲れてしまいました。
でも、森の中を自転車で駆け抜けるのは最高の気分でした!

そして、私たちは森にさよならしました。
もう一度、行きたい!
夏もいいんですけど、秋にも行ってみたいですね。
景色が違うんだろうなあ。

日本の旅行会社の方たちと来たときは、みなさんリアクションが薄く、あまりいい評価ではありませんでした。
確かに観光地慣れしている日本人にとっては、物足りないものがあるかもしれません。
でも、それはその人の考え方次第なのではないでしょうか。
あんなに素晴らしい森を見て心が動かないなんて・・・

最近はベラルーシ政府も観光に力を入れ始めていて、ベロヴェジの森も観光地としてアピールしようとしています。
あまり人気が出すぎちゃうと悲しい感じもしますけどね。
日本人の方にもぜひ来ていただきたいところです!

akiravich at 05:38コメント(0)トラックバック(0) 
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