ベラルーシ人

2014年06月25日

こんにちは。
はぐれミーシャです。
久々の連投です。

今日はにわか雨がすごい勢いでびっくりしました。
そのあと、急に暑くなり、蒸し暑くなって。
そうかと思うと、今(夕方)は涼しくなっています。
どうにもはっきりしない天気です。

今日はたまった写真を一挙にご紹介したいと思います。
テーマは「肉」です!!!

IMG_0367[1]これはローストビーフ。
今回は非常においしくできました。
中がピンクで理想的な状態。
わさび醤油で食べました。

実はこれもベラルーシ人の中には食べない人がいます。
あるとき、大学の元同僚がうちに遊びに来た時、ローストビーフを作ったのですが、彼は一口も食べませんでした。
どうしてかたずねると、「だって、これ、生だろ? オレ、生肉は食べないようにしているから・・・」
色が赤っぽいだけで、火はきちんと通っているんですけどね。
ベラルーシには肉を生で食べる文化は全くと言っていいほどないのです。
中には生が好きな人もいると聞いたことがありますが・・・

私もベロニカちゃんも生肉大好き。
私たちは大好きなピッツェリア「Pizza Tempo」に行くと、必ず牛肉のカルパッチョを頼むのですが、近くを通る人に奇異の目で見られることがあります。

ああ、馬刺し食べたい!!!
ユッケ食べたい!!!
レバ刺し食べたい!!!(←かなわぬ夢・・・)

IMG_0632[1]これは骨付きの豚肉を豪快に焼いてみました。
味付けは塩コショウのみ!!!

塩コショウとか、塩だけのほうが本来の味がわかるなんてよく言いますが、私は焼き鳥なんかはタレが好き。
グルメ番組とかグルメオタクが「塩だけで本来の味を・・・」なんて言っているのを耳にすることが多いのですが、そう言っている人たちの何%が本来の味を知っているのかが非常に疑問です。
本当の料理人が言っているのならまだしも、したり顔で「塩だけのほうが・・・」なんて言っている人間の中にはそういう「シンプル志向」にのっかってるだけの奴も多いと思うのです。

ちょっと熱くなってしまいました。
そんなことを書いておきながら、この豚肉の味付けは塩コショウだけ。
理由は他の味付けが思いつかなかったから。
ローズマリーとか使うとおいしいかなとか思ったのですが、うちには常備していないので。
結構な厚さなので、醤油とか使うと焦げそうだし(←でも、最後にさっと塗るだけなら大丈夫かも・・・)

で、結局塩コショウ。
これが大正解!!!
やっぱりシンプルなほうが豚肉本来の味がわかるというものです。
んんん??? 矛盾してます!?

IMG_0635[1]これが断面(←ちょっと乱れています。すみません)
もうちょっとピンク色に仕上げたかったなあ。
オーブンも使ったんですが、豚肉ということもあって、焼き足りないのはまずいだろうと。
でも、ちょっと前で止める勇気が必要でした。

低温調理というもの、やってみたいです。
焼いては休ませ、を繰り返すというもの。
日本に帰ったら、料理本を探さなくちゃ。

でも、豚肉がピンク色だったら、ベラルーシ人は絶対に食べないだろうなあ。
生食の習慣がないのに加えて、豚肉ですからね。

以前、私は「マンガ」という寿司バーでアドバイザーをしていました。
私が考案したメニューが30種類近くありました。

その中に鴨を焼いた料理があって。
試作した時は、中がピンクというかロゼ色で最高においしかったのです。

しかし、実際に店に行って食べてみたら・・・ロゼどころか、茶色。
つまり、焼過ぎで、うまみもなくなっているものでした。
シェフに問いただすと、「少しでも赤っぽいのが残っていたら、衛生局からの指導が入ってしまう」。
完璧に火が通っていないとダメなのです。
色が赤っぽかったら、普通のベラルーシ人が見たら、火が通っていないと判断されるでしょう。

ってことは、ベラルーシではローストビーフは出せないってこと!?
でも、牛肉のカルパッチョを出してる店はあるよね!!!
よくわからん・・・

でも、最近肉ばっかり食べてたから、魚が食べたいなあ・・・
早く日本へ帰って、おいしい寿司が食べたいです!!!

akiravich at 01:50コメント(1)トラックバック(0) 

2014年06月24日

こんにちは。
はぐれミーシャです。
毎回同じフレーズを書いていますが・・・ご無沙汰しております!!!

相変わらず忙しいです。
6月は大学は試験期間なので、授業はないんです。
でも、やることがあり過ぎて・・・

今、ミンスクは涼しいです。
5月はかなり暑い日もあって、「もうすぐ夏だなあ」なんて感じだったのですが、6月に入って寒さが戻ってきました。
っていうか、夏、もう終わり!?
夏の気配は今のところゼロです。

たまったネタを小出しに書いていきたいと思います。
今日の内容はタイトル通りです!!!

常々、私が思っていたことがあります。
「ベラルーシにはアイスコーヒーはないのか」ということです。

ベラルーシの普通の喫茶店にはアイスコーヒーはありません。
夏、ベラルーシを訪れる日本人と喫茶店に行くと、「アイスコーヒーはありますか?」と聞いてくる人が多いのですが、私はベラルーシの喫茶店でアイスコーヒーを見たことはありませんでした。

学生たちに聞いたところ、「ペットボトルのものならあります」。
私もどこかで見たことがあるのですが、まだ飲んだことはありません。

3週間ほど前でしょうか。
雑用を済ませた後、大学の授業まで1時間半、どうやって時間をつぶそうかと考えていた時のこと。
私は近くの地下ショッピングモール「スタリッツァ」へ行きました。
そこのカフェなら、ちょっと高いけど、長居できるなと思ったからです。

ベラルーシに少しでも住んだことがある人ならご存知かと思いますが、ミンスクは日本のように気軽に入って、時間を過ごせるような店が極端に少ないです。
値段が高かったり、ハードルが高い見た目だったりすることが多いです。
これでもここ数年はかなりましになったほうですが、私が来た2000年当時は皆無でした。

そのカフェはメニューが多いです。
ベラルーシの喫茶店やピッツェリアはコーヒーのいろんなバリエーションが豊富。
ホイップクリームやら何やらと、いろんなトッピングをしたものが多いのです。

そこで私が見つけたのは・・・アイスコーヒー!!!

しかし、値段が高すぎる!!!
43000ルーブル、約430円。
ベラルーシは平均月収500ドル、つまり5万円の国ですよ(←これはオフィシャルなデータでの話。実際はもうちょっと下)。
この国でコーヒー一杯に430円は高すぎます!!!

でも、物は試し。
一度は飲んでみないと後悔する!!!

IMG_0357[1]そして・・・飲んで後悔した!!!
くそあまい!!!
知覚過敏になりそうな甘さです。

いやあ、これはすごい。
マッ○シェイクをもっと甘くした感じ。
元々、甘いものはあんまり得意じゃないのですよ。
でも、430円だと思うと、飲まないのももったいないと思い、飲んでしまいました。
これは太るだろうなあ。
でも、甘いもの好きのベラルーシ人なら、大丈夫かも(←しかし、結果は同じく太るでしょう)。

ちなみに、ベラルーシの店では熱い飲み物なのに、ストローがついてくることがあります。
あるとき、私は何かアレンジが入ったコーヒーを注文しました。
普通はしないのですが、メニューの写真を見ると、ストローがついていたので、冷たいコーヒーだろうと思い注文したのです。

ところが、出てきたのは予想に反して、普通に熱いコーヒー。
耐熱性なのでしょうが、透明なガラスのグラスにストローがついていたら、誰だって冷たい飲み物だと思うでしょうよ。
熱い飲み物をストローで飲むって、普通しますか?
ストローは熱でグニャっとするし、熱いコーヒーが間欠泉のように口の中に入ってきた時はびっくりしましたよ(←口の中に間欠泉を入れたことはない)。

私はうちではアイスコーヒーを飲んでいます。
以前、日本に帰った時、水出しコーヒー用のポットを買ってきたのです。
夏は大活躍します。


IMG_0358[1]これは5月の暑かった日に飲んだレモネード。
喫茶店に入った時、とにかく冷たいものが飲みたかったのです。
メニューにレモネードと書いてあったのはいいのですが、値段が40000ルーブル!
400円じゃねーか。
高すぎると思いましたが、暑くて仕方がなかったので、注文することに。

出てきたのはビッグサイズ。
これなら、この値段でも少しだけ許せるというもの。

で、飲んでみると・・・
くそ薄い!!!
味が薄すぎます。
限りなく水に近い。
炭酸がやる気なさすぎ。
これはやられた!!!

3年ぐらい前、ミンスクの中心部のカフェでレモネード飲んだときはすっごいおいしかったんですよ。
レモンの味がダイレクトにして。
あの店に行ってみようかな・・・

甘いものの話をしたついでに、チョコレートの話を。

IMG_0644[1]これはウクライナのポロシェンコ大統領がオーナーの「ロシェン」というメーカーのチョコレート。
正直、おいしいと思ったことはありません。

今回は新味ということで、買ってみたのですが、案の定、おいしくない。
チョコレートを表現する語彙はあまり持っていないので、何と説明すればいいのかわかりませんが、単においしくないのです。

うちのベロニカちゃんに「ロシェンのチョコレートって、おいしくないよね?」と聞くと、「その代り、安いでしょ」。
うーん、確かに安いのですが、この味なら多少お金を多く払っても、違うのを買うかな・・・

IMG_0622[1]これは誰かからいただいたチョコレート。
このチョコレートは最高においしかったです!!!
デザインも音楽がモチーフで、わたし好み!

私、チョコレートはロイズの生チョコレートに限ると思っています。
日本人と結婚した私の学生がベラルーシに里帰りした時におみやげに持ってきてくれて。
それを食べて以来、チョコレートといえば、生チョコレートと決めているのです。

日本からベラルーシに持って帰るおみやげも生チョコレート。
大学のある部署にプレゼントしたら、女性職員たちが大喜び。
「あんなにおいしいチョコレート、食べたことないわ!!!」
私も同感。

IMG_0643[1]今回のテーマとは関係ないですが、ついでに載せちゃいます。
これは6月から出回っているコカ・コーラ。

ラベルに「ベロニカ」と名前が書いてあるのです。
上のほうには「あなたのために」と書いてあります。

いろんな名前のラベルがあって、ベラルーシのスタンダードな名前を網羅しているようです。
以前もこのブログに書きましたが、ベラルーシは名前のバリエーションがあまり豊富ではなく、同じ名前の人がたくさんいるのです。

自分の名前が書いてあるのを見るとうれしくなるようですね。
私なんか、もし自分の名前が書いてあったら、ちょっと気恥ずかしくなりそうですが。

ベラルーシのコカ・コーラのHPを見ると、「人はそれぞれユニークな存在である」ということが書いてありました。
「みんな違って、みんないい」という感じでしょうか。
「コカ・コーラはあなた個人のための飲み物になるのです」
私はこういうの、嫌いじゃありません。


とまあ、今日はこんな感じです。
日本に帰ったら、アイスコーヒーを飲もう・・・

akiravich at 07:40コメント(0)トラックバック(0) 

2014年03月24日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

ちょっと怒っています。
それは以前、テレビ東京で放送された「ありえへん世界∞99%行かない!?秘境の独裁国家ベラルーシに潜入SP」を見たからです。
日本のテレビ番組が見られる中国のサイトで見たのですが、この内容があまりにも・・・

ここに私がおかしいと思った点を挙げていきます。

1.空港に着いてすぐ、「スタッフが拘束」
ただ、空港で税関職員に止められただけだと思うんですけど。
ミンスクの空港では止められることはあまりありません。
止められるとすれば、荷物が非常に多い場合など、簡単なチェックを受けることはあります。
言葉のチョイスが「拘束」というところが非常に意図的で不愉快です。

2.なぜか車の中で「テレビとうきょう」と書かれた紙を持っている
本来なら空港の到着ロビーで紙を持って迎えるところを、通訳が車の窓から紙を突き出していて。
ユースケサンタマリアさんが「おおっぴらにできないんだろうね」と言っていましたが、そんなことはありません。
みんな、空港の到着ロビーで普通に迎えますし、テレビ局の名前が書かれた紙を持っていても、問題になることは100%ありません。
中央アジアの某国では、空港の建物内に入れてもらえないことがありました。
入口のところに自動小銃を持っている兵隊みたいな人が立っているんですから。
ベラルーシではそんなことはありません。

3.スベタンさん
車の中で通訳が紹介されたのですが、その女性の名前がスベタンさん。
スベタンなどと言う名前はロシア語圏にはありません。
おそらく、スヴェータさんなのだと思います。
スヴェータだったら、非常にポピュラーな名前ですから。
明らかなミスです。
ちなみに、この通訳さんの日本語は「???」な感じです。
それに、クルーを迎えるための紙が「テレビとうきょう」と「とうきょう」がひらがなで書いてあるのが、理解に苦しみます。
「東京」はそれほど難しい漢字ではありませんから。

4.ベラルーシの平均月収は約9万円
テレビクルーがベラルーシのテレビで取り上げられ、その後、一般家庭に彼らが招待された、という場面での話。
平均月収が9万なんて、あるはずないでしょ!!!
俺も欲しいわ!!!
実際の平均給料はオフィシャルには5万円と言われています。
実際は3万5000〜4万円です。
9万円ももらっている人はかなりの高給取りですよ!!!
ちなみに、ベラルーシで給料が非常に高い仕事はIT関係のエンジニアです。
20万ぐらいは普通に稼いでいます。

5.「キュウリにハチミツは当たり前。おやつとして食べることが多い」
その「一般家庭」(←部屋の様子から見て、明らかに上流家庭)の奥様が作ってくれたのが、キュウリを切ったものに上からハチミツをかけたもの。
そんなもの、食べませんよ!!!
気持ち悪ーい。
これは私の学生全員(大学の学生と個人教室の学生、合わせて130人ほど)に聞いてみましたが、キュウリのハチミツがけを食べる人はゼロでした。
みんな「気持ち悪いです!」「食べる人はいるかもしれませんが、それはベラルーシで普通だとは言えないと思います」。
まあ、そりゃそうだ。

6.ベラルーシ伝統の味、キュウリレモネード
これもその一般的でない一般家庭で、奥様が作ってくれたもの。
作り方は簡単。
キュウリとハチミツとレモン汁をミキサーにかけるだけ!!!
スタジオで宮崎哲弥さんが「要するにキュウリって果物なんだ」って言ってましたが、そんな認識の人はベラルーシには一人もいませんよー。
明らかにキュウリは野菜ですよー。
そんな気持ち悪いもの、誰も飲みませんよー。
これも学生たちは全否定。

7.日本人の方がスーパーで「キャビア220円」
ミンスク在住の日本人の方がスーパーで安いキャビアを紹介していたのです。
確かに、ベラルーシのスーパーや市場ではキャビアを売っていますが、220円のものは100%キャビアじゃありませんよ。
何かの魚卵を黒く染めているだけです。
そもそも、本物のキャビアがそんな値段で買えるはずがないじゃないですか!!!
その日本人の方も知っていて買っているのではないかと思いますが、テレビでのあの紹介の仕方だと、本当に220円しかしないのかと視聴者の方は思うのではないでしょうか。

8.日本語弁論大会で、賞品は日本の食品で、「酢やごまだれなどをめざし・・・」
これは一番腹が立ちました。
ステージ上にディスプレイされていた日本食(酢、ごまだれ、豆腐)をアップで写し、あたかも学生たちが日本食目当てで頑張っていたかのような紹介をしたのです。
その紹介の仕方はいかにも茶化すような、笑いの種にしたようなものでした。
あれは参加賞で、別に学生たちは日本食を目指していたのではありません。
入賞者への賞品は辞書でした。
ごまだれ目指して日本語のスピーチコンテストに出たら、そりゃあ笑いが起こるでしょうよ。
笑いが取れれば、うそをついてもいいんですか?

9.レディース寿司がベラルーシの女子大生やOLには大人気
テレビクルーがミンスク市内の寿司屋を紹介したのですが、これがまたちょっと偏った紹介の仕方で。
レディース寿司は甘い寿司でフルーツたっぷり。
その店のサイトを見たのですが、レディース寿司という名前の寿司はありません。
どこで誰に大人気なのか教えてもらいたいものです。
その店ではないのですが、私は似たようなものを食べたことがあります。
これが結構おいしかったんですよ。
今度その番組で紹介された店に行ったら、食べてみたいと思います。

10.ムール貝の卵とじ丼
その寿司屋で親子丼を頼んだら、親子丼にはあり得へん具材が!
それは鶏肉の代わりにムール貝を使ったもの。
「ベラルーシでは大人気なんです」
どこでどう人気なのでしょうか?
その店のサイトには親子丼があるのですが、きっちり鶏肉を使っています。
ムール貝が使われているメニューは「いがい焼き丼」と書かれています。
「いがい」というのは厳密に言うとムール貝とは違うようですが、市場などではムール貝と表記されることが多いようです。
しかし、店のサイトの写真を見る限り、卵ではとじてありません。
特別注文でもしたのでしょうか?
番組では「大人気」と言っていましたが、そもそもほとんどのベラルーシ人が親子丼の存在すら知りません。


まあ、よくもここまでやったものだと思います。
これではベラルーシの本当の姿なんて全く伝わりません。
最初から「独裁国家」のおかしな国という前提で話が進んでいるのですから。
もちろん、なかには正しい情報もありました。
でも、ここまで間違いが多いと・・・
ありえへんなあ・・・

もっとベラルーシの本当の姿を知ってもらえるように、私も努力したいと思います。
あの番組を見ただけで、国全体を判断されたら、たまったものではありません。
ベラルーシがどんな国かは実際に来ないとわからないですよ!!!
「99%行かない」なんて言わないで、ぜひいらしてください!!!


akiravich at 05:48コメント(6)トラックバック(0) 

2014年01月23日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

大変遅くなりましたが・・・
あけましておめでとうございます!!!
本年もよろしくお願いいたします!!!


もう1月23日ですね。
ずっと書きたいと思っていながら、怠けていました。
すみません。

今日のBGMはドビュッシーのオペラ「ペレアスとメリザンド」です。
カラヤンの指揮なのですが、いい感じです。
私はオペラはそんなに詳しくないのですが、「ペレアスとメリザンド」は好きです。
昔々、高校生の時にブーレーズ指揮のレーザーディスクで見て、衝撃を受けました。

12月中はずっと体調が悪かったのですが、お正月になって少しまとまった休みが取れたので、体調はよくなりました。
去年の9月に大学の新学期がスタートしたわけですが、働きすぎでした。
完全なオーバーワーク。
大学の仕事や個人教室の授業、通訳に翻訳と、全く休まる日がない生活をしていました。
唯一の休みの日が木曜日だったのですが、そういう日は人と会う約束があったり、急な仕事があったり。
11月ぐらいから体調を崩し、声が出なくなったり、微熱が続いたりして、授業をキャンセルすることもありました。
今年は体調管理も課題です。
もう40歳だしね。

さあて。
今年もベラルーシのお正月レポート、やっちゃいます!
っていうか、はぐれミーシャ家のお正月レポートと言ったほうが正しいかな。
まずは去年の年末までさかのぼってみます。

ベラルーシの年末はあまり年末の感じがしません。
というのは、仕事納めという考え方がなく、30日ぐらいまでは普通に仕事をしていることが多いのです。
大学も30日までは試験があります。
他大学だと31日も普通に試験があるところもあると聞きます。

龍二くんの幼稚園は24日まででした。
つまり、クリスマスイブまでです。
25日は国の祝日で、ほとんどの会社や機関が休みになります。

しかし、25日はカトリックのクリスマス。
ベラルーシでは少数派。
ロシア正教が圧倒的に多いのです。
なので、カトリックじゃない人にとってはただの祝日。
ちなみに、ベラルーシでは特にクリスマスだからと言ってプレゼントをすることはありません。
幼稚園なんかでお菓子をプレゼントするくらいでしょうか。

今年も龍二くんの幼稚園のお遊戯会に行ってきました。
去年は途中からベロニカちゃんのところに走ってきて、ほとんど出し物に参加しませんでした。
今年はどうなるのか、ワクワク。

DSC01180おっ、みんなの輪に入って回ってる!
これはすごい進歩だ!
お父さんのように団体行動ができない子供になっては困りますからね。

DSC01189みんなが手を動かしているのに、龍二くんは何故かカメラ目線。
興味のないことはしない、というのはお父さんと一緒・・・
それにしても、女の子たちは天使のようにかわいいです!

で、結局、ベロニカちゃんのところにやってきて、あとはほとんど他の子供たちの輪に入っていくことはありませんでした。
うーん、これは3歳ぐらいだと普通なのでしょうか・・・
来年に期待しましょう!

年末は子供向けの劇やイベントがたくさん。
龍二くんとベロニカちゃんも行ってきました。

DSC01199こんな感じ。
こちらではサンタクロースではなく、マローズじいさんというのがいます。
サンタクロースとの違いは・・・何だろう?
孫娘のスネグーラチカ(←「雪娘」という感じでしょうか?)を連れているということ。
そして、子供連れのお父さんの視線は完全にスネグーラチカに照準が合せられているのでした。

DSC01213ステージ上での劇が終わってからも、ロビーで子供たちと一緒に踊ったりするんです。
日本の子供向けのショーなんかもこんな感じですかね。

DSC01220ベロニカちゃんはこの日のために龍二くんのコスチュームを作りました。
元々、幼稚園の出し物でみんなミツバチの格好をしたり、クマの格好をしたりするのですが、ベロニカちゃんが龍二くんに「何になりたい?」と聞いたら、「カモ!」と即答。
帽子をカモの頭にして、翼はベロニカちゃんが自分で縫ってあげたのです。
楽しそうに、羽をバタバタさせながら、「ガーガー」と言っていました。
なぜか龍二くんは鳥が好きなのです(←はぐれミーシャが好きなのは焼き鳥)。



年末は私の個人教室でも試験をします。
筆記試験と口答試験を行います。
個人教室は趣味で勉強している人が多いのですが、私は大学で教えるのと何にも変わりなく教えています。
試験も本格的なものです。

そして、試験の後はパーティー!
学生たちはそれを楽しみにしているのですが、私はそれぞれのグループでパーティーをするので、肉体的に大変。
去年の年末は4日連続でパーティーをしました。
しかも、4日連続で同じ店の宅配ピザ。
きつかった・・・でも、最高に楽しかった!



IMG_0161これはクリスマスツリー用のモミの木を売っているところ。
年末になると、町のいろんなところでこういう光景を目にします。
本物の木を使うので、あとで掃除が大変。
私なんかは本物の木じゃなくてもいいじゃんと思ってしまうのですが、ベロニカちゃんはそれでは満足しないようで。
ツリーがないとお正月が来ないと言わんばかりです。

Изображение 1700これがうちのクリスマスツリー。
ベロニカちゃんと龍二くん、二人で頑張って飾りつけをしました!!!


今年は久しぶりにベロニカちゃんの実家でお正月を迎えることにしました。
龍二くんが生まれてからは家族3人だけでお正月を迎えることが多かったのです。

Изображение 1594年越しそばを食べました。
もちろん、夏に日本へ帰った時に日本から持ってきたものです。
ベラルーシでも時々、スーパーなどで売っていることがありますが、味は・・・

私は山形生まれなので、そばはもちろん大好き。
ベロニカちゃんも龍二くんも超そば好きです。
日本でそば屋に行くと、龍二くんは手づかみですが、バクバク食べて、そば屋さんを喜ばせるのです。

つゆは自分で作りました。
前日に醤油と砂糖でかえしのようなものを作っておきました。
そして、31日に昆布と鰹節といりこでだしをとって、つゆにしました。
本格的な味にはなりませんが、食べられる味になりました。

ベロニカちゃんと龍二くんは先に実家に向かいました。
私は借りている教室用スペースの大家さんと契約の話があったので、うちに残って、大家さんからの連絡を待ちました。
それにしても、31日に契約の話とは・・・
17時、いつものように陽気な大家のおじさんと契約を交わし、私の仕事納め!

IMG_0165急いで、ベロニカちゃんの実家へ!
国立図書館、今日も光っています!

IMG_0174私が到着すると、テーブルにはすでにご馳走が並んでいます。
これがベラルーシのお正月の迎え方。
日本のように、こたつに入って、みかんを食べながら、紅白を見るという静かなものではありません。
完全にパーティー仕様です。

Изображение 1598うわっ、豪華!
サーモンのオープンサンドです。
海のないベラルーシでは海産物は高め。
イクラなんか普段は食べないですし(←まあ、日本でも毎日食べるものではないでしょうが)。

Изображение 1599何だかよくわからないでしょうが、サラダです。
ベロニカちゃんの妹のマーシャちゃん作。
中には鶏肉やパイナップルが入っていて面白い味。

正直、ベラルーシで出てくるサラダって、どれも同じで物足りないことが多いんですよ。
たいてい、材料を全部サイコロ状に切って、マヨネーズで和えるだけ、というのが多くて。

Изображение 1611子供たちがまだ寝ていないうちに軽くお祝い。
真ん中にいるのはマーシャちゃんの息子のサーシャくんです。
みんなでクラッカーを鳴らしてお祝い。

私はクラッカーだけはパス。
実は昔々、友人の結婚式でクラッカーを鳴らした時、クラッカーから火が出てやけどしそうになったのです(←しかも、2回連続で!)。

今回のクラッカーでは日本のようにリボン状の紙が出るのではなく、細かい紙ふぶきが飛び散るやつ。
おかげで、全ての料理にまんべんなく紙ふぶきがまき散らされ、食べられる状態に戻すための後処理が大変なのでした。


さて。
ベラルーシでお正月を迎えるメリットというのがあります。
それは何でしょうか!(←クイズです)

答えは・・・
「あけましておめでとう」の乾杯を2回することができる!
でした!

それはどういうことかというと、ベラルーシではロシアの新年とベラルーシの新年、乾杯を二回するのです。
モスクワとベラルーシは時差が1時間あるので、モスクワはベラルーシ時間の23時には新年になります。
確か22時55分だと思うのですが、新年の直前になると、プーチン大統領が出てきて、テレビ演説をします。
そして、カウントダウンとともにモスクワの人たちは新年を迎えるわけですが、ベラルーシ人もそれに乗っかって、一緒に乾杯をしちゃうのです。
これはロシア人をお祝いするというよりは、待ちきれないベラルーシ人がただ飲みたいだけなのではないかと私は思っています・・・(←ベラルーシの新年の乾杯の練習だという人も多数)。

23時近くなって、私はロシアのチャンネルを探しました。
ベラルーシでもロシアのチャンネルのいくつかは見ることができます。

しかし。
主要チャンネルであるRTRやNTVを見ても、プーチン大統領の演説が始まる気配はまるでなし。

そこで、私は気づいたのです。
ベラルーシではロシアのチャンネルをそのまま流すのではなく、ベラルーシ版の編成で放送内容を変えることがあるのです。
そうなると、頼みの綱はただ一つ。
クリトゥーラ(文化)チャンネルだ!

私の狙いは的中。
そのチャンネルではちゃんとプーチン大統領の演説を聞くことができました。
私は別にプーチンが好きなわけではありません。
乾杯の練習をしたかった→ただ飲みたかったのです(←この正直者め!!!)

Изображение 1631ロシアの新年を待っているところ。
真剣にプーチン大統領の演説を聞いています。

乾杯の後は食べまくり。
でも、ベラルーシの新年、つまり本番は一時間後なので、ちょっとセーブ。

ベラルーシ時間の23時55分に大統領のテレビ演説が始まります。
最近の若い人はどうかはわかりませんが、これを聞いてから新年を迎えるのはベラルーシのクラシックなスタイル。
中にはテレビの前で直立不動で聞く年配の人もいるとか。

Изображение 1632ついに2014年!!!
乾杯!!!
あけましておめでとう!!!

Изображение 1633ここからは楽しいプレゼントタイム!!!
ベラルーシではクリスマスは特にプレゼントをする習慣はありませんが、お正月にお互いにプレゼントをするのです。
クリスマスツリーの下にはサンタクロースが持ってきたプレゼントが!

Изображение 1634みんなでクリスマスツリーの下でゴソゴソ。
誰あてのプレゼントなのがわかるように、ちゃんと名前が書いてあります。
なんて気が利くサンタクロースなのでしょう!

Изображение 1635ベロニカちゃんも自分のプレゼントを見つけました!

Изображение 1636みんなでプレゼントを開けてみます。
こういうときは大人も子供みたいに見えますね。

ちなみに、私がベロニカちゃんにプレゼントしたのは本二冊。
これは毎年恒例で、お正月のプレゼントは本をあげることにしているのです。

ちなみにちなみに、龍二くんはもう寝ていましたから、朝起きてからサンタクロースからのプレゼントを受け取りました。
朝、マーシャちゃんの息子が「サンタクロースなんているわけがない!」と言い出しました。
4歳なんだから、もうちょっと夢があるといいんですけどね。
でも、今どきの子供って、みんなこんな感じなのでしょうか?
龍二くんは「サンタクロースが買ってきてくれたんだ!」と喜んでいました。
私が「『買ってきた』んじゃなくて、『プレゼントしてくれた』でいいじゃん」と言ったのですが、「買ってきた」というスタンスを龍二くんは崩しませんでした。
まあ、サンタクロースの存在は信じていますから、それだけでちょっとホッとします。

Изображение 15961日の朝、私たちはケーキを食べました。
これはベロニカちゃんの手作りです。
サンタクロースやツリーはマジパンで作りました。
よく作るよなあ。
私と違って、ベロニカちゃんは器用なんです。



1日は夜までベロニカちゃんの実家でゴロゴロ。
それから、うちに帰って家族水入らずで新年のお祝いです!!!
お正月はスペシャル料理で!!!

Изображение 1547おせちもいいけど、マーボもね!!!
特に深い意味はありません。
ただ食べたかったんです。
豆板醤はもちろん、トウチやオイスターソースを使って複雑な味にしてみました。
これは我ながらかなりおいしかったです。

Изображение 1669そして、今回の大ヒットがこれ。
巣ごもりそばです!!!
実はそばをテーマにしたマンガ「そばもん」に出ていて、ぜひ作ってみようと思ったのですよ!!!

年越しそばの残ったものを油で揚げたものに、鶏肉や野菜、干しシイタケが入ったあんかけをかけます。
そして、上に卵黄をのせて、出来上がり!!!
そばを油で揚げる時に、鍋がボコボコと沸騰するようになって、油が鍋の縁から出そうになったのはちょっと怖かったなあ。

味は最高!!!
感動的においしかったです。

巣ごもりそばについて書いてあるのはこの第12巻。
そば好きにはたまらないマンガです。
皆さんもぜひ!!!


2日は朝からダラダラしていました。
何もしないということがこんなに幸せなのかとかみしめていました。

IMG_0175IMG_0181買い物に行く途中です。
寒くても龍二くんは元気いっぱい!!!

っていうか、今年は暖冬なんですよ!!!(←書くの忘れてた!!!)
とは言っても、それはついこの前までの話。
先週からはいつものベラルーシの冬になりました。
現在の気温はマイナス14度。
しかし、お正月に雪がないというのはかなり珍しいこと。
暖冬だなあなんてずっと言っていたら、この寒さです。
私はこれぐらい寒いほうが身も心も引き締まって好きです。

Изображение 16723日は私の学生や日本人留学生のYくんが遊びに来てくれました。
左側のナースチャちゃんは今、日本に留学中。
ベラルーシに帰省中だったのです。
貴重なベラルーシでの時間を使って、うちに来てくれたのはすごくうれしいことです。

右のカーチャちゃんはナースチャちゃんとは同級生。
いろんな意味で、私が頼りにしている学生です。

そして、Yくん。
彼とも付き合いが長いです。
彼の留学生活ももうすぐ終わり。
感慨深いものがあります。

私はベラルーシでは知り合いや学生はたくさんいますが、友人と呼べる人はあまりいません。
でも、この時は心を許せる学生を相手にして、楽しい時間を過ごすことができました。
こういう感覚はベラルーシではなかなか得られません。


今年のお正月はこんな感じ。
久しぶりに精神的にゆっくりすることができました。

今年はどんな年になるかなあ〜
っていうか、どんな年に「なる」かは興味ないのだ。
どんな年にしようかなあ〜

今年は自分の人生でターニングポイントになることが起こる可能性があります。
まだここには書けませんが、大きな変化が起こる、または起こすことになるかもしれません。
健康第一ではありますが、私のこれまでの原則は変えるつもりはありません。
それは・・・
私の「マイペース」は全力疾走だ!!!



今年もはぐれミーシャ、ベロニカちゃん、龍二くんをよろしくお願いいたします!!!


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2013年11月22日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

今日はお休み。
毎週木曜日、はぐれミーシャはお休みなのです。
しかし、世間の人々にとっては普通の日。
容赦なく、私のところにも電話がかかってくることが多いのですが、今日は電話が少なかったなあ。

逆に、普通の人が休んでいる土曜日と日曜日は私にとっては一番仕事が多い大変な日。
土曜日と日曜日は授業が6コマ(←1コマ=90分)なのです。
これは本当にきついです。
最後の授業なんか、エネルギーを振り絞ってやっている時があります。

そうなると、龍二くんと一緒にいる時間は限られてしまいます。
龍二くんはすでに幼稚園に通っているのですが、土日は休み。
でも、私は仕事。
休みの日にゆっくり龍二くんと遊べるといいんだけどなあ・・・

でも、仕事は容赦なくやってくる。
こればっかりはしょうがないですよね。

愚痴っぽくなっていますが、日本語を教えているのは楽しいです。
一番楽しい時間かな。
いやーなことを全部忘れます。

水曜日、つまり昨日は大学で5コマ連続授業。
そのうち、4コマは4年生の授業。
同じ学生と4コマはきついですよ。
4コマって、6時間ですよ。
一日に同じ先生の授業を6時間も受けるのって、学生にとっても大変だろうなあ。

だから、できるだけ精神的負担が大きくならないようにと思って、最後のコマはビデオを見せたりして、軽めの授業にしています。
もちろん、「ビデオ垂れ流し授業」ではありません。
ちゃんと勉強になるように、説明などを加えていきます。

昨日の授業でのこと。
私が「宿題が少ないよね」と学生たちに冗談ぽく言うと、学生たちは「はい、少ないです」
えっ!?
冗談で言ったんだけど・・・
私はむしろ宿題が多すぎて苦しんでいないかなと思っていたのです。

はぐれミーシャ「冗談で言ったんだけど、本当に少ないと思うの? 少ないと思う人、手を挙げて!」
5人のうち4人が挙手。
冗談でしょ!?

私の授業ではとにかく読む宿題が多いです。
教科書のテキストは徹底的に読ませます。
チェックのポイントはイントネーション、母音の長さ、撥音、促音など、とにかく、パーフェクトに正しく読めるまで読ませます。
今出版される教科書はテキストを読んだCDなどが付いている場合が多いので助かります。
もしない場合は、私が全てICレコーダーで録音したものを渡します。
それを聞いて、全く同じ読み方にして来いというのが私の要求です。

宿題は読む宿題、漢字の勉強が主。
あと、新しい文法を勉強した場合、その教科書の問題(←例を書かせるものが多い)をやらせます。
結構、宿題が多いなあと思っていたんですが・・・

はぐれミーシャ「じゃあ、宿題を増やしてもいいんですね?」
学生たち「はいっ!」

うーん、こんなことは初めてだなあ。
普通、宿題を減らして欲しいと言われることはあるんですよ。

日本語を始めたばかりの学生に私はいつも「私の一番最初の仕事は皆さんをマゾヒストにすることです」と冗談で言うんですよ。
まあ、半分本気です。

それはどういうことかと言うと、日本語の勉強って、まともにやったら辛いことが多いわけですよ。
特に漢字なんかそうですよね。
私が小学校のときなんか、毎朝の漢字小テストが拷問のように感じたものです。

これは私の持論なのですが、好きじゃないものはどんなにがんばっても上手にならない。
あっ、これって、「好きこそものの上手なれ」って言うことで、全然私のオリジナル持論ではないですね。

私はロシア語を勉強したとき、無理やり自分は格変化が好きなのだと思うように努力しました。
ロシア語の格変化って、勉強したことがある人ならわかると思いますが、みんな嫌いですよね?
「自分が格変化に慣れることができないのは、好きじゃないからだ。だったら、好きになればいいのだ」という非常に単純な発想です。
格変化させた言葉の中に日本人にとって面白く聞こえるものを探したりして、何とか楽しもうと努力した結果、本当に好きになりました。

その理論(←?)を日本語を教えるときも使っているというわけです。
漢字の勉強はここの漢字を別々に勉強するのではなく、単語を覚えさせるようにしています。
結果、漢字だけでなく、語彙の勉強にもなります。
その語彙に関係があるエピソードなど(←ほとんどが私の個人的な体験談)を話して、少しでも興味を持ってもらえるようにしています。

漢字を勉強し始めて最初のころは「漢字のテストしまーす」と言うと、みんな「えーっ!」とか嫌そうなリアクションが多いのですが、一年も経つと、「もっと新しい漢字を勉強したいです!」などと言ってくるようになります。
はぐれミーシャ「漢字をもっと勉強したい!? 皆さんはマゾヒストですか?」
学生「はい! そして、先生はサディストです!!!」
これでは「アメとムチ」ではなく、「ムチとロウソク」になってしまいますよ!(←私はそういう趣味はありません・・・念のために・・・)

それにしても、「宿題がもっと欲しい」と言われたのには驚いた。
時々、そういうことはあるんですが、久しぶりに聞きました。

そこで、学生たちに「最近、作文を書いていなかったから、作文を書いてもらいます」と言ったら、みんな「えーっ!」「作文はちょっと・・・」
はぐれミーシャ「矛盾してるだろ!!!」
そのときの授業でちょうど「矛盾」という言葉を勉強したんです。

「新しい言葉を教えるとき、訳を覚えるのは意味がない」と私は学生たちに教えています。
言葉というのは「体験」なのです。
文脈や状況から切り離された「言葉」というのは「死んだ言葉」と同じ。
訳を覚えても、その言葉を知っていることにはなりません。
その言葉を聞いてわかって、読んでわかって、書くことができて、会話の中で使えるようになったとき、初めて『わかる』と言えるんです。
勉強した言葉はできるだけチャンスを見つけて、使うようにしています。

はぐれミーシャ「じゃあ、このテキストとこのテキスト、金曜日に音読してもらいます」
学生たち「えーっ!!!」「それは大変ですよ!!!」
はぐれミーシャ「矛盾してるだろ!!!」

akiravich at 02:58コメント(4)トラックバック(0) 

2013年08月15日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

続けて更新するのは久しぶりです。
以前は毎日更新していたのが信じられないなあ。

まあ、忙しいのはいいことだなあ。
9月になったら、また何にもできなくなるし。

今日はベラルーシ寿司紀行の最終回。
なのに、今回も店名は明かせません。
もしその寿司屋がおいしくてお勧めです!というのであれば、喜んで店名を出すところなのですが・・・

今年に入って、ついにベラルーシにも回転寿司屋ができました!!!
レストラン業界の人と話すと、興味を持っている人はたくさんいると聞いていたのですが、実際にオープンする人はいませんでした。

しかし。
回転寿司は客の回転も速くないとダメですよね。
何時間も同じ寿司が回っているようでは衛生上も問題でしょうし。
それにファストフード的な気軽さ、金額的にも安くないといけないでしょう。
そのような条件を備えた店がベラルーシに作れるとはどうしても思えないのです。
だって、いまだにベラルーシでは寿司は高級な料理ですから。
気軽に店に入ってというわけにはいきません。

本当に回転寿司があるのかと半信半疑で、ミンスクの中心部にある店に。
内装は完全におしゃれなカフェ。
その奥に入っていくと・・・

Изображение 571回ってる!!!
って、皿が少ない!!!
回っている寿司の中に職人がいて作っているやり方じゃないんですね。
一本のラインのようになっているんですね。

それにしても、回っている寿司の数が少なすぎる。
そして、よく見ると、握り寿司は全くまわっていない。
これでは普通に注文するしかないなあ・・・

で、注文しようとしたのですが、高い!
一番安い緑の皿が18000ルーブル。
おおざっぱに言うと、180円。
一番安い皿が180円の回転寿司屋なんて、普通ないですよ!

そして、サーモンの寿司が一皿2カンで、27000ルーブル。
これも普通の店より割高。
普通は1カン10000ルーブルぐらいですから。

Изображение 574とりあえず、ビール!
でも、これがかなり高い!
500mlで、34000ルーブル!!!
普通、ベラルーシのビールは8000ルーブルぐらいですよ。

まあ、日本のビールだから仕方がないか・・・って、製造場所はロシアじゃん!
これはロシアの有名ビールメーカー、バルチカが作ったスーパードライ。
でも、これはスーパードライではない!
あまりにも味が違いすぎる。

以前、チェコ製のスーパードライを飲んだことがあるのですが、日本で飲むのとほとんど同じ味だったんです。
しかし、このロシア製は面影すらない・・・

実は最近、ロシアやベラルーシのメーカーが有名なビールの製造を行うケースが多いのです。
おそらく、ライセンスか何かを取ってやっているんでしょうが、たいていは原型がないほど味が違うことが多いんですよ。
バドワイザーを飲んだのですが、あまりの違いにびっくりしました。
その土地に合わせて多少味を変えるということはあるかとは思うのですが、そのようなレベルではないんですよ。

注文した寿司がなかなか出てこない・・・
なので、回転しているものを一つ取ってみることに。
これが苦行の始まりになるとはつゆ知らず・・・

Изображение 573この寿司。
巻きずしが三つで18000ルーブルは高すぎ!
まあ、取ってしまったものは仕方がないので、気を取り直して食べてみることに・・・

食感が???
これは・・・何だ?
魚っぽいが・・・

うちのベロニカちゃん、「これ、魚の皮じゃない?」
そうだ! 確かに魚の皮だ!
身はすこーし。
ほとんどが皮。

しかも、鱗がついたまま!!!
細かい鱗を口から出す作業が延々と続く・・・

Изображение 575最高にテンションが下がったところに出てきたのは味噌汁。
これがもう・・・しょっぱい!!!
今までいろんな寿司屋で味噌汁を飲んできたけど、これは史上最強のしょっぱさ。
高血圧の人間にとっては殺人スープとでも呼ぶべき塩分。
これはやばい・・・

Изображение 577寿司よりも早く出てきた天ぷら。
これは割と普通に食べられました。
しかし、量が少ない。
全然おなか一杯にならないよ。

Изображение 578そこにデザート登場!
って、まだ握り寿司が出てきてないやろ!
デザートがどら焼き。
って、ドラえもんかいな!

学生から「先生、あの店はどら焼きがあるんですよ!」と言われていたので、ぜひ食べてみようと思ったのです。
しかし、その学生はその時点では未食。
学生が食べる前に、教師が食べるべきだと思います(←特に意味はない)。

っていうか、見た目がすでにどら焼きではない。
甘いもの担当のベロニカちゃんが一口・・・絶句(←ベロニカちゃんは日本で本当のどら焼きを食べたことがあるので、味はよく知っているのです)。
ベロニカちゃん「これはどら焼きじゃない!」

ベロニカちゃんの話では、一番まずいのがどら焼きの「どら」の部分。
っていうか、おれは何を書いているのだ?
意味が分からんから、もう一度やり直し。

一番まずいのが生地の部分。
ふわふわしているわけではなく、かたくてボソボソで、まあ一言でいうと、まずい。
そして、サンドしてあるのがチーズ系の味。
これもまずい。
下にしいてあるのが、カシスのジャム。
どら焼きと呼べる要素が一つもない。

ちなみに、私の感想は・・・違う食べ物として考えれば食べられなくはない。
しかし、食べたくはない。

Изображение 579そこに出てきたのはエビ餃子!
って、寿司はいつ出てくるんじゃ!

普通、エビ餃子というと、みなさん、エビがぷりっぷりなのをイメージしますよね?
しかし、このエビ餃子、具は全てミンチ状で原型がなく、何なのかよくわからない。
おそらく、エビは何パーセントかは入っていると思われます。

食べていると、何か口の中でザラザラする。
と思ったら、エビの殻じゃありませんか!
殻ごとミンチにするなんて、私たちのカルシウム不足を改善しようとするシェフの優しさ・・・なんて感じない!!!
アホか!!!

おそらく、これはロシアから輸入した冷凍物の餃子でしょう。
私が手伝っていた寿司バーでもメニューに入れようか迷った挙句、原価が高すぎることを理由にメニュー入りしなかったことがありました。
今はわかりませんが、当時は餃子を出している店は全てロシアの冷凍ものでした。

Изображение 580Изображение 582Изображение 583Изображение 585Изображение 586そして、ようやく握り寿司登場!
このころにはすでにげんなりしていて、あんまり食欲もなく。
だって、出てくるまで30分以上もかかっているんですから。

寿司の味自体は普通。
ミンスクの他の店と大差はありません。
ただ、白身魚の上にキムチの素がのっていたのはちょっとまいりました。

この時点でおなか一杯。
しかし、この状態でうちに帰るのは嫌だ。
寿司を食べた感じがしない。
なので、もう一皿、トライしよう・・・

Изображение 587ほとんど空っぽのレーンから取り上げたこの寿司。
中に入っているのは鶏肉。
黒っぽいソースはウナギのたれみたいなやつかな。

と思って食べたら・・・とんかつソースじゃん!!!
やられた!!!

(←味は皆さんのご想像にお任せします・・・)

身も心もボロボロになり、会計を済ませようとすると合計は・・・400000ルーブル。
約4000円。
普通、ミンスクの店でその時と同じぐらいの量の寿司や料理を頼んだら、200000ルーブル以下でしょう。

私はこの日一日気分が悪く、立ち上がれないほどの精神的ショックを受けました。
まあ、これもいい経験だと自分に言い聞かせたのですが・・・
もう食べてしまったものは仕方がない。

その後、数人の学生がこの店を訪れたのですが、似たり寄ったりの感想でした。

こういう店は最初は面白がって行く人が多いかもしれませんが、リピーターはつかないだろうなあ。
おそらく、ベラルーシで回転寿司は無理でしょう。

しかし、レーンに料理を載せて提供するというやり方はアリかも。
子供も喜ぶでしょうし。
ただ、そのためにはいろいろな工夫が必要でしょうね。

これでベラルーシ寿司紀行は終わりです。
また面白い店が見つかったら、ご紹介するかもしれません。
ああ、日本の寿司が食べたい・・・

akiravich at 23:22コメント(4)トラックバック(0) 

2013年08月14日

ご無沙汰しております。
はぐれミーシャです。

更新の間が空くのはいつものことなのですが、やっぱり申し訳なく思います。
書きたいことはいろいろあるのですが・・・
いつものように時間がなかったのです。

7月の終わりに福島市の視察団の方々とご一緒しました(←このときのことはまた改めて詳しく書きます)。
その準備などで、全く余裕がありませんでした。
今は束の間の夏休みを楽しんでいます。

さあ、今日は途中でストップしていたベラルーシ寿司紀行の続きです!
今度こそ、日本の寿司に負けないような寿司の写真を載せるぞ!

とは言ってもなあ・・・
今回も内容的に店の名前が出せないんだよなあ・・・

ある仕事で日本人の方とご一緒した時のこと。
ベラルーシ人のご招待で、ある高級店を訪れました。

そこは寿司屋というわけではなく、ナイトクラブのようなところ。
会員制なのか何なのかはよくわかりませんが、一見さんが普通に店に入ることはできないのだそうで。
ビルの16−17階にあるのですが、1階には特に看板もなく、エレベーターホールに行くにはセキュリティーチェックを通らないといけないので、ハードルが高いです。

そんなところに入れたのも、そのベラルーシ人のおかげ。
私のうちの近くにあるのに、存在すら知りませんでした。

内装はかなり怪しげですが、外の景色はまあまあキレイ。
ビルの二階分をぶち抜いて作っていて、かなり豪華な造り。
ウェイトレスの女性もレベルがかなり高い。

メニューを見ると・・・高い!!!
飲み物で一番安いものでも50000ルーブル!
まあ、冷静に考えると、500円ぐらいなのですが、ベラルーシの物価を考えればありえない数字です。

寿司も軽々と100000ルーブル越え。
あり得ない!!!
でも、おごりなので、がっつり食べました!

DSC00698まず、最初にやってきたのは天ぷら。
これは意外にもかなりおいしかった!!!
衣もしっかりして、丁寧に作っているのがわかります。
天つゆが適当に作ったような味でしたが、他は問題なし!

DSC00700DSC00701見てください!
この百花繚乱! サーモン咲き乱れ!!!
サーモンばっかりになったのは、こちらのリクエスト。
ベラルーシでまともに食べられるネタって、サーモンぐらいのものなんです。
あとはちょっと難があるものに当たることが多くて・・・

サーモンの寿司自体は普通。
握り方は・・・まあ、特に何のコメントもないです。

実はこの店のシェフは私も知っている若者。
これまでベラルーシの調理師に関しては散々な書き方をしてきましたが、彼は珍しく人の意見を聞こうとする素直さが少しだけある若者。
ほとんどの若い調理師は日本料理をやっている人間でありながら、日本人の言うことを聞こうともしないし、日本料理や日本文化を学ぼうとする姿勢に欠けているのです。

しかし。
次の寿司はすごかった・・・

DSC00699今までベラルーシで食べた寿司の中で一番奇抜な寿司です。
上に載っているのは鴨肉、そしてフォアグラ!
中に入っているのはグレープフルーツ!!!
どーん!!!(←おねマス?)

食べた感想を一言でいうと・・・「よくわからん」。
よくわからんのですが、おいしくないことだけは確か。

食べる前はいろいろ考えたんですよ。
寿司飯と鴨肉は合わないことないだろうなあ・・・鴨肉はオレンジと合うから、グレープフルーツも合わないことないかなあ・・・なんちゃって。
しかし、すべての期待を裏切って、君たちは・・・僕の口の中で何てことをしてくれたんだ!!!

グレープフルーツが強烈で、すべての味を支配。
鴨肉は下味がちゃんとついていれば、もうちょっと存在感が出せたかもしれない。
フォアグラに至っては、そこに存在しているのかすらわからない。

これまでも奇抜な組み合わせの寿司は紹介してきました。
例えば、ベーコンとキムチの素とか。
しかし、ここまで高級食材を使って、これほどの味を出すとは・・・
しかも、値段もかなりのものだし。

こういう方向性になるというのは仕方がないのかなと思いつつ、やはり日本料理の本質的な部分は外してもらいたくないわけで。
だって、それぞれの素材が生きていなければ意味がないのですよ。
素材同士が持ち味を殺しあうようでは組み合わせる意味がないのです。

ただ、こういう過渡期も必要なのかなあとは思います。
こういうハチャメチャな寿司が出てくるということは、工夫しようとする意志があるわけですから。

でも、ベラルーシ人のメンタリティーから考えると、そういう変な寿司を食べて、「あー面白かった」で終わってしまいそうな気がするんですよ。
それを寿司のレベルが上がっていると捉えかねられないので、それが心配なのです。

実はまた最近、ある寿司屋から「協力してほしい」という連絡があって。
でも、ただ日本人を利用しようとしているだけにしか見えないんですよ。
もちろん、宣伝材料としては日本人がいるだけで寿司屋としてはグレードが上がって見えますから、利用してもらっていいんですよ。
でも、私としては本当の日本料理を追及するためにこそ利用してほしいのであって。
大体、その手の人は「うちの店はベラルーシ人向けにアレンジしています」と言ってくるのですが、そのフレーズを免罪符にやりたい放題、適当な寿司を作っていることが多いのです。
基礎があってこそのアレンジですからね。
そこはうるさく言っていきたいと思います。

続きはまた今度!

akiravich at 23:40コメント(0)トラックバック(0) 

2013年07月02日

ご無沙汰しております。
はぐれミーシャです。

本当に久しぶりの更新です。
あんまり更新していないと、心配になる人がいるようでして。

忙しかったんです。
ものすごく。
かなりヤバイくらい。

6月の初めは通訳の仕事。
福島の農業関係者の方たちと一緒にウクライナとベラルーシ国内を回りました。

ウクライナ!
私は初めて行きました。
お隣の国と言っても、だいぶ雰囲気が違っていました。
正直、行く前まではすっごく不安で仕方がなかったんです。
初めてのところで通訳するのは緊張するものですが、今回は国が違うと言うことで、緊張の度合が違いました。

でも、いろいろといい経験をさせていただきました。
チェルノブイリ原発も初めて自分の目で見ましたし、原発作業員の町で、今はゴーストタウンになったプリピャチの町、キエフのチェルノブイリ博物館も訪れることができました。

仕事とはいえ、いい経験をさせてもらっています。
これは絶対に自分の目で見ないとわからないものです。
「百聞は一見にしかず」とはよく言ったもので、見て感じるものの大きさに圧倒されました。

その仕事の最中、ベラルーシのある機関から電話がかかってきました。
翻訳の依頼です。
ちょっと急ぎの仕事だと言うことでしたが、ミンスクにいなかったので、何もできず、通訳の仕事が終わってから会うことにしました。

そして、6月12日、私はその機関へ行き、翻訳の依頼を正式に受けました。
ある小冊子の翻訳。
まあ、ここまでは普通です。
しかし・・・

ページ数は112ページ!
しかも、6月末が締め切り!
えええ!!!
2週間チョットしかないじゃん!

私、仕事でも何でも断るのが苦手なんです。
まあ、今回の仕事に関しては断る気持ちはなかったですが、普通なら無理な注文。
でも、私の頭の中は「やったろうじゃん!」とすぐに切り替わり。

しかし、うちに帰って冷静に考えてみると、これはリアリティがない話。
でも、やるしかない。
早速翻訳に取り掛かりました。

専門的なことは含まれていますが、100%専門家向けではなかったので、部分的には楽なところもありました。
しかし、楽とは言っても量が量なので。
個人レッスンの授業はキャンセルしたりして、時間を作って、翻訳に没頭していました。

こんなときに限って、仕事がわんさかやってくるものでして。
小さい通訳の仕事が二つ、テレビ出演が一つ、となかなか翻訳に集中できない日もありました。

テレビ出演はきつかったなあ。
というのは、咳が止まらない状態だったんですよ。
6月初めの通訳の仕事のときも咳がゴホゴホ出る状態でやっていたんですが、それがなかなか治らなくて。
テレビ、しかも生放送で咳はまずいだろうということで、スタジオでスタンバイしている間「咳よ止まれ」とずっと心の中で繰り返していました。
すると、あら不思議。
15分の出演時間の間、一度も咳をすることなくクリアすることができたのでした。
気合だ〜!!!

ちなみに、番組の名前は「День в Большом городе」(大都市のお昼)というもの。(Деньを「一日」などではなく、「お昼」と訳したのはお昼の12時の番組だからです)
内容は4人の女性がずっとおしゃべりをするというもの。
番組の最後の15分に男性ゲストを迎えて、さらにおしゃべりを続けるというシンプルなものでした。

トークのテーマは「ジャガイモVS寿司」。
うーん、よくわからん。
ジャガイモはベラルーシの主食とも言うべき食材。
それと寿司をぶつけるというのは・・・
まあ、趣旨は「伝統的なベラルーシの食事と新しく入ってきた外国の食事、どちらが好きですか?」というもの。
スタジオには視聴者から電話がバンバン入ってきて、自分の意見を言っていくのですが、1時間の番組の中で視聴者ほぼ全員が「ジャガイモ万歳」的な内容の話。
しまいには、司会の女性の一人が「私、寿司嫌いなのよ」と言う始末。
完全にアウェーの状態でした。
でも、まあおもしろかったです。

翻訳の仕事も忙しかったですが、個人教室の日本語の授業は続けてやっていました。
これもまたなかなか体力を使うので、きつかったです。

先週の木曜日は通訳。
私にとっては未知の分野の話だったので、結構きつかったです。
もっと知識を広げないと・・・

通訳の後はうちに帰り、少し休息をとり、1時間半ほど寝た後、翻訳開始。
締め切りは金曜日。
つまり、次の日。
一応、最悪の場合、月曜日まで待ってくださいとは言っていたのですが、土日は個人教室で試験をやる予定だったので、その週のうちにけりをつけることにしました。

翻訳が終わったのは朝の6時半。
徹夜です。
よく体力が持ったなあと思いました。
ほとんど寝る間もなく、その機関に翻訳を持っていきました。
辛かった・・・
土日は徹夜で貯まった疲れがドッと出て、ぐったりしていました。

っていうか、ベラルーシではいつもギリギリになることが多い!!
例えば、視察団の通訳なんかでいろいろとベラルーシ側と交渉するとき。
一ヶ月以上前から散々こちらの意向を伝えていたのに、直前になってキャンセルになったりなんてのはザラ。
ベラルーシで何かしようとするときは気を長く持って、何があっても動じないことが重要です(←私自身はあまりできていませんが・・・)。

今までで一番すごかったのは、ある通訳の仕事。
昼の14時過ぎに電話が来て、映画監督の通訳をして欲しいという依頼。
私が「その仕事はいつですか?」と聞くと、答えは「今でしょ!」(←ちょっと流行に乗っかってみました)。
急いでスーツを着てすっ飛んで行きましたよ。

あと、映画の撮影もあったなあ。
昼の12時、普通にミンスク市内で路線バスに乗っていたときのこと。
電話が来て「映画の撮影に来て欲しいんですが」。
私が「撮影はいつやるの?」(←本当はもっと丁寧に聞いています)と聞くと、答えは「今でしょ!」(←しつこい?)
結局、言われた場所に言ってみたら、衣装合わせだけで、実際の撮影は次の日でした。

そんなことを書いている私もしょっちゅうギリギリになってしまうことがあります。
待ち合わせとか、原稿の締め切りとか、学生の宿題チェックとか。
早くすればいいというのは分かっているんですけどね。

今は個人教室の仕事もほぼ終わり、割とのんびりしています。
こんなときだからこそ!
私はロシア語を勉強します!!!
今は超やる気満々!!!

ブログもどんどん更新していきたいです。
こんなときでないと、書く時間もありませんから。

では、また!

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2013年05月25日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

ベラルーシ寿司紀行の第一回目を掲載したら、ブログの訪問者が増えました。
やっぱり食べ物関係には皆さん興味があるのでしょうか。
私も日本のグルメブログは毎日のようにチェックしています。
写真を見ながら、「俺も食べたい・・・うらやましい・・・」と苦しむ毎日です。

私もみんながうらやむような寿司の写真を載せよう!
・・・と言っても、日本の寿司には味もビジュアルも負けますよ。

私はベラルーシのいろんなところで寿司を食べています。
食べる必要のないところでも食べています。
とりあえず食べています。
当たったこともあります。
ある意味、体を張っていると言えるでしょう。

さあ、今日はブレストの寿司をご紹介!

ちなみにタイトルに深い意味はありません。
ただ、村上春樹の新作、読みたいなあと思っているんですけど、ベラルーシでは手に入らないので・・・

今年の冬、私はブレストという町へ行きました。
ブレストはベラルーシの南西の端にあり、ポーランドと国境を接している町です。
私は2001年から何度も訪れている町で、友達もたくさんいます。
なかなかきれいでいい町ですよ。
そして、歴史的に有名なブレスト要塞があります。
ブレストについては、以前、何度か記事を書いていますので、ご覧ください。
ブレスト

まずブレストで訪れたのは・・・名前が出せないなあ。
おいしい店なら名前を出すところなのですが、これからく○みそに書こうとしている店の名を出すわけにもいかないよなあ。
しかも、自分が以前関わっていた店のチェーンだし・・・

DSC00671まず、衝撃を受けたのが味噌汁。
しょっぱい!!!
とても飲めたものではありません。
血圧が上がること必死。

私は初めて行く寿司バーでは必ず味噌汁を注文するようにしています。
その店のレベルがわかるということもありますが、味噌汁はベラルーシでも意外とまともな味に出会うことがあるのです。

DSC00673寿司のほうは・・・まずい!
シャリがまずすぎる!
炊き方も悪いのでしょう。
米も悪いのでしょう。
っていうか、これ、昨日炊いたやつだろ!!!
私は200%断言する。
このご飯は昨日のご飯だ!

エビが出ちゃっている寿司はその名も「ダイナマイト巻き」。
エビの天ぷらを巻いて、中にスパイシーなソースを入れているのですが、天ぷらの出来が悪すぎ。
っていうか、これ、作りおきしたやつだろ!!!
揚げておいて、冷凍したやつだろ!!!
衣がまず過ぎ。
そして、ソースが辛すぎ。
私は辛い料理が大好きですが、限度って物がありますよ。

DSC00674右側のサーモンの寿司はスモークサーモンを使っていて、超しょっぱい。
左側のも中のチーズの味しかしない。

シャリがまず過ぎて・・・
言葉にならない・・・

醤油もひどい。
理由は簡単。
水で割っているから。
ベラルーシでは醤油の水割りが普通なのです!!!

理由は「水で割らないとしょっぱすぎるから」。
っていうか、ベラルーシ料理も割りと塩がきついものが多いけどなあ。
心臓疾患や高血圧が多い民族ですからね。

後から聞いた話では、外国ではよくあることだそうです。
外国では醤油を小皿にたっぷり注いで、どっぷりつけるのが普通なので、普通の塩辛さだとしょっぱすぎるのです。
っていうか、少しつける努力をすべきだろ!!!
まあ、箸使いに慣れていない人はしょうがないけどね・・・
でも、水で割っちゃうと醤油の味がしなくなるような気がするのですが・・・

それにしても、この店の醤油は水が多すぎでした。
中にはだしの素のだしで割っている店もあります。
刺身にも出し醤油を使うことが多い山形の出身なので、そんなに違和感はないですね。

DSC00675次なる店は・・・「ウナシカ」!!!
店の名前は出さないつもりでしたが、ここは名前がおもしろいので。
最初に「今から『ウナシカ』という店に行きます」と言われた時、「その『ウナシカ』っていう言葉、日本語ですか?」と聞いてしまいました。
「ナウシカ」と間違えているのかと思いました。

よく聞くと、「ウナシ・カ」。
これはロシア語で「持って行ってね」とか「持って帰ってね」という意味なんです。
その言葉が日本語っぽく聞こえるからつけられた店名なのだそうです。
これはベラルーシにしてはなかなかのネーミングだと思います。

DSC00677寿司のほうは・・・ベラルーシでは平均的な味だと思います。
よくミンスクのカフェで出会うタイプの寿司です。
っていうか、店の内装は完全におしゃれなカフェだし。
ここも醤油の水割りの割合がハンパねえ。

ここまでは寿司でしたが、最後は全く別の料理でした。
それは高級ホテル「エルミタージュ」のレストラン。
ホテルの内部はミンスクでもなかなかお目にかかれないほどの高級感で、ちょっとびっくり。

DSC00681なぜか味噌汁があったので、注文。
これまたしょっぱい!
しかも、具に千切りにした昆布が!!!
出汁をとった後の昆布を再利用!!!
っていうか、これはありなんでしょうか!?
ちょっと昆布くさかったけど、私は別にいいと思っちゃいました。

DSC00679この店のご自慢は客室から見えるグリル。
炭火です!
ミンスクではこういうのは一度も見たことがないです。
というのは、ベラルーシは消防法が非常にうるさく、店の中で火を使うのは非常に難しいのです。

こんなことが許されるなら、私は焼き鳥屋をやるべきだと思うんですよね。
焼き鳥はベラルーシ人の口に合うと思うんですよ。
ベラルーシの寿司バーにも焼き鳥はあるのですが、見た目も味も焼き鳥と呼べる代物ではありません。
ちゃんとした焼き鳥をやれたらいいなあと思いますが・・・

DSC00683メインディッシュはステーキ!
牛肉!!!
この牛肉、やわらかい!!!
奇跡的!!!

ベラルーシの牛肉は異常に硬いんですよ。
脂もないし、筋っぽいことが多くて。
でも、この牛肉は完全に和牛と同じ。
メニューを見るとアルゼンチン産って書いてある。
このレベルの牛肉がベラルーシで食べられるのは奇跡です!
値段も日本円にすると1500円ぐらいだし(←ベラルーシ人の感覚ではあり得ない高さですが・・・)。

っていうか、寿司の話じゃなくなってるし!
今回紹介したものの中で一番おいしかったのはダントツでステーキだし!

寿司に関して言えば、まあこんなものか、と。
ミンスクの寿司バーのレベルを考えれば、他の都市のレベルも推して知るべしかな、と。

ベラルーシの主要な地方都市、つまり各州の中心都市(→ゴメリ、ブレスト、グロードナ、ヴィテプスク、モギリョフ)には寿司が食べられる店がすでに存在します。
他の都市に関しては情報はありません。
ベラルーシの様々な都市で寿司が食べられるようになるのは喜ばしいことではあると思いますが、そのことによって、間違った寿司のイメージがついたりしては元も子もないと思うのです。

日本文化の正しい理解

このことに関しては、二つの立場があると思います。
1.どんどん広めるべき。多少、間違いがあっても、何もないよりはまし。
2.正しいもののみを広めるべき。正しくないのであれば、何もないほうがまし。

私は100%、2番の考え方です。
しかし、私がこれまでベラルーシで接してきた日本人はどちらかというと1番の考え方の人が多いんです。
私は間違った形で日本文化が伝わることは耐えられないんですが・・・

例えば、ベラルーシで学生たちに書道を教えられた方がいらっしゃいました。
しかし、その方は別に書道の専門家ではありませんでした。
学生たちが書いたものを見ても、ただ外国人がチャレンジしてみました、という程度のもの。
私からすれば、学生たちがちゃんと書けないのは仕方がないとしても、教える側はちゃんとした人のほうがいいと思うのです。

ちなみに、私は書道3段です。
3段と言っても、子供のときに取ったもので、今では全くできませんし、自慢できるようなことではありません。

これは私の中にもジレンマがあって、学生たちにしてみれば、少しでも日本文化に触れるチャンスですから、もっと積極的にやるべきかなとは私も思うんです。
書道の道具も持っているし。

しかし、教えるというのは責任が伴うもの。
私には書道を教えることはできません。
「教える」のではなく、「やってみる」という風に考えたら、できるかも・・・

ベストは日本の書道の先生に来ていただいて、デモンストレーションをやっていただいたりするのがベストなんですよね。
もちろん、その方が勉強したい人たちを直接指導してくだされば尚のこといいですが。

だいぶ話がずれてしまいました。
寿司に関して言えば、ベラルーシの寿司を食べたベラルーシ人が「これが寿司なんだ!」と思ってしまうのはどうかとは思います。
中にはしたり顔で寿司の批評なんかをする人がいるのですが、大体が的外れ。
これは何も知らないのだから、責めるには値しないのかもしれないのですが、知らなければ何も言わなければいいのに、と思うのです。
これはベラルーシ人のメンタリティーなのですが、大して知らないのに知ったかぶって解説したり批評したりする人が多いのです。
普通に「感想」を言えばいいのに、「批評」になってしまうんです。

これは料理する側にも大きい問題があります。
私は実際にミンスクの寿司バーの厨房でベラルーシ人の料理人の仕事を間近で見ていましたから言えるのですが、日本料理に対する意識が低い。
「寿司なんて簡単じゃん」という発言は何度も聞いたことがあります。
簡単なはずないでしょ!
これはまたいつか書きたいと思います。

もっと話がずれてしまいました。
とにかく、寿司の文化が正しい形で広がってくれればいいなあと思うのです。
ミンスクは寿司バーがかなり多いのですが、そのことによってレベルが発展しているという感じはありません。
新しい巻き寿司を作ったり、メニューが増えたりというだけで、味的には進歩は見られません。
ブレストなどの地方都市はまだ寿司が現れたばかりなので何とも言えません。
注目していきたいと思います。

次回はミンスクの超高級店で食べた寿司です!

akiravich at 13:03コメント(7)トラックバック(0) 

2013年05月24日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

大きい通訳の仕事を控えて、いろいろと大変な毎日をおくっています。
そんな中、今日は束の間の休み。

大きい仕事の前だからこそ、しっかり休んでおく必要がある・・・ということに最近気づきました。
去年のことなのですが、通訳の仕事の前に一度風呂場で倒れたことがあるんです。
フラッとして、気づいたら、浴槽のわきの床に腰から転落・・・
その頃はすごく疲れていたのですが、そのままの勢いで仕事を乗り切ってやろうと思い、ガンガン仕事をしていたんですが、それが裏目に。
ちょっと怖くなって、少しだけ休養を取りました。

さーて。
今日のテーマは料理!!!

外国に住んでいると食べたくなる食べ物って、何でしょうか?
私はやっぱり寿司です!
ラーメンも食べたいですけどね。
でも、やっぱり寿司です!
今日から何回かに分けて、ベラルーシの寿司事情をご紹介したいと思います。

よくベラルーシ人からされる質問の中に「ベラルーシの寿司は本当の寿司じゃないですよね?」というものがあります。
これは質問というよりは確認に近いもので。
聞いている人は「ベラルーシの寿司は寿司ではない」という前提のもとに質問しているのです。

私の答えは「そんなことないですよ。ベラルーシの寿司も寿司です」。
本気で私はそう思っています。
そして、そこに付け加える言葉。
「でも、おいしいかどうかは別問題ですけどね」

そんな質問をしてくるベラルーシ人に「どうしてベラルーシの寿司は寿司じゃないと思うんですか?」と聞くと、「新鮮な魚がないから」という答えが返ってくるのがほとんど。
そういう問題じゃないんですよね。

ベラルーシ人で寿司を作っている人の中には「寿司は簡単だ」と思い込んでいる人があまりにも多いのです。
それは料理人だけではなく、一般の人の中にもそういう人がいます。
「うちで寿司を作ります」という人がかなり多いのです。
日本人だったら、うちで作るのはちらし寿司とか手巻き寿司ぐらいのものですよね?
まあ、某グルメ雑誌で「うちで握り寿司を作ってみよう」みたいな特集があったのを覚えていますが、全くもう・・・

ここからはベラルーシの寿司を紹介したいと思います。

Изображение 330これは最近二回ほど注文したデリバリー専門の店の寿司。
名前は明かさないでおきますが、ちょっとプロっぽい感じのする名前です。
パッケージはNRT(成田)→MSQ(ミンスク)と空港のコードを使っていて、ちょっと感心したのですが、NRTの下に漢字で「名古屋」と書いてあるんですよね。
つめが甘いなあ・・・

Изображение 332これがそのときの寿司の全貌。
まあ、見た目はそこそこ・・・
味的には・・・平均的。
日本の回転寿司並み。
食べられます。

卵がひどかったです。
よく「玉子焼きがおいしい店はいい店だ」ということを言いますよね。
私もベラルーシで寿司を食べるときは必ず玉子を注文しています。
ただ、ベラルーシでは「Tamago」ではなく「Tomago」と表示してあることが多いのですが・・・

私は話の種にちょっと変わった寿司を注文することがあります。
今回は「ナスとサーモンの巻き寿司」と「オレンジロール」を注文してみました。
「ナス・・・」のほうはサーモンと赤ビーマンを海苔で巻いた巻き寿司に火の通ったナスの薄切りを載せて、上に味噌のソース。
これは味噌の味しかしない。
サーモンがどこかに行っちゃってます。
赤ピーマンって、結構味が強いと思うんですよ。
寿司に入れるとどうしてもバランスが悪くなると私は思います。

「オレンジロール」はオレンジではなく、グレープフルーツが入っている巻き寿司。
サーモンとアボカドとクリームチーズが入っているのですが、見事にチーズとグレープフルーツの味しかしない。

ベラルーシにはこういう寿司は多いんです。
工夫しすぎちゃって、素材が迷子になってしまう寿司。

Изображение 333唯一おいしかったのが、このヅケとあぶり。
どちらもサーモンです。
数年前、ベラルーシに日本の寿司職人がいらっしゃって寿司セミナーが開催されたとき、その方がヅケなどのテクニックを紹介したのです。
この店のシェフはこのセミナーのとき助手として、厨房に入っていました。
そのときのテクニックを使ったのでしょう。
ベラルーシでは寿司はサーモンが一番無難においしいのですが、ヅケは結構おいしかったです。

しかし。
シャリが大きすぎて、バランス悪し。
ネタもかなり厚切りだったかな。
握りを数個食べただけで、かなりおなかいっぱいになってしまいました。

時々あることなのですが、私の名前で予約すると、ネタが厚切りのことがあるのです。
というのは、私は以前寿司バーでアドバイザーとして働いていて、私の写真入りのメニューもありましたから、その業界の人の中には私のことを知っている人も多いのです。
他にも料理の新聞やテレビでも料理しましたし。
だから、ネタを大きく切って、満足させてやろう的な。

実際、ある寿司バーで偶然学生に会ったとき、彼はすでに寿司を食べ終わっていたのですが、私が彼のテーブルについて、追加で注文したのです。
その握り寿司を食べた学生が「ここで先生に会えてよかったです! ネタの厚みがさっきの寿司と全く違います!」

日本の寿司屋でもお客によってシャリの大きさを変えたり、ネタの厚さを変えたりすることがあると聞いていますが、ベラルーシの場合は偉い客だからとか、そういうゴマすり的なところが多いんですよね。
中には死ぬほど薄く切ったネタで出してくる店があります。
まあ、それは節約しているのでしょう。

話を戻します。
この店のHPを開くと、そのシェフの写真がドーンと出てきました。
彼の仕事振りは先ほど書いたセミナーで見ていたのですが、まあ、ベラルーシの平均的な料理人のもの。
巻き寿司を作っているのを見ても、まあ、形だけはちゃんと作れるのですが、やる気は特に感じられませんし、すごいとも思いませんでした。

しかし、そのHPを見ると、彼はすごい寿司職人扱い。
寿司の本も出版していて。

写真を見た限りは20代後半。
おいしい料理を作るのに年齢は関係ないのかもしれませんが、日本ならちょっとあり得ないですよね。
日本だったら、一生をかけて寿司の道を究めようとしている人がたくさんいるのに、ベラルーシでは20代そこそこで、もう自分のことを「立派な寿司職人」と勘違いしている人が非常に多いのです。

その寿司セミナーのときのこと。
セミナー終了後、日本の職人の方のところにベラルーシの若い寿司調理人が集まってきました。
ちなみに、ベラルーシでは寿司を作る人のほとんどが20代ぐらいの若者。
40代の人は見たことがありません。

そのうちの一人がこう言いました。
「ベラルーシには海がないから、新鮮な魚はない。だから、日本みたいな寿司が作れないのは当然のこと。でも、技術的にはもうちょっとがんばれば、日本のレベルまで行けると思う」

私はそれを聞いて、空いた口がふさがりませんでした。
「海がないから」という逃げ道を作るのは、ベラルーシの寿司調理人の常套手段。
日本の寿司職人の方はヅケのテクニックや保存の方法などを紹介して、「海のないベラルーシでも工夫すれば、おいしい寿司が作れるんだよ」ということを説明していたのですが、彼らには全く伝わっていなかったのではないかと思います。

井の中の蛙
ベラルーシでは他の文化を知るチャンスが極端に少ないんです。
それでも、知ろうと思えば、知ることはできると思うんですよ。
自分たちの狭い世界で満足して、本当のことを知ろうとしない。
これは寿司に限らず、様々な分野で見られる傾向です。
学生の中にも、ちょっと日本語がわかるようになっただけで、まるで大専門家のように振舞う輩が非常に多いですから。

批判的なことばかり書いてきましたが、この寿司屋の寿司はまあまあ食べられるほう。
あぶりなんかは他の店もやればいいのになあと思いました。
なので、一ヵ月後にもう一度注文してみることに。

Изображение 377
前回おいしかったヅケとあぶりを多めに注文してみました。
前回以上にシャリが多くて、閉口。

Изображение 379
今回もチャレンジ寿司に挑戦してみました!
名前は「サムライスパイシーロール」!
特にスパイシーでもなかったけど・・・
周りに緑色のトビッコのようなものがまぶしてあります。
こんなの日本にはないですよね?
ベラルーシの寿司バーでは非常によく見かけるものです。
中は焼いた白身魚とエビとアボカド。
やはり例のごとく、素材が迷子ちゃん。
まあ、ベラルーシにはよくあるタイプの寿司です。

Изображение 378これはかなりの大冒険!
「ベーコンロール」です!!!
いやあ、我ながらやっちゃった感じです。
中はエビとトマトと海苔。
上にベーコンがのっていて、そこにつけられているソースはキムチの素!!!
もうね、ベーコンとキムチの強力タッグで、エビの味は完全に死んでいます。
っていうか、辛い!!!
無駄に辛い!!!
この寿司には怒りを覚えました。
喰えるか!!!

Изображение 376これが何だかわかりますか?
寿司ですよ! 寿司!!!
海苔の代わりに、ライスペーパーを使っているのです!
この白白なビジュアル!
美白の神様が降りてきたかのようです。
中身は相変わらずエビとクリームチーズとトマト。
っていうか、ご飯をライスペーパーで巻いてもなあ。
例によって、チーズの味しかしないし。
ライムがついてきたのですが、絞ろうとすると、汁が一滴も出てこない。
切り口が乾ききって、絞れないんです。
これではなあ・・・

工夫しようというのはわからないではないんですよ。
しかし、工夫というのは基本があってのもの。
奇をてらうというところまでも行っていないと思います。

このお店。
シャリはおいしくないけど、ベラルーシの寿司バーの中ではかなりましなほう。
ベラルーシではネタに関しては似たようなレベルのところが多いんですよ。
寿司ネタを扱う業者というのは数社しかないので。

次に注文するときはサーモンのあぶりとヅケだけにしておこう・・・
あれはそこそこおいしかったです。

次回は地方都市の寿司をご紹介します!!!

akiravich at 02:12コメント(8)トラックバック(0) 
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