ベラルーシ料理

2011年01月08日

みなさま、あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします!

だいぶ、ご挨拶が遅くなってしまいましたね。
もう1月7日ですね。

今日はロシア正教のクリスマスです。
なので、大学も休み。
今日は完全フリーの一日です。

でも、今日は私の会社の会計をしてもらっている女性に会わなければなりませんでした。
税金の計算をしてもらうためです。
いろんな払い方があるのですが、私は一年に4回払うやり方でやっています。

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外に出たのですが、雪が多い!
今年は例年よりも雪が多いんです。
今日も朝から横なぐりの吹雪でした。
モコモコして、歩きにくかったです。
でも、何か自分の田舎みたいで、子供の頃を思い出しました。

さて。
今日は私たちのお正月について書きたいと思います。
毎年、お正月には「ベラルーシのお正月」をテーマに書いています。
過去の記事は・・・
2010年1月2日「お正月は楽しいな」
2009年1月3日「ベラルーシのお正月」

今年のお正月はこれまでのベラルーシでのお正月と決定的に違っている点があります。
まず第一に龍二くんがいること。
第二に正月を迎える場所が自分のうちだということ。

実はベロニカちゃんと付き合い始めてから、ずっとお正月はベロニカちゃんの実家で迎えていたのです。
家族だから当然なのですが、私はやはり気を使うところもあって・・・

まだ龍二くんが小さいというのもあるので、今年はベロニカちゃんの家族とは別々にお正月を迎えることにしました。
ベロニカちゃんと出会ってから初めて自分のうちでお正月を迎えるのは私にとっては非常にうれしいことなのです。

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まずはお約束のクリスマスツリー!
お正月なのに、何でクリスマスツリーなのか、って?
それは歴史的にいろいろな経緯があるのだそうで・・・
誰かに説明してもらったんですが、すっかり忘れてしまいました。
今度、もう一度聞いて、ブログに書きます。

このクリスマスツリーはお正月の前に立てて、ロシア正教のクリスマス、つまり1月7日まで立てておくのが普通だそうです。
今年のツリーはベロニカちゃんも満足の改心の出来!

大晦日は特に何事もなく、静かに過ぎていきました。
30日までドタバタしていたので、31日は静かにリラックスして過ごしました。
何をしたか思い出せないくらい。

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年越しそばです。
もちろん、これはベラルーシの文化ではありません。
日本から送ってもらった「やまいもそば」。
これは強烈においしいんですよ。
今回も感動の味でした。

ちなみに、そばつゆを入れているそば猪口は私の故郷、村山市の楯岡焼。
地元びいきではなく、私は本当に楯岡焼の焼き物が大好きなんです。
ベラルーシに住んでいると、そばを食べる機会なんて年に2、3度ですが、それでもこのそば猪口が欲しくなって買ってきたんです。

ちなみに、ベラルーシでは大晦日に食べる食べ物というのは特にありません。
お正月に食べる料理はあるのですが・・・

日本で大晦日と言えば「紅白歌合戦」ですよね。
ベラルーシではどんなテレビ番組を見るのかというと・・・うーん、何だろう?
やっぱり歌番組は多いように思います。

私たちは「大きい違い」という番組を見ることにしました。
これはいろんなテレビ番組のパロディーや有名な人の物まねをする番組。
元々、ロシアの「Большая Разница」という番組なのですが、この大晦日はベラルーシのバージョンを放送するということで。
タイトルもベラルーシ語で「Вялiкая Рознiца」。
「こりゃロシアの番組のパクリだろ」と思って見てみたら・・・

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司会者がロシアの番組と同じ!
ベラルーシまでつれてきたのか!
この二人、ロシアでは超有名な司会者。
出演料かなりかかったんじゃないかな、とちょっと心配。

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しばらく見ていたら、どこかで見たような顔が。
左側にいるのは私の友人で俳優のオレグ君じゃありませんか!
久しぶり!
ここ1年近く会っていないので何をしているのかと思ったら!

彼は私の結婚式にも来てくれましたし、私は彼の結婚式で彼の介添人をやったんですよ。
そのときのことは2008年11月7日「オレグ君の結婚式」に詳しく書いています。

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これもオレグ君。
左下に写っているヒゲのおじさんの物まね。
このおじさん、アルコール中毒やニコチン中毒、肥満などを催眠術などいろんな方法で治療するという医者。
ベラルーシでは有名な人です。

そういえば、11月かなあ。
私、この医者が司会をしているテレビ番組に出たんですよ。
会ってみると、思ったより胡散臭くなく、普通の人でした。

オレグ君、活躍しているなあ。
よく見ると、もう一人知り合いの男の子も出演してました。

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龍二くんもお正月用におめかしです。
かわいいです!!!

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ベロニカちゃんもちゃんと着替えてスタンバイ。
私はジャージのままだったのですが、ベロニカちゃんに強制的に着替えさせられました。
「お正月はちゃんとした格好で迎えるもの」というのがベロニカちゃんの意見。

23時半ぐらいを過ぎると、「もうすぐ2010年も終わりなんだなあ」と少し落ち着かなくなる感じ。

23時50分からは毎年恒例の大統領のお話。
ベラルーシのチャンネルは全て大統領からのメッセージになります。

やはり1月1日0時0分に乾杯しないと!
というわけで、急いで飲み物をあけることに。

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こういうお祭りのときはシャンパンが普通。
ベラルーシでもシャンパンは作っているのですが、こういうときはちょっと高級なものが飲んでみたくなる。
どこに行ってもベラルーシ製のしかなかったのですが、ようやっとスペインのシャンパンを見つけました。
でも、これってシャンパンじゃなくて、スパークリングワインと言った方がいいのかな?

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ベロニカちゃんは今はお酒は飲めないので、ノンアルコールワインを。
そんなのがあるんですね。
ドイツのものです。

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シャンパンを注いで・・・乾杯!
2011年、あけましておめでとう!!!

ベラルーシではお正月はお互いにプレゼントをするのが普通です。
さて、今年のプレゼントは・・・

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手袋とチョコレートです!
今使っている手袋はかなり古いもの。
たまたま、二回立て続けに手袋をなくして困っていたら、出張授業に行った先のお父さんが「これでよかったら使っていいよ」。
それは指先の皮が何箇所か破れている手袋。
でも、もう使い慣れていて、8年も使っていたんです。
いやあ、うれしいなあ!

私からベロニカちゃんへのプレゼントはパナソニックのコンポ。
ベロニカちゃんは龍二くんといつも一緒だし、冬は寒いから、あまり自由に外に出たり出来ないんですよ。
いつもうちの中。
少しでもストレスが解消できるようなものはないかと思って、いい音楽を聴ける環境を作ろうと思ったのです。
今までのラジカセは時々CDがストップしたり、スピーカーが片側しか稼動していなかったりしましたから。

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龍二くんにもプレゼント!
ロシア語のアルファベットが書かれたボールやトナカイのぬいぐるみ。
ベロニカちゃんの家族からもいろんなプレゼントをもらいました!

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さあ、ここからは食事!
夜中の0時過ぎに食事をするのは、お正月ぐらいのもの。

料理はベラルーシの定番のもの。
とうもろこしとかにかまぼこのサラダとか、ニシンとビーツのサラダとか。
今度、作り方をご紹介します。

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これもよく作る料理。
「卵の詰め物」とか「キノコちゃん」とか言われてる料理です。
作り方はいたって簡単。
ゆで卵の黄身だけ取り出し、それに炒めた玉ねぎとマッシュルーム、マヨネーズ、塩コショウを入れて混ぜ、それを卵の中に戻してやるだけ。
これが結構おいしいんですよ。

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今年のお正月は豪華にうなぎを食べました!
たまたま、近くのスーパーで真空パックになったうなぎの蒲焼を見つけたのです!
一つ46000ルーブル(←約1300円)と、ベラルーシに住んでいる人間にとってはかなり高額なのですが、買ってしまいました。
お正月ぐらいは、ね!

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うなぎの半分はそのまま食べ、もう半分はうなぎご飯にしてみました!
うなぎの端っこの部分を細かく刻んで、醤油と佐藤と水で作った即席のうなぎのたれで煮込み、それを炊き立てのご飯に混ぜ込みました。
そして、上からうなぎを!
なんて贅沢!
ベラルーシでは考えられないほどの贅沢です!

ちなみに、この料理は1月2日、ベロニカちゃんの家族が来たときに作ったものです。
そのときは日本人の留学生も一人招待して、楽しいパーティーになりました。

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これは「豚の角煮」ならぬ、「豚の棒煮」。
ベラルーシではばら肉は骨がついた状態で売っているんですよ。
骨を外すと肉がほとんど残らないし、外すのも面倒なので、売っているままの状態で煮込んじゃいました。
大根も肉もうまーっ!
トロトロの豚肉は最高です!!!

何か、こんな写真ばっかり見ているとベラルーシにいるっていう感じがしませんね。
日本料理ばっかりだし。

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残った豚の棒煮を使って、つけ麺を作ってみました!
見た目だけだと、本当につけ麺みたいでしょ?
麺は悲しいことにスパゲッティです。
でも、これが最高においしかった!
今までもスパゲッティでつけ麺やラーメンを作ってきましたが、今回のがベストかも。

とまあ、こんな感じでお正月は静かに過ぎていきました。
何もしなくてもいい、どこへも行かなくてもいい、というのは幸せです!

みなさま!
今年もこのブログをよろしくお願いいたします!
どれだけ更新が出来るかわかりませんが、出来る限り努力していきたいと思います!

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2009年11月09日

何か最近、調子がいいんですよね。
疲れていない自分が不思議です。

昨日は久々の完全オフでした。
やっぱり休むときはちゃんと休まないとダメですね。
私の場合、休みとは言っても、人と会わなくちゃいけなかったり、劇場に行ったりですから。
劇場って、確かに楽しむために行くものですが、それでもやっぱりエネルギーを使うわけですよ。
たまには誰にも会わないで、どこにも行かないでゆっくり過ごしたいものです。

今日はいつものように7コマ・・・ではなく、授業は4コマ半でした。
いつも朝来ているキラちゃんは水曜日に来てくれたので、今日はお休み。
朝と昼のグループは普通に授業をしましたが、夜のグループは半数が風邪などで欠席。

夜のグループは9月にスタートしたばかりのグループなのですが、出席率が悪くて困っています。
同時期にスタートした金曜日のグループは順調に進んでいるのに、日曜日のほうは全然。

出席者が半分以下のときは、私は授業を中止しています。
授業の前にわかっていれば、全員に連絡してそれを伝えられるのですが、今日の場合は授業開始の20分前に人が少ないことがわかったので、連絡できず。

今日来たのは5人の女の子。
こういうときは、すぐに中止にするのは悪いので、小テストや宿題のチェックをして、それから日本に関するビデオを見せてうちへ帰します。
無駄足になっちゃうと、せっかく来た学生たちもがっかりするだろうから。
そして、こういうときは授業料は取りません。

まあ、来週どうなるかを見てから考えよう・・・

さて。
今日は久しぶりに料理レポート!

このブログ、私の知り合いも読んでくれているのですが、「料理の記事が面白い」と言ってくれた人が数人いたんですよ。
最近は料理関係の話、少なくなっていたから・・・

今日御紹介するのは「マチャンカ」という料理です。
これは珍しいことに、純粋なベラルーシ料理。

なぜ「純粋」なのかというと、ベラルーシで作られている料理は基本的に旧ソ連圏ではよく作られているものばかりで、ベラルーシ料理とは言えないものがほとんどなのです。
例えば、有名な「ボルシチ」は元々ウクライナ料理と言われているけど、旧ソ連圏ではどこでも作っているし。
ピロシキもどこの料理だとは言えないものですよね。

よく「ベラルーシ料理って、どんな料理があるの?」と聞かれるのですが、これは非常に答えにくい質問なのです。
でも、このマチャンカは純粋なベラルーシ料理です。
ただ他の国にも似たようなのはあるかもしれませんが・・・

マチャンカは簡単に言えば、クレープをソースにつけて食べる料理。
では、料理スタート!!!

まず、ソースを作っていきましょう。

PA251206まず大事なのが、ソースの具である生のソーセージ。
これを焼いて煮込んでソースを作ります。
別にソーセージじゃなくてもよくて、肉でもOKだそうです。

今回は知り合いにもらったソーセージ。
これはね、すごいんですよ。
野生のイノシシの肉を使っているんです。
普通は手に入らないものです。
一度、そのまま焼いたものを食べたのですが、肉の味が濃くて、メチャメチャおいしかった!

PA251213それをフライパンで焼いていきます。
焼き目がすばらしい
何と美しいのでしょうか。

あるパーティーで私が肉を焼いているときに「なんて美しいんだ!」と言ったら、学生が「先生、肉を見て『美しい』って言う人、あまりいませんよ」
しかし!
この光景を見たまえ!
これを「美しい」と言わずして、何と言おうか!
私ならこの神々しい光景を見ながら、ごはん3杯はいけます(←うそです)

PA251215そこに玉ねぎを加えて、さらに焼いていきます。
玉ねぎ焼いたの、おいしいですよね。
このまま、ビールのつまみにして食べたいぐらいです。







PA251225水を加えて、15分ほど煮込みます(←煮込み時間は肉の硬さなどによっても変わります)。
そこにサワークリームを大量投入!
これでもか、という感じです。

ベラルーシの料理って、何でもサワークリームを使うという印象が私はあります。
特にスープなんかだと、いろんなのに入れますね。
ボルシチもサワークリームなしだと物足りないというか。
日本だと、サワークリームってお菓子に使うんですかね。
私はよく知らないですが。

PA251232サワークリーム投入から5分ほど煮込んだものです。
何かビーフストロガノフみたいですよね。

ビーフストロガノフって、ロシア料理って言われていますが、私はベラルーシに住んでいて、その料理名を聞いたことがあまりないんですよね。
ベラルーシではよく「гуляш(グリャシュ)」という名前の料理を食べるんですが、それと同じみたいです。

ここからはクレープ作りです。
ロシア語圏では、よく「блины(ブリヌイ)」と呼ばれているものです。
いろんな作り方があるのですが、ここではベロニカちゃんの作り方を御紹介します。

PA251233よく溶いた卵にケフィールという飲み物を加えます。
塩も少々。

ケフィールというのは、日本では「ケフィア」と呼ばれているものです。
カフカース地方で作られていた発酵した乳飲料ですね。
ちょっと酸っぱい牛乳とヨーグルトの中間みたいな。
私はそのまま飲むのは苦手です。

ケフィールを使うと、厚みのあるブリヌイができるんです。
マチャンカには薄いものより、厚いもののほうが合うのだそうです。
ソースを吸い込みやすくなるっていうことですかね。
牛乳を使ってもいいですが、そうなると薄いブリヌイができます。
ロシアでは薄いブリヌイが主流だと聞きました。

PA251235そこに入れるのは小麦粉。
これはベラルーシでも有名なメーカーの「Лидская мука(リーツカヤ・ムカー)」の小麦粉。
「リーツカヤ」というのはベラルーシにリーダという町があって、「リーダの」という意味です。
「ムカー」はロシア語で小麦粉。

実はこのリーツカヤ・ムカー、私はちょっと縁があるんです。
数年前、ベラルーシのお正月映画に出演した際、この小麦粉のCMに出演したんですよ。
放送ではカットされたのですが、結構時間がかかったんです。
小麦粉を指につけて、「おー、リーダの小麦粉だ」と満足顔で言うんです。
散々、演技したのにカットとは・・・

PA251237小麦粉をふるって入れます。
何かてんぷらの衣を作ってるみたいだなあ。
でも、ケフィールは入れないか・・・








PA251238混ぜるとこんな感じ。
すっかりクレープの生地のようになりました。
日本ではクレープと言えば原宿なんでしょうね。
私は原宿のクレープ、食べたことないけど。








PA251244フライパンで焼きます!
ベロニカちゃんはブリヌイが大好きなのでよく作っています。
私は料理は好きですが、ベラルーシ料理はベロニカちゃんにまかせてます。
私には作れないですよ。
こういう、粉を使った料理って全然作ったことないです。
お好み焼きもほとんど作ったことも食べたこともないし。




PA251247ひっくり返すとこんな感じ。
きれいですよね。
確かに日本のクレープなんかと比べても厚みがあります。

元々、クレープってフランスの食べ物ですよね?
ブルターニュ地方でそば粉を使ったクレープを作ったのが始まり、と聞いたような気がするのですが。
でも、ベラルーシ人は「これはロシア料理だ」と思っているようです。


PA251249これでブリヌイの出来上がり!
何重にも積み重なっていますが、これが普通。
ブリヌイはたくさん食べるのが普通。
自分でとって、勝手にトッピングして食べるのだそうです。

でも、今日の料理はブリヌイではなく、マチャンカですよ!




PA251251マチャンカの完成!
ソースは別添えです。
自分で好きなようにブリヌイを取って食べます。

ちなみにソースの横にあるのは炒めたキノコです。
ベラルーシにはキノコもたくさんあるんです。
どんなキノコかは聞かないでください。
日本にはないようなものばかりで、説明できませんから。



PA251252PA251254手で取って、ソースにつけてもよし。
ブリヌイにソーセージとソースをのっけて、巻き込んでもよし。
どちらでもOKです。

とてもおいしかったですよ。
今回はイノシシのソーセージを使ったので、いつもとは違った味になっていました。
ソーセージ自体がものすごく「肉!!!」という感じの味だったんです。
で、サワークリームとの相性がいまいちというか。
ちょっと不思議な味になりました。

そして、結構おなかに重い食べ物なんです。
ベラルーシの人はバクバク食べますが、私はそんなには食べられません。
でも、おいしいから、ついつい食べ過ぎてしまうんです・・・

PA261256次の日はソースをスパゲッティにのせてみました。
これがまた絶品!
やっぱりこのイノシシソーセージはすごい!


いかがでしたでしょうか?
少しはベラルーシ料理の一端を御紹介できたのではないかと思います。

まだこのブログで紹介していない、代表的なベラルーシ料理があるんですよ。
それは「ドラニキ」という料理。
いつか御紹介します。

他にどんなベラルーシ料理があるんだろう・・・
ベラルーシ人に「ベラルーシにはどんな料理がありますか?」と聞くと、たいていの人は「じゃがいも!」と答えます。
それ、料理名じゃないと思うんですが・・・

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2009年07月07日

こんにちは。
眠いです。
かなり眠いです。
昨日は一時間しか寝なかったんです。
きついなあ。

今日は朝から大学の本部に行きました。
それは大学のちょっと偉い人にあって、いろいろと話し合いをしなければならなかったからです。

日本人の同僚と大学の前で会って、中に入ろうとしたのですが、入り口には数人の男性がいて止められてしまいました。
というのも、今日は大学の入学試験、日本で言うところのセンター試験のような試験が行われていたので、大学の建物の中には関係者以外立ち入り禁止だったのです。
でも、今日の朝の9時に会う約束していたんだけどなあ。
まあ、良くあることではあるんですが。

入り口の近くには、センター試験開始を待つ受験生たちがたくさんいました。
私は同僚と立ち話ながら来年の授業などについての話し合い。

話をしていると、女の子が私のほうに近づいてきて「あなたも試験、受けるんですか?」
はぐれミーシャ「受けないですよ。私たち、教師ですから」
女の子「あっ!すみませんでした!」
はぐれミーシャ「試験、がんばってね!」
女の子(照れながら)「ありがとうございます・・・」
ちょっと困ってましたね。

他にも「物理学部はどこですか?」「法学部はどこですか?」と私に聞いてきた受験生が。
みんな後ろから近づいてきたとは言え、後ろ姿でも外国人だってわかるだろうに。
何でだろう?
同僚は「私たち、高校生に見えたんじゃないですか?」
まあ、そういうことにしておきましょう。

仕方がないので帰宅。
10時半からは女の子三人組のレッスン。
病気になったことを想定したロールプレイをやったのですが、学生の一人が「私は鼻水がたくさんあります」と言って、みんな大爆笑。
「鼻がつまっています」と言いたかったらしいです。

今日は擬音語・擬態語の勉強をしました。
その中で「ふうふう」という言い方があって。
例文は「お茶が熱かったので、ふうふうさましてから飲んだ」というもの。

はぐれミーシャ「皆さんは熱い食べ物は大丈夫ですか?」
三人娘(一斉に)「いいえ、全然ダメです!」
みんな猫舌なんですね。
学生の一人「すぐ口の中をやけどしちゃいます」

よく考えてみたら、私の知っているベラルーシ人の間には猫舌が多いんですよ。
うちのベロニカちゃんも猫舌。
日本へ行ったときも、出てきたばかりのラーメンは食べられなかったですね。
まあ、店にもよりますけど。

もっとよく考えてみたら、ベラルーシ料理、まあロシア料理とかなりかぶるので、ベラルーシでよく食べる料理の中には熱々で食べる料理というのはあまりないんですよ。
もちろん、温かい料理はたくさんありますよ。
でも、日本みたいに鍋とかラーメンとか、そういう熱々で食べるのがいいという料理がないんですよね。

寒い国なんだから、熱々の料理があってもいいと思うんですけどねえ。
でも、食べられないんじゃなあ・・・

ちなみに、私は熱いのが大好き。
ラーメンも熱々が好きですね。
スープがぬるいと何か物足りないです。

うちのベロニカちゃんは猫舌なだけじゃなくて、熱いお風呂もダメ。
日本で温泉に行ったときも「気持ちよかったけど、最初は熱くて全然入れなかった」と言ってました。

ベロニカちゃんの話では、ベロニカちゃんのおじいさんは熱いのが大好き。
年齢が上の人の中には熱いのが好きな人もいるようです。

あー、ラーメン食べたくなってきた・・・

そう言えば、ウズベキスタンの彼女と二人で目黒駅の近くの中華料理屋でラーメン食べたなあ。
スーラータンメンを食べたんですけど、あれもかなり熱々だったなあ・・・

今日の晩御飯はラーメンにしようかな・・・(←麺はスパゲッティ・・・)


ここで、話はがらりと変わります。

最初に「昨日、一時間しか寝なかった」と書きましたが、それはいろいろとストレスが重なって・・・
そういうときって、私、寝られなくなるんですよ。

一つはここ最近、このブログで書き続けているグループ解散の問題。
一人の女子学生が解散に納得がいかず、いろんな手段を使って、私にアプローチしているのです。
実はその学生こそが私を一番激しく怒らせた張本人。
彼女は簡単には引き下がりませんでした。

その女子学生はあらゆる手段を使ってきました。
このブログにその問題に関連して変なコメントが来ていました。
インターネットで調べてみたら、そのコメントを出している女性は日本に住んでいるロシア人女性で、その女子学生と友達だということを突き止めました。
コメントの中には、不自然な点が多かったんでおかしいなあとは思っていたんです。
その女性、昨日は名前を変えてコメントを寄こしていました。

それにしても、インターネットって怖いですねえ。
私はPCのこともネットのことも詳しいほうではありませんが、調べようと思えば、ある程度のところまでは簡単に調べられるんだなあと思って。

そのアニメグループの女子学生、一度かなり長文のメールを書いてきていました。
そこには誠意も何も感じられず、言い訳ばかりがつらつらと書いてあったので、私は特に返事をしようと思っていなかったのですが、日本にいる友人を利用してまで私に圧力をかけてこようとするのは常軌を逸していると思い、彼女のメールに回答することにしました。
そう思い立ったのが夜中の3時。

メールはかなりの長文になりました。
これ以上、この問題を引きずりたくなかったので、思っていることを全て書きました。
今のところ、彼女からの返事はありませんが、返事があってもなくても、彼女が状況を理解してくれることを望んでいます。

もう一つ、非常に大きなストレスの種があるのですが、まだ頭の中で整理がついていません。
いつか書きたいと思います。

一つ言えることは、「平等」とか「公平」とか、そんな考え方は使い方次第では人を幸せにもするが、人の心を傷つけることもあるということです。
そういう表面的には美しい言葉の中に隠された「悪」を私は何よりも憎みます。
「平等」という言葉の前に、私たちの「エゴ」は否応なしに押さえつけられます。
しかし、「エゴ」を出すことはそんなに悪いことなのでしょうか?
私は「美しいエゴ」もあれば、「卑劣な平等」もあると思っています。

私が昨日寝られなかった原因は、このようなことを考えていたからです。
私の愛する学生たちが苦しんでいます。
私はそれがどうしても許せません。
それが如何に「平等」で、如何に「公平」であっても、自分が大事にしている人たちが苦しんでいる以上、私はそれを許容するわけにはいかないのです。
私の意見が非常にエゴイスティックであることは自分でもわかっているのですが・・・
今は自分の中の葛藤を押さえ込むことができません。

そんなことを私に考えさせた具体的な出来事についてはいつか書ける日が来るかと思います。

また難しい話になっちゃいましたね。
もっと明るく生きられたらいいのになあ。

一つだけ、いい話。
一時間しか寝なかったので、すっごく眠かったんで、昼寝をしたんです。
すっごい熟睡していたとき電話が。

「もしもし、ターニャです」
よく名前だけ名乗る人がいるのですが、ベラルーシでは同じ名前の人がかなり多いので、見分けがつかないんですよ。
はぐれミーシャ「すみません。どちらのターニャさんでしょうか?」
こういう確認をしないと、元の彼女と間違えたり・・・

そのターニャちゃんは一年前、うちにちょっとだけレッスンに来ていた女の子でした。
もう一度、日本語を勉強したいと言うのです。

一年前はちょっとだけ来て、それから「大学入試に専念したい」ということで、急にやめていったんですよ。
彼女はものすごく頭がよかったんです。
今まで見た子の中でも、かなりのレベルで。

彼女はかなりの美少女なのですが、性格は結構きつかったんですよね。
かわいい顔に似合わず、すごく厳しく他の人を評価する子でした。
はっきりものをいうタイプで、かなり厳しいことを言う子だったので、「もしかしたら私の授業が気に入らなかったのかなあ」と思って、私としては残念に思っていたのです。

でも、今日一年ぶりに電話が来て。
うれしかったです!
彼女はかなり才能豊かな女の子。
ぜひ日本語を教えたいです!
近いうちに会うことを約束しました。

教師冥利に尽きますよ。
人に必要とされること。
これが私がベラルーシに住んでいる理由の一つですから!

こういうことがあると、また頑張ろうという気持ちになれます!
うん、頑張ろう!

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2009年07月06日

いやあ、暑いです。
何か、モワーっとした感じです。
例年と比べて、ベラルーシは変な気候です。
「夏っ!」という感じのストレートな暑さには程遠いです。

こんな暑い日は冷たいスープ!
日本にもありますよね。
冷汁でしたっけ。
私が生まれた山形では作らないので飲んだことがないんですが、一度試してみたいなあ。
山形はやっぱり冷たいラーメンです・・・

ベラルーシの冷たいスープはハラドニック(холодник)と言います。
ハラドニックというのは冷たいスープ全般を言う言葉。
しかし、普通、この言葉はビーツを使ったスープのことを言います。

ビーツって、御存知ですか?
ビートと言う時もありますね。
これは赤カブといわれることもありますが、カブとは関係ないようです。

ビーツというのは、ボルシチを作るときに使われる根菜。
ボルシチのあの赤い色はビーツから出たものなんですよ。
日本のロシア料理店へ行くと、ボルシチとは名ばかりのトマトスープが出てくることがありますね。
こちらではボルシチにトマトを入れることは稀です。

ハラドニックというのは、平たく言えば「冷たいボルシチ」。
これが夏の暑い日には最高なんです!

P7041727まず必要なのは、当然ビーツ。
これがなければ始まりません。
大体一年中売られています。









P7041734ビーツはものすごく硬いので、このままでは調理できません。
生のまま調理することは稀にあるようですが、普通は一度茹でてから調理します。



P7041743ビーツの大きさにもよりますが、今回の場合は40分茹でました。
大きいものの場合、一時間茹でることもあるそうです。
中までやわらかくなるまで茹でないといけませんが、茹で上がったかどうかは調べられないのだそうです。
料理人がよくやるように竹串でも刺せればいいのですが、そうするとビーツの赤い色が茹で汁に出てしまい、出来上がりのスープの色が悪くなるのだそうです。


P7041749これが茹で上がりの写真。
見た目的には、おいしそうに見えませんね。
ここからおいしくなっていくんです。







P7041764まず、茹で上がったビーツの皮をむいていきます。
すでに柔らかくなっていますから、ツルッとむけます。
時々、むきにくいことがありますが、それは茹で方が足りないことを意味しています。







P7041768こんな感じになります。
写真では黒っぽくなっていますが、この時点ですでに深い赤の色になっています。



P7041774それを細かくしていきます。
包丁で切ってもいいのですが、普通はこのようなスライサー(?)で切っていきます。
ちなみにこれはベロニカちゃんの手です。



P7041775こういう切り方を何と言うんでしょう?
超細かい細切り?千切り?





P7041776出来上がりはこんな感じです。
これはそのままサラダにしたりもできます。
ベロニカちゃんがよく作ってくれるのは、これにマヨネーズと刻んだにんにくを混ぜたサラダ。
これがおいしいんですよ。







P7041778これを水に投入します。
私は「ブイヨンじゃダメなの?」と聞いたら、ベロニカちゃんは「ブイヨンだとどうがんばっても、脂肪が浮いてくるからダメ」なのだそうで。




P7041779入れるとパーッと赤い色が広がります。
きれいですね。





P7041756P7041789このハラドニックに欠かせないのがキュウリです。
日本のと比べて、短いです。
これをいちょう切りにします。

P7041792きゅうりを入れるとこんな感じです。
いかにも涼しげ。











P7041796P7041802玉ねぎも生のまま入れます。
口の中に匂いが残ることもありますが、これがないとハラドニックじゃありません!


P7041804赤と緑と白って、ベラルーシの国旗みたいですね。
まあ、かなりこじつけですが。










P7041810そこに味付けをしていきます。
まずは塩。
溶けにくいと思うんだけどなあ。
でも、火にかけるときゅうりとか玉ねぎがしなっとなっちゃうし。
何も入れない段階で沸騰させて塩を溶かしたとしても、材料を入れる前では味がピタッと決まらないだろうし。
だから、いずれにしても、この段階で入れたほうがいいのかもしれません。
それか、少量のお湯で溶かしてから入れるとか?
でも、ベロニカちゃんは一生懸命混ぜて溶かしました。

P7041814砂糖も入れます。
ベラルーシの砂糖は粒子が粗いので、塩以上に溶けにくいような感じもしますが・・・








P7041817レモン汁も入れます。
レモンの代わりにクエン酸を入れる人もいるそうです。
あと、酢を入れることもあるそうですが、ベロニカちゃんはあまりお勧めしていません。






P7041826出来上がったものを冷蔵庫に入れて冷やします。
すぐ食べてもいいのですが、材料が全部なじむまで置いておいたほうがいいかもしれません。
冷たく冷やしたほうがおいしいと私は思います。





P7041760P7051844トッピングに欠かせないのは香草。
パセリも使いますが、私たちはディルという香草を使います。
私、大好きなんですよ。
お好みで好きな香草を入れてください。

P7051843ゆで卵も定番です。
最初から全部入れてしまうのではなく、最後にトッピングするのが普通です。
細かく切ることもありますが、4つ切りにして入れることもあります。





P7041752もう一つ大事なトッピングはサワークリーム。
これがないと、ね!!!
ベラルーシの料理にはサワークリームをつけて食べるものが多いんですよ。
私もすっかり慣れてしまいました。
サワークリームがなくては、ハラドニックになりません!



P7051845完成!
きれいですねえ。
赤い色の中にサワークリームの白が浮かび上がっています。
パッと見、普通のボルシチですが、これは冷たいんですね。







P7051849ハラドニックはジャガイモを付け合せにすることが多いんです。
茹でたジャガイモと一緒だと・・・何故なんだろう?
まあ、ベラルーシの主食はジャガイモだし。
これは出会いもの、なんでしょうか?





P7051852一緒に写真をとると、ジャガイモが男前に見えますなあ。










P7051853食べるときは、サワークリームを混ぜてしまいます。
鮮やかな赤がパステル系の色に変わります。
味も深みが増すというか。


今回ベロニカちゃんが作ってくれたハラドニックは、いつもの以上においしかったです。
私が「ブログにレシピを載せる」と言ったので、かなり張り切って作ったようです。
写真も片手で何かをしながら、もう一方の手でカメラを構えたんですって。
私がうちにいないときに作ってくれたので。
ベロニカちゃんに感謝!

日本ではビーツって、普通には売っていないですよね。
東京の大きいデパートの食品売り場なんかにはあることもある、と聞いたことがありますが。
あとは通信販売でしょうか。

もしビーツを手に入れるチャンスがあったら、ぜひ作ってみてくださいね!

akiravich at 07:33コメント(0)トラックバック(0) 

2008年03月12日

52f851f4.JPG今、ミンスク時間で夜中の2時10分。
今日は10時までアニメグループの授業があって、それから、通信教育のレポートをチェックしていました。
そうなんです。
大学で教える以外にも、通信教育の会社でも働いているんです。
それについては、明日レポートします。

今日はベラルーシ料理、マチャンカについてです。
これはこの前紹介したブリヌイにソースをかけたものです。

作り方は簡単。
まずブリヌイを作ります。
1.卵一個とケフィール500mlを混ぜます。
ケフィールというのは、最近日本でも健康食品として人気のあるケフィアのこと。
旧ソ連圏では日常的に飲まれているものです。
日本では高いんでしょうね。
こっちでは超安いので、僕もできるだけ毎日飲むようにしています。
なければ、牛乳でもいいのですが、そうすると薄いクレープのようなものになってしまい、このマチャンカには合いません。
普通のクレープとして食べるぶんには大丈夫ですが。

2.そこに塩と重曹をほんの少し入れて、混ぜます。
3.それふるった小麦粉を入れます。
うちのベロニカちゃんは目分量でやるそうです。
4.それを最低30分、置いておきます。
5.それをクレープ状に焼きます。

次にソースを作ります。
1.ソーセージを適当な大きさに切ります。
こちらのソーセージは豚肉で粗挽き。
すごいおいしいんですけど、日本にはないですよね。
どんなのでもいいんじゃないでしょうか。

2.フライパンでソーセージと玉ねぎを炒めます。
3.そこにサワークリームを大量に投入します。
4.塩こしょうをします。
さあ、そのソースをブリヌイの上からかければ、できあがりです。

この料理、とてもおいしいんですが、一つだけ欠点が。
非常に胃に重いんです。
今日の朝、つまり昨日の朝に食べたんですが、一日中、胃が重くて死にそうでした。
おいしいんで、食べ過ぎちゃうんですよ。
そして、気づいたときにはもう遅くて、食べすぎ。
これはベラルーシ料理全てに共通しています。
とにかく、重い。
軽い料理はないんじゃないでしょうか。
これは大量に使われるサワークリームが原因かと思います。
僕はもう慣れっこで、サワークリームが大量に投入されていても、平気で食べちゃいます。
でも、今日のは、34歳の肉体にはこたえました・・・

akiravich at 09:26コメント(0)トラックバック(0) 
livedoor プロフィール

akiravich

山形県出身。
2000年からベラルーシ共和国の首都、ミンスク在住。ベラルーシ国立大学文学部・日本語教師。目指すのはベラルーシの金八(略してベラ金)。
愛する妻ベロニカちゃんと愛する龍二くん(5歳)とのベラルーシ生活!
日本の皆さまにベラルーシ一般国民目線のベラルーシを御紹介!

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