ベラルーシ語

2010年04月29日

おはようございます。
はぐれミーシャです。

朝のちょっとした時間を利用して書いています。
めっちゃ忙しくて、落ち着いてブログを書く時間はなかなかとれません。

ミンスクはまた肌寒い天気に逆戻りしています。
もうちょっと暖かくなってくれないと春らしくないなあ。

昨日は部屋の家具の配置換えをしました。
私とベロニカちゃんが住んでいるマンションは部屋が二つあるのですが、今までは大きい部屋を私の仕事部屋兼寝室、小さい部屋はベロニカちゃんの仕事部屋として使っていました。
これからは大きい部屋は基本的に生活スペース、小さい部屋は二人の仕事部屋にしたんです。

ベロニカちゃんの意見では、「寝るところは仕事から完全に解放されていないといけない」のだそうで、「少しでも仕事と関係があるものがあると心からは休めない」、というのです。
そういうもんなんですかね?

昨日の昼、ベロニカちゃんのお父さんが来てくれて、一緒に大きい家具を移動しました。
なかなか大変でしたが、割と短時間で修了しました。
でも、本番はその後だったのです・・・

私のうちにいらっしゃった方ならご存知かと思いますが、うちは本の量が半端じゃありません。
それを全て隣の部屋に移動しなければなりません。

今日はちょっと腰が痛いです。
やっぱり寄る年波には勝てません・・・

今日は朝6時20分起床。
実は今日はベラルーシ語の授業に復帰するのです。
今年に入ってからは翻訳の仕事で全く身動きが取れなかったのですが、ようやく少し時間が取れるようになったので。
まあ、それでも忙しいんですけどね。

一緒に勉強するのは以前も一緒だったドイツ人の女の子。
今はグループに彼女しか生徒がいないのでプライベートレッスン状態なんですって。
そこに私が入ったら嫌がられるかなあ・・・

それから、大学へ行って、同僚に日本語の文法の話を。
その後は市役所に行って、先週作った会社に関する書類を受け取ります。
そして、うちへ帰って、家庭教師。
それから、また本の大移動・・・

早く夏休みになってくれないかなあ!!!

akiravich at 13:40コメント(2)トラックバック(0) 

2009年12月02日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

今、ミンスク時間で朝の11時半です。
たった今起きました。
私には非常に珍しいことです。
いつも8時前には起きてしまうので。

休みの日であっても8時前には目が覚めてしまいます。
それはうちのインターネットと関係があります。
私が使っているプロバイダは「Айчына」という会社(←この言葉は直訳すると「祖国」という意味)。
料金が23時から朝の8時までは1MBが10ルーブル、昼の時間が28ルーブルなんです。
しかも、8時までの安い時間帯にインターネット接続すれば、その後もずっと10ルーブルなんです。
つまり、8時前に接続しておけば、一日中「1MB10ルーブル」になるというわけ。

なので、私は8時前に起きる癖がついてしまったのです。
たくさん寝ようと思っても寝られないんです。
でも、今日は6時ぐらいに目が覚めて、インターネットをした後、そのまままた寝てしまいました。

たくさん寝るのは気持ちがいいですね。
私が11時過ぎまで寝ているというのは、一年に2、3回のこと。
お正月ですら早起きしてしまうので。

昨日は休みだったのですが、いつものように休めなくて。
午前中はベラルーシ語の授業。
先生のご機嫌が悪かったようで、とげとげしい雰囲気の授業になりました。
ドイツ人の女の子が集中攻撃にあって泣きそうになってました。

自分が教師をやっているだからか、そのベラルーシ語の教師の教え方もすごく気になるんですよ。
もうちょっと違うやり方があるんじゃないかななんて、思ったりしちゃう。

昨日は宿題がひどかったんですよ。
教師がいろんな動物の名前を言って、その子供の呼び方を作ってくるというもの。
日本語なら、猫→子猫とか、簡単じゃないですか。
でもベラルーシ語の場合は違います。

例えば・・・
арол→арляня(ワシ)
вавёрка→ваверчаня(リス)
とかです。
見た目から見ても、こんなの作れないというのがわかっていただけると思います。

ほかには・・・
конь→жарабя(ウマ)
ここまで原形をとどめていない場合はどうにもなりません。

教師が「どうしてわからないの!?」と切れていましたが、それはネイティブだからわかるんで、外国人にとっては全く未知の世界なわけです。でも、うちの奥さんもわからないって言ってたなあ。
ベラルーシ人がわからないのに、外国人がわかるはずはありません。

授業の後で市場に買い物に行きました。
久しぶりです。
まだそんなに寒くないせいか、野菜も割とたくさん売られていました。

うちに帰って、ちょっと仮眠。
16時半からは劇の練習。
だんだん難しいところに入っています。

18時半には学生のアレクサンドル君がうちに来ました。
彼にウインドウズの再インストールをお願いしたのです。

うちに勉強に来ている学生はほとんどがアニメおたく。
その中にはコンピューター関係の仕事をしたり勉強をしている人が多いのです。
なので、これまでもパソコンの問題があるときは学生に助けてもらってきました。

最近、うちのパソコンの調子はずっと悪かったんです。
ウイルスが入ったみたいで、時々、ファイルが消えてしまったりしていたので、何とかしたかったのです。

アレクサンドル君はテキパキと作業をしていきました
合間にビールを飲みながらの作業です。
私は彼のために料理を作りました。
でも、あんまりうまくいかなかったなあ。
最近、料理するチャンスが少なかったから。

アレクサンドル君と知り合ったのは2年前。
彼は土曜日のアニメおたくグループにいたのですが、仕事の関係でモスクワに行ってしまい、最近ミンスクに戻ってきたのです。
彼には何度も助けてもらってきました。

作業が終わったのは22時。
3時間半もかかったことになります。

おかげでうちのパソコン環境はよくなりました。
でも、まだちょっと慣れていないところがあります。
Wordは2003年のバージョンで、ちょっと使いにくいし。
まあ、しばらくすれば慣れるかな。

今日はこれから大学へ行きます。
テーマは「の」。
たとえば「私は本を読むが好きです」
簡単なテーマなのですが、意外と間違いも多かったりします。

ちょっと体がダルイですが、がんばります!

akiravich at 21:57コメント(7)トラックバック(0) 

2009年11月27日

こんばんは。
今日は仕事が少なくて、のんびりしているはぐれミーシャです。

まだ疲れが残っています。
疲れやすいです。
ビタミン不足かな。

ベラルーシでは冬になると野菜がかなり少なくんですよ。
まあ、ここ数年はトマトとかきゅうりとか輸入物で何とかなってますけどね。
ベラルーシの地物の野菜って何があるのかな。
何で冬の間はビタミン剤を飲む人が多いのです。

今日は朝7時半に起きて、ベラルーシ語の予習。
宿題もあったし、予習しておかないと授業で苦労するので。
宿題のテキスト、すごく難しかったんですよ。
全く初級とはいえない難しさ。
ベラルーシ語のいい教科書は存在しないとは聞いていたけど。
それでも、私の使っている教科書は一番いいものと言われているそうです。

テキストの内容はベラルーシ人が家を建てるときの風習など。
今度、訳して御紹介します。
いやあ、難しかった。
ベロニカちゃんも「そんな難しいの、読んでるの!? 私もそんな習慣初めて聞いた」とびっくり。

ベラルーシ人もベラルーシも風習を知らないなんて、当たり前のことなんですよ。
そんなこと言ったら、私も日本の習慣なんか知っているわけでもないし。
実際、今日のベラルーシ語の授業では「日本では新しい家を建てるとき、どんな習慣がありますか?」と聞かれて、全く答えられなかったです。

2時に授業が終わって、急いで大学へ。
私はちょっとでも空き時間があればベロニカちゃんに電話しているのですが、今日はベラルーシ語で会話。
今日は実家に行っていたベロニカちゃん。
ベロニカちゃんのお母さんと妹も、私たちのベラルーシ語の会話を聞いて笑っていました。
やっぱり日本人がベラルーシ語で話すのって、かなり違和感があるようです。

大学の教員室に行くと、日本語の同僚のオーリャさんと、私が所属する東洋語講座の秘書のナースチャさんが部屋にいました。
私はちょっとベラルーシ語でしゃべってみました。
はぐれミーシャ「もう日本語の授業に行かないと。この前の書類(後略)」
ナースチャさんは超ニコニコ。
そして、オーリャさんは「気持ち悪いです!」(←もちろん、悪気はなくて、すっごい笑ってました)
誰も使わないベラルーシ語を日本人がしゃべっているのはかなり違和感があるようです。

変ですよね。
ベラルーシでベラルーシ語をしゃべって「気持ち悪い」と思われるなんて。
まあ、初めてダニエル・カールの山形弁を聞いたような衝撃があったのかもしれません。

そういえば、私が高校生の頃、ダニエル・カールさんが講演に来てくれたことがあったんですよ。
うちの高校の英語の先生がダニエルさんと親しくしていて。
ダニエルさんの著書に出てくる「オンバ先生」です。

ダニエルさんの山形弁はきれいだと思います。
私も「ベラルーシのダニエル・カール」をめざします!!!
本当に!

そういえば、境遇が似てるかなあ。
ダニエルさんも奥さんは山形の人で、私も奥さんはベラルーシの人。
そして、その文化にどっぷりつかっているところも。
私の場合はまだまだダニエルさんには負けますが。

ベラルーシ語、もっと勉強する時間がほしいかな。
仕事に追われていると、自分のために使える時間が少なくなりますから。
それでも、少しでも自分のために時間を残しておかないと、心に余裕がなくなりますよ。

これから晩ごはんです!
では、また!

akiravich at 04:25コメント(0)トラックバック(0) 

2009年11月07日

おはようございます。
はぐれミーシャです。

今日は・・・休みです!!!
ベラルーシは祝日でお休みなんです。
10月革命の記念日なんですね。
もう11月なのになぜ「10月革命」なのかというと、古いカレンダーではまだ10月に当たるんです。

とにかく、休めてうれしい!

ちなみに、ベラルーシ人に「10月革命の日についてどう思う?」と聞いてみたところ・・・
「何ともおもわない」(←普通の学生)
「どうでもいい」(←これまた普通の学生)
「それはソビエトのお祭りで、ベラルーシのお祭りではない」(←ベラルーシが大好きな学生)
「休めるからうれしい」(←大学へ行きたくない学生)
「えっ? そうだったんですか?」(←何で休みなのか知らなかった学生)
まあ、特に思い入れはないようです。

さて。
このブログでも何度か触れていますが、私は今、ベラルーシ語の勉強をしています。
本当はあんまり声高に言えないところではあるのですが。
理由は書けませんが、変な目で見られることが多いのです。

私がベラルーシ語で話すとみんなびっくりしたり、笑ったりします。
笑うこと、ないのにねえ。
それぐらい、みんな普段の生活では使わないのです。

そんな調子ですから、ベラルーシ人なのにベラルーシ語をよく知らないなんて人もいます。
もちろん、ベラルーシ語の話は全部理解できるのが普通。
ただ、話そうとすると間違いが多かったり、発音が悪かったりするのです。

数年前、私は覚えたてのベラルーシ語の言葉を学生の前で使ってみました。
はぐれミーシャ「これはдзеясло���ですね」
学生たち「???」
はぐれミーシャ「『дзеясло���』は『動詞』っていう意味でしょ?」
学生たち「違いますよ。それは『副動詞』という意味です」
はぐれミーシャ「じゃあ、『動詞』はベラルーシ語で何て言うの?」

学生たちはしばらく考えた末、自分たちの間違いに気づきました。
学生たち「私たちベラルーシ人なのに・・・恥ずかしいです」
しかもベラルーシ人に直されたのではなく、日本人に直されたのですから。

こんなこと、よくありますよ。
学生にベラルーシ語の言葉を見せて「これ、どういう意味?」と聞いても、「すみません。わかりません」なんてこと、しょっちゅうです。
この前も教科書に「шыпшына」という言葉があって、学生たちに聞いたら、みんな「わかりません」。
一人だけ「何か植物だとは思うのですが・・・」
答えは「ローズヒップ」(←ロシア語で言うとшиповник)。
ロシア語ではよく聞く言葉なんですが、ベラルーシ語で言うことはないですからねえ。

今週の水曜日、ベラルーシ語の授業の宿題をしていたときのこと。
宿題は作文で、テーマは「部屋」。
部屋の中の様子、たとえば「部屋の隅に机があります」とか、そういう描写をベラルーシ語でするのです。
ベロニカちゃんに「『たんす』はベラルーシ語で何て言うの?」と聞くと、「ロシア語と同じで『камод』よ」(←ロシア語だと「комод」ですが、ベラルーシ語ではアクセントのない「о」は「а」と表記する決まりがあるんです)。
ベラルーシ語の言葉はロシア語の言葉とまったく同じことが多いんです。
ちょっとスペルが違うぐらいで、発音はまったく同じ。

そして、次の日の授業。
先生に作文を見せたら、「ベラルーシ語では『камода』ですよ」
えー!!!

ちょっと比較してみましょう。
ロシア語・・・комод(男性名詞)
ベラルーシ語・・・камода(女性名詞)
うーん・・・

昨日の夜の出来事。
新人アニメグループの授業で、「つくえ」という言葉が出てきたので、「これはベラルーシ語で『пiсьмовы стол』ですよね」と言ったのですが、学生たちが「えっ、そんな言葉はありませんよ」
彼らは「ロシア語と同じで『пiсьменны стол』です」。
実は私が言ったほうが正しいのです。

みんな学校ではベラルーシ語を勉強するんですよ。
必修科目ですから。
でも、本当に正しいベラルーシ語を知っている人は非常に少ないんです。

それに、「正しいベラルーシ語」というのが一体何なのかというのも疑問が残るところ。
ベラルーシ語には二つのバージョンがあるのです。
それに時々、規則が改正されるんですよ。
大学の試験には「ベラルーシ語」という科目があるのですが、規則が変わると受験生はその新しい規則を覚えないといけないのです。
大変だよなあ。

ソビエト時代は政府がベラルーシ語を使わせない政策をとっていましたから、正しいベラルーシ語どころか、ベラルーシ語の存在自体が怪しくなっていました。
ほとんど使う機会も耳にする機会もなかったのだそうです。
ソ連の崩壊でベラルーシが独立してからも、ベラルーシ語に関しては混乱があるというのが今の状況です。

今日は休みだしなあ。
ちょっと本腰入れてベラルーシ語の勉強しようかな!

akiravich at 17:04コメント(9)トラックバック(0) 

2009年10月23日

今日も異常に疲れているはぐれミーシャです。

今日は11時15分からベラルーシ語の勉強。
2コマですから、約3時間ベラルーシ語漬け。
とても面白いのですが、非常に過酷です。

その後は授業が4つ。
授業の間に2時間ほど空き時間があったのですが、ずっと勉強。
ベラルーシ語だけでなく、ロシア語も。
知らない言葉がたくさんあって愕然。
もっと勉強しなきゃ。

ここしばらくのはぐれミーシャは勉強モード。
自分自身の勉強のことばかり考えています。
これ以上、同じ場所にとまっているわけにもいかないし。

今日の夜もLちゃんのレッスン。
夜の9時からですよ。
この寒空の下、よくうちまで通ってくるものです。

彼女との話はまたもや真面目な話になりました。
私が言ったのは「自分の限界が見てみたい」。
もっとロシア語がうまくなれるはず。
ギリギリのところで勝負してみたい。

ベラルーシに来てからずっと、「ロシア語上手ですね」とほめられ続けていたから、どこかで甘えがでていたのかもしれません。
いや、間違いなく甘えてました。

学生たちに負けないように、私自身も上を目指さなければ!

明日も授業が満載。
授業が6コマ。
そして、朝は日本語劇の練習。
これが一番エネルギーを使うものです。
これもギリギリのところまでもっていきたいです。

久しぶりに燃えています。
でも、とりあえず寝ないと・・・
燃え尽きちゃっても仕方がないので・・・

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2009年10月16日

今日は疲れ方がヤバイです。
恐ろしいまでの疲れ方です。
早く寝ないと・・・って、何故私はブログを更新しているのだろうか・・・

今日は夜の授業が二つキャンセルになって、助かりました。
予定通り働いていたら、もっと危ない疲れ方だったと思います。

何でそんなに疲れているのかというと、それはベラルーシ語の授業に行ったから。
今日が最初の授業だったのですが、いきなり2コマですからねえ。
つまり、約3時間、ベラルーシ語のみで話すのです。

っていうか、私はベラルーシ語、聞いたら半分ぐらいはわかりますが、話す経験なんか全然ありません。
それがいきなり話さないといけないわけですから、神経の使い方が違います。

日本語教師の多くも「直説法」と言って、日本語だけで教える教え方をしています。
絵を使ったり、いろんな工夫をして説明するのです。

でも、今日のベラルーシ語の授業は普通の授業をそのままベラルーシ語でするというスタイル。
だって、「代名詞」とか「副動詞」とか、文法の専門用語もそのまんまですから、わからないところも多くて。

授業や先生が悪いと言っているんじゃないですよ。
むしろ、私には合っているのかもしれません。

私と一緒に勉強するのはドイツ人の二人。
そのうち、女の子の方は体調を崩しているので、男の子と二人きりの授業でした。
彼は結構ベラルーシ語で話していました。
すでに一ヶ月以上勉強しているので、彼に追いつかないといけないのです。

PA151140これが私たちが使っている教科書です。
「ベラルーシ語で話しましょう」と書いてあります。
14時半から5年生の授業があって、この教科書を学生に見せたら、学生の一人がこの教科書のタイトルを間違って発音しました。
なので、直してあげたら、「○○ちゃん、あなたベラルーシ人なのに、日本人に直されるなんて!」

そうなんですよ。
ベラルーシ人もベラルーシ語を間違うなんてことは良くあることで。
「日本人が間違った日本語を話している」なんて、そんな生やさしいレベルではないのです。
みんな学校で勉強するのですが、普段の生活で使うチャンスというのはほとんどありません。

ベラルーシ語で話す人というのは、家族に作家などの文化人がいるインテリ家族ぐらいで、あとはナショナリストがほとんど。
なので、ミンスクの街なかでベラルーシ語で話していたりなんかすると、眉をひそめられたりすることもあるのです(←このテーマ、これぐらいで勘弁してください・・・)。

非常に矛盾している状況なんですよね。
ベラルーシの公用語はベラルーシ語とロシア語。
学校でもベラルーシ語を勉強しているのに、話す人がいない。
それどころか、ベラルーシ語で話していると、逆に変な目で見られてしまう。
何なんですかね。

ベラルーシの村なんかに行くと、ベラルーシ語みたいな言葉を使っていますが、それは純粋なベラルーシ語ではありません。
ロシア語とのミックスで「トラシャンカ」と呼ばれているものです。
特にポーランド寄りのベラルーシ西部はその傾向が強いそうです。
このトラシャンカ、何を言ってるかわかんないんですよ。

本当にきれいなベラルーシ語を聞く機会というのは非常に少ないのです。
今日習った先生のベラルーシ語はきれいに聞こえましたが。

一番きれいだと思ったのは、うちのベラルーシ国立大学のジャーナリスト学部の副学部長のベラルーシ語。
これは本当にきれいでした。
聞きほれてしまうほどで。

正直、ベラルーシ語は少し田舎くさく聞こえるところがあって、そんなにきれいなものだとは思っていなかったんですよ。
でも、その副学部長のベラルーシ語を聞いて、「本当に勉強したい!」と思うようになりました。
そんなところに、私の研修の話が出てきたわけです。

肉体的にはかなりきついけど、こんなチャンス、滅多にありませんから!
頑張ってベラルーシ語を勉強します!

でも、今日は寝よう・・・

akiravich at 03:40コメント(2)トラックバック(0) 

2009年10月14日

ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ集ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ集
アーティスト:ギレリス(エミール)
販売元:ポリドール
発売日:1993-11-26
おすすめ度:5.0
クチコミを見る
今、聴いているのはベートーヴェンのピアノソナタ第30番です。
これはすごすぎます。
私の言葉を超えて、言葉なんか超えてます。
いやあ、これは圧倒されました!!!

今日はいつもと違うやつ、御唱和いただきましょう。
1、2、3、休みだー!

今、すごい興奮状態なんですよ。
ギレリスもすごいんですけど、日本から持ってきたビデオで「必殺仕事人」を見たからなんです。
古いものです。
伊吹吾郎の左門、三田村邦彦の秀、鮎川いずみ、三島ゆり子、そして藤田まことの中村主水。

私、必殺仕事人の大ファンなんです!
やっぱり、かんざしの秀が最高です!
うちのベロニカちゃんに訳しながら見たのですが、ベロニカちゃんもすっかりはまっています。

いやあ、すっかり感動して、ハイテンションのはぐれミーシャ。
今日は休みなんです。
でも、朝から走り回っていました。

今日は休みだから、ゆっくり寝ようと思っていたのですが、9時に電話で叩き起こされて。
それは最近、勉強を始めた女性。
「何、あの漢字! 簡単すぎるね!」
あまりの失礼さにブチ切れました。

せっかく寝ていたのに。
最近は休みの日でも7時ぐらいには目が覚めちゃって、損したなあと思うことが多かったんです。
でも、今日は珍しく熟睡してたのに。

そこからは電話の嵐。
いろんな人から電話。
休みたいのに!

今日はベラルーシ国立大学文学部へ行く用事が。
ベラルーシ国立大学は私が9年も勤務している大学。
でも、学部が違うと全く違う大学に行くのと同じような気分。

なぜ文学部に行くのかというと、それは「研修」のため。
研修というのは、教師がもっとレベルアップするために必ず受けないといけないのだそうで。
5年に一回、何らかの形で研修しないといけないのだそうです。
いろんなシステムがありますねえ。
簡単に言えば、どこかに行って勉強して、その修了書を見せればいいわけで。

でも、形だけじゃなくて、ちゃんとしたこと、したいじゃないですか!
なので、私の職場である東洋語講座で「ベラルーシ語を勉強したいです!」と言ったら、みんなびっくりして。
なんで、ベラルーシでベラルーシ語を勉強したいのが変なんですかね。

というのは、ベラルーシではベラルーシ語を使っている人というのはほとんどいないからです。
このテーマ、結構デリケートなテーマなんですよ。
何故ベラルーシでベラルーシ語が話されていないのか。
これは非常に深いテーマです。
故にこれまで避けてきたテーマでもあります。
危険なテーマかなあ・・・

私がウズベキスタンにいたときは、ウズベク語で話そうという国の中の雰囲気がありました。
でも、ベラルーシではそんな感覚はありません。
むしろ、ロシア語で話すのが普通です。
ベラルーシ語で話したら、ちょっとびっくりされます。

そうなんですよ。
みんなロシア語で話すんです。
ベラルーシなのに、ベラルーシ語じゃなくて、ロシア語で話すんです。
これ、かなりすごいことですよ。
他の旧ソ連諸国ではロシア語も話しますが、その国の言葉で話そうという流れになっていると思うんですね(←ウクライナの場合は東部と西部でだいぶ違うとは思いますが)。
その手の問題が全く起こらないのはベラルーシだけじゃないですかね。

これ、また改めて書きますね。
すごく難しい問題なので。

ベラルーシ語で話すと変な目で見られます。
それぐらい、ベラルーシ語で話すのはノーマルではないのです。

私のロジックは非常に簡単なものです。
「ベラルーシに住んでいるんだから」
そうですよ。
山形で標準語をしゃべってどうなるんですか!
「郷に入れば郷に従え」ですよ!

でも、このことわざ、いまいちベラルーシの現状には合っていないかな。

とにかく、私は文学部に行きました。
「現代ベラルーシ語講座」の部屋に入ったら、みんなニコニコ。
何なんでしょうか。
人が多いし、部屋も広いし。
何かお祭りの雰囲気。

聞いてみると、母の日のお祭りなんだそうです。
私はちょっと緊張気味に「私は日本人です。国際関係学部で働いている日本語教師です。こちらで研修させていただきたいのですが」と言うと、みんな大喜び!
予想以上のすごさ。

何でそんなに喜ぶのかと思うでしょ?
ベラルーシでベラルーシ語を使う人というのは超少数派なのです。
だから、突然、日本人が現れるというのはかなりびっくりなんです。

っていうか、うちの学部とは全然扱いが違うぞ。
私は9年働いてきましたが、雰囲気が違います。

それにしても、喜びすぎです。
「あなたの選択は正しかったわ」とベラルーシ語の先生。
あのー、初対面なんですけど。
盛り上がりすぎです。
っていうか、突然現れた東洋人を信用していることこそが、ベラルーシでのベラルーシ語の位置を表しています。

もう一度言いますが、ベラルーシ語をしゃべる人間というのは超少数派なんですよ。
そこに日本人が現れたのですから、それは確かにびっくりすることかもしれません。

それにしても、盛り上がり方がすごい。
何か「母の日」のお祭りに当たったらしく、みんなでケーキを食べようとしているところに入ってしまったんです。

そこにいるのはみんなベラルーシ語の先生。
そのうちの一人の女性がいろいろと手伝ってくれました。
とりあえず、文学部の外国人担当のヴァレンチナさんのところへ連れて行ってくれました。

その部屋、入った瞬間、いろいな記憶がよみがえりました。
7、8年前、日本人留学生を世話していたときに入ったような気が。
担当者のヴァレンチナさんもその当時と同じ人だったと思います。
今日もとてもよくしてくれました。
だって、一緒に大学内を走ってくれる人なんていないですよ!
いきなり、何の紹介状も持たないで行ったのに、文学部の人たちはみんな良くしてくれました。

結局、私は火曜日1コマ、木曜日2コマ、勉強することになりました。
ドイツ人のグループに合流します。
ヴァレンチナさんの部屋にいるとき、その二人のドイツ人が入ってきたので、簡単に挨拶しました。

たぶん、あさっての木曜日から勉強開始です。
うちの学部からの書類がないと何もできないので、どうなるかはわかりませんが。

それにしても、ベラルーシ語。
ベラルーシの街中でベラルーシ語を聞くことは皆無。
全くないと言ってもいいほどです。

私は絶対にベラルーシ語をマスターしたいです!
あさっては初授業。

授業の担当の先生と会ったのですが、30代ぐらいの女性でした。
私はリラックスして話したのですが、先生のほうはド緊張。
あそこまで緊張されるとこっちが困ります。
だって、震えてるんだもん。

私、見た目的には20代の留学生ですが、実際の立場は国際関係学部の日本語科主任ですから。
いろいろ気を使うのでしょう。
別にいいと思うんですけどね。

そういうわけで(←どういうわけだ!)、今はウイスキーを飲みながらブログを書いています。

明日はそんなにきつくないんですよね。
5コマですから。
でも、一つ一つの授業に集中しなければ!

でも、今のうちは休もうっと・・・

akiravich at 04:32コメント(3)トラックバック(0) 

2009年03月25日

今日も昨日の続きになります。

昨日までは「ロシア語の方言はどんなものか」について書いてきました。
今日はベラルーシの中の話です。

まず最初に押さえておきたいのは、ベラルーシ語のことです。
よく「ベラルーシではベラルーシ語で話しているんですか?」と聞かれるのですが、普段の会話はほぼ100%ロシア語です。
ベラルーシ語で話すのは、ほんのわずかな人たちです。
ナショナリストか、ベラルーシ語が本当に好きな人ぐらいでしょうか。

どうしてそういうことが起きているのかというと、それはソビエト時代に現地語を話すことが禁止されていたことから始まります。
ソビエト崩壊後、他の旧ソ連諸国では急速に現地語を取り戻す運動が広がったのに、ベラルーシではベラルーシ語を取り戻すことに積極的に取り組まなかったのです。
そのせいで、今でもベラルーシ語で話す人は少ないのです。

町の中ではベラルーシ語に出会いますよ。
町の表示の中にはベラルーシ語も多いです。

そもそも、ベラルーシ語自体が「ロシア語の方言のようなもの」という位置づけだったようです。
もちろん、文法体系が少し違っているので、方言ではなく、違う言語というべきなのでしょうが。
きちんとしたベラルーシ語の文法が確立されたのは1920年代の頃ですから。
まあ、「きちんとした」と言っても、それはある種のバリエーションで、いまだに定説がないと言ったほうがいいかと思います。

ベラルーシ語とロシア語は似ている事は似ています。
でも、もしかしたら、ポーランド語のほうが響きは近いかも。

さて、ここからが本題です(←前置きが長すぎ)。

ベラルーシには方言というべきかどうかはわかりませんが、それに近いものはあります。
それはベラルーシ南西部、ポレーシエと呼ばれている地方の話し方です。
現在のブレスト地方とかなり重なっています。
ポレーシエではポーランド語とウクライナ語の影響が強く、それらの言語の言葉を混ぜて使うことがあるのだそうです。

私は実際には耳にしたことがありませんが、8年前、初めてブレスト(←ポーランドとの国境の町)に行った時、最初はブレストの人が話すロシア語がなぜか理解できず、困ったことがあります。
特に言葉が違っているわけでもないのですが、聞き取りにくくて、コミュニケーションがとりづらかったのです。
今は慣れましたけどね。
正直、目に見える(←耳に聞こえる?)ほどの違いはありません。

でも、ベラルーシにはもっと強烈な言語があります!
それはトラシャンカ(трасянка)というものです。

トラシャンカというのは、ロシア語とベラルーシ語のミックス。
ロシア語がベースなのですが、そこにベラルーシ語の言葉がたくさん入っているというもの。
そして、そのロシア語の部分もベラルーシ語の発音になっているのです。

うちのベロニカちゃん曰く「純粋なベラルーシ語よりもわかりやすい」とのこと。
まあ、ベースがロシア語ですからねえ。
それに、純粋なベラルーシ語だと、ベラルーシ人もわからない単語が出てくることがあるんですよ。

でも、私は理解できないことが多いです。
ベラルーシ語を知らないから、という理由だけではないんですよ。
グチャグチャにミックスされていますから、わけわかんないんです。
去年の夏、ベロニカちゃんのおじいさんとおばあさんのうちに言った時も、何を言っているのかわからないことが多く苦労しました。

トラシャンカで話すのは「田舎者」と考えられています。
まあ、実際、そうなんですけどね。
そして、トラシャンカは非常に文化的にレベルの低いものと考えられています。
つまり、ロシア語もベラルーシ語も満足に話せないということになってしまうわけです。
例えば、トラシャンカで話す人がいたりしたら「一体、どこの田舎から出てきたの?」と思われるんですよ。

でも、日本みたいに訛りを隠したりすることはないですね。
私は東北の出身ですが、東北の人の中には東京に出たら、訛りを隠そうとする人がいるようですね。
トラシャンカは隠す人というのはあまり聞いたことがないです。
で、周りの人もそれを馬鹿にするということはあまりないと思います。

私の感想ですが、トラシャンカはあまりきれいじゃないと思います。
純粋なベラルーシ語は美しいんですよ。
ロシア語かベラルーシ語か、どちらかで話すほうがいいとは思います。

いつかベラルーシ語について書いてみたいですね。
結構、大きいテーマなので、これまで躊躇してきたというのはあります。
私自身、それほど詳しくないというのもあります。

学生に「私はベラルーシ語を勉強したいです」というと、みんな「どうしてですか?」と本気で不思議な顔をされます。
中には「そんな死にゆく言葉を学ぶのは意味がありません」という人も多いんです。
私の学生の中には普段からベラルーシ語で話す人は一人もいません。

でも、私はベラルーシに住んでいるんですよ!
だから、ベラルーシ語で話したいと思うのは当たり前だと思いませんか?
うん、がんばろう!

akiravich at 06:31コメント(0)トラックバック(0) 

2009年03月24日

今日は昨日のお話の続きです。

昨日のお話しはロシア語にはいわゆる「方言」というものはあまりない、というお話しでした。
昨日の記事を読んでいない方はこちらをどうぞ。

改めて強調しておきますが、「日本語のような方言はない」という意味ですよ。
広義では、方言と言ってもいいものはあります。
ウィキぺ○ィアでは「語彙・発音(訛り・アクセントなど)・文法・表記法のいずれかもしくはいくつかの面で差異が見られる」ものと定義してます。
そういうことなら、「ロシア語にも方言はある」と言ってもいいのだと思います。

地方ごとに「よく使われる言葉」というのは存在します。
あと、「現地の言葉や隣国の言葉の影響を受けた言葉」というのも存在します。
それについては、明日書いてみようと思います。

今日書きたいのは、旧ソ連の国の「訛り」ということについてです。

私自身、約9年間ベラルーシに暮らしているわけですが、私のロシア語はおそらく「ベラルーシ訛り」があるものと思われます。
あるとき、ウクライナ人に「あなたのロシア語、ベラルーシ人っぽいね」と言われたことがあります。
「どの辺が?」と聞いたのですが、その人は「何がそうなのかは説明できないけど、間違いなくベラルーシ人のロシア語と同じだよ」

ベラルーシ人のロシア語の特徴と言われても、私はずっと耳にしているので客観的に判断はできません。
でも、例えばベラルーシ人がモスクワに行ったりすると、周りの人に「あなた、ベラルーシから来たの?」と言われるそうです。

例えば、ロシア語で「日本」は「Япония」。
ローマ字で書くと「Yaponiya」になるんですが、普通、標準的なロシア語の発音では最初の「ya」は、ほとんど「i」という発音になるんです。
なので、結果的には「Iponiya」というのが標準ロシア語の発音になるわけです。
しかし、ベラルーシ人はその「ya」を「ya」のまま読みます。
つまり、書いてあるとおりに「Yaponiya」と読むわけです。

書いてあるとおりに読むというのは、ベラルーシ語からの影響だと考えられます。
ロシア語だと「アクセントがないときはこう読む」とか、いろんな規則があるんですが、ベラルーシ語は書いてあるとおりに読むのが基本。
その性格が影響しているのだと思います。

細かいことを挙げるとキリがないので、他の国の事情に移ります。
大ざっぱに分けて考えてみたいと思います。

?カフカース地方
これはアゼルバイジャン、グルジア、アルメニア、ロシアの一部地域を指します。
この地域の人たちはまず見た目でわかります。
ひげが濃かったり、眉毛が濃かったりするんですね。
まあ、見た目の話はどうでもいいですね。

話し方は非常に特徴があります。
イントネーションを聞いたら一発で「カフカース人だ!」とわかるほどです。
説明しにくいなあ。
聞いてもらうとすぐにわかるんですけどね。

ここで説明できる範囲で書いてみます。
ロシア語を勉強した方ならわかると思いますが、ロシア語には軟音記号というものがあります。
ロシア語で書くと「ь」、ミャフキィ・ズナークというものですね。

カフカースの人はこの軟音記号を必要なところで発音しなかったり、必要じゃないところに勝手に付け加えたりするんですよ。
例えば、ロシア語のвилкаという言葉。
これは「フォーク」という意味で、「ヴィルカ」と読みます。
でも、カフカースの人に良く見られる発音は「вилька」。
「ヴィルカ」じゃなくて、「ヴィリカ」に聞こえるんですね。

でも、カフカースの人に特徴的なのは、やっぱりイントネーションだなあ。
カフカースの国はそれぞれの国の言葉を持っているので、それに近いイントネーションや発音になってしまうんですね。

例えば、私はアルメニア人の家にホームステイしたことがあるのですが(そのときの辛い体験についてはこちらから)、アルメニア語はそれはそれは強烈な言葉でした。
簡単に言えば、非常に荒っぽく聞こえるのです。
普通の会話もケンカをしているように聞こえるんですよ。
で、彼らはロシア語も話せるんですが、それもアルメニア語のイントネーションのまんま。
声が大きいし発音ははっきりしているので聞き取りやすいんですが、まあ、すごいロシア語でした。
もし私がベラルーシじゃなくて、アルメニアに行っていたら、あんな発音になっていたのだろうか・・・

?中央アジアの国々
これはウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、トルクメニスタン、タジキスタンを指しています。
それぞれの国で違いがあるのかもしれませんが、ロシア人から見たら、彼らのロシア語にそれほどの違いは感じられません。

彼らのロシア語の特徴は「間違いが多い」ということ。
文法的な間違いがすごく多いんですよ。

例えば、名詞や形容詞の格変化。
日本語で言う「てにをは」のようなものです。
ロシア語を勉強した方ならわかると思いますが、これはかなり難しいんですよね。
中央アジアの人は名詞も動詞も変化させないで、あるいは間違って変化させて読む人が多いんですね。

ロシア人が中央アジアの人のロシア語をちょっとバカにしたような感じで言うフレーズがあります。
それは「Моя твоя не понимать」。
本当は「Я тебя не понимаю」。
意味は「私はあなたが理解できない」、または「私はあなたが何を言っているのか、わからない」というもの。
間違っているほうを訳してみると「私のあなたのわからない」。

私はウズベキスタンの首都、タシケントにいたことがありますから、よく知ってます。
個人差もかなりあるのですが、ウズベク人の人の話はわからないことも多かったです。
もちろん、ウズベキスタンにもロシア人は住んでいますから、彼らのロシア語はちゃんとしてますよ(←ちょっとくせはあるけど)。

でも、これはちょっとロシア人の側の偏見もちょっと入ってますね。
中央アジアの人の中には、まともなロシア語で話す人もかなりいるんですよ。
お笑い番組のコントで、「建築現場で働くタジキスタンの労働者」というキャラがいるのですが、それはかなりデフォルメされた中央アジア人のイメージ。
それのせいで、「中央アジアの人はみんなロシア語が下手だ」というイメージがついてしまったのかもしれませんね。

?バルト三国
これはリトアニア、ラトビア、エストニアの三つの国を指します。

それらの国の人のロシア語の特徴は「ゆっくり」。
これは彼らの話し方だけではなく、全てのスピードがゆっくりなんですよ。
私はリトアニアの首都ヴィリニュスへ行ったことがあるのですが、その動きのスピードの遅さと言ったら!
スポーツ用品店で買い物をしたとき、レジの前に行列が出来ているのに、店員、急ぐ気配なし。
待っている客たちものんびりと待っている。
かなりイライラしました。

なかでも、エストニアは最高にのんびりしているそうです。
私もミンスクで日本人観光客の通訳をしたとき、バスの運転手がエストニア人だったことがあって、そのロシア語の遅さとマイペース加減にはびっくりさせられたことがあります。

いかがでしょうか?
説明が長くて、すみません。

ロシア国内の「訛り」についてはあまりよくわかりません。
一つだけ知っているのは、ボルガ川沿岸の地域の人たちのロシア語がかなりくせがあるということ。
例えば、「ハラショー(いい)」という言葉。
ロシア語のхорошоをローマ字で書くとhorosho。
ロシア語にはアクセントのない「o」は「a」と発音するという決まりがあるんですね。
だから、horoshoじゃなくて、harashoと発音するんです。
でも、ボルガ川沿岸の人たちはアクセントのない「o」もはっきり「o」と発音します。

明日もこのテーマ、続けます。
明日はベラルーシのロシア語の特徴についてです。
お楽しみに!

akiravich at 05:26コメント(4)トラックバック(0) 

2009年03月23日

いやあ、疲れた!
毎週日曜日はブログの記事の始まり方が同じです。
だって、11時から21時まで6コマやるんですよ。
脳がとろけそうです。

さて。
今日は頂いたコメントの御質問にお答えする形で書きたいと思います。
その質問というのは「ロシア語には方言があるのか」というもの。
これはなかなかおもしろい質問ですよ。

前もっておことわりしておきますが、私は日本語教師であって、言語学者ではないので、学術的なことは何も言えません。
私が感じていること、耳にすることをベースにしてお話していきます。

この質問を読んで、すぐに考えてみたんですよ。
私はウズベキスタンのタシケントにもいたことがありますから、そこの人たちがどんな話し方をしていたかなあって。
で、思ったこと。
そもそもどこまでが「方言」なのだろう、と。

私の意見ではロシア語には日本語のような方言は存在しないと思います。
「日本語のような」というところが重要ですよ。
方言と名づけていいのか躊躇するようなものはたくさんあるんです。

だって、日本語って、方言になると、全く違う言葉やフレーズがバンバン出てくるでしょ?
「ありがとう」が大阪弁では「おおきに」になったり、「こんばんは」が山形弁で「おばんです」になったり。
私が生まれたのは山形県の村山市というところなのですが、村山市ではよく語尾に「ニャー」をつけるんですよ。
例えば「そうですね」が「んだニャー」になるんです。
学生に言うと、みんなかなり笑います。
女子学生から「猫みたいで、かわいい〜!」と言われるのを喜ぶ35歳のはぐれミーシャ。
ま、それはさておいて。

日本語のように大きく形や言葉が変わってしまうのが「方言」だとすれば、ロシア語には「方言はない」ということになります。
ただ「発音のくせ」というレベルなら、いくらでもありますよ。
それを「方言」と名づけることは出来ないような気がします。

「方言」に関する定義、こんなんでいいんですかね?
言語学に詳しい方がいらしたら、ぜひ教えてください。
間違いがあれば、ぜひ指摘してください。
指摘されたらかなりへこみますが、スコッチウイスキーでも飲んだら、すぐに忘れられると思います(←ウイスキーはとっくに飲んでしまって、ないんですけど・・・)。

質問をくださった方が「旧ソ連時代には統一的な教育がなされていたので、もしかしたらそんなに違いはないのでしょうか?」と書かれていましたが、実際その通りなんですよ。
ソビエト時代はロシア語教育を強要して、現地の言葉を禁止したりしましたからねえ。
ベラルーシでもソビエト時代はほとんどずっとベラルーシ語の使用を禁止されていたそうです(←この辺の話、詳しく調べたら面白そう)。

現地語の禁止のせいで、消えつつある言葉もたくさんあるようです。
ロシアの中にはいろんな小さい共和国などがあって、その中にはいろんな民族がいるんですよ。
そういう民族独自の言葉が失われていくのは良くないですね。

また方言の話に戻ります。
ロシア語圏での方言というのは「訛り」に近いものだと思います。
例えば、東北地方出身の人が一生懸命標準語で話しても、どこか「訛って」聞こえること、ありますよね?
文法も語彙も同じなのに、何かが違う。
イントネーションかアクセントか、何かが違っているんです。
ロシア語圏での方言(←もし、それを方言と呼んでもいいのなら)は、その「訛り」というレベルのものと言っていいと思います。

このテーマ、なかなか深いテーマです。
明日もこのテーマで続けさせてください。

akiravich at 05:51コメント(2)トラックバック(0) 
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