ロシア語

2014年09月06日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

いやあ、疲れました。
今日は超ハードスケジュール。
朝8時にうちを出て、うちに帰ったのは22時。

行ったところは・・・
翻訳会社→公証人役場→大使館→大学の文学部→大学の国際関係学部→銀行→市役所→大学の国際関係学部→知人と昼食→個人教室の授業
とまあ、こんな感じです。

iPhoneに入っている万歩計アプリで見ると、午前中ですでに1万歩行っていましたから。
途中で電源が切れてしまったので正確なところはわかりませんが、今日の終わりに見てみると約1万7000歩でした。
日本でかなり太ったので、ちょうどいい運動です。

9月に入って、個人教室の授業も本格化しています。
木曜日は新入生の授業をしました。
その数、28人。
かなりの数です。
外国語の授業で、一つの教室で教えるにはかなり無理がある人数です。
でも、大学なんかだとあるんですかね?

金曜日の18時30分からの授業は2年目のグループ。
このグループ、みんな冗談のセンスがよく、笑いが絶えない授業です。

今日の授業でのこと。
テーマは「〜ことができます」。
その中に「ミラーさんはテニスができます」という文がありました。
私は当然、「みなさんはテニスができますか?」と学生たちに聞きました。

学生たちの答えはほとんどが「できません」。
「できます」と答えたのは二人だけでした。

ここで、一つロシア語の落とし穴が。
以前、同じ質問をしたとき、グループで5,6人が「できます」と答えたことがありました。

ちょっと私はびっくりしました。
というのも、ベラルーシではテニスはすごくお金がかかるのです。
具体的な金額は忘れましたが、どこかの普通のテニスコートの使用料が異常に高かったのを覚えています。

なので、私は「本当にテニスができますか?」と聞きました。
すると、学生たちは「はい。でも、小さいテニスです」。

ロシア語では普通のテニスを「大きいテニス」と表現するのです。
そして、その「小さいテニス」というのは卓球のこと(「テーブルのテニス」という言い方もあります)。
「テニス」という言葉の中に卓球も含めたら、できる人は結構増えますよね。

そのことについて、私は今日の授業で説明しました。
「卓球」、そして「ピンポン」という言葉を教えました。
ちなみに、「ピンポン」はロシア語でも「ピンポン」です。

すると、7月に日本に短期留学したローマ君から質問。
ローマ君「先生、私はホームステイしていた時、ステイ先のお母さんが時々勉強を手伝ってくれたのです。そのとき、私が正しい答えを言うと、いつも『ピンポン!』と言われたのですが、どういう意味ですか?」

そうか。
そりゃあ、わからないよね。

クイズ番組を例に挙げて、学生たちに説明すると、みんな笑っていました。
ローマ君「そうですよね。変だと思いましたよ」
はぐれミーシャ「じゃあ、こういうシチュエーションでロシア語ではどう言うんですか?」
学生たち「タダーム」(←節をつけて)

おー、それは面白い、ブログのネタにしようと思って、手に「タダーム」と書いてみました。
すると、それがアラブ人にいそうな名前で。
はぐれミーシャ「タダームさんって、アラブ人でいそうじゃない?」
それで、またひと笑い。
でも、本当にいるのかな?

明日は9時から19時まで授業。
間に休みが入るとは言え、なかなかハードです。
9時からは個人教室の新入生。
結構、エネルギーを使うんです。
やっぱり、つかみは大事なので。
がんばろう!!!

akiravich at 05:43コメント(2)トラックバック(0) 

2012年04月27日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

疲れています。
今日は会議や授業が重なって、朝から晩まで大学にいました。
きつかった〜。

日本語の授業は二人だけ。
本当は4人いるんですが、そのうち二人はさぼりがち。
実は今はベラルーシもゴールデンウィークのようなもので、祝日が多いんです。
なので、田舎の子なんかは帰省したままになることが多いんです。

でも、今日来ていた二人も地方都市の子なんだけどなあ。
本気で勉強したい学生は何があっても授業に来るものです。

つい最近、そのグループの授業で「この地域は水不足に襲われていて、住民たちは早く雨が降るように祈っている」という例文があって。
私が学生に「ベラルーシでは雨乞いってするんですか?」と聞くと・・・
カーチャちゃん「いいえ、しないと思います」
はぐれミーシャ「神様に『雨を降らせて欲しい』ってお願いすることはないんだね」
カーチャちゃん「(ロシア)正教の神様は雨を担当していないので」
はぐれミーシャ「『担当していない』って、市役所とか会社じゃないんだから!」

笑ってしまいました。
ロシア正教には雨の担当者がいないんですね。
まあ、キリスト教は一神教だからなあ。

「担当する」という言葉。
ロシア語に直訳しちゃうと、神様のことでも大丈夫なんですが、日本語で言っちゃうとちょっと変ですよね。

こういう間違いって、外国人には起こりやすいんです。
日本語は状況に依存する性質がありますから。
つまり、文脈やテーマ、状況によって使用する言葉が違ってくるんです。

例えば、「作る」という意味の名詞。
製造する
制作する
作成する
創作する
創造する

それぞれコンテキストや状況によって使い分けていると思います。
ロシア語にも似たような意味だけど、使い分けている言葉というのはありますが、日本語はそれが非常に多いように思います。

だから、学生には「訳を覚えたからと言って、その言葉を本当に理解しているとは言えないのだ」と指導しています。
その言葉がどのような場面で使われるのか、どのような年齢の人が使うのかなどなど、補足的な情報をたくさん与えます。
いや、これは「補足的」ではなく、むしろ「本質」のような気がします。
訳は真の理解に近づくためのアプローチの方法の一つに過ぎないと私は考えています。
その上で、実際の会話の場面で使えるようになってもらう。
実際の場面で使えるようになって初めてその言葉を真に理解したと言えるのではないでしょうか。

日本語では訳を覚えただけでは間違う可能性が高い言葉がたくさんあるのです。
例えば、「遠足」という言葉。
ロシア語の辞書で見ると、「ピクニック」のような意味の言葉が書かれています。
なので、最近も学生が作った例の中に「日曜日、私は友達と遠足に行きました」という文が出てきてしまうのです。
実際は「遠足」という言葉は、学校以外の場面では使わない言葉ですよね。
何かどこかの鉄道会社のキャッチフレーズで「大人の遠足、行きませんか?」なんてのがありそうですけどね(←このキャッチフレーズ、使えないですかね?)

カーチャちゃんの名誉のために書いておきますが、彼女は非常に優秀な学生なんです。
それでも、そういう間違いは出てきてしまうのは仕方のないこと。
私もロシア語でその手の間違いをすることはよくあります。

私がいつも思っていることがあります。
間違って、みんなで笑った言葉は絶対に忘れない
間違いを笑い飛ばして、ついでに覚えちゃおうという魂胆です。

単語を覚えるだけの詰め込み式教育法はやりたくないですね。
そういうスタイルの教え方もあるんですよ。
でも、その様なやり方で勉強した学生は、ただの「通訳マシーン」。
言葉を別の言語の言葉で置き換えるだけで満足してしまっている学生。
それではダメなんだよ!と声を大にして言いたい。

今日は何か疲れたなあ。
早く寝よう・・・
明日も朝早く龍二くんに起こされそうだから・・・

akiravich at 04:15コメント(2)トラックバック(0) 

2011年04月03日

ご無沙汰しております。
はぐれミーシャです。

本当に久しぶりですね。
書きたいことはいっぱいあったのですが・・・
レスも遅くなってしまい、申し訳なく思います。

ずっと更新が出来なかったのは、ずっと大きい仕事を抱えていたのと、大学などの仕事が忙しかったのが理由です。
大きい仕事はロシア語関係の仕事です。
翻訳チェックの仕事です。
つまり、すでに翻訳されたものを原文と訳文を比較して間違いを直したりする仕事です。
この仕事はまだ終わっていないのですが、昨日の時点で一段落つき、完成のめどが立ちました。

大学の仕事のほうも少し楽になりました。
というのは、同僚の一人が日本へ8ヶ月の研修に行ってしまい、その分を私が全部やっていたので、普通の仕事量の二倍になっていたのです。
その同僚も無事にベラルーシに帰国してきたので、大学での仕事量が減ったのです。

まあ、それでも忙しいことに変わりはないのですが。

それにしても、忙しすぎて困ります。
授業の時間割がランダムなモザイク模様のように一週間の予定を埋めていて、その開いている時間は全てロシア語関係の仕事に使うという状態。
つまり、全く休めないということになります。

他にもいろいろな仕事の依頼が来たりして・・・
ちょっと仕事を減らさないとダメですね。
でも、休めないのはうちの家系でして・・・

私は今、ロシア語が勉強したくて仕方がないんですよ。
翻訳チェックの仕事をしていて、自分が知らない言葉が死ぬほど出てきたのにショックを受けているんです。
軍関係の言葉はわからない言葉が多くて・・・

でも、「知らない言葉がある」ということはある意味、喜びでもあります。
だって、もっと目指すべき高みがあるということですから!
知らない言葉あるのって、私は嫌なんですよ。
どんなに難しい言葉でも。

例えば、натощакという言葉があります。
読み方をカタカナで書くと、「ナタシチャク」になります。
意味は「空腹の状態で」
これをロシア語で聞いたとき、私の耳にはロシアにはよくある名前の「ナターシャ」にしか聞こえなかったんですよ。

半年ほど前、病院に検査に行く前日に知り合いの医者から電話で「明日は『ナタシチャク』でお願いします」と言われたんです。
私は「えっ、その『ナターシャ』って誰ですか?」
医者「『ナターシャ』じゃなくて、『ナタシチャク』ですよ!」

うーん、いろんな言葉があるなあ。
実はベラルーシ人が聞いても、決してこんな間違いは出てきません。
でも私が他の人にその話をすると、ベラルーシ人も「言われてみれば、確かに似ているかも・・・」

もっと頑張らないと!
ロシア語はもっとパーフェクトな状態にしたいですね。

ここで、ちょっと話をかえましょう。

ベラルーシでも日本の震災の話題は今もよく出てきます。
首都のミンスクは仙台と姉妹都市なのもありますし、福島原発の話はチェルノブイリで苦しんだベラルーシ人にとっては人ごとではないのです。

しかし、海外のメディアのニュースの伝え方には非常に疑問を持つところです。
例えば、ベラルーシでは「ユーロニュース」というチャンネルを見ることが出来るのですが、無駄に不安をあおるような内容も時々見受けられます。

そこから、普通の人々の間での噂話が広まっていくのでしょうか。
例えば、「日本は危ない国だから行かないほうがいい」みたいな。
最近も日本への留学が決まっている学生に対してその手のことを言いまくって、学生を困らせた人がいました。
本人は留学をやめる気は毛頭ありません。
その学生はいたずらに噂話を信じたりせず、日本に関する正しい情報を手に入れようとしています。
何も知らずに、適当なことを言う人がいるから困ってしまうのです。

私の実家がある山形はそれほど大きな被害は受けていません。
しかし、同じ東北人としての熱い想いは私も持っています。
私がベラルーシにいて出来ることはほとんどないかもしれませんが、せめてちゃんとした情報だけはベラルーシの皆さんに知っていてもらいたいとは思います。

これからは以前のように毎日とはいきませんが、出来る限り更新していきたいと思います。
書きたいことは山のようにあります。
でも、「ブログに書こうかな」と思っていることはすぐに書かないと記憶から消えていってしまうもので・・・
ちゃんと書き留めておけばよかったなあと思います。

これからもよろしくお願いいたします!

akiravich at 04:54コメント(6)トラックバック(0) 

2010年08月18日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

今日も暑い一日でした。
なかなか涼しくなりません。

でも、週間天気予報を見ていると、今週の木曜日には日中の気温が18度まで下がり、土曜日には夜の気温が7度まで下がるとあります。
それもまた極端だなあ。
まあ、ベラルーシの天気予報は当たらないことも多いので、どうなるかはわかりませんが。

さて。
今日は以前から書きたいと思っていたことについて書いてみたいと思います。
それは私からの提案と言いますか・・・

このブログを読んでおられる方の中にはロシア語を勉強なさっている方がおられると思います。
ロシア語を勉強していれば、一度は考えるのがロシア語を勉強するための語学留学。

そこでご提案したいのはミンスクでの語学留学!
モスクワやサンクトペテルブルクもいいですが、ミンスクでの留学もおすすめですよ。
ミンスクに留学するメリットは・・・


1.治安がいい
これは私がベラルーシに住み続けている理由の一つでもあります。
ベラルーシは旧ソ連の国の中で、最も治安がいい国と言われています。
モスクワやペテルブルクだと、夜に限らず、昼も危険なことがあると聞きますが、ミンスクではそんなことはありません。
夜も気をつけてさえいれば、そんなに危ないことはありません。
もちろん、暗くなったら外に出ないに越したことはないのですが。
ミンスクにも危ない地域はあるので、そこに近づかなければ、危ない目にあうことはないでしょう。

ベラルーシ人は基本的に性格が穏やかなので、気持ちよく生活できること請け合いです。
私も10年間住んでいて、危ない目にあったのは一度だけです。
それもうまく回避することが出来、無事でした。


2.料金が安い
ロシアの大学に比べると、かなり安いです。
例えば、私が働いているベラルーシ国立大学で10ヶ月勉強した場合、1890ドル(←寮費を含めず)。
モスクワの某大学では寮の費用を含めた場合の値段で100万円近い値段が書かれていました。
うーん、それは高いなあ。
うちの大学だったら、寮費を含めても100万円は絶対にいきません。

だからと言って、ロシア語教育のレベルが低いと言うわけではありません。
正直、これは大学よりもロシア語教師によります。
なので、一概にモスクワだからいいとか、どこの大学だからいいとか、そういうことは言えないのです。


3.日本人が少ないので、ロシア語の環境にどっぷり浸かれる
日本人の多い大学に留学してしまうと、日本人だけで固まってしまい、せっかくロシアに行ったのにロシア人の友達が一人もできないまま帰ってきてしまうということがあります。
それでは全く意味がありません。
留学の醍醐味は勉強することだけでなく、その土地の人々と触れ合うことにあるのだと思います。

ミンスクには日本人の留学生はほとんどいません。
いても一人か二人(←追記:今ではだいぶ増えて、20人近くです)。
もちろん心細いということはあるかもしれません。
でも、ベラルーシ人は心優しい人が多いので、手助けしてくれる人が必ず見つかるはずです。
ベラルーシは日本人が少ない(←ベラルーシ全体で約30人前後)ので、「私は日本人です」と言うと、すごく親切にしてもらえることがあります。

でも、留学するんなら、自分を厳しい環境におくのもいいのでは?と私は思ってしまいます。
日本人と一緒だと頼ってしまいますし。



ベラルーシ国立大学は1921年創立のベラルーシで最も歴史のある大学です。
ロシア語教育に関して言えば、大学にはロシア語留学に来ている外国人がたくさんいます。
中国やアラブ諸国、アフリカやヨーロッパの国など、様々な国の人たちが勉強に来ています。

留学生がみんな口を揃えて言うのが「ベラルーシは治安がいい」。
モスクワやサンクトペテルブルグの治安の悪さはいろんなところで報道されていると思うので、言うまでもないと思います。
私もモスクワに3週間ほど住んでいたときがあって、昼でも町を歩いているときは軽い緊張感を持って歩いていたものです。

一緒の寮にいた日本人留学生が白昼、ロシア人のグループに殴られたという事件があったのですが、寮の人に言わせると「珍しいことじゃない」。
ベラルーシではそんなこと、そんなにしょっちゅうはありませんね。
以前だと、寮の近くで中国人留学生が殴られたとか、そういう話は聞きましたが、ここ数年は聞いたことがありません。

ちなみに、そういう危ない目に遭うのは男性が多く、アジア系の女性に関して言うと、危ない目に遭うことはそれほど多くはないようです。
酔っ払いに絡まれたりすることぐらいはあるかもしれませんが。

ロシアに比べて治安もよく、学費も安いわけですから、外国人留学生が多く留学しているのもうなづけます。

具体的な料金を書きます。
2010年の国際関係学部の授業になります。
現在の授業料や他学部に関してはお問い合わせください。
ここでの1時間は45分間になります。
10ヶ月コース(800時間)・・・1890ドル
1ヶ月短期コース(80時間)・・・250ドル
3ヶ月集中コース(240時間)・・・730ドル
6ヶ月集中コース(480時間)・・・1280ドル
1ヶ月超集中コース(160時間)・・・560ドル

他にベラルーシ国立大学ではサマーコースもあります。
開講されているのは予備学部という学部です。
2ヶ月・・・690ドル

上記の料金は年度によって変更されます。
今現在の料金に関してはお問い合わせください。

もしロシア語留学を計画なさっている人がおられましたら、ぜひベラルーシ国立大学への留学をご検討いただければと思います。
質問や問い合わせなどございましたら、このブログのコメント欄にメッセージをいただければと思います!

[追記]
私は留学手続きのサポートを行っています。
サポート料は3万円です。
これは私が設立した合同会社「オフィス古澤」の業務としてです。
「オフィス古澤」はベラルーシ国立大学と留学斡旋に関する契約を結んでいます。
http://ums.bsu.by/en/for-applicants/our-partners
サポート内容
・ビザを取得するための招待状申請の手続き代行(ビザの費用は自己負担)
・招待状の費用
・招待状の日本への郵送代
・空港での出迎え、大学の寮までの移動、送迎車の費用
・入寮時の手続きのサポート
・大学での諸手続きのサポート
・病院における健康診断のサポート
・ベラルーシ国内で使用できる携帯電話の貸し出し(通話料は自己負担)
・緊急時のサポート(病気、事故、その他のトラブル)

留学に関するご質問・ご相談は無料です。
コメント欄やメッセージ欄に「留学相談」と書いていただければ、そのコメントはブログに表示いたしません。
メールアドレスを書いていただければ、こちらから折り返しご連絡させていただきます。
お気軽にご連絡いただければと思います。



〔追記2〕
ある人物のブログに明らかに私のことをディスっている記事を見つけました。
ベラルーシでの留学を検討している方がご覧になる可能性が高い記事で、私としても非常に迷惑しています。
その記事には私としても傾聴すべき意見が書かれておりますが、事実無根の誹謗中傷の箇所があります。
そのブログには私がサイドビジネスとして大学に隠れて学生からお金を取ったというような記述がありますが、サポートを始めた当初から大学側には留学サポートをすることを伝えております。
そのブログにはそのことが原因で私が学部をやめさせられたという記述がありますが、私は文学部に異動しただけで、やめさせられたわけではありません。
その他にも、法外なお金を取っていると書かれていますが、ここに書いてある通り、3万円のサポート料には様々な内容が盛り込まれており、決して高いとは思いません。
私があたかも留学期間中の生活を全面的にサポートするとうたっているなどと書かれていますが、そんなことは一度も書いたことも言ったこともありません。

ここ数年、これと全く同じ内容の誹謗中傷に悩まされています。
私が信頼する人たちからは「反論せずに自分の仕事を続けていればいい」と言われていますし、私自身もそのつもりでおります。
ただ、上記のことに関しては事実無根であるということだけは読者の皆様にお伝えしたく、ここに書かせていただきました。

akiravich at 00:03コメント(66) 

2010年05月04日

ご無沙汰しています。
はぐれミーシャです。

更新を二日も休んでしまいました。
実はまた小さい翻訳の仕事が入って、ずっとそれにかかりっきりだったのです。

昨日はいつものように6コマ授業。
エンジン全開で突っ走りました。

今日は朝の6時に起きて翻訳。
10時まで働き続けました。
なので、今はかなり眠い状態です。

今日は大学へ。
先週の土曜日がメーデーでお休みだったので、学生たちと会うのも超久しぶりな感じがします。
でも、先週の水曜日から会っていないだけですから、そんなに長い間があいていたわけでもないんですけどね。

何か学生たちはみんな元気がありませんでした。
というのは、みんなレポートを出さなければならなくて、それに追われて精神的にもかなり追い込まれているのです。
肝心の日本語の勉強が疎かになるほど厳しい内容らしいです。

でも、授業はいつもの楽しい雰囲気。
その中でちょっと面白い表現を聞きました。

私が学生たちに「お腹がすいたね」と言うと、数人の学生が「はい」。
そのうちの一人に「○○さんはお腹がすいていますか?」と聞くと、「はい。今日冷蔵庫を開けたら、中に何もありませんでした。しばらく経って、もう一度開けてみたら、やっぱり何もありませんでした」

すると、隣の学生が「ネズミが首を吊った」と言うのです。
みんな爆笑。
どういう意味かと聞くと、「ネズミは何かしら食べ物を探し出して食べるものです。『ネズミが首を吊る』ということはそれほど何もないという意味です」
それは面白い表現だなあ。

でも、食べ物がないというのはちょっとかわいそうだなあ。
仕送りだけでは生活もままならないようで。
ベラルーシでは学生がアルバイトをするというのはほとんどないんです。
仕事そのものがないし、アルバイトをする時間的な余裕がないんです。

うちも貧乏ですが、食べ物にだけはお金をかけてますから、冷蔵庫に何もないということはありません。
その代わり、かなり「エンゲル係数」は高いですけどね。
そして、「ノンデル係数」もかなり高い・・・

今日はもう一つ面白い話を聞きました。
私は今、日本人の留学生にロシア語の文法を教えているんですが、私とベロニカちゃんと彼の三人でロシア語で会話をしていたときのこと。
テーマは「あなたは子供のときに何になりたかったですか?」。

留学生の答え「子供のとき、『僕は醤油になりたい』って言ったらしいです」
はぐれミーシャ「何で?」
留学生「『何にかけてもおいしいから!』と答えたそうです」

みんなで笑いました。
素晴らしい答えですよね。
ちょっと感動すら覚えました。
子供のストレートな気持ちって、ストレートに心に伝わりますよね。

その男の子は真っ直ぐで正直で、本当に心が優しいんです。
子供の頃の話を聞いて、今の彼の原点を見たような気がします。

これがベラルーシだったら、「サワークリームになりたい!」ということになるのでしょうか。
ベラルーシではいろんな料理にサワークリームを使うので。

何か心まで晴れてくるような一日でした!

akiravich at 04:58コメント(2)トラックバック(0) 

2010年05月01日

おはようございます。
はぐれミーシャです。

今日は5月1日、メーデーです。
日本だと労使交渉とか、そんなイメージでしょうが、ベラルーシのメーデーはただのお祭り。
ベラルーシにも労働組合はあるのですが、機能が全く違っています・・・(←これ以上は書けません)

っていうか、最近、書きにくいテーマが多すぎます。
ロシアに住んでいる日本人のブログなんか読むとすごく面白いんですよ。
いろいろと本音で書いているんでしょうけど、ベラルーシで同じようなことを書いたら・・・(←うーん、書きにくい・・・)

今日もなかなかいい天気です。
日差しがあったかい。
う〜ん、いい感じだなあ。

今日は休みだというのに、私は仕事。
授業が4つあります。
そして、大掃除の続きが。
正直、ちょっとうんざりしています。

今日もまた会社の話です。

おととい、私は市役所に行って、必要な書類を受け取ってきました。
これで市役所での手続きは全て終了!
と思っていたのですが・・・

夜、ベロニカちゃんが書類を見ていて、大変な間違いに気づいたのです。
そこに書いてあったのは、「F○○○○○WA AKIRA」ではなく、「F○○○○○W AKIR」という名前。
苗字も名前も最後の「A」が書いてありません。
つまり、私の名前が「アキラ」ではなく、「アキル」と書いてあるのです。

朝になって、すぐにベロニカちゃんが市役所に電話。
ベロニカちゃんが「名前が間違っているんですけど」と言うと、「何言ってるの!? そんなわけないでしょ!」と逆ギレ。
ベロニカちゃんがよく説明したら、その担当者、自分が作成した書類を確認して、「『F○○○○○W AKIR』。正しいでしょ」。
ベロニカちゃんが「最後に『A』が必要なんです」と説明しても、なかなか理解してもらうのは難しかったようです。
最後には「私のミスです。訂正するので、また後で連絡します」と言ってくれました。

どうしてこういうことが起こったのかと言うと、ロシア語の名前や苗字で「A」で終わるのは女性だからです(←男性の名前で「A」で終わるものもありますが、それは例外的です)。
愛称形(←日本語で言えば「君」「ちゃん」をつけたようなもの)の場合は「A」で終わることもありますが、そういう名前も正式な名前はほとんどが子音で終わります。

例えば・・・
男性の名前
Vladimir、Aleksandr、Oleg、Ivan、Denis、Ruslanなど
女性の名前
Ekaterina、Aleksandra、Elena、Lyudmilaなど

女性の名前は例外なく「A」で終わります。
だから、その担当者の女性は書類には正しい名前が書いてあったのに、「男なのだから、『A』で終わるはずがない」と勝手に判断して書き換えたんですね。
その担当者曰く「『A』で終わっているから、生格で書いたのかと思ったわ」
「生格」というのはロシア語の格変化の一つで、日本語で言う「てにをは」の形の一つです。

実は昨日、銀行に行ったときも同じようなことが。
私は書類に「AKIRA」と書いたのに、担当者は「AKIR」と書いていて。
「『A』をつけてください」と言っても、担当者は「???」。
「日本人の名前ですから」と言ったら納得したような顔をしていました。

他にも病院で似たようなことがありました。
病院から健康診断の案内が来たとき、そこに書いてあったのは私の名前と性別「女」。
名前が「A」で終わっていたから、女だと思われたんですね。
病院に行って、私は女ではないと説明しました。

ちなみに、苗字に関しては女性でも「A」で終わらないことは多いです。
その辺の話は改めて・・・

何かややこしい話ですみません。

今日も頑張って仕事します!

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2010年02月01日

お久しぶりです。
はぐれミーシャです。
今、夜中の1時50分です。

翻訳の仕事、終わりました!
やっと終わりました。

思えば、仕事を始めたのが1月7日。
約3週間の闘いでした。

正直、かなりしんどかったです。
今までもいろんな大変な仕事をしてきましたが、今回のが一番つらかったです。

何がしんどかったって、内容的な問題ではなく、量的な問題で。
尋常な量じゃなかったんですよ。

どんどんやりたいけど、日本語教師の仕事もあって。
暇さえあれば翻訳の仕事という感じでした。

でも、キャンセルしてしまった授業もたくさんあります。
まあ、それは大学の授業ではなく(←大学は試験期間だったので)、プライベートレッスンだったので、オフィシャルには問題はないのですが。
でも、学生の授業数が減ってしまったのは悪いことをしたなあと思います。

そういえば、ある学生はメールで「先生、私のこと、怒っていますか?」。
私が全然彼女に電話しなかったから、私が怒っていると思ったらしいのです。
電話したくても出来なかったんですけどね。
それに、電話しても授業の約束は出来なかっただろうし。

それぐらい、全てを翻訳に捧げた一ヶ月でした。
内容は明かせませんが、いい経験をさせてもらったと思います。

この一ヶ月間、いろんなことがありました。
大学は試験期間だったのですが、私が担当したのは3つ。
2年生の日本語の試験と文法の試験、そして、5年生の卒業試験です。
その準備がなかなか大変だったんですよ。
そのためにしょっちゅう大学へ行っていました。

つい昨日のことになりますが、私が教えていた語学学校が閉鎖。
実質上の倒産です。
正直、危ないなあとは思っていたんですけどね。

とにかく、この1月は翻訳で頭がいっぱいでした。
他のことを考える余裕がないくらい。

そのせいでいろんな人に迷惑をかけました。
メールの返事が遅れてしまっている人、たくさんいます。
この場を借りて、お詫び申し上げます。

月・火・水は休む予定です。
仕事再開は木曜日。
でも、ブログは休まず書きますよ。
っていうか、書きたいことがたまっているんですよ。

はぐれミーシャ、復活です!

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2009年12月13日

こんばんは、はぐれミーシャです。
疲れはまだ取れていませんが、だいぶ持ち直してきました。
今日は久しぶりにエネルギー全開でいけたと思います。

それにしても、寒いなあ。
今年は暖冬だなんて噂がありましたが、本当かな。

最近、たるんでいる学生が多く、私も怒る機会が多くて困っています。
毎年、学期の終わりはそんな感じになることが多いんです。
授業に遅れてきたり、宿題をしてこなかったり。
私は学生には「楽しい授業は好きですが、不真面目な授業は好きじゃない」と言います。
教師と学生が仲良くするのはいいのですが、なあなあになってしまうのは良くないですね。

実は今週はキレッぱなしなんです。
先週の日曜日の夜の授業は宿題をしてこない学生がいたり、テストの出来が悪かったり、会話を読ませても全然ダメだったりで、ブチギレ。
一コマだけでうちへ帰らせました。
学生たちもかなり驚いていました。
というのは、私は基本的にはいつもニコやかにしているから、学生たちには怒るところがイメージしにくいらしいのです。

水曜日の二年生の授業でもブチギレ。
宿題をしてこなかった学生多数。
はぐれミーシャ「何だよ、それ。授業、やめるか」
学生たち、おびえていました。
ちょっとやりすぎたかな。

どんなに仲良くなっても、その基本ラインは崩したくないのです。
厳しさが全くないようでは、ただのダラダラした授業になってしまいます。
怒るべきところでは怒らないといけないと私は思います。

さて。
今日は久しぶりに日本語関係の話です。

私、常々思っているんですが、「日本語教師って、なめられてません?」
結構、「私でもできる」と思っている日本人、多いんですよね。

日本人に「外国人に日本語を教えることが出来ますか?」と聞くと、「たぶん、出来ると思います」と答える人が結構多いんですよ。
「どうして?」と聞くと、「日本人だから」。

一言、言ってもいいですか?
なめとんのか!!!

ふーっ、失礼しました。
とりみだしてしまいました。

例えば、ベラルーシ人に「外国人にロシア語を教えることが出来ますか?」と聞くと、99%の人は「そんなこと、できない」と答えます。
「どうして?」と聞くと、「ロシア語の知識に自信がないから」「教える経験がないから」と答えます。

当たり前ですよ。
ベラルーシ人はロシア語ネイティブだから、話すことはもちろんできるけど、人に説明するのは全く別のことだし。
ただ話しているだけだから、説明しろと言われても説明できないのが普通です。

ところが、日本人は「日本人なんだから」という理由だけで外国人に日本語を教えることができると思っている人がいるんですよね。
じゃあ、聞きますが・・・
「日本人だから」という理由で寿司が握れますか?
「日本人だから」という理由で三味線が弾けますか?
「日本人だから」という理由で着物の着付けができますか?

私もベラルーシに住んで長いですが、「日本語を教えたい」という話を持ちかけてくる人がたまにいました。

あるときのこと。
ある人「日本語教えたいんだけど、大学で仕事ないかな」
はぐれミーシャ「でも、○○さん、日本語の勉強したことないでしょ?」
ある人「そんなの簡単でしょ。日本語で話せばいいんだから」
はぐれミーシャ「でも、文法とか説明しないとダメなんですよ」
ある人「それは現地の先生の仕事で、僕は会話の授業を担当するから大丈夫」
はぐれミーシャ「でも、何で突然、先生になろうと思ったんですか?」
ある人「だって、大学にはかわいい女の子、いっぱいいるでしょ」
一瞬、殺意を抱きました。
あまりにもバカにしています。
教師という仕事を何だと思っているのでしょうか。

こんなこともありました。
ベラルーシに語学留学に来た学生と電話で話していたときのこと。
学生「授業に遊びに行ってもいいですか?」
はぐれミーシャ「どうぞどうぞ。学生も喜ぶと思いますよ」
学生「私で何かお手伝いできることがあったら、何でも言ってください」
はぐれミーシャ「『お手伝い』って、どんなお手伝いができるんですか?」
学生「例えば、いろいろと言葉の説明も出来ると思うんで。日本人ですから」
はぐれミーシャ「いやいや、『お手伝い』とか、そういうことは考えないで、気軽に遊びに来るつもりで来てください」

はっきり言って、会話の最中にブチぎれていました。
それって、レストランに行って「私、料理が得意なんで、料理を手伝いましょうか?」と言うくらい愚かなことだと思います。

こうやって見てくると、日本語教師の仕事って軽く見られてるなあと思います。
残念ながら。
簡単に出来ると思われているのが、腹立たしいですね。

日本人が勉強する「国語」と、外国人に教える「日本語」というのは、元は一つの日本語ですが、科目としては全く違うものです。
日本人が「国語」を「母国語」として勉強する場合は、普段耳にする日本語がベースになりますからいいのですが、外国人の場合は「日本語」を「外国語」として勉強するのですから、わけが違うのです。

最近、こんなことがありました。
大学の二年生の授業に日本人留学生が遊びに来てくれました。
彼はうちの学生とも仲良くしてくれていて、とてもいい男の子です。

その日のテーマは名詞化の「の」。
例えば、「私はテレビを見るが好きです」とか「星を見るは楽しいです」とかの「の」です。
この場合、「私はテレビを見るが好きです」とか「星を見るは楽しいです」とは言えないですね。
ここは「の」を使って、「見る」という動詞を名詞化しないと「が」とか「は」とは一緒には使えません。

私たちは普段、「の」がどんな機能を果たしているのかなんて、考えないで話していますよね?
「の」を使わないと日本語で話すことはできないんですよ。

もう一つ、「こと」というものを使って名詞化することができますよね。
例えば、「私の趣味は音楽を聴くことです」とか、「私はピアノを弾くことができます」とか。
「こと」も名詞化するのに使います。

私は授業で「『こと』と『の』はどう違うと思いますか?」と聞いてみました。
その話をその留学生に振ってみました。
留学生「うーん、何かが違うんですけど、何かは言えないです」
これは正直な感想だと思います。
それでいいんですよね。
日本人だからって、「日本語が教えられる」とか言うよりはよっぽど素直ですよ。

「こと」と「の」って、どちらも使える場合とどちらか一方しかダメな場合ってありますよね?
私は「例えば、動詞を名詞化する場合、『です』と一緒には『こと』しか使えません」と説明しました。
例えば、「私の趣味は音楽を聴くことです」は言えるけど、「私の趣味は音楽を聴くです」とは言えませんよね。

すると、その留学生「やっぱり、先生すごいですね。僕も何かが違うとは思ったんですが、具体的に何かは説明できませんよ」
そりゃあ、そうですよ。
だって、日本語教師になるための勉強をしてきているんだから。

でも、日本語教師が日本語の説明ができるのは当然のことですよね。
だって、寿司屋に行って、寿司屋の大将に「おっ、すごいですね。あなた、寿司が握れるんですね」とは言わないでしょ。

残念ながら、日本語が説明できない日本語教師がいるのも事実です。
例えば、日本語教師にとって非常にやっかいなテーマの「は」と「が」。
どんなときにどちらを使うのか、というのは非常に難しいテーマなのです。

ある日本人教師にその二つの助詞について「どうやって教えていますか?」と聞いたら、「そんなの、日本人が話しているのを聞いて覚えたらいいんじゃないの?」
はぐれミーシャ「でも、聞いているだけじゃあ、使い方はわからないでしょ」
教師「だって、そんなの日本人だって、感覚的に使っているんだから」
まあ、言い訳にしか聞こえないですな。

「日本語で話せば日本語を教えていることになる」というのは大きい間違いです。
もちろん、日本語で話す相手というのは日本語学習者にはとても必要な経験です。
でも、それは「日本語を教える」ということとは根本的に違っています。

最近、ベラルーシにも日本語教師が増えてきました。
中には「日本語をちょっと勉強したから教えられる」と思っているような輩がいるのも事実です。
困ったものです。

この手の話になると、私も熱くなってしまい、自分が止められなくなってしまいます。
でも、今日はこの辺にしときましょう。

このテーマ、実はずっと書きたかったんですよ。
ちょっとすっきりしました。
ちょっと、ですが。

明日はまたまた7コマ。
がんばろう!

akiravich at 07:32コメント(14)トラックバック(0) 

2009年12月11日

お久しぶりです!
はぐれミーシャです!
恥ずかしながら帰ってまいりました!

四日も更新を休んでいたことになりますか。
でも、最後の更新は完全に手抜きだったし、私の感覚としては一週間ぐらい書いていなかったような感じですね。

前の記事にも書きましたが、私はずっと翻訳の仕事をしていました。
まあ、翻訳の仕事があるくらいなら、普通、ブログの更新は休まないのですが、今回の場合は量が半端じゃなかったので、休まざるを得なかったのです。

しかも、内容が内容だし。
医学、薬学、疫学、生物学、細菌学・・・
わかるかっ!

でも、仕事を選ぶわけにもいかないんですよね。
だって、ベラルーシで日本語関係の翻訳の仕事は本当に少ないんですよ。
選り好みをしていると仕事はもらえませんから。

私が好きなのは音楽とか、芸術関係。
でも、そんなジャンルの翻訳の仕事はしたことがありません。

ほとんどは出生証明書とか婚姻証明書とかの証明書関係や、特許とかコンピューターの技術関係。
面白くはないですよね。
でも、仕事だから。

この物語はある言語の翻訳に戦いを挑んだひとりのミーシャの記録である ロシア語翻訳界において全く無名の貧乏翻訳者が この仕事を引き受けた日からわずか5日にして 完全翻訳を成し遂げた奇跡を通じて その原動力となった愛と信頼を余すところなくブログ化したものである

今回の仕事が入ってきたのは先週の木曜日。
でも、うちのインターネットが調子が悪く、すぐにその書類を見ることができなかったんですよ。
最初に見て、時間的に余裕がある約束をすればよかったんですが。

結局、その書類を見れたのは木曜日の夜。
そして、金曜日の朝に電話をすると「火曜日までに訳してほしい」。
それは量的に無理なので、水曜日の朝までにしてもらいましたが、それでも不可能に近い量。

その書類というのは日本の学術論文のリスト。
抗生物質に関するものがほとんどです。
そして、その量が半端じゃない。
650の論文!

論文の中身を訳すわけじゃなくて、論文のタイトルと研究者の名前だけなのですが、これが大変。
翻訳会社の人もよく読まずに私に仕事を回してきたらしく、「タイトルと名前だけだから、そんなに大変じゃないですよ」。
まあ、翻訳会社の人は日本語がわからないから、どの程度の難しさなのか知らなかったわけで・・・

そこから私の地獄の翻訳ロードが始まったのでした。
日本語の授業もあるので、翻訳ばかりしているわけにもいかず、授業の合間にちょこちょこと翻訳して、授業の後、夜遅くまで翻訳するというスタイル。
金曜日も土曜日も一日中授業なので、授業後の22時ぐらいから夜中の2時まで翻訳。
本当は朝までやりたいところだったんですけど、授業で疲れていてエネルギーが続かない。

日曜日は朝のプライベートレッスンはキャンセル。
翻訳の時間にあてたかったから。
この辺で「このままいったら、水曜日の朝まで間に合わない」という強迫観念に駆られ始めました。
日曜日はアニメのグループが三つあって、授業が6つあるのですが、その休憩時間も翻訳。
夜はまた2時まで。

月曜日は2つのプライベートレッスンをキャンセル。
大学の授業は休むわけにはいかないので、ちゃんと授業しましたが、疲れがピークに達していて、いつものような授業にはなりませんでした。
自分の都合で学生に迷惑をかけてしまって、申し訳ないと思っています。

うちへ帰って食事をして、翻訳を始めたのが20時半。
そこからは3時まで翻訳です。

火曜日の朝は8時に起きて、すぐに翻訳開始。
この時点で650のうちの250しか終わっていませんでした。

10時ぐらいに翻訳会社から電話。
「やっぱり今日中にできないかしら」
無理!
「せめて二つあるファイルのうち一つだけでも」というお願い。
はぐれミーシャ「今日の夜まででいいですか?」
会社の人「ううん、15時までにやってもらいたいんだけど」

そこからはノンストップ翻訳。
正直、この時点で頭は壊れかけていました。
「15時までに間に合わせなきゃ・・・」
でも、物理的に不可能・・・

14時を過ぎ、一つ目のファイルの終わりが見えてきた!
翻訳のスピードを上げていったら、15時は無理だけど、15時半には追われるかもしれない・・・

と思ったその瞬間。
無情の停電!!!
14時50分。
悪い冗談としか思えない・・・

翻訳会社に電話して事情を説明。
会社の人「仕方ないわね・・・」
そもそも、あんな量を短い期間で翻訳させることが間違っとるねん!

電気が復旧したのは40分後。
翻訳ははかどらず、結局、最初のファイルを送ったのは17時過ぎになってしまいました。

この時点で、私はかなりキレていました。
頭が狂いそうになってました。
というか、狂っていたのかもしれません。

残りは150。
でも、ここは一度休憩を入れないといけないと思い、白ワインをゴクゴク。
そう、これが「はぐれミーシャ、仕事の流儀」(←なんだ、そりゃ)。

こうなると、もう止まりません。
大好きなキムチを肴にワインが進む進む(←白ワインとキムチが合うかどうかは別として)。
ご飯も食べて大満足。
リラックスするために「料理の鉄人」のビデオを見て「やっぱり道場さんはすごいよ!」と感動。

そして、仮眠。
2時間ほどでしたが、ぐっすり寝ました。

20時半起床。
頭スッキリ!
ちょっと休むと全然違いますね。

すぐに翻訳開始!
残り150。
内容は最初に訳したファイルのものよりもまし。
でも、きついことには変わりない。
淋病がどうこうという話だったかな。

もうこうなったら焦っても仕方ないということで、リラックスして仕事しました。
うちのベロニカちゃんも隣で針仕事。

ちょっと疲れたので「この『〜に耐性がある淋菌』って、こんな感じかな?」と物まねして見せたんですよ。
ロシア語で「耐性がある」という言葉、「安定性がある」「強固な」という言葉と同じなんですよ。
ベロニカちゃん、爆笑。
ベロニカちゃん「世界広しと言えども、バクテリアの物まねができるのはあなただけよ
あのー、それってほめてるんですか?

ベロニカちゃんを先に寝かせて、私は翻訳を続けました。
スピードをアップしたと言っても、なかなかゴールが見えてこない。
翻訳が終わったのは朝の5時でした。

ベロニカちゃんに起きてもらって、最終チェック。
ベロニカちゃんのほうから「翻訳が終わったらチェックするから、起こしてね」と言ってくれたものの、やっぱり5時に起こすのは悪いなあと思いました。
うちのベロニカちゃんは朝寝坊が大好きですから。
でも、仕事のことだからときっちりと起きてくれました。

全てが終わったのが朝6時。
私は残ったワインで乾杯。
晩ごはんの残りのハンバーグを食べて、ようやく眠りについたのでした。

水曜日は授業もあったし、夜はオフィシャルなパーティーもあって。
ちょっと眠かったですが、翻訳のプレッシャーがない開放感を満喫しました。

それにしても、きつかったなあ。
正直、通訳とか翻訳の仕事は一般の人たちには理解されていないような気がします。
結構、きつい仕事なんですよ。

ベラルーシでは何でも「直前」が当たり前。
例えば、通訳の依頼が仕事の当日に来るなんてのはザラ。
翻訳の仕事も「3時間以内に訳して」とか無茶な注文が来ることがあります。
もうちょっと余裕を持って依頼すればいいのに。

仕事の疲れが残っています。
今日も一日中、ボーっとしてました。
眠い・・・

PC091156PC091157今日のおまけ写真。
昨日の朝の写真です。
すっごい雪が降ったんですよ。
でも、あまり寒くなくて、湿った雪。
外に出るのが嫌になるような天気でした。
これから本格的な冬に突入するんでしょうね。
天気予報では今週末はマイナス10度以下まで気温が下がるそうです。

寝ます!

akiravich at 07:16コメント(0)トラックバック(0) 

2009年12月01日

おはようございます。
今、朝の7時50分です。

今日は6時前に目が覚めてしまい、それからずっとベラルーシ語を勉強していました。
昨日は疲れていて、授業の予習ができなかったのです。

今日は休みのはずなのですが、ベラルーシ語の勉強があって、劇の練習があってといつものように全く休めないパターン。
そして、今日の夜は学生の一人が私のパソコンにウインドウズを再インストールしてくれる約束になっているのです。
私にとっての休みとは「誰にも会わないこと」なんですが、そんな休みはなかなかありません。

そうそう。
もう12月なんですよね。
でも、ベラルーシはそんなに寒くないです。
今年は暖冬になるかもといううわさを耳にします。

中途半端に寒いのって嫌いなんですよ。
冬はマイナス10度ぐらいでビシッと寒いほうが気持ちがいいですね。

さて。
今日は学生のよくある間違いの話題。

うちの大学の建物は13階建て。
教室のほとんどは9〜13階にあります。
元々、うちの大学の所有物ではないので、5階や7階は他の組織のもの。
下のほうの階は学部長の部屋とか図書館とかになっています。

なので、上の階まではエレベーターか階段で上っていかなければなりません。
でも、大学のエレベーターは古いもので、時々ストップするのです。
そんなときによく出てくる日本語の間違い。

学生「エレベーターは働いていません」


これはロシア語からの直訳。
ロシア語で言うと「Лифт не работает」。
Работатьという動詞は「働く」と訳されるんです。

そんなところから、次のような間違いもよく耳にします。
「デパートは働いていません」
「地下鉄は働いていません」

こういうときは「エレベーターは動いていません」とか「デパートは開いていません」、「営業していません」と言うのだと説明するのですが、それでも間違いを繰り返す学生が多いのです。
やっぱり母語の影響というのはどうしても出てきてしまいます。

学生には基本的に「働く」という動詞は「人が働く」のだという説明をします。
でも、よく考えたら、人だけでもないですね。
例えば、「頭が働かない」とか、「想像力を働かせる」とか。
でも、そういう例はそれほど多くないように思います。

「人だけ」という説明をしても次のような間違いが出てくることがあります。
子供「昨日の晩、私は働きました」
子供が働くって、どういうこと!?

実はロシア語の「работать」には「勉強する」という意味も含まれているのです。
例えば、学生が「学位論文を書く」というのも、同じ動詞を使います。

やっぱり直訳してしまうと間違いがどうしても多くなります。
この手の間違い、非常に多いですね。

英語とかはどうなんですかね?
同じような間違い、あるのでしょうか?
私は英語は全くダメなので・・・

お正月まであと一ヶ月。
今年のラストスパート。
頑張ろう!

akiravich at 16:49コメント(2)トラックバック(0) 
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