女優

2010年03月28日

こんばんは。
久しぶりに完全休みモードのはぐれミーシャです。

何よりもうれしいのは、時間のことを気にしないでブログが書けること!
でも、翻訳があるんだよなああ・・・
いやいや、それは今だけは忘れよう・・・

今日はいろんなことがあった一日でした。

今日は朝から大学へ。
8時半から1年生の授業。
私は一年生は全く担当していないのですが、担当の現地人教師が日本語関係のシンポジウムに参加するために不在。
なので、私が代わりにやることになったのです。

自分で言うのも何ですが、彼らにとってはいい刺激になったのではないかと思います。
私の教え方って、かなり普通じゃないので。

私はやっぱり1年生とか2年生とかが好きです。
みんな素直だし。

その後はしばらく大学で時間つぶし。
とはいっても、ちゃんと翻訳のテキストを読んだりしましたよ。

そして、14時からは映画の撮影!
実は先々週にも撮影の予定があったのですがキャンセルになっていたので、今日が撮影の第一日目だったのです。

それにしても、久々の映画撮影。
今までも何度か出ているのですが、今回が一番大きい仕事じゃないかな。
2008年12月2日「映画出演に監獄固め!」

現場は勝利広場のすぐ近く。
私とベロニカちゃんが結婚した結婚式場のすぐそばでした。
近くまで行くと、細い道路なんですけど、道路を封鎖して撮影が行なわれていました。

私はその現場で知っているのはスタイリストの女性だけ。
でも、どうしたらいいかわからず近づいていくと、警備員のおじさんに「撮影中だからあっちへ行け」みたいなこと言われて。
あのー、出演者なんですけど。

仕方なく道を先に進むと、テントが立っていて。
どうしようかなと迷った挙句、そこにいた女性に「すみません。今撮影しているんですよね」と聞いたら、テントの影のほうにその知り合いのスタイリストが。
「なーんだ。アキラじゃないの。早く着替えましょう」

狭いキャンピングカーのようなところで着替え。
服装は黒ずくめのお金持ち風。
もともとの役どころが億万長者ですから。

着替えをしていると警官の制服を着たエキストラの役者がドカドカと入ってきて。
すると、私が服を着るのを手伝ってくれていたおばちゃんが「今、役者が着替えているところだから、ちょっと外で待ってて!」
「役者」って俺のことですか?

そうそう。
ベラルーシではどんなに小さい役でも「役者」と「エキストラ」は全く待遇が違うんですよ。
給料も全く違います。

でもなあ。
以前、私はエキストラとして映画に出してもらっていたんですよ。
東洋人が必要なときに呼ばれていたんです。
でも、私がロシア語がある程度わかるということが映画会社のほうでも分かって、私は役者として登録されてしまったのです。
本当はエキストラとしてでも映画に出たいんだけどなあ。
だって、面白いんだもん。

そんなわけで、映画に出る回数はだんだん少なくなっているのです。
つまり、東洋人でロシア語をしゃべる人が必要なときに呼ばれるのです。
うーん、でもエキストラでも呼んでほしいなあ・・・
よく一緒に出ていた中国人がしょっちゅう映画に出ていたみたいだし。

狭い車内ながらもゆっくり着替えをした私は外に出て、何をしたらいいか分からない。
そこにアシスタントのナースチャさんがやってきて、「昼ごはんの時間なので行きましょう」
どこに連れて行かれるのかと思ったら、また似たような車の中。
窓には「役者用」と書かれています。

中に入ると、出演者がみんなご飯を食べてます。
中には私が何度も劇場で劇を見た俳優さんもいます!
わーい、わーい!(←結構、ミーハーなはぐれミーシャ)

食べながらも、最初はみんなから質問攻め。
「本当に日本人なの?」(←これは良く聞かれる。まさかベラルーシに日本人が住んでいるとは誰も思わないらしい)
「名前は?」「職業は?」
しばらくの質問攻めの後は落ち着いて、みんな劇場の楽屋話をしていました。

それにしても。
目の前にいるのはベラルーシ国立ヤンカ・クパーラ劇場の看板女優、スヴェトラーナ・アニケイ
何か信じられないよなあ。
私は結構好きな女優さんなんですよ。
それにめっちゃきれいです。
そんな女優さんと一緒に昼ごはんを食べるなんて!

アニケイさんに自分が日本語教師だと言うと、「本当? プライベートレッスンやってる? あとで電話番号ちょうだい」
いやあ、すごいことになってます。
日本語を勉強したいのかな?

私は映画やドラマに出たことが何度かありますが、いつもケイタリングの食事がおいしいんですよ。
今回もすごくおいしかったのですが、いかんせん量が多くて残してしまいました。

たっぷり食事をとった後はメイク。
メイクは別の車。

メイク係は女性二人。
中に入るなり、「髪の長さはちょうどいいわね。顔もいい男だし」
ありがとうございまーす!

今、私は髪がうざいくらい伸びているんですよね。
本当は切りたかったんですけど、映画の話が決まったときに「念のために髪はそのままにしておいてね」と言われていたんです。

彼女たちは「これは全部ストレートにしまししょう」
おお!
私は昔からストレートヘアーに憧れていたんですよ。
私に会ったことがある人なら分かると思いますが、私は前髪の左側が上のほうにカールしてるんです。
そして、後ろ髪が全部跳ね上がっている感じ。
大学の人には「小虎ちゃんみたい」といわれてました。

二人とも私が日本人なのが興味津々。
すっごい質問攻め。
内容は普通に「日本は寒いの?」とか「日本でもじゃがいもって食べるの?」みたいな。
私、そういう裏方さんとは結構すぐに友達になれるんですよね。

髪はどんどんストレートになっていきます。
思いっきりヘアアイロンをあてまくっています。

アイロンを当て続けること30分。
憧れのストレートヘアーに!
メイクの二人とも拍手喝采。
「すごーい! 最高! 写真撮ってもいい?」
本当に写真を撮られました。

私が喜んでいたのもつかの間。
メイクの女性「でも、髪を洗ったら、元に戻るけどね!」
ずっとそのストレートヘアーをキープするためにはストレートパーマしか方法がないようで。

その後は待ち時間。
町の中心を流れるスヴィスロチ川のほとりは土曜日の暖かい日差しを楽しむカップルや家族連れでいっぱい。
私も仕事から解放された感じで、心を休めることができました。

それにしても、ちゃんとした役だと待遇が違うなあ。
だって、アシスタントのナースチャさんが「お茶かコーヒー、いかがですか?」ってしょっちゅう聞いてくるし。
撮影の待ち時間も立って待っていると、サーッと椅子を持ってきてくれるんですよ。
「どうぞ。お座りください」なんて言われちゃって。
こちらが「すみません」と言ったら、「何で謝るんですか?」
うーん、何か慣れないなあ。

16時近くに撮影開始。
何とリムジンに乗っての撮影です。
リムジンの後部座席には私とアニケイさん。
昼ごはんのときはにこやかだったアニケイさん、完全に女優モード。
一言も話をしません。
真剣そのものです。
正直、ベラルーシの撮影現場ではヘラヘラした感じの俳優・裏方が多かったのですが、彼女は完全にプロの顔になっていました。
ちょっとこわいくらい・・・

それにしても、アニケイさんはとても綺麗です。
地毛は金髪なのですが、暗めの色のかつらをつけていたのです。
メイクと髪型が変わるだけでこんなにも変わるものかと。
いや、元々アニケイさんは綺麗なんですよ。
でも、さっきまでとっつきやすかった美人だったのが、メイクの後は近寄りがたい雰囲気の美人に。

映画の撮影というのはとても時間のかかるものです。
一回勝負で「はい、撮りました、はい、終わりです」というものではなく、いろんな角度から同じ場面を何度も撮り続けるのです。

リムジンでの撮影は主人公の女性が車に乗り込んでくるところから始まりました(←さんざん、アニケイさんは綺麗だと書いてきましたが、主人公を演ずるのはモスクワの有名女優さんです)。
リムジンで行ったり来たりを続けること1時間。
リムジンの外側からの撮影は終わりました。

そして、リムジンの中の撮影。
中はアニケイさん、モスクワの女優さん、私の三人が乗り込んでいるのですが、隣同士の二人と私は別に撮影することに。

そこからの待ち時間が約1時間。
長かった!
寒いなあと思っていたら、アシスタントが「役者用のコンテナで休んでいてください。出番が来たら迎えに来ますから」
ダラダラと携帯電話のゲームをして待っていました。

すっごく眠かった!
だって、今日は一年生の授業があったから、6時半起きなんですよ。
きっついなあ。

そして、私の出番!
リムジン車内での撮影。
そこで私は初めてこの映画の監督に会いました。
見た目はちょっとぶっ飛んだ感じの人。

撮影は相手なしで私一人だけ。
監督さんが「私が○○さんと言ったら、○○さんがいるはずの方向を向いてにっこりしてください。そして、『私』と言ったら、私のほうを見てにっこりしてください」と細々と手順を説明してくれました。
結局、あとで切ったり貼ったりするから、連続性とかは求められていないんですね。

走行中の車の中で撮影開始。
私は台詞なしなので、監督の指示に従ってニコニコしたり、パンフレットを手渡したりするだけ。
ちょっと心配だったんですよね。
うまくニコニコできるかどうか。
でも、監督は「いいねえ!最高だねえ!」
ちょっとだけ「カメラマンに褒めちぎられるグラビアアイドル」の気分を味わいました。

ミンスクの中心部、独立大通りを移動しながらの撮影はうまくいったようで、監督もご機嫌。
監督との雑談も楽しいものになりました。
日本の映画の話から始まって、監督の話は若いときに興味を持っていた禅・仏教の話になりました。
監督はノリノリで、車が撮影現場に戻ってからも話し続けてくれました。

車を降りた後も「会えてうれしかった」と硬い握手をしてくれました。
彼はロシア人でモスクワで働いているのですが、結構、その筋では有名な人らしいです。

とりあえず、今日の仕事は成功だったと言えるでしょう!
楽しかったなあ。
疲れましたが、久しぶりに日常を離れて楽しい思いをさせてもらいました!

うちへ帰るとベロニカちゃんが大喜び。
メイクを取らずに、そして、ストレートヘアーのままでうちへ帰りましたから。

P3271306記念に写真を撮ってみました。
こんなストレートヘアー、生まれて初めて!
ベロニカちゃん、大喜びで写真撮りまくり。




次の撮影は4月5日。
5日から8日まで4日連続であります。
たまにはこういうのもいいですね。
仕事を離れた気分転換だと思ってがんばります!

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2009年07月18日

夏休みになると、自由な時間が増えていいですよね。
普段は映画をみたり、本を読んだりする時間が少なくて困るんですが、夏はここぞとばかりに好きなことをしまくっています。

戦争と平和 [DVD]戦争と平和 [DVD]
出演:オードリー・ヘプバーン
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発売日:2006-04-21
おすすめ度:4.5
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今日見たのは、「戦争と平和」。
18歳のときに見て以来ですから、17年ぶりに見たことになります。
当時は「ローマの休日」を見てオードリー・ヘップバーンのファンになり、彼女が出ている映画を片っ端から見たものです。

結論から言いますと、これはトルストイの「戦争と平和」というより、ヘップバーンの「戦争と平和」ですね。
ヘップバーンが主役の映画だから当然なのですが、まさにヘップバーンのためにあるような映画です。

ロシア的なものは皆無。
完全なハリウッド映画。
ここまでやっちゃうのはある意味すごい!

まあ、撮影したのはハリウッドじゃなくて、ローマなんですけどね。
でも、これは「ハリウッド映画」というジャンルに属するものと考えていいのではないでしょうか。

ハリウッド映画だけあって、愛を語り合うシーンなどは最高にうまく作り上げています。
私が印象に残ったのは、ロストフ一家が馬車に乗ったシーン。
ニコライとソーニャが馬車の中で隣り合わせた所で、二人が見詰め合うところが、「これぞハリウッド!」という感じでした。
だって、この二人は話の主役じゃないから、アップにもなっていないんですよ。
画面の脇のほうで、誰も気づかないようなところで、きっちりと「古典的な恋人同士の見詰め合い」を展開しているのは、さすがとしかいいようがありません。

その代わり、アンドレイ・ボルコンスキーが死ぬシーンはあまりにもあっさりしています。
私はベロニカちゃんに「今、死んだの?」と確認してしまいました。

非常に大胆にカットされています。
話の筋を追っただけみたいな感じです。
表面的で、真実味に欠けるところはありますね。
原作を読んだ者にとっては、全く深みに欠けているのは否めません。
でも、これでいいのだ。
だって、ヘップバーンのための映画だもの。
ヘップバーンファンの私は満足。

うちのベロニカちゃんも時折「どうして!?」と言ってました。
ベロニカちゃんがすぐに気づいた変なところは・・・
・クトゥーゾフは片目しか見えないはずなのに、映画では普通に両目で見ている。
・ピエール・ベズーホフは太っているはずなのに、映画では普通にいい男。
・小間使いの服装などがあまりにも豪華。
・建物の様式がグロテスクなまでにデフォルメされている。
・ナポレオンが英語をしゃべっている(←これは私も17年前に変だと思った)

ピエール・ぺズーホフ役はヘンリー・フォンダが演じているのですが、ヘップバーンは「ローマの休日」で共演したグレゴリー・ペックが演じるのを希望したのだそうです。
グレゴリー・ぺックって濃すぎやしませんか?
あの端正な顔立ちはどうがんばってもロシア人には見えません。
まあ、ここまで来ると、ロシア人に見える必要など全くないのでしょう。
だって、ヘップバーンもロシア人には見えないし。
でも、そんなの関係ないよね。

まあ、結局のところ、私達はこの映画が気に入ったのでした。
ソビエト時代に作られた超長い「戦争と平和」も見ないと!

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2009年01月23日

たった今、マラジェチノという町から帰ってきました。
夜の1時ちょっと前です。

マラジェチノ、ロシア語で書くとМолодечноで「モロデチノ」と書くのでしょうが、ベラルーシ語ではМаладзечнаなんですよ。
ベラルーシ語のマラジェチノの方がいい感じなので、そっちで表記します。

マラジェチノまではミンスクから北西の方向へ車で一時間半ぐらい。
電車で二時間ぐらいのところです。
今、大阪大学に留学しているセルゲイ君の出身地でもあります。
私は去年、一度だけ行ったことがあります。
学校で折り紙を教えるためです(←その時の写真はこちらから)。
あれも冬だったなあ。
すごく寒かったのを覚えています。

なぜまたマラジェチノへ行ったのかというと、劇場に行くため。
先々週、私の知り合いの劇作家、エレーナ・ポポワさんから電話があって。
マラジェチノで彼女が書いた劇をやっているから、一緒に見に行かないかとの誘いを受けたのです。
ポポワさんのことは以前にもちょっと書きました(←こちらを御覧ください)が、私は彼女の戯曲を日本語に翻訳したことがあるのです。
タイトルは「女流詩人の為に夫が必要です」。
「海外戯曲アンソロジー機廚箸いλ椶貌っています。

今回行くのは、私たちだけではなく、演劇評論家やジャーナリストなども一緒です。
マラジェチノの劇場が送迎バスをミンスクまで送ってくれたのでした。
バスの中では特に会話もなし。
だって、初めて会った人たちばっかりだもん。

劇場について、私たち「懐かしい!」。
去年、マラジェチノに来たとき、劇場にも行ったんですよ。
その時の出し物は私が翻訳した「女流詩人の為に夫が必要です」。
ポポワさんが「マラジェチノの劇場の演出は最高よ」と言っていたので、見に行くことにしたのです。
ポポワさんに後で報告すると「あんなところまで、本当に行ったの!?」とびっくりしていました。
日本と違って、ベラルーシは交通の便は悪いし、そんな遠いところまでわざわざ劇を見に行くのは酔狂としか言えないのです。

そのときの「女流詩人〜」、素晴らしい出来で驚きました!
演出もさることながら、俳優たちのレベルが非常に高くて。
私も日本語に訳しましたから、この戯曲のことは隅から隅まで知っています。
これ以上の演出はないだろうと言えるぐらい、素晴らしい舞台でした。

なので、今回もかなり期待をしていました。
そして、その期待は現実のものとなりました!

今回の劇のタイトルは「小さい世界」(Маленькi Свет)。
Светはロシア語では「光」なんですが、ベラルーシ語では「世界」という意味なんだって。
この劇、女性が4人で男が一人。
なかなか、女性の役が多い劇ってないですよね。

この4人の女性のアンサンブルが最高でした!
4人ともすでに40代前後。
みんな、毎年一回みんなで集まるのが伝統になっている。
今年もみんなで、リーダー格のジャンナのうちに集まった。
お互いにお互いをからかったり、軽いケンカをしながらも、女4人はやっぱり友達。

もう一つの伝統。
それはアメリカからの電話。
仲良しグループの一人だった女性、ソーニャはみんなが集まる日に電話をしてくるのが伝統。
でも、今年は電話が来ない・・・

そこにアルトゥールという男性からの電話。
ソーニャからのメッセージを携えて、彼女たちのもとに現れる。
彼は「ソーニャは死んだ」とみんなに伝える・・・

どうですか?
面白そうでしょ?
私とベロニカちゃん、大感激!
最後のシーンが素晴らしかったんです!
まあ、ここでは言えませんが・・・(←だって、万が一、誰かがマラジェチノでこの劇を見たいと言ったら、ネタバレになっちゃうでしょ・・・)

この戯曲、日本語に訳そうかなと考えています。
でも、ちょっと「ソビエト時代のリアリティー」が劇の中の一要素になっているので、そのまま日本語にしても、日本人には理解できないかと。
そのことを劇の後でポポワさんに言うと、「あなたが好きなように作り変えていいわよ」と太っ腹なお言葉。
前に翻訳したときもそうだったなあ。

劇が終わって、みんなで特別室へ。
部屋の中にはサンドイッチがたくさん。
そして、ウオッカもたくさん!
隣に座っている人たちもいったい誰なのかわからない状態で、ちょっとぎこちない空気。
でも、お酒が入るにつれて、だんだん打ち解けて。
途中から、着替えが終わった俳優さんたちが合流。
すごいですよね。
さっきまで舞台に立っていた人たちと一緒にお酒が飲めるんですから!!!

ベラルーシでの飲み会では乾杯の挨拶が付き物。
劇の作者、演出家、批評家などが劇の感想と共に乾杯の挨拶。
すると、ポポワさんの旦那さんが「彼は日本人で、エレーナの戯曲を日本語に翻訳したことがあるんです。アキラ、君の感想をみんなに聞かせてやってくれ」。
私は「ポポワさんの劇には日本的なところがあります。それは観客に『これが私の芸術だ』とか『これが私の考えだ』とか押し付けがましいところがなく、観客が自分の心の中で話を作り上げていくような自由をみんなに与えているところが日本的だと言えます」
そうなんです。
攻撃的なところがなく、非常に柔らかい劇なんですね。
心がポカポカするような。
「私はこの劇場に去年も来ました。そのときも非常に感激したのですが、今日は二度目の感激です。とにかく、みなさん、この劇を持って日本へ公演に行ってください!」
この挨拶は大うけ。
だって、マラジェチノのような小さい地方都市の劇場の人たちにとって、日本公演なんて「夢のまた夢」。
女優さんたちはみんな大喜びで「絶対に行くわ!」。

ここからはみんな大盛り上がり。
私たちの隣に座っていたおじさん、実は詩人で、彼からは自分の詩集をプレゼントされました。
ジャーナリストたちからも日本の演劇についての質問が。

何よりもうれしかったのは、女優さんたちと話しが出来たこと。
ジャンナ役の女優さんエレーナ・ラフマングラヴァさんや、ピスクノヴァ役のイリーナ・カムィシャヴァさんは「あなたのロシア語は素晴らしい!」とべた褒めしてくれて。
いつもは褒められるのはあんまり好きじゃないんですが、今日は素晴らしい女優さんたちに褒められて、素直にうれしかったです!

P1221986そこで記念写真をお願いしました!
右から、アルトゥール役のアレクセイ・カルペツ、オリガ役のイリーナ・クリャぺツカヤ、ピスクノヴァ役のイリーナ・カムィシャヴァ(←めっちゃいい人!)、私、ジャンナ役のエレーナ・ラフマングラヴァ(←マラジェチノの芸術学校で教鞭を取っているそうで、ぜひ学校に来て欲しいと言われました)
みんな「またマラジェチノの劇場に来てください!」。
絶対に行きますよ!

ベラルーシでは各地方の中心都市(←ヴィテプスク、グロドノ、ゴメリ、モギリョフ、ブレスト)には劇場があります。
でも、他の地方都市にはあまりないんですよ。
このマラジェチノの劇場は貴重な存在です。
俳優のレベルもミンスクの劇場に全然負けていません!
彼らの日本公演を実現させてくれる団体や劇場があれば御連絡ください!(←大マジです)

今日は最高の気分!
久しぶりに芸術を味わいました!
こういうことがあるから、ベラルーシ生活はやめられない!

akiravich at 08:46コメント(0)トラックバック(0) 

2008年08月04日

今回の投稿が記念すべき200回目!
これって、書きすぎでしょうか・・・
このブログをスタートさせたのは今年の2月。
最初は1日10人にも満たない訪問者数でしたが、今では毎日40人以上の方に読んでいただいています。
まあ、これでもそんなに多いほうではないのでしょうが、これでいいと思っています。
あんまり増えても自由に書けないような気がするし、変なコメントが来るようになるのも嫌だし。
ベラルーシを愛する人やベラルーシのことを知りたい人のためにこれからもがんばって書きます!
これからもよろしくお願いします!

今はlivedoorのブログを利用してるのですが、最近調子が悪くて。
昨日も写真を載せようとしたら、テキストしか表示されなくて困りました。
今も写真は載せられない状態です。
ヘルプセンターにSOSを出したので、もうすぐ直るとは思うのですが・・・

昨日は徹夜で仕事をしたのですが、今日は何故か結構元気で。
ちょっと怖い感じもするのですが。
特に仕事はせずにゆっくりしています。

今日は写真のいらない内容のことを書きたいと思います。
読む人が日本人だけだからと思って、最初は全て実名を使って書いていたのですが、やはりイニシャルを使うことにしました。
読みにくいかもしれません。
前もって、お詫びします。

私のブログに何度か私の知り合いの女優さんが登場しています。
彼女の名前はAちゃん。
私にとっては一番大好きな女優さんで、大事な友達です。

最近、彼女がおかしいんです。
私が電話をしても全然出ません。
かなり忙しい人ですから、テレビの収録があったり、リハーサルがあったりして、電話に出ないのは珍しいことではなかったのですが、最近は全くつかまらなくて。
「どうしてかなあ」と思っていたら、最近うちに遊びに来た俳優ジーマ・ラチコフスキーが「この前、Aちゃんに会ったんだけど、様子が変だったよ」という話を聞かされました。
話しをしてもものすごく他人行儀で、明らかに話したくないような、早く話しを終わらせたいような感じだったそうです。

というのも、Aちゃんは音楽グループのボーカルもやっていて、そのグループが今、大人気。
人気が出るといろんな人が周りに寄ってくるわけですよ。
友達じゃなかった人が友達になったり、はるか遠くの親戚が突然血のつながりを思い出したり。
人が尋ねてきたり、電話が来るのはしょっちゅう。
明らかにそんな人間関係に疲れている感じだったそうです。
ジーマ君が「俺は何か欲しくて君に近づいている人たちとは違うんだけどな」と言っても態度は最後まで変わらず。

寂しいですよね。
近い友人だと思っていた人が、突然遠くへ行ってしまった感じで。
去年の大晦日なんか、Aちゃんは自分から私に電話をかけてきて「絶対に会おうね」って言ってくれたんですけどね。

彼女との出会いは3年ほど前にさかのぼります。
私は彼女の劇「愛のバラード」の大ファンでした。
たぶん8回ぐらい見ています(Aちゃんからは「あなた見すぎ!他の人にチケットを譲りなさい!」と言われています)。
そんな彼女と知り合いになったのは、某国家機関の偉い人を「愛のバラード」を見にお連れした際、上演後、お茶を飲みながら話したのがきっかけです。

その後、劇場で会うたびに話しをするようになりました。
あるとき、前述の偉い人が「若い優秀な専門家を2週間ほど日本へ行かせるプログラムがあるんだけど、いい人、知らない?」と聞いてきたので、私は迷わずAちゃんを推薦しました。
彼女も乗り気だったし、その偉い人も絶対に行かせてあげると約束していたので、必ず行けるものと確信していました。
しかし、面接の結果は不合格。
日本へ行くことを想定して、劇場のスケジュールなども動かしてもらっていたので、私は彼女に顔向けできないような恥ずかしい想いをしました。
でも、彼女は全然怒らず「別にいいよ。あなたが悪いんじゃないから」と言ってくれました。

それから数ヵ月後の冬の日、私はミンスクの中心、オクチャブリスカヤの地下道を歩いていました。
すると、向こうから私の友人の俳優K君が歩いてきて、その場で立ち話。
K君は私たちの結婚式の証人になってくれた大事な大事な友達です。
だらだら話していると、そこに現れたのはAちゃん。
AちゃんとK君も「Привет!(やあ!)」とか言っているので、「知り合いなの?」と聞くと「もちろん知ってるけど」
二人は別々の劇場で働いているのですが、二人ともベラルーシ国立芸術アカデミーの出身なのです。
そこでは三人でしばらく雑談をしただけでした。

ところが数日後、K君から電話があり、二人が付き合い始めたことを知りました。
私は予想もしなかった展開に驚き、早速、二人を自宅に招待しました。
Aちゃんは「もしあの時、アキラがあの地下道に立っていなかったら、立ち止まらないで、K君とは軽く挨拶をかわしただけで終わっていたと思う。それまでは顔見知りっていうだけで、ほとんど付き合いはなかったから。二人がこんな風になったのはあなたのおかげ。ありがとう」と言ってくれました。

二人はAちゃんのうちに一緒に住み始めました。
傍から見ても二人はお似合いのカップルで、町で見かけるときも二人はいつも一緒でした。
しばらくすると、結婚も考えているという話しも聞こえてきました。
みんなが二人は最高のカップルで、最高の夫婦になると疑っていませんでした。

去年の6月、私たちはAちゃんが音楽のグループを作ったということで、そのコンサートに行きました。
そこには当然、K君の姿が。
「元気?」と聞くと「まあ、元気だよ」という明らかに元気のない答えが。
全く精気のない様子に私たちは首を傾げてしまいました。
コンサートは最高に盛り上がりました。
曲の合間にK君は舞台に歩み寄り、Aちゃんに花束を渡しました。
二人がハグハグする姿はいつもと変わりないように思ったのですが・・・

それから数日後、私は二人が別れたことを知りました。
急いでK君に電話をかけると、「俺もわからないんだ。どうしてこうなったのか・・・」
別れを切り出したのはAちゃんのほうで、理由は言わずに、とにかく「別れよう」の一点張りだったそうです。
私もそれ以上はK君に深く問いただすことはしませんでした。

どうしてそうなったのか。
それはAちゃんが音楽活動に力を入れ、いつも音楽仲間とばかり行動するようになってしまったことにあるようでした。
Aちゃんはどんどんメジャーへの階段を上っていきました。
一方、K君は(本人の言葉では)どうしようもない劇場で端役ばかりやらされたりして、くすぶっている状態。
K君とすれば、自分の彼女が一人有名人になっていくのが怖かったのかもしれないし、嫉妬もあったのかもしれない、と私は勝手に推測しました。
それに、自分も俳優をやっているのに、彼女がどんどん上に行くのはプライドが傷つくのかもしれません。

私がK君の立場だったら、どう感じるか考えてみました。
自分の彼女が有名人になってしまうこと。
彼女がだんだん遠くなっていくような怖さを感じただろうし、彼女が自分よりも他の人たちと過ごす時間が長くなることに強く嫉妬したでしょう。
それを男のエゴだといってしまえばそれまでですが、人間は弱い生き物です。
怖いのなら怖がればいいし、嫉妬するなら思いっきり嫉妬したほうがいいというのが私の意見です。
それは愛とは違うものかもしれませんが、私だったら、他に為す術を知らないというのが正直なところです。
一緒にいたいのに、「彼女の将来を考えたら・・・」なんてことは言えません。
「彼女のために」などと言って、我慢したり身を引いたりするのは、私にはできません。
自分にうそはつきたくないし、かと言って、彼女の将来も大切にしないわけにはいかない。
どちらに行っても地獄でしょう。
みなさんはどう思いますか?

それから、しばらくして会ったK君は明らかに憔悴していました。
K君「この前さあ、彼女のうちに自分の荷物を取りに行ったんだけど、彼女が泣き出しちゃってさあ。俺、わかんないよ・・・」
akiravich「女っていうのは、時々理解不能な行動をとるもんだよね・・・」
私が感じたのは、彼女が別れたいと言ったのは彼が嫌いになったからではなく、音楽活動をする上で彼と摩擦が起きるのが耐えられなかったのではないかということです。

その後、K君は劇場を辞め、軍隊に行ってしまいました。
元々、ベラルーシには兵役があり、彼は劇場で働いているので免除されていたのですが、仕事がないわけですから軍に送り込まれたのです。
でも、彼は最初は無職のままでちょこちょことアルバイトをしていました。
それが軍隊に行くことに同意したのは、明らかに彼女との別れが影響しています。
その後、彼とは連絡をとっていません。
他の俳優仲間に聞いたところでは、彼はちょっと性格が変わってしまったようです。
みんながっかりしています。
日曜日が休みで面会日になっているのですが、毎週足繁く通っている女の子がいるらしいです。
その女の子、私も面識があるのですが・・・(どんな子かは御想像にお任せします)
ちなみにK君はかなりかっこいいです。

そして、Aちゃん。
彼女を見かけるのはテレビの画面に映るビデオクリップの中でだけ。
私の友人の俳優の話では、彼女はまだK君のことを想っているらしいです。
じゃあ、何で別れたの?と言いたくもなりますが、別れようと思った気持ちもわからなくはないので、心が痛みます。
彼女が有名になるにつれて、だんだん遠くなっていく感じ。
友達の私でさえ感じるものがあるのですから、それが彼氏だったらどれほど辛いか、想像に難くありません。

もし私の友人の言っていることが本当なら、私はもう一度二人が付き合うことができるように、心から祈っています。
まあ、それは二人のことで、私がどうこう言ったりすることではないので、私からは何もしませんが。

私は宗教は信じていませんが、どこかに神様がいるような気がしています。
もし本当に神様がこの世にいるのなら、お互いがお互いのために生まれたような二人をもう一度、一緒にしてあげてください。
そうじゃないと、「生きる」ことは悲しすぎます。

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2008年07月04日

8ddad0da.JPG今日からは彼を友達と呼んでもいいと思います。
この背が高い俳優、ルスラン君とはだいぶ前から知り合いだったんですけど、なかなかプライベートで付き合う機会がなくて。
今日はかなり遅れてですけれど、来てくれました!

背が高いんですよ。
190以上あるらしいです。
何を食ったら、そんな身長になるんだか・・・

彼の彼女がいい女優さんなんですよ。
アレクサンドラ・ボグダノワ(Александра Богданова)です。
右側の白い服の女の子です(左の黄緑色のはうちの奥さんです!)。
ゴーリキー記念ロシア劇場の若手女優の中ではぴか一です。
挨拶ぐらいはしたことあるけど、まともに話したのは今日が始めてかも。
でも、時間が少なくて、あまり話しできなかったなあ。

もうね、今日は幸せ!
学生達も楽しんでくれたみたいで。
いやあ、俳優達がちょっと騒がしくて、学生達とはあまり話せなかったけど。
今日は学生のためのパーティーだったんですよ。
感謝を込めて・・・
一年間、お疲れ様!

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1fbdb86c.JPG今日はパーティーです!
今、ミンスク時間で0時50分。
もうくたくたです。

いやあ、今日は面白かった!
学生達が7人。
本当は学生達のためのパーティーだったのに、俳優達のほうが多くなっちゃって。
俳優は二人しか来ない予定だったんですよ。
最初はその二人でさえ乗り気でなかったのに、来たのは俳優が三人、女優が一人、証明係が一人、俳優の彼女達が三人、と合計8人。
劇場関係者のほうが多くなっちゃって。
この狭い部屋にどうやって入ったんでしょうか・・・

実は今日は祝日で、ベラルーシの独立記念日(オフィシャルな独立記念日・・・)なんですよ。
なんで、公共交通機関は朝まで動いています。

今日のパーティーは5時スタートだったんですけど、最後の人が帰ったのが、0時過ぎ。
よく飲んだなあ。

でも、一つ問題が。
パーティーの準備中に、同僚の日本語教師(現地人です)から電話があって、明日通訳をしてもらえないか、とのこと。
明日、休みだったのに!!!!!
せっかく休めると思ったのに・・・

本気で泣いてます。
だって、俳優達がこんなに大挙して来てくれる事なんかないですよ!
明日のことを考えないで休もうと思ったのに・・・
しかも、今日来てくれた女優さん、結構、好きなんですよね。
明日の仕事のことで、頭が一杯になってて、あまり話できなかった・・・

明日の通訳、工業機械についてなんですよ。
せっかくの休みをつぶされるんです、機械に。
しかも、明日だけじゃなくて、あさってもやる必要があるかも・・・
あさってはプライベートレッスンが再開するので、休みたくないんだけど、キャンセルする羽目になるかも・・・

ちょっとした事件があったんですけど、その詳細は明日にでも・・・

でも・・・
今日は楽しかった!
一年のまとめ的なパーティーですからね。

akiravich at 07:02コメント(0)トラックバック(0) 

2008年04月13日

このブログにたびたび登場するアーニャちゃんがボーカルをつとめるグループのHPを御紹介します。

アドレスはhttp://www.detidetey.com/です。
これはロシア語だけなのであしからず。

アーニャちゃんの写真が出ているページは
http://detidetey.com/index.php?option=com_content&task=view&id=15&Itemid=34&Itemid=34
http://www.kupala-theatre.by/bel/troupe/index.php?letter=%D5

彼女の歌がダウンロードできるのは
http://detidetey.com/index.php?option=com_docman&task=cat_view&gid=13&Itemid=56

歌のビデオクリップがダウンロードできるのは
http://detidetey.com/index.php?option=com_docman&task=cat_view&gid=22&Itemid=55

ぜひ一度ご覧になってみてください。

akiravich at 05:33コメント(0)トラックバック(0) 

2008年04月04日

4c9075c9.JPG今日はコンサートに行きました。
僕の友達のアーニャちゃんがやってるグループのコンサートです。
写真、載せますね。
こっちのコンサートって写真撮影を禁止してないところも多いし、禁止していてもみんな撮ってて、注意も何もされません。
今回のは写真OKでした(?)。

最後に花束渡したんだけど、さっさと花を受け取って、向こうに行ってしまいました。
ステージの下からだったんだけど、僕に気がつかなかったのかなあ・・・
今日、何か彼女おかしかったんですよね。
いつもどおりに歌は歌ってたんだけど、MCがいっさいなし。
彼女のコンサートはおしゃべりが異常に長くて、前のコンサートなんか7時開始で、終わったのが10時40分。
その半分近くは彼女のトークショーだったんですから。
今日は終わったのが、9時20分。
早すぎ。

何か、今日のコンサート、チケットを買いに行ったら、後ろのほうの席しかなくて、切符売り場のおばちゃんは「前のほうの席は招待客となんとか省の人たちのためで、チケットは売らないんだって」と言ってました。
それと関係あるのかなあ。
ちょっとブルーです。

歌は相変わらず楽しくて。
ただ何か物足りなさが残ったコンサートでした。
近いうちに電話してみようかと思います。

で、今日は最悪な日。
大学でいろいろ問題があって。
教育省のチェックが入るんですよ。
何かいろんな大学が厳しくチェックされてるみたい。
こわ〜。

そのことについていろいろ聞きたかったんだけど、同僚に電話しても、全然でないし。
やっと出たと思ったら、途中で電波が切れて、そのあとかけ直したらずっと話し中でやんの。
その人、こっちの人なんだけど、都合が悪いと電話に全くでなくて(それは用事があってという意味ではなく、ただ出たくないからとか、まあ、気分の問題ですな)、ショートメールにしか答えないんですよ。
電話なら1分で済むことを、5回も6回もメールでやりとりするから面倒だし、お金もかかるし。
そうゆう人、多いんですけど、ここまで来ると異常です。
僕、よっぽど嫌われてるんでしょうかね。
その人、あんまり日本語教えるの好きじゃないって言ってるんですよね。
もともと、日本文化の研究者だから、教えるのはちょっと、という感じ。
こっち多いんですよ、学者タイプ。
学者と教育者は違うものですよね。
お願いだから電話には出て欲しいかな。
正直、もううんざりしてます。

っていうか、日本人でも最近、多いですね。
メール書いても返事よこさない人。
びっくりしますよ。
後で人づてに聞くと、僕に対して怒っている、とか。
直接、それを僕に言うかどうかは関係なくて、せめて何か一言書くのが常識だと思っていたんですけどね。
怒ったら返事しない、ちょっと自分に都合悪かったら返事しないっていうのは、僕には理解できません。
これがストーカーのような人なら別ですけどね。

メールって、便利だと言えば便利なんだけど、それって、本当にいいことなんでしょうか・・・
メールの手軽さが人間関係の軽さとイコールになっているような気がするのは気のせいでしょうか・・・

今日、一つだけいいこと。
今日の「夕鶴」の練習で、うちの大学の2年生で、主役の「つう」をやるレーナちゃんが自分で練習した成果を見せてくれたんだけど、それがすごくよかった!
つうのモノローグのところを自分で動きを考えてくるのが宿題だったんです。
読んでるだけのときよりも数段よくなって。
僕と一緒にいた学生は「泣きそうになりました」
いやあ、本当によかった!
「あたしはいったいどうすればいいの!?」と叫ぶところなんか、迫真の演技ですもん。
細かい動きは修正したんですけどね。
それにしても、もっとよくなるぞ。

あとは男どもだなあ・・・
棒立ちのジーマ君を何とかしよう。
彼もそれは自覚しているようで。
彼は「こうゆう風に手を動かすと、かくかくしかじか」と分析はするんですよ。
頭がいい、絵に描いたような秀才タイプなので。
僕が見たいのは君の心だよ!
彼が自分の殻を壊すのを見てみたいね。
僕が壊すんじゃなくて、彼が自分で「壊す」ように仕向けるのが、僕の仕事かな。
彼自身が「壊れる」ことのないように気をつけながら・・・
うーん、おもしろくなってきたぞ!

書いているうちに、気が楽になってきました。
すみません。
こんな愚痴ばっかり書いて。
でも、日本人の方が読んでくださっていると思うと、何かうれしいんですよね。
一日に読んで下さる人の数は20人前後でしょうか。
いやあ、うれしいですよ。
もっとおもしろいこと、人の興味を引けそうなこと、書こうと思ってはいるんですが、心の中にないことは書けないですね。

いやあ、何か外国に住んでいることに甘えている感じがするんですよ。
「外国に住んでいる=すごい」みたいな。
「俺はこんな大変な国に住んでいるからすごいんだ」とか思ったりして。
周りの人も「すごいですよね」とか、「大変ですよね」とか、「がんばってください」とか言ってくれるので、いい気になっていたのかもしれません。
どこにいるかは問題じゃないんですよね。
自分の場所でどれだけ輝けるかの問題です。
劇は何としても成功させますよ!
あ〜何か熱くなってきた!

ストレスにめげずにがんばろう!
うちのベロニカちゃんを見習わないと。
とことん楽天家だから。

akiravich at 05:25コメント(0)トラックバック(0) 
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