宗教

2010年04月05日

こんにちは。
タイトルを見て、「はぐれミーシャ、気でも狂ったか?」と思われた方がいるかもしれませんが、今日の私は極めて正常です。

今日は復活祭!
ということで、授業は全てお休み。
何か今日は働いたりしてはいけない日なんだそうです。

つまり、久しぶりの完全オフ!
純粋に何もしなくてもいい日というのは、お正月以来じゃないかな。

今日は朝から教会へ行きました。
ベロニカちゃんが作ったイースターエッグや復活祭のパン(クリーチというものです)を清めてもらうためです。

P4041312うちから歩いて10分ぐらいのところに巨大な教会が建設されています。
まだ完成していないようですが、できたらミンスクでもかなりの規模の教会になると思います。

これはロシア正教の教会です。
この時期になると、いろんなことを思い出します。
私も東京でロシア正教の教会に通っていましたから。
その頃の話は2008年4月30日「復活祭の思い出」をご覧ください。

P4041315建設中の教会の隣に、この木造の教会があります。
これもかなり新しい物です。

ベラルーシでは田舎のほうに行くと、かなり古い木造の教会が残っていたりするんですよ。
私は結構好きです。
ほとんど廃墟になっているような教会も結構味があるもので。



P4041313かなりたくさんの人が集まっていました。
教会の周りに人が集まり、そこに自らが持ってきた卵やパンなどを並べます。
そこに司祭の人が来て、水をかけて回るのです。
その水はお祈りで清められているので、その水を浴びた食べ物も清められたことになるんだそうです。



今日はうちへ帰って、アニメ鑑賞!
実は昨日、私の学生のO君が「タッチ」を持ってきてくれたんですよ。
一体どこで見つけてくるんだろう?
どこかの国のサイトでダウンロードしたようです。

「タッチ」!
私は大好きでした。
やっぱり南ちゃんは永遠のアイドルですよね。
野球マンガの金字塔と言っても過言ではないと思います。

そういえば、マンガのほうは歯医者の待合室でしか読んだことがないんだよなあ。
アニメは何度も見たけど。
甲子園の季節になると、よく再放送してますよね。
毎年、夏は「タッチ」を見るのが年間行事化してました。

O君も「タッチ」はかなり気に入っているようです。
彼のあだ名は「ガンダム」。
「超」がつくほどの「ガンダム好き」です。
私の誕生日のときなんか、ガンプラとか、ザクの人形をくれるんですよ。
私、ガンダムは嫌いじゃないですが、そこまでではないので・・・

私は中学時代のある出来事を思い出しました。
私はラジオが大好きで、深夜放送からお昼の番組まで幅広くラジオを聴いていました。

中学三年のある日、私はラジオたんぱ専用のラジオを買ってもらいました。
私が聴きたかったのは「めざせ!高校一直線!」という番組。
これは高校入学を目指す受験生を応援するというコンセプトの番組(だったと思います・・・まあ、タイトル的にはそんな感じですし)
夕方の時間帯に放送されている番組でした。
その番組のパーソナリティーが南ちゃんの声でお馴染みの日高のり子さんだったのです。

その番組の中で視聴者と電話で直接話すというコーナーがあって。
普通、そういうのって視聴者からの電話が殺到するから全くつながらないのが普通ですよね(←例えば、日曜日の夜のニッポン放送のアイドルの番組は全くつながらなかった)。

でも、私はあるとき、運良く電話がつながったんです!
ラジオ局の人が「スタジオとつなぎますから、このままで待っていてくださいね」
私はドキドキ。
だって、あの日高のり子さんですよ!

そして、スタジオとの会話。
その日の番組のテーマは「バレンタイン」。
日高さん「古○君は好きな子とかいるのかな?」
その頃、私は初恋&片想いの真っ只中。
普通だったら恥ずかしくて、そんなこと誰にも言えませんが、山形県でラジオたんぱを聴いている人は少ないだろうし、それに同級生が聴いているとも思えなかったので、「はい、います!」と答えてしまいました。
これが南ちゃんの力でしょうか(←?)

すると、日高さんは「えー、じゃあ、告白しちゃいなよ!」
えー、まじですか!?
日高さん「バレンタインデーは女の子が告白する日だけど、男の子が告白してもいいよね」
私は思わず「はい!」と答えてしまいました。

最後に日高さんが「じゃあ、南ちゃんの声でメッセージを送りますね」
おお!!!
南ちゃん「古○君、(内容失念)けど、がんばってね!」
ヒデキ感激! いや、はぐれ感激!

あの南ちゃんの声で「がんばってね!」なんて言われたら・・・もうどうすればいいんですか!?
あの声を思い出しただけで、どんぶり飯三杯はいけます(←意味不明)。

次の日、学校に行くと、同級生の一人が私の所に来て、「昨日、ラジオ聴いたよ。あれ、お前だったの?」
幸いなことに、彼は非常にいいやつで、「心配するなよ。誰にも言わないから」
まさか聴いている同級生がいるとは・・・

昨日、この話を学生にしたのですが、「タッチ」を持ってきてくれたO君、「先生! ずるいです!」
はぐれミーシャ「何がずるいのよ」
O君「僕も話したいです!」
まあ、そうだろうなあ。
だって、あの南ちゃんですから!

ああ、そうそう。
結局、告白したのかっていう話ですね。
しませんでした。
できませんでした。
高校受験を控えて、二人きりになるチャンスを作るというのは非常に難しかったんです。
南ちゃん、ごめん!


明日は映画の撮影!
国立美術館でやるそうです。
明日から木曜日までの4日間は毎日撮影。
授業はお休みになります。

私の役は台詞がないんですよ。
でも、その回のキーパーソンのようなので、いないと困るような役だそうで。
映画は待ち時間が異常に長いので、リラックスしてやりたいと思います!

akiravich at 02:55コメント(0)トラックバック(0) 

2009年12月26日

おはようございます。
はぐれミーシャでございます。

ベラルーシは何故か寒さが緩み、プラス2度になっています。
今週降った雪が融けだして、道はグチャグチャのべチャべチャです。
これなら、マイナス20度のほうがましというものです。

昨日はクリスマスでした。
でも、これはカトリックのクリスマスで、ロシア正教のクリスマスは1月の初めにあります。
ベラルーシにはカトリックの人も何パーセントかいると聞いていますが、私の周りにはほとんどいません。
今までたくさんの学生に接してきましたが、カトリックの人は2人だけでした。

というか、その二人は今年から日本語を始めたので、今年まで一人もいなかったということになります。
学生以外だと、カトリックの知り合いはたった一人です。

カトリックのクリスマスなのですが、ベラルーシでは国民の休日。
昨日は大学も会社もお休みでした。

ですが、私の授業は休みません!
12時半からLちゃんのレッスン。

そして、14時からは一年目のアニメグループ!
普段は17時半スタートなのですが、昨日は早めに始めて、終わったら軽くパーティーをしようということになっていたのです。
私も少し日本料理を作ることにしていました。

この「少し」というところが重要です。
年末はお金もないし、時間もないということで、「試しにいくつか料理を作るから」と言っておいたのでした。
すると、学生たちが「じゃあ、私たちも何か作ってもっていきます」。
軽くパーティーということで。
でも、うちのパーティーが軽く終わったことはないのですが・・・

朝から料理を作っていましたが、冬は食材が極端に少なくなるので、料理が難しいなあ。
あと、うちの醤油がほとんどなくなってしまって。
昨日、市場に買いに行きたかったんですが、時間がなくて。
なので、少ない醤油で何とか料理をするというなかなか難しいことに。

さらに!
学生のうちの一人がベジタリアン。
魚は大丈夫ということですが、肉が豊富なベラルーシで魚料理を作るのはなかなか難しくて・・・

14時になって、やってきたのは15歳のヴィーカちゃん一人。
しばらくすると、「先生、私たちは20分ほど遅れます」というショートメールが。
料理かお菓子を作っているから遅くなるっていう意味かな、と思ったのですが。

14時20分、他の学生が到着。
一人だけ、カトリックの子がいて、「今日は家族とクリスマスを祝うので」ということで欠席。

そこで、学生たちから私にプレゼント!
っていか、プレゼントを買いに行っていて遅れたのね。

PC261247これがそのプレゼント。
時計なのですが、逆回りになっているのです。
面白いですね。
気に入りました!

プレゼントを持ってきてくれたのはいいのですが、料理もお菓子も誰も作ってきませんでした。
「すみません。時間がなくて・・・」
うーん、これは計算外。

あと、うちのパーティーでは料理は私が作り、飲み物は自分たちで持ってくるというルールがあるのですが、今回の学生たちには私が言うのを忘れたらしく、誰も何ももって来ませんでした。
まあ、うちには違う学生とのパーティーで余ったビールがたくさんあったのでいいのですが、ジュースとかそういうのが全くないので、あとで買いに行ってもらうことに。

同じ時期にスタートした日曜日のアニメグループも来ることになっているのですが、彼らに期待しよう。
女の子が「じゃあ、ケーキを作って持って行きます」なんて言ってましたから。

授業の休み時間にも料理。
でも、全然間に合わない!
いつもだとベロニカちゃんが手伝ってくれるのですが、今日は知り合いのうちに遊びに行っていて不在。
一人で悪戦苦闘。

17時に授業が終わり、料理開始!
結構、時間がかかってしまいました。
17時からかなり遅れて、日曜日の学生たちが到着。
しかし、ことごとく手ぶら。
最後に現れた学生がジュースを2本持って来てくれただけ。
私が「ケーキは?」と聞くと、「すみません。時間がなくて・・・」

これは困った。
つまり、食べ物は私が作る料理だけ。
彼らに予告したとおり、料理はそんなにたくさんは作っていないのです。
まあ、でも出してみるか。

17時40分ぐらいにパーティー開始!
私が作った料理は・・・
1.魚のみぞれあんかけ
2.鶏肉とカシューナッツの炒め物
3.大根と豚肉団子の煮物
4.炊き込みご飯
5.チャーシュー
6.鳥のから揚げ(←定番!)

本当は魚は南蛮漬けにしたかったのですが、材料をそろえることができず、断念。
醤油の量が限られていたので、味を作るのが難しかったです。

パーティーに来たのは女の子12人。
男は私だけ。

それにしても、食べるスピードが速い。
料理を出すとあっという間になくなっていきます。
これはやばい展開だ。

そして、最後の料理、から揚げもあっという間に平らげて、テーブルの上は寂しい状態に。
うちのパーティーでは非常に珍しいことです。
私が料理をすると、いつも量が多くて余ってしまうんですよ。

でもなあ、若い女の子ばっかりだから、食べ盛りなんでしょうね。
大体、平均年齢は18歳ですから。

それに、結構飲むんですよ。
ビールばっかりだったのですが、すごいスピードでなくなっていくし。
ちなみに、ベラルーシでは18歳から飲酒OKです。

ここはトークでつなぐしかない!ということで、楽しい居酒屋トーク。
そういうのは得意ですから。

そのトークの中で話題の中心になってしまったのが、”菜食主義”アーニャちゃん。
みんなから「どうして肉を食べないの?」と集中砲火。
彼女は別に宗教的な理由とかではなく、自分の主義として食べないのだそうで。

そして、残念なことに、先月から魚も食べるのをやめてしまったのです。
炊き込みご飯を見せて、「ここには肉はないよ」と言うと、アーニャちゃん「やったー!」(←日本語で)。
はぐれミーシャ「魚の出汁は使っているけど」
アーニャちゃん「えっ!? じゃあ、食べられません・・・」
はぐれミーシャ「ごめんね」
アーニャちゃん「大丈夫です。慣れてますから。自分で野菜サラダ買って、持ってきたから、それを食べます」

大変だろうなあ。
ベラルーシではただでさえ肉をたくさん食べますからねえ。
冬は野菜も少ないし。

でも、そんなアーニャちゃん、結構酒豪。
飲むんですよ。
彼女が健康のためにベジタリアンをやっているのではないということは、よくわかりました。

食べ物がなくなったテーブル。
せめてポテトチップスぐらいあったほうがいいだろう、ということで、買い物に。

私と一緒に買い物に行ってくれたのはレーナちゃん。
彼女は双子の妹、リーザちゃんと一緒に日曜日の授業に通っているのです。
二人は見た目もまあまあ似てるけど、しゃべり方がそっくり。

それに、二人ともすごく気が利くんですよ。
というのは、パーティーの最中も「食器洗いましょうか?」とか、「何か手伝えることがありますか?」と聞いてくるんです。
リーザちゃんは食器の山をテキパキと洗ってくれました。

そういえば、昨日はリーザ&レーナの他に、サーシャ&ジェーニャの一卵性双生児もいました。
同じ部屋に一卵性双生児が二組もいるなんて、なかなかないことですよね。

買ってきたポテトチップスも恐ろしいほどのスピードでなくなっていきました。
大きいのを3袋も買ったのに。
いやあ、この食欲、頼もしいばかりです。

すると、女の子4人が、「クリスマスソングを歌いま〜す」。
彼女たちが歌ったのは「ジングルベル」。
しかも、日本語で!
なかなか上手でした。
あー、びっくりした。
まさか、半年しか勉強していない子たちが、あんなにうまく日本語の歌を歌えるなんて!

私の隣にいたサーシャちゃん。
彼女はよく飲むし、とても楽しい女の子。
ふと思ったのですが、彼女はある日本の女優にそっくりなんですよ。
それは今私たちが見ているドラマ「結婚できない男」で医者の役を演じている夏川結衣。
すっごい似ています。
インターネット上の写真を見せると、サーシャちゃん「確かに・・・」
ベラルーシ人でも日本人に似ているということはあるのです!

おしゃべりも最高潮になり、楽しいクリスマスパーティーになりました。
21時にお開き。

PC251246最後に記念撮影。
部屋の中にいるときに写真を撮ればよかったなあ。
みんな満足そうでした。

私はパーティーの後は必ず「今日は来てくれてどうもありがとう」と、一人一人にメールを書きます。
返事はみんな「今日はおいしかったです!」。
ああ、よかった。
次のパーティーでは料理をもっと作らないと。

でも、ちょっとしたミスが。
双子の学生にはそのうちの一人にだけショートメールをしたんですよ。
双子だから別々に書くこともないかなと思って(←よく考えたら、理屈は通っていないですが・・・)。
それに片方の電話番号しか知らなかったんです。

ところが。
メールの返事が来て、「ありがとうございました。でも、サーシャはがっかりしています。先生からメールが来ませんでしたから。子供みたいです」(←実際まだ子供ですけどね)
私、その電話番号がサーシャちゃんのだと思っていたのですが、実はそれはジェーニャちゃんの電話番号だったんです。

ジェーニャちゃんにサーシャちゃんの電話番号を教えてもらい、改めてメール。
「怒らないでください」と書いたのですが、返事は「怒っていません」。
「また一緒に飲みましょうね」という言葉には「いつですか?」
おいおい、パーティーやったばかりで、すぐ次の約束?
うれしそうな調子のメールで、私もほっとしました。
サーシャちゃんには何か気に入られているみたいで、こっちが照れます。

昨日のパーティーはとても楽しかったです!
やっぱり日本語を始めたばかりの学生はいいですよ。
大学でも私は一年生が好きですし。
日本語を勉強したいという意欲がストレートに感じられるし、みんな素直だし。

私、初めてパーティーをするときは必ず日本料理をしっかり作るようにしているんです。
出汁は昆布と鰹節でしっかりとります。
今回は醤油が足りなくて苦戦しましたが、なかなかうまくいったのではないでしょうか。
みんなのリアクションも良かったですし。

今日はプライベートレッスンが一つと語学学校、夜はアニメグループが2コマの計4コマです。
アニメの学生が「先生、明日は今年最後の授業なので、ビールを持っていきます!」と言っていましたが、二日続けて飲むのは・・・

今日も一日、頑張ろう!

akiravich at 18:16コメント(0)トラックバック(0) 

2009年07月12日

昨日はブログの更新が出来ませんでした。
とても疲れていて・・・

昨日はベロニカちゃんの妹、マーシャちゃんの子供が教会で洗礼を受けました。
これはベラルーシ人にとってはかなり大きいイベントらしく、みんな緊張の面持ちで洗礼式に参加していました。

P7111954これがそのときの写真です。
他のキリスト教のことはわかりませんが、ロシア正教では洗礼を受けるときは両親ではなく、両親の友人などが「洗礼父」「洗礼母」になります。
いわゆる「ゴッドファーザー」「ゴッドマザー」です。
洗礼父・母はその子供の親ではありませんが、後見人のような役割を負うことになります。

まあ、いろんな人がいるので、洗礼父・母とずっといい関係を保ち、大人になってからもしょっちゅう会っている人もいれば、全然関係がなくなってしまうパターンもあります。
ベロニカちゃんの場合は、洗礼母は結婚式に招待しましたが、父のほうはいなかったです。
そういえば、どうしてなんだろう?

そうそう。
今回、洗礼母はベロニカちゃんがなりました。
ゴッドマザーです(←ゴッドねえちゃんではありません)。

洗礼って、見るのは2回目なんですが、赤ちゃんにとっては結構大変なことに感じました(←一回目に見たときのことは、2008年9月28日「ロシア正教の洗礼」をご覧ください)。
だって、あれだけたくさんの人の前に出ることも初めてだし、神父さんが思いっきり水(ぬるま湯)の中に入れるんですよ。
もちろん、肩ぐらいまでですよ(←あとでビデオを見たら、口に水が入っちゃってたけど)。
最初はおとなしかった赤ちゃんも、最後は大泣きでした。

P5311436ここで甥っ子の写真を初公開!
これは一ヶ月ほど前の写真です。
名前はアレクサンドル、通称で言うとサーシャです。
今はもうちょっと大きくなってます。
目が青いんですよ。
きれいな水のように透き通った青です。

本当にかわいいんですよ。
見ていると、いろんなことを忘れちゃいますね。
マーシャちゃんと旦那のアンドレイ君も夢中で、赤ちゃんのことしか頭にないようです。

昨日は初めて赤ちゃんを持たせてもらったんですが、怖かったです。
小さくて、柔らかくて。
どこを持ったらいいのか全然わからなかったので、すぐにマーシャちゃんに返しました。

P7111973洗礼は子供の人生にとって非常に重要な儀式なので、みんなプレゼントを持っていくのですが、私とベロニカちゃんがサーシャ君にあげたプレゼントはこちら。
マットがピアノになっているというおもちゃ。
私は密かにサーシャ君を音楽家にしようとしているのです(←半分冗談)。

このおもちゃ、すごいんですよ。
楽器の切り替えも出来て、8種類あったんじゃないかな。
アンドレイ君が使ってみたのですが、ちゃんと和音も出るし。
おもちゃにしては本格的です。

でも、まだ3ヶ月だから、ちょっと早かったかな。
サーシャ君はまだ自分の足で立てないわけだから。
当分はマーシャちゃんとアンドレイ君のおもちゃになりそうです。

そういうわけで、久しぶりに親戚との時間を過ごしました。
ずっと飲み続け、食べ続け、今日は胃が重いです。

今日は日曜日。
授業はいつものように6コマ。
次の水曜日から、私は夏休みをとる予定なので、今日が今年度最後の6コマ授業です。
頑張るぞ!

akiravich at 16:02コメント(0)トラックバック(0) 

2009年04月20日

今日はロシア正教の復活祭(イースター)です!
私はクリスチャンじゃないので、単にお祭りとして捉えていますが、宗教心の強い人にとってはキリスト教のお祭りの中でも一番重要なものの一つ。
うちのベロニカちゃんはロシア正教なのですが、特に毎週日曜日に教会に行ったりするわけではありません。
日本と同じですよね。
特別なときにしかお寺とか神社って行かないですよね。

子供が生まれたベロニカちゃんの妹、マーシャちゃんにデジタルカメラを貸していたのですが、今日、返してもらいました。
ここしばらく、このブログで写真が少なかったのはそのためです。
今日は思いっきり写真を載せていきたいと思います!

今日は復活祭なので、ベロニカちゃんの実家でみんなでお祝いすることに。
しかも、今日はマーシャちゃんの夫、アンドレイ君の誕生日!
そして、マーシャちゃんの赤ちゃんがうちに来たこともお祝いしないといけません。

去年の復活祭のときの記事は2008年4月30日「復活祭の思い出」をお読みください。
この記事は私の中でも思い入れが非常に強い記事です。
私はこの記事を読むたびに、心の中で涙が溢れます。

私とベロニカちゃんは7時半に起床。
身支度を整えて、8時過ぎに教会へ向けて出発!
教会に行くのは、礼拝のためではありません。
しかも、復活祭の礼拝は土曜日の夜から日曜日の夜中にかけて行われるはずです。
それはイースターエッグなど、復活祭のお祝いで食べるものを清めてもらうためです。
そういう習慣があるんですって。

P4190058これがベロニカちゃんが作ったイースターエッグ。
白い普通の卵を玉ねぎの茶色い皮と一緒にゆでます。
そうすると、赤茶色のゆで卵ができあがるんです。
絵は市販されているシールのようなもの。
動物なんかが描かれた楽しい絵です。

外に出てみると、かなり寒い!
晴れていたから油断していました。
暖かそうに見えて、実際はマイナス1度。
風が異常に冷たかったんですよ。

P4190059地下鉄、路面電車と乗り継いで、何とか到着。
教会に向かう道は人がたくさん。
たまたまこの写真ではたくさんの人が写っていませんが、ひっきりなしに人の往来がありました。

P4190060これが私達の行った「聖マリア・マグダレーナ教会」。
ベラルーシにいらしたことがある方で、ベラルーシホテルに泊まられた方はいらっしゃいますか?
ホテルの近くにある教会がこの教会です。
逆光になってしまっていますが、美しい写真だと思ったので載せます。

P4190063ベロニカちゃんのお母さんと合流する予定だったのですが、ちょっと遅れていたので、教会の隣にあるパン工場のお店で復活祭用のパンを買うことに。
お店の中にはそのパンを買い求める人たちで一杯。
でも、例年よりは人が少ないような気がします。
みんな買うものは同じです。
ベロニカちゃんも出来るだけ焼きたてのパンを買おうと、一生懸命品定め。

P4190068これが復活祭のパン「クリーチ」です。
菓子パンですね。
つまり、最初から甘いんです。
中にはレーズンも入っていました。
結構、おいしかったです。
昔は自分達で作っていたのかなあ・・・

P4190064ベロニカママを待つ間、教会の写真を。
それにしても寒いなあ。
手がかじかむ感じ。
すっかり油断した私達は手袋もマフラーもなしに外に出てしまったのでした。
初冬のような感じですよ。

P4190075P4190066ベロニカママが合流して、教会の敷地に入ってみると、すでに人が一杯。
外にテーブルが並べてあって、そこにみんな清めてほしい食べ物を並べているんです。
大体はパン、イースターエッグ、ワインなど。
10分おきぐらいに神父が出てきて、水(←聖水?)を撒き散らすんです。
私達はちょっと遅く来たので、テーブルに食べ物を並べるどころか、人だかりの前のほうに行くだけで精一杯。
でも、神父さんが頑張って、遠くまで水を撒き散らしてくれたお陰で、全ての食べ物が清められました。

P4190078教会の敷地内は美しいところがたくさんあって、みんな記念写真を撮っていました。
コウノトリの模型と一緒に写真を撮っていた女の子がかわいかった!
肖像権、許可を取らなくてゴメンネ。

P4190082ベロニカちゃんとベロニカママも記念撮影。
教会では髪を隠さないといけないんですね。

みんなでベロニカちゃんの実家へ。
バスに乗って20分。

ベロニカちゃんの実家では妹のマーシャちゃんと夫のアンドレイ君、そして生まれたばかりのアレクサンドル君が待っていました。
私達はすぐみんなにプレゼントをあげることに!

P4180051これはアレクサンドル君のためにベロニカちゃんが作った「ニャコ」。
これはいい記念になるんじゃないかしら。
みんな「アレクサンドルにどことなく似てるね」。
確かに似てるかも。

P4180052これはベロニカママに。
たまたま近くのスーパーで見つけたものなんですけどね。
ベロニカママはカエルが大好きなんです。
このカエル、結構かわいいと思うんですけど、どうですか?

そして、プレゼント贈呈の中でもメインイベント!
それはデジタルカメラ!
みんな見た瞬間、喜びで目が点。
これからは赤ちゃんをたくさん撮ってあげてね。

P4190087復活祭の「クリーチ」をアンドレイ君のための誕生日ケーキにしました。
パッと見、ケーキですよね。

その後、ベロニカパパやアンドレイ君の両親がやってきて、大パーティー。
でも、私は16時からアニメグループの授業があったので、30分ほどで退席。
う〜ん、残念。

本当は復活祭の日は働いちゃいけないらしいんですよ。
授業は全部キャンセルしたかったところなのですが、日曜日に勉強している3つのグループのうちの一つが、最近のキャンセル続きで勉強が先に進まないグループがあったんです。
なので、他のグループはキャンセルして、一つのグループだけ少し早い時間にずらして授業をすることに。

彼らに「復活祭の日は勉強しますか?」と聞いたとき、正直に言うとみんなが反対することを期待していたんですよね。
でも、答えは「はい! 勉強します!」
ちょっとびっくりしました。
でも、勉強する気があるのはいいことですよね!
実は他のグループに聞いたときも「先生! 復活祭の日も勉強しますよね?」と聞かれたのですが、他のグループはキャンセルにしてしまったのです。
今日ぐらいは少し楽をさせてもらって・・・

彼らが19時半に帰って、その後、私はずっとインターネットをしたり、一人でビールを飲んだりしていました。
今、22時20分なのですが、ベロニカちゃんが帰ってきたので、二人で白ワインでお祝いするところです。

4月末と5月初旬は祝日が多いんですよ。
あと一週間、頑張って働かないと!

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2009年04月02日

今日も完全休養日。
おかげさまで、調子も良くなりました。

ところで。
「おかげさまで」って、誰のおかげ、何のおかげなんだろう?
インターネットで調べてみると、「神様の陰で庇護を受けていること」ということらしい。
中には「感謝の言葉」と簡潔に説明しているところもあるなあ。

とにかく。
おかげさまで、調子もだいぶ良くなりました。
結局、原因はよくわからない。
過度のストレスが原因じゃないのかなあ。
だって、一週間に33コマ×1時間半も日本語を教えていたら、精神的にも肉体的にもまいりますよ。

実は昨日、ベロニカちゃんのお母さんが私が検査を受けた病院に行ったんだそうです。
そこで、私の検査の結果を医者に尋ねたところ「異常なし」。
全くの健康体だそうです。
だから、たぶんこれはストレス性のものなのでしょう。
以前から、「過敏性○○炎」みたいなのは、何度かやってますから。

ちょっと仕事量を減らしたいところなんですが、学生達には申し訳ないなあ。
今でも一週間に一回しかレッスンできない学生が多くて、「週二回にしてもらえませんか?」としょっちゅう頼まれるんですよ。
でも、私が体を壊しちゃあ意味がないので、納得してもらうしかないよなあ。

そんなわけで、今日は一日中ダラダラと過ごしました。
ず〜っと、インターネットサーフィン。
お陰でいろんなサイトに出会うことが出来ました。

その中で気になったのは、ある修道会のHP。
そこに聖書の講座があって、興味深く読ませてもらいました。

宗教関係の話、ここに書くのはヤバイんでしょうか?
何か変なコメントがこないといいなあ・・・
ベラルーシの宗教に関しては、2008年9月28日「ロシア正教の洗礼」2008年4月30日「復活祭の思い出」(←自分で言うのもなんですが、お勧めです)もお読みくださいね。

聖書からの引用が多かったので、聖書を読もうと思ったんですが、日本語の聖書は残念ながら持っていない。
というわけで、ロシア語の聖書を使うことに。
HPで日本語で読んだ後に、ロシア語で読むという変則的な形。
当然のことながら、内容は100%同じでした。
ただ、ロシア語の聖書は普通じゃ使わないような古い言い回しをたくさん使ってます。
まあ、日本語の聖書も独特の言い回しがありますから。

久しぶりに聖書を読んだような気がする。
気がするんじゃなくて、本当に久しぶり。
以前から、聖書は詳しく読んでみたいと思っていたのですが、ベラルーシにいたら、本もないし。
今日、やっと適当なHPに出会ったというわけです。

私はキリスト教徒でも仏教徒でもありません。
うちはもちろん○○宗のごく普通のお寺さんにお世話になっていたから、自分の宗教は仏教みたいになっているけど、特に強い信仰を持っているわけじゃないし。
普通の日本人と同じですよね。
冠婚葬祭や年中行事の種類によって、お寺に行ったり神社に行ったり。
神仏習合というやつですな。

ちなみに、ベラルーシはロシア正教とカトリックが主流。
いろんなデータがあるのですが、ロシア正教は約80〜85%。
実際、自分の周りにはカトリックの人はほとんどいません。
3人ぐらいかなあ。

もちろん、信仰心が強い人はたくさんいるんですが、ほとんどの人は普段は教会に行かないようです。
まあ、私のまわりにそういう人がいないだけかもしれませんが。

例えば、学生に「皆さんはロシア正教ですか?カトリックですか?」と聞くと、ほとんどの学生は「ロシア正教です」と答えます。
そして、「教会には行きますか?」と聞くと、「いいえ、行きません」という答えがほとんど。
中には「時々、行きます」という学生がいて、「毎週日曜日に行くんですか?」と聞くと、「一年に一回。クリスマスのときに行きます」
それは「時々」とは言えないんじゃないかなあ。

私が聖書に初めて出会ったのは高校生のとき。
音楽高校で音楽のことばかり考えていた頃のことです。
同じクラスの女の子のことが気になって、その女の子がクリスチャンだったんですよ(←やっぱり女の子がらみか、はぐれミーシャ!)。
なので、教会に行ってみたんです。

プロテスタントの教会だったのですが、それが予想以上に面白かったのです。
「面白い」なんて言うと、お叱りを受けそうですが、本当に面白かったのです。
牧師さんの話や初めて読む聖書、全てが新鮮で、「こんな世界があったのか!」と胸を躍らせました。
その後、3ヶ月ほど真面目に通っていたのです。
何故通うのをやめたのかはまたいつか書きたいと思います。

結局、信仰を持つところまでは行かなかったのですが、私は教会で様々なことを学びました。
具体的に何を学んだかと問われると困るのですが、私の世界観に深く影響を与えていることは確かです。

私の好きな言葉にこのようなものがあります。
「心に愛が無ければ、どんなに美しい言葉も相手の胸に響かない」
聖パウロの言葉です。
これはラジオで「心のともしび」というカトリックの番組があって、その冒頭にベートーベンの「田園」をバックに流れる言葉です。
これは別にキリスト教だとか、仏教だとか、そんなことを超えて「真実」だと思います。

相手にとって厳しい言葉でも、そこに「愛」があるかどうかで、その意味合いは違ってくるのだと思います。
「愛」を語っていても、そこに「愛」がなければ意味はないのでしょうし。
どうやって相手の言葉に「愛」があるのかを判断するのかは、私にもわかりません。
でも、それは「愛」があれば、「感じる」はずです。

私はこのブログの中で学生や他の人に対する厳しい言葉を書くことがあります。
中には「愛」をもって書いたものもあるし、そうじゃないものも(残念ながら)あります。
学生に「君達に厳しくするのは『愛』があるからなんだよ」と言うと、みんな笑います。
でも、その「愛」は伝わっているはずだと思いたいです。

時には、思わぬ「裏切り」にあうこともあります。
「それは私の想いが足りなかったからだ」と自分に言い聞かせているのですが、それでも我慢できないことがあります。
キレて、ブログにいろいろ書いてしまうこともあります。

自分の中でもまだまだわからないことがあるんですよ。
例えば、すごく信用している人に裏切られた場合。
「許さない」ことが、その人に対する「愛」の証明なのではないかなどと思ってみたりして。
本当は「許す」ことが「愛」なのでしょうが・・・

はぐれミーシャ、まだまだ修行が足りませぬぞ!
また時間があるときに、聖書を読んでみたいと思います。
また新しい発見があるかもしれませんから。

明日からは仕事復帰。
いつものペースに戻します。
夏まで持ちこたえないと・・・

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2008年09月28日

今日はバタバタした一日。

朝は10時半から日本語教育セミナー。
中上級の教え方をアドバイスして頂きました。
いろんな教え方があるのだなあ、と久しぶりに刺激を受けましたよ。
いろいろ自分の意見も言いたかったんですけどね。
時間があまりなかったので、そういうわけにもいかず。

14時すぎにセミナーが終わり、そこからタクシーで教会へ。
実は知り合いの夫婦の子供が洗礼を受けるということで、その式に出席するためです。
タクシーのおかげでちょっと早く着いてしまったので、その辺をブラブラ。
その教会の近くには湧き水が出る泉があって、その泉の水は「聖なる水」なのだそうです。
そこで汲んだ水はいつまでも悪くならないのだとか。

そこに立っていると、新婚さんがそこらじゅうにいて。
ベラルーシでは結婚式の後で名所・旧跡を訪れるという習慣があるのです。
ウエディングドレスの花嫁がゴロゴロ(←あんまりいい言い方じゃないですが、本当にゴロゴロしてたんです)。
私とベロニカちゃんのときは、その泉には来なかったんですよね。
来ればよかったかな。

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教会の建物がきれい。
白い建物に雲に覆われた白い空。
私が大好きなユトリロの絵を思い起こさせる風景です。
ロシア正教会です。

ベラルーシはロシア正教会の人が多いですが、カトリックの人もいます。
でも、私の知り合いの中には少ないかなあ。
数人しか思い浮かびません。

あと、プロテスタントも多いです。
こちらの人はプロテスタントをセクトと捉えている人も多いようで。
というのは、実際に怪しい感じのも多いんですよね。
ベラルーシの南のほうの町に行くと、プロテスタントに改宗した人がかなり多いと聞きます。
ペンテコスト派のプロテスタントがかなり多く、私の知り合いでもいました。

そういえば、昔の彼女、6年ぐらい前かな、その彼女はお父さんがプロテスタントの牧師でした。
今でも覚えていますが、ひどかったです。
彼女のうちに電話をしたときに、そのお父さんが電話に出て。
「○○さんをお願いします」と言ったら、「何の用だ! 外国人のくせに。電話してくるんじゃない!」と言って電話を切られたのです。
キリスト教の牧師って、もっと優しいものだと思っていたんですけどね。
でも、プロテスタントの○○○・・・派だから、ちょっと変わっているのかも・・・
ひどかったのはお父さんだけじゃなく、その彼女にもひどい目に合わされましたけどね・・・
私は今は幸せに暮らしていますが、そこにいたるまではいろんなことがあったんです・・・

私、高校のとき、しばらくの間プロテスタントの教会に通っていたことがあります。
あれはとても楽しい体験でした。
何よりも聖書を読むのが楽しくて。
みんな優しかったし。
日曜学校のN先生、私が大好きな作家、福永武彦が大好きな方で、N先生と文学談義をするのは非常に楽しいことでした。
なので、プロテスタントの雰囲気は多少は知っているのです。
そんな私から見て、ベラルーシのプロテスタントはちょっと変わっているかな、と思います。

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話しが逸れまくりました。
肝心の洗礼ですが、教会の地下の部屋で行われました。
文字通り、赤ちゃんを水の中につけるんですよね。
赤ちゃんのまわりに神父や赤ちゃんの両親、代父、代母がいたので、何が行われているか、全く見えず(「代父、代母」というのは、いわゆる「ゴッドファーザー」「ゴッドマザー」のこと。「ゴッドねえちゃん」はいませんでした・・・)。
赤ちゃんがすごい声を出したので、赤ちゃんを頭まで水につけたんじゃないだろうな、と心配になったのですが、写真を撮っていたベロニカちゃんの話では首までだったそうです。

今日の赤ちゃんの「ゴッドマザー」はベロニカちゃんの妹、マーシャちゃん。
「ゴッドマザー」になることがどれほど重要なのかは私はわからないんですけどね。
うちのベロニカちゃんも赤ちゃんが生まれたら、洗礼を受けさせたいと言っています。
私は今まで答えを保留してきましたが、今日のを見たら、洗礼を受けさせてもいいんじゃないかなあ、と思えるようになりました。

神父の祈りの言葉はほとんどわからず。
だって、お寺で聞くお経と感じが似ていて、超高速でズラズラっと読むだけですから。
洗礼式は30分ほどで終了。

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教会を出るときに手すりが面白かったので、写真を撮ってみました。
こんな手すりは初めて見ました。

そして、私はタクシーでうちへ。
そのままプライベートレッスンに突入。
21時までやったのですが、さすがに疲れて、眠気を追い払いながらの授業でした。

明日もきついなあ。
朝はチェコからいらして頂いた日本語教師の方にお礼方々、お別れの挨拶に。
明日の午前中、うちの学生たちがミンスクを案内することになっているので、ちょっと早めに行って、学生たちにガイドのコツを伝授することになっています。
それから、アニメグループ4コマ×1時間半。
そして、夜は10月1日に日本へ行ってしまうターニャちゃんとナージャちゃんの「日本でもがんばれパーティー」をやります。
明日は少ない人数でこじんまりと。
バレエ学校に留学している日本人の女の子も招待。
彼女と一緒に寮に住んでいるバレリーナの卵たちも二人ほど招待しました。
その将来のベラルーシバレエ界の星に「食べ物で苦手なものとか、カロリーの関係で食べられないもの、ある?」と聞いてみたら、「カロリー高くても、一回ぐらいだったら大丈夫です」とのお答え。
じゃあ、カロリー気にせず、思いっきり料理しちゃいます。

しばらく弁論大会関係でドタバタしたので、明日の夜はリラックスして楽しみたいと思います!

akiravich at 06:15コメント(0)トラックバック(0) 

2008年04月30日

3a90a925.JPG今日の写真は、この前の日曜日、イースターの時のベロニカちゃんです。
僕が寝ている間に、お母さんと教会に行ってたんですね。
僕はクリスチャンじゃないので。

復活祭と言えば。
僕、復活祭の礼拝に行ったことがあるんですよ。

それは約12年前、東京での話です。
そのとき、僕は音楽大学を中退し、個人レッスンを受けるなどして、音楽の勉強を続けていました。
僕の人生の中でも一番暗い時代に当たります(これについては、また改めて書きます)。
音大を辞めたのが、20歳の時。
そのとき、何故かロシア語の勉強を始めたのです。
通い始めた学校は今はなきニコライ学院。
御茶ノ水のニコライ堂の敷地内にある歴史ある学校です。
そこの初級クラスに週二回通うようになりました。

そして、あるとき、僕のロシア語の先生(確か塚元先生という名前だったような・・・)が「ロシア正教会で歌を歌ってくれない?」と頼んできたのです。
その教会は規模が小さく、合唱団も歌う人が少なくて困っていて、そこの信者さんが塚元先生に適当な人を探してくれるようにお願いしたんですね。
それに、歌が歌えてロシア語がわかる(少なくとも文字が読める)人って、なかなかいないですからねえ。
僕、歌は専門じゃなかったんですけど、一応音楽高校で歌の授業とかありましたから。
成績はクラスでも下のほうだったかなあ・・・
お世辞にもうまいとは言えなかったかな。

その教会は東京文京区の千石という所にありました。
教会であることを示すのは十字架だけで、あとは普通の家という感じでした。
都営三田線の駅から5分ぐらいは歩きましたね。
全く目立たない、静かなところにありました。

僕が中に入ると、そこはまるで別世界。
日本にいることを忘れる感じです。
中は小さく、ちょっと大き目の居間という感じ。

で、僕がボーっと突っ立ってると、ロシア人の女性が近づいてきて「あなたが歌を歌ってくれる人?」
それに「はい」と答えると、「じゃあ、こっち来て」と前のほうへ連れて行かれ、「さあ、歌いましょう」
僕が聞いていたのは、最初の日は見学して、次の週の日曜日の礼拝から歌ってもらうっていうことだったんですけど。
合唱団って聞いていたのに、その女性、一人だけだし。
つまり、いきなりデュエットですよ!

焦りましたよ。
初見(初めて見た楽譜をすぐ歌ったり、ピアノで弾いたりすること)は得意じゃないし。
しかも、ロシア正教会では、楽器を一切使わないんです。
カトリックやプロテスタントの教会によくあるオルガンなんか、もちろんありません。
音さ(ギターを弾く人が調弦するときに使うやつ、ありますよね?)を使って、その音を頼りに、出だしの音を取らなければならないのです!
僕は絶対音感もないので、それは大変でしたよ。
楽譜をポンと渡されて、歌ったんです。
これはきつかった。

しかも!
ロシア正教会では礼拝の最中、座ってはいけません。
基本的には立ったままです。
肉体的に無理なお年よりや子供は座っても、大丈夫ですが。
礼拝の長さはそのときによって違ってて、長いときは3時間ほどかかるんですね。
いやあ、苦しかった。

でも、とても楽しかった!
人はみんな優しいし、ロシア語で会話をするのは楽しいし。
雰囲気は完全にロシアでしたね。
日本人の人はかなり数が少なくて、僕が覚えている限りでは信者さんは4人ぐらいかな。

日本のロシア正教会というとニコライ堂が有名ですが、千石の教会の人たちの話では、ニコライ堂は日本語で礼拝を行っており、純粋な正教会のやり方とはちょっと違うという話でした。
その教会は小さくて、みんな知り合いでアットホームな雰囲気でした。
そこのロシア人の方には本当によくしてもらいました。
最初に歌ったときも、礼拝の後に何人かの人が近づいてきて「今日の歌、すごくよかった!」「また歌いに来てね」とか言ってくれて、それはうれしかったです。
なかには「あなたの歌を聞いていると、本当にロシアの教会にいるような気分になる」と言ってくれた人もいました。

毎週日曜日、教会に通うようになりしばらくして、礼拝の後で、楽譜の束を渡されました。
「これ、復活祭で歌うから、練習しておいてね」
120ページ、いや、もっとあったかもしれません。
かなりの量ですよ。
それを一晩で全部歌うんです。
最初、冗談かと思いましたよ。
しかも、古いロシア語やギリシャ語のテキスト(ロシア語の文字で書いてある)なんかもあって、かなり難しい。
かなり練習しましたね。

そして、復活祭。
スタートは土曜日の夜10時半ぐらいだったでしょうか。
具体的に何があったかはあまり覚えていませんが、とにかく歌いまくり。
終わったのが午前3時ぐらいでした。
のどがやばかったですね。
で、そのあとは飲んで、食べて。
復活祭までの何週間かは、信者の方たちは肉や乳製品などを一切口にできないのです。
復活祭の後は、みんなすごい食べてましたね。

それから、しばらくは教会に通っていたのですが、ある日曜日、礼拝の後、日本人の司祭が僕のところに来て「君は信者でもないのに、何で教会に来るんだ? それに、ここはオペラハウスじゃないんだ。本当は君に歌ってもらいたくはないんだ」と面と向かって言われたのです。
周りにいたロシア人は「気にしないで」「これからも教会に来て、歌って欲しい」とすごく慰めてくれました。
でも、そこまで言われては行くのは気が引けるし、それにかなりがっかりしたんですよね。
だって、教会って、誰にでも門を開いているところであるべきじゃないですか。
なのに、そんなひどいことを司祭から言われるんですから。
まあ、後で知ったんですが、その司祭は偏屈で有名な人だったんですよね。
それ以来、僕は教会には行かなくなりました。

実はこの話しには続きがあります。
3年前、僕が日本へ一時帰国するとき、ある知り合いから一冊のアルバムを託されました。
その知り合いとは、ロシア正教会のシスター、ヴェーラさんです(それにしても、僕の知り合いも俳優からシスターまでいろんな人がいるもんだなあ。知り合いでいないのは、テロリストぐらいです)。
そのアルバムは甲状腺や小児ガンなどで入院している子供たちの写真。
チェルノブイリの悲劇を日本にいる信者の人にも知ってもらい、祈りを捧げてもらいたいというのが、彼女からのお願いでした。
僕は「日本にはロシア正教会があって、通っていたことがある」という話を彼女にしていたので、それで頼んできたのでしょうが、ちょっと抵抗はありましたね。
だって、12年も顔を出していないところだし、教会を去った後ろめたさもあったし。

忙しい日本でのスケジュールの最後の日、日曜日の夜にやっとその教会にいくことが出来ました。
教会の外見は全く変わっていません。
門をくぐって中に入ると、一人のロシア人男性がはしごに登って、屋根の上のアンテナをいじっているのが見えました。
近づいて行って「すみませんが、この教会の方はいませんか?」と聞くと、男性はとても訝しげな顔をして「何の用ですか?」「ちょっとお話しがあるんですが・・・」
すると、その男性ははしごを下りて「ちょっと待って。着替えてくるから」
その人こそ、その教会の司祭だったのです!
そのロシア人司祭はとてもいい人で、教会に通っていた当時から僕には非常に優しくしてくれました(やさしくなかったのは、日本人司祭だけです)。

正装に着替えて現れた司祭に、僕は事情を説明しました。
最初はなかなかわかってくれませんでした(何か日本で募金活動でもしてもらいたいというお願いだととらえていたようです)が、よく説明して、主旨を理解してもらいました。
すると、彼は突然「君はもしかして、アキラかい?」と言いました。
僕は耳を疑いました。
まさか、僕のことを覚えているとは思わなかったので。
「あのとき、君が教会に来なくなって、私も信者のみんなもすごく心配したし、何で助けてあげられなかったんだろうと後悔したんだよ。あのときのこと、許してくれるかい?」
もう、言葉はありませんでした。
感激で胸が一杯になりました。
許すも何も。
「僕のほうこそ、教会に行かなくなったこと、後ろめたくて、ずっと気にしてたんです」
12年の時間の流れが全て溶けていきました。
「日本へ来たら、また寄ってくれ。君のこと、覚えている人もいるから、よろしく伝えておくよ」
地下鉄の駅へ歩きながら、涙が出て、それは長い間の沈黙を洗い流す、それはそれは熱い涙でした。

復活祭の時期になると、あの教会のことを思い出します。
いくら昨日のことのように鮮やかに思い出すことは出来ても、それは絶対に「今のこと」にはならない。
だから、思い出は美しいし、そして、悲しいのでしょう。

akiravich at 06:09コメント(0)トラックバック(0) 
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