音楽

2010年11月26日

お久しぶりです。
はぐれミーシャです。

今日は一週間ぶりの休日。
待ち望んでいた日なわけですが、風邪気味で調子悪し。
それに、たまっている仕事があるので、休みという感じがしない。
でも、体調を早く戻さないとダメだなあ。

モーツァルト:セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」モーツァルト:セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
アーティスト:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 カラヤン(ヘルベルト・フォン)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2007-09-05)
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今朝の音楽はなぜかモーツァルト。
そして、なぜか「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」。
っていうか、これって「夜の音楽」って訳されるけど、明らかに朝のほうが雰囲気に合っていると思いません!?

しかも、カラヤンだし。
私、カラヤンってそんなに好きなタイプの指揮者じゃないんですよ。
やっぱり「おおっ!」と思うような瞬間はありますけど、時々、その流麗さが鼻について軽く気持ち悪くなったりします。

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番&第3番ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番&第3番
アーティスト:プレトニョフ(ミハイル)
ユニバーサル ミュージック クラシック(2007-03-21)
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最近気に入ったのが、このCD。
私、プレトニョフってそんなに馴染みがなかったんですよ。
聞かず嫌いというか。
でも、この演奏は何と言うか、機知に富んでいて、思わず目が覚めてしまうような演奏。
「スタンダードな演奏を好む人には受け入れがたい」というような感じの批評を目にしましたが、私は大丈夫。
だって、ベートーベンのピアノ協奏曲はほとんど聴かないから、変なステレオタイプがないし。

「馴染みがない」なんて書きましたが、実は私は東京でプレトニョフの演奏を聴いているんです。
とはいっても、ピアノではなく指揮。
彼の手兵であるロシアナショナル管弦楽団を率いてのチャイコフスキーの交響曲第5番。
場所は東京芸術劇場だったかな。

後にも先にもあんなへんなチャイコフスキーは聴いたことがありません。
いいとか悪いとか、そういう問題ではなく、一言で言うと「へんちょこりん」。
プレトニョフはおそらく「へんちょこりん星」から来たのではないかと思えるほどでした(←「こりん星」ではない←古い?)。

まあ、いいや(←いいのか!?)

今日書きたかったのは音楽の話ではありません。
書きたいことは死ぬほどたまっているのですが、今日は日本語教師としての話です。

最近、うちの大学の三年生の女子学生が日本へ短期間の留学に行って帰ってきました。
彼女は元々日本語がかなり出来る子なので、日本に行って帰ってきたからと言って、見違えるほどの進歩をしてきたわけではありません。
日本のいろんなものを見てきたでしょうし、それまで積み重ねてきた日本語の能力を実際の場面で発揮するのは彼女にとってもいい経験になったでしょう。

彼女は一年生のときから宿題を欠かすことなくこなしてきました。
私の授業は宿題がとても多いので(←熱心な学生に言わせると「もっと多くてもいいです」)、全ての宿題をこなすのはかなり大変だと思うのですが、彼女は風邪を引いても論文で忙しくても、どんなことがあっても宿題はきっちりやってきました。
そういうところが大事なんだと思います。
私が言うとおりにやって、私が要求したこと全てに答えてくれる学生は100%の確率で日本語が上手になっています。

もちろん、彼女自身、念願の日本へ行くことができて大満足。
いろんな場所も見られたし、いろんな人に出会えたし。

彼女の偉いところは日本から帰ってきて「もっと勉強しなくちゃ」と思ったところ。
日本に行って、自分のダメなところがたくさんわかって、もっと勉強したくなったと言うのです。

日本へ短期留学した学生の中には変な自信を持って帰ってきて、すっかりダメになってしまうことがよくあります。
それまで日本人と日本語で話したことがない学生が日本へ行って、日本人と日本語で話せたら、それはうれしいですよね。

でも、それが変な自信になってしまい、「もう私は日本語がわかる」と思ってしまう学生が時々いるのです。
そういう学生は勉強しなくなって、日本人の友達とスカイプなどで話すことばかりになってしまうことが多いのです。
日本人と話せることがうれしくてしょうがなく、「日本語でたくさん話せば日本語は上手になる」と単純な図式で考えるようになってしまうのです。

どうして学生が変な自信を持ってしまうのか。
その質問の答えは非常に簡単なものです。
それは日本人の責任です。

今回、日本に行った学生が一つだけ不満に思ったことがあります。
それは日本人が彼女の間違いを一切直さなかったことです。
手放しで「日本語、上手ですねえ」と褒めちぎったのです。

女子学生「あるとき、私は日本語でテキストを読みました。明らかに私の発音やイントネーションは良くなかったのに、日本人の先生は『上手ですね。とても良かったですよ』と私を褒めたのです。自分では不満でしたから全然うれしくありませんでした」

彼女は元々自分に自信が持てないタイプ。
でも、変に自信を持つよりもそのほうがよっぽどいいと思うのです。
冷静に自分の日本語力を測ろうとする態度はすばらしいと思います。
自分が納得できないのに褒められてもうれしくはないですよね。

女子学生「そして、私の次に他の国の学生が読んだのですが、その学生の発音はかなりひどいものでした。でも、先生は私に対するのと同じように『良かったですよ。上手ですね』と褒めたのです。どうしてか私にはわかりませんでした」

これはその教育機関に限ったことではありません。
日本に留学した学生のほとんどがそのような状況に直面します。
「日本人は間違いを直してくれない」

どうしてそういうことが起こるのでしょうか?
いくつか理由があると思います。

その中で一番大きい理由は相手の間違いを直すことで心を傷つけてしまうのではないかという恐れだと思います。
間違いを直されてがっかりすること、確かにあると思いますし。

でも、そんな程度で、がっかりしたぐらいでダメになるようなら、それまでの才能だったということではないでしょうか?
それに、本気で「日本語を勉強したい!」と思っている学生はそんなにやわではありません。
もちろん、「本気ならば」の話ですが。

私が日本語教師の勉強をしていたとき、教科書の最初のほうに「学生は出来るだけ褒めないといけない」「間違いを指摘されると学習意欲をなくしてしまう恐れがある」と書かれていたように思います。
日本語教師養成講座の先生にもそう言われたように覚えています。

でもね。
うそくさいんですよ。
いつも笑顔の日本語教師。
時々います。
褒めるのならば心から褒めればいいのに。

そういう人に限って、実は心も頭もメチャメチャ冷静で、「上手ですね」と言っておきながら、本当は「ここがダメ。あそこがダメ」なんて思っていたりするんです。

ちゃんと本当のことをまっすぐ言うことも必要なのではないでしょうか。
表面的なやさしさは人をダメにすると思います。

数年前のこと。
ある学生が某国立大学への一年の留学からベラルーシに帰ってきました。
彼女の不満も全く同じで「どうして日本人は間違いを直してくれないんでしょうか?」

女子学生「日本人みんなに『私の日本語に間違いがあったら直してください』って何度もお願いしたのに、誰も直してくれないんです」
はぐれミーシャ「でも、先生は直してくれるんでしょ?」
女子学生「いいえ。その先生たちが全く直してくれないんです。『上手だ、上手だ』って褒めるだけで」
はぐれミーシャ「本当? でも、先生の仕事の中には学生の間違いを直すことも入っているでしょ?」
女子学生「私もそう思うんですけど・・・私は自分の日本語がどこか間違っているんじゃないかって、逆に不安でした」

私は学生の日本語が間違っているときは徹底的に直します。
語尾が間違っている程度の小さい間違いでも直します(←私にとっては間違いに大きいも小さいもありませんが)。
それを「厳しい」という人がいれば、私はその人に「甘い」と言うでしょう。

学生は日本語を生業とする人間として生きていくのであれば、間違いは許されないのです。
趣味として、あるいは日本人と友達になりたいから、というのとはわけが違うのです。
私が大学で教えている学生たちは、将来、日本語のプロになる人材ですから。
「通じればいい」という考え方は「通じない」のです!!!

一つ例を挙げましょう。
ベラルーシには俳優を養成する機関が二つあります。
それはいずれも国立の教育機関です。
仮にそれぞれをA大学とB大学としましょう。

A大学のことは私は良く知っています。
昔の彼女が勉強していましたから。
その彼女が勉強していたのが演劇科だったんです。
私はそこの先生とも知り合いでしたし、試験も見に行ったことがあります。

A大学の学生はほぼ例外なくプライドが高かったです。
もうすでに偉大な俳優や女優のように振舞うんです。
それは私の元カノも例外ではなく、何を聞いても知った風な口を利いたり、劇を見に行くと偉そうに批評をするし。
見ていて鼻持ちなりませんでした。
かと言って、彼らの演技は上手だとはいえないレベルなんで・・・

B大学のほうは私の友人である俳優たちが卒業したところ。
ベロニカちゃんも知り合いがたくさんいます。

これはベロニカちゃんから聞いた話なのですが、B大学では一年生に入学したときに学生をくそみそにけなすのだそうです。
大体、芸術大学の演劇科に入ろうとする人間はどこかでアマチュア演劇や高校演劇などをやってきた人間が多く、大抵は変な自信を持ってしまっていることが多いんです。
その余計なプライドを入学して一番最初に粉々に砕いてしまうんです。
はっきりと「お前たちはまだ俳優でも何者でもないんだ!」という全否定。
そこから全てが始まるのです。

その後もB大学の場合は徹底的にダメ出しされるそうです。
卒業するとき、大抵の学生(←私の知り合いも含む)は「私はまだまだ勉強不足です」「私はまだまだ演技が下手です」と言います。
それは在学中に教師に徹底的にやられたからでしょう。

しかし、B大学の学生はそれでくさることはありません。
「もっと勉強したい」「もっと上手になりたい」とみんな言うそうです。
人間は向上心がなくなったら終わりですよね。

ミンスクにある主要な劇場で働いている俳優のほとんどはB大学の出身者です。
私が良く知っている国立ヤンカ・クパーラ劇場やゴーリキー記念ロシアドラマ劇場には、私が知っている限り、A大学の出身者は一人もいません。
ほぼ全員B大学の出身、あるいは外国から来た役者です。
他の劇場にもA大学の出身者は一握りです。

この現実が全てを物語っていると思います。
驕り高ぶる者に未来はありません。

褒めるだけじゃダメですよね。
幸いなことに、私の学生の中には日本人に煽てられて簡単に喜ぶような人間はいません。
いや、少しいるか。

私はあんまり褒めません。
褒める理由がないのに褒めるのは、うそをつくのと同じですから。

だから、私が褒めると学生は喜びます。
あるとき、私が学生を褒めたら「やった! 先生に褒められた!」と喜んだんですよ。
はぐれミーシャ「そんなに喜ぶことですか?」
学生「ええ。先生に褒められるのは珍しいことですから」
はぐれミーシャ「そんなことないよ。時々、褒めるじゃん。この前、○○のときだって、褒めたでしょ?」
学生「えっ!? あれって、褒めてたんですか?」
私の場合はもうちょっと褒めてあげないといけないようです。

ちなみに、ベラルーシ人は外国人の間違いを直します。
知っている人でも知らない人でも直すことがあります。
私もかなり前、市場の肉売り場のおばちゃんに「そこは○○っていう言葉を使うんだよ」とダメ出しされたことがありました。
私も直されると落ち込みますが、「くそっ! もうこの言葉は絶対に間違えないぞ!」という気持ちになります。
おかげで、一度間違いを指摘された言葉は間違いません(←たぶん・・・)

日本人の皆さん!
もし日本で私の学生に出会ったら、日本語の間違いを直してあげてください!
もちろん、言い方次第では傷つくこともあるかもしれませんが、たとえば「そこはこう言ったほうがきれいに聞こえるよ」とか、まともな言い方をすれば誰も傷つかないと思います。
直してあげることこそ、学生のためなのですから!!!

akiravich at 02:16コメント(7)トラックバック(0) 

2010年08月28日

おはようございます。
はぐれミーシャです。

昨日、病院に行ってきました。
検査をしてもらうためです。

先週の終わりぐらいから味を感じなくなってしまって怖くなったのです。
口の中が苦い感じが抜けなくて・・・

幸いなことに、私が個人的に教えている学生の中に救急病院で働いている医者がいたので、彼にお願いして特別に検査してもらうことにしました。
普通は自分が住んでいる地区の病院に行かないといけないのです。
でも、そんな普通の病院に行ったらたいした検査をしてもらえないかもしれないし。

それに、私が住んでいる地域の病院に行くと、血液検査の結果がわかるのは2週間後。
でも、医者の学生に聞いたら「20分でわかります」。

私は朝の7時過ぎにうちを出て、ミンスクの南西部にある救急病院に行きました。
まず、血液検査をして、エコーで肝臓のチェック。
知り合いがいなければ、そんな風に簡単に検査はしてもらえないところです。

エコーのチェックでは異常なし。
血液検査ではヘモグロビンがちょっと多いけど大丈夫。
でも、もう一つ血液の検査結果が出るまでは時間がかかるということだったので、いったんうちに帰りました。

夕方にその医者から電話をもらったのですが、肝臓と胆のうの状態があまりよくないとのこと。
病気ではないし、危険な状態でもないのですが、いくつかの数値がちょっと心配なレベル。

私は2週間の食餌療法をするように言われました。
薬は飲む必要がなく、食生活を正せば正常な数値に戻るだろうということでした。

お酒は一切ダメ。
肉類はダメ。
油っぽいもの、しょっぱいもの、辛いものもダメ。

いろいろ聞いていたのですが、結構極端。
日本のサイトで見るとOKなものが、ベラルーシの医者に言わせるとだめなのです。

例えば、タブー食材の中にはじゃがいもが入っているのです。
「でんぷん質は肝臓に悪い」
本当かな?
まあ、そんなにじゃがいも好きというわけでもないからいいんですけど。

そんなわけで、この二日間はベジタリアン生活。
蒸した野菜とご飯という生活。
肉は一切口にしていません。

でも、どんな状況においても、おいしいものを食べようとするのがはぐれミーシャ!
蒸したニンジンは中国の練りゴマをゴマソースにつけて。
今日の晩ごはんのいろいろ蒸し野菜はしょうゆと酢とごま油を入れたソースにつけて。

いやあ、これがご飯に合うの合わないのって!(←合います)
食べすぎも肝臓にはよくないようなので、あまり食べないようにはしていますが、野菜だけでもご飯が進むんですよね。
これなら割と楽しく二週間を過ごせそうです。

期間限定でベジタリアンになったわけですが、私は若いころにベジタリアン生活を二ヶ月ほどしたことがあります。
それは私が16歳だったころのことでした。

私はその年の4月に高校の音楽科に入学しました。
楽器はサックスです。
中学で吹奏楽をやっていただけで、特別な先生に習ったりしたわけではありませんでした。
ただ単に吹奏楽をやっていただけですから、音楽教育など受けたことはありませんでした。

しかし、音楽をする上で避けては通れないのがピアノ。
ピアノはどんな楽器をやる人間にとっても必須科目なのです。
なんでだろう?

高校に入るまでほとんどピアノに触ったことのない人間が突然、ピアノを弾くことになるのですから。
4月に入学して、7月には一学期のピアノの試験があるんです。
これは大変でしたよ。

普通なら、バイエルから始めるところなのでしょうが、私が習った先生はバルトークの「ミクロコスモス」を使いました。
一番最初のほうは超簡単なのです。

私は何か自分が特別な感じがしてうれしかったです。
だって、超簡単なメロディとはいえ、バルトークですから!

先生に「何で自分だけバルトークなんですか?」と聞いたら、「一度、この教材使ってみたかったのよ。言い方は悪いけど実験なの」
笑っちゃいました。

私がピアノを弾く上での問題は肩に力が入りすぎること。
尋常な力の入り方ではなく、ガチガチに力が入っていたのです。
それは技術的な問題でもあり、精神的な問題でもあったと思います。

私は高校生だと言うのに、恐ろしいほどの肩こりに悩まされ始めました。
普通に立っているだけでも肩が痛いのです。

そこで見るに見かねたピアノの先生が、「私の知っている接骨院の先生がいるんだけど、行ってみる?」
何でもその先生はクラシック音楽が大好きだから、私とは話が合うだろうということなのです。

その接骨院は奥羽本線の西側、陸橋を超えたかなり遠いところにありました。
私はそこまで自転車で行きました。

見た目は普通の接骨院。
待合室に入ると、そこにはクラシック音楽の雑誌「レコード芸術」が!
これは明らかにクラシックファンだなあ。

その接骨院は完全予約制なので、私のほかには誰もいません。
しばらく待っていると、私が呼ばれました。

先生はとても物腰柔らかな人。
私が横になると、すぐに「どんなレコードをかけますか?」
棚にはびっしりとクラシックのレコードが!
私はそこにいく度に、いろんな曲をリクエストしていました。

治療の内容はカイロプラクティックのような感じ。
ありえない方向に体を曲げられたり。
あとはお灸。
これはきつかった・・・
針は一回だけ。
体が硬すぎて刺しにくいといわれました。

その先生には体をやわらかくするためには、肉を食べないようにと勧められました。
そこから、私は3ヶ月ほど肉をほとんど食べず、牛乳ばっかり飲んでいました。
まあ、そのときは時々は肉も食べてましたけどね。

結局、私の体は柔らかくはなりませんでした。
元々が体が硬いんですよ。

でも、接骨院に行くと体は本当に楽になりました。
あの先生とはいろんな話をしたなあ。
いろいろ言われて、最後は私がちょっと怒って飛び出しちゃった感じだったので、私としては先生に会えたら謝りたいんですけどね。

その後、その先生とは一回だけ山形の街中で会って挨拶しました。
「音大に入りました」と言ったら、とても喜んでくれました。
また会ってみたいなあ。
あれから、もう20年だから・・・

今日も朝ごはんは野菜のみ。
でも、全然平気です!
これは野菜メニューの幅を広げるチャンスです!

akiravich at 17:31コメント(0)トラックバック(0) 

2010年08月17日

こんにちは。
はぐれミーシャです。

今日のミンスクは強烈に暑いです。
まあ、日本とは比べ物になりませんが。
でも、似たようなタイプの暑さだと思いますよ。
じとーっとしている感じです。

今日は朝から龍二くんと病院に行ってきました。
予防接種を受けるためです。
何か日本よりも予防接種の数が多いんですよ。

龍二くんは病院の人も「静かなお子さんですね」と言うぐらい、本当に静か。
今日も注射のときはちょっと泣きましたが、すぐに泣き止んでおとなしくなりました。

今日はプライベートレッスンが二つ。
最初は14歳のキラちゃん。
このブログにも何度か書いていますが、彼女のお父さんはベラルーシでも有名な俳優のキリチェンコさん。
私も非常に親しくさせてもらっています。
その割にはここ1年ほど会っていないけど・・・

キラちゃんは芸術家の娘だけあって、とてもにぎやかな楽しい女の子。
今日もおしゃべり全開で、ほとんど授業にならないほどでした(←しょっちゅうです・・・)。

教科書の中にたまたま「彼」という言葉が出てきました。
そこで、私はキラちゃんに「彼がいますか?」と聞いてみました。

日本では友達になったら、そんな質問は当たり前ですよね。
でも、ベラルーシでは日本みたいに簡単には聞きません。
そこをあえて聞くのがはぐれミーシャ!

キラちゃん「いません(笑)」
はぐれミーシャ「でも、キラちゃんと付き合う男の子ってイメージできないね」
キラちゃん「私もできません」
はぐれミーシャ「だって、すごく強い男の子じゃないと、キラちゃんに負けちゃうでしょ?」

実はキラちゃんは同級生の男の子とも普通に喧嘩できるくらい強いのです。
別に格闘技を習っているわけではないのですが、腕っぷしが強いのです。

はぐれミーシャ「キラちゃんより強い人の方がいいでしょ? だったら、プロの格闘家になっちゃうんじゃない?」
キラちゃん「そうですね!(笑)」
はぐれミーシャ「初めてのデートがリング上とかさ」
キラちゃん、爆笑。

そうそう。
そこで私は音大時代の彼女との初デートのことを思い出したのです。

彼女はとてもとても静かな女の子でした。
大学からの帰り道、なかば強引に話しかけたのがきっかけでした。
もともと無口だったのが、いろいろと話すようになって・・・

話していくうちに、いろいろと共通の興味があることがわかりました。
音楽の趣味も似ているところがありました。

ブラームス:間奏曲集/4つのバラードより/2つのラプソディブラームス:間奏曲集/4つのバラードより/2つのラプソディ
アーティスト:グールド(グレン)
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彼女が大好きだったブラームスの間奏曲。
ブラームスの間奏曲 B FLAT MINOR, OP.117,NO.2

私はこの曲を聴くと、私の心は閉じていきます。
一緒に図書館の地下の視聴室で聴いたのです。
そのときのことは2009年3月7日「思い出が音楽になって、潮が満ちるように心が溢れる瞬間、ありませんか?」に書いてあります。

そんな彼女とは好きな作家も同じでした。
それは太宰治。
彼女の内向的な性格を考えるとそれは非常に自然なことでした。

それは6月の中旬のこと。
私は「じゃあ、桜桃忌に行ってみない?」。
桜桃忌というのは太宰治の誕生日であり、自殺後、遺体が発見された日でもある6月19日に太宰治を偲ぶ日のこと。
東京・三鷹の禅林寺にあるお墓に詣でるのです。

そして、私と彼女の初デートは太宰治のお墓参りになったのでした。
桜桃忌はある種のイベントと化していて、浴衣を着ている女の子がいたりして、何かお祭り気分を感じさせるようなものでした。
はぐれミーシャ「何か思っていたのと違うね」

彼女の中では彼女とか彼氏とか言うよりは、同じような志向の「仲間」という意識が強かったのかもしれません。
彼女は静かに笑顔で。
あまりにも静かで。
それはブラームスの風のようで。

それから、私たちは御茶ノ水に行きました。
私が好きな古本屋街があるからです。
彼女も本が好きでしたから、楽しそうでした。

でも、お昼ごはんを食べる店はちょっとミスったかも。
それは神保町の交差点からすぐの洋食屋。
洋食屋というか、食堂に限りなく近い店。

店の名前は覚えていません。
味はそこそこいいのですが、店内は恐ろしくなるほど汚いのです。
古い雑誌が山積みされていたりして。
とても初デートで連れて行くような店ではありません。
でも、彼女は楽しそうに食事していました。

そのあとは古本屋を回り、疲れたら私のお気に入りの店「喫茶ブラジル」でコーヒータイム。
あっという間に時間は過ぎていきました。

そして、どこかで軽くお酒を飲んだように思います。
正直、昔過ぎて所々記憶が曖昧なのです。

そして、私たちはうちへ帰ることにしました。
私は「うちまで送るよ」と言ったのですが、彼女はかたくなに「いいよ。一人で帰れるから」
彼女「それに、うちはお父さんが厳しくて、もし見つかったら何を言われるかわからないから・・・」

彼女は壊れそうなくらい弱い女の子でした。
抱きしめるとそのまま腕の中で崩れそうなほど脆い心を持っていました。
私は目を閉じたくなるほど彼女がいとおしくて・・・
目を閉じれば閉じるほど、私は彼女の中に入っていきたくなりました。
彼女の悲しい笑顔が精一杯に輝いているのは、その日の私にとって救いでした。

彼女は井の頭線に乗り換えないといけなかったので、中央線に乗ったのですが、私たちは吉祥寺までたどり着けませんでした。
たどり着けないほど、私たちは一緒にいたかったのです。
電車の中で彼女が「まだ帰りたくないなあ」と言った時、僕はその手を引いて、途中の駅のプラットフォームで二人を二人だけにしました。

夜の駅のプラットフォーム。
私たちは奇妙なほど二人きりでした。
誰もいないことがこんなに気持ちいいことなのか、と。

私たちは何を話したのか、そもそも何かを話したのかさえ、私は覚えていません。
ただ、ベンチに座って、駅の無機質なライトに照らされた私たちは静かに時間の流れに逆らっていました。

彼女が「もう帰らなくちゃ」と言った時、私は不思議なほど素直に「そうだね」と言い、立ち上がった私たちは素直に時の流れに従いました。

吉祥寺の駅で彼女は降り、閉まりゆくドアの向こうで彼女が笑顔で言った「じゃあね」という言葉を僕は抱きしめながら、立川の駅まで。

そんな僕たちの初デートは他の人から見れば奇妙なのかもしれません。
でも、どこに行くかは問題じゃなくて。

その彼女とのことはいつか書いてみたいと思っています。
ただ、今はまだ書けないことが多くて・・・

いろんなことを思い出して、まったりモードのはぐれミーシャでした・・・

akiravich at 03:04コメント(0)トラックバック(0) 

2010年07月26日

おはようございます。
はぐれミーシャです。

今日は曇り空。
気持ちのいい朝です。

曇り空のどこが気持ちいいのかというと、ここ最近、一日中蒸し暑くてひどかったからです。
涼しいです。
天国です。

モスクワのほうは大変なようですね。
記録的な猛暑。
天気予報で見ても、ミンスクは29度なのに、モスクワは37度とか表示されていました。
大変だろうなあ・・・

私は土・日はゆっくり休みました。
土曜日の朝に一つプライベートレッスンがあっただけで、あとは仕事なし。
夢のような生活です。
出来る限り、何もしないように努力しました。

この二日間、ずっとこの本を読んでいました。
ゆっくり本を読む時間は夏しかありませんから。

コンサートは始まる―小澤征爾とボストン交響楽団
著者:木村 博江
販売元:音楽之友社
発売日:1989-12-01
おすすめ度:4.0
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私が読んでいたのはこの本。
実は20年近く前に買った本です。
当時、私は無謀にも指揮者になることを夢見ていました。
やっぱり、小澤征爾はアイドルでしたからねえ。

でも、この本は・・・
あまりにも悪意に満ちた書き方をしているような気がしてなりません。
小澤征爾とボストン交響楽団の主席トランペット奏者チャーリー・シュレーターの軋轢がメインで書かれているのですが、完全に奏者の視点で書かれていて。
他の人の評価を読んだら、「どちら寄りでもない」なんて書かれていましたが、実際は反小澤で、一方的な批判をしているようにしか見えません。
小澤についての記述はかなり少なく、小澤ファンが読んだらがっかりするような内容です。

高校生のときにこれを読んだのですが、意味がほとんどわからなくて。
ほとんど印象には残りませんでした。

それもそのはずですよ。
あの内容ですもん。
小澤のことが知りたくて買ったのに、小澤のことは悪いことしか書いていない。
バックステージものとしてはおもしろいのかもしれませんが。

それに。
訳文の日本語がいまいち。
日本語がこなれていません。

こんなことを書くと問題かもしれませんが、あえて書きます。
外国語から翻訳された音楽関係の本で、翻訳がまともなものはほとんど見たことがありません。
最近、他にも音楽書を読み返してみたのですが、日本語があまりにもひどくて、最後まで読み通せませんでした。
あきらかに直訳調で。

上に挙げた本ではマーラーの交響曲第2番「復活」の演奏がストーリーの軸になっています。
小澤とボストン響のマーラーか。
高校生の時に聴いたなあ。
持っていたのは第1番「巨人」だけだったけど。

マーラー:交響曲全集マーラー:交響曲全集
アーティスト:ボストン交響楽団
販売元:マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
発売日:1994-12-05
おすすめ度:5.0
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高校の先輩がよく「復活」を聴いていて、私もよく聴かされました。
小澤の録音、結構好きでしたよ。
ただ、つぎはぎして作ったという感じがありありで、全体的なエネルギーが全く感じられなかったですけどね。

小澤征爾には「OZAWA」というタイトルのドキュメンタリー映画があるのですが、その中での「復活」の演奏は好きだなあ。
あれはタングルウッド音楽祭でのライブだと思うんですけど。
「ライブだとこんなにいい演奏をするんだ」とびっくりした思い出があります。
抑制されていながらも熱い、という感じでしょうか。

ライブ録音って演奏に傷も多いのかもしれないけど、生々しくていいですよね。
血が通っているというか。
そういうのが小澤の録音には欠けているような気がしました。

最近発売された小澤の「復活」。
インターネットで最初の部分を視聴してみました。
でも・・・これは軽いなあ。
最初のコントラバスとチェロ。
うまいんだけど、胸をドキッとさせるような重さは皆無。
あれだったら、昔の録音のほうがよっぽどいいよなあ。
レビューにいい評価を書いている人もいたので、買ってみようかなと思ったのですが・・・

ちょっと批判めいたことを書きましたが、私は小澤征爾の音楽は結構好きなんですよ。
ただサイ○ウ・キ○ン・オーケストラはちょっと・・・
上手なだけのオーケストラに感動はありません。
ボストン響時代のほうが好きです。
もっと若いときの演奏も聴いてみないと。

昔は結構いろんなCDを小澤の演奏で聴いていたんだよなあ。
ストラヴィンスキー「火の鳥」とか、レスピーギ「ローマ三部作」とか。

ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)
著者:小澤 征爾
販売元:新潮社
発売日:2002-11
おすすめ度:4.5
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音楽  新潮文庫音楽 新潮文庫
著者:小澤 征爾
販売元:新潮社
発売日:1984-05
おすすめ度:5.0
クチコミを見る
この二冊の本は大好きでした。
小澤が単身ヨーロッパに乗り込んだときの話を読み、胸を躍らせたのは高校時代のことです。
「いつか俺も・・・」なんて「恋のからくり夢芝居」という感じですよ。

高校のときみたいな熱い想い、してみたいなあ。
もっと何かに燃えてみたい。
人生でまだまだやっていないこと、いっぱいあると思うんですよね。

本の内容はともかく、小澤征爾の話を読んで、いろんなことを思い出しました。
刺激になりましたよ。
今日はこれからプライベートレッスンを二つ。
それから、寿司屋へ行きます。

マネージャーと話します。
もし私が食べたときのようなクオリティーで料理をするつもりなら、私は店をやめます。
レシピを細かいところまで作成しないとダメですね。
最終的にレシピを作成したのは私ではなく、総料理長なんですよ。

どうなるか、こう御期待・・・

akiravich at 15:53コメント(2)トラックバック(0) 

2010年07月15日

ご無沙汰しています。
はぐれミーシャです。

食当たり、今日は少し楽になりました。
苦しかったです・・・
特に昨日の夜中は4時まで寝られませんでした。

当分は寿司は食べたくないですね。
ここまでひどい食当たりはベラルーシに来て初めてじゃないですかね。

今日はお昼ぐらいに薬を飲んだら格段に調子がよくなったので、出かけることにしました。
まずは日本大使館。
それから、買い物などなど。
ちょっと歩きすぎたので、かなり疲れました。

今年のベラルーシは暑い!
かなり蒸し暑いです。
とはいっても、日本にはかなわないんでしょうけど(←別にかなわなくてもいい)。

龍二くんもベロニカちゃんも暑さにちょっとまいっています。
私は用事や仕事で外に出ることもあるけど、二人はほとんどうちの中ですから。

龍二くん、暑いからか汗をかきます。
毎日のお風呂タイムは必須。

私とベロニカちゃんでお風呂に入れるのですが、静かだったりそうじゃなかったり。
私たちはいろいろと龍二くんに話しかけたり、私が歌を歌ったりします。

そんな歌のほとんどは適当にテキストを作った即興。
でも、中にはちゃんとした歌もあります。

それは「メガネドラッグ」の歌。
東京ではよくCMを見かけますよね。
あの「メンメン、メガネのよいメガネ」という歌詞です。

実は龍二くんがまだベロニカちゃんのお腹の中にいたときから、私はよく歌っていたのです。
だからかもしれませんが、メガネドラッグの歌を歌うと龍二くんは静かになることがあります。

なぜ「メガネドラッグ」なのかって?
理由はありません。
たまたま思い出したから歌っただけで。

あと「ヨドバシカメラ」の歌もよく歌います。
あの「まーるい緑の山手線、真ん中通るは中央線」っていう歌ですよね。

みなさん、なぜか耳に残っているCMソングってありませんか?
特に好きだったわけでもないのに、頭の中に残っている歌。
私が言っているのはCMに使われた歌ではなく、そのCMのために作られた曲のことです。

これは企業の戦略にはまっているとしかいいようがないですね。
私はメガネはかけないのですが、メガネドラッグの歌は頭の中に残っています。

もう一つ私が覚えているのは、厳密に言うとCMソングではないのですが、ラジオ大阪の歌。
これは知っている人、多いのかな?

私は中学生の頃、すっごくラジオにはまっていて。
両親の目を盗んでは夜中まで、ひどいときは朝方までラジオを聴いていました。

私が好きだったのは「オールナイトニッポン」のようなメジャー番組だけではなく、地方の面白い番組。
当時、「ラジオパラダイス」という雑誌があって、そこで紹介された番組などをよく聴いていました。

そして、ベリカードも集めていました。
ベリカードというのはそのラジオ局を受信したときの受信状態をラジオ局に報告し、その証明としてカードが送られてくるというものです。
私は日本全国のラジオ局のカードを集めていました。

ラジオ局で私がよく聴いていたのは福岡のRKB毎日放送とラジオ大阪でした。
ラジオ大阪の番組で「ぬかるみの世界」というのがあって。
私は特にファンというわけではなかったのですが、時々聞いていました。

その番組は日曜日の夜中に放送されていました。
その後、「これで今日の放送を終了します」みたいなアナウンスや音楽が流れたりして。
そのときに流れたのがラジオ大阪の歌なのです。

それは「ラジオ聴くなら〜ラジオおおさか〜 おもしろくって楽しくて ラジオおおさかOBC」という出だし。
そして、サビの部分は「1314OBC ラジオおおさかOBC」というもの。
その歌がなぜか耳に残り、次の日、学校に行っても歌ってました。

ちなみに、私はラジオに限らず、テレビもその日の放送開始と放送終了のアナウンスを聞いたり見たりするのが好きでした。
どこかの放送局で「火の元にお気をつけておやすみください」なんてアナウンスがあって。
そういうのを聴くと、何か得したような気分になったものです。

その点、ベラルーシやロシアのテレビ局は味がないですよ。
だって、いきなりブチっと切れて、いきなりカラーパターンになりますから。

うーん、今日はちょっとマニアックな話だったかなあ。
まだ体も本調子には程遠いし、ゆるめのネタで攻めていこうと思います・・・

akiravich at 04:00コメント(4)トラックバック(0) 

2010年07月04日

こんばんは。
はぐれミーシャです。
久しぶりに夜の更新です。

今日はほとんど休みでした。
午前中に授業を二つしただけで、あとは何もなし。
ゆっくり昼寝を楽しみました。

かなり疲れがたまっているようです。
いくら寝ても寝足りません。

P7021390この前もちょこっと書きましたが、10月にホセ・カレーラスがミンスクでコンサートをします!
ちょっとびっくり。
だって、あのカレーラスですよ!
三大テノールの一人ですよ!

コンサートには行きます!
チケット高いだろうなあと思って、チケット売り場に行ってみたら一番高いのが180000ルーブル(←約60ドル)、一番安いのが60000ルーブル(←約20ドル)。
ちょっとちょっと。
安すぎません?
これは行くしかない!

でもね。
私は特にカレーラスのファンというわけでもないんですよ。
どちらかといえば、プラシド・ドミンゴのほうが好き。

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このプッチーニの「トスカ」、私が初めて見たオペラの映像だったんです。
これを初めて見たときは衝撃的でした。
山形の田舎、日曜日の高校の音楽室で私は言葉を失っていました。
主要な登場人物が全員死んでしまうって・・・

それ以来、私はドミンゴが好き。
でも、フィッシャー・ディースカウのほうが好きかな。
あと、ピーター・ピアーズも好き。

でも、カレーラスはビッグネームですからね。
一度は聴いてみたい。
たぶん、マイク使うんだろうなあ。
仕方がないんでしょうけど。

会場はミンスクアリーナという新しい施設。
元々はアイスホッケー用のスケートリンクがあるところです。
2014年にアイスホッケーの世界大会が行なわれるんですよね。
これから、ミンスクのウィンタースポーツ、エンターテインメントの中心になっていくであろうと思われる建物です。

それにしても。
最近、ミンスクにはビッグネームがよく訪れるんですよ。
この前もミンスクアリーナでエルトン・ジョンがコンサートしてましたし。
スティングも来ます。
いやあ、すごいなあ。

その代わり、ロシアの歌手はあまり来なくなりましたね。
以前は有名どころがしょっちゅう来ていたのに。
時々は来るんですけどね。

P6281368その「時々」はセクシーグループ「バイアグラ」です!
コンサート会場ではなく、ナイトクラブでの出演のようです。
日時が「7月3日24:00」ってなってるんですけど、いつなんですかね?

でも、このグループ、すごい名前ですよね。
ロシア語で書くと「ВИА ГРА」。
二つの言葉の間があいているのがわかりますか?
これはくっつけるとロシア語で「バイアグラ」(←読み方は「ヴィアグラ」)なのですが、別々だとちょっと違う意味になるんです。

「ВИА」というのは、「вокально-инструментальный ансамбль」の略。
これは直訳すると「ボーカル楽器アンサンブル」という普通の言葉。
なので、頭に「ВИА」という言葉がつくグループ名は時々見かけます。

「ГРА」というのはウクライナ語で「演奏」という意味があるんです。
実は今日調べてみるまで知りませんでした。
「バイアグラ」という言葉にするために、適当につけた言葉だと思っていました。

つまり、これは言葉遊びのようなもの。
それが「バイアグラ」になったんですね。

このグループ、日本にも行ったことがあると聞きましたが、本当ですかね?

これは2000年の彼女たちのデビュー曲です。
私は2001年の冬、ベラルーシ北部の町ノヴォポロツクにいたときに初めてこのクリップを見ました。
そのときの感想は「ピンクレディーだ!」。
まだ二人だったんですよね。
ちょっとエッチな感じはありましたが全然ソフトで。
クリップのつくりがちょっと古めかしいテイストで、私は結構気に入りました。
その後、メンバーが変わったりして、今ではすっかり○姉妹みたいになっています。
昔のソフトな感じはもうありません。

コンサートのポスターには「生歌」と書いてあるのですが、本当に口パクをやらないんでしょうかね?
一回ぐらいコンサートに行ってみたいかな。

ずいぶんとコンサートや劇場からは遠ざかってますね。
まあ、今は子育てが生活の中心だから当たり前ですけどね。
ミンスクには「子供劇場」という子供のための劇場があるので、もうちょっと大きくなったら一緒に見に行きたいですね。

明日は9時から授業。
日曜日なのにね。
早く本当の夏休みにならないかなあ・・・

akiravich at 05:00コメント(9)トラックバック(0) 

2010年06月01日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

今日はあまり授業がなくて、楽な一日でした。
でも、やっぱりいろんな意味で疲れが溜まっているようです。
最近は大学以外にも、会社のことやら、レストランのことやらで忙しいんです。

よく周りの人からは「赤ちゃんは大変でしょ?」と聞かれるんですが、そういう感覚はあまりありません。
というか、持たないようにしています。
だって、誰かが自分のことを「大変だ」と言っていたら悲しいでしょ?
もし龍二くんが聞いたら悲しくなるようなことは言わないようにしようって決めたんです。

それに、夜中泣いたり、いつも世話したりしなきゃいけないのは当たり前のことだから。
当たり前のことを当たり前にやろう、と私たちは思っています。

誰かが「2週間ぐらいすると、お腹が痛くなって泣くことが多くなるよ」と言っていたのですが、確かに龍二くんも泣いている時間が少しずつ長くなっています。
ベビーベッドがお気に召さないみたいで、ベッドの上では泣いているのに、抱くとすぐに泣き止んだりします。

うちの母親からも言われているのですが、「あんまり抱きすぎると『抱きぐせ』がついて、後で大変になるよ」
そうなんですかね。
泣いてもいいから、ベビーベッドに寝かせておくほうがいいんですかね。
泣いているのにあんまりかまわないと、ぐれたりしないかしら・・・(←ぐれるにはまだ早い?)

泣き止まないときはどうしていますか?
私は歌を歌います。
特に決まった歌はありません。
即興です。

良く歌うのは「おなかすいた」と「おなかいたい」。
適当なメロディーに載せて、「龍二くんはおなかすい〜た〜」と歌うんです。
テキストも適当に加えながら。
テキストが思い浮かばないときは「ニャーニャー」と歌っています。

すると、不思議なことに黙って聞いているんですよ。
長いときで20分近く歌い続けています。

今日はベラルーシの子供番組「Калыханка」のテーマソングを歌いました。
これは夜の番組で「良い子は早く寝ましょうね」みたいな番組です。
ロシアだと「Спокойной ночи, малыш!」という番組になります。

龍二くん、この歌を聴き始めたとたん、うとうとし始めたんですよ。
やっぱりあの番組は効果があるんですかね?

どんな調性だと良く寝られるとかあるんですかね?
音楽やっていたのに、何調か言えないのが辛いところ・・・
その歌はちょっと悲しげな感じもするんですが、眠くなるように作られているような気がしてなりません。

P5301176お腹が痛い龍二くんをお見舞いに来たうちの犬たちです。
龍二くんはこの犬たちが大好きです。
もう目はちゃんと見えているんですかね?
犬が隣に来ると、そっちのほうを凝視してますから。



P5301165日曜日は初めて外に出てみました。
医者が「少しでも外に出たほうがいい」と言ったからです。
それでも、あまり長い時間はダメで、私たちが外にいたのは5分程度です。
外に出てもいいものなのか、直射日光に当たっても大丈夫なのかはいろんな意見があって、正直なところ、本当はどうなのかがわからないんです。
インターネットで調べてみよう。



P5301170私です。
ちょっと載せてみました。
特に意味はありません。
元気です、はい。





明日は私が作った抹茶アイスクリームを寿司屋に持って行きます。
正直、100%の出来ではないのですが、「こんなデザートはどうですか」と提案するために持って行きます。
明日も頑張ろう!

akiravich at 06:48コメント(10)トラックバック(0) 

2010年05月25日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

今日はいいことと嫌なことが一緒に起こりました。

私は権威を振りかざす人間、自分の目的のためなら他の人を悲しませても気にしない人間、そんな人間が許せません。
そういう人は自分の目的のためだったら、事実をいくらでも捻じ曲げます。
そのせいで他の人が傷つき悲しんでいることを全く考えずに・・・

逆にその権威にしがみつくことしか出来ない人をかわいそうだと思います。
そういう人間に限って、「人のため」なんて言葉を平気で言うんです。

自分のためでしょ!?
自分が怒られたりしないためでしょ?
自分を守るためにやってるくせに、他の「人のため」なんて言葉を使っているのを聞くと反吐が出ます。

今日はそんなこんなで、非常にイライラしていました。
でも、悪いことばっかりでもなくて・・・

今日は大学の授業に日本人の男の子が来てくれました。
フリートークをしてもらったり、一緒にロールプレイをやってもらったりしました。
時々、ベラルーシを訪れる日本人の方にお願いして、授業に遊びに来てもらうことがあるのです。

以前に、私はベラルーシを訪れる日本人男性のモラルについて厳しい意見を書いたことがあります。
なので、私は今、日本人の方を授業に招待することに関しては慎重です。

しかし、その男の子は人の気持ちを考えることが出来る優しい心の持ち主でした。
彼と私と学生二人で夕食をとったのですが、彼と話していて私は自分の若い頃を思い出しました。

届かない想いがあって
でも、届けたい
でも、届かない
でも、届くまで、僕は届ける
届かないと知っていても、僕はその想いを届けようとするだろう


今の日本にこんな若者がいることに、私は感動しました。
誰かのために苦しめる人間は素晴らしいと思います。
今の日本人を見ていて感じるのは、表面的な優しさ。

でも、本当の優しさって何だろう?
それは時に苦しみを伴うものだったり、痛みを伴うものだったりするんじゃないかな。
例えば、誰かのためにハードルを下げてあげることだけが優しさじゃない。
楽な道を教えてあげるより、苦しい道を一緒に歩いてあげるほうが、私は優しさだと思うんです。

自分のために他の人を苦しめる人間。
他の人のために自分を苦しめる人間。
これ、どちらも人間。
どんな人間でありたいかは、自分で選べばいいのかな。

私がいつも思っていることがあります。
あなたの気持ちを理解してくれる人なんているはずがない。でも、あなたを理解しようとしてくれる人が側にいることは幸せである。

他の人の気持ちなんて理解することは不可能。
よく「あなたの気持ち、よくわかります」なんて言葉を軽々しく言う人がいるけど、私は信じません。
今日、ある学生は「本当にわかっているかどうかは目を見ればわかります」と言っていたけど、本当にそう。
言葉の問題ではないんです。

よく「私の気持ちなんて誰にもわからない」「あなたには私の気持ちなんてわかるはずがない」ということを言う人がいますが、それは当たり前。
だって、所詮、他人なんですから。
他人にそれをわかれというほうが無理な話です。

わからないのが当たり前なんだけど、わかろうとすることは大切だと思う。
わからなくてもわかろうと努力すること。
その人は本当に自分のことを考えてくれるんだなあと感じることは幸せなことだと思います。

私は龍二くんにも人の心が理解できる、いや、人の心を理解しようとする優しい人になってほしいと思っています!

今日の龍二くんですが、とてもおとなしかったそうです。
今日もベロニカちゃんと一緒にお風呂に入れました。
いやあ、本当に気持ちよさそうな顔をするんです。
私も楽しかったです!

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今日、龍二くんはラヴェルのピアノ音楽を聴いていました。
本当に聴いているんですよ!
音楽をかけるとピタッと静かになって、目を時々パチクリさせながら聴いているんです。

今日は手を上に上げて、指を動かしていました。
まるでピアノを弾いているように。

私もベロニカちゃんも親バカなのかもしれませんが、ここまで音楽に反応を示すと、何かあると思ってしまいますよ。
ベロニカちゃんは妊娠中からよくクラシック音楽を聴いていたのですが、やっぱりお腹の中にいるときから好きになったんですかね。

それにしても、ペルルミュテールの演奏を0歳から聴いているのって、すごいことじゃありませんか!?
ペルルミュテールはラヴェルに直接教えを受けた「ラヴェル弾き」。
音の色彩感は鮮やかでありながらも派手ではなく。
私は大好きな演奏です。

明日は今日よりももっとドタバタ。
朝から晩までミンスク中を走り回らないといけません。
大変ですが、夜は龍二くんをお風呂に入れて、一緒に音楽を聴いて、それが楽しみだから頑張れるなあ。

これでは「はぐれミーシャ純情派」が「はぐれ親バカ日誌」に改名される日も近い!?

akiravich at 05:26コメント(7)トラックバック(0) 

2010年05月24日

こんばんは。
はぐれミーシャです。

今日も一日中、子育てでした。
初めて二人だけでベビーバスに入れたのですが、面白かったです。
それまでは泣いていたのが、ぬるいお湯に入れると気持ちよさそうにこっちを見ていて。
こりゃあ、温泉好きな子になるだろうなあ。
ベラルーシには温泉はないんだけどね・・・

一つ気づいたことが。
うちの龍二くんは音楽が好きなようです。
私やベロニカちゃんは「新生児は何も聞こえないし、何も見えない」と言われていたんです。
でも、明らかに音楽に反応しているんです。

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今日、龍二くんが聴いていたのはこのCD。
ギタリスト村治佳織のデビュー盤です。
初めて聴いたときは鮮烈な印象を受けました。

ベロニカちゃんがたまたまそばにあったCDをかけたのです。
すると、龍二くんは寝るでも泣くでもなく、目を開けてじっとしていて。
明らかに聴いているのです。
しっかりとラジカセの方向を見て。

いやあ、すごいですねえ。
こりゃあ、将来ギタリストかな!?

こんなことばかり書いていると、このブログのタイトルを「親バカ日誌」にしないといけなくなりますね。
できれば、今までどおり、日記風に。
つまり、毎日の出来事をいろいろと書いていければと思います。
それはベラルーシの生活に関することや日本語教師の仕事のこと、そして赤ちゃんのことも。

私は最近、忙しくてドタバタしています。
龍二くんのことはもちろんのことなのですが、大学の仕事は休めないので。

大学はもうすぐ試験期間です。
みんな戦々恐々としています。
日本語の試験だけだったらいいんですけど、他にもいろんな科目があるんですよ。
なかなか忙しい時期です。
私のほうは授業がなくなるので、逆に自由な時間が出来ます。

明日からは寿司バーのほうも何とかしないといけないなあ。
あと、税務署にも行かないと。

何かとりとめのない話になってしまいました。
次はとりとめのある話にしたいと思います。
では、おやすみなさい。

akiravich at 05:17コメント(8)トラックバック(0) 

2010年02月19日

こんばんは。
大学イモを作ったのですが、蜜を作っているときにどんな味か試してみたくなり、ヘラを直接なめたら、軽く舌をやけどしてしまい、軽く後悔したはぐれミーシャです(←ヘラを直接なめるような御行儀の悪いことはやめましょう・・・)。

P2181228これがやけどの末に出来上がった大学イモです。
一ヶ月ほど前に買ったのですが、そのまま料理をする時間もなくほっておいたんですよ。
そうしたら、ちょっと悪くなりかけていたので、急いで料理したんです。

すっごく甘くておいしかったです。
これ、アメリカ産のさつまいもです。
ベラルーシでは作っているという話は聞いたことがありません。
そもそも、その「さつまいも」という言葉をロシア語で言うと、たいていの人は「聞いたことはあるけど、見たことも食べたこともない」というリアクションをします。

今日はねむーい一日でした。
昨日の疲れがドッと出てきて・・・
授業は3つ。
それ以外の時間は翻訳作業をしました。

こういう忙しいときに限って、他の仕事が舞い込んできたりするもので。
まあ、こういう話は昨日も書きましたが。
今日は別の翻訳会社から翻訳の依頼が来ました。
内容は法律関係。
かなり困難な内容です。

私が期限をたずねると「いつまででもいいです」。
こういう依頼、大好きです!

さて。
今日はふと思い出したことがあったので、それを書いてみます。

この前、私はNHKラジオ第一放送の「地球ラジオ」という番組に出させてもらいました。
そのときのテーマは「名前」。
で、今日ベロニカちゃんとベラルーシの変な名前の話をしていて。
はぐれミーシャ「じゃあさ、『レナード』っていう名前はある?」
ベロニカちゃん「うーん、聞いたことないなあ」
私が「レナード」と言っているのは、もちろん「レナード・バーンスタイン」のことですよ。

ベロニカちゃん「『レオナルド』だったらいるけどね」
レオナルドか。
はぐれミーシャ「俺が連想するのは『レオナルド・ダ・ヴィンチ』だけど、普通の人は『レオナルド・ディカプリオ』をイメージするのかな?」
実は最初に頭に思い浮かんだのは「レオナルド熊」だったのは、秘密・・・

こういうギャップについて考えたとき、東京に住んでいたときのある出来事を思い出しました。

それは私がまだ東京ロシア語学院でロシア語を学んでいたときのことです。
ある日の夜、いつものようにお酒を飲んだのですが、誰かの提案でカラオケに行くことに。
7、8人はいたかなあ。

みんな酔っ払っていて、かなり盛り上がりました。
でも、私はカラオケって、そんなに好きなほうではないんですよ。
やっぱり恥ずかしいし。
歌いますよ。
でも、何か遠慮しちゃうんです。
だから、「あしたのジョー」とか、アリスの「チャンピオン」とか、そういうのを選んじゃうんです(←?)。

誰が私に言いました。
「古○さん! 『硝子の少年』、入れといて!」
それはKinKi Kidsのデビュー曲ですよね。
その頃、はやっていたので、私も聞いたことはありました。

でも、そのときは誰かが歌っている最中でよく聞き取れなかったんですよ。
2、3曲あとに、流れ出したイントロは何だかおかしくて。
みんな「???」という顔をしていたのですが、誰かが「古○さん! これ、『硝子の少年』じゃなくて、『ガラスの十代』ですよ!」

やっちまった!
「ガラスの・・・」ときたら、光GENJIの「ガラスの十代」に決まってるじゃないすか!
私が中学生のときですよ。
ローラースケートで舞台を走り回る姿は新鮮でした。

誰かが「まあ、世代が違いますからねえ・・・」
確かに、私は22歳のときにロシア語学院に入学したから、高卒で入ってきた人なんかよりは年上だったんですけどね。

結局、みんなで「ガラスの十代」を大合唱したのでした。
あれは笑ったなあ。

ああ、懐かしいなあ。
あの頃に帰りたいなあ。
みんなで居酒屋行って、朝まで話したりしたあの頃。
楽しかったなあ。
今は朝まで一人で翻訳作業ですもん・・・

akiravich at 03:51コメント(2)トラックバック(0) 
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