神経の太さ。の続き。ミリエン鞘が破損=脱髄。
だつずい
神経を伝導する情報はバーコードみたいなもの。
情報が脳みそに届いた状態を、好きなお菓子のバーコードで表現してみますた。
発火=興奮が黒。
鎮火=抑制が白。
神経でも血管でも筋肉でも、
「興奮」は縮むこと。きゅー。細胞内の電極がプラス→活動電位が発生。脱分極。
「抑制」は緩むこと。ゆるーん。細胞内の電極がマイナス→活動電位が発生しない。過分極。
マイナスやプラスへの変化に、ナトリウム、カルシウム、GABAが大きく関わってくる。

カラダってえらいなー。脱髄してナトリウムチャネルに活動電位が飛び込めなくなった事を
察知して、中継地点であるナトリウムチャネルを飛べる距離で増設するんだもんなあ。
だが、そんな間に合わせの突貫工事の結果。
えふぁぷす
エファプスは他の情報と混線を起こして情報交換をしているようにも見えるため
クロストークともいわれる。
例。触っただけで痛みが起こるアロディニアは、触圧覚を伝える神経(Aβ線維)の興奮が漏電し
その周囲にある知覚神経(Aδ線維。鋭い痛み、温感、冷覚)も興奮させ、痛みを起こす。

ああ。空洞症の症状そのものじゃないか。

これが、神経の変電所というべき脊髄の中で起こってるんだから症状の軽重も種類も色々なわけだ。
知覚神経(Aδ線維。温痛覚)は脊髄の中心部を通っている。
痛みの抑制には、やはり発電の抑制が合理的に思える。

それかグリア細胞さんに空洞作ってる暇あったらミリエン鞘再構築して!ってお願いできない?(無理