昆虫や動物プランクトンを捕らえ、消化、吸収して栄養物とする植物の一群が日本では2科4属20種知られていますが、ここには秋田で撮影した6種を載せました。ただし、先頭のウツボカズラは能代市熱帯植物園で撮影した輸入植物です。

虫方式
 ○ 落とし穴式

ウツボカズラウツボカズラ(靫蔓)
東南アジア原産のつる性植物。
葉の変形した捕虫袋に雨水をため落ちてきた虫をおぼれさせて消化する。










○ 粘着式 
  
モウセンゴケー1モウセンゴケー2                                               
モウセンゴケ
は葉に密生した腺毛に分泌した粘液で捕食する。モウセンゴケに捕捉されたトンボ



ムシトリスミレー1むしとりすみれー2ムシトリスミレは葉の表面に分泌した粘液で捕食する。 葉に粘着している小昆虫




○ 袋わな式

タヌキモー1たぬきもー2タヌキモ中葉に多数ある捕虫嚢に水中プランクトンを閉じ込めて消化する。                    




ミミカキグサ











ミミカキグサ
(左)  ホザキノミミカキグサ(右)も根で捕虫。