■開催日:12月8日(月)
■時間:19:00~20:50
■問合:牛隆佑(ushiryu313131@yahoo.co.jp)まで
犬街歌会は、大阪、梅田から4駅、ギャラリー&リトルプレス専門店「犬と街灯」での短歌の会です。こちらも事前申込は不要です。買い物や用事の帰りに時間と気持ちが合って、ふらっと来る感じでお越しください。
【共通】


【掲載】
2011年12月~2021年9月
『うたつかい』(制作:うたつかい編集部)
五首自由詠に毎号参加
2013年4月
『短歌男子』(制作:田中ましろ)
二十首連作「マリッジ」
2013年6月
『ぺんぎんぱんつの紙 膝~もしぺんぎんぱんつが膝を打ったら』(制作:ぺんぎんぱんつ)
五首連作「土井真」
2013年9月
『かたすみさがしWEB』(制作:田中ましろ)
五首連作「希求する/しない」
2014年3月
『NHK短歌』四月号
七首連作「先進国に生まれてよかった」リスペクトブックス「森本平『町田コーリング』」
2014年7月
『大阪短歌チョップメモリアルブック』(制作:大阪短歌チョップ実行委員会)
五首連作「スローモーションの雄叫び」(タイトル提供:三潴忠典)
2014年8月
『ぺんぎんぱんつの紙 十二支』(制作:ぺんぎんぱんつ)
十二首連作「果ての果て」
2014年11月
『ぺんぎんぱんつの紙 ジューシー』(制作:ぺんぎんぱんつ)
六首連作「空き家を燃やす」
2015年4月
『ぺんぎんぱんつの紙 イヨはまだ16だから』(制作:ぺんぎんぱんつ)
五首連作「私が正岡子規になっても」
2015年7月
『食器と食パンとペン わたしの好きな短歌』(安福望著/キノブックス)
一首掲載
2015年9月
『うたつかい』2015年秋号(制作:うたつかい編集部)
エッセイ「うたつかい四周年に寄せて」
2016年1月
『ぬくたん』(制作:千原こはぎ)
六首連作「十一月二日/長い夢」
インカのめざめ
大阪という田園の片隅のみずたまりへとうつる窓の灯
さかさまに帰路を手繰って見えてくる十三の夕ぐれのうらがわ
東京はただの背景だと思う(行く)とはつまり「生く」ということ
インカのめざめをレンジに目醒めさせながら(望みは光よりも速いね)
打合せよりおしゃべりをしたかった遠くに響きはじめるピアノ
「濱松哲朗トリビュート 作品集交響曲とコギト」2017年10月
あらかじめ失われたサウダーデ
街のおとが川のにおいと交ざりあうつかのま中津駅のホームに
目のくらむほどなつかしい面影を覚えてそしてわすれてゆくよ
この道がこれから帰り道になるたまにあなたの手を引きながら
啼いているほそくほそく近くで犬がそれは遠くの誰かを呼んで
そうだ僕もしあわせだったと思うだろう紙吹雪のような天気雨
晩夏ジンジャーエールの辛味 ここから老いていきたいのです
「歌人のふんどし2017」17年8月
※タイトルを出し合い、シャッフルで割り振られたタイトルで連作を作る。タイトルは綿菓子氏による。
小野原(旧題:労いて哂おう)
ここならばこの世の果ての交叉点 光しかないバスを待ちおり
夕日のような朝日のなかでダイジョウブ大丈夫とは立派な人の意
となりからとなりへ憎悪は渡されてたぶん右手で殴られている
錆びついて倒れはじめる自転車が自由になれる ここからいつか
怒鳴られているけれどラーメン屋だからいらっしゃいませなのだろうきっと
息を止めて栗の木の傍を通り過ぐつかのまぎゅっと時を留めて
死ぬことは光なのだから死ねと言って奪わないでくれそのひとつを
殺したら死んでしまうと言っている マクドナルドの阪大生が
ローソンが潰れてファミマができる町あなたは、ぼくはどこにいますか
このバス停がふるさとである人たちへ六法全書通りの土下座を
はたらいてわらおうぼくの集合であるぼくたちの未来のために
「夕化粧」vol.12 17年6月
再構築します
ハムサンドとやきそばパンと烏龍茶 録画のような暮らしの中の
再構築は散髪をすることに似てあなたのきらいな胡瓜を棄てる
目を閉じれば僕の暗闇 取り返しがつかないのならやり直したい
たましいから温めてくれ原子力が沸かしたお湯で緑茶を淹れる
家族とはポケットのないドラえもん 春コロッケを買って帰った
「大阪短歌チョップ2メモリアルブック」2017年2月
※「ポケットのないドラえもんが現れてぼくを試すかのような顔つき」(なべとびすこ)にインスパイア。
さくはなの
さあさあとぽいんとかーどのぽいんとがいおんの街に悉く降る
黒い焔がえすえぬえすに燃え上がりこれなら胸の葩だとおもう
春というだけで疲れる 夕闇が冬の速度を保ちいるまま
何でそんな顔をするのさ社会ではふぇいすぶっくの顔で笑って
のすたるじあ飲み干せなくて堤防にぺっとぼとるを立てる僕たち
「さくはなの」17年2月
※「さくはなの」の鎖歌を集めたネットプリント集。