空き家歌会

空き家歌会のブログやで。

現代の名作短歌を読む会(6・終) 好きだった世界を

好きだった世界をみんな連れてゆくあなたのカヌー燃えるみずうみ
(東直子『青卵』本阿弥書店)

現代短歌の名歌と言われる一首ですが、「燃えるみずうみ」とタイトルの付いた連作(同一テーマのひとかたまりの作品)の中の一首でした。東さんと同じく歌誌「かばん」に所属し、東さん監修のもと歌集も出版した田中ましろさんをゲスト解説に迎え、連作「燃えるみずうみ」と「好きだった世界を」の短歌を鑑賞します。
レジュメ等資料はこちらで用意しますので、手ぶらでご参加いただいて大丈夫です。(普段のまちライブラリーのイベントと同じく、もしよければお気に入りの本をお持ちください。寄贈は任意です。)
普段から短歌に親しんでいる方も、そうではないが興味があるという方も、どなたでもお気軽にご参加いただけます。
こちらのシリーズは今回でいったん終了です。ありがとうございました。

ゲストプロフィール
田中ましろ(たなか・ましろ)
1980年滋賀県生。大阪大学大学院理学研究科宇宙地球科学専攻修了。2009年から短歌をはじめる。10年、短歌×写真のフリーペーパー「うたらば」創刊。12年「告げられる冬」で短歌研究新人賞候補作。同年、歌誌「かばん」入会。13年に第一歌集『かたすみさがし』刊行。当初よりさまざまな短歌の企画や運営に関わり、近年では大阪短歌チョップの実行委員や「歌人のふんどし」の制作など活動は多岐に渡る。14年より現代歌人協会会員。

■開催日時:2018年3月31日(土)15:00-17:00
(大阪市浪速区敷津東2丁目1-41南海なんば第1ビル 3F)
■参加費:無料
■申込:フェイスブックイベントページから、またはツイッターアカウントにリプライ、DMをお送りください。こちらの記事へコメントしていただいても構いません。(※席に余裕ありましたら当日飛び入りでも構いませんが、資料の用意等ありますので事前にお申込みいただけますと助かります。)
■主催:空き家歌会(牛隆佑、虫武一俊)
■ゲスト:田中ましろ(「かばん」)

「まちライブラリー」はイベント参加者にそれぞれお勧めの本の寄贈をお願いしています。そこで、みなさんには、今回のイベントにあたり「借り家歌会」の棚に、もしよろしければ短歌関係の本の寄贈、をお願いしたく思います。歌集や短歌に関するエッセイ、入門書はもちろんのこと、結社誌や同人誌も歓迎です。

借り家歌会(1月~3月)

あけましておめでとうございます。2018年もどうぞよろしくお願いします。コンセプトは、平日の空いた時間にふらっと立ち寄ってみんなで短歌の話をしよう、というものです。借り家歌会、2018年1月~3月の日程です。

■開催日時:1/5(金)、1/18(木)、2/2(金)、2/15(木)、3/2(金)、3/15(木)
※いずれも19:00~20:50
■開催場所:まちライブラリー@大阪府立大学
(大阪市浪速区敷津東2丁目1-41南海なんば第1ビル 3F)
■参加費:無料
■申込:不要
■主催:牛隆佑(空き家歌会管理人)

参加者は会場に短歌を一首用意して会場に来ます。事前提出は不要です。既発表未発表も問いません。短歌を歌会用の用紙に書き、作者名を伏せたまま回覧し、順番に感想を言い合います。
また、自作以外の短歌を一首選んできてください。好きな歌でも気になっている歌でも構いません。これも回覧し、順番に感想・批評を言い合います。
自作の歌や好きな歌のどちらかだけ、という参加の仕方や、どんなことをしているのかを見てみたい、というだけの参加の仕方も大丈夫です。お気軽にご参加ください。

「まちライブラリー」はイベント参加者にそれぞれお勧めの本の寄贈をお願いしています。そこで、みなさんには、今回のイベントにあたり「借り家歌会」の棚に、もしよろしければ短歌関係の本の寄贈、をお願いしたく思います。歌集や短歌に関するエッセイ、入門書はもちろんのこと、結社誌や同人誌も歓迎です。

第二十回空き家歌会結果発表!!

「一」(題詠もしくはテーマ詠)

A たった一人を弑して欲しい空だろうマゼンタカラーの雲が千切れて/牛隆佑
・5点(雨虎、虫武、野中2、西村)

B 冷蔵庫に萎びたレタス剥いでいる一枚ごとの私の記憶/野中美亨
・6点(町田2、虫武、満島、山田、牛)

C 僕はまだ遠くの虹が見つからず君は十一月のリュネット/佐原キオ
・1点(鈴木)

D 最初にね二人の好きが同じこと一緒に笑ったずっと友達/町田もちこ
・1点(エース)

E 小惑星B612を訪ねたい小麦畑で見上げてる夜/雨虎俊寛
・4点(谷2、満島、エース)

F 一日を過ぎるホームで見送って西日が焦がす背骨が重い/のにし
・1点(牛)

G 二十五回ポンプを押してつひに我が一回分のシャンプー得たり/エース古賀
・10点(羽島、町田、吉岡、野中、のにし、谷、西村、鈴木、山田、牛)

H いちまい、いちまい、いちいちまいとミッキーマウスマーチの皿屋敷/西村湯呑
・9点(町田、吉岡2、のにし2、満島2、鈴木、山田)

I 胸元の釦は散って風の手が脱がせる秋の日のワンピース/山田誠久
・1点(羽島)

J ウミウシのダンス ◯10点 回ってるほうがあなたの目だよ ●1点/谷じゃこ
・1点(佐原)

K 一つの胸に一つの氷携えたひとの行き交う病院の前/満島せしん
・8点(雨虎、羽島2、吉岡、虫武、谷、佐原2)

L 人間をおそれない鹿 千年を一千年と書く確かさに/虫武一俊
・11点(雨虎、羽島、町田、吉岡、のにし、谷、エース3、西村、鈴木)

M やっと出た涙の一滴 ピリオドは打たない点描画にして生きる/羽島かよ子
・2点(野中、西村)

N 通勤にいちばんながいしろながすくじらのことを考えており/吉岡太朗
・11点(雨虎、虫武2、野中、のにし、佐原2、鈴木、山田2、牛)

O コペルニクスの静かなる息づきののち動き出す星ひとつあり/鈴木加成太
・4点(雨虎、満島、西村、牛)


第二十回空き家主は虫武一俊さんと吉岡太朗さんです!おめでとうございます。

参加して下さった皆さま、ありがとうございました。無事に二十回を迎えることができました。また二十一回目からもどうぞよろしくお願いします。一度来ていただいた方も今まで参加したことのない方も、ぜひご参加いただければ嬉しいです。

第二十回空き家歌会詠草発表!

第二十回空き家歌会


















第二十回空き家歌会(二〇一七年一一月一一日)詠草
「一」(題詠もしくはテーマ詠)

A たった一人を弑して欲しい空だろうマゼンタカラーの雲が千切れて

B 冷蔵庫に萎びたレタス剥いでいる一枚ごとの私の記憶

C 僕はまだ遠くの虹が見つからず君は十一月のリュネット

D 最初にね二人の好きが同じこと一緒に笑ったずっと友達

E 小惑星B612を訪ねたい小麦畑で見上げてる夜

F 一日を過ぎるホームで見送って西日が焦がす背骨が重い

G 二十五回ポンプを押してつひに我が一回分のシャンプー得たり

H いちまい、いちまい、いちいちまいとミッキーマウスマーチの皿屋敷

I 胸元の釦は散って風の手が脱がせる秋の日のワンピース

J ウミウシのダンス ◯10点 回ってるほうがあなたの目だよ ●1点

K 一つの胸に一つの氷携えたひとの行き交う病院の前

L 人間をおそれない鹿 千年を一千年と書く確かさに

M やっと出た涙の一滴 ピリオドは打たない点描画にして生きる

N 通勤にいちばんながいしろながすくじらのことを考えており

O コペルニクスの静かなる息づきののち動き出す星ひとつあり


以上、十五首が出揃いました。選歌の方式は「持ち点制」です。当日、5点を自身以外の歌に自由に振り分けて投票します。(たとえば、五首に1点ずつ、一首に2点・三首に1点ずつ、など)
また、当日の空き家歌会まで各歌への個別の言及はお控えください。では、歌会で!

第二十回空き家歌会参加者&題発表

第二十回空き家歌会(11/11)へのご応募、まことにありがとうございます。参加者および題の発表です。

参加者
雨虎俊寛さん
羽島かよ子さん
町田もちこさん
吉岡太朗さん
虫武一俊さん
野中美亨さん
のにしさん
谷じゃこさん
満島せしんさん
エース古賀さん
佐原キオさん
西村湯呑さん
鈴木加成太さん
山田誠久さん
牛隆佑
 
司会
牛隆佑

第二十回のお題は「一」です。題詠もしくはテーマ詠ですので、「一」の語を詠みこんでも詠みこまなくても結構です。参加者の方への時間・場所などのご連絡はメイテイで行っていますのでそちらをご参照下さい。質問等は空き家アカウントやこちらまでお気軽に。以上よろしくお願いいたします!


※参加者の方の短歌紹介(牛隆佑選)

「サ・・ヨな・ラ・・・」に気づいてるのに切れかけの蛍光灯をそのままに去る
・雨虎俊寛/NHK短歌2017年8月号ジセダイタンカ「時のグラスを傾けて」より

フィッシュアンドチップスなんて揚げている死ぬのをやめてあなたのために
・羽島かよ子/うたらばブログパーツ「止」採用歌

黒いサイフォン周りの景色と君のこと上映するだけの小さな星だ
・町田もちこ/短歌集『Re:短歌』×みちか「蒲地珈琲店」より

まだそこにゐるタクシーは四枚のつばさのうちのひとつを広げ
・吉岡太朗/『京大短歌23号』「みづ」より

観覧車、奇塔、運河を一望に見せて知られてほしい心だ
・虫武一俊/『うたつかい第29号』「咲州にて」より

はじかれたビー玉のごと無防備なきみに会ひたし夏のをはりに
・野中美亨/『ねこまんまvol.2』

頭蓋骨同士がぶつかり合う重さ鼓膜は覚える骨という音
・のにし/相撲と短歌のアンソロジー『三十一番』「相撲空間」より

信じられる喜びがある 桑原にマテオにドリス、そしてサンテレビ
・谷じゃこ/野球と短歌のアンソロジー『三十一回裏』「虎は肉食」より

奪うのは疲れただから追い越してわたしが鬼のままの影踏み
・満島せしん/いちごつみ200tanka(×御殿山みなみ)より

君が降りるのを見送って人差し指挟んでおいたところから読む
・エース古賀/歌会たかまがはら10月号「読」採用歌

枕木のえんえんえんと続くよう真夏の死者を横たわらしむ
・佐原キオ/『阪大短歌5号』「炎天も青果」より

ふぃくしょん、とくしゃみをしたらそんなことないよと君がさすってくれた
・西村湯呑/西村湯呑2013‐2014短歌選集『西村×湯呑』

はつなつの水族館はひたひたと海の断面に指紋増えゆく
・鈴木加成太/短歌研究2017年11月号「お伽の国旗」より

さよならとさよならとの距離 幸せは幸せ以外で定義できない
・山田誠久/『かんざし第二号』「夜をあるく」より

そうだ僕もしあわせだったと思うだろう紙吹雪のような天気雨
・牛隆佑/『歌人のふんどし2017』「あらかじめ失われたサウダーデ」(お題提供:綿菓子)より

現代の名作短歌を読む会(5) サバンナの象のうんこよ

サバンナの象のうんこよ聞いてくれだるいせつないこわいさみしい
(穂村弘『シンジケート』沖積舎)

現代短歌の名歌と言われる一首ですが、「犬」とタイトルの付いた連作(同一テーマのひとかたまりの作品)の中の一首でした。「ニューウェーブ短歌運動」をともに推進してきた盟友・荻原裕幸さんをゲスト解説に迎え、連作「犬」を通して「サバンナの象のうんこよ」の短歌を鑑賞します。
レジュメ等資料はこちらで用意しますので、手ぶらでご参加いただいて大丈夫です。(普段のまちライブラリーのイベントと同じく、もしよければお気に入りの本をお持ちください。寄贈は任意です。)
普段から短歌に親しんでいる方も、そうではないが興味があるという方も、どなたでもお気軽にご参加いただけます。

ゲストプロフィール
荻原裕幸(おぎはら・ひろゆき)
1962年愛知県生。1986年に塚本邦雄選歌誌『玲瓏』創刊に参加。1987年に「青年霊歌」で第30回短歌研究新人賞受賞。歌集は『青年霊歌』(1988)、『甘藍派宣言』(1990)、『あるまじろん』(1992)、『世紀末くん!』(1994)、のほか2001年には全歌集『デジタル・ビスケット』(第5歌集『永遠青天症』収録)を刊行。現代短歌のシンポジウムを企画運営やオンデマンド出版事業のプロデュースなどの活動も行う。

■開催日時:2017年12月9日(土)15:00-17:00
(大阪市浪速区敷津東2丁目1-41南海なんば第1ビル 3F)
■参加費:無料
■申込:フェイスブックイベントページから、またはツイッターアカウントにリプライ、DMをお送りください。こちらの記事へコメントしていただいても構いません。(※席に余裕ありましたら当日飛び入りでも構いませんが、資料の用意等ありますので事前にお申込みいただけますと助かります。)
■主催:空き家歌会(牛隆佑、虫武一俊)
■ゲスト:荻原裕幸

「まちライブラリー」はイベント参加者にそれぞれお勧めの本の寄贈をお願いしています。そこで、みなさんには、今回のイベントにあたり「借り家歌会」の棚に、もしよろしければ短歌関係の本の寄贈、をお願いしたく思います。歌集や短歌に関するエッセイ、入門書はもちろんのこと、結社誌や同人誌も歓迎です。

借り家歌会(10月~12月)

コンセプトは、平日の空いた時間にふらっと立ち寄ってみんなで短歌の話をしよう、というものです。借り家歌会、2017年10月~12月の日程です。

■開催日時:10/19(木)、11/16(木)、12/8(金)、12/21(木) ※いずれも19:00~20:45
※11月16日は50回記念会です。
■開催場所:まちライブラリー@大阪府立大学
(大阪市浪速区敷津東2丁目1-41南海なんば第1ビル 3F)
■参加費:無料
■申込:不要
■主催:牛隆佑(空き家歌会管理人)

参加者は会場に短歌を一首用意して会場に来ます。事前提出は不要です。既発表未発表も問いません。短歌を歌会用の用紙に書き、作者名を伏せたまま回覧し、順番に感想を言い合います。
また、自作以外の短歌を一首選んできてください。好きな歌でも気になっている歌でも構いません。これも回覧し、順番に感想・批評を言い合います。
自作の歌や好きな歌のどちらかだけ、という参加の仕方や、どんなことをしているのかを見てみたい、というだけの参加の仕方も大丈夫です。お気軽にご参加ください。

「まちライブラリー」はイベント参加者にそれぞれお勧めの本の寄贈をお願いしています。そこで、みなさんには、今回のイベントにあたり「借り家歌会」の棚に、もしよろしければ短歌関係の本の寄贈、をお願いしたく思います。歌集や短歌に関するエッセイ、入門書はもちろんのこと、結社誌や同人誌も歓迎です。

第二十回空き家歌会のお知らせ

大阪・第二十回空き家歌会を11月11日(土)13時~、開催します!(開始時間は予定です)
開催にあたり参加者を募らせていただきます。参加希望者はツイッターの空き家歌会アカウント (akiya31)にDMをお送りください。ツイッターアカウントをお持ちでない方も参加していただけますので、お気軽にお問合せください。

スペースの関係上、15人を定員として行えればと思っておりますので、参加希望者が多い場合は申し訳ありませんがこちらで抽選とさせていただきます。ご了承ください。10月20日(金)24時までを募集期間とさせていただきます。

また、2017年2月25日(土)に開催しました「大阪短歌チョップ2」の動画、写真、文字起こしテキストを大阪短歌チョップ2公式サイトにて公開しております。もしよろしければご覧ください。


質問などはこちらのコメント欄でもお気軽にどうぞ!以上、よろしくお願いいたします。大阪・空き家歌会でした。

現代の名作短歌を読む会(4) さくら花幾春かけて

さくら花幾春かけて老いゆかん身に水流の音ひびくなり
(馬場あき子『桜花伝承』牧羊社)

現代短歌の名歌と言われる一首ですが、「春の水深」とタイトルの付いた連作(同一テーマのひとかたまりの作品)の中の一首でした。馬場あき子さんに師事する中津昌子さんをゲスト解説に迎え、連作「春の水深」を通して「さくら花幾春かけて」の短歌を鑑賞します。
レジュメ等資料はこちらで用意しますので、手ぶらでご参加いただいて大丈夫です。(普段のまちライブラリーのイベントと同じく、もしよければお気に入りの本をお持ちください。寄贈は任意です。)
普段から短歌に親しんでいる方も、そうではないが興味があるという方も、どなたでもお気軽にご参加いただけます。

ゲストプロフィール
中津昌子(なかつ・まさこ)
1955年京都府生。1987年に「かりん」に入会し、馬場あき子に師事。「鱧と水仙」にも参加している。1991年に「風を残せり」で第六回短歌現代新人賞受賞。歌集は『風を残せり』(1993)、『遊園』(1997)、『夏は終はつた』(2005)、『芝の雨』(2009)、『むかれなかった林檎のために』(2015)の五冊を刊行している。

■開催日時:2017年8月5日(土)15:00-17:00
(大阪市浪速区敷津東2丁目1-41南海なんば第1ビル 3F)
■参加費:無料
■申込:フェイスブックイベントページから、またはツイッターアカウントにリプライ、DMをお送りください。こちらの記事へコメントしていただいても構いません。(※席に余裕ありましたら当日飛び入りでも構いませんが、資料の用意等ありますので事前にお申込みいただけますと助かります。)
■主催:空き家歌会(牛隆佑、虫武一俊)
■ゲスト:中津昌子(「かりん」)

「まちライブラリー」はイベント参加者にそれぞれお勧めの本の寄贈をお願いしています。そこで、みなさんには、今回のイベントにあたり「借り家歌会」の棚に、もしよろしければ短歌関係の本の寄贈、をお願いしたく思います。歌集や短歌に関するエッセイ、入門書はもちろんのこと、結社誌や同人誌も歓迎です。

借り家歌会(6~9月)

コンセプトは、平日の空いた時間にふらっと立ち寄ってみんなで短歌の話をしよう、というものです。借り家歌会、2017年7月~9月の日程です。

■開催日時:7/20(木)、8/17(木)、9/21(木) ※いずれも19:00~20:45
■開催場所:まちライブラリー@大阪府立大学
(大阪市浪速区敷津東2丁目1-41南海なんば第1ビル 3F)
■参加費:無料
■申込:不要
■主催:牛隆佑(空き家歌会管理人)

参加者は会場に短歌を一首用意して会場に来ます。事前提出は不要です。既発表未発表も問いません。短歌を歌会用の用紙に書き、作者名を伏せたまま回覧し、順番に感想を言い合います。
また、自作以外の短歌を一首選んできてください。好きな歌でも気になっている歌でも構いません。これも回覧し、順番に感想・批評を言い合います。
自作の歌や好きな歌のどちらかだけ、という参加の仕方や、どんなことをしているのかを見てみたい、というだけの参加の仕方も大丈夫です。お気軽にご参加ください。

「まちライブラリー」はイベント参加者にそれぞれお勧めの本の寄贈をお願いしています。そこで、みなさんには、今回のイベントにあたり「借り家歌会」の棚に、もしよろしければ短歌関係の本の寄贈、をお願いしたく思います。歌集や短歌に関するエッセイ、入門書はもちろんのこと、結社誌や同人誌も歓迎です。

第十九回空き家歌会結果発表!!

「敗」(題詠もしくはテーマ詠)

A ただ一度破れるためにきみの書く文字は何度も敗れてしまう/あかみ
・4点(文車、雀來豆、虫武、山田)

B 両成敗でまるく収まりそうな議論リツイートしてお昼寝タイム/水沼朔太郎
・3点(杉谷、谷、牛)

C カゴの中の空き缶だけが待っていた僕の目を焼く初夏の電灯/みちか
・1点(羽島)

D カツ丼を愛した敗荷 図書室の嘘の記憶にばかり惹かれる/雀來豆
・3点(水沼、泳二、杉谷)

E 点滅が早すぎるから気付かないだけだったのか体勢を解く/柿内善治
・0点

F 渡される林檎を受け取り損ねては透明なまま日々を生きる/文車雨
・5点(泳二、谷、辻2、牛)

G 靴下のやぶれから出た親指よ負けてはいない勝ってもいない/泳二
・5点(水沼、文車、雀來豆、虫武、山田)

H 愛は勝つ(何に?)おそらく朝に見た轢かれて死んだ鴉がいなくなっているようなことに/牛隆佑
・5点(あかみ2、水沼、みちか2)

I 「よお」と手をあげる真夏のサボテンに何だろうこの敗北感は/杉谷麻衣
・8点(水沼、泳二、みちか、虫武、谷、辻、山田2)

J そのときは紫陽花に埋もれゆくといいもう一度敗けた後の都よ/虫武一俊
・4点(あかみ、羽島2、牛)

K たっぷりと雨に愛されあじさいは失敗談にもう上の空/羽島かよ子
・7点(泳二、文車、杉谷、柿内2、谷、辻)

L まけたけどチョキの手のまま帰りみち監視カメラに笑顔を送る/谷じゃこ
・4点(文車、雀來豆、みちか、牛)

M 敗戦と呼べばそよげる一行がたけのこの里年表にあり/辻聡之
・7点(水沼、雀來豆2、杉谷、虫武、谷、山田)

N 惨敗です 分かるでしょ?って聞いてくる瞳に一度もYESと言えない/九条しょーこ
・0点

O 血管を流れる春の敗北がようやく胸のあたりを過ぎる/山田誠久
・14点(あかみ2、泳二、文車、羽島2、杉谷、みちか、虫武、柿内3、辻、牛)


第十九回空き家主は山田誠久さんです!おめでとうございます。

参加して下さった皆さま、ありがとうございました。楽しい歌会でした。また次回もどうぞよろしくお願いします。一度来ていただいた方も今まで参加したことのない方も、ぜひご参加いただければ嬉しいです。

第十九回空き家歌会詠草発表!

第十九回空き家歌会


















第十九回空き家歌会(二〇一七年六月二五日)詠草
「敗」(題詠もしくはテーマ詠)

A ただ一度破れるためにきみの書く文字は何度も敗れてしまう

B 両成敗でまるく収まりそうな議論リツイートしてお昼寝タイム

C カゴの中の空き缶だけが待っていた僕の目を焼く初夏の電灯

D カツ丼を愛した敗荷 図書室の嘘の記憶にばかり惹かれる

E 点滅が早すぎるから気付かないだけだったのか体勢を解く

F 渡される林檎を受け取り損ねては透明なまま日々を生きる

G 靴下のやぶれから出た親指よ負けてはいない勝ってもいない

H 愛は勝つ(何に?)おそらく朝に見た轢かれて死んだ鴉がいなくなっているようなことに

I 「よお」と手をあげる真夏のサボテンに何だろうこの敗北感は

J そのときは紫陽花に埋もれゆくといいもう一度敗けた後の都よ

K たっぷりと雨に愛されあじさいは失敗談にもう上の空

L まけたけどチョキの手のまま帰りみち監視カメラに笑顔を送る

M 敗戦と呼べばそよげる一行がたけのこの里年表にあり

N 惨敗です 分かるでしょ?って聞いてくる瞳に一度もYESと言えない

O 血管を流れる春の敗北がようやく胸のあたりを過ぎる


以上、十五首が出揃いました。選歌の方式は「持ち点制」です。当日、5点を自身以外の歌に自由に振り分けて投票します。(たとえば、五首に1点ずつ、一首に2点・三首に1点ずつ、など)
また、当日の空き家歌会まで各歌への個別の言及はお控えください。では、歌会で!

第十九回空き家歌会参加者および題発表

第十九回空き家歌会(6/25)へのご応募、まことにありがとうございます。参加者および題の発表です。

参加者
あかみさん
水沼朔太郎さん
泳二さん
文車雨さん
雀來豆さん
羽島かよ子さん
杉谷麻衣さん
みちかさん
虫武一俊さん
柿内善治さん
谷じゃこさん
九条しょーこさん
辻聡之さん
山田誠久さん
牛隆佑
 
司会
牛隆佑

第十九回のお題は「敗」です。題詠もしくはテーマ詠ですので、「敗」の語を詠みこんでも詠みこまなくても結構です。参加者の方への時間・場所などのご連絡はメイテイで行っていますのでそちらをご参照下さい。質問等は空き家アカウントやこちらまでお気軽に。以上よろしくお願いいたします!


※参加者の方の短歌紹介(牛隆佑選)

母語に母語ぶつけることの微笑みに似たとき日影になる更衣室
・あかみ/『短歌バトルの紙』「イメージ」より

気合いではどうにもならないことばかり抱えて春の地元を歩く
・水沼朔太郎/『嫌な気持ち・嫌な愛』「気合い」より

「じゃく」という音うつくしく雪を踏むあなたは若く、弱く、寂しい
・泳二/うたの日「弱」(2016年12月15日)

晩夏、飛び込み台を見上げている独りになっても泳ぎ切れ 行け
・文車雨/合同短歌集『みずつき5』「堰き止める」より

燈台は舟とあなたを指しているあなたを夜へ連れていくはず
・雀來豆/ネットプリント「とらぬたぬきうどんでおなかをふくらます唯一の方法」vol.2より

猫舌のわたしのために地球一やさしい風を生み出すあなた
・羽島かよ子/短歌×写真のフリーペーパー『うたらば』vol.16「風」より

いつわりも別れも白い 川べりの不断桜にもたれてみれば
・杉谷麻衣/『うたつかい』第28号「はなのいろは」より

真夜中に草木花々ほの緑 目覚めぬままに宙へ伸びゆく
・みちか/新進歌人会第3回詠草

このおれを映して窓は何になる二十三時に突っ立ったまま
・虫武一俊/『夕化粧』vol.10「着膨れた犬」より

よく伸びるのでおもちかと思ったらおもちよりよく伸びる白猫
・谷じゃこ/フリーペーパー『バッテラ10』より

なにもない?いいえたくさん砂がある ある いる やる からぜんぶはじまる
・九条しょーこ/ネットプリント『すごーい!たーのしー!たんかフレンズ』「ほえろフレンズ」より

日の暮れにつつじは色を増すばかりここが終わりでなくてよかった
・辻聡之/『ぺんぎんぱんつの紙 Osyare』「シャツを羽織る」より

この街がひかりの爆心地だった 転がってきたサッカーボール
・山田誠久/『SHAKE ART!』vol.17「夏の校庭」より

目を閉じれば僕の暗闇 取り返しがつかないのならやり直したい
・牛隆佑/『大阪短歌チョップ2メモリアルブック』「再構築します」より

※柿内善治さんの短歌は見つかりませんでした。どのような短歌を詠まれる方なのか楽しみです。

第十九回空き家歌会のお知らせ

大阪・第十九回空き家歌会を6月25日(日)13時~、開催します!(開始時間は予定です)
開催にあたり参加者を募らせていただきます。参加希望者はツイッターの空き家アカウント (akiya31)にDMをお送りください。ツイッターアカウントをお持ちでない方も参加していただけますので、お気軽にお問合せください。

スペースの関係上、15人を定員として行えればと思っておりますので、参加希望者が多い場合は申し訳ありませんがこちらで抽選とさせていただきます。ご了承ください。6月3日(土)24時までを募集期間とさせていただきます。

質問などはこちらのコメント欄でもお気軽にどうぞ!以上、よろしくお願いいたします。大阪・空き家歌会でした。

借り家歌会(4月~6月)

コンセプトは、平日の空いた時間にふらっと立ち寄ってみんなで短歌の話をしよう、というものです。借り家歌会、2017年4月~6月の日程です。

■開催日時:4/20(木)、5/18(木)、6/15(木) ※いずれも19:00~20:45
 ★6月は「BOOK FESTA 2017 in KANSAI」内の開催です。 
■開催場所:まちライブラリー@大阪府立大学
(大阪市浪速区敷津東2丁目1-41南海なんば第1ビル 3F)
■参加費:無料
■申込:不要
■主催:牛隆佑(空き家歌会管理人)

参加者は会場に短歌を一首用意して会場に来ます。事前提出は不要です。既発表未発表も問いません。短歌を歌会用の用紙に書き、作者名を伏せたまま回覧し、順番に感想を言い合います。
また、自作以外の短歌を一首選んできてください。好きな歌でも気になっている歌でも構いません。これも回覧し、順番に感想・批評を言い合います。
自作の歌や好きな歌のどちらかだけ、という参加の仕方や、どんなことをしているのかを見てみたい、というだけの参加の仕方も大丈夫です。お気軽にご参加ください。

「まちライブラリー」はイベント参加者にそれぞれお勧めの本の寄贈をお願いしています。そこで、みなさんには、今回のイベントにあたり「借り家歌会」の棚に、もしよろしければ短歌関係の本の寄贈、をお願いしたく思います。歌集や短歌に関するエッセイ、入門書はもちろんのこと、結社誌や同人誌も歓迎です。

現代の名作短歌を読む会(3) 「はなびら」と点字をなぞる

「はなびら」と点字をなぞる ああ、これは桜の可能性が大きい
(笹井宏之『ひとさらい』書肆侃侃房)

現代短歌の名歌と言われる一首ですが、「数えてゆけば会えます」とタイトルの付いた連作(同一テーマのひとかたまりの作品)の中の一首でした。笹井宏之さんと同い年で同時代の歌人である土岐友浩さんをゲスト解説に迎え、連作「数えてゆけば会えます」を通して「「はなびら」と点字をなぞる」の短歌を鑑賞します。
レジュメ等資料はこちらで用意しますので、手ぶらでご参加いただいて大丈夫です。(普段のまちライブラリーのイベントと同じく、もしよければお気に入りの本をお持ちください。寄贈は任意です。)
普段から短歌に親しんでいる方も、そうではないが興味があるという方も、どなたでもお気軽にご参加いただけます。

ゲストプロフィール
土岐友浩(とき・ともひろ)
1982年愛知県生。京都大学在学時に「京大短歌」に入会。2009年、瀬戸夏子、服部真里子、平岡直子、望月裕二郎、吉岡太朗の5人と同人誌「町」を立ち上げ、13年からは同人誌「一角」を個人発行している。15年には歌集『Bootleg』を刊行し、同書で第四十一回現代歌人集会賞受賞。16年に堂園昌彦、永井祐とともに歌書を読むブログ「短歌のピーナツ」を立ち上げている。

■開催日時:2017年4月29日(土)14:00-16:00
(大阪市浪速区敷津東2丁目1-41南海なんば第1ビル 3F)
■参加費:無料
■申込:フェイスブックイベントページから、またはツイッターアカウントにリプライ、DMをお送りください。こちらの記事へコメントしていただいても構いません。(※席に余裕ありましたら当日飛び入りでも構いませんが、資料の用意等ありますので事前にお申込みいただけますと助かります。)
■主催:空き家歌会(牛隆佑、虫武一俊)
■ゲスト:土岐友浩

「まちライブラリー」はイベント参加者にそれぞれお勧めの本の寄贈をお願いしています。そこで、みなさんには、今回のイベントにあたり「借り家歌会」の棚に、もしよろしければ短歌関係の本の寄贈、をお願いしたく思います。歌集や短歌に関するエッセイ、入門書はもちろんのこと、結社誌や同人誌も歓迎です。

第十八回空き家歌会結果発表!!

「幸」(題詠もしくはテーマ詠)

A 鼻歌でスタッカートを 幸せの春のお風呂を洗うさなかに/虫武一俊
・6点(雀來豆、羽島3、千原2) 

B 幸という文字は野に咲くはなに似て揺れおり春のたよりのなかに/杉谷麻衣
・17点(たゆか2、鈴木2、森下、羽島、千原2、みちか3、虫武、久哲、田中2、たかだ、牛) 

C 仕合せな飲み会なれば一人にて帰らる はるのバスを待ちおり/牛隆佑
・2点(杉谷、なつお) 

D 春からは別れて暮らす人たちの幸せな日々にいない私だ/たゆか
・3点(森下、杉谷、谷) 

E 気付かれぬように抜け出す二回目の幸福体操はじまる前に/森下裕隆
・3点(たゆか2、雀來豆) 

F いづかたに住むとも知れぬさいはひをたづねて入りぬ本のなかへと/鈴木秋馬
・3点(みちか、久哲、たかだ) 

G マフラーをまだ解かぬ君の肺胞のひとつひとつへ春届けたい ※肺胞=はいほう/みちか
・3点(千原、たかだ、牛) 

H こんりんざい!のひびき楽しいこんりんざい!あなたと春をゆるやかに待つ/田中ましろ
・5点(雀來豆、虫武、谷2、牛) 

I 「幸子」って歌があってねあたしのね歌と思うと幸子が言った/なつお
・1点(久哲) 

J なるほどね「君とひだまり事件簿」のキーパーソンはクリームパンだ/久哲
・4点(森下、雀來豆、谷、牛) 

K 犬婿と鶴女房が情死する異類婚姻譚の顛末/雀來豆
・1点(牛) 

L しあわせと伝えるたびにしあわせが一羽一羽と君へ飛び立つ/千原こはぎ
・6点(たゆか、森下、羽島、みちか、なつお2) 

M 幸せと言い切るまでの逡巡に似て花冷えに触れるゆびさき/羽島かよ子
・8点(鈴木2、森下、虫武、久哲、田中2、たかだ) 

N たいくつな『幸福論』を投げ捨てて『悪魔の辞典』へ舵切る二十歳/たかだ牛道
・6点(鈴木、雀來豆、杉谷、久哲、谷、なつお) 

O あちこちでしあわせという声がしてこれはロボットの誤作動です/谷じゃこ
・7点(杉谷2、虫武2、なつお、たなか、たかだ) 
 
第十八回空き家主は杉谷麻衣さんです!おめでとうございます。

参加して下さった皆さま、ありがとうございました。今回も楽しい歌会でした。また次回もどうぞよろしくお願いします。一度来ていただいた方も今まで参加したことのない方も、ぜひご参加いただければ嬉しいです。

第十八回空き家歌会詠草発表!

第十八回空き家歌会


















第十八回空き家歌会(二〇一七年三月二五日)詠草
「幸」(題詠もしくはテーマ詠)
 
A 鼻歌でスタッカートを 幸せの春のお風呂を洗うさなかに

B 幸という文字は野に咲くはなに似て揺れおり春のたよりのなかに

C 仕合せな飲み会なれば一人にて帰らる はるのバスを待ちおり

D 春からは別れて暮らす人たちの幸せな日々にいない私だ

E 気付かれぬように抜け出す二回目の幸福体操はじまる前に

F いづかたに住むとも知れぬさいはひをたづねて入りぬ本のなかへと

G マフラーをまだ解かぬ君の肺胞のひとつひとつへ春届けたい
  ※肺胞=はいほう

H こんりんざい!のひびき楽しいこんりんざい!あなたと春をゆるやかに待つ

I 「幸子」って歌があってねあたしのね歌と思うと幸子が言った

J なるほどね「君とひだまり事件簿」のキーパーソンはクリームパンだ

K 犬婿と鶴女房が情死する異類婚姻譚の顛末

L しあわせと伝えるたびにしあわせが一羽一羽と君へ飛び立つ

M 幸せと言い切るまでの逡巡に似て花冷えに触れるゆびさき

N たいくつな『幸福論』を投げ捨てて『悪魔の辞典』へ舵切る二十歳

O あちこちでしあわせという声がしてこれはロボットの誤作動です


以上、十五首が出揃いました。選歌の方式は「持ち点制」です。当日、5点を自身以外の歌に自由に振り分けて投票します。(たとえば、五首に1点ずつ、一首に2点・三首に1点ずつ、など)
また、当日の空き家歌会まで各歌への個別の言及はお控えください。では、歌会で!

第十八回空き家歌会参加者および題発表

第十八回空き家歌会(3/25)へのご応募、まことにありがとうございます。参加者および題の発表です。

参加者
たゆかさん
鈴木秋馬さん
森下裕隆さん
雀來豆さん
羽島かよ子さん
杉谷麻衣さん
千原こはぎさん
みちかさん
虫武一俊さん
久哲さん
谷じゃこさん
なつおさん
田中ましろさん
たかだ牛道さん
牛隆佑
 
司会
牛隆佑

第十八回のお題は「幸」です。題詠もしくはテーマ詠ですので、「幸」の語を詠みこんでも詠みこまなくても結構です。参加者の方への時間・場所などのご連絡はメイテイで行っていますのでそちらをご参照下さい。質問等は空き家アカウントやこちらまでお気軽に。以上よろしくお願いいたします!


※参加者の方の短歌紹介(牛隆佑選)

見送ったあなたをまた夢で見送る夢とは思わずに手を振った
・たゆか/歌会たかまがはら12月号ゲスト詠歌

夕やみに佇む人とおもひしがふと門柱になつてしまひぬ 
・鈴木秋馬/短歌人2016年11月号

かろうじて笑顔と分かる顔をして写されており十四の僕は
・森下裕隆/毎日歌壇(加藤治郎・選)

何の罰、だったのだろう蛇口から手を切るようにあふれだす水
・雀來豆/未来2016年12月号(ヨシダジャック名義)

クレーターに名前をつけた人類はやさしいね 癒えないすべてへと
・羽島かよ子/『歌人のふんどし』「昨日あんなに怒ってたのに?」(お題提供:鈴木晴香)より

といかけに問いで答えるような目にあなたは父に似て火をやどす
・杉谷麻衣/ネットプリント『現氏物語』「着せかえ」より

あぁこれはすごくデートだどう見てもデートだ春のあふれる街で
・千原こはぎ/歌集『これはただの』より

三日月が夕日とともに西空へ 現る19:00まだ歯は生えず(※19:00=じゅうくじ)
・みちか/うたの日「19時」(2017年3月1日)

奪うとき誰しもが手を伸ばすのだ口閉じさせるちからを込めて
・虫武一俊/ネットプリント『ぺんぎんぱんつの紙 温泉』「草津市に温泉がない」より

敵なんていないとおもうみずうみはどんなりくでもゆるしています
・久哲/『短歌、WWWを走る。題詠マラソン2003』(邑書林)

目の前でリンゴを剥いてくれたのがロボットでも嬉しいよわたしは
・谷じゃこ/フリーペーパー『バッテラ06』「でも嬉しいよ」より

今はまだ仔鹿はみんな夢の中 春になったら奈良に行こうぜ
・なつお/うたの日「奈」(2015年2月7日)

少しだけわかる狂気の香りして薄い唇うごめいている
・田中ましろ/『傘、魚、花が花芯を持っていること』より

平凡をあなどりつつも平凡に歩みて来たり あ、金木犀
・たかだ牛道/短歌人2017年1月

黒い焔がえすえぬえすに燃え上がりこれなら胸の葩だとおもう
・牛隆佑/ネットプリント『さくはなの』より

大阪短歌チョップ2第二弾告知!

いよいよ一か月後に迫りました大阪短歌チョップ2(2月25日(土)まちライブラリー@大阪府立大学)、第二弾告知が公式サイトではじまっています。入場無料・出入自由です。お好きなようにお楽しみください。

発表されたイベント一つ目は「どっちのユトリショー」。前回短歌チョップ時にはまだ生まれていなかった新鋭集団YUTRICKによる即興のチーム短歌戦。なべとびすこさんや深川青さんなど若い力がチョップの先陣を切ります。
 
借り家歌会もゲスト司会が決定しました。辻歌会の辻聡之さん、漂流歌会のショージサキさん、四国キャラバン歌会の大橋春人さん、そして鳥歌会の千原こはぎさんが入ります。事前申込・事前提出不要の歌会です。どうぞお気軽に。

お昼前には田丸まひるさんとしんくわさんによる短歌ユニット・ぺんぎんぱんつによる「ぺんぎんぱんつ倶楽部」です。何をするのか、って?そんなことはまったく予想がつきません。もちろん「ぺんぎんぱんつの紙」も登場予定です。

「ムシトーーク!」は個性的なゲストが出揃いました。江戸雪さん、楠誓英さん、嶋田さくらこさん、千原こはぎさん、辻聡之さん、ナイス害さん、なべとびすこさん、廣野翔一さんです。各々の短歌観に虫武一俊さんが迫ります。

中島裕介さんを講師にお招きしたワークショップ「新しい短歌、あなたもつくるんです―短歌ゴコロに火をつける」は3Fのトークとたぶん表裏一体の企画。公式サイト内の申込フォームからどうぞ。先着20名ですのでお早めにどうぞ。

ステージ最後は岡野大嗣さんと飯田和馬さんによる短歌朗読「『お名前ちょうだいできますか』」です。フィナーレに向けて気持ちの昂るような、あるいはほっと一息ついてコーヒーを啜るような、お二人の朗読をお楽しみください。

フィナーレは「うたのかべ・集」の結果発表です。みなさんからの投票の結果発表の他、荻原裕幸さん、田中ましろさん、石井僚一さん、の3名の選者賞も発表します。投稿は公式サイト内投稿フォームから。2月6日(月)締切なのでお忘れなく!

そして「フリーペーパー天国・地獄」もみなさんに盛り上げていただきたい企画です。ツイッターで「#大阪短歌チョップ2」のハッシュタグをつけて「こんなフリーペーパー持っていくよー」とツイートしていただければリツイートします。  

ぜひ2月25日(土)の大阪短歌チョップ2にご来場ください。フェスのように、気軽に、自由に、短歌に浸りっきりの1日をお楽しみください。フェスは参加されるみなさんが主役です。

第十八回空き家歌会のお知らせ

大阪・第十八回空き家歌会を3月25日(土)13時~、開催します!(開始時間は予定です)
開催にあたり参加者を募らせていただきます。参加希望者はツイッターの空き家アカウント (akiya31)にDMをお送りください。ツイッターアカウントをお持ちでない方も参加していただけますので、お気軽にお問合せください。

スペースの関係上、15人を定員として行えればと思っておりますので、参加希望者が多い場合は申し訳ありませんがこちらで抽選とさせていただきます。ご了承ください。3月3日(金)24時までを募集期間とさせていただきます。

質問などはこちらのコメント欄でもお気軽にどうぞ!以上、よろしくお願いいたします。大阪・空き家歌会でした。

借り家歌会(1月~3月)

あけましておめでとうございます。コンセプトは、平日の空いた時間にふらっと立ち寄ってみんなで短歌の話をしよう、というものです。借り家歌会、2017年1月~3月の日程です。

■開催日時:1/19(木)、2/16(木)、3/16(木) ※いずれも19:00~20:45
(大阪市浪速区敷津東2丁目1-41南海なんば第1ビル 3F)
■参加費:無料
■申込:不要
■主催:牛隆佑(空き家歌会管理人)

参加者は会場に短歌を一首用意して会場に来ます。事前提出は不要です。既発表未発表も問いません。短歌を歌会用の用紙に書き、作者名を伏せたまま回覧し、順番に感想を言い合います。
また、自作以外の短歌を一首選んできてください。好きな歌でも気になっている歌でも構いません。これも回覧し、順番に感想・批評を言い合います。
自作の歌や好きな歌のどちらかだけ、という参加の仕方や、どんなことをしているのかを見てみたい、というだけの参加の仕方も大丈夫です。お気軽にご参加ください。

「まちライブラリー」はイベント参加者にそれぞれお勧めの本の寄贈をお願いしています。そこで、みなさんには、今回のイベントにあたり「借り家歌会」の棚に、もしよろしければ短歌関係の本の寄贈、をお願いしたく思います。歌集や短歌に関するエッセイ、入門書はもちろんのこと、結社誌や同人誌も歓迎です。

大阪短歌チョップ2第一弾告知はじまっています!

2017年2月25日(土)、まちライブラリー@大阪府立大学にて開催の大阪短歌チョップ2の第一弾告知が公式サイトではじまっています。

前回から2年半ぶりとなる「大阪短歌チョップ2」を開催します。前回よりもさらにパワーアップして、一日中、短歌をお楽しみいただけます。入場無料・出入自由です。ぜひ遊びに来てください。

今回のメイントークセッションは、土岐友浩さんを司会に荻原裕幸さん・田中ましろさん・石井僚一さん、という常に新たな「場」を構築してきた三名の話を伺います。前回は横軸の広がりでしたが、今回は縦軸の連なりでしょうか。

前回からの2年半で大きく変わったことの一つが「葉ね文庫」の開店ではないでしょうか。大阪短歌チョップ2では葉ね文庫に出張いただき、歌集等の販売を行います。店主の池上規公子さんによるブックトークもあります。

この2年半では安福望さんの『食器と食パンとペン』の書籍化も印象的な出来事でした。今回も安福さんの原画展を行います。原画の展示は今回が最後とのことです。ぜひご覧いただきたいと思います。ライブドローイングも。 

さらにこの2年半では「うたの日」も大きな存在となりました。大阪短歌チョップ2では「うたの日」そだちの門脇篤史さんを中心に、泳二さん、天野うずめさんといった常連投稿者と「うたの日」の魅力について語ります。

展示は他に3つ。まずは天野慶さんによる「歌集喫茶うたたね展」です。短歌チョップの思想の根幹を表す大事な歌集の展示です。ぜひ手にとってご覧ください。天野さんによるギャラリートークも行います。こちらも必聴です。

2つ目はこれまでありそうでなかった「うたらば写真展」です。もうすぐ丸7年を迎える「うたらば」の軌跡を感じられるような展示になるのではないでしょうか。たくさんの方に見ていただきたいと思っています。

そして何といってもみなさんの短歌で会場の壁を埋め尽くす圧巻の「うたのかべ」、今回も行います。前回を超える投稿をお待ちしております。公式サイトから投稿できるようにしますので、詳細発表をお待ちください。

そしてみなさんに盛り上げていただきたいもう一つのコーナーは「フリーペーパー天国・地獄」です。今回は3階にも2階にもフリーペーパー配布スペースを用意していますので、よろしければぜひご持参ください。 

参加型の企画もまだあります。まずはまちライブラリーで定期開催中の「借り家歌会」です。事前申込・事前提出不要ですので、ふらっと参加してみてください。歌人の交流は歌会から。特別ゲスト司会も出演予定です。

また、ボードゲーム界でも話題の短歌カードゲーム「ミソヒトサジ」も遊べます。も会場内の葉ね文庫でも購入可です。こちらは製作者のなべとびすこさんがディーラ―を務め、歌会よりもさらに気軽にご参加いただけます。

ここまでで半分くらい。他にも前回好評だった、競技かるたを体験するコーナーや、短歌の悩みを相談できるコーナー、さらに準備中で未公開の企画も控えています。フェスは来場者が主役です。ぜひ盛り上げてください。

第十七回空き家歌会結果発表!!

「夜」(題詠もしくはテーマ詠)

A もろびとが集ふ聖夜のかたすみに乾ぶる柚子がころがつてゐる/東風めかり
・6点(雀來豆、草野、虫武2、なべと2) 

B 一〇〇〇兆の腸内細菌ひかれかし食べられたってたのしい夜空/辻聡之
・3点(雀來豆、九条、岩井) 

C モヒートを献杯として熱帯夜自死にさみどりかおる付箋を/羽島かよ子
・3点(雀來豆、村田、東風) 

D 君にしか見えていないその十五夜に雲がかからぬように祈った/西村湯呑
・4点(草野、なべと2、ゆら) 

E 昼間より人に優しくしたいって心があるから布団ぬくぬく/九条しょーこ
・4点(羽島、谷、辻、牛) 

F 暗い部屋、眠ってる靴、外のない小学生は夜の囚人/なべとびすこ
・1点(村田) 

G ひとりきり歩いていける スカートをさばく手つきは冬の夜風だ/ゆら
・8点(吉岡、谷2、九条2、辻、岩井、牛) 

H イブの夜恋人たちが繋ぐ手と手の間からブラックホール/谷じゃこ
・1点(辻) 

I 冬きみの布団の水位が上がること今夜は鼻のあたまも沈む/吉岡太朗
・6点(東風、なべと、九条、岩井、西村、牛) 

J 何も見ていないふりしてしっとりと夜露に濡れているねこじゃらし/岩井曜
・6点(村田、草野、谷、ゆら、西村、牛) 

K 半球の果てとして誰の広野にも夜明けが青く黙しつつ来る/虫武一俊
・9点(村田、羽島2、吉岡2、辻、岩井、西村、牛) 

L 高架から線路を削る音がする終電過ぎに喧々たる夜/村田馨
・2点(雀來豆、虫武) 

M ひるのまちが夜の杜へとかえるときだれの胸にも点く烏瓜/牛隆佑
・11点(雀來豆、村田、吉岡2、東風、虫武2、辻、ゆら2、岩井)
 
N ちりぢりに街のわずかなすき間へと帰ってゆくのだ酢ゆきおとこ等/草野浩一
・3点(羽島2、西村) 

O 雪道で自分の靴とぴったりの(キヨシコノヨル)足跡と会う/雀來豆
・8点(草野2、東風2、谷、九条、ゆら、西村)
 
第十七回空き家主は牛隆佑でした!ありがとうございました。

参加して下さった皆さま、ありがとうございました。今回も楽しい歌会でした。また次回もどうぞよろしくお願いします。一度来ていただいた方も今まで参加したことのない方も、ぜひご参加いただければ嬉しいです。

歌会の様子はこちらでユーストリームにてご覧いただけます。(二か月間) 

第十七回空き家歌会詠草発表!


第十七回空き家歌会


















第十七回空き家歌会(二〇一六年一二月二五日)詠草
「夜」(題詠もしくはテーマ詠)

A もろびとが集ふ聖夜のかたすみに乾ぶる柚子がころがつてゐる

B 一〇〇〇兆の腸内細菌ひかれかし食べられたってたのしい夜空

C モヒートを献杯として熱帯夜自死にさみどりかおる付箋を

D 君にしか見えていないその十五夜に雲がかからぬように祈った

E 昼間より人に優しくしたいって心があるから布団ぬくぬく

F 暗い部屋、眠ってる靴、外のない小学生は夜の囚人

G ひとりきり歩いていける スカートをさばく手つきは冬の夜風だ

H イブの夜恋人たちが繋ぐ手と手の間からブラックホール

I 冬きみの布団の水位が上がること今夜は鼻のあたまも沈む

J 何も見ていないふりしてしっとりと夜露に濡れているねこじゃらし

K 半球の果てとして誰の広野にも夜明けが青く黙しつつ来る

L 高架から線路を削る音がする終電過ぎに喧々たる夜

M ひるのまちが夜の杜へとかえるときだれの胸にも点く烏瓜

N ちりぢりに街のわずかなすき間へと帰ってゆくのだ酢ゆきおとこ等

O 雪道で自分の靴とぴったりの(キヨシコノヨル)足跡と会う
 
 
以上、十五首が出揃いました。選歌の方式は「持ち点制」です。当日、5点を自身以外の歌に自由に振り分けて投票します。(たとえば、五首に1点ずつ、一首に2点・三首に1点ずつ、など)
また、当日の空き家歌会まで各歌への個別の言及はお控えください。では、歌会で!

第十七回空き家歌会参加者および題発表

第十七回空き家歌会(12/25)へのご応募、まことにありがとうございます。参加者および題の発表です。

参加者
雀來豆さん
村田馨さん
羽島かよ子さん
草野浩一さん
吉岡太朗さん
東風めかりさん
虫武一俊さん
なべとびすこさん
谷じゃこさん
九条しょーこさん
辻聡之さん
ゆらさん
岩井曜さん
西村湯呑さん
牛隆佑
 
司会
牛隆佑

第十七回のお題は「夜」です。題詠もしくはテーマ詠ですので、「夜」の語を詠みこんでも詠みこまなくても結構です。参加者の方への時間・場所などのご連絡はメイテイで行っていますのでそちらをご参照下さい。質問等は空き家アカウントやこちらまでお気軽に。以上よろしくお願いいたします!


※参加者の方の短歌紹介(牛隆佑選)

わる者が泣いたら終わり夕焼けに向かって帰る夏帽子たち
・雀來豆/未来11月号(ヨシダジャック名義)

にんげんが子を産む時は夜になる理由が少し分かる気がした
・村田馨/歌集『疾風の囁き』(六花書林)より

もう二度と見えぬ景色があると知る 逆上がりする子らはまぶしい
・羽島かよ子/うたらばブログパーツ「上」採用歌

魚の目を眩ますように秋の辺の水沼をゆらす陽の末裔は
・草野浩一/ 『Cahiers vol.5』「螽蟖」より

駅前の地下牢にある壁ひとつ青くてそれは海とよばれる
・吉岡太朗/歌集『ひだりききの機械』(短歌研究社)より

「過積載、過積載です」うなだれて祈りの重みに泣きだした笹
・東風めかり/第九回鳥歌会鳥賞

行き止まるたびになにかが咲いていてだんだん楽しくなるいきどまり
・虫武一俊/歌集『羽虫群』(書肆侃侃房・新鋭短歌シリーズ)より

ペットボトルジェネレーションの僕たちは記憶のふたを開けては閉める
・なべとびすこ/NHK短歌2月号ジセダイタンカ「ペットボトルジェネレーション」より

しめ鯖に醤油をつけて光にも闇にもなるねわたしたちなら
・谷じゃこ/『おいしい短歌』「希望について」より

タイトルは忘れた映画の帰り道 靴下の色ばかり気にして
・九条しょーこ/『神大短歌vol.3.5』「二ではない辺」より

会いにゆく 色なき風に乾きたる眼のふちを散る金木犀
・辻聡之/『短歌ホリック』「パリピナル」より

アメリカに降る雨すべてコカ・コーラになれよ僕らの息を止めろよ
・ゆら/ネットプリント『oh my own』より

ペンネーム春が好きですというひとのレビューで買ったピアノ、やわらか
・岩井曜/かばん2月号特別作品「世界が裂ける」より

特段にオチは無いとは言えなくて開けられてゆくマトリョーシカは
・西村湯呑/うたの日「オチ」(2016年8月7日)

未来とはぼくドラえもんいやちがうお前はただのスマートフォンだ
・牛隆佑/『歌人のふんどし』「家電について」(お題提供:藤島優実)より

第十七回空き家歌会のお知らせ

大阪・第十七回空き家歌会を12月25日(日)13時~、開催します!(開始時間は予定です)
開催にあたり参加者を募らせていただきます。参加希望者はツイッターの空き家アカウント (akiya31)にDMをお送りください。ツイッターアカウントをお持ちでない方も参加していただけますので、お気軽にお問合せください。

スペースの関係上、15人を定員として行えればと思っておりますので、参加希望者が多い場合は申し訳ありませんがこちらで抽選とさせていただきます。ご了承ください。11月30日(水)24時までを募集期間とさせていただきます。

質問などはこちらのコメント欄でもお気軽にどうぞ!以上、よろしくお願いいたします。大阪・空き家歌会でした。

現代の名作短歌を読む会(2) 日本脱出したし

日本脱出したし 皇帝ペンギンも皇帝ペンギン飼育係りも
(塚本邦雄『日本人靈歌』四季書房)

現代短歌の名歌と言われる一首ですが、「嬉遊曲」とタイトルの付いた連作(同一テーマのひとかたまりの作品)の中の一首でした。塚本邦雄さんに師事し、「玲瓏」編集委員でもある尾崎まゆみさんをゲスト解説に迎え、連作「嬉遊曲」を通して「日本脱出したし」の短歌を鑑賞します。
レジュメ等資料はこちらで用意しますので、手ぶらでご参加いただいて大丈夫です。(普段のまちライブラリーのイベントと同じく、もしよければお気に入りの本をお持ちください。寄贈は任意です。)
普段から短歌に親しんでいる方も、そうではないが興味があるという方も、どなたでもお気軽にご参加いただけます。

ゲストプロフィール
尾崎まゆみ(おざき・まゆみ)
1955年愛媛県今治市生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年に「微熱海域」で第三十四回短歌研究新人賞を受賞。歌集は『微熱海域』『酸つぱい月』『真珠鎖骨』『時の孔雀』『明媚な闇』『奇麗な指』。そのほか、「玲瓏」選者や神戸新聞文芸短歌選者を務めている。現代歌人協会会員。


■開催日時:2016年12月17日(土)15:00‐17:00
(大阪市浪速区敷津東2丁目1-41南海なんば第1ビル 3F)
■参加費:無料
■定員:25名 
■申込:フェイスブックイベントページから。またはツイッターアカウントにリプライ、DMをお送りください。こちらの記事へコメントしていただいても構いません。(※席に余裕ありましたら当日飛び入りでも構いませんが、資料の用意等ありますので事前にお申込みいただけますと助かります。)
■主催:空き家歌会(牛隆佑、虫武一俊)
■ゲスト:尾崎まゆみ(「玲瓏」)

「まちライブラリー」はイベント参加者にそれぞれお勧めの本の寄贈をお願いしています。そこで、みなさんには、今回のイベントにあたり「借り家歌会」の棚に、もしよろしければ短歌関係の本の寄贈、をお願いしたく思います。歌集や短歌に関するエッセイ、入門書はもちろんのこと、結社誌や同人誌も歓迎です。

借り家歌会(11月・12月)

コンセプトは、平日の空いた時間にふらっと立ち寄ってみんなで短歌の話をしよう、というものです。借り家歌会、2016年11月・12月の日程です。

■開催日時:11/17(木)、12/15(木) ※いずれも19:00~20:45
■開催場所:まちライブラリー@大阪府立大学
(大阪市浪速区敷津東2丁目1-41南海なんば第1ビル 3F)
http://www.opu-lib.osakafu-u.ac.jp/
■参加費:無料
■申込:不要
■主催:牛隆佑(空き家歌会管理人)

参加者は会場に短歌を一首用意して会場に来ます。事前提出は不要です。既発表未発表も問いません。短歌を歌会用の用紙に書き、作者名を伏せたまま回覧し、順番に感想を言い合います。
また、自作以外の短歌を一首選んできてください。好きな歌でも気になっている歌でも構いません。これも回覧し、順番に感想・批評を言い合います。
自作の歌や好きな歌のどちらかだけ、という参加の仕方や、どんなことをしているのかを見てみたい、というだけの参加の仕方も大丈夫です。お気軽にご参加ください。

「まちライブラリー」はイベント参加者にそれぞれお勧めの本の寄贈をお願いしています。そこで、みなさんには、今回のイベントにあたり「借り家歌会」の棚に、もしよろしければ短歌関係の本の寄贈、をお願いしたく思います。歌集や短歌に関するエッセイ、入門書はもちろんのこと、結社誌や同人誌も歓迎です。

第十六回空き家歌会結果発表!!

「赤」(題詠もしくはテーマ詠)

A 赤色の光のようだ屈折をせずに向かってくるさよならは/杉谷麻衣
・8点(たゆか2、鳩麦、雀來豆、かつらいす2、九条2) 

B 生焼けの肉を強火にあてながら人間あなたほほ笑んでいる/虫武一俊
・3点(鳩麦、本多、九条) 

C 水風船いたずらに投げつけあって赤いスカート濡らしてしまう/たゆか
・1点(本多) 

D 川は砂をひとは時間を運ぶから赤い橋わたるとき目をつぶる/本多響乃
・4点(たゆか、こりけ、杉谷、牛) 

E 湖西線とか赤穂線とかやばいそんな記憶はなべて消えない/こりけケリ子
・3点(羽島、虫武、谷) 

F 夜、痛む歯を撫でながら血まみれのロッキーを見るあなたが好きだ/雀來豆
・0点 

G 赤福をひとくちでいくこの世界ぜんぶ飲み込む前の練習/九条しょーこ
・6点(雀來豆、羽島、谷2、西村、牛) 

H 切り口のつやめく紅芯大根と何も孕まぬままのわたしと/羽島かよ子
・4点(こりけ、雀來豆、かつらいす、渡邉) 

I 雨に赤パイロン並びその中にただ一つ我ほどのものあり/渡邉瑛介
・7点(鳩麦、雀來豆、羽島2、杉谷、辻、西村) 

J 夕凪の浜崎あゆみ爆音で流るるなかを夏死にゆけり/辻聡之
・8点(こりけ2、雀來豆、虫武、本多、谷、西村、牛)

K 逆さまに辿ってみてもあの頃の僕らはいない夕焼けの道/かつらいす
・3点(たゆか2、杉谷) 

L この石の中にルビーの原石があります。こっちはマグロ、おいしい。/谷じゃこ
・7点(虫武、かつらいす、辻2、渡邉2、牛) 

M しあわせになれる人からゆきなさい 赤から届くゆえの夕映え/牛隆佑
・4点(杉谷、かつらいす、辻、西村) 

N タコさんのとぼけた顔は君に似て午後の光の真ん中にいる/鳩麦
・2点(こりけ、西村) 

O あきあかね指にとまれるぐらいまで息ととのえて切り出すことば/西村湯呑
・15点(鳩麦2、羽島、杉谷、虫武2、本多2、谷、九条2、辻、渡邉2、牛) 

 
第十六回空き家主は西村湯呑さんです!おめでとうございます!前回に引き続いての空き家主です。

参加して下さった皆さま、ありがとうございました。今回も楽しい歌会でした。また次回もどうぞよろしくお願いします。一度来ていただいた方も今まで参加したことのない方も、ぜひご参加いただければ嬉しいです。

歌会の様子はこちらでユーストリームにてご覧いただけます。(二か月間) 

第十六回空き家歌会詠草発表!

第十六回空き家歌会


















第十六回空き家歌会(二〇一六年一〇月二日)詠草
「赤」(題詠もしくはテーマ詠)

A 赤色の光のようだ屈折をせずに向かってくるさよならは

B 生焼けの肉を強火にあてながら人間あなたほほ笑んでいる

C 水風船いたずらに投げつけあって赤いスカート濡らしてしまう

D 川は砂をひとは時間を運ぶから赤い橋わたるとき目をつぶる

E 湖西線とか赤穂線とかやばいそんな記憶はなべて消えない

F 夜、痛む歯を撫でながら血まみれのロッキーを見るあなたが好きだ

G 赤福をひとくちでいくこの世界ぜんぶ飲み込む前の練習

H 切り口のつやめく紅芯大根と何も孕まぬままのわたしと

I 雨に赤パイロン並びその中にただ一つ我ほどのものあり 

J 夕凪の浜崎あゆみ爆音で流るるなかを夏死にゆけり

K 逆さまに辿ってみてもあの頃の僕らはいない夕焼けの道

L この石の中にルビーの原石があります。こっちはマグロ、おいしい。

M しあわせになれる人からゆきなさい 赤から届くゆえの夕映え

N タコさんのとぼけた顔は君に似て午後の光の真ん中にいる

O あきあかね指にとまれるぐらいまで息ととのえて切り出すことば

以上、十五首が出揃いました。選歌の方式は「持ち点制」です。当日、5点を自身以外の歌に自由に振り分けて投票します。(たとえば、五首に1点ずつ、一首に2点・三首に1点ずつ、など)
また、当日の空き家歌会まで各歌への個別の言及はお控えください。では、歌会で!

借り家歌会in大阪文フリ

9月18日(日)に行われる第四回文学フリマ大阪(大阪文フリ)に合わせて、毎月第三木曜日に開催している借り家歌会を、文学フリマ会場の堺市産業振興センター内の会議室にて行います。文学フリマのお買い物の合間にぜひお越しください。

【借り家歌会in大阪文フリ】

コンセプトは、ふらっと立ち寄ってみんなで短歌の話をしよう、というものです。

■開催日時:10/18(日)15:00~16:50
■開催場所:堺市産業振興センター 会議室4
 (堺市北区長曽根町183番地5)
 http://www.sakai-ipc.jp/index.html
■参加費:無料
■定員:最大24名
■ファシリテーター:牛隆佑(空き家歌会管理人)

・仕組み
参加者は会場に短歌を一首用意して会場に来ます。事前申込も事前提出も不要です。既発表未発表も問いません。会場で、十名ずつぐらいでテーブルに分かれ、参加者の歌を歌会用の用紙に書き、作者名を伏せたまま回覧します。票入れはせず、順番に感想・批評を言い合います。
次に、参加者はまた、自作以外の短歌を一首選んで来て頂きます。好きな歌でも気になっている歌でも構いません。これも同様に、会場で、持ち寄った歌を、歌会用の用紙に書き、作者名・持ってきた人、を伏せて回覧します。こちらも票入れはせずに、順番に感想・批評を言い合います。
もちろん、自作の歌や好きな歌のどちらかだけ、という参加の仕方や、どんなことをしているのかを見てみたい、というだけの参加の仕方も大丈夫です。参加お待ちしています!


また、13:00~15:00には同会議室にて、泳二さん主催の「空き時間歌会」も行われます。こちらのお問合せは泳二さん(@Ejshimada)までお願いいたします。 

第十六回空き家歌会参加者および題発表

第十六回空き家歌会(10/2)へのご応募、まことにありがとうございます。参加者および題の発表です。

参加者
たゆかさん
こりけケリ子さん
鳩麦さん
雀來豆さん
羽島かよ子さん
杉谷麻衣さん
虫武一俊さん
本多響乃さん
かつらいすさん
谷じゃこさん
九条しょーこさん
辻聡之さん
渡邉瑛介さん
西村湯呑さん
牛隆佑

司会
牛隆佑

第十六回のお題は「」です。題詠もしくはテーマ詠ですので、「」の語を詠みこんでも詠みこまなくても結構です。またテーマ詠の場合も幅広く捉えていただいて大丈夫です。参加者の方への時間・場所などのご連絡はメイテイで行っていますのでそちらをご参照下さい。質問等は空き家アカウントやこちらまでお気軽に。以上よろしくお願いいたします!


※参加者の方の短歌紹介(牛隆佑選)

寝たままで消せそう伸ばした手の先をすり抜けてゆれる紐とたたかう
・たゆか/第一回石井僚一短歌賞応募作品「睡魔のしっぽ」より

夕焼にひどく染まった噴水を全身に浴び私がゴジラ
・こりけケリ子/うたの日「噴水」(2016年3月28日)

口癖を真似たわたしはあの猫を飼ったつもりで生きるんだろう
・鳩麦/ツイッターより

この小皿、表は空、裏は海、ランボーが見たとびきりの青
・雀來豆/ 『歌人のふんどし』「ベルベル族の小皿」(お題提供:鈴木智子)より

退職はベッドで決めた 休日に天井でなく空を見るため
・羽島かよ子/毎日歌壇(加藤治郎・選)

雨 きっと忘れてしまうあの木々にさくらという名があることもまた
・杉谷麻衣/歌集『青を泳ぐ。』(書肆侃侃房・新鋭短歌シリーズ)より

夜景にも質感のあるこの夜をこの夜を忘れるな手のひら
・虫武一俊/歌集『羽虫群』(書肆侃侃房・新鋭短歌シリーズ)より

うばふとはうばはるること廃線の先にねむれる廃遊園地
・本多響乃/「未来」8月号(本多真弓名義)

住所不定無職の猫じゃなくなって給与不明のあなたと暮らす
・かつらいす/『歌人のふんどし』「真夏の猫と給与明細」(お題提供:田中ましろ)より

ピザまんの紙を夕日に透かしたら夢はないけど宿題します
・谷じゃこ/フリーペーパー『バッテラ05』「せやから夏は」より

シリアルの緑の種が何なのか知らずに食べる今日も明日も
・九条しょーこ/第八回鳥歌会鳥賞

火のごとき欲情ののち一斤の食パンを抱きながら帰りぬ
・辻聡之/「かりん」8月号

唇はライチのにおい 僕たちは硫化水素の部屋でじゃれあう
・渡邉瑛介/『阪大短歌4号』「レポートパッド」より

会いたさは踏み出すちから ぼくの中の白熊がまた流氷に乗る
・西村湯呑/うたらばブログパーツ「海」採用歌

そうだとしてもそのままでいいと言う あなたが蟹のようにさびしい
・牛隆佑/『みずつき5』「水曜の使者」より

現代の名作短歌を読む会(1) たとへば君

たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか
(河野裕子『森のやうに獣のやうに』青磁社)

現代短歌の名歌と言われる短歌ですが、この歌は「青林檎」とタイトルの付いた連作(同一テーマのひとかたまりの作品)の中の一首でした。河野裕子さんと同じ「塔」短歌会から選者の江戸雪さんをゲスト解説に迎えてお話しを伺いながら、連作「青林檎」を通して「たとへば君」の短歌を鑑賞します。
レジュメ等資料はこちらで用意しますので歌集を用意したり、事前に読んでおく必要はありません。普段のまちライブラリーのイベントと同じく、お気に入りの本をお持ちください。寄贈は任意です。普段から短歌に親しんでいる方も、そうではないが興味があるという方も、どなたでもお気軽にご参加いただけます。

ゲストプロフィール
江戸雪(えど・ゆき)
1966年大阪府高槻市生まれ。神戸女学院大学文学部卒業。歌集は『百合オイル』、『椿夜』(咲くやこの花賞文芸部門受賞、ながらみ現代短歌賞受賞)『Door』『駒鳥(ロビン)』『声をききたい』。そのほか、入門書『今日から歌人! 』など。「塔」短歌会所属。近畿大学非常勤講師。

■開催日時:2016年9月24日(土)15:00‐17:00
(大阪市浪速区敷津東2丁目1-41南海なんば第1ビル 3F)
■参加費:無料
■定員:30名
■申込:
フェイスブックイベントページから。またはツイッターアカウントにリプライ、DMをお送りください。こちらの記事へコメントしていただいても構いません。(※当日飛び入りでも構いませんが、資料の用意等ありますので事前にお申込みいただけますと助かります。)
■主催及び司会:空き家歌会(虫武一俊、牛隆佑)
■ゲスト:江戸雪(「塔」短歌会)

「まちライブラリー」はイベント参加者にそれぞれお勧めの本の寄贈をお願いしています。そこで、みなさんには、今回のイベントにあたり「借り家歌会」の棚に、もしよろしければ短歌関係の本の寄贈、をお願いしたく思います。歌集や短歌に関するエッセイ、入門書はもちろんのこと、結社誌や同人誌も歓迎です。

第十六回空き家歌会のお知らせ

大阪・第十六回空き家歌会を10月2日(日)13時~、開催します!(開始時間は予定です)
開催にあたり参加者を募らせていただきます。参加希望者はツイッターの空き家アカウント (akiya31)にDMをお送りください。ツイッターアカウントをお持ちでない方も参加していただけますので、お気軽にお問合せください。

スペースの関係上、15人を定員として行えればと思っておりますので、参加希望者が多い場合は申し訳ありませんがこちらで抽選とさせていただきます。ご了承ください。9月3日(土)24時までを募集期間とさせていただきます。

質問などはこちらのコメント欄でもお気軽にどうぞ!以上、よろしくお願いいたします。大阪・空き家歌会でした。

借り家歌会(8月~10月)

コンセプトは、平日の空いた時間にふらっと立ち寄ってみんなで短歌の話をしよう、というものです。借り家歌会、2016年8月~10月の日程です。

■開催日時:8/25(木)、9/15(木)、10/20(木)
        ※いずれも19:00~20:45
!8月は【第四木曜日】の開催です。ご注意ください! 
■開催場所:まちライブラリー@大阪府立大学
(大阪市浪速区敷津東2丁目1-41南海なんば第1ビル 3F)
http://opu.is-library.jp/
■参加費:無料
■定員:何名でも
■ファシリテーター:牛隆佑(空き家歌会管理人)

・仕組み
参加者は会場に短歌を一首用意して会場に来ます。事前提出は不要です。既発表未発表も問いません。会場で、十名ずつぐらいでテーブルに分かれ、参加者の歌を歌会用の用紙に書き、作者名を伏せたまま回覧します。票入れはせず、順番に感想・批評を言い合います。
次に、参加者はまた、自作以外の短歌を一首選んで来て頂きます。好きな歌でも気になっている歌でも構いません。これも同様に、会場で、持ち寄った歌を、歌会用の用紙に書き、作者名・持ってきた人、を伏せて回覧します。こちらも票入れはせずに、順番に感想・批評を言い合います。
もちろん、自作の歌や好きな歌のどちらかだけ、という参加の仕方や、どんなことをしているのかを見てみたい、というだけの参加の仕方も大丈夫です。参加お待ちしています!

 ・お願い
「まちライブラリー」は私設図書館で、イベント参加者にそれぞれお勧めの本の寄贈をお願いしています。そこで、みなさんには、今回のイベントにあたり「借り家歌会」の棚に、もしよろしければ短歌関係の本の寄贈、をお願いしたく思います。歌集や短歌に関するエッセイ、入門書はもちろんのこと、結社誌や同人誌も歓迎です。

借り家歌会(5月~7月)

コンセプトは、平日の空いた時間にふらっと立ち寄ってみんなで短歌の話をしよう、というものです。借り家歌会、2016年5月~7月の日程です。

■開催日時:5/19(木)、6/16(木)、7/21(木)
        ※いずれも19:00~20:45
■開催場所:まちライブラリー@大阪府立大学
(大阪市浪速区敷津東2丁目1-41南海なんば第1ビル 3F)
http://opu.is-library.jp/
■参加費:無料
■定員:何名でも
■ファシリテーター:牛隆佑(空き家歌会管理人)

・仕組み
参加者は会場に短歌を一首用意して会場に来ます。事前提出は不要です。既発表未発表も問いません。会場で、十名ずつぐらいでテーブルに分かれ、参加者の歌を歌会用の用紙に書き、作者名を伏せたまま回覧します。票入れはせず、順番に感想・批評を言い合います。
次に、参加者はまた、自作以外の短歌を一首選んで来て頂きます。好きな歌でも気になっている歌でも構いません。これも同様に、会場で、持ち寄った歌を、歌会用の用紙に書き、作者名・持ってきた人、を伏せて回覧します。こちらも票入れはせずに、順番に感想・批評を言い合います。
もちろん、自作の歌や好きな歌のどちらかだけ、という参加の仕方や、どんなことをしているのかを見てみたい、というだけの参加の仕方も大丈夫です。参加お待ちしています!

 ・お願い
「まちライブラリー」は私設図書館で、イベント参加者にそれぞれお勧めの本の寄贈をお願いしています。そこで、みなさんには、今回のイベントにあたり「借り家歌会」の棚に、もしよろしければ短歌関係の本の寄贈、をお願いしたく思います。歌集や短歌に関するエッセイ、入門書はもちろんのこと、結社誌や同人誌も歓迎です。

「ブックフェスタ2016 in 関西」に参加します!

A4チラシ最終20160405





































まちライブラリー主催「ブックフェスタ2016 in 関西」に今年も参加します!

ブックフェスタとは、「まちライブラリー」と公共図書館、書店、ショップなどを舞台(ブックスポット)に、大阪とその周辺で展開する新しいタイプの地域イベントです。今年は、4月16日(土)から5月15日(日)の一か月間、大阪府を中心に、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、徳島県と、参加ブックスポット160カ所、イベント数285件を開催します。
 
今年も横断的に短歌に関わるイベントをいくつか行います。どうぞお気軽にお越しください。

借り家歌会 in BookFesta
【日時】4月21日(木) 19:00-20:45
【場所】まちライブラリー@大阪府立大学(大阪市浪速区敷津東2丁目1-41南海なんば第1ビル 3F)
【費用】無料
【申込】不要(FaceBookページはこちら
【ゲスト】岡野大嗣、虫武一俊

②ゲームで楽しむ現代短歌!(「もりの植本祭&一箱古本市」内のミニイベントです)
【日時】4月29日(金祝) 15:00-16:30
【場所】まちライブラリー@もりのみやキューズモール(大阪市中央区森ノ宮中央2丁目1-70)
【費用】500円(ワンドリンク)
【申込】こちら

俳句短歌ライブ(「ことば文化都市伊丹」10周年記念イベント) ※画像チラシ
【日時】5月15日(日) 13:00-15:30
【場所】伊丹市立図書館ことば蔵(伊丹市宮ノ前3-7-4)
【費用】無料
【申込】不要
【ゲスト】坪内稔典、尾崎まゆみ、朝倉晴美、田中ましろ

借り家歌会 in BookFeta2016

コンセプトは、平日の空いた時間にふらっと立ち寄ってみんなで短歌の話をしよう、というものです。借り家歌会、4月21日(木)に行います。また、今月はまちライブラリー主催「ブックフェスタ2016 in 関西」の期間中ということで、ゲストをお招きしての特別会になります。

・しくみ
"参加者は会場に短歌を一首用意して会場に来ます。事前提出は不要です。既発表未発表も問いません。短歌を歌会用の用紙に書き、作者名を伏せたまま回覧し、順番に感想を言い合います。
また、自作以外の短歌を一首選んできてください。好きな歌でも気になっている歌でも構いません。これも回覧し、順番に感想・批評を言い合います。
今回はゲスト歌人として新鋭短歌シリーズ(書肆侃侃房)から岡野大嗣さんと虫武一俊さんをお迎えします。
自作の歌や好きな歌のどちらかだけ、という参加の仕方や、どんなことをしているのかを見てみたい、というだけの参加の仕方も大丈夫です。参加お待ちしています!

■開催日時:4/21(木)19:00~20:45
■開催場所:まちライブラリー@大阪府立大学
(大阪市浪速区敷津東2丁目1-41南海なんば第1ビル 3F)
http://opu.is-library.jp/
■参加費:無料
■定員:30名
■申込:不要(当日ふらりとお越しください) 
■主催:牛隆佑(空き家歌会管理人)
■ゲスト:岡野大嗣(『サイレンと犀』)、虫武一俊


 ・お願い
「まちライブラリー」は私設図書館で、イベント参加者にそれぞれお勧めの本の寄贈を任意にてお願いしています。そこで、みなさんには、今回のイベントにあたり「借り家歌会」の棚に、もしよろしければ短歌関係の本の寄贈、をお願いしたく思います。歌集や短歌に関するエッセイ、入門書はもちろんのこと、結社誌や同人誌も歓迎です。

第十五回空き家歌会結果発表!!

「獣」(題詠もしくはテーマ詠)

A あの時のたぬきですというあの時がいつか分からんまま居着かれる/西村湯呑
・8点(たゆか、羽島、北村2、ななみーぬ、九条、たた、石原) 

B ゆびさきは青いけものだポケットの闇でビスケットを砕くとき/杉谷麻衣
・5点(羽島、静流2、西村、牛) 

C 太ももの剃毛処理を怠って獣を撫でるみたいに触れる/たゆか
・8点(ななみーぬ、辻2、武富2、たた、石原、牛) 

D 怪獣の肩から上は父さんで並んで歩く長い砂利道/石原ユキオ
・6点(ルイド、静流、武富、たた、西村、牛) 

E 春きたりて元獣医師となる友の忠告は犬のように駆けくる/辻聡之
・8点(たゆか、羽島、ななみーぬ、九条、たた、ヨノハル、石原、西村) 

F 微笑んで頷けばいい プーさんの蜜にまみれた手に爪はない/羽島かよ子
・5点(ななみーぬ、ルイド、ヨノハル、石原、牛) 

G 野蛮さで共有したくなるすべて この体温もインフルエンザも/九条しょーこ
・1点(杉谷) 

H 日本脱出したしペンギン、地球脱出せしチンパンジーの弟子になる/ななみーぬ
・2点(北村、九条) 

I 人もまた動物と知る なついてた一角獣の消えた夜更けに/ルイドリツコ
・5点(たゆか3、杉谷、静流) 

J 祈る神を知っていたのか 未消化のフクロモグラの気高き外耳/ヨノハル
  ※外耳=がいじ 
・3点(羽島、武富2) 

K 朝露をふくんで毛皮は重くなるのけものけもののねぐらにも春/北村早紀
・6点(杉谷、ななみーぬ、ルイド、九条、辻、牛) 

L 野火のよう狐火のようシーリングライトを消して睡る微熱は/牛隆佑
・5点(静流、九条、辻、ヨノハル、石原) 

M 長雨にひと日垂れ籠め天窓を太古の獣のように見あげる/武富純一
  ※籠=こ 
・5点(羽島、杉谷、ヨノハル2、西村)
 
N 獣は森で暮らす海獣は海で暮らす大怪獣は地底や湖で暮らす/たた
・3点(北村2、西村)
 
O 僕の手が作ったいびつな狼は夜の群れに帰れずにいる/静流ふみ
・5点(杉谷、ルイド2、辻、たた) 

 
第十五回空き家主は西村湯呑さん、たゆかさん、辻聡之さんの御三方です!おめでとうございます!

参加してくれたさ皆さま、ありがとうございました。今回も楽しい歌会でした。また次回もどうぞよろしくお願いします。一度来ていただいた方も今まで参加したことのない方も、ぜひご参加いただければ嬉しいです。

第十五回空き家歌会詠草発表!

第十五回空き家歌会


















第十五回空き家歌会(2016年3月12日)詠草
「獣」(題詠もしくはテーマ詠)

A あの時のたぬきですというあの時がいつか分からんまま居着かれる

B ゆびさきは青いけものだポケットの闇でビスケットを砕くとき

C 太ももの剃毛処理を怠って獣を撫でるみたいに触れる

D 怪獣の肩から上は父さんで並んで歩く長い砂利道

E 春きたりて元獣医師となる友の忠告は犬のように駆けくる

F 微笑んで頷けばいい プーさんの蜜にまみれた手に爪はない

G 野蛮さで共有したくなるすべて この体温もインフルエンザも

H 日本脱出したしペンギン、地球脱出せしチンパンジーの弟子になる  

I 人もまた動物と知る なついてた一角獣の消えた夜更けに

J 祈る神を知っていたのか 未消化のフクロモグラの気高き外耳
  ※外耳=がいじ 

K 朝露をふくんで毛皮は重くなるのけものけもののねぐらにも春

L 野火のよう狐火のようシーリングライトを消して睡る微熱は

M 長雨にひと日垂れ籠め天窓を太古の獣のように見あげる
  ※籠=こ 

N 獣は森で暮らす海獣は海で暮らす大怪獣は地底や湖で暮らす

O 僕の手が作ったいびつな狼は夜の群れに帰れずにいる


以上、十五首が出揃いました。選歌の方式は「持ち点制」です。当日、5点を自身以外の歌に自由に振り分けて投票します。(たとえば、五首に1点ずつ、一首に2点・三首に1点ずつ、など)
また、当日の空き家歌会まで各歌への個別の言及はお控えください。では、歌会で!

第十五回空き家歌会参加者および題発表

第十五回空き家歌会(3/12)へのご応募、まことにありがとうございます。参加者および題の発表です。

参加者
たゆかさん
羽島かよ子さん
杉谷麻衣さん
北村早紀さん
ななみーぬさん
ルイドリツコさん
静流ふみさん
九条しょーこさん
辻聡之さん
武富純一さん
たたさん
ヨノハルさん
石原ユキオさん
西村湯呑さん
牛隆佑

司会
牛隆佑

第十五回のお題は「獣」です。題詠もしくはテーマ詠ですので、「獣」の語を詠みこんでも詠みこまなくても結構です。またテーマ詠の場合も幅広く捉えていただいて大丈夫です。参加者の方への時間・場所などのご連絡はメイテイで行っていますのでそちらをご参照下さい。質問等は空き家アカウントやこちらまでお気軽に。以上よろしくお願いいたします!

第十五回空き家歌会のお知らせ

大阪・第十五回空き家歌会を3月12日(土)13時~、開催します!(開始時間は予定です)
開催にあたり参加者を募らせていただきます。参加希望者はツイッターの空き家アカウント (akiya31)にDMをお送りください。ツイッターアカウントをお持ちでない方も参加していただけますので、お気軽にお問合せください。

スペースの関係上、15人を定員として行えればと思っておりますので、参加希望者が多い場合は申し訳ありませんがこちらで抽選とさせていただきます。ご了承ください。2月15日(月)24時までを募集期間とさせていただきます。

質問などはこちらのコメント欄でもお気軽にどうぞ!以上、よろしくお願いいたします。大阪・空き家歌会でした。

借り家歌会α(2月・3月)

いつもありがとうございます。空き家です。2013年12月よりはじまった「借り家歌会」もおかげさまで3年目も迎え、毎回10名以上の方にご参加いただけるような盛況な会になりました。この短歌の賑わいを受けて、新しく「借り家歌会α」を挙行します。「α(アルファ)」の通り、歌会と「何か」をしようという会です。初回はまずは「大阪短歌チョップ」など各イベントで好評いただいております「上の句meets下の句」という短歌を用いたどなたでも参加できるゲームをします。「借り家歌会α」も「借り家歌会」と同じく事前申込なしで気軽にご参加いただけます。どうぞふらっと遊びに来てください。
【3月7日(月)追記】
3月10日(木)の借り家歌会αでは、前半の時間を使って、借り家歌会常連の木曜何某さんのガイドのもと、生大喜利をトライアル的にやってみたいと思います。「よし、参加するぞ!」でも「気になるから見てみたい!」でも結構です。ご興味がおありの方はぜひどうぞ。 

■開催日時:2/11(木・祝)14:30~16:15
         3/10(木)19:00~20:45
■開催場所:まちライブラリー@大阪府立大学
(大阪市浪速区敷津東2丁目1-41南海なんば第1ビル 3F)
http://opu.is-library.jp/
■参加費:無料
■定員:何名でも
■ファシリテーター:牛隆佑(空き家歌会管理人)

・仕組み
前半は「上の句meets下の句」という短歌を題材にしたゲームを行います。用意していただくものはありません。また、普段短歌に触れてことのない方も、短歌に詳しい方も同等に楽しんでいただけるゲームです。
後半は「借り家歌会」と同じ形式で歌会を行います。参加者は会場に短歌を一首用意して会場に来ます。事前提出は不要です。既発表未発表も問いません。また、自作でなくとも好きな短歌や前半のゲームで知った短歌でも構いません。短歌を歌会用の用紙に書き、作者名を伏せたまま回覧します。票入れはせず、順番に感想・批評を言い合います。
もちろん、どんなことをしているのかを見てみたい、というだけの参加の仕方も大丈夫です。参加お待ちしています!

 ・お願い
「まちライブラリー」は私設図書館で、イベント参加者にそれぞれお勧めの本の寄贈をお願いしています。そこで、みなさんには、今回のイベントにあたり「借り家歌会」の棚に、もしよろしければ短歌関係の本の寄贈、をお願いしたく思います。歌集や短歌に関するエッセイ、入門書はもちろんのこと、結社誌や同人誌も歓迎です。

借り家歌会(1月~3月)

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

コンセプトは、平日の空いた時間にふらっと立ち寄ってみんなで短歌の話をしよう、というものです。借り家歌会、2016年1月~3月の日程です。

■開催日時:1/21(木)、2/18(木)、3/17(木)
        ※いずれも19:00~20:45
■開催場所:まちライブラリー@大阪府立大学
(大阪市浪速区敷津東2丁目1-41南海なんば第1ビル 3F)
http://opu.is-library.jp/
■参加費:無料
■定員:何名でも
■ファシリテーター:牛隆佑(空き家歌会管理人)

・仕組み
参加者は会場に短歌を一首用意して会場に来ます。事前提出は不要です。既発表未発表も問いません。会場で、十名ずつぐらいでテーブルに分かれ、参加者の歌を歌会用の用紙に書き、作者名を伏せたまま回覧します。票入れはせず、順番に感想・批評を言い合います。
次に、参加者はまた、自作以外の短歌を一首選んで来て頂きます。好きな歌でも気になっている歌でも構いません。これも同様に、会場で、持ち寄った歌を、歌会用の用紙に書き、作者名・持ってきた人、を伏せて回覧します。こちらも票入れはせずに、順番に感想・批評を言い合います。
もちろん、自作の歌や好きな歌のどちらかだけ、という参加の仕方や、どんなことをしているのかを見てみたい、というだけの参加の仕方も大丈夫です。参加お待ちしています!

 ・お願い
「まちライブラリー」は私設図書館で、イベント参加者にそれぞれお勧めの本の寄贈をお願いしています。そこで、みなさんには、今回のイベントにあたり「借り家歌会」の棚に、もしよろしければ短歌関係の本の寄贈、をお願いしたく思います。歌集や短歌に関するエッセイ、入門書はもちろんのこと、結社誌や同人誌も歓迎です。

第十四回空き家歌会結果発表!!

「美」(題詠もしくはテーマ詠)

A 雪原の朝の静けさ心理士の白衣こんなにうつくしいまま/羽島かよ子
・4点(森本2、虫武、水沼)

B 寂寞のおでんを食べたことがある美国産れの自由の下で/牛隆佑
・1点(水沼)

C 身のうちのアミメキリンの美しく喫煙室に首まげており/辻聡之
・10点(あかみ、鳩麦、雀來豆、羽島、杉谷、森本、虫武、水沼、西村2) 

D 透き通るコーヒーの残りひとくちが冬のひかりを美しくする/あかみ
・5点(森本、谷2、たた、山田) 

E ひとがひとをすり減らす世にゆうやみの無言の青のうつくしいこと/虫武一俊
・6点(雀來豆、羽島、たた、西村、かゆき2)

F 妄想ははかどりそよぐ鼻歌のアンドレブルトンナンナンナンジャ/水沼朔太郎
・2点(辻、牛)

G 雪月花 神智にまごう姿にぞ ひかれる不思議に 人は生きゆく/かゆき
・1点(牛)

H 君がまたいつもの書き間違いをするあきれるほどに美しい字の/たた
・4点(雀來豆、杉谷、西村、山田)

I 最後には夕日の色を混ぜて黒美術部員の捨て去った水/森本直樹
・15点(あかみ2、鳩麦3、雀來豆、羽島、杉谷2、水沼、谷、辻、たた、山田2)

J つながれた手と手の間にあるものもこぼれ落ちれば美しい砂/山田誠久
・4点(あかみ、かゆき2、牛)

K 週末に向けチューニングする夜の美容マスクにゆるく冷やされ/鳩麦
・1点(辻)

L 誰ひとり救われなかったエピローグ表紙の空が青くまぶしい/杉谷麻衣
・2点(森本、牛) 

M そんなのは百も承知でゆく道ときみがしゅいっと引いた眉山/西村湯呑
・8点(鳩麦、雀來豆、羽島2、虫武、谷、辻、牛)

N 燃える星燃えない星により分けて美しい26日の朝/谷じゃこ
・10点(あかみ、杉谷、虫武2、水沼、辻、たた、西村、かゆき、山田)

O 世にも美しき人来たりて卓上の腐りつつある林檎を愛でる/雀來豆
・2点(谷、たた)

第十四回空き家主は森本直樹さんです!おめでとうございます!

参加してくれたさ皆さま、ありがとうございました。今回も楽しい歌会でした。これで年内は最後の空き家歌会になります。また新年の次回もどうぞよろしくお願いします。一度来ていただいた方も今まで参加したことのない方も、ぜひご参加いただければ嬉しいです。
 歌会の様子はこちらで30日間はご覧いただけます。「空き家歌会ってどんなの?」という雰囲気を知りたい方はどうぞ。(申し訳ありません、接続トラブルのため、最初の一時間ほどが録画できておりません)

ではよいお年を! 

第十四回空き家歌会詠草発表!

第十四回空き家歌会(2015年12月27日)詠草
「美」(題詠もしくはテーマ詠)


A 雪原の朝の静けさ心理士の白衣こんなにうつくしいまま

B 寂寞のおでんを食べたことがある美国産れの自由の下で

C 身のうちのアミメキリンの美しく喫煙室に首まげており

D 透き通るコーヒーの残りひとくちが冬のひかりを美しくする

E ひとがひとをすり減らす世にゆうやみの無言の青のうつくしいこと

F 妄想ははかどりそよぐ鼻歌のアンドレブルトンナンナンナンジャ

G 雪月花 神智にまごう姿にぞ ひかれる不思議に 人は生きゆく

H 君がまたいつもの書き間違いをするあきれるほどに美しい字の

I 最後には夕日の色を混ぜて黒美術部員の捨て去った水

J つながれた手と手の間にあるものもこぼれ落ちれば美しい砂

K 週末に向けチューニングする夜の美容マスクにゆるく冷やされ

L 誰ひとり救われなかったエピローグ表紙の空が青くまぶしい

M そんなのは百も承知でゆく道ときみがしゅいっと引いた眉山

N 燃える星燃えない星により分けて美しい26日の朝

O 世にも美しき人来たりて卓上の腐りつつある林檎を愛でる


以上、十五首が出揃いました。選歌の方式は「持ち点制」です。当日、5点を自身以外の歌に自由に振り分けて投票します。(たとえば、五首に1点ずつ、一首に2点・三首に1点ずつ、など)
また、当日の空き家歌会まで各歌への個別の言及はお控えください。では、歌会で!

第十四回空き家歌会参加者および題発表

第十四回空き家歌会(12/27)へのご応募、まことにありがとうございます。参加者および題の発表です。

参加者
かゆきさん
山田誠久さん
あかみさん
鳩麦さん
雀來豆さん
羽島かよ子さん
杉谷麻衣さん
森本直樹さん
虫武一俊さん
水沼朔太郎さん
谷じゃこさん
辻聡之さん
たたさん
西村湯呑さん
牛隆佑

司会
牛隆佑

第十四回のお題は「美」です。題詠もしくはテーマ詠ですので、「美」の語を詠みこんでも詠みこまなくても結構です。またテーマ詠の場合も幅広く捉えていただいて大丈夫です。参加者の方への時間・場所などのご連絡はメイテイで行っていますのでそちらをご参照下さい。質問等は空き家アカウントやこちらまでお気軽に。以上よろしくお願いいたします!

第十四回空き家歌会のお知らせ

大阪・第十四回空き家歌会を12月27日(日)13時~、開催します!(開始時間は予定です)
開催にあたり参加者を募らせていただきます。参加希望者はツイッターの空き家アカウント (akiya31)にDMをお送りください。ツイッターアカウントをお持ちでない方も参加していただけますので、お気軽にお問合せください。

スペースの関係上、15人を定員として行えればと思っておりますので、参加希望者が多い場合は申し訳ありませんがこちらで抽選とさせていただきます。ご了承ください。11月30日(月)24時までを募集期間とさせていただきます。

質問などはこちらのコメント欄でもお気軽にどうぞ!以上、よろしくお願いいたします。大阪・空き家歌会でした。

第十三回空き家歌会結果発表!!

「水」(題詠もしくはテーマ詠)

A 湯のなかに髪をつたって水の落つアクア・クラウン空爆に似る/月下  桜
・2点(虫武、牛)

B 心から不安こぼれるしっかりと蛇口を締めた昨日は遠い/なるなる
・8点(たゆか、雀來豆、ななみーぬ、じゃこ、辻、月下、褐来子2)

C 喝采まで遠き海辺に立ちながら練るほど銀にひかる水飴/辻聡之
・8点(雀來豆、羽島2、ななみーぬ、虫武、北虎、月下、牛) 

D 死んだけどすぐに大きな虹が出て水冥利に尽きるっちゅーもんよ/じゃこ
・4点(雀來豆、虫武、月下、鈴木) 

E 火星にも水の発見されてなお気づかれぬまま滴るものは/羽島かよ子
・7点(虫武、なるなる、じゃこ、辻、かゆき、鈴木、牛)

F すりガラス越しの朝日に照らされた滴のように笑う恋人/褐来子
・3点(たゆか2、月下)

G あゆめあゆめ僕にやさしい人たちが水蝕湖へと沈みゆくまで/牛隆佑
・4点(たゆか、雀來豆、辻、褐来子)

H ひとひらひら 花は透かに水くぐりて 春をノヲトに描き重ねゆく/かゆき
・4点(ななみーぬ、じゃこ、鈴木2)

I みずぎはに一羽の鷺が立ちゆきて夕に陰りを私は飲み込む/池田秀紀
・1点(たゆか)

J 右胸に白鷺のみずうみがありそこからしんと湧くさみしさは/北虎叡人
・8点(羽島、虫武、なるなる、じゃこ、辻、月下、褐来子、かゆき)

K 水を飲むことが憩いになっていて仕事は旅のひとつと思う/虫武一俊
・9点(羽島2、なるなる2、辻、北虎2、かゆき、牛)

L 疎まれて追われた末に河底で揺れている夏、水死者のごと/雀來豆
・2点(かゆき、鈴木) 

M 水底のピアノが唄う藍いろの神話から零れだす蛍たち/鈴木加成太
・0点

N 水はなぜ透明なのと問うている子は何色に染まるのだろう/ななみーぬ
・2点(なるなる、かゆき)

O 底に穴があると知らずに履いた靴雨水を踏むように歩いた/たゆか
・8点(雀來豆、ななみーぬ2、じゃこ、北虎2、褐来子、牛)

第十三回空き家主は虫武一俊さんです!おめでとうございます!

参加してくれたさ皆さま、ありがとうございました。今回も楽しい歌会でした。次回は年内最後の空き家歌会になるかと思います。また次回もどうぞよろしくお願いします。一度来ていただいた方も今まで参加したことのない方も、ぜひご参加いただければ嬉しいです。
 歌会の様子はこちらで30日間はご覧いただけます。「空き家歌会ってどんなの?」という雰囲気を知りたい方はどうぞ。