第十九回空き家歌会(6/25)へのご応募、まことにありがとうございます。参加者および題の発表です。

参加者
あかみさん
水沼朔太郎さん
泳二さん
文車雨さん
雀來豆さん
羽島かよ子さん
杉谷麻衣さん
みちかさん
虫武一俊さん
柿内善治さん
谷じゃこさん
九条しょーこさん
辻聡之さん
山田誠久さん
牛隆佑
 
司会
牛隆佑

第十九回のお題は「敗」です。題詠もしくはテーマ詠ですので、「敗」の語を詠みこんでも詠みこまなくても結構です。参加者の方への時間・場所などのご連絡はメイテイで行っていますのでそちらをご参照下さい。質問等は空き家アカウントやこちらまでお気軽に。以上よろしくお願いいたします!


※参加者の方の短歌紹介(牛隆佑選)

母語に母語ぶつけることの微笑みに似たとき日影になる更衣室
・あかみ/『短歌バトルの紙』「イメージ」より

気合いではどうにもならないことばかり抱えて春の地元を歩く
・水沼朔太郎/『嫌な気持ち・嫌な愛』「気合い」より

「じゃく」という音うつくしく雪を踏むあなたは若く、弱く、寂しい
・泳二/うたの日「弱」(2016年12月15日)

晩夏、飛び込み台を見上げている独りになっても泳ぎ切れ 行け
・文車雨/合同短歌集『みずつき5』「堰き止める」より

燈台は舟とあなたを指しているあなたを夜へ連れていくはず
・雀來豆/ネットプリント「とらぬたぬきうどんでおなかをふくらます唯一の方法」vol.2より

猫舌のわたしのために地球一やさしい風を生み出すあなた
・羽島かよ子/短歌×写真のフリーペーパー『うたらば』vol.16「風」より

いつわりも別れも白い 川べりの不断桜にもたれてみれば
・杉谷麻衣/『うたつかい』第28号「はなのいろは」より

真夜中に草木花々ほの緑 目覚めぬままに宙へ伸びゆく
・みちか/新進歌人会第3回詠草

このおれを映して窓は何になる二十三時に突っ立ったまま
・虫武一俊/『夕化粧』vol.10「着膨れた犬」より

よく伸びるのでおもちかと思ったらおもちよりよく伸びる白猫
・谷じゃこ/フリーペーパー『バッテラ10』より

なにもない?いいえたくさん砂がある ある いる やる からぜんぶはじまる
・九条しょーこ/ネットプリント『すごーい!たーのしー!たんかフレンズ』「ほえろフレンズ」より

日の暮れにつつじは色を増すばかりここが終わりでなくてよかった
・辻聡之/『ぺんぎんぱんつの紙 Osyare』「シャツを羽織る」より

この街がひかりの爆心地だった 転がってきたサッカーボール
・山田誠久/『SHAKE ART!』vol.17「夏の校庭」より

目を閉じれば僕の暗闇 取り返しがつかないのならやり直したい
・牛隆佑/『大阪短歌チョップ2メモリアルブック』「再構築します」より

※柿内善治さんの短歌は見つかりませんでした。どのような短歌を詠まれる方なのか楽しみです。