アッキーの幸せ日記 Akki's Happy Dialry

「アッキーの幸せ日記」は中日ドラゴンズを応援しています。

JAZZ

JAZZ STANDARDS

PJ0
▲もちろん全アルバム揃えました。
アルト・サックス奏者の纐纈歩美さんは、地元岐阜県東濃地方の多治見市出身苗字の「纐纈(こうけつ)」は、うちの母の在所も同じ苗字なのでとても親しみがわく。
2010年に"
Struttin’"でCDデビュー以来、DaybreakRainbow TalesBrooklyn Purpleと毎年リリース。(2014年はまだ)アルバムは全てワンホーンのカルテットを貫いているのがいい。先進の矢野沙織や同時期の寺久保エレナは、トランペットやオルガン、ギターなど他楽器を加えているが、纐纈歩美はアルト1本で聴かせるところがいいそれに何かと売れ出してきて、テクニックやアルバート・アイラーばりのフリーっぽい演奏を交えて…なんてやられるとちょっと退いてしまうが、纐纈歩美はジャズの楽しさをストレートに聴かせてくれるのでとても好感が持てる。更に選曲が良くオリジナルの楽曲を含めピアノのサポートが心地よく、矢野、寺久保より断然聴く頻度が多い。
アルト奏者といえば巨匠と呼ばれる奏者が沢山いるが、アルバムを通して聴くとリー・コニッツのカバーが多いようだ。更にジャズ・マンによる"ジャズ・スタンダード"を多く取り上げてくれているので、勝手にセレクトしてコンピレーションCDを作って聴いている次第...
タイトルは『纐纈歩美・Play's Jazz Standards』とでもしておこうか。

PJS-1
This I Dig Of You
: HANK MOBLEY
SOUL STATION(1960)
数少ないハンク・モブレーのワン・ホーン・アルバム『ソウル・ステーション』に収録されるモブレー、モーガン共作の曲。まろやかなモブレーのテナーとは対照的に、纐纈は切れ味鋭くアルトで軽快にブロー。ピアノのアドリブも堪りません...

Kary's Trance : LEE KONITZINSIDE HI-FI(1956)
出だしのフレーズが印象的な"Kary's Trance" は、ジャック・ロレンスの "Play Fiddle Play" のコードを使ったコニッツのオリジナル『インサイド・ハイファイ』と『ベリー・クール』の2枚のアルバムで演奏しています。こんな難しそうな曲をデビュー・アルバムに持ってくるあたり、小さい頃からかなりリー・コニッツを聴き込んできたんだろうな…

The Kicker:JOE HENDERSON/The Kicker(1967)
テナーのジョー・ヘンダーソンのオリジナル。初出はホレス・シルバーの『ソング・フォー・マイ・ファーザー』で、ヘンダーソン(ts)、カーメル・ジョーンズ(tp)の2管。ジョー・ヘンダーソンのマイルストーン移籍後1作目『ザ・キッカー』は、ヘンダーソン(ts)、マイク・ローレンス(tp)、グラシャン・モンカー(tb)の3管フロントで、テーマのユニゾンから始まり各自のアドリブが交互に交差するスリリングな演奏。纐纈歩美はワンホーンでスピーディに吹きまくる。
PJS-2
I've Never Been In Love Before:THE BROADWAY BIT(1959)
通称『踊り子』として知られるマーティ・ペイチの『ブロードウエイ・ビット』。アイブ・ネバー・ビーン・イン・ラブ・ビフォアーは『Guys & Dolls(野郎どもと女たち)』で使用されたフランク・レッサーの作品でジャズ・スタンダードではない。マーティ・ペイチのモダンで洗練されたオーケストラ・アレンジに乗って、よく歌うアート・ペッパーのアルト・サックス。やはりこの曲のイメージはペッパーのアルトかな。

Del Sasser:CANNONBALL ADDERLEY/THEM DIRTY BLUES(1960)
ベース奏者サム・ジョーンズの作品。最初にこの曲の演奏を聴いたのは、渡辺貞夫の初リーダー作でクインテットだった。定番なんて無いかもしれないが強いて上げればキャノンボール・アダレイのクインテットでの演奏かな、やはりフロントにアルト・サックスが似合う曲。寺久保エレナも2作目のNEW YORK ATTITUDEでこの曲を演奏している。

Sub-Conscious-Lee:LEE KONITZ(1949)
1940年代の終わり、リー・コニッツ22歳の時の初リーダー吹き込み。一曲一曲も演奏時間が短く録音も良くないが、ちんけなスイングジャズやデキシーと違ってクール・ジャズの神髄が聴ける。やはりコニッツのサブコンシャスとは"Daybreak"のクレジットを見て驚いた。
PJS-3
Out Of Nowhere:K.BURRELL  J.RANEY/2 GUITARS(1957)
ビング・クロスビーがソロ歌手になってヒットを飛ばした。その後「五つの銅貨」でも使用されたヴォーカル曲。これもジャズマン・スタンダードではないけど、纐纈歩美の演奏では特に好きな曲。カバーではジミー・レイニーがギターフロントのカルテットで演奏しているものが好き。

Two Not One:LEE KONITZ  WITH  WARNE MARSH(1955)
この曲もクール・ジャズの神髄。コニッツの数あるアルバムの中でも極めつきの名盤より。

When Jonna Loved Me:PAUL DESMOND/EASY LIVING(1963)
ヴォーカルではトニー・ベネットが有名な曲。美しい音色のポール・デスモンドのアルトに良く合った曲、しっとりバラードはやはりデスモンドのイメージかな…
Tony Bennett : When Joanna Loved Me
PJS-4
Freight Trane:K.BURRELL & J.COLTRANE(1958)
「フライト・トレーン」は、トミー・フラナガンのオリジナル。艶やかでブルージーなバレルに、躍動感溢れるプレイで応じるコルトレーン、纐纈歩美はケニー・バレルとコルトレーンのフレーズを一人でこなす。

Jitterbug Waltz:THE ERIC DOLPHY MEMORIAL ALBUM(1963)
ジターバック・ワルツはファッツ・ウォーラーの代表曲でワルツ・テンポで演奏される曲。エリック・ドルフィーはアルト・サックス、バス・クラリネット、フルートなどマルチ・リード奏者だが、ここではフルートを吹いてよじれたメロデーにぴったりハマる。

In A Mellow Tone:RAY BRYANT TRIO (1956)
デューク・エリントン作のジャズマン・スタンダード。ブライアントの初リーダー・トリオは、曲名の如く甘美な演奏。
こちらもオススメ Kenny Burrell Trio: In a mellow tone

Love me or leave me

DAY
Love me or leave me 邦画タイトルは『情欲の悪魔』

Ruth Ettingラブ・ミー・オア・リーブ・ミーは、1928年
エディ・キャンター主演ミュージカル『ウーピー』の挿入歌で、相手役のルース・エティングが歌いヒットしたトーチ・ソング。
1955年
にルース・エティングの伝記映画として『情欲の悪魔』が作られ、ドリス・デイがルース・エティングを演じてこの曲を歌っている。『情欲の悪魔』というエロくて怪しげなタイトルは、ルース・エティングの事ではなく、シカゴのギャングで興行主だった彼女の亭主スナイダー(ジェームス・ギャグニー)のこと。ルースはスナイダーのはからいでラジオやブロードウェイの舞台で名を上げ、ハリウッドまで進出。その代償はスナイダーのオンナであることだった。いかにもウラがありそうな芸能界、そんな内幕をルース・エティングの生きざまとともに綴られる。現在でもなにかと語られる芸能界のウラ側、スターの座を得ようと野心に燃える女優さんには、やっぱりそのスジのパトロンがいるのかな…

Love me or leave me and let me be lonely
You won't believe me but I love you only

愛してくれないのなら、独りにしておいてよ
信じなくても良いけれど、私にはあなただけ
LOVE-ME
29年に『フーピー』の舞台で歌い大ヒットを飛ばしご本人のルース・エティングや、映画で歌ったドリス・デイが本命だろうが、やはりこの曲は"ジャズ系歌もの"が主で、その筆頭とも言えるのがアニタ・オデイ、ペギー・リー、そしてビリー・ホリディかな。ニーナ・シモンのデビュー・アルバムも素晴しい。近年のものでは、やはりジェーン・モンハイトがいいね。
Love or leave me : Anita O'Day
Love or leave me : Peggy Lee
Love or leave me : Nina Simone
Love or leave me : Jane Monheit

インストではアップテンポでケニー・クラークのブラシに煽られマイルスのミュートが冴える『ウォーキン』の名演が忘れられない。

My Foolish Heart

susan

愚かなり我が心  My Foolish Heart
雑誌ニューヨーカーに掲載されたJ・D・サリンジャー原作の小説を、マーク・ロブソンが監督した恋愛ドラマで1949年に公開された作品。映画と同名の"愚かなり我が心"は、ビクター・ヤング作曲、ネッド・ワシントン作詞による主題歌で劇中ではマーサ・メアーズが歌った。
物語は、寄宿生活をおくる女学生(スーザン・ヘイワード)
堕ちていく姿を描いたもの。

彼女は婚約者(ダナ・アンドリュース)との熱烈な不行跡を咎められて退校処分になる。さらに婚約者は応召されて事故死してしまう。すでに彼の子供を宿していた彼女は、親友の恋人を奪って結婚してしまう…。しかし、愛のない生活は長続きするはずもなく、彼女はやがて酒浸りの毎日となって生活が荒んでいく。…といった、主人公の堕ちていく姿を描いた悲しい物語。

The night is like a lovely tune Beware, my foolish heart
How white the ever constant moon Take care my foolish heart
There’s a line between love and fascinations 
That’s hard to see on an evening such as this


夜は愛しき調べのよう        心してよ、私の愚かな心よ
いつも変らぬ月のなんと白いこと   気をつけてよ、私の愚かな心よ
恋と惑いを分かつラインがあるけれど こんな宵には分り難いものなの....

何か主人公の心境を歌ったものなのだろう、自分を卑下するように愚かさをしきりに語る...

myfool
★やはりこの曲の極めつけはビル・エバンス『ワルツ・フォー・デビー』に収録されているもの。お客の会話や笑い声、グラスのあたる音…ヴィレッジ・ヴァンガードの店内から聴こえてくる最初の演奏がこれ。ピアノの旋律にポール・モチアンのシンバルが静かにバッキング、なんと深遠なリリシズム。

ピアノ・トリオで取り上げられる事が多いのもビル・エバンスの功績が大きいのかな。
数多く出ているピアノ・トリオの演奏でも、特に好きなのがハンプトン・ホーズ『ハンプス・ピアノ』に収録されているもの。ハンプトン・ホーズがドイツのミュージシャンとのデュオ・セッションで1967年に録音。ビル・エバンスとはまた違った味わいです。(このアルバムは全部いい)
京都のカメラマンK氏に奨められて聴いた、1999年録音のフランスのアントワン・エルベ『コーナーストーン』もいい。あとトリオで好きなのがキース・ジャレットとイリアーヌかな... 
生ギターのニーニョ・ホセレの『ワルツ・フォー・デビー〜ビル・エバンスに捧ぐ』は静かでグッとくる演奏、途中で入るフリューゲル・ホーンがまたいい。

ヴォーカルならやはりカーメン・マクレー『ブルー・ムーン』のストレートな歌唱がベスト。ジェーン・モンハイト『ネバー・ネバー・ランド』はボサノバ調のアレンジで歌ってるけど、やはりこの曲はバラードでしっとりと歌って欲しい。ライブでも歌うのかな、その時はじっくりと聴かせて欲しいね。
あと... 岸ミツアキのサポートで辺見マリさんが歌う『ラブ・レター』に収録のものかな...

CARMEN MCRAE - My foolish heart
Jane Monheit - My Foolish Heart


alone together

hotel01
▲総支配人ピーター・マクダーモット(ロッド・テイラー)とジャンヌ(カトリーヌ・スパーク)
1967年に公開された映画『ホテル』。アーサー・ヘイリーのベストセラー小説を原作に、ウェンデル・メイスが脚色し、「結婚専科」のリチャード・クワインが監督。劇中では、ホテルのピアニスト兼歌手役でカーメン・マクレーが特別出演しています。

hotel
Alone Together(uncredited)Music by 'Arthur Schwartz'Lyrics by Howard Dietz
Performed by Carmen McRae and band

舞台はニューオリンズにある古いホテル。ホテルの経営者トレントは頑固一徹、総支配人のピーターは温厚な性格で頭がきれ経営を切り盛りしている。しかし経営難に陥り、なんとか業績不振を打開しようと懸命であった。そこへホテルを強引に買い取ろうと大金持ちのホテル王オキーフがジャンヌという魅惑的な女性を連れ買取交渉のためにやってくる。更にこのホテルには風変りな泊り客がたくさんいて、イギリスの公爵夫妻、ホテル専門の空き巣常習犯や私立探偵などが登場してストーリーが進んでゆく。ん?似た様な映画どっかにあったな?

有頂天
グランド・ホテル
love ho

ホテルこうした一定の舞台
を背景に、様々なキャラクターを描写して展開されるドラマを"グランド・ホテル形式"と呼びますが、まさにホテルを舞台にストーリーが進んでゆくわけです。
三谷幸喜監督の「有頂天ホテル」や高島政伸が主演したドラマ「ホテル」、そして元祖である「グランド・ホテル」を思い浮かべます。それと、ちょっと異色だったのが相米慎二監督の「ラブホテル」(・∀・)かな?

alone together といえばケニー・ドーハム。

QUIET KENNY
▲似てませんが、そこはご愛嬌で....
名盤「静かなるケニー」ケニー・ドーハムの味わい深い枯れたトランペットが、いかにも渋いアーサー・シュワルツの曲にピッタリはまってます。
"あなたもひとり、わたしもひとり、おたがい淋しい同士が一緒になって強く生きよう"(みたいな)
alone-t
この曲は、基本的にはスローバラードで演奏されることが多いみたい。それにデュオで演奏されることも多い。その代表的なものがジム・ホールとロン・カーター、そしてエルビン・ジョーンズ(ds)、カール・ベルガー(vib)、エディ・ゴメス(b)とのデュエット・リレー形式で演奏されるリー・コニッツのデュエット。それから天照庵に蕎麦を食べに来てくれた石井彰さんとスティーブ・スワローとのデュオ。ピアノ・トリオではテテ・モンテリューとサイラス・チェスナット、それと断然イチオシなのが『ワーナー・ジャムズvol.2』で、ラリー・ゴールディングス(p)のトリオでやってるもの。

そしてコレ いいね!「美脚はこの人」

「ジャズの100枚」ん・・・全部持ってる?  JAZZ100

エルビン

elvin

野獣がのたうち回るように叩く
野生派ドラマーか…


う〜ん、確かにやかましいと感じることもあるが...
コルトレーンを触発するにはこれぐらい叩いてもらわないと。


エルビン・ジョーンズは1927年アメリカミシガン州の生まれ。ピアニストのハンク・ジョーンズ、トランペッターのサド・ジョーンズ、そして末弟がエルビン。
1960年からジョン・コルトレーンの黄金のカルテットで、ベーシストのジミー・ギャリソン、ピアニストのマッコイ・タイナーと共に活躍。カルテット解散後は、2004年に心臓病で亡くなるまで(享年77歳)精力的に現役を続けた。エルビンはたいへんな親日家でもあり、日本人のケイコさんを妻として、晩年は毎年年始に新宿ピットインで公演を行っていたという。

20代の中頃によく通った、名古屋のお店『じゃず家』にもエルビンは訪れた。

うちにエルビンが来たよ!
…が、じゃず家のマスターの口癖でもあった。
Recent Comments
Amazonライブリンク
QRコード
QRコード
livedoor 天気
記事検索
J-CASTニュース
  • ライブドアブログ