アッキーの幸せ日記 Akki's Happy Dialry

「アッキーの幸せ日記」は中日ドラゴンズを応援しています。

JAZZ

tea for two


58年のニューポート  アニタで踊って
71年のビターエンド   紛れる"You've Got a Friend"
85年のイビザで    デュランと乾杯
あなたといたなら   どこへも行ける・・・

anita
▲映画「真夏の夜のジャズ」で歌うアニタ・オデイ
ホント真夏の太陽が恋しい今年の8月、日照時間なんて20パーセントに満たないんじゃないだろうか「暑くて暑くてしょうがないから、避暑地でランデブー…」なんて気分にはなれない。(自分はそんな人種ではないが)

TOKI冷夏を憂いながら土岐麻子さんのHEARTBREAKIN'に収録される『Rendez-vous in '58』を聴きながら、思い浮かべたのは1960年公開のドキュメンタリー映画『真夏の夜のジャズ』(1958年に開催された第5回ニューポート・ジャズ・フェスティバルを記録したアメリカ映画)のワンシーン。
「♪58年のニューポート アニタで踊って〜」 アニタ・オデイが黒いドレスを身に包み大きな帽子を被って登場し、昼間のステージで「スイート・ジョージア・ブラウン」と「二人でお茶を」を歌った。
2009年09月19日の日記 何かしらジャズ・ヴォーカルの「二人でお茶を」は、歌っているのか喋っているのか区別がつかない思いで聴いていた。

「二人でお茶を」のカヴァーは、大好きな日本人歌手で決まり!
二人でお茶を

ニューポートのライブ以外で聴けるアニタの「二人でお茶を」は、『アット・ミスター・ケリーズ』の高速テンポがいいね。(´∀`) 今井美樹さんの"Tea for Two"は、ムッシュ・かまやつ作の別物だけどボサノバ・アレンジでとてもいい!

How about you?

Babe
ミッキー・ルーニーとジュディ・ガーランドが
主演した映画「ベイブス・オン・ブロード・ウェイ」

ブロードウェイを目指す若き芸人トミー(ミッキー・ルーニー)は、劇場主の秘書のおばさんに認められるが、なかなか御大の前で芸を披露できないでいた。やがて同じ夢を持つペニー(ジュディ・ガーランド)と出会い意気投合する。そうしている間に施設の子供や、英国からの疎開児童のためにショーを企画して、ついには…というお話。なにやら第二次世界大戦を背景にした物語らしいです。
1941米:監督/バズビー・バークリー 制作/アーサー・フリード

How about you?は、ジュディ・ガーランドとミッキー・ルーニーがデュエットで歌った主題歌、この映画が"How about you?"の初演となる。(アカデミー主題歌賞にもノミネート)

ノック2ノック1後に、マリリン・モンローとリチャード・ウイドマークが主演した映画「ノックは無用(1952)」でアン・バンクロフトが歌いヒットした。
※500円名画DVDで観えますよ。

「パンパカパーン!パカパカ!パンパカパーン!今週のハイライト...」でおなじみだった、漫画トリオの横山ノックと上岡龍太郎が司会を務めた番組とはもちろん無関係。(^∀^)
さらに「グッバイ・ガール(1972)」ではリチャード・ドレイファスが歌っています。

『あなたはどう?』

I like New York in June, how about you ?
I like a Gershwin tune, how about you ?
I love a fireside when a storm is due
I like potato chips, moonlight motor trips
How about you

私は六月のニューヨークが好き、あなたはどう?
私はガーシュウィンの曲が好き、あなたはどう?
嵐が訪れる前の暖炉の側も好き、あなたはどう?
ポテトチップスも好きだし、お月さまも好きだし、
車でドライブも好きなんだけど、あなたはどう?

"How about you?"は、いわゆるものづくしの歌詞で歌われる曲で、歌手が色んな好きなモノを当てはめてアドリブで歌う事が多い。

how-about
やはりこの曲はギターのイメージ。岡安芳明さんが「ノー・リグレッツ」でご機嫌なグルーブを聴かせてくれます。そして御大ケニー・バレルの"BN Vol.2"(ピアノ:トミー・フラナガン)、タル・ファーロウの"TAL"(ピアノ:エディ・コスタ)が堪らなくいい。
サージ・チャロフのバリトン・サックス、ピアノ・トリオだったらホレス・シルバー、ビル・エバンス、そしてキース・ジャレット(BNのライブもいい)。
ヴォーカルは、アニー・ロス。そしてボサノバ・ヴォーカルはナラ・レオンってところかな....

"How About You" Jane Monheit  そしてこちらもおすすめ!(^∀^)

summertime

janis
▲「誰がこんなに不細工に描けと言った」と言われそうな熱唱するジャニス
SUMMER TIME TIME TIME・・・・


「今年の夏は冷夏になりそうです」などと気象予報士の人が言ってたけど、見事に当たりましたね。…ていうか8月は殆ど曇りか雨でした。そんなワケで今年は、"暑い夏の思い出"はありません。そんなこんなで8月も終わろうとしています。

さてさて、過ぎ行く夏を愛おしみ
SUMMERTIMEでも聴きましょうか...


真っ先に思い浮かぶのはジャズの演奏じゃなく"チープ・スリル"に収録されるジャニス・ジョプリン/ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーの演奏でおなじみのサマータイム… 
summertime1

インパクト抜群のポップなイラストのジャケット。当時は思わずジャケ買いしてしまった60年代ロックの超名盤です。『サマータイム』は、ジャケットのイラストが語るように、ディープサウスの黒人達の生活をテー マにした1935年のフォーク・オペラ『ポギー&ベス』「ポギーとベス」の中の第1幕で、漁夫の妻クララが子供をあやしながら歌う子守歌。歌詞は「夏の暮らしは楽 よ、魚は飛びはね、綿もすくすく育っている。だから赤ちゃん、もう泣かないで...」と言った内容です。

焼け付くような太陽の下、白い綿花の咲く平原が印象的なアメリカ南部のコットン・ベルトの風景と、絞り出すようなジャニスのしゃがれ声がだぶる。ブルースを超越した永遠のスタンダードソングを聞いたのは16歳の時でした。当然ながら『ポギー&ベス』もガーシュインも知らなかったワケで「サマータイム」はジャニスの曲だと思い込んでいました、今でもこの曲は全然別物です。曲の存在感から言えばジャニスの歌うサマータイムがダントツです。

それから、サマータイムの元歌となったのは、黒人霊歌「時には母のない子のように(Sometimes I feel like a motherless child)」だそで…そう言われてみれば曲の出だしがよく似ていますね。 FEELIN' THE SPIRIT / GRANT GREEN で聴くグラント・グリーンの粘っこいギターの旋律に、ハービー・ハンコックのピアノが絡んでじわじわ聴かせる演奏もいいですよ。

やはりSUMMERTIMEはピアノで・・・

summertime2

やはりよく聴くのはピアノバージョンかな…ピアノの音を聞いただけでそれとすぐわかる叙情的とでも言うか、しんみりと心の奥底まで「じ〜ん」としてしまうデューク・ジョーダンのピアノ。トリオ&クインテットの表題だけど実はピアノソロで演奏しているこのサマータイムが一番好きなのです。あとはレッド・ガーランド・トリオのサマータイム、こちらも夏の終わりにピッタリな演奏で「あ〜、今年の夏も終わったな〜」などと想いにふけってしまうわけです。

色んなアーティストが取り上げる『サマータイム』は超・スタンダード的な曲。最初にジャズヴォーカルで歌ったのはビリー・ホリデイだったとか、インストからヴォーカルまでホント色んなバージョンがあります。

summertime3

Alice in Wonderland

不思議の国のアリス(Alice's Adventures in Wonderland)

『不思議の国のアリス』は、イギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン(オックスフォード大学の数学の先生)が、ルイス・キャロルの筆名で1865年に出版した童話。

 主人公のアリスが白ウサギを追って縦穴を通り抜けてゆくと、人間の言葉を喋る動物や人間のようなトランプの札が住むファンタジーの世界へ落ち込んでしまい物語が進んでゆく。導入部等はどことなく『となりのトトロ』のメイちゃんが小さなトトロを追いかけて木立のトンネルに入って行く場面を思い出します。
原題を直訳すると『不思議の国でのアリスの冒険』となるけど、ジャズのスタンダードとなった曲のタイトルは『不思議の国のアリス』で、省略形であるAlice in Wonderlandの題名が使われます。
チャールズおじさんがアリス・リデルという女の子にせがまれて、テムズ川のほとりで話して聞かせた即興の物語がこの童話のルーツとか…  この世界的に有名な童話は、1950年にディズニー映画としてアニメ化されました。主題歌はボブ・ヒラード(作詞)サミー・フェイン(作曲)によるもの。ワルツテンポのとてもかわいらしい曲で、何かやさしく語りかけるようなメロディーが印象的です。
 
 ぼくの場合、この曲でまっ先に思い浮かべるのは、ビル・エバンスやディブ・ブルーベックの演奏ではなくて、息子が幼稚園に行っていた頃にお遊戯会でコーラスを歌っていたもの。たしか日本語の歌詞だったと思うけど、何とも愛らしいこの曲のメロディーが幼い子供たちの歌声によく合っていたように思いました。そんなわけで、この曲を聴くたびにあの時の歌声を思い出します。
SAVV
…で、やっぱり Sunday At The Village Vanguard
ビル・エバンス・トリオのリバーサイド4部作はどれも素晴らしいけど、ライブなら「サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」が一番好きです。ジャケットに featuring Scott La Faroとあるように、このアルバムはベースのスコット・ラファロを大きくフューチュアしています。1曲目のグロリアズ・ステップはラファロの作品だし、最後の曲のジェイド・ヴィジョンズもラファロの作品。(追悼盤ということもあり、レコード編集時にビル・エバンスの意志で選曲されたとか…)
スコット・ラファロは、ヴィレッジ・ヴァンガードで行われた1961年6月25日のライブから11日後、自動車事故によって他界してしまうわけで(享年25歳)史上最強と言われたエバンス・トリオのラスト・レコーディングが、ラファロの追悼盤になってしまったのが何とも運命的とでも言うか...。

 聴き慣れた『不思議の国のアリス』のイントロに重なって聴こえてくる聴衆の会話や笑い声、カチンとグラスの当たる音、その場の空気… ポール・モチアンのブラシがワルツを刻み、ラファロのベースが絶妙に絡む、そしてビル・エバンスの弾くピアノの一音一音がほんとに美しい。ラファロのかなり長めのベース・ソロはいつもに増して力強く(take1,2)、後半のテーマ部分の盛り上がりといいまさに三位一体インタープレイの極地です。 この曲は、先に発表された(57年録音)ディブ・ブルーベックの『ディブ・ディグズ・ディズニー』で取り上げられており、ビル・エバンス・トリオによる演奏はジャズによる初演ではないけど、エバンス自身かなりお気に入りの曲だったようです。特にベースのソロが多くフューチュアされるので、ラファロのための曲だったような気がする。そういえば『ワルツ・フォー・デビー』や『サムデイ・マイ・プリンス・ウイル・カム』等は後のアルバムで何度も演奏されるけど『アリス・イン・ワンダーランド』はサンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード以外では聴いた事がない。ビル・エバンスに限らず、他のミュージシャンによるカバーもそんなに多くないようです。
CD-ETC
上記5枚はいずれもピアノ・トリオでの演奏で、全てがビル・エバンスに捧げられたオマージュ的なアルバム。特にチック・コリアの『ファーザー・エクスプロレーションズ』は、エディ・ゴメス(b)ポール・モチアン(ds)というかつてのエバンス・トリオのメンバーとチック・コリアのユニット。それにNYのブルーノートにおけるライブ・レコーディングという事で、同じ様なシチュエーションで『アリス・イン・ワンダーランド』の演奏が聴けたのがうれしかった。(エディ・ゴメスのベース・ソロもかなり長めです)

Debut

ちょっとだけAlice in Wonderlandに似たイメージを感じる曲…

土岐麻子さんの3rdアルバム『Debut』の1曲目に収録される"It's a Short Life"を聴いていると、間奏のピアノのパートで『不思議の国のアリス』に似たフレーズがあらわれますがこの曲もとても好きな曲。土岐麻子さんは『ワルツ・フォー・デビー』を歌っているけど、いっその事、完全アコースティクジャズでAlice in Wonderlandを歌って欲しいな。(この曲のジャズヴァージョンによるヴォーカルは殆ど聴いたことがないけど…)

ポール・チェンバース

ポール・チェンバース
▲1961年録音のチェンバースのラスト・リーダー・セッション”1st Bassman”

ハード・バップと言えばポール・チェンバースだ。

69年、僅か34歳の若さで死去したハード・バップ・ジャズ界の”ミスター・ベースマン”。50年代中ばよりニューヨークで活動を始め、55年よりマイルス・デイビスのクインテットに参加。63年にロン・カーターに替わるまでの8年間、マイルス・グループのレギュラー・ベーシストとして活躍した。マイルス・グループに限らず50年代後半から60年代中ばのハード・バップやファンキー、モードといったジャズのセッションに常に名前を連ねる、まさしく名盤の陰にポール・チェンバース有りだ。
まずは、レッド・ガーランド、フィリー・ジョー・ジョーンズと組んだマイルスのリズム・セクションやレッド・ガーランド、アート・テイラーと組んだコルトレーンのリズム・セクション。そしてウィントン・ケリー、ジミー・コブのマイルスやウエス・モンゴメリー、キャノンボール・アダレイ等のリズム・セクション、リー・モーガンやハンク・モブレーはウィントン・ケリー、アート・ブレイキーと言った具合にとにかく名盤がいっぱいだ。ベースによるリーダー盤に至っては、ケニー・ドリュー、ホレス・シルバー、トミー・フラナガン、ハンク・ジョーンズ、ウィントン・ケリーと…色んなピアニストとの共演が楽しめる。

活動期間は20年に満たないだろう、とにかく50年代後半から60年代中ばに録音されたモダン・ジャズのアルバムを追っかけていると必ずと言っていいほどポール・チェンバースの名前を目にする。
ベーシストとしてのリーダー作では、59年2月に録音された『GO』が一番好きだ。この1ヶ月後に録音される『カインド・オブ・ブルー』は、トランペットのマイルス・デイビスがフレディー・ハバードに変わりあとは同一メンバー。モード・ジャズの金字塔で、ピーンとはり詰めた緊張感が印象的な『カインド・オブ・ブルー』とは対照的に、『GO』はノリノリのハード・バップ。コンプリート盤や未発表演奏集の『GO供戮鯆阿い討い襪蛤嚢發乏擇靴い任后(^∀^)

やはり傾向的に大好きなピアニストであるウイントン・ケリーと共に参加しているアルバムを聴く事が多い。ウイントン・ケリーも39歳という若さでこの世を去っているが、二人ともモダン・ジャズに名を刻み『太く短く』存在感が輝き続けている。

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