March 24, 2013

無声堂(旧制四高武道場)

どうも。

こないだ練習会で1日(以上)使ったせいで
「復旧」にだいぶかかってます。

おかげで子供の小学校の卒業式も行きそびれた。
「七大の練習したいなら、おまえがどっかの大学いけば済むやろ」
「弱いくせにエラそうに人を呼びつけるな」
・・・なんて思われてるかもしらんが、
なんというか、どっちも、何もかもムリなの。

出て行くのも難しいし、ここで開催するのも難しい。
ホント何をやってるんだか。

もちろん出かけても行きたいが、
もともと難しいのに、どんどん難しくなってるの。

まぁ、諸般の事情でしょうがない。
今日も、口(クチ)だけでやります。

旧制四高の総合武道場で、故、井上靖や
小坂光之介(名大師範)も稽古をしたという「無声堂」。

無声堂という名前のいわれをはっきり知らなかったのだが、
ネットのおかげでだいたいわかった。

どうやら孫子の兵法「虚実編」からきているらしい。
一言で言っちゃうと
「(兵法の)レベルが上がれば無声に至る(声なんて出ない、出さない)」ということらしい。

<参考サイト>
http://sonshi.roudokus.com/sonshi06_02.html
http://plaza.rakuten.co.jp/tanpakumeisi/diary/200909070000/comment/write/

●書き下し:
其の必ず趨くところに出て、其の意わざるところに趨き、千里を行きて労れざる者は、無人の地を行けばなり。

攻めて必ず取る者は、其の守らざる所を攻むればなり。

守りて必ず固き者は、其の攻めざる所を守ればなり。

故に善く攻むる者には、敵 其の守る所を知らず。

善く守る者には、敵 其の攻むる所を知らず。

微なるかな微なるかな、無形に至る。
神なるかな髪なるかな、無声に至る

故に能く敵の司命を為す。

●訳{道学者氏訳}:
http://plaza.rakuten.co.jp/tanpakumeisi/diary/200909070000/comment/write/
孫子が言いました。
 先に戦場に着いて敵を待ちうけるほうは、楽です。しかし、後から戦場に着いて急いで戦うほうは、疲れます。ですから、戦いのうまい人は、相手をコントロールしても、相手にコントロールされません。
 敵のほうからやってくるようにさせられるのは、敵を利でつるからです。また、敵がやってこられないようにさせられるのは、敵に害を与えるからです。
 ですから(このように敵をうまくコントロールできるので)、1・敵が楽な状態にあるときには、敵を疲れさせることができます。2・敵が食料に困っていないときには、敵を飢えさせることができます。3・敵が固く守って動かないときは、敵を動かすことができます。

 敵の進軍していないところに出向き、敵の思いもよらないところに進軍し、遠くまで遠征しても疲れないのは、だれもいないところを進むからです。攻めて必ず勝てるのは、敵が守っていないところを攻めるからです。守って必ず負けないのは、敵が攻めてこないところを守るからです。
 ですから、攻めるのがうまい人は、敵がどこを守ればいいのかわからなくさせます。守るのがうまい人は、敵がどこを攻めればいいのかわからなくさせます。攻守がうまければ、あまりにも微妙でこちらの動向は敵に見えませんし、あまりにも神妙でこちらの情報は敵に聞こえません。ですから、敵の命運を左右することができます。

●現代語訳:
http://sonshi.roudokus.com/sonshi06_02.html
敵の行く所に必ず駆けつけ、敵の意図していなかった地点から攻撃をしかけ、千里の行軍をしても疲れないのは、敵の合間を縫って、敵のいない所を進むからである。
敵の拠点を攻撃し、必ずそれを落とすのは、そもそも敵が守らない所を攻めるからである。 防御して必ず堅固なのは、敵が攻めない所を守るからである。
だから攻撃の巧みな者に対しては、敵はどこを守っていいのかわからなくなる。防御の巧みな者に対しては、敵はどこを攻めていいかわからなくなる。
微妙の極みである。ついには形が無くなる。神がかりなことだ。ついには音が無くなる。こういうやり方なら、敵を生かすも殺すも自由自在だ。

●私の(さらに簡略な)意訳:
上手な攻撃とは、相手の意図せぬところから、守れないところからの攻撃だ。
防御だって同じこと。さらにレベルが上がれば形も無くなる、声(音)も無くなる
相手は対応のしようがない。こうなったらもう神技、自由自在。

・・・・・

こんな感じでしょうか?

なんとなくわかる。

なんの格闘技のセコンドでもそうだけど、
試合の最中に相手にもバレるような指示とか、
練習でやっとけよと思う、
今更?みたいな指示したり、
声がデカいだけのハッタリや、
汚いヤジは、レベルが低かろう。

もちろん格闘技以外でもそう。
「弱い犬ほどよく吠える」みたいな。

双葉山が引用した(本人はしてない説もあるが)という
「木鶏」の故事(荘子)にも通じる。

今の人は「無声堂」のいわれも知らんし(たぶん)、
そんな指示もされてないんだろう。
(ひょっとして「北の海」にはいわれが書いてあるかな?
ワタシは30年近く前に読んだっきりだからわからん)
けど、四高の高専柔道時代は当然みんな知ってたのでは?
小坂師範のおかげで名大にはその伝統が伝わったのでは?

ワタシなんか(どこ出身とは恥ずかしくて言わんが)
入部当初、見ている人間はとにかく声を出せ!と言われて違和感があった。
「ファイト!」って言えって言われたが、
そもそも日本語じゃないし・・・
合戦なら士気を高めるためとか戦術上、ときの声、掛け声も必要だろうが、
言うにしても、なんか日本向きのエエのないのか?
(ところで欧米人は「ファイト!」って言うのか?)

野球なら味方が大声で声援送ったり、相手を野次るのは
いいことらしいが、武道ではどうなのか?
練習時はいいのか?

剣道だと本人の技や気合いの声はムチャムチャ出すが、
その分、応援や指示はとやかく言わないと思う。
相撲にも指示は(野次も)基本的にないと思う・・・
(相撲の稽古場だと親方以外が
無駄にヤイヤイ掛け声出したら怒られるはず)

相撲場は狭いからかな?
技や勝負が瞬間で短いからかな?
子供が試合してるときはワイワイ指示するかな?
それはやっぱりまだ低レベルだからかな?

でも、あんまり静かだと気合が入らんかな?
けど、あんまり騒がしいと集中・自省できんかな?

空気がピリピリしてて、
師範がたまにビシっというのがやっぱり一番いいのかな?

<あこう堂>
道場レンタルの場合(空いてればいつでも可):
平  日:1時間:1000円〜(21時以降は1時間1200円)
土日祝:1時間:1200円。
ご要望・お問い合わせ
Phone:080−5323−4775
(ご予約はお早めに。お急ぎはお電話で。
確認のためメールもいただければ幸いです)
あこう堂ホームページ
あこう堂の地図
(2号線からだと神戸新聞販売所のビル下をくぐって下さい)

※毎週水曜の夜は、
予約がない限り、フリーの練習会として開放します。
1人1回500円
(最新状況はお問い合わせ下さい)
http://blog.livedoor.jp/akoudou2008/archives/1520373.html
ご要望・お問い合わせ
スケジュール確認はこちら

※平日夜21〜23:00ならいつでもできます。
お申し込みに応じて練習会開催してます。
内容は、まあ参集者次第でテキトーにあわせます(以下参照下さい)。
http://accordsuma.grupo.jp/free286030
ご要望・お問い合わせ



※前にも似たようなこと書いてた(2010年8月5日ブログ:武道の掛け声)
http://blog.livedoor.jp/akoudou2008/archives/2010-08.html?p=3#20100805


akoudou2008 at 08:00│TrackBack(0)言うだけ格闘技講座 

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