July 22, 2014

浅野返し<続き仁木返しへ続く話>

お待たせしました?!
やっと「仁木返し」まで到着しました。

★仁木返し★

手の持ち方が浅野返しと同じせいか、
混同される方もいましたが、違うものです。

了解いただいているので、
まず、仁木先生の文章をそのまま挙げておきます。

<以下:仁木先生の文章>
・・・・・「ニキ返し」については、どこへ行っても尋ねられるので文字で書いてみました。

【ニキ返し】

私がまだ若い頃、立姿勢からの引込返しや巴投などでうまく返せず、
相手の下になったとき、すぐ、いろいろな返しをして上になるようにしていました。
その中で、体が大きくて力の強い選手によく使ったのが「ニキ返し」です。

ゞ銚けで相手の下へなったとき、
まず抑込みをされないように両足首を相手の膝裏へかけておく。

右手で相手の左袖口を握って肩を取らせないようにする。

左手で相手の左肩の方から背中の帯を軽く持つ。

けβを伸ばして相手の股間へ入れる。

チ蠎蠅梁妓を握っている右手を
そのまま自分の伸ばした右足に沿わせて
相手の下腹部へ押し込む。

η愧罎梁咾鮗茲辰討い觝玄蠅力堂爾鬚△韻董
真上に引っ張るようにし、
右手は相手の袖口を握ったまま下腹部を突き上げて、
相手の腹(腰)を浮かせる。

Я蠎蠅留ι裏にかけている左足を真上に蹴り上げるようにして
相手の腹(腰)をさらに高く浮かせ、相手の体の左下へ頭を近づけ、
両手と左足で相手を前転させるようにして返す。


私の立技は、左組手なので、
引込返しは、すでに左手で相手の背中の帯を取っているし、
巴投は右手で相手の左袖口をしっかり握っているので、
3秒以内でニキ返しを掛けることができます。

みんなが見てわかるでしょうか。
よくわからない部分があったら連絡してください・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・とのこと。
ただ、これだけ詳細に説明してくれれば、
以下の動画とあわせると、結構、理解できると思います。

★仁木返し動画(講習&試合)★

 (※冒頭30秒くらいからの下からの返しが仁木返しだと思います)



 



ワタシも、
いろいろお話を聞いてから見直すと理解が深まりました。

<ワタシの個人的感想>
・手の持ち方は「浅野返し(下村返し)」と同じ。
・相手に対する足の位置関係は、
自分の両足首が相手の両ひざ裏に最初からあった方が
話が早いようだが、
最初は浅野返しと同じ位置のこともある
(要するに半分抑え込まれかけた形)。
・どちらにしても返す時には、
足首を相手のひざ裏に掛けて跳ね上げている。
・脚力(大腿四頭筋や腸腰筋)や
反対側の足の踏ん張りも使いやすい態勢なので、
「浅野返し」では無理とか、もっと積極的に返したいとき、
仁木返しの方が話が早い、相手が強くてもいけるという感覚もわかる。
・ただし相手の手首は、しっかり制していないといけないと思う。
逆に最後の段階は足が外れても手さえ制していればなんとかなりそう。

<某七大OBの某君が仁木先生に聞いた話の追加>
〜蠎蠅亮蠎鵑慮把蠅砲弔い董
実際は、相手の股間までは送り込まないらしい。
「自分の手を相手の手が動けないように添えるか袖を絞るかして
固定している」。
『握っている相手の手を切って強く股の下の方に送り込む』
のは、
相手が警戒するので(油断させるため)しない方が
良い(仁木先生談)

(これは動画中でも同様のことを述べている)

実際は「手首を股間に送り込む方向に(そのつもりで)固定する」
ということでよいだろうか・・・

”仁木返し”の足の使い方:
跳ね上げる足の最初の動作は
自分の足の甲で相手の膝裏から股の間に当て相手の重心を自分の腹の上に
相手・重心を乗せる様に足を引きつけます。(これで相手は崩れています)
次に引きつけた足がしっかり曲がっていますので
その足を跳ね上げます(仁木先生談)

・・・某君の感覚では
 ”浅野返し”も”仁木返し”も
手の使い方・持ち方がほぼ同じなので
相手の体勢に応じて使い分けをするような
相補的な業として捉えてるとのこと。


・・・・・
<私の感想・・続き>
実は私は最初、「仁木返し」とは、
「鉄砲返し」のように、
かなり抑え込まれてから足を使って返すのかと思ってました。

〕廚垢襪法崚緩な屬掘廚琉貅錣如△燭世啓蠎鵑眄して足も使う?
しかし、実際は、
⇔技との連絡や仕掛けの速さを考えたら「帯取り返し」?
浅野返しに足の跳ね上げを追加した感じ?

鉄砲返しほどつぶされる前に、まだ態勢が起きている状態で、
あるいは一旦起こした状態でかけた方が話が速いかもしれない。
どちらかというと、帯とり返し(引き込み返し)の一種のつもりで、
かけた方がいいかもしれない?
先生もそんなニュアンスでは?!

その系統の技のかけ方(帯取り返し)なら、
ある意味、七帝の人にとっては、
みんな、おなじみかも。

あくまで、私の理解と体感ですが、
「浅野返しの持ち方で足も跳ね上げる帯取り返し」が仁木返し。
(※ワタシの感想です)

そう思ってかけるとうまくいくかもしれない。
(※ワタシの感想です)

相手につぶされてからでも自分の上体を起こせば入れるけど、
どうせなら、それより前の段階で掛けられれば話が早い(と思う)。
(※ワタシの感想です)

「鉄砲返し」の要素もあるだろうし、
鉄砲する人はその感覚でもいいのかもしれないが、
自身が小兵だったり速攻を考えたら、
つぶれる前に飛び込んで掛けるイメージの方がいいかも。
(※ワタシの感想です)

・・・・・

<補足 
仁木先生は、若いころから得意技にされていたらしい。
「浅野返し」を(名称は知らずに)練習してみて、
もっと自分にあった、効率のいい方法に行き当たったらしい。
(「浅野返し」は自分から積極的に足ではねることができないので
掛りにくいという感覚だそうだ)

仁木先生は高専柔道の経験者には高専柔道流でしごかれてますが

出場していた試合は「寝技の時間無制限」ではないので、

さすがに「浅野返し」を相手次第でずっと待ってるワケにはいかなかったのだと考えます。

(「浅野返し」は通常、相手が攻めてこないと効きにくいでしょう?
なので時間制限がある場合、仁木返しの方が実際的)
 

数年前?にYouTubeに動画を投稿する際に、
(呼び名がないと不便なので)「仁木返し」としたらしい。

そりゃそうだ。
「側方より頭部に回転する返し」とか言うより、
「浅野返し」の方が何かと便利なのと同じ。

ちなみに、以下の「秘伝」では、
北大OBでコーチだった寝技仙人・
佐々木洋一氏(1948年=昭和23年生まれ)が、
浅野返しについて以下のようにコメントしている。

 c4fd44b622fad9cb03ef2d495b5ebff9e48989b0n_4335402
(※マニアの方は、どっかで購入しなはれ)

<浅野返しについて>
「・・・オリジナルは、相手の腹にあてた片手で支え、攻めに合わせてひょいっと返してしまう。
ちょっと浮かせるのがコツなんですが、どうしてそんなことができるのか分からない。・・・
反動をメインに利用することで、誰にでもできる技にしたのが「改」です。・・・
ただ、浅野返しにも欠点はあって、要はこちらから攻めなければいいんです・・・」

そして本文中では、さらに
「・・・知られてしまえば、その攻略法が研究され、
数年後にはそのままでは通用しなくなってしまう・・・」 
「・・・さらに研究して乗り越えていく。
この繰り返しによって、技はさらに深められていく・・・」
などと述べられている。

ある意味、浅野返しも、仁木返しも、
その流れの中の1つかもしれない。 

洗練され、相手を上回る修練を積めば
誰にも防げないのが「本物の技」という言い方もできるかもしれないが。
(それが「達人」だという気もするが)

どっちにしても、まず、習得しないとね・・・

<仁木先生へ>
七帝柔道の経験者は、
「浅野返し」にはなじみがあるので、
このブログでは「仁木返し」もそれに関連付けて説明を紹介させていただきました。
詳細な解説ありがとうございました。

<補足◆
上記の「秘伝」では、佐々木洋一氏
(たぶん昭和45年?北大入学)の
述懐として以下のような記載がある。

「・・・北大にも戦前の北大予科からの寝業技術というものは
一部残っていました。
また予科時代のOBが来て教えてくれるのですが、
当時は私たちもまだ若かったから
『じいさんが何言ってるか』というのがありましたから・・・
・・・その後、北大のコーチになって
『先輩たちの言うことが今では理解できる』
となった時には、もう皆次々と亡くなられていて
周りに(教えてくれる人が)いなくなっていたんですね・・・」

そうだろな〜。
ワタシにも、学生時代はあったし、
今は、ソコソコのじじい(今年50)なんで、
どっちの感覚もわかる。

若く時間のある時には気づかない。
気づいた頃には時間がない。
そういうもんである。

ちなみに、戦前の高専大会を
実際に経験された方は、
「最終世代」(平田鼎先生とかの世代)の方が、
存命だったとしても現在90歳超
(大戦に命を散らせた方も多い)。

昭和の終わり頃まではまだ
湯本修治先生(明治38年生まれ:旧制松本高校→東大)が
各地の大学で指導したり、
浅野さん(六高=岡大)も
京大に指導に行ったり、
研究合宿をしたりしたこともあるそうですが・・・
そういう先生も昭和も遠くなった。

しかし、まだ仁木先生がいる。
その「最終世代」からも技術を直接伝承され、
かつ実践と指導のプロとして
長年発展させてこられた貴重な人材でもある
(昭和14年生まれ、現在75歳)。
ここからの伝承は、
あなたにかかっている(かもしれない)。


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