September 11, 2014

格闘技動物学(七帝柔道の意義)

高専柔道のバイブル(旧約聖書)である
「闘魂(高専柔道の回顧):湯本修治」を入手したことをきっかけに
(借りてるだけですが)、
調べたいことも増え、資料も増えてきた。

誰かさんのせいで、
まんまとあぶない宗教に引き入れられた気がしないでもない。

思うネタは多いが、ブログに書くのは、なかなかおおごとである。
資料を引用して書くのは時間かかるし、
簡単には手をつけられない。

めんどうなので、
脳内妄想だけで書けるネタを1つ片付けとこうと思う。

最近、柔道が、特にそのルールが、
あまりにも急速に様変わりしたことをきっかけに、
柔道はどうあるのが正しいのか、
本来どうあるべきか
そもそも格闘技とはなんなのか、
こないだから格闘技のルールや意義を考えている。

しかし、レスリングとの差別化がどうの、
オリンピックがどうの、テレビ放映がどうの、
日本の発言権だの、人種による身体能力だの、
・・・
いろいろ言いだしたら、混乱するだけである。

「悩んだ時には原点に立ち戻れ」
という言葉がある
(実はワタシが言っている、ありがたいお言葉である)。

まず道具を使うとキリがないので
格闘技を徒手での闘争に限定する。

なぜって、
石や棍棒は?日本刀やナイフはどうか?
棒や杖は?、手裏剣や吹き矢や弓矢など飛び道具はどうか?
銃器はどうか?などと言い出したら、
話が広がり過ぎて収拾がつかない。

最後は、核兵器だの権力だの財力だのの勝負になる。
要するに金である。
資本や経済や社会の仕組みの話になる。
専門外である。

原点に立ち戻るなら
ケダモノ2匹の闘争を考えるべきではないか?

動物の闘争となると通常は、爪とキバが最有効手段である。
人間だってそうである。
道具も着衣もナシで裸の人間に争わせたら
理性を外せば、噛むかひっかくのが当然である。
しかし、それは効果的過ぎるし、傷つき過ぎる。

以前にも書いた気がするが、
アメリカでプロレス興行の余興として、
一般の素人の挑戦を受けた強豪プロレスラーが、
指2本噛み千切られた話があったと思う。

だから人間のいう格闘技では
何の競技でも目潰し&噛み付き禁止が大前提。
まず動物にとって最も有効な手段を
制限することから成り立っている。

何度か書いた気がするが、
自分の子供が2歳くらい?の頃、
私に遊んで欲しくて
後ろから肩とか叩いて呼んだらしいが
私はそれに気づかず、
寝転んだまま本を読んでいたらしい。

子供は最後にキレて(たぶん)、
背後から私の後頭部(側頭部)に
ヘッドスライディングとともに(たぶん)、
頭突きを入れ、
私の鼻と耳を掴んで自分の方を向かせた!
一撃である。

これには重要な示唆がある。
たいていの格闘技なら全部禁じ手なんである。
しかし2歳児はまだ理性も教育もない。
理性を外して禁じ手を使えば、
2歳児でも(1歳児だったかな?)
大人をコントロールできるんである。
最初からそういう本能と能力を持っているである。
そういう一番効果的な能力を制限し、
あえて不自由にして行っているのが
格闘技というシミュレーションなのである。

合意があって、
ルールを整備し、審判がいないと成り立たない。
実は極めて文化的な営みなのである。
だからマーシャル・アーツ(=格闘芸術)というのかもしれない。
(訳が正しいかも、語源も知らんけど。)

では、動物では成り立たないのか?

イヤ、そうでもないことに気づいた。

動物でもツメやキバを使わず、
同程度の同種の仲間と「格闘ごっこ」する場合はある。
同じ群れの中での取っ組み合いである。
動物の種類にもよるが、
兄弟やイトコどうしの場合も多いと思う。
年の近い友達(仲間)の場合もあるだろう。
年や体の大きさが離れていてもやるかもしれないが、
要するに合意で守られた群れの中で、主に幼獣がやる。

この場合、倒して抑え込んで噛むフリをするような遊びを繰り返すと思うが
傷付け合うことはない。
仲間内の合意があるからだと思う。
「審判」も親などがやる。

しかし、一人立ちした成獣になると、
縄張り争いやメス争奪戦では、
血を流すほど傷つけあうこともある。
勝敗のルールはきまっていて、
殺し合いまでは
ならない場合が多いようだが、
ガチである。
キバやツノも使うし(たぶん)、
負ければ何かを失うはず。

世間に対して守られている閉じた群れの中での
幼獣の頃の取っ組み合い
人間にとって「格闘技」で、
成獣になってのガチの闘争は
人間の「実社会での競争」みたいな感じか。

だとすると
格闘技の本質的な意味とは、
イザというとき役に立つように
その練習になるように
準備、鍛錬することではないか?

幼獣の頃に取っ組み合いを経験せず
いきなり成獣になったら
実社会の敗者になるだけだと思う。

逆にしっかりやっておけば、
勝てない相手でも見切って無用の血を流さず、
住み分けることなども可能であろう。
(人間界では、むしろこっちの意味の方が大きいかもしれない。抑止力である)

要するに、「格闘技」ならば
できるだけ実社会を想定して
役に立つように行う方が理にかなっているはず。

サッカーや野球みたいに球技、ゲームは、
不自由さを設定して楽しむのであるから
適当に面白いと思うルールに設定すればよい。

しかし、「格闘技」というシミュレーションは
怪我しない範囲で
実戦、実社会に近いものにすべきではないか?

要するに今の柔道はおかしいという、いつもの結論。
他の格闘技に対しても弱くしていく改訂なんだから、
柔道の戦闘能力を落とすだけ。
(個人的に、そんな技術を習得したいと思わない)。
球技のルール改訂とは意味が違う。
おかしいことはわかりそうに思うが、
原点に立ち戻ったりしないから、何も考えてないんだと思う。

なんでも本能に従う私が
シンプルなものに惹かれるのは原点に戻って考えるせいだと思う。
倒されるか、追いやられれば負け(=相撲)、
抑え込まれるか、参らされたら負け(=七帝柔道)は、
幼獣のやる取っ組み合いにも近いし、
勝ち負けが納得しやすいのが私の本能に訴えるのであろう。

あと打撃戦も知っとかないといけないとは思うが、
個人的にそれほど注力する気がしないのは、
哺乳類という獣の本来の攻撃形態を本能で認識してるのかもしれない。

あと、ポイントとか判定とか言われると、興味がそがれる。
結局、大事なのは、どっちが強いか、それが納得できるかどうか。

ただ、人間社会でややこしいのは、
格闘技は単なるシミュレーション、ゴッコだけでも、修練だけでもなく、
実社会でそれ自体で食えたり、大金をかせいだりもすること。

人間界では「イザという想定」、「実社会の想定」にも別の種類がある。
動物世界での生命力なら、格闘力とも近いが、
人間界では地位や名誉や金に相当するかもしれない。

しかし、かつての高専柔道、現在の七帝柔道なら、
両方の意味で通用する(と思う)。
ルールとしてもシンプルでフリーに近いし、
でも安全で取り組みやすいという格闘的な意味と、
社会的な成功をおさめるための修行という意味と、
両方の意味で実社会の修行ができるのだろうという話である。

経験者は実感しているはず。
なかなか優秀なシステムなんである。
だから、なんだかんだ言って続いているんだろうが。
これからも続いて欲しい。

有用なシステムであることは、
七帝柔道で強い人ほど実社会でも成功してることで証明されている。
格闘技界で通用してそっち面で証明した人もいる。
その逆パターンの代表例が私による証明である。
これで証明としては完璧である。

というかワタシの場合、
満足に学生を卒業できていないのに
年老いていっている気がするが・・・

ただ、格闘技は「シミュレーション」、「ごっこ」としても、
決してなくならないということも言っておきたい。
だって、動物が生きて、向上していくうえで根幹の部分だから。
コレは、わたしの本能が言うんだから間違いない(と思う)。

まぁそういうことで
ウチ(あこう堂)も細々とですが続けます。

んじゃ。

<追記>

チンパンジーの場合、
敵対する群れの間などでは普通に殺し合いも行われるようだ。
それだとモロに戦争だし、
幼獣の時のじゃれあいも、モロに戦闘訓練。

あと、生まれたての幼獣、幼鳥などの兄弟殺しとか、
親が自分の子を殺すとか食うとか放棄するとかも普通にある。
そっちは労力と効率の問題で、またレベルや次元の違う話。

<あこう堂>
あこう堂ホームページ
あこう堂の地図
(2号線からだと神戸新聞販売所のビル下をくぐって下さい)

※以下、いろいろ書いてるけど、ご要望さえあれば、
開催法、曜日・時間、料金体系とも見直します。
まぁ、いっぺんお問い合わせください。
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Phone:080−5323−4775

‘讃譽譽鵐織襪両豺隋紛いてればいつでも可):
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土日祝:1時間:1200円。
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∨莉疑緲砲量襪蓮
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(※最新状況はお問い合わせ、あるいはブログなどでご確認ください。
待ってる時でも人が来なけりゃ帰ります。
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J親夜21〜23:00ならいつでもできます。
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内容は、まあ参集者次第でテキトーにあわせます(以下参照下さい)。
別に料金だってどうでもいい。めんどうなんで書き換えてないだけ。
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akoudou2008 at 20:36│TrackBack(0)言うだけ格闘技講座 

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