December 08, 2014
お年寄メモ
試合場の真ん中まで
やっとの思いで（なんとか歩いて）
たどりついたあげくに
公開処刑されてから１週間。
おとなしく仕事（本業）しながら
考えてた。
たぶん体に痛いところがなくなると
全部忘れると思うんで、メモ。
●足の怪我はほぼ治ってきた。
腫れも少々残ってるし、朝は痛みがあるが、
温まってくると忘れてる感じ。
飛び跳ねたり、捻ったりするのはまだコワいが、
小走りくらいなら大丈夫。
正直、試合とかやるには１週間早かった。
わかっていたがしょうがなかった。
今ならテーピングすれば大丈夫。
一回、試運転はしたいけど。
●というか試合で壊されたヒジがまだ治ってないけど。
ただ、腫れはひいて可動域も回復。
ねじるのと伸ばしきるのが少々怖いが、
負荷も小さければ大丈夫。
あとは放っておけば治るはず。
●怪我して思ったが、体の回復力自体は
まだ２０代のころと変わらない。
むしろ食生活や対処法が改善されてるので
回復も速いくらいじゃ？
ちなみに、私が捻挫した場合の最近の処置方法・・・
�〆能蕕裡影�は（サロンパスで消炎しながら）、
氷や保冷剤で冷やす。
もちろんアルコールは厳禁。
�■夏�目以降は「冷やす」に対して「温める」頻度・程度を徐々に増やす。
（組織の修復につれて、内出血した体液の吸収を促進させる）
�１蠑匹硫�善と組織の修復につれて（腫れがひきだしたら）
４日目くらいから置き鍼（留置針）を使用。
患部に皮下鍼を刺す。その上からサロンパスを貼っておさえる。
その上から使い捨てカイロをあてがって温める（一日中）。
（これで患部を活性化させて、組織の修復をはやめる。
鍼灸院での治療とほぼ同じ効果が安価に得られる）。
�テ�浴したら温めて、マッサージも。
できたら氷や冷水で冷やすことも交互に行う。
（血流を増やして、拘縮を防ぎ、可動域を回復させ、
血管の拡張収縮によるポンプ機能で内出血した体液の吸収も促進する）
・・・だいたいそんな感じです。
理屈はホントかどうか知らんが、本能です。
貼りっぱなしにしているサロンパス（またはトクホン）で
皮膚がかぶれるころには
だいぶマシになってます。
●むしろ、体より精神的なものが年を感じるかも：
試合で怪我してからは、
手と足の痛みに苦しみながら
大至急やり返すことを考えてた。
もちろん手も足も満足に使えないから、
想定は「頭突き」である。
不意打ちである。
意味がわからないが・・・
壊されたんだからしょうがない・・・
それから、手足の痛みがマシになって冷静になってきたら、
実際やり返せるかどうか考えた。
格上の人に怪我させるのはムリである。
無茶苦茶に暴れて「事故」を起こすしかない。
そんなジジイは、危な過ぎて相手にしてもらえない。
格下の人に怪我させるのもヒンシュクである。
誰にも遊んでもらえなくなる。
・・・さらに時間が経過して手足の痛みがなくなってきたら、
どうでもよくなってきた。
故意に人に怪我させたら後味が悪い。
それこそトラウマになる。
プロは金や生活がかかってるから最後までやるんだろうが、
一般人には何のメリットもない。
無難におとなしくしてようと思う。
そう思うようになった。
こういうのが老化かもしれない。
けど、やり返すことばっかり考えてると
また肝心な時に
こっちがどうにかなってそうだ。
壊す気でいくと、
こっちも壊れる。
やっぱ大人しく平常心でいようと思う。
まぁ、正直、もう刺激がないとモチベーションもない。
むしろ今回、失敗してよかった。
もし怪我したまま無難に引き分けてたら
「ヤレヤレ、良かった。もうエエわ」と思った可能性がある。
それはジジイである。
危ないところである。
今回をオカズに
とりあえず、あと１０年くらい（還暦まで）いけないか？
・・・やっぱジジイだけど。
●心理の話：
あとで考えたが、なんといっても「試合」である。
「（せっかくの試みだから）ソコソコ盛り上がって欲しい」
「（人が少ないけど）なんとか成り立って欲しい」
「（怪我してるけど）なんとかお茶を濁そう」
なんていう考えで出てはいけなかった。
そんなのは年寄の思惑で、こっちの都合である。
甘い考えはマイナスを呼び、事態はさらにマズくなる。
しょうがなかったんだけど・・・
日経の夕刊（2014.12.5）に面白いコラムがあった。
「下手な方が勝てます（高橋秀実）」
＜以下、要旨＞
・「野球をしようとするな」。
上手い野球をしようとしてはいけない。
上手いプレイをイメージすると、それができないと体が動かなくなる。
・上手いプレイは、勝つための手段であって、目的ではない。
手段を目的にしてしまうと、技に気を取られて球を後逸したりする。
下手であることを自覚した方がよい。
下手だから確実に球を捕り、確実に投げる。
見た目はヘタだがその方が確実にアウトにできる。
・バッティングも球に合わせて上手に振ろうなどとするとバランスを崩す。
あてようとするのではなく、当たるという前提で思い切り振る。
そうすれば、当たった時に長打になったりする。
・下手な方が余計なことを考えずに勝負に集中できる。
・ボクシングでも、いかにも「ボクシングしよう」としている選手は
練習では上手いが試合に弱い。
自分のイメージするボクシングができなくなると
（打ち込まれて）ダウンしてしまう。
・下手でも前に出る選手は強い。
たとえ打たれても前に出る。
下手なのでこっちのパンチは当たらない。
それでもリズムもフットワークも関係なく前に出る。
相手は動きを読めない。
上手い人は何かをなぞるが、下手な人はなぞらない。
いや、なぞれない。
しかし「相手を倒す」本来の目的に徹しており、
しまいにはボクシングも捨てそうな勢いで相手に底知れぬ恐怖を与える。
・三味線でも、息を吐いてから弾くといい音が出る。
「弾こう」と気張ると息を止めるので音が濁る。
弾くときはただ弾けばよい。
・原稿を書くときも「名作を書こう」などと気合入れない。
上手い文章は、上手いだけで肝心なことが伝わらない。
・・・・・・・・・・・・
要するに、
・「技術より、ガツガツ行く気持ちの方が実際は大事」
というのと
・「平常心でこなせるまでのレベルアップ」
という両方かな？
その人のレベルや状況にもよるとは思うが、
ワタシもいろいろ、思い当たることがある。
七大の柔道の試合でも、
力んでてヘタクソでも凄い体力で、
死ぬ気でいく奴にはかなわない気がする。
実際、こいつヘタクソだな〜と思って、教えてやるつもりで
練習すると、体力負けすることも多い。
ワケのわからん暴れ方をされてこっちが怪我することさえある。
そうなると何にも言えない。
だから年寄は何にも言わないし、
もう敵わないと思うとすぐやめる。
若手も聞く耳を持たない
（実際、私は若い頃そうでした）。
技術だけでお手本になるほど卓越したレベルになるか、
もともと強い人が長く続けていればいいと思うが、
そんな人はそういない。
（そもそも仕事が忙しい。
ふつう柔道は余技だから）。
残念な話。
書いてみて思ったけど、
やっぱ、年寄の意見だね・・・
＜あこう堂＞
あこう堂ホームページ
あこう堂の地図
（２号線からだと神戸新聞販売所のビル下をくぐって下さい）
※以下、いろいろ書いてるけど、ご要望さえあれば、
開催法、曜日・時間、料金体系とも見直します。
まぁ、いっぺんお問い合わせください。
お申し込み・お問い合わせ（こちらをクリック）
Phone：０８０−５３２３−４７７５
�‘讃譽譽鵐織襪両豺隋紛�いてればいつでも可）：
平 日：１時間：１０００円〜（２１時以降は１時間１２００円）
土日祝：１時間：１２００円。
（※ご予約はお早めに。平日は極力２時間以上お願いします。
お急ぎはお電話で。確認のためメールもいただければ幸いです）
スケジュール確認はこちら
お申し込み・お問い合わせ（こちらをクリック）
Phone：０８０−５３２３−４７７５
�∨莉疑緲砲量�（１９：３０〜２２：００）、
七帝柔道（高専柔道）の練習会として開放してます。
道場利用料：１人１回５００円
（※最新状況はお問い合わせ、あるいはブログなどでご確認ください。
今のところ、毎回数名の参加者がいるので開けてます。
ただ待ってても人が来なけりゃ帰ります。
逆に要望さえありゃ、曜日、開催方法、内容、料金なんでも見直します。）
あこう堂「古流柔道」練習会開催について
スケジュール確認はこちら
お申し込み・お問い合わせ（こちらをクリック）
Phone：０８０−５３２３−４７７５
�７醉法Χ睛砲量襭横院腺横魁В娃阿�
お申し込みに応じて下記のとおり練習会開催します。
道場利用料：１人１回５００円。
内容は・・・まぁ結局は、ご要望に応じます。
曜日、時間帯、開催方法なども要望があれば見直します。
あこう堂「古流柔道」練習会開催について
スケジュール確認はこちら
お申し込み・お問い合わせ（こちらをクリック）
Phone：０８０−５３２３−４７７５
＜最新情報は最新のブログかホームページでご確認ください＞
やっとの思いで（なんとか歩いて）
たどりついたあげくに
公開処刑されてから１週間。
おとなしく仕事（本業）しながら
考えてた。
たぶん体に痛いところがなくなると
全部忘れると思うんで、メモ。
●足の怪我はほぼ治ってきた。
腫れも少々残ってるし、朝は痛みがあるが、
温まってくると忘れてる感じ。
飛び跳ねたり、捻ったりするのはまだコワいが、
小走りくらいなら大丈夫。
正直、試合とかやるには１週間早かった。
わかっていたがしょうがなかった。
今ならテーピングすれば大丈夫。
一回、試運転はしたいけど。
●というか試合で壊されたヒジがまだ治ってないけど。
ただ、腫れはひいて可動域も回復。
ねじるのと伸ばしきるのが少々怖いが、
負荷も小さければ大丈夫。
あとは放っておけば治るはず。
●怪我して思ったが、体の回復力自体は
まだ２０代のころと変わらない。
むしろ食生活や対処法が改善されてるので
回復も速いくらいじゃ？
ちなみに、私が捻挫した場合の最近の処置方法・・・
�〆能蕕裡影�は（サロンパスで消炎しながら）、
氷や保冷剤で冷やす。
もちろんアルコールは厳禁。
�■夏�目以降は「冷やす」に対して「温める」頻度・程度を徐々に増やす。
（組織の修復につれて、内出血した体液の吸収を促進させる）
�１蠑匹硫�善と組織の修復につれて（腫れがひきだしたら）
４日目くらいから置き鍼（留置針）を使用。
患部に皮下鍼を刺す。その上からサロンパスを貼っておさえる。
その上から使い捨てカイロをあてがって温める（一日中）。
（これで患部を活性化させて、組織の修復をはやめる。
鍼灸院での治療とほぼ同じ効果が安価に得られる）。
�テ�浴したら温めて、マッサージも。
できたら氷や冷水で冷やすことも交互に行う。
（血流を増やして、拘縮を防ぎ、可動域を回復させ、
血管の拡張収縮によるポンプ機能で内出血した体液の吸収も促進する）
・・・だいたいそんな感じです。
理屈はホントかどうか知らんが、本能です。
貼りっぱなしにしているサロンパス（またはトクホン）で
皮膚がかぶれるころには
だいぶマシになってます。
●むしろ、体より精神的なものが年を感じるかも：
試合で怪我してからは、
手と足の痛みに苦しみながら
大至急やり返すことを考えてた。
もちろん手も足も満足に使えないから、
想定は「頭突き」である。
不意打ちである。
意味がわからないが・・・
壊されたんだからしょうがない・・・
それから、手足の痛みがマシになって冷静になってきたら、
実際やり返せるかどうか考えた。
格上の人に怪我させるのはムリである。
無茶苦茶に暴れて「事故」を起こすしかない。
そんなジジイは、危な過ぎて相手にしてもらえない。
格下の人に怪我させるのもヒンシュクである。
誰にも遊んでもらえなくなる。
・・・さらに時間が経過して手足の痛みがなくなってきたら、
どうでもよくなってきた。
故意に人に怪我させたら後味が悪い。
それこそトラウマになる。
プロは金や生活がかかってるから最後までやるんだろうが、
一般人には何のメリットもない。
無難におとなしくしてようと思う。
そう思うようになった。
こういうのが老化かもしれない。
けど、やり返すことばっかり考えてると
また肝心な時に
こっちがどうにかなってそうだ。
壊す気でいくと、
こっちも壊れる。
やっぱ大人しく平常心でいようと思う。
まぁ、正直、もう刺激がないとモチベーションもない。
むしろ今回、失敗してよかった。
もし怪我したまま無難に引き分けてたら
「ヤレヤレ、良かった。もうエエわ」と思った可能性がある。
それはジジイである。
危ないところである。
今回をオカズに
とりあえず、あと１０年くらい（還暦まで）いけないか？
・・・やっぱジジイだけど。
●心理の話：
あとで考えたが、なんといっても「試合」である。
「（せっかくの試みだから）ソコソコ盛り上がって欲しい」
「（人が少ないけど）なんとか成り立って欲しい」
「（怪我してるけど）なんとかお茶を濁そう」
なんていう考えで出てはいけなかった。
そんなのは年寄の思惑で、こっちの都合である。
甘い考えはマイナスを呼び、事態はさらにマズくなる。
しょうがなかったんだけど・・・
日経の夕刊（2014.12.5）に面白いコラムがあった。
「下手な方が勝てます（高橋秀実）」
＜以下、要旨＞
・「野球をしようとするな」。
上手い野球をしようとしてはいけない。
上手いプレイをイメージすると、それができないと体が動かなくなる。
・上手いプレイは、勝つための手段であって、目的ではない。
手段を目的にしてしまうと、技に気を取られて球を後逸したりする。
下手であることを自覚した方がよい。
下手だから確実に球を捕り、確実に投げる。
見た目はヘタだがその方が確実にアウトにできる。
・バッティングも球に合わせて上手に振ろうなどとするとバランスを崩す。
あてようとするのではなく、当たるという前提で思い切り振る。
そうすれば、当たった時に長打になったりする。
・下手な方が余計なことを考えずに勝負に集中できる。
・ボクシングでも、いかにも「ボクシングしよう」としている選手は
練習では上手いが試合に弱い。
自分のイメージするボクシングができなくなると
（打ち込まれて）ダウンしてしまう。
・下手でも前に出る選手は強い。
たとえ打たれても前に出る。
下手なのでこっちのパンチは当たらない。
それでもリズムもフットワークも関係なく前に出る。
相手は動きを読めない。
上手い人は何かをなぞるが、下手な人はなぞらない。
いや、なぞれない。
しかし「相手を倒す」本来の目的に徹しており、
しまいにはボクシングも捨てそうな勢いで相手に底知れぬ恐怖を与える。
・三味線でも、息を吐いてから弾くといい音が出る。
「弾こう」と気張ると息を止めるので音が濁る。
弾くときはただ弾けばよい。
・原稿を書くときも「名作を書こう」などと気合入れない。
上手い文章は、上手いだけで肝心なことが伝わらない。
・・・・・・・・・・・・
要するに、
・「技術より、ガツガツ行く気持ちの方が実際は大事」
というのと
・「平常心でこなせるまでのレベルアップ」
という両方かな？
その人のレベルや状況にもよるとは思うが、
ワタシもいろいろ、思い当たることがある。
七大の柔道の試合でも、
力んでてヘタクソでも凄い体力で、
死ぬ気でいく奴にはかなわない気がする。
実際、こいつヘタクソだな〜と思って、教えてやるつもりで
練習すると、体力負けすることも多い。
ワケのわからん暴れ方をされてこっちが怪我することさえある。
そうなると何にも言えない。
だから年寄は何にも言わないし、
もう敵わないと思うとすぐやめる。
若手も聞く耳を持たない
（実際、私は若い頃そうでした）。
技術だけでお手本になるほど卓越したレベルになるか、
もともと強い人が長く続けていればいいと思うが、
そんな人はそういない。
（そもそも仕事が忙しい。
ふつう柔道は余技だから）。
残念な話。
書いてみて思ったけど、
やっぱ、年寄の意見だね・・・
＜あこう堂＞
あこう堂ホームページ
あこう堂の地図
（２号線からだと神戸新聞販売所のビル下をくぐって下さい）
※以下、いろいろ書いてるけど、ご要望さえあれば、
開催法、曜日・時間、料金体系とも見直します。
まぁ、いっぺんお問い合わせください。
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�‘讃譽譽鵐織襪両豺隋紛�いてればいつでも可）：
平 日：１時間：１０００円〜（２１時以降は１時間１２００円）
土日祝：１時間：１２００円。
（※ご予約はお早めに。平日は極力２時間以上お願いします。
お急ぎはお電話で。確認のためメールもいただければ幸いです）
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�∨莉疑緲砲量�（１９：３０〜２２：００）、
七帝柔道（高専柔道）の練習会として開放してます。
道場利用料：１人１回５００円
（※最新状況はお問い合わせ、あるいはブログなどでご確認ください。
今のところ、毎回数名の参加者がいるので開けてます。
ただ待ってても人が来なけりゃ帰ります。
逆に要望さえありゃ、曜日、開催方法、内容、料金なんでも見直します。）
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�７醉法Χ睛砲量襭横院腺横魁В娃阿�
お申し込みに応じて下記のとおり練習会開催します。
道場利用料：１人１回５００円。
内容は・・・まぁ結局は、ご要望に応じます。
曜日、時間帯、開催方法なども要望があれば見直します。
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akoudou2008 at 09:54│TrackBack(0)│言うだけ格闘技講座
