2024年09月08日
元出資愛馬と再会（前編） 〜 セダブリランテス＠NHP
キャロット募集ツアーでせっかく北海道へ
行ったので、普段はなかなか会えない元出資愛馬にも会うことを計画した。
消息が判明し、北海道にいる元愛馬は次の通り。
�．札瀬屮螢薀鵐謄后�NHP（安平町）随時
�▲螢�ンディーズ＠BSS（日高町富川）見学時間15時〜16時
��ヴェラアズール＠優駿SS（新冠町）見学時間15時〜15時半
このうち、�△鉢�の時間が被っているが距離が離れているので両立はできない。従って、既に会ったことがある�△郎２鵑話杷阿掘⊃卦�に種牡馬入りした��を優先することとした。また�，�NHPは立ち寄るので問題なく会えるが、今回はサラブレッドガイドの予約は満員であったので、普通にフリーで見学した。で、今回はNHPでのセダブリランテスとの再会の巻。
途中、妄想などが入っているが、馬とは言葉とか或いは無意識に発しているテレパシーなどのコミュニケーションが取れることは経験則で分かっており、乗馬でもよく「馬に話しかけて」と言われる所以。本記事でも馬に色々と話掛けてその反応を妄想的に記載しているので予めご了承ください（気に沿わない向きは退出されて結構です）
。
【セダブリランテス＠NHP】
勝手知ったるNHPの引退競走馬の馬房に行くとセダブリランテスの馬房は空で、放牧中であるとのこと。
そこで、放牧先に行ってみることにした。
昨年「サラブレッドガイド」という有料イベント中に会った彼の態度はどこかそっけない態度だったのでガッカリしたのだが、今回はどうなのか
と不安と期待が半々の状態で臨んだ。暫くしてこちらを認識すると寄ってきて、おいらの真ん前で横向きで止まった。
風「おい、最近はどーなんだ。順調なのか？」
ｾﾀﾞ「・・・・色々とありましてね、いいことばかりじゃないんですよ」
風「そうなのか。乗馬とかも賞取ってるし、サラブレッドガイドでも舌出しポーズ
が好評みたいじゃないか」
ｾﾀﾞ「生きていくためには、仕方なくやらなければならないこともあるんですよ」
風「そ、そうなのか・・・・馬も大変なんだな」
横向きの態勢のまま、しばらく（10分くらい）ジッとしてまどろみながら何もせずに、こちらも黙ってそのままじっとしていた。馬はこういう態勢が一番安心できるんですよね。
丁度隣の放牧柵内では、キンシャサノキセキが首筋が痒くて堪らないらしく、砂場で寝転んだり、柵に体を擦り付けたりの大騒ぎをしてるので、ちょっと見に行った。
風「おい、そんなに痒いのなら掻いてやるけど、ちゃんと立たないと掻けないぞ」
ｷﾝ「・・・（立ちあがって、柵に体を寄せてくる）」
風「（柵の上から手を伸ばして首筋を掻いてやる）」
ｷﾝ「・・・・（ジッとしてされるがままにしている）」
暫くすると係員が来て、キンシャサノキセキを馬房に連れだそうとしていたので、
風「首が痒いみたいですよ」
係「あぁ、この時期は虫が刺しますからね」
馬房に戻ると、セダブリランテスもサラブレッドガイドのために馬房に戻るタイミングだったようで、放牧地から戻って来た。
すると、本来の馬房ではなく、サラブレッドガイドの案内がしやすいようにブラストワンピースの馬房に入れられて、名札が架け替えられた。現役時代はブラストワンピースの踏み台にされてトップハンディ57.5�舛膿軍禝�念に出走、骨折して1年以上の休養となった因縁がここでも
。
セダブリランテスは「ね、これからお仕事なんですよ（溜息）」と言っているような気がした。昨年会った時のそっけない態度はおいらを「サラブレッドガイドの客」として見ていたからで、今回は元出資者として認識を戻したと感じた。それでも現役時に会った時のような無邪気で溢れるような
歓喜の態度とは打って変わった大人しい態度に変貌した姿に、重賞2勝すれども種牡馬になれなかった元競走馬の悲哀
を感じてしまったが、おいらには「達者でな」と言ってやることしか出来なかった。
元出資愛馬と再会（後編） 〜 ヴェラアズール＠優駿SS に続く
行ったので、普段はなかなか会えない元出資愛馬にも会うことを計画した。消息が判明し、北海道にいる元愛馬は次の通り。
�．札瀬屮螢薀鵐謄后�NHP（安平町）随時
�▲螢�ンディーズ＠BSS（日高町富川）見学時間15時〜16時
��ヴェラアズール＠優駿SS（新冠町）見学時間15時〜15時半
このうち、�△鉢�の時間が被っているが距離が離れているので両立はできない。従って、既に会ったことがある�△郎２鵑話杷阿掘⊃卦�に種牡馬入りした��を優先することとした。また�，�NHPは立ち寄るので問題なく会えるが、今回はサラブレッドガイドの予約は満員であったので、普通にフリーで見学した。で、今回はNHPでのセダブリランテスとの再会の巻。
途中、妄想などが入っているが、馬とは言葉とか或いは無意識に発しているテレパシーなどのコミュニケーションが取れることは経験則で分かっており、乗馬でもよく「馬に話しかけて」と言われる所以。本記事でも馬に色々と話掛けてその反応を妄想的に記載しているので予めご了承ください（気に沿わない向きは退出されて結構です）
。【セダブリランテス＠NHP】
勝手知ったるNHPの引退競走馬の馬房に行くとセダブリランテスの馬房は空で、放牧中であるとのこと。
そこで、放牧先に行ってみることにした。
昨年「サラブレッドガイド」という有料イベント中に会った彼の態度はどこかそっけない態度だったのでガッカリしたのだが、今回はどうなのか
と不安と期待が半々の状態で臨んだ。暫くしてこちらを認識すると寄ってきて、おいらの真ん前で横向きで止まった。風「おい、最近はどーなんだ。順調なのか？」
ｾﾀﾞ「・・・・色々とありましてね、いいことばかりじゃないんですよ」
風「そうなのか。乗馬とかも賞取ってるし、サラブレッドガイドでも舌出しポーズ
が好評みたいじゃないか」ｾﾀﾞ「生きていくためには、仕方なくやらなければならないこともあるんですよ」
風「そ、そうなのか・・・・馬も大変なんだな」
横向きの態勢のまま、しばらく（10分くらい）ジッとしてまどろみながら何もせずに、こちらも黙ってそのままじっとしていた。馬はこういう態勢が一番安心できるんですよね。
丁度隣の放牧柵内では、キンシャサノキセキが首筋が痒くて堪らないらしく、砂場で寝転んだり、柵に体を擦り付けたりの大騒ぎをしてるので、ちょっと見に行った。
風「おい、そんなに痒いのなら掻いてやるけど、ちゃんと立たないと掻けないぞ」
ｷﾝ「・・・（立ちあがって、柵に体を寄せてくる）」
風「（柵の上から手を伸ばして首筋を掻いてやる）」
ｷﾝ「・・・・（ジッとしてされるがままにしている）」
暫くすると係員が来て、キンシャサノキセキを馬房に連れだそうとしていたので、
風「首が痒いみたいですよ」
係「あぁ、この時期は虫が刺しますからね」
馬房に戻ると、セダブリランテスもサラブレッドガイドのために馬房に戻るタイミングだったようで、放牧地から戻って来た。
すると、本来の馬房ではなく、サラブレッドガイドの案内がしやすいようにブラストワンピースの馬房に入れられて、名札が架け替えられた。現役時代はブラストワンピースの踏み台にされてトップハンディ57.5�舛膿軍禝�念に出走、骨折して1年以上の休養となった因縁がここでも
。
セダブリランテスは「ね、これからお仕事なんですよ（溜息）」と言っているような気がした。昨年会った時のそっけない態度はおいらを「サラブレッドガイドの客」として見ていたからで、今回は元出資者として認識を戻したと感じた。それでも現役時に会った時のような無邪気で溢れるような
歓喜の態度とは打って変わった大人しい態度に変貌した姿に、重賞2勝すれども種牡馬になれなかった元競走馬の悲哀を感じてしまったが、おいらには「達者でな」と言ってやることしか出来なかった。
元出資愛馬と再会（後編） 〜 ヴェラアズール＠優駿SS に続く
