明日12時〜雀竜位決定戦最終日が行われます。
僕は解説として2、4、5戦目を担当するのですが――
こ、これは‥‥
2年前の雀王決定戦を思い出しますね
この時の僕はといえば、自分の存在が何なのかさえわからず震えながら打ってました。
というのは冗談ですが(笑)
さて、ここからは僕のタイトル戦決定戦における私見です。
これを読んだ斎藤以外の3人が、少しでも気が紛れるようなことがあれば幸いに思います。
決定戦進出者は決定戦における打牌選択を自由に決定する権利を有する
と思うのです。第3者にとやかくいわれることを気にしてはいけません
どんな結果になろうとも自分の思うがままに、どうか堂々と残り5半荘を戦ってきてほしい。
3人が結託して斎藤を落とすことを狙うのも良いでしょう
しかしこの得点状況になれば、3人の利害関係が完全に一致することはまずありえない。
なぜならこの協会ルールにおいて、ここから優勝を狙うために3人が最も優先すべきことは
斎藤を落とすことではなく、自分がトップを獲ることなのだから。
なら最初から諦めろ、と言っているわけでもありません。
最初に言った通りどのような選択しようとも、それは対局者本人の権利、自由だということ。
幸いにして今期から2〜4位までに賞金格差が設けられました。
最初から2位を狙ったとしても何ら恥ずかしいことではありません。
○○すべきではない △△はありえない
というような外野の声はシャットアウトして
自分の考え得るパフォーマンスを遺憾なく発揮してほしいと心から思います。
また、他人が自分と同じ方針にしなかったからといってそれを責めてもいけません。
他人がどう考えようが、それも対局者の権利であり対局者の自由です。
道中悔いが残るシーンもあったことでしょう。それはもう過去の出来事です。
今大事なのは過去を振り返ることではなく、これからどうするかを選択判断すること。
反省は全て終わったあとにすればいい。
それまでは正々堂々、自分の信念を貫いてきてほしいと思います。
闘うキミの唄を、戦わないヤツらが笑うかもしれないけれども
その昔、大勢の決してしまった舞台で、少しいい加減に打ってしまったことを
あの時はあまり良くなかったなーと反省している先輩の独り言でした。