麻雀荘メンバー語録 version2.0

日本プロ麻雀協会所属麻雀プロ、木原浩一による個人的な麻雀についての考え方、戦術等を紹介するブログです。

2007年09月

お久しぶりです。木原です。



本日、第6期雀王戦Aリーグ最終節がありました。

取り急ぎ結果の報告だけ――


まず前日行われた第8節補充対局

1・2・3・1 +104.0P


そして最終節

1・3・3・3・ −4.0P


全40半荘を消化


12・6・11・11  −30.3P 6位でした。



ちょっと疲れたな・・・

もうしばらく競技麻雀とか打ちたくない気分ですよ(笑)

今までのリーグ戦で一番「勝ちたい」と思った。

麻雀荘メンバー語録風に言えば「選ばれたい」ですかね(笑)

でも――

気持ちとは裏腹にこんなになっちゃってさ

正直かなり気分悪かったよね。

まあおかげで色々勉強になったこともあったし・・・

結局は降級しなかったし・・・

一安心といったところです。



それではまた。


麻雀について悩み始めた子供「誠司」と『その父親』の会話。

「父さん久しぶりっ。ねぇねぇなんだか最近ブログサボリ気味なんじゃないのぉ?」

『んっ?そうだなー・・・そうかもな』

「忙しいの?」

『普通だな。暇ではないけど、忙しくもないや』

「ふーん・・・」

『忙しいことを「できない」言い訳にする人ってよくいるよね。でも、やりたいことが全くできないくらい多忙な人ってそうそういないんじゃないかな?まあ「みのもんた」クラスだと本当に忙しそうだけどね(笑)要するに「忙しい」っていう言い訳は、体のよい断わり文句か、暇を割いてまでやる気がないってことだと思うんだよね』

「じゃあやる気が無いってこと?」

『はっきりいうとそうだね』

(・・・開き直った??)

『まあ・・・これは気分の問題なので・・・読んで下さっている方々には申し訳ないのだが・・・いやホントすいません』

「麻雀もそうだよね?気分が乗らないときはよい結果は出にくいよね?」

『そうだね。モチベーションが高いときのクズ配牌。モチベーションが低いときのクズ配牌。成就する可能性が高いのは前者だろうね。ただ、気分が乗らないから負けたみたいな言い訳は激しくカッコ悪いと思うけどな。誰だってそういう気分のムラはあるしね』

「気分のムラって、個人差もあるんじゃないの?」

『そりゃあるだろうさ。でもそれによって成績が悪くなってしまうって人は、麻雀に向いてないよね。気分の良し悪しが抽選chanceに影響を及ぼすことはありませんから!選択chanceに関する部分はすべて自己責任だから!気分のコントロールができず、不利な選択chanceが多くなってしまうという人は、そりゃただの「ヘタクソ」ということなんじゃないかな?』

「厳しいなぁ・・・」





ブログは今後とも更新していきたいとは思ってます。

気分が回復するまで少々お待ち下さい。    木原 浩一

<3回戦>

東1局西家1巡目・ドラ中

一萬二萬二萬二萬五萬八萬九萬二筒二筒四筒東白白發
一二二二五八九(224)東白白發

から、ホンイツまたはトイトイをみて 打四筒(4)

3巡目に引いた四萬四でホンイツ狙いに。打二筒(2)

一萬二萬二萬二萬四萬五萬六萬七萬八萬九萬 ポン白横白白 ロン一萬
一二二二四五六七八九 白ポン 一ロン

最終的にはこんな和了りに。
ルール」「和了りの速度」でも紹介したが、リーグ戦における「手牌構成のバランス感覚」を修正した成果。

実際、この選択chanceが有利なのかどうかはわからない。
しかし、他家に与える印象はこちらのほうが「強い」だろう。

今までなら2巡目に引いた三筒(3)が残って――

二萬二萬二萬四萬五萬二筒二筒三筒四筒五筒 ポン白横白白 ツモ六萬
二二二四五(22345) 白ポン 六ツモ

こんな和了りになってるでしょうね。


東4局北家・ドラ發

一応、29200点持ちのトップ目ね。

東家の河
北四索三筒七索中七筒
九筒一索白
北4(3)7中(7)
(9)1白

裏裏裏裏裏裏裏裏裏裏 カン裏東東裏

七筒(7)九筒(9)を手出しして、一索1をツモ切った後
持ってきた東東を暗カン。リンシャンから引いた白白はツモ切り。

ドラの發發は2枚切れ。新ドラ二筒(2)は初牌。
染まってる?染め手のテンパイなら「ダブ東アンカン」なんて大アピールするのかな?
まあイーシャンテン以上は確定だろう。打点もある。

同巡、僕にテンパイが入る。

四萬五萬五萬六萬六萬七萬七萬七萬五筒六筒二索三索四索
四五五六六七七七(56)234

参考までに――

南家の河
九萬一萬北發五索九萬
三筒八筒白
九一北發5九
(38)白

西家の河
北一索五萬五筒八索一索
五索六索三筒
北1五(5)81
56(3)

ヤミテンを選択しました。
深く考えることはない。ほぼ反射的にヤミテン。狙いは明白だ。

もちろんヤミテンのほうが和了り確率はずっと高い。
失点する可能性だってかなり抑えられる。しかし――

南家西家の暗カン後の打牌は現物ながらツモ切り
将来的にどうなるかはわからない。しかし現時点で東家に対し
南家西家が迂回するものだと決め付けすぎてはいないだろうか?

東家の現時点でのテンパイ確率は50%以下だと思う。
テンパイしたとしても、好形の待ちとは限らない。これに放銃することを怖れすぎではないだろうか?

つまり「リーチ」のほうが期待的に有利じゃなかろうか?ということ。
失点する可能性を高く見すぎなんですよ。よくいう言葉でいえば「日和った」ってこと。

もっとはっきりいうならば

「日和り」によって曲げられなかったというより、「下手」だからヤミテンを選択した。

ということですね。

結果はリーチの有無に関わらず、東家のツモ和了り。
下手クソなおかげで、リーチ棒分得をしたってところでしょうか?




その後――

東4局1本場2巡目・ドラ二萬

二萬三萬一筒一筒一筒三筒二索三索四索五索六索發發
二三(1113)23456發發

張らず・・・スカ


東4局2本場5巡目・ドラ四萬

五萬六萬二筒三筒五筒六筒七筒二索三索四索五索南南
五六(23567)2345南南

張らない・・・スカ


南1局6巡目・ドラ北

四萬四萬五萬六萬四筒五筒六筒八筒八筒五索六索七索八索
四四五六(45688)5678

こんなのまでも・・・スカ


更にその後も
配牌役牌暗刻も、配牌ドラトイツも、親番の割と早そうな手も――

スカ・スカ・スカ


もう〜イラつくわ!


22200点の3着で終了




<4回戦>

どうしようもない展開だったが
南場の親でマンガンツモ。一気に差を詰める。


南4局西家

3470033800(親)−31300

ドラ三索

八萬白八筒中四筒四筒
三索横 リーチ

トップ目からのリーチ。一回戦同様押し得ですね。

その時の僕の牌姿は――

一萬二萬三萬四萬三筒三筒三筒一索三索四索五索六索八索
一二三四(333)134568

はよ追いつけや。って感じですね。
テンパイしたのが13巡目(遅っ!)

二萬三萬四萬三筒三筒三筒一索三索四索五索六索八索九索 ツモ九索
二三四(333)1345689 ツモ9

巡目的にテンパイは絶対に取る。
どっちで?ソーズの情報が少ない場況だ。

>2がドラ表に1枚。
>ドラの3が場に2枚。
>456が1枚ずつ。
>8が1枚。

>他はすべて初牌


しいて挙げれは、リーチ者の四筒(4)はトイツ落し。
この和了りトップのような状況で、いくらドラとはいえ浮かせ打ちは考えにくい。
リーチ宣言牌の関連牌を間違いなく持っている。

一索一索三索113
三索三索四索334
三索五索七索357

かもしれないよ?
それでもこの情報によって二索2を持っている可能性が多少高まっているといってもいいんじゃないかな?

というわけでカン七索7に受ける。
リーチ後四索4が通っているので、一索1と八索8の放銃抽選確率を比較してもそれが自然だろう。

そしてもう1つの選択chanceを考える「リーチ?ヤミテン?」

2着目の東家は完全に迂回。おそらくテンパイは無理だろう。
ダンラスの南家も途中「八ッ」とするような牌を切ったがその後は自重気味。

つまり「リーチ」をして七索7を打つのは北家だけ。

そのパターンだけの為に?
そんなに和了り確率が高そうでもないのに?
ほぼノーテンの東家と2500点差なのに?

いくら協会ルールはトップがエライといっても、ヤミテンのほうが得でしょ?

一萬二萬三萬一筒一筒一索一索二索三索四索西西西 ロン一索


あっそ・・・考えて損した・・・


28100点の3着で終了。




第9節の結果

1・2・3・3  +18.1Pでした 



第6期雀王戦Aリーグも第9節を消化(全10節第8節は未消化)

ここまでの32半荘 9・5・7・11 トータル成績は→こちら


第8節の補充対局が決定しました。
最終節9/23)の前日になります。


連日対局なので自戦記は後回しにして、結果だけ先に報告したいと思います。

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