麻雀荘メンバー語録 version2.0

日本プロ麻雀協会所属麻雀プロ、木原浩一による個人的な麻雀についての考え方、戦術等を紹介するブログです。

2008年03月

「これはアレ切りでしょ?」

「なんでそんな牌切るの?」

「そんなの鳴かないし!」


同卓者に対する打牌批判ね。

これは結局なにがいいたいのかというと――


「おまえのせいでワシが損したやないけっ!ボケが!」


そういうことでしょ?たいていは感情論なんですよ。

気持ちはわからんでもないけどさ。


でもね?

そもそも麻雀っていうゲームはさ。

誰かのせいで得したり損したりするゲームでしょ?

たまたま損なほうが選ばれたからって

おまえのせいで―― はないだろ?



昔、こんなのがあったよ。大会の予選の最終半荘で

さんは予選通過確定。

さんはその半荘トップを取れば通過という条件。

「この局で終了してくださーい」時間打ち切りで最終局になりました。

現状はBさんがトップ

しかし、さんとはノーテン罰符でひっくり返るような点差でした。

何としてもトップで終わりたいさん。

どうでもいいから早く終わんねーかなー・・・と思ってるさん。

さんはテンパイすることができませんでした。

さんはテンパイしてました。そしてテンパイ宣言。


「オイ!おまえなんで開ける(テンパイ宣言する)んだよ!開けなくてもいいじゃねーか!」

さんはさんに文句をいったそうだ。



これどう思う?

ものすごくみっともないと思いませんか?

いつからだろうか・・・・

僕は麻雀の話がとても嫌いになっていたんだ。

麻雀の話? ちょっと違うな・・・

自分だけが一方的にする麻雀の話は、今でも好きですよ(笑)

だだ・・・

人の麻雀の話を聞くのが嫌!!

人と麻雀の話で議論するのが嫌!!

わがままでしょ?(笑)


以前はね――わりと好きだったんだよ。

「いや!これ切り以外ありえないでしょ?」

「そんなことないって!こっちのほうが優秀だし!」

なんてね。ようやってたような気がします。


きっかけ?そうだな・・・あんまり覚えてないんだけど――

ある日ふと―― なんか醒めちゃったんだよな。


いつものようなやり取りを傍目でみてたのさ

僕には優劣つけ難そうな選択に見えたんだけどね

「いや!○▼×※※■」

「そんなことないし!▲△○◎※※」

お互いに譲らず、そりゃあ〜もう延々と話してんのですよ


なんか―― 段々その会話がね

「いや!俺は目玉焼きには絶対にソースを掛けるよ。だってソースのほうが・・・」

「そんなことないし!醤油のほうが絶対においしいでしょ?」

内容的にはこんな感じに聞こえてきてしまって(笑)


好みってさ

人それぞれあってもいいよね?いいと思うよ。

でもさ

自分の好みを人に押し付けるのはアレじゃない?



醤油が大好きなのにさ

ソースの良さを延々と語られてもさ

ましてやその件で口論になろうもんなら


ほっといていただけますか?? 

ねぇ

そんな感じでしょ?

自他供に認めるヘッタクソなDさん(フィクションですよ)

週に何回か雀荘を訪れ
まぁ来るたび大体負けているわけですよ。

それでもDさんは雀荘通いを止めない。
なんで??そりゃー・・・好きだからでしょ?

ある日――

Dさんは本日ここまでノートップ。
例によって、こっ酷くやられてるわけですよ。

その日初めてトップ目で迎えたオーラス。
しかし下までも差がなく、和了れば当然トップだが、打てばラスというような状況。

配牌を取る
うん。なかなかいいね。結構和了れそう。

Dさんは和了りきる自信が全くない。
トップは死ぬほど取りたい・・・取りたいのだが・・・

フト振り返ると
その店で1番の腕利きといわれるメンバーが立ち番をしていた。

そう――
何度となく苦汁を舐めさせられたムカツクメンバーだ・・・


もしも――
Dさんの目的がトップを取ることだけならば

「すいません!1局代走お願いします!」

手段としてはそのほうが優れているわけですよ。

でもDさんはその手段をとらない。
なぜそうしないのか?そんなの決まってんじゃん!

それじゃツマンナイからでしょ?

なんのために麻雀打ってんの?楽しむためでしょ?って話ですよ。

誰しも金銭的損得だけで選択chanceを考えるわけではないのです。

遊びのテーマなんてさ

「いかにして楽しむか」

そういうことですよ。
楽しみ方だって、人それぞれあったっていいじゃない?

日本オープン」というタイトル戦に出てきたんだ。

1回戦――配牌をとる。
別になんてこともない。普通の3シャンテンの配牌だったんだけどさ。

そのときね
んっとね・・・笑わないでね

なんか、日本オープン勝っちゃうんじゃないかな?

根拠なんて全くないんだけどさ。
ちょっとだけそんな気がしたんだ。

気のせい?
うん。気のせいだよ(笑)

でもさ
この気のせいが偶然当ったときの

「ホラッ!やっぱりな!!」

これね
こーいう自己満足が麻雀の楽しみ方・・・のうちの1つなんじゃないかな?


昔、競馬好きだったんですよ。
なにが楽しいって?予想しているときが1番楽しいんですよね。

あーでもない・・・
こーでもない・・・

よし!これに決めたっ!
おし来い!オラッ!――  当った!

「ホラッ!やっぱりな!!」

ちょっと似てないですか?(笑)




日本オープンの結果?

やっぱり気のせいでしたよ(笑)


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