麻雀荘メンバー語録 version2.0

日本プロ麻雀協会所属麻雀プロ、木原浩一による個人的な麻雀についての考え方、戦術等を紹介するブログです。

2009年04月

麻雀の調子とブログの更新意欲は比例するの法則 by雁纏

ありますよね?あるある。どーもこんにちは。木原です。


今月の鳳凰卓の成績など

4月の鳳凰卓 87G 
 
>1位 17

>2位 20

>3位 17

>4位 33  ラス率.379

>平均順位 2.75


鳳凰卓の参加資格は「7段R2000以上」なのですが
最近この資格を失いましてん(天鳳用語でチャオるといいます)

まあすぐ復帰するのですが、またすぐチャオり。
復帰してはチャオり、復帰してはチャオり・・・・・

やばい!このプレイなんか楽しいかも?(笑)
そんなわけないんですけどね。ハイ・・・

前の記事にも書きましたが、最近はラス回避かなり意識して打ってます。
意識してこれかよ!!って思われるでしょうが、試行錯誤中なのでご勘弁を。


>鳳凰卓ってみんなオリてばっかじゃん?リーチだけ打ってりゃ勝てるんじゃね?

えーとですね。みんな手順いいんですよ。
その中で自分が先制できる可能性ってどれくらい?そんな簡単じゃないよね。

やってみりゃわかりますよ。
たまに入る先制リーチが和了れないとどれほどキツイかということが。


そうそう!新しいPC買ったんですよ。
この記事は新PCからの初投稿なのです。

旧PCの天鳳。なにがイヤだったかというと「強制全画面表示」になるのがイヤだったんですよねー。
やっとその煩わしさから解放されるぜ!と思いきや、新PCでもなんと――

「強制全画面表示」

になるのですけど!!!この呪縛から逃れる方法をお知りの方

メールはこちらまで

是非教えて下さい。お願いします。





全く関係ないけど、さっき和了った生涯初の天和

初天和




ネットだと全く高揚感がないですね・・・

第3話・放銃抽選確率という考え方 〜18分の1理論〜
(近代麻雀オリジナル2008年10月号掲載)

今回もまた「当たり」「ハズレ」抽選のお話です。
ここに18本のクジがあります。1本だけ「当たり」が入っています。

最初にクジを引く人の当選確率は―― 1/18
最初の人は「ハズレ」でした。次にクジを引く人、今度は2本いっぺんに引きます。その人も「ハズレ」ました。そうすると次に引く人の当選確率は――  1/15

このように、他の人が「ハズレ」を引くたび、その次にクジを引く人の当選確率は上がっていきます。

さて、こんな河でリーチを受けました。――(A)

西九索六萬五筒中四索横 リーチ
西9六(5)中4(リーチ)

何待ち?クジと同じく相手の手牌が見えない以上、何が「当たり」かはわかりません。(ここ大事)

仮にこのリーチ、両面待ち(フリテン除く)だとしましょう。両面待ちのパターンは、萬子、筒子、索子、3種類の 

1−4、4−7、2−5、5−8、3−6、6−9 の18通り

この内、リーチ者の河で

六索九索69、三萬六萬三六、六萬九萬六九、二筒五筒(2)(5)、 五筒八筒(5)(8)、一索四索14、四索七索47

これらの待ちのパターンは否定されています。つまり残りは11通り

五萬六萬六萬二筒二筒四筒五筒六筒五索六索六索八索八索八索
五五六(22456)566888

上記の手牌から六索6を勝負しようと思います。この時点での六索6の放銃抽選確率は―― 2/11
(もちろん両面待ちとは限らないので実際の放銃抽選確率はこれよりも低いです)
まあその程度なら押してみようか?という気になるじゃないですか。 

では先程のリーチが ――(B)

西九索六萬五筒中四索横 リーチ
四筒
西9六(5)中4(リーチ)
(4)

となり、更に他家が

四萬四を通しました。
六筒(6)を通しました。

五萬六萬六萬二筒二筒四筒五筒六筒五索六索六索八索八索八索
五五六(22456)566888

その後に全く同じこの牌姿になったとしたらどうでしょうか?

四筒(4)、四萬四、六筒(6)。この情報によって、更に6つの両面待ちパターンが否定されます

ここから六索6を勝負しようとすると放銃抽選確率は―― 2/5。 
(A)のケースよりも(B)のケースの
ほうが六索6の放銃抽選確率は2倍近く高いといえるでしょう。
これだと現物切っとくか・・・という気になりますね。

1つのパターンが否定されることによってそれ以外のパターンの危険度、つまり放銃抽選確率が増すという考え方です。他家が無筋をバンバン通したということは、まだ通っていない牌の放銃抽選確率が上がっていますよって教えてくれていると考えたほうが良いでしょう。

でも、せっかく他家がそうやってわざわざ教えてくれているのに

僕も1牌だけ勝負!→ 放銃しました → あー!なんで僕の牌だけ当るの?ツイてないや・・・

そういう考え方はおかしいよね?
他の人が「ハズレ」を引くたび、その次にくじを引く人の当選確率は上がっていきます。つまり、他家の無筋勝負が「当たり」ではなかったら、自分の切りたい無筋の「当たり」確率は上がっている。そういうことですよ。

<プロフィール>
渋谷道玄坂にあるフリー雀荘「ジパング」の店長です。http://shibuya-zipang.com/日本プロ麻雀協会Aリーグ所属。ブログ「麻雀荘メンバー語録version2.0」 http://blog.livedoor.jp/aladdinchance1000/


これは大昔書いた記事を加筆修正したもの。
僕の押し引きの考え方の元となる。18分の1理論です。

リーチを受けて、最初の内はビシビシ切っておいて後からピタッと止める時。待ちが読めている訳でもなんでもなくって

「あと2筋通ったら止めよう」
「5筋くらいは押してやるぜ!」

なんてことを大体決めて打ってます。

今月の天鳳。
ラス率が3割3分近くあるのは、きっとこの感覚がブッ壊れているせいなんでしょうね・・・

第2話・不確定要素に対する考え方
(近代麻雀オリジナル2008年9月号掲載)

麻雀というゲームを、「当たり」「ハズレ」がどこに入っているかわからないクジを引くようなもの。そう紹介しました。たとえば

>配牌を取る度に、強配牌(当たり)・弱配牌(ハズレ)

>ツモってくる度に、有効牌(当たり)不要牌(ハズレ)

>捨牌する度に、放銃する(ハズレ)放銃しない(当たり)

etc

打ち手の意思とは無関係に、これらはあくまで抽選によって偶然選ばれるということです。プレーヤーにできることは、より「当たり」やすく、より「ハズレ」にくい。つまり、自分にとってよりよい抽選を受けられるような選択をすることだけなのです。


トップ目の東家と7000点差で迎えたオーラス。ドラは七索

二萬三萬四萬四萬五萬八萬八萬二索三索四索四索五索六索
二三四四五八八234456

7巡目に上記テンパイ。「どうしてもトップがとりたいんだ――」
ならば、トップになる可能性が最も高い選択をすべきですよね?

>ヤミテンに受け、ドラや赤引き、高めイーペーコー等の手変わりを待つ。
>そのままリーチを打って、トップから直撃・ツモ和了り・一発出和了り・出和了り裏1以上に期待する。

「手変わりした後にマンガンを和了る」「そのままリーチで条件クリア」どちらも偶然に起こり得ることである。その偶然の頻度が高いと思われるほうを選択することが、自分にとってよりよい抽選を受けられるような選択といえるでしょう。

ここはリーチを選択。さあ!抽選タイムだ!

10巡目、ラス目から出る三萬三。
ここで選択するのは、裏ドラ抽選に賭けるか?ツモ和了り抽選に賭けるか?

「裏ドラって運頼みっぽくて嫌だな。ツモったらトップ確定じゃん。なら自力で決めてやるぜ!」自力?という考え方には違和感を感じます。なぜなら

>自分のツモ山に三萬六萬三六がある。
>裏ドラ表示牌に一萬二萬三萬四萬七萬一索二索三索四索五索一二三四七12345がある。

これはどちらも不確定。つまり偶然なんですよ!ならば偶然の頻度が高いほうを選択するほうが、自分にとってよりよい抽選を受けられるような選択ですよね?

裏ドラが乗る確率は3割弱ってところ。「流局するまでツモる機会が保障されている」のであれば、この巡目からでも普通の両面待ちなら3割くらいはツモ和了りできるんじゃないかと思います。 しかし「流局するまでツモる機会が保障されている」という前提には無理がある。なぜなら、麻雀は4人でやるゲーム。見逃した後、他3者の和了りが出るケースだって十分に考えられる。そう考えると見逃しツモ抽選よりも、和了って裏抽選の選択のほうがトップになる可能性は高いといえるでしょう。

当たり牌を見逃してツモる。うーん・・・オレってカッコイイ!なかにはこう思う人もいるのかもしれません。損得を度外視しても自分の美学を追究する。そういった選択も理解はできます。

このコラムだっていってみれば私の美学みたいなもの。 〜選択と抽選と〜 そういったお話ですよ。

<プロフィール>
渋谷道玄坂にあるフリー雀荘「ジパング」の店長です。http://shibuya-zipang.com/日本プロ麻雀協会Aリーグ所属。ブログ「麻雀荘メンバー語録version2.0」 http://blog.livedoor.jp/aladdinchance1000/


これも実際にあった話。
結果、この打ち手は見逃ししてツモってました。裏ドラはありませんでした。

トップを捲くられたのは
まーそれはいいんですよ。よくないけどいいんですよ!いいってば!!

けどさ?
捲くった人が得意満面な顔で僕に向かってこういいよるんですよ。

「いや〜乗らないと思ったんだよね。正解だったな」

これにはイラッとした。正直イラッとした。
僕もまだ当時若かったからね。いってやりましたよ。

「じゃあオマエはこの巡目からツモるほうが可能性高いと思ったんか??オマエ1人で麻雀やってるわけじゃないんだぜ!ラス目に追っかけられて死んでしまえや!ボケが!!」

心の中でな。

もーたいへんなんすよ。
ジパングで打って天鳳で打ってジパングで打って天鳳で打って・・・

同じ東風とはいえ、ジパングだとあーだ天鳳だとこーだとか。
あれっ?いまどっちで打ってんだっけ?なんてね(笑)

どーもこんばんは木原です。


現在までの鳳凰卓の成績でも

鳳凰卓 458G 
 
>1位率 .245

>2位率 .264

>3位率 .234

>4位率 .258

>平均順位 2.504


500戦程度じゃなんともいえませんが、それでもこのラス率の高さは尋常じゃないぜ!これは偶然で済まされるレベルじゃないっすよ!

これは対策を講じなければなるまいて。遅いか?(笑)

具体的には色々あるのですが、その対策が正しいのかどうかもわからない。
イメージだけでいうとそうだな――

振り回さずコンパクトにスイング

こんな感じでしょうか?(笑)

1000戦到達時、残り542Gのラス率を2割にするくらいの目標で。
ん?これは願望かな?(笑) ※目標?願望?


そうそう!明日から雀王戦Aリーグが始まるのですよ。
ジパングとも天鳳とも全く違ったポイント配分。

とりあえずこの麻雀だけはブンブン振り回してこようかと思います(笑)

第1話・抽選を受けるという考え方
(近代麻雀オリジナル2008年8月号掲載)

麻雀というゲームの捉えかた、人それぞれあると思います。
必ずしも勝ちにこだわる必要なんかない。いかにしてゲームを楽しむか?そのためだけの考え方なんかもあったっていいと思う。

これから紹介するのは僕の麻雀に対する考え方です。
取り入れるか?無視するか?は貴方次第です。

「クジ」ってあるじゃないですか。
どれが「当たり」?どれが「ハズレ」?
最初からわかるような「クジ」はありません。

「クジ」を公正に行うためには
「当たり」「ハズレ」がどこに入っているか分からなくする必要がある。

麻雀もそう。見えるところが限られているため

>相手の手牌
>次のツモ
>裏ドラ etc・・・

おおよその見当をつけることはできても
「当たり」「ハズレ」 がどこに入っているかわからない。

プレーヤーが自力で「当り」を引くのではなく、あくまで抽選によって偶然「当たり」が選ばれる。プレーヤーにできることは、より「当たり」やすく、より「ハズレ」にくい。つまり、自分にとってよりよい抽選を受けられるような選択をすることだけなのです。


西家、微差のトップ目で迎えたオーラス。

配牌、ツモの抽選に恵まれ6巡目には以下のテンパイ

六萬七萬一索二索三索四索五索五索六索七索八索北北 ツモ五索
六七123455678北北  ツモ5

トップ目とはいえ、リーチでなんら問題はない。
しかし、2着目である対面の親の河――

一萬中東三筒七索北
一中東(3)7北

ときている。北北は初牌で手出しだった。

のどから手が出るほど和了がほしいのに?
役牌より、3、7の中張牌よりも完全安全牌でもない北北が後?

そう、十中八九トイツ落とし。とするとだ――

六萬七萬二索三索四索五索五索五索六索七索八索北北
六七234555678北北  

6巡目のこのリーチよりも

一索二索三索四索五索五索五索六索七索八索 ポン北北横北
1234555678 北北北(ポン)

7巡目以降に予測されるこのテンパイ。比較すると僕の感覚では

>テンパイ取り =6割くらい当たるクジ
>テンパイ取らず=7割くらい当たるクジ

つまりテンパイとらずのほうが、より有利な抽選を受けやすい選択ということになりますね。

実戦では7巡目に対面の親から北北をポンしたその直後

四萬四萬五萬六萬六萬六筒七筒八筒二索二索二索四索四索 ツモ五萬赤
四四五六六(678)22244 ツモ五

その親が引き寄せた牌は赤五だった。(ジパングだからホントは金ね)

当たりやすいほうのクジを選んだってハズレるときはハズレます。
どこに入っているか分からない以上、100%当選するクジなど存在しないのだから。

やっぱりリーチだったか・・・

うまくいかなかったときに「和了のがした!」「失敗した!」とかいいますよね?
また、うまくいったときに「正解だった!」「成功した!」とかも。

抽選の結果によって選択時の正否を問うようなことはしませんよ。

「正解だった!」というよりも、むしろ「当選しました!」
「和了りのがした!」というよりも、「落選しました!(ハズレました)」

こういったほうが、麻雀のゲーム性を伝える表現として、的確なのではなかろうか?


<プロフィール>
渋谷道玄坂にあるフリー雀荘「ジパング」の店長です。http://shibuya-zipang.com/日本プロ麻雀協会Aリーグ所属。ブログ「麻雀荘メンバー語録version2.0」 http://blog.livedoor.jp/aladdinchance1000/



この話ノンフィクションです。
ちなみに対面の親は当時一緒に働いていた小倉孝だった。

ムカつきますか?熱いですか?
そりゃ不愉快な事この上ないに決まってますよ!

まあでもいっか。
麻雀ってそういうゲームだもんな。

この切り替えを早くする事。
麻雀強くなるコツってわけじゃないけれども、メンバーとして働くのであれば大事なことですよね。

<2009年3月の麻雀>

ジパング〜447G  22日出勤。

天鳳〜430G    かろうじてジパングのほうが上

天鳳〜2半荘     調整のつもりだったけど、本番は飛び無しだったよ!

セット〜24G    天鳳プロチャレ翌日、リアル小倉プロチャレ(笑)
               with 佐々木ヒサト

日本オープン〜4半荘 秒殺
 

今年の累計(天鳳含む)

東風戦 2572G1073G

東南戦 23半荘(4半荘)




このペースだと東風年間1万ゲームオーバーですね。
あんまりピンとこないかもだけど、結構すごいことだと思いますよ。

ただし すごい=並外れてる というだけで、ちっとも偉くはないですよ。

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