麻雀荘メンバー語録 version2.0

日本プロ麻雀協会所属麻雀プロ、木原浩一による個人的な麻雀についての考え方、戦術等を紹介するブログです。

2011年08月

麻雀について悩み始めた子供「誠司」とその友人「まさし」、と『父親』の会話。

 『で?食い延ばしの話だっけ?』

誠司 「うん。まさしくんがいうには鉄板でそうだっていうんだけど・・・」

 『こーいうのは理屈で覚えるんじゃなくて、パターンを丸暗記したほうがいいよね』

誠司 「えっ?なんで?」

 『麻雀には考える時間が少ないからさ。パターンを丸暗記しておいて、それを瞬時に引き出すくらいじゃないと、実際には反応できないよね』

まさし 「確かにそうですね」

 『よーく考えればわかった!なんていっても、その瞬間答えを出せないとわからないのと一緒だからね』

誠司 「う・・・じゃあ教えてよ」

 『じゃあ、カンチャン食い延ばし(外)パータンな』

二萬三萬四萬五萬七萬
二三四五七

チー四萬横二萬三萬 打七萬
四チー打七

三萬四萬五萬六萬八萬
三四五六八

チー五萬横三萬四萬 打八萬
五チー打八

四萬五萬六萬七萬九萬
四五六七九

チー六萬横四萬五萬 打九萬
六チー打九

 『法則がわかるかい?』

誠司 「うん!鳴いた牌の筋が切られるね!」

 『そうそう。逆で鳴いた場合もそうだよ。たとえば――』

チー三萬横四萬五萬 打九萬
三チー打九

誠司 「うん!鳴いた牌の遠い筋が切られるね!」

 『そうだね。特にリアルで打ってるとね』

二萬三萬四萬五萬七萬
二三四五七

 『この順番で理牌している人がほとんどだから、二萬三萬二三とつまんで2個となりの七萬七を切るってケースが多いと思うんだよね』

誠司 「なるほど!尚更わかりやすいね!」

まさし 「僕クラスはその辺は気をつかって理牌してますけどね」

 『はいはい。オナニー乙』

まさし 「な・なんかいいました?」

 (しまった!心の声が漏れたわ!)『ん?いや?何も・・・。今度はカンチャン食い延ばし(内)パータンだね』

二萬三萬四萬五萬七萬
二三四五七

チー三萬横四萬五萬 打七萬
三チー打七

 『このパターンは仕掛けた端の牌の2個隣が捨てられるのが特徴だね。三萬四萬五萬三四五と仕掛けたなら五萬五の2個隣の七萬七』

誠司 「なるほど!こうやって丸暗記しておけば、これが出た時に咄嗟に対応できるんだね!」

 『うん。でも鵜呑みにしちゃダメだよ。あくまでもうテンパイしてるんじゃないかな?って時に出たこういう仕掛けに、こういう食い延ばしのケースもあるなぁ程度に頭に入れておくってことだね』

誠司 「こういう話好き!もっと教えて!」

 『よーし!じゃあ次回はアレでも話そうかな〜』

麻雀について悩み始めた子供「誠司」とその友人「まさし」、と『父親』の会話。

まさし 「だからダメだよ!そんなみえみえに放銃しちゃ!」

誠司 「えっ?そんなにみえみえ?」

まさし 「はぁ〜…そんなこともわかんないんだー」

誠司 (ムカッ!)「それ以外のパターンだってあるかもしれないじゃん!」

まさし 「いや!仕掛ける前からテンパイ気配はあったもん!あれは食い延ばしのパターン以外ありえないね!」

 『まーた麻雀の話で喧嘩かい?キミたちは相変わらず不毛な会話が多いというかなんというか』

まさし 「ふ・ふ・ふ・不毛とはなんですか!知識不足の誠司くんに、麻雀教えてあげてるんですよ!」

誠司 「なんだとぅ?!」

 『まあまあ。さて内容はおいといて、まさしくんは純粋に誠司に教えてあげたかっただけなのかな?』

まさし 「そ・そりゃそうですよ」

 『そうかな?自分が知ってる知識をひけらかし、相手より優越感に浸りたいとかそういった気持ちは無かったかい?』

誠司 「そうだよ!まさしくんメチャドヤ顔だったもん!」

まさし 「そ・そ・そ・そんなことないし!」

 『自己主張で相手を論破する。そういったことに優越感を感じる麻雀打ちって多いからねー。主張が受け入れられないとなるとやたらと感情的になって、もう当初の目的を忘れてしまったりとか』

誠司 「当初の目的・・・麻雀を教えるだっけ?」

 『そうだね。本当に教えることが目的なら、いい方だって考えなくっちゃね。頭ごなしに上から目線だと、誰だっていい気分はしないだろ?』

まさし 「・・・そうですね。気をつけます」

 『で、食い延ばしの話だっけ?ここから先が本題なんだけど、時間がないからまた来週だね〜』

麻雀について悩み始めた子供「誠司」とその友人「まさし」、と『父親』の会話。

誠司 「その後どう?リアル麻雀慣れた?」

 『そうだね。ちょっとずつ感覚を取り戻してきたような気がするねー』

まさし 「やっぱり慣れって大事ですかね?」

 『うん。所詮打牌選択なんて理で選択するというよりも、直感で反射的に選択することが多いからね。慣れは大事なんじゃないかな?特に仕掛ける仕掛けないは、麻雀反射神経が鈍ってると、なかなか瞬時に反応できない』

まさし 「打牌する前に前もって決めておくべきでは?」

 『もちろん!それが望ましいのだけど、集中して一打一打なんて、長時間連続で打つ場合においては無理があるよね』

東1局南家・ドラ發
一萬二萬七萬五筒六筒發發 チー八索横七索九索 ポン東東横東
一二七(56)RR チー879 ポン東

 『こないだもさー。7巡目くらいにこの牌姿から出たドラ發に思わず「ポン」とかいっちゃってさー・・・』

誠司 「えっ?ダメなの?」

 『競技麻雀とか天鳳なら鉄鳴きなんだけど、東風祝儀麻雀だけは微妙だよね』

まさし 「僕も思わず「ポン」っていっちゃいそうですけど、これは鳴かない方がいいかもしれませんね」

東1局南家・ドラ發
一萬二萬七萬五筒赤六筒五索五索 チー八索横七索九索 ポン東東横東
一二七(5r6)55チー879 ポン東

 『ここから出る五索赤赤5とかは鉄板で鳴くんだけどね』

まさし 「わかります(笑)」

誠司 「わかんない!祝儀があるから?」

 『期待ポイントの差だよ』

>ある選択をしたときに、起こり得るパターンとその頻度。
>そのパターンが起こった時のそれぞれの損益。 

まさし 「ドラ切りに赤有りっていいますもんね」

 『上の4センチでも、赤有り好形の人はなかなか降りてくれないしなー』

誠司 「ふーん?そんなもんかぁ・・・でも集中して打てないからミスるなんて、なんか言い訳っぽくてヤだな」

 『(笑)違うよ誠司。人間である以上、誰しも集中力には限界がある。お客さんだって眠かったり疲れてたりしてることもあるだろうし、他のメンバーだってそう。条件はほぼ一緒だから』

まさし 「惰性で打っても打牌選択の精度をそれなりに保てるってのは技術ですよね?」

 『まさしくんはいいこというねぇ。その通りだよ。とにかく、いかな理由があろうともミスが出るのはその人の実力さ。慣れないなら慣れるまで打ちこむしかないよねぇ』

麻雀について悩み始めた子供「誠司」とその友人「まさし」、と『父親』の会話。

誠司 「ついに「ロッソ」オープンだね!どうだった?」

 『大変なのはこれからだよね。この御時世に麻雀荘の新店オープンなんて‥でも思ったよりもたくさんの人が来てくれて、この場を借り深くお礼申し上げたい気持ちでいっぱいです』

まさし 「麻雀とかどーですか?ネット麻雀ばかりやってたら、対応できない局面とかあるんじゃないですか?」

 『ある!あるよね!なんか毎日違和感を感じながら打ってるよ(笑)』

西家・ドラ白
五萬赤七萬八萬六筒七筒八筒二索三索四索九索九索白白
金五七八(678)23499白白 (赤五萬はホントは金五萬で祝儀が2倍)

 『こんな手牌で対面の親がダブ東をアンカン。新ドラが五萬五になった瞬間出る、白白とか――』

誠司 「ポンするよね?九萬九が何枚切れ?」

 『2枚切れで親の現物なんだよね。五萬赤金五万切って六九待ちにしちゃったんだけどさー。それとか』

東家・ドラ五萬
五萬赤七萬三索三索五索六索七索北北北 ポン東東横東
五七33567北北北 東(ポン)

 『こんなテンパイしているところ、持ってきた三索3とか』

誠司 「あーとりあえず五萬五単騎にして、好形変化したらホンイツにしそうだね!」

 『そーなんだよね。結局ホンイツになってしまって、五萬赤金五万を切ったんだけどさー』

まさし 「五萬赤金五萬が祝儀倍だと微妙ですね」

 『そーなんだよね。どちらも天鳳なら同じようにするんだけど、ZIPANGの時でもそーだったかな?と思うとね。むしろ両方ともカン六テンパイで続行してたんじゃなかったかな?と思ったりして』

まさし 「どちらがよいのかわかりませんが、迷うってことは結果が出てないってことですよね?」

 『まさしくん鋭いね。とにかくもうちょっと慣れないとね。しばらく天鳳もやめとこうか』

誠司 「またまた〜。ネットのせいにしちゃって〜。言い訳しないでくれる?」

 『言い訳というより愚痴かな(笑)ホントはこういう選択の局面を迷っていることが問題ではなくって、鳴きラグが無いから出た牌に反応できないことがあるという、ただ単純に反応速度が鈍っているというのがとても深刻な問題なんだよねー』

まさし 「アルティマですもんね。配牌を見てパッと反応できないとマズイですよね」

 『そうそう今日なんかも――』

配牌 五萬九萬白九萬三索三索二筒四萬五索西六索七筒八筒
五九白九33(2)四5西6(7)(8)

 『こんな配牌もらって、1巡目に出た西西になぜか「ポン」とかいっちゃって、打牌した後気づいて、和了り放棄になるとかねー』

(それって反応速度以前の問題なのでは・・・・)

8月2日17:00〜渋谷道玄坂にて

フリー麻雀「ROSSO」オープン致します。


いっぱい特典書き連ねたいけれども
詳しくは店内にてご説明させて下さい。


今日はもう、体力の限界っす。

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