麻雀荘メンバー語録 version2.0

日本プロ麻雀協会所属麻雀プロ、木原浩一による個人的な麻雀についての考え方、戦術等を紹介するブログです。

2011年10月

例えば1局勝負、和了りするだけで勝ちみたいなルールがあったらどうだろう?
評価されるポイントがそれだけならば、勝つための打牌選択も画一化されてくるだろう。

戦略的要素も薄くなり、ひたすらその選択の精度を競うゲームになるんじゃないかな?

このルールに素点も評価ポイントに加えたら?
例えば1000点和了りの勝ちは1P、8000点和了りの勝ちは8Pとか。

「和了りたい!けど打点も欲しい」

このように評価されるポイントが増えれば増えるほど
戦略も多様化し、勝つための選択の幅も広がるものだと思う。


「天鳳とリアル麻雀は別ゲーム」なんてよくいうじゃないですか。

そりゃそうだろう。評価されるポイントが違うのだから。
それによって「天鳳ならこう、リアルならこう」と、最適戦略も変わってくる。

打牌選択の優劣だって押し引きはもちろんのこと
手組やコンビネーションに至るまで、ありとあらゆるところで変化はあるはず。

本当に強い人ならどちらも強い?そうは思います。
しかし、やり込みの度合いによって「天鳳特化型」「リアル特化型」
このように偏る傾向もあるとは思う。

また、同一ルールにおいても――例えば天鳳

「特上卓と鳳凰卓では別ゲーム」

だと僕は思ってる。
これは特上卓の成績優秀者が、必ずしも鳳凰卓の強者だというわけではないことから

特上卓での成績が確変で鳳凰卓での成績が実力

とか

特上卓での成績が実力で鳳凰卓での成績が確変

との見方もあるだろうが

ラス回避をより高く意識する集団での最適戦略と
そうでない集団での最適戦略が変わってくるからなのでは?


なんじゃないかなーと思って・・・。まあこの話はまたいつか。

さらにもう一つ。同一ルールにおいても

対不特定多数の人と複数回打つ最適戦略と、特定の人と複数回打つ最適戦略

これもまた違うのではないか?と思ったりして
ここで天鳳名人戦出場者の石橋プロのコメントをひとつ紹介

石橋「もともとの打ち方が相手によってころころ変わるし、その日の中で修正したりもします。これからもそれで行くつもりです」

打ち方がころころ変わると観る側からすると不安定に見えるし
「???」と思う局面も増えますよね?

特定の人と複数回打つ状況下では
相手に的を絞らせないという効果もあったりするわけで

・・・こーいうのは牌譜を拾ってきて説明するのがいいのだが
時間がねー!!手抜きでスマソ



――――――



「強さの定義」とは?打牌の正確さではないだろう。
勝つ、つまりここにおいては優勝する能力の高さじゃないだろうか?

天鳳名人戦に選出された麻雀プロ達は
こういう大会において実績を残してきたスペシャリストであることは間違いない。

天鳳名人戦第5節

11月3日20:00〜ニコニコ生放送にて放映されます。

綱川「任せてくださいよ!僕が木原さん以上の解説をしてみせますから!!」


おお!頼もしいな〜
僕が言葉足りなかった分は、次の解説者である彼がしてくれることでしょう。

というわけで強引に締めてみる。こうご期待!


次回更新は天鳳名人戦終了後の4日金曜日にしてみます。

麻雀について悩み始めた子供「誠司」とその友人「まさし」、と『父親』の会話。

 『今日はルールと条件について話をしよう 』

誠司 「ルール?条件?今さら?」

 『うん。まずルールの定義なんだけど、ゲームをプレイするにあたっての決まり事ということでOK?』

まさし 「はい。そのゲームにおいて不変のものですよね?」

誠司 「今まで裏ドラ有りでやってたのに、突然裏ドラ無しとかになったりしないもんね〜(笑)」

 『そうだね。対して条件ってのは、自分の置かれている状況や考え方、場合によっては気分によってもコロコロ変わったりするものだよね』

誠司 「でも「トップ条件」とか「ラス回避条件」とかはコロコロ変わらなくない?」

 『トップが目指せない点数状況になったりしたら、2着死守とかラス回避条件にシフトしたりするだろ?』

まさし 「そうですね。明確な条件が最初から決まっていることって少ないですもんねー」

 『うん。例えばこの前のリーグ戦の話なんだけど、最終節最終半荘を迎えて決定戦進出(上位3人)の可能性はゼロ、降級(下位3人)の可能性もほとんどないんだけど――

誠司 「でも自分が箱下10000点、降級3番手の人が8万点トップなら降級したんだよね?」※注・トビ終了が無いルール

 『そうなんだよね。そんなことほとんど無いだろうけど、そんな薄い抽選に当選したら悔やんでも悔やみきれないから――』

まさし 「ラスだけは引かない選択に従事したということですね?わかります」

 『極端な話、下位3人になってしまうと100万円失いますよ。それ以外はちゃらです。という条件で打ってるよんなもんだから〜』

まさし 「お金の話はちょっと・・・」

 『たとえ話だよ。それでもやっちゃったんだよね。東3局ちょっとだけ親が抜けてて他3者が平たい点数状況。ドラ六筒(6)で東家の先制リーチが――』

南八筒二萬東三索二索横 リーチ
九索東
南(8)二東32リーチ
9東

 『こんな河、自分の手牌が』

一萬一萬五萬五萬三筒六筒四索四索九索九索西西中中
一一五五(36)4499西西中中

 『こんなので・・・』

誠司 「わかった!三筒(3)ぶった切って12000放銃したんでしょ?(笑)」

 『三筒(3)切ったまでは合ってる。結果は放銃にはならなかったんだけど、その後フト我にかえって「あれ?なんか今のおかしいな?」みたいな』

まさし 「普段なら全然切る牌ですよね。一応最終順位をひとつでも上げようとするなら、ありといえばありじゃないですか?」

 『でも、そんな自己満足のために100万払う可能性を上げるのはどうかな?』

まさし 「お金の話はちょっと・・・」

 『まあなんにせよこれだけ明確に条件が決まっているにも拘わらず、選択がブレちゃうんだもんなー。普段の麻雀なんてブレて当然だよなぁ〜』

まさし 「天鳳ですらあれほどシンプルなゲーム性なのに――」

>ラスりたくない、でもトップもとりたい

まさし 「とかで葛藤したりしますもんね」

 『そうさ!普段お店でやってる麻雀なんてさらに――』

>トップもとりたい、祝儀もとりたい、でも3着には落ちたくない、ラスはもっとヤダ、でも祝儀も払いたくない、じゃあ・・・・

 『もうわっけわかんないっしょ??ブレブレブレになるわけですよ!』

誠司 「やっぱりルールひとつ変わるだけで難しいよね〜麻雀って」

 『シンプル=簡単、複雑=難しいってわけでもないけどね。それでも慣れ、不慣れは相当影響あると思うけどなー』

誠司 「そういや天鳳名人戦後話ってちゃんと完結するの?」

 『麻雀って難しいよな〜。ホント・・・・』

誠司 「・・・・・」

福地 誠

福地さんと出会ったのは5〜6年前。まだ天鳳がなかった頃だ。
セット呼ばれて行ったら、たまたま面子の中に福地さんがいた。これが初めて・・だと思う。

僕の方はというと、当時ちょろっとブログを書いている程度の無名Bリーガー
しかしながらさすがの麻雀業界通、福地さんは僕の事も知っていたようだ。

当時からシャツがはだけていたかどうかは記憶に無いが、その時の福地さんの麻雀の印象は覚えている。東風戦を打ち慣れている僕を含めた3人に対して、ただ1人異質な感じの打ち手がひとり――

(ああ、たぶん東風は慣れてないんだろうな…)

その日フルボッコになったのは僕。
その僕からみても福地さんの打ち筋には違和感があったくらい。

それが今や新宿の東風の・・ん?何でしたっけ?狼でしたっけ??

「経験則」ってあるじゃないですか。
これってプラスに作用することばかりではないんですよね。
ルールが変わると逆にマイナス作用することだって多々あるんですよ。

今まで勝ってきた経験則をうまく引き出しつつ
ルールの変化にも対応できる柔軟性合わせ持つ。これ実は結構難しいんですよね。

ZIPANG時代、僕より年上で雀荘勤務歴の長いメンバーが何人かいた。
ただ、彼らはピン東風の雀荘勤務は初めてだったんですよね。

ルールもまるで違うし、対戦相手の質だって違う。
今まで打ってきた「経験則」がまるで通用せず、負けてたっけな。

僕がZIPANGに入った頃は31歳だった。
まだルールの違いに対応できる頭の柔軟性があったんだと思う。

正直この歳から初めてのルールだとあんまり自信がない。
例えば関西サンマとか、自信なさすぎてやりたくないもんねー。

けど、今は当時よりも色んなルールを経験した。
経験・・といっても、ちょろっとかじった程度じゃあまり意味がない。

ある程度みっちり打ち込んで勝ってきた経験。
そう、麻雀うまくなるため大事なことの一つ。勝った経験を積むこと

福地さんも勝ちを重ねることによって当初はイマイチだったルールでも
今や狼(笑)といわれるまで強くなったんじゃあないでしょうか?麻雀センス◎

これもオタポン

卓画は渋々戻しました。
例えばこんな仕掛けとか

いきなりオタポン

こんなのなんかも
この仕掛けが優秀かそうでないかはおいといて

こうした仕掛けで和了りに結びついた経験がないとなかなかできない。
さらに言えば、こういう仕掛けをしてきた場でも勝ってきた経験がないとなかなかできない。

福地「開始前から、日ごろは祝儀があるためにできない自由な鳴きを、一般的なセオリーに縛られず、やっていこうと思ってた。そういった鳴きを、結果としてだいたい成功させていることが非常に嬉しい。ああ、俺の鳴きセンスも捨てたもんじゃねーなーと」

これは本人談。
元々このルールに近いバランスの場を主戦にしてきた時期もあったのであろう。
今まで勝ってきた「経験則」、をうまく生かしつつ、天鳳名人戦のルールにもうまく対応できているんじゃないかと思う。

フリーで強いオサーンっていうは、例外なく和了りに対する嗅覚がとても優れている。

「えっ?」と思うようなところから仕掛けても、それに対する他家の反応も含め
意外となんとかどーにかなってしまうということを経験として知っているんだよね。

シャンテン数や残り枚数などで判断せず、体感の和了り確率で勝負する。
若干守備力は下がるように見えるが、決めにいくときの腹のくくり方がハンパない。

こーいうのは理屈じゃないんだよね。なんとなーくなんだよねー。
なんとなーくうまくできてしまう。これも麻雀センスかな。

優勝してもなんら不思議ではないよね。して欲しくはないが・・・



――――――――




けど、福地さんほど麻雀に精通された方でも、調子がいいときは

「しっかし、新宿で俺よりフリー勝っている奴いるのかね?(ドヤ) 」

「祝儀麻雀で俺と打つ?お金捨てるようなものだからやめときなよ?(ドヤ) 」

とか増長してみたり、逆にちょっと負けが込んだくらいで

「もうダメてむ。今日負けたら引き籠って天鳳でも打つてむ゜(゜´ω`゜)゜。ピー 」

とか凹んでみたりで、半分ネタだろうけど反応が面白いよね。
まあでもこういうのが、麻雀というゲームの魅力の内の一つかもしれないね。

そうそう!僕も今月「ロッソ」でたまたま調子がよくて、どのくらい調子がいいかというと、250G以上打ってるけど未だトップ率4割くらいとか。確かに、これくらいよいことが続けば「なんかあんまり負ける気しないなー」という気にはなったりすることもありますね。

あっ!なんか全然天鳳名人戦に関係ない話になったけど。
読む人によっては「福地さんのことバカにしてんの?」と思われるかもしれないけどね

僕は福地さんのことはかなりリスペクトしてるっすよ。
じゃあなんでって?だって・・・

福地さんってヒール役が似合いすぎるんだもん!

ねー渋川君♪

また月曜

「1年をかけて積み上げたものが一瞬にして水泡に帰す絶望感、
こればっかりは何度経験しても慣れるようなものじゃない」


これは須田良規プロの寸評から

僕は今年でAリーグは5年目だ。過去全くいいところがなかった。
「今年こそは――」の想いは当然ある。特に今年は経過もよかった。そう、途中までね。

8節で大きく躓き、9節目――
ここで踏ん張らなければ相当厳しい。
その日ちょいプラスで迎えたその日の最終半荘のオーラス

南4局東家・ドラ五索5・8巡目・現在3着目

四萬四萬五萬五萬六萬六萬六筒七筒八筒四索五索八索八索
四四五五六六(678)4588

ヤミテンに構えたのは理由がある。
西家の僅差2着目が国士狙いで三索六索36を3枚切っている。

ちょっと離れたトップ目の南家は実に伸び伸びと打っている。
押さえつけるのが吉か、こっそり狙うのが吉か――

後者を選択した。
まあこっちの方がいいだろう。

絶好に見える一筒四筒(14)の受けを払った直後のテンパイだった。
僕の最終手出しの三筒(3)を見て直ぐ西家は国士を諦める。固ぇ・・

この瞬間、ツモ切りリーチのほうがよかったように思える。
期待するところを誤ったのかもしれない。だがこの優劣比較は難しい。

結局は2巡ほど躊躇してツモ切りリーチ。
空振りは痛いが、親権までは奪われないだろう――と

どこからやって来たのかは定かではないが、これに追いついたのがラス目の北家
残り3巡で「リーチ」と来た。おいやめろ!やめろってば!!

「ツモ。2000、4000」
一発で引き寄せられた三索3。突きつけられた4着。これが現実。水泡に帰した瞬間だ。

また1年――
この絶望感は何度経験してもキツイものだ。

大げさじゃなくね。この時の三索3が脳裏に焼き付くんですよ。
考えても仕方ないことなのに。そんなことわかってるのに。
たまに思い出しては嫌な気分になるのさ。そんな感じだ。

金銭に切迫した状態で負ける絶望感
せっかく育てたIDのPTが減る絶望感
今までの時間が無に帰す絶望感

人によって大なり小なり痛み方は違うと思う。
僕にとって時間はそんなに軽くはない。むしろ一番重いまである。

最終節は決定戦はほぼ無理。降級確率15%程度の位置。
降級しないことを最優先する選択をしたつもり。降級したら時間損失は2倍じゃきかない。

当然の選択といえば当然なのだが・・・
打ってて虚しかったね。その結果は――

第10期雀王戦Aリーグ結果

はい。残留でした。とり急ぎ報告まで。

まあ何が言いたいかというとね。
そんな厳しい条件の中、勝ち上がれる人達っていうのは――

そりゃあもちろん運だってありますよ?
でもそれなりに何かを持ってる強者だと思うけど。

なんてね。


天鳳名人戦解説後話の続き
第5節開始には間に合わせたいから、今週もう一回更新しますよ!

ではまた!

天鳳位 ASAPIN

彼の牌譜は結構みたんだよね。
(≧▽≦)とはまた違ったタイプの順位取りのスペシャリスト。
どちらかといえば、僕は彼のほうが好みです。

第3節までの結果が思わしくなく、持ち味を活かせない展開になってしまったのが残念。
彼は半荘単位での順位取りのスペシャリスト。トータルポイントの順位取りのスペシャリストではない。

ASAPIN「大きなマイナスを叩いてしまっているので、ここからはひたすら攻める。ブレ幅マックス打法で殺りに行きます」

これは4節開始前の彼とのメールのやり取り。
個人的にはこんな並鳳凰民である僕のブログなんて見てくれてるんだなぁ〜
と思って嬉しかった。それくらい僕は天鳳位に対しては敬意の念を抱いている。

ASAPINをよく知る人は

「こんなのオレの知ってるASAPINじゃない!」

と嘆いただろうか

ASAPINをよく知らない人は

「これが天鳳位の選択か?」

と驚いたかもしれない

ヤケクソにみえたかい?
こんな大勢が見ている中、失敗すれば叩かれるのも百も承知のうえで
慣れないルールでなりふり構わず勝利を求めて足掻いてみせた。

僕は純粋に応援したくなったけど。
これはリアルの彼を知ってるが故の僕の身内贔屓かもしれないけどね。

怯まず

重ね重ねいうが卓画はあまり気にすんな。

これは第一戦の東一局。
普段の天鳳ならば四索4切らずに一萬一切るんじゃないかな?
ドラ二筒(2)ポンのダブ東東対子落としだもんね。

僕はこの一打に今日の彼の「やってやる!」という意志を感じたけど。
本人曰く「バーサーカー状態」、渋川君曰く「猛っている!!」

この選択ってどうなのか?は、さておき
素点を叩きにいくのなら「マンガン見えたらゼンツ!」という方針は理解できる。

結果は放銃に終わるのだが、この四索4放銃は仕方ないと思う。

二筒二筒三筒三索三索五索五索赤東東
(223)3355東東

からなら三索3切りそうだし

二筒二筒三筒三索五索赤五索六索東東
(223)3556東東

から打東東なんてもっと考えにくいからね。
単独三索五索赤35カンチャンを食ってマンズ待ちと読むのが普通だ。


その後も前のめりの選択で放銃しまくり、0点で迎えたオーラス親。

一発目から六

対面のリーチに一発で六六萬から。
僕はこの選択、フツーにするんですけど
ああ・・だから天鳳勝てないのかもしれないな(笑)

天鳳流なら3着目の小林プロをまくることを最優先し
なんとか和了り、またはテンパイで親権を継続させることに全力を尽くすのだろう。

しかしながらここではルールが違うのだ。
放銃を厭わず、見えうるMAX打点を獲りに行く選択。
まして彼はかなりのビハインドを負っている。こういう選択も必要なんじゃなかろうか?

とまあちょっとだけ牌譜取り上げたのだが、結果はご存知の通り
ASAPINの天鳳名人戦は第4節終了時点でかなり厳しいものになった。

あとは周りを気にせず自分の好きなようにやって欲しい
そしていつの日か、この苦い思いを糧に変え、麻雀打ちとして成長・・・しなくてもいーか(笑)


――――――――


「理解している(つもり)」と「実行できている」とは天と地ほどの差がある。
実行できていないということは、理解していないのとほぼ同じことだと思う。
できない人はすぐ言い訳するからな。

ルールをよく理解し、そのルールに対し最も有効な戦略を実行する。
これは思いの外難しい。

天鳳位2人は操作慣れのアドバンテージはあるだろう。
しかし、ルールの慣れのアドバンテージはプロ側にあり
それは後者のアドバンテージのほうが結果に大きく影響することだと思う。

順位点配分が

60 30 0 ▲90

これだと天鳳位圧倒的有利か。じゃあせめて

40 20  0 ▲60

このくらいであれば、互いのアドバンテージも少なくなるような配分なんじゃないかな?

誰が強いとか誰が弱いとか――
それは観戦したみなさんがそれぞれ決めてくれたらいいと思う。

結果は伴ってはいないけれども天鳳位2人
この2人は抜群の麻雀センスを持っていることは間違いない。

もし彼らが天鳳ルールではなく、この天鳳名人戦ルールで1000半荘打ち込んできたら?
たぶん、他の6人は敵わないんじゃないかなー?

断言はできないよ。
けど、そう思わせるほどのものは持ってるよね。



今日はここまで


天鳳位(≧▽≦)マーク2

「守備」に重きを置くタイプの打ち手はそれなりに見てきたつもりだが
彼ほど完成度が高い打ち手は初めて見たかもしれない。

「守備」というと降りる技術のことを指すようなイメージだが
彼の場合ただそれだけではない。

徹底的に先手を取る――つまり相手に攻撃の隙を与えない。
こういうのも守備の内だと思う。そして先手が取れないと確実に降りる。

「速攻堅守」

この抜群のコンビネーション。
自分の打牌選択方針に一貫性があり、その精度が高い。
これは観戦していてとてもわかりやすい。

だからといって簡単に真似ができるものではない。
僕の友人が(≧▽≦)モデルの打牌選択バランスを試そうとして
鳳凰卓でフルボッコになってたのがやけに面白かった(笑)

わかりやすい=共感を得やすい

と思うんだよね。そして

共感を得やすい=強い

みたいな。麻雀プロ側も小林プロ、須田プロは(≧▽≦)をかなり高く評価している。
これは「共感」という意味で、彼らが(≧▽≦)に近い戦略を好むからというところも少なからずあると思う。

そういや須田プロは順位点に重きを置く打ち手だし
イーシャンテンから放銃のリスクを負うことを嫌うタイプだ。

(≧▽≦)は天鳳ユーザーからの評価も高い。
というのも前にも書いた天鳳順位ポイント配分だと
「速攻堅守」ああいうのが最も段位を上げるのに優れたコンビネーションではないか?
そう思う人もかなり多いのではないだろうか。

ちなみに僕もそう思っている内の一人。
じゃあ真似してみれば?簡単に言ってくれるじゃないか。

怖くてできねぇよ・・・

というのが本音。自信も全くない。
今まで築いてきたバランスをぶっ壊すのは思いのほか難しいものだ。

さて、天鳳名人戦は、天鳳ルールとはかなり違ったポイント配分。
そこで(≧▽≦)に聞いてみた。「バランスを変える必要性は感じていますか?」と


(≧▽≦)「変えないです。実際今までも天鳳とあまり変えてません。ただ総得点とかを考慮した打牌選択とかは出てくると思います。そういうのはあまり慣れてないのでちょい心配です」


とのこと。
僕は天鳳名人戦ルールは麻雀プロ側に一日の長があると思ってる。

ドラ一


卓画はあんまり気にするな。
例えばこんなのってどうだろう?
僕は一萬一は勝負する価値のあるイーシャンテンだと思うのだが

もちろん天鳳ルールなら徹底的に放銃リスクを避ける選択のほうがよいのかもしれない。
しかし、加点するチャンスを少なくするような選択は、天鳳名人戦ルールではどうだろうか。

あと、参加するプロの中でこんなことをいっていた人もいた

某プロ「鳳凰卓ではラス回避がメインだから、例えばトップ目に立ったときも周りがそのまま逃がしてくれるケースも多々あるだろう。だが、この面子の中ではそんなに楽はできないはず。押し返されることに慣れずに安易に仕掛けたりすると、手詰まるケースも増えるのでは?」

なるほど。一理あるかも。

なんて――並鳳凰民の僕が心配したってしょーがない。
(≧▽≦)には自分にできるベストを尽くして戦って欲しい。心からそう思います。


やべー!時間なくてASAPINのことが書けねー
という言い訳をして、次回はASAPINのお話でもしよう。

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