麻雀について悩み始めた子供「誠司」とその友人「まさし」、と『父親』の会話。

誠司 「ねえ父さん?雀竜位戦の負け犬ブログは書かないの?」

 『うるせぇ。負けて話すことなど何もねぇ』

まさし 「なんか怖いっすね。じゃあ今日は何の話なんです?」

 『いや、別にたいした話じゃないんだけど』

誠司 (じゃあすんなよ・・)

 『麻雀大会ってさ。優勝するとそれなりの賞金が出るじゃん』

誠司 「そうだね〜。名誉もそうだけど、賞金は嬉しいよねっ!」

 『まあね。今日は賞金とモチベーションの話さ。たとえば――』

>それなりの給料をもらっているエリートサラリーマンAのさん。

>一代で会社を築き上げ、繁盛させている会社経営者のBさん。

>家賃を払うにも毎月四苦八苦する貧乏フリーターのCさん。

 『同じ大会の決勝に出て戦いましたと、Cさんのほうが優勝賞金の価値が高いのでモチベーションが高いとかどうとか』

誠司 「ああ、でもそれはそうじゃない?Cさんのほうが必死でしょ?」

 『いや違うね。お金がない人っていうのは、基本お金に対してルーズというか執着心が少ないからそうなってるケースが圧倒的に多いと思うんだよね』

誠司 「金持ちはお金に対する執着心が大きいと?」

 『必ずしもそうではないよ。でもエリートサラリーマンだったり経営者クラスの人なら「人に認められる」ってことに対して少なからず執着心はあるよね。お金に対して執着してなくても、何かに対しての執着心の副産物としてお金を生むということもあるだろ?』

まさし 「なるほど。そういうこともあるかもしれませんね」

 『貧乏だったとしても、ダラダラとニートをやってる人と、何かの強い信念とか目的があってたまたま貧乏している人とでは執着心には差があると思うんだ』

誠司 「わかった!!麻雀に対する執着心の差がモチベーションの差になるっていいたいんでしょ?」

 『そう!つまりどれだけ牌に心血注いできたかということだと思うんだよね』

まさし (天牌の読みすぎなんじゃ・・・)

誠司 「でも父さんの持論だと、結果は偶然なんでしょ?モチベーションの高低が優勝確率に影響を及ぼすことはないんじゃないの?」

 『確かに。実際優勝確率には大して影響はない』

誠司 「じゃあなんで??」

まさし 「わかりますよ。日本オープンの意気込みを語りたいわけですよね?」

 『まあそうかもしれないね(笑)というわけで――』


◆日本オープン日程

準決勝:3月24日(土)
決勝:3月25日(日)

いずれも11:00開始

◆会場
神楽坂「ばかんす


誠司 「で行われます。観戦は自由です」

 『でも観戦に来てくれるよりも、お店に遊びに来てくれたほうが、木原はとても喜びます』

まさし 「おい!」