麻雀について悩み始めた子供「誠司」とその友人「まさし」、と『父親』の会話。

誠司 「最近違う雀荘に行き始めたんだけどー。なんか勝てなくってさー」

まさし 「相手が強いんじゃないの?」

誠司 「うーん・・・そんな風には思わないんだけどなぁ・・・」

まさし 「だって誠司くん。そんな強くないじゃん」

誠司 「なにおう!!僕だってその前の雀荘じゃ勝ち組だったんだぞう!」

まさし 「だからぁ・・」

 『なんだい。またケンカかい?』

誠司 「ねー父さん!雀荘によってそんなにレベルって違うもんなの??」

 『うーん・・・わかんないねぇ。違うところもあるし、たいして変わらんこともあるだろー』

まさし 「相手の雀力なんてやってみないとわからないでしょ?自分の雀力だってどの程度かわからないのに」

誠司 「でも・・たいしたことない面子のような気がするんだよね」

 『そうだな。見た目雀力評価なんてあんまり当てにならないからな。まして自分自身の雀力評価なんて、最もあてにならないぞ』

誠司 「どうして??」

 『麻雀ってさ、自分がよいと思う選択を繰り返すゲームだろ?自分の選択以外を認めない傾向ってあるよね?』

まさし 「そうかもしれないっすね。だから勘違いする人がいっぱいいるんでしょうね」

 『まあね。村のレベルなんて、実際に打ち込んで見ないとよくわからないもんだよ』

誠司 「天鳳はどうなの?」

 『そうだな。じゃあ、父さんの特上卓と鳳凰卓の成績を比較してみよっか』


   1位率 2位率 3位率 4位率  平均順位

特上東南 0.314 0.261 0.219 0.205 2.314

鳳凰東南 0.289 0.256 0.221 0.234 2.400    (5/10現在)


 『サンプル数があまり多くないからあれだけど――』

まさし 「明らかに鳳凰卓のほうがレベルが高いといえますね」

 『そうだね。鳳凰でも雀力が図抜けている人だけの卓なんて早々ないけど、全体的に見て比較すると相当違うと思うね。特上でたいしたことなかった成績の人が、鳳凰にいって好成績を収めるなんてこともほとんどないしね』

まさし 「これだけレベルが違えばそうでしょうね」

誠司 「じゃあ鳳凰卓で昇段するのって難しいの??」

 『まっ!父さん7段に後段したしなっ。だからというわけではないが、そう簡単ではないと思うよ』

誠司 「でもポイント配分だと、六段→七段のほうがキツイってきくけど?」


六段特上時 1位+75p 2位+30p 3位 0p 4位-120p +1200pで昇段

七段鳳凰時 1位+90p 2位+45p 3位 0p 4位-135p +1400pで昇段


 『そりゃ、ポイント配分だけ見たら六段→七段のほうがキツそうに見えるじゃん?でも特上と鳳凰で、これだけのレベルの差があったらどうかな?』

まさし 「そうですね。鳳凰で七段→八段のほうが難しいかも」

 『そうとは言い切れないけど、父さんの感覚だと難易度はほぼ一緒ってところかな。まあボチボチ打ちますよ。そのうち八段には戻るだろうさっ』

誠司 「ふーん・・・そんなもんかなぁ・・・」

 『イメージだけなら何とでもいえるけどさっ。実際、相手の雀力なんて数打たなきゃわかんないもんだよ』

まさし 「そのようですね。見た目や自分の感覚では麻雀の評価は難しいってことですね?」

 『そうだね。何事もそうだけど結果を残してから語れ!ってことだね』