麻雀荘メンバー語録 version2.0

日本プロ麻雀協会所属麻雀プロ、木原浩一による個人的な麻雀についての考え方、戦術等を紹介するブログです。

カテゴリ: 雑記



明日12時〜雀竜位決定戦最終日が行われます。
僕は解説として2、4、5戦目を担当するのですが――
suzumeryuu






こ、これは‥‥

2年前の雀王決定戦を思い出しますね
この時の僕はといえば、自分の存在が何なのかさえわからず震えながら打ってました。

というのは冗談ですが(笑)

さて、ここからは僕のタイトル戦決定戦における私見です。
これを読んだ斎藤以外の3人が、少しでも気が紛れるようなことがあれば幸いに思います。

決定戦進出者は決定戦における打牌選択を自由に決定する権利を有する

と思うのです。第3者にとやかくいわれることを気にしてはいけません
どんな結果になろうとも自分の思うがままに、どうか堂々と残り5半荘を戦ってきてほしい。

3人が結託して斎藤を落とすことを狙うのも良いでしょう
しかしこの得点状況になれば、3人の利害関係が完全に一致することはまずありえない。

なぜならこの協会ルールにおいて、ここから優勝を狙うために3人が最も優先すべきことは
斎藤を落とすことではなく、自分がトップを獲ることなのだから。

なら最初から諦めろ、と言っているわけでもありません。
最初に言った通りどのような選択しようとも、それは対局者本人の権利、自由だということ。

幸いにして今期から2〜4位までに賞金格差が設けられました。
最初から2位を狙ったとしても何ら恥ずかしいことではありません。

○○すべきではない △△はありえない

というような外野の声はシャットアウトして
自分の考え得るパフォーマンスを遺憾なく発揮してほしいと心から思います。

また、他人が自分と同じ方針にしなかったからといってそれを責めてもいけません。
他人がどう考えようが、それも対局者の権利であり対局者の自由です。

道中悔いが残るシーンもあったことでしょう。それはもう過去の出来事です。
今大事なのは過去を振り返ることではなく、これからどうするかを選択判断すること。

反省は全て終わったあとにすればいい。
それまでは正々堂々、自分の信念を貫いてきてほしいと思います。

闘うキミの唄を、戦わないヤツらが笑うかもしれないけれども

その昔、大勢の決してしまった舞台で、少しいい加減に打ってしまったことを
あの時はあまり良くなかったなーと反省している先輩の独り言でした。

hannge

「ハンゲーム・麻雀4」に参戦します
http://static.hangame.co.jp/r02/event/2014/0828_majak2/index.html

「ハンゲーム・麻雀4」に段位戦モードが新装されることになりまして。そちらの方に参戦させていただくことになりました。毎月結構な頻度で打つことになりますので、皆様よろしくお願いします。

天鳳も当然やりますよ!まだ志半ばです。しばらくはネット麻雀、2足のわらじですね。

麻雀家庭教師を再開します

今回は定員数を設け、1人あたりに時間をかけ、じっくりやりたいと思ってます。
そのため募集はブログマガジン会員限定にしました。

おかげさまで定員は一瞬で埋まりました。
次回の募集は12月以降を考えておりますのでよろしくお願いします。

出演、ゲスト情報
kowamote

10月10日 《片山まさゆき麻雀ガチ対局》絶望からの! コワモテ雀士対決
テンパりチャンネルさんの番組に解説者として出演します。URLはこちら

10月18日 雀王決定戦パブリックビューイング

道場で応援しよう!!★
〜第13期雀王決定戦初日 パブリックビューイング〜

昨年好評いただきました、決定戦パブリックビューイングを今年も開催を予定しています!
しかも今年は、初日(10/18)と最終日(11/15)の2開催を予定!
昨年同様、タイトルホルダーや人気プロの解説、好評の軽食もご提供します。
道場設置の60インチモニターを通じて、第13期雀王誕生の瞬間を楽しみましょう!

≪日時≫
10月18日(土)12:00開場 12:30開演 21:30終了予定
※生放送の進行状況により、時間は変更となる場合があります。

≪チケット販売について≫
昨年同様、前売りチケットを販売いたします。
価格および販売日は、決定次第告知いたします。

≪パブリック雀王初日解説者≫
木原 浩一、矢島 亨、綱川 隆晃、大崎 初音、黒渕 俊

≪軽食&ドリンク≫
昨年に続き、今回も様々な軽食をご用意します。
また、各種ドリンクもご用意します。

≪注意事項≫
当日は、下記につきまして通常営業と異なります。ご了承ください。
・フリーおよびセットの営業は、終日休業となります。
・ご飲食物のお持込はご遠慮く

10月20日 新宿フェアリー 15:00〜

また呼んでいただきました。ありがたいお話です。
滅多に外に出ることのないネット雀士ですが、よろしくお願いします。

定期無料配信


今回は土曜日ですが、毎週日曜日の22:30〜やってます。
皆さんからのお便りコーナー(30分)と真面目な麻雀の話(1時間?)です。

Twitter

世間はまもなくGWに突入ですね。
GWといえば・・・僕は何ひとつとして思い出がありません。

サラリーマン時代は当たり前のように休日出勤(任意という名の義務)
雀荘勤務時代は「サービス業にGWも盆も正月もないわ!」ということ。

大学を卒業してから18年、ずっとそのように過ごしていました。
その反動?かどうかはわかりませんが、僕の1月から始まったGW、まだまだ継続中であります!

普段はずっと家に引きこもりなのですが、5月は少しだけ外出します。
まず雀荘ゲストのラインナップがこちら!

5月3日15:00〜日本プロ麻雀協会道場 パレット
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5月12日15:00〜フェアリー
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5月16・17・18・19日12:00〜マーチャオ川崎・赤羽・千葉・吉祥寺
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さらに雀荘のお仕事以外にも

日本プロ麻雀連盟主催の第23期マスターズ ベスト8進出しました!準決勝は3半荘、卓内ポイント上位2名が勝ち上がりのトーナメント方式。つまり、2分の1で決勝という熱いステージです。

なおベスト8の模様は4月29日連盟チャンネルにて放映されます(無料)

決勝は5月6日開催です。

216人の本選から始まり、2日間13半荘にわたってバカヅキました。天鳳での不調がウソのようです。
いや、捨てる神(天鳳)あれば拾う神(競技麻雀)ありとはよくいったものですね。

あ、捨てらたといってもまだ1685PTありますので、まだまだ天鳳位チャレンジのほうも頑張ります!

5月5日12:00〜日本プロ麻雀協会 第13期新人王戦・決勝の解説 


5月6・24・25日(25日はスリアロで配信予定)11:00〜第13期雀王戦Aリーグ2・3・4節
※決勝に残った場合、第2節は別日対局。 

こんなに忙しくて大丈夫なのでしょうか??
少し心配ですが皆様のご来店、ご来場、心からお待ちしております。

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今まで食わず嫌いだった麻雀の本を生まれて初めて購入してみました。
評判が良い麻雀戦術本とはどのようなものか?勉強させていただこうと思ってます。

ちらっと流し見したのですが、こ、これは・・・・
こんな内容、流し見程度でいきなり頭に入るわけがないだろ!というのが第一感でした。

読後、自分なりの解釈や考察などをノートにまとめてみようか・・・と思ってふと閃いたのですが
せっかくなのでそれをブログマガジンの方で連載してしまおう!と、題して――

「現代麻雀技術論を読んだけど(仮)」

というわけで週1程度の頻度で更新してみようかと思ってます。
3ヶ月くらい・・・で終わるだろうか?そちらのほうも乞うご期待!

とあるタイトル戦の決勝の舞台での出来事だった。

半荘と半荘の合間、出場者のプロにその友人が
打牌選択について強烈なダメ出しをしていたのを見たことがある。

経過は芳しくなかった。友人はいても立ってもいられなくなったのであろう。
エールの意味も込め叱咤激励するつもりだったと思う。もちろん善意からだ。

そのプロにとって千載一遇のチャンスだった。対局中はそれこそ
呼吸をするのも忘れるくらい「何とかしたい!」そうやって足掻き、もがいていたことだろう。

フラフラになりながら席を立った彼に果たしてその叱咤の効果はあるだろうか?
これは全くの逆効果だと思う。彼のことを心から思うなら

ダメ出しは後日にしてその場はリラックスさせてあげるような
言葉を選んで掛けてあげるほうが余程効果的だったろう。

つまりこれは自分が我慢できないから相手にそう言いたいだけなのだ。
相手の気持ちを考えようとしているようで、その実全く考えていない。

「あなたのためのアドバイス」

これは言っている本人に自覚がない場合が多いから本当にたちが悪い。


「俺の麻雀を理解して欲しい」

「俺の主張を認めて欲しい」

自分の麻雀に対する承認欲求。自分がこだわってきた理念に
自分が強くなってきた経験を、他人にも共感して欲しいということだ。

僕が毎日麻雀と関わるようになってからもう15年近く経つ。

この業界にが長くいたおかげで、いやそのせいで、こうした承認欲求と思われるような
意見や主張を数多く見たり聞いたりしてきた。もういい加減辟易しているのだ。

意見や主張だけで止まるのならまだいい。

「ここは絶対にそうするべきだろう!」

「違うから!それはありえないから!」

打牌選択の相違による論争。己が主張を認めさせたいがために、他人の主張を否定する。
昔はこうした論争に加わっていた時期もあった。

一筒一筒二筒というターツを外すときに
一筒から外すか二筒から外すかで何時間も論争したこともある。

そうこうしている内に気付いたことがある。冷静に客観的にその論争を眺めていると

「一体これは何のために論争しているのだろうか?」

お互いの技術向上のため?正着を導き出すため?いや、これは明らかに違うだろう。

そもそも論争で真偽が決まることはない。全く不毛な話し合いだ。
これはただただお互いの意地をぶつけ合っているだけじゃないか――

長いこと他人と麻雀の話をするのを避けるようにしてきた。
お客さんに麻雀の話を振られればそれを肯定し相槌ばかり。

メンバーやプロ達の麻雀議論には加わらないようにしてきた。
今にして思えばその時言えなかった本音をブログなんかに吐き捨てていたのかもしれない。

もうそろそろいいだろう。いい加減放っておいて欲しいんだ。
僕は麻雀で世界最強を目指さない。麻雀の中二病はもう卒業したんだ。

「強くなりたい」それはもちろんそうだ。強者達と切磋琢磨することによって己を鍛える。
強者達と意見交流をして選択の引き出しを広げようと試みる。それらも方法の一つだろう。

僕はそれとは全く別の方法を取ろうと思っている。
考え方の創意工夫と追求。自分に合った選択コンビネーションの構築をすること。

仮説を立てては矛盾を探し、矛盾が見つかったら新たな仮説を立て直す。
その過程を様々な角度から、色々な方法で生涯取り組み楽しんでいきたいと思ってる。

雀荘を辞めてから麻雀を打つ機会はめっきり減った。
そのくせ起きていてる時間のほとんどを麻雀のことに使ってる。

本格的に打ち込み出してから20年以上経った今もなお麻雀は楽しい。
もしかしたら今が一番楽しい時期なのかもしれない。

その楽しみを何人たりにも邪魔されたくないし、誰にも強要もされたくないのだ。
公共の場ならいざ知らず「好きな飯くらい好きに食わせろ!」ということ。

それは我儘だろうか。そうかもしれない。
「人生は死ぬまでのヒマ潰し」極論だけれどそう思う。

たった1度きりだ。だとしたら過ごし方の正しさなんてどうでもいい。
麻雀が一生解の出ないゲームなら、それこそ究極の自己満足を目指したい。


現役麻雀プロがガチで「天鳳位」を目指すブログマガジンより一部抜粋


どうもこんにちは木原です。
これはブログマガジンのコラムから引用したものです。

麻雀が大好きな方、麻雀に自信をもっている方、多数いらっしゃると思います。
それゆえ麻雀に対するこだわりも、人それぞれあるのも自然なことだと思います。

こだわりを持つことが悪いわけではありません。しかし、こだわりが強いがあまりに
無自覚に他のやり方を非難しているということもあるのではないかと思います。

もしあなたが、他者の言動に「ピクッ」と反応するようなことがあったなら。
それはあなた自身のこだわりのある一面に触れたときなのかもしれませんね。

「あなたのためのアドバイス」

相手に一言言う前に、今1度相手の気持ち、考えてみてはいかがでしょう?


配信告知

3月30日22:00から配信します。

麻雀家庭教師。
1月13日から始めて27人の申し込みがあり、本日まで26回講義しました。

たくさんのお申し込みありがとうございます。
今月いっぱいですので、興味のある方は是非!麻雀家庭教師お申し込みメールフォーム

僕は「この問題の答えはこうですよ」
というような教え方はしないつもりです。

本で得た知識や何切るの回答。
そこで見た人の意見を参考にすること。

それでも確かに上手くなった気にはなりますね。
でもそれだけじゃダメなんです。そこから先がもっともっと大事。

売れている商品を模倣するのではなく
その商品がなぜ売れるのか理由を考える。


問題の解き方を学ぶのではなく
その問題を正確に理解するよう考える。


見て、聞いて覚えるのではありません。
その仕組み、どうしてそうなるのかを自分自身で考えて覚えるのです。

正直2時間程度の講義で急激に上達することはありません。
麻雀家庭教師は考え方のきっかけを得る機会だと思って下さい。

基本が出来ていない人には基本の考え方を定着させるように。
ある程度出来ている人には応用の選択肢、考え方の幅を広げるような提案する。

その人に合った教え方をするよう心がけてます。
下手だから恥ずかしい?全然そんなことはありませんよ。

今できないことは全く恥ではありません。
これからできるようになればよいのです。何も問題ありません。

「俺はこう思っているんだよね――」
という意見。尊重しますよ。いいじゃないですか。

でも色々やりとりを見ていると

「自分の意見を肯定して欲しい」
「自分のことを認めて欲しい」

それってアドバイスというより
自分がただ言いたいだけなんじゃ・・

というようなものもちらほら見かけます。
そういう欲求が強い人は自分でサイトでも立ち上げて主張したらどうでしょう?

共感が得られるかどうかはそれ次第
自分の価値って他人が決めるものですからね。

信念を強く持つことは良いことだと思います。
ただそれを曲げる気がないのなら、家庭教師など受ける意味はないでしょう。

生理的に受け付けない――
というものまで飲み込んで麻雀強くなりたい理由もないでしょうからね。


















他人の主張が自分と全く違うものだったとして

「ふーん、そうなんだ。俺は違うけどね」

と、そこで終わらず

「あなたのその考え方、間違ってますよ」

と反論。

「正しくはこうです」

さらに自分の主張を被せる。違う考え方の人がいたっていいじゃないかとは思っても、その主張によって自分の望む通りにならなかったり、自分に不利益が被るようだと「争う」ようなこともあるでしょう。

ツイッターなどで

「ツモられそうな気がしたので鳴きました」

というツイートに対して

「鳴く鳴かないと、ツモるツモらないは関係ないから!」

とリプライする。

また

「わずかな形式テンパイの可能性を目指して鳴きました」

というツイートに対して

「そのクソ鳴きのせいで有り得ない和了りが発生したんだが!」

とリプライする。

僕ね。これはどちらも余計なお世話だと思うのですよ。

損得の話をしているわけではないのです。
これは信仰の話なのです。


「神様はいる」

というツイートに対して

「神様なんていないから!」

とリプライする。

こういうやりとりと全く一緒です。


いや、正しいことを言って何が悪いんだ!
そういきり立つ人はいるでしょうけど、まあ聞いて下さいよ。

「ツモられそうな気がしたので鳴きました」

気分の問題ってあるじゃないですか。そうすることによって特に状況に変化は起こらないけれども
なんとなく落ち着くであるとか。悪い予感がした時に、なんとなくそれを回避しようとする行動。

例えばお祈りであるとか、おまじないであるとか、弦を担ぐであるとかですね。

これはそういった類のものだと思うのですね。

それがたまたま仕掛けだったというだけで、それで本人の気が済むのなら合理的であろうがなかろうが、そんなことはどうでもいいじゃないですか。

その選択をしたために安堵感を得るのなら、精神衛生上その人にとっては良いことといえるでしょうし、逆にしなかった結果、自分にとって悪いことが起こったのなら、その時の後悔感は想像を絶するものになるでしょう。そしかしたら次の局も悪い気分を引きずってしまうかもしれませんね。

「わずかな形式テンパイの可能性を目指して鳴きました」

得する可能性の薄い仕掛け、例えば遠い仕掛けの形式テンパイ狙いとかもそうですね。これも損得の話ではなく、気が済むとか気が済まないの話だと思います。

「ノーリスクだったらいいじゃない!放銃さえ避ければいいんでしょ?」

そうなのでしょうか?果たしてその仕掛け、本当にノーリスク??

仕掛けるということはツモ番を1度キャンセルするということです。
キャンセルした分、他家に選択と抽選の機会をひとつ与えてしまうわけですよね。

それってノーリスク?他人に機会を多く与えたおかげで横移動、つまり得することもあるでしょう。

でもそれと同じ、いやそれ以上に相手に選択の機会を多く与えることは、自分とってマイナスになることほうが多いような気がしませんか?だって17回ツモるよりも18回ツモったほうが得でしょう?

よくあるのがハイテイずらしの仕掛けです。

対面がリーチをかけています。
残り1巡、そのままだとハイテイが対面でした。

自分はノーテン確定。でも、リーチ者のハイテイをずらしたい。
上家から出た牌をチーします。

でも、もしかしたら下家がアンカンできる牌を持っていて、リーチ者のハイテイを消すことができるかもしれません。

でも、もしかしたら対面がカン材を持ってきて、ハイテイならカンできないのに、ずれたおかげでリンシャンのツモ機会が増えてしまうかもしれません。

でも、もしかしたら上家がハイテイでしぶとくテンパイを入れて、余計にノーテン罰譜を支払うことになるかもしれません。

少し考えただけでもこれだけリスクはありますよね。
何でしょう?些細なこと?些細といえばハイテイのことだって些細なことだと思います。

ハイテイが2翻増しであるとか、ハイテイ祝儀があるとかでしたらわかるのですが、たかだか1翻増し、頻度もさほど高くないとあらば、それは些細な事だと思いますよ。

ハイテイずらしを否定しているわけではないのです。
やりたきゃやればいいし、それは打ち手の自由だし、先に挙げた気分の問題だってあるし。

ただ、ほとんど得することはないと思うんだけどなー。


ね?自分では合理的に選択しているつもりでも
長い目で見れば損にも得にもなってない。そういうことだってあるのです。

損得の話ではないのです。
信仰の話なのですよね。

とにかく!
自分でそう思うだけならいいの!なんの問題ありません。

でも相手に自分の主張を押し付けるような真似はやめてほしいと思います。

その主張によって自分の望む通りにならなかったり
自分に不利益が被るようだと「争う」こともあるでしょう

しかし麻雀は、他人の選択によって自分が損したり得したりするゲームです。
それがもうデフォルトなのです。

そういうことに不満を感じる、他人が許せないほど憤りを感じるのならば
いっそ麻雀などやめてしまえばいいでしょう。

というと少し言い過ぎでしょうか?
いや、言い過ぎなのは他人のそういった主張に対して、ムキになって反論したりする人のほうだと思いますよ。

麻雀について悩み始めた子供「誠司」とその友人「まさし」と『父親』の会話。

 『タイトル戦の目無し問題改善案の提案だったね』

誠司 「3人麻雀とか2人麻雀よりもスマートな方法があると?」

 『うん。最終半荘は西入する

誠司 「しゃ、西入??」

 『そう。そして西入以降は、優勝決定の和了りが出るまでのサドンデス!』

まさし 「なるほど。つまり優勝者の和了り止めルールですね」

 『そういうことだね』

誠司 「えー?それっていつ終わるかわかんなくなーい??」

 『それが問題だねぇ』

まさし 「でも、決定戦最終半荘によくある「南場の親が落ちたら何もやることがない」状態は防げますね」

 『そう。親子に拘らず、和了りさえすれば可能性は繋げるんだ』

誠司 「今回の雀竜決定戦の場合だと、西入後とりあえず渋川に和了らせなければ繋がるということでもあるよね」

 『戦略的要素も増えて面白いと思うんだけどな』

まさし 「うーん・・・しかしそれだと西入後は毎局毎局、条件確認とかでも時間を取られそうですね」

 『う、うん。それも問題だな〜』

まさし 「でも、試験的に取り入れてみるのはいいかもしれませんね」

 『うん。実はこの案、過去に鈴木たろうプロが提案しているんだよね』

誠司 「えっ?そうなの」

 『当時は反響がないというか、関心が薄いというかで、取り上げられもしなかったよ』

まさし 「反応したのは極少数だったような記憶があります」

誠司 「ニコ生とかで決勝卓の配信するなんてこともなかった時代だからなおさらだったんだろうね」

 『これ以外にも、最終半荘のラス親はトータルトップ者にするという案が出てね』

まさし 「日本プロ連盟がこの方式を取り入れてますね」

 『そうだね。確か5〜6年前の選手総会で議決を取ったんだけど、これは反対多数で却下されているんだ」

まさし 「根強い保守派がいるようですね」

誠司 「う〜ん・・・なんか抵抗があるのかなぁ?」

 『そうなんだろうね。新しいものを取り入れる違和感のほうが強く感じる人のほうが多かったんだろうね』

まさし 「その気持ちはわかります。思い入れみたいなものもあるのでしょうね」

 『今から約20年前、メンバーが女の子のだけの雀荘を作った人がいた。周りの反応はどうだったと思う?』

誠司 「え?今じゃ女の子のいない雀荘のほうが珍しくない??」

まさし 「ちょっと想像つきませんけど、そんなの流行るわけない!って思われたんじゃないですかね?」

 『そうだろうね。奇抜なアイディアにはリスクがつきもの。受け入れられないことだって多々あると思う』

誠司 「でも、失敗を恐れてはダメだよね!!」

 『それにたとえ受け入れられなかったとしても、このルール改変にはなんのリスクもないと思うんだ』

まさし 「ではメリットは?メリットが小さいからルール改変には消極的なのでは??」

 『確かに。これだけではたいしたメリットはないよね』

誠司 「じゃあ今のままでいいじゃん!」

 『大事なのはより多くの人に興味関心を持ってもらうためにはどうしたらよいのか??と、考える姿勢だよね』

まさし 「そういうことを考えていないわけではないと思うのですが・・・」

 『そりゃそうだろうよ。だからこうして提案してみたんだ』

まさし 「まあなんにせよ、これからもタイトル戦配信を続けるのならばルール以外の面でも視聴者を飽きさせないコンテンツが必要となるでしょうね」

誠司 「そうだよね。もう麻雀ライブ配信なんて珍しくもなんともないからね〜」

 『うん。次回には期待したいところだね』

誠司 「というわけで「目無し問題改善案」の一案でした」

 『それにしても今年に入ってブログの更新、もう16回もしてるよね。そろそろ父さん「麻雀ブログのエース」って名乗ってもいいですかね?』

誠司 「ハイハイ・・エースエース」

まさし 「えーすはすごいなぁ(棒)」

「麻雀は人生の縮図である」

人生に選択の機会あり。その選択により起こるドラマも様々だ。

理不尽なこと、運に左右されること
我慢も必要、時に思い切りの良さも必要
最善を尽くしたとしても、それが全く報われないこともしばしば

なるほど、麻雀で起こるドラマ、人生に置き換え考える人の気持ちもわからんでもない。
だが、 牌の巡り合わせ如く、人生における結果もそうコロコロ変わってしまうものだろうか?

「運の要素」それは確かにあるだろう。
だが、その運を受け入れることが出来るというのも立派な実力の内。
麻雀に比べ人生は、実力に応じてよって結果が左右されるケースが圧倒的に多いのだ。

実力があれば報われるとは限らない。
報われかった不運を嘆くくらいならば、報われるよう方向性を変える工夫をしたほうがいい。

そうした努力ができることもまた実力の内。

そもそも望みを叶えるために努力するのは当たり前だし
本当にそれが出来る人はそのことを努力とも思わないだろう。

努力とは他人が評価するものだ。
「私は一生懸命頑張りました!」とはただの自己満足でしかない。

出来る方法を考えるよりも、出来ない理由を探すほうが遥かに簡単だ。
麻雀の事なら多少言い訳してもいい。でも人生には言い訳しないでほしい。

自分の人生、後悔してほしくないので…


僕は大学卒業後に会社員になった。
何年か在籍すると、その後の自分の未来が予想できるようにもなった。

そのうち昇給したり昇格したりもするのだろう
そのうち結婚したり子供もできたりもするのだろう

(それって・・・楽しいのだろうか?)

当時の僕にはその未来予想図、ひどく退屈なものに思えた。
今にして思えば、そちらのルートを選んだとしても、やる気、心構え次第では楽しく人生を送れたような気もする。

だが、これは「後悔」というのとは違う。

人生は選択した後の方が大事

ということ。

たとえどんなルートを選択しようとも、自分次第で道は開ける。
満足できる結果にたどり着ける。そう信じている。

もしそれができないというのなら、それは努力不足か、努力の方向性が間違っている。
まあそもそも努力なんて言葉、本当に努力している人は使わないと思う。

麻雀は選択そのものが大事。結果は自分で選ぶことはできないから。

これが「麻雀は人生の縮図」ではありえない、大きな大きな理由。

麻雀におけるドラマは偶然を楽しむように
人生におけるドラマは偶然を待つだけではなく、希望を必然にかえるよう工夫が必要。

なんて――
僕はそう思います。

麻雀について悩み始めた子供「誠司」とその友人「まさし」、と『父親』の会話。

誠司 「ねえ父さん?雀竜位戦の負け犬ブログは書かないの?」

 『うるせぇ。負けて話すことなど何もねぇ』

まさし 「なんか怖いっすね。じゃあ今日は何の話なんです?」

 『いや、別にたいした話じゃないんだけど』

誠司 (じゃあすんなよ・・)

 『麻雀大会ってさ。優勝するとそれなりの賞金が出るじゃん』

誠司 「そうだね〜。名誉もそうだけど、賞金は嬉しいよねっ!」

 『まあね。今日は賞金とモチベーションの話さ。たとえば――』

>それなりの給料をもらっているエリートサラリーマンAのさん。

>一代で会社を築き上げ、繁盛させている会社経営者のBさん。

>家賃を払うにも毎月四苦八苦する貧乏フリーターのCさん。

 『同じ大会の決勝に出て戦いましたと、Cさんのほうが優勝賞金の価値が高いのでモチベーションが高いとかどうとか』

誠司 「ああ、でもそれはそうじゃない?Cさんのほうが必死でしょ?」

 『いや違うね。お金がない人っていうのは、基本お金に対してルーズというか執着心が少ないからそうなってるケースが圧倒的に多いと思うんだよね』

誠司 「金持ちはお金に対する執着心が大きいと?」

 『必ずしもそうではないよ。でもエリートサラリーマンだったり経営者クラスの人なら「人に認められる」ってことに対して少なからず執着心はあるよね。お金に対して執着してなくても、何かに対しての執着心の副産物としてお金を生むということもあるだろ?』

まさし 「なるほど。そういうこともあるかもしれませんね」

 『貧乏だったとしても、ダラダラとニートをやってる人と、何かの強い信念とか目的があってたまたま貧乏している人とでは執着心には差があると思うんだ』

誠司 「わかった!!麻雀に対する執着心の差がモチベーションの差になるっていいたいんでしょ?」

 『そう!つまりどれだけ牌に心血注いできたかということだと思うんだよね』

まさし (天牌の読みすぎなんじゃ・・・)

誠司 「でも父さんの持論だと、結果は偶然なんでしょ?モチベーションの高低が優勝確率に影響を及ぼすことはないんじゃないの?」

 『確かに。実際優勝確率には大して影響はない』

誠司 「じゃあなんで??」

まさし 「わかりますよ。日本オープンの意気込みを語りたいわけですよね?」

 『まあそうかもしれないね(笑)というわけで――』


◆日本オープン日程

準決勝:3月24日(土)
決勝:3月25日(日)

いずれも11:00開始

◆会場
神楽坂「ばかんす


誠司 「で行われます。観戦は自由です」

 『でも観戦に来てくれるよりも、お店に遊びに来てくれたほうが、木原はとても喜びます』

まさし 「おい!」





麻雀について悩み始めた子供「誠司」とその友人「まさし」、と『父親』の会話。

まさし 「決定戦進出、おめでとうございます!」

誠司 「悲願の決定戦だねっ!」

 『悲願?悲願かぁ・・確かに初めてだけど、決定戦に出たいっていう願望はあんまなかったな。ほら!仕事だって休まないとなんないしー』

誠司 「なんか・・あんま嬉しくなさそう・・」

 『そんなことはないけど、勝ってなんぼの世界でしょ?父さんの中では、ここで勝たなきゃ2位も予選落ちも一緒なんだよねー』

まさし 「い・い・い・一緒じゃないですから!」

 『まぁまぁ。まさしくんの気持ちもわからんでもないけど、ただ競技麻雀って負けるとなんか超悔しいいんだよねー。決定戦なんかで負けたら超ー絶悔しいような気がしてさー。発狂なんかしたらどうしよう?なんて心配してみたり(笑)』

誠司 「じゃあ出なきゃいいじゃん・・」

 『その分ね。勝ったら超嬉しいんだろうなー・・というまだ得ぬ歓喜を求めて・・・かな?』

まさし 「なんか緩いっすね。い・意気込みみたいのが感じられません」

 『意気込みって全面に出さないとダメなの?そんなのみんな勝ちたいに決まってんじゃん!ホントはコメントだって「全員殺す気で戦います」って書こうと思ったんだけど、敢えてそんなこということもないかなーと思って』

まさし (殺すはまずいだろ・・・)

誠司 「ところで父さんはこういうタイトル戦ってどれくらい出たの?」

 『ここで数えてみようか?てっぺんまで行けるヤツね。んーとね・・・』

雀王戦Aリーグ5回、雀竜戦10回、日本オープン7〜8回

王位戦5〜6回、マスターズ4〜5回

發王戦2〜3回、最高位戦クラシック2回

王座戦、無双位戦、優駿杯合わせて5〜6回

協会新人王2回、オータムチャレンジカップ3回、連盟新人王1回

 『こんなもんかな?』

誠司 「約50回だね」

 『結構出たね(笑)まー10年以上やってるからなー』

まさし 「發王戦といえば2日後じゃないですか。天鳳代表として出るんですよね?プロ協会のシード枠で出られるんじゃなかったんですか?」

 『そうなんだよね。各タイトル戦にはプロ協会シード枠ってのがあって、協会内部で期首順位順に振り分けられるのだけど・・』

誠司 「父さん期首順位上のほうじゃん」

 『そう。發王戦は例年なら2回戦シードがもらえそうな位置にはいたんだけど、今年に限って辞退者が多くて3回戦シードが回って来ちゃってさー』

誠司 「それでどうしたの?」

 『先に天鳳代表で出るって返事してしまったから断ったよね』

誠司 「辞退者が多くてツイた!と思ったら、辞退者が多くてガッカリってヤツだね」

 『うーん。選べるのなら賞金もらって1回戦からか、参加費払って3回戦からか悩むところだよねー』

まさし 「そ・そ・そんなのプロとして3回戦を選ぶべきじゃないですか!」

 『まさしくんの意見はわからなくもない。が、個人的には現役の麻雀プロがネット麻雀の厳しい予選を勝ち抜いて出場するっていう絵も面白いとは思ったけどね』

まさし 「しかし・・・」

 『まあこれは価値観の違いでしょう。父さんは競技者として麻雀道を追求するというよりも、麻雀をエンターテイメントのひとつとして、自分に関わる人たちにより楽しんでもらえるよう努めるということに重きを置きたいね。プロ団体に所属しているのもその手段のひとつだから』

誠司 「まあ、何はともあれ頑張ってよね」

 『頑張れっていわれるとアレだよね。頑張るのなんて当たり前だし、頑張ったからって勝てるわけでもないし――』

まさし (メンドクセーなこいつ・・・)

 『最善は尽くすよ。いついかなる場合でも、麻雀で出来ることはそれだけだし。ただ勝つための努力、それだけのことはやってきたという自負はあります』

誠司 「というわけで雀竜決定戦は――

【日程・会場】
◆日程
1日目…2月4日(土)
2日目…2月5日(日)
最終日…2月18日(土)
いずれも11:00開始

◆会場
神楽坂「ばかんす

誠司 「で行われます。観戦は自由です」

 『でも観戦に来てくれるよりも、お店に遊びに来てくれたほうが、木原はとても喜びます』

まさし 「おい!」

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