麻雀荘メンバー語録 version2.0

日本プロ麻雀協会所属麻雀プロ、木原浩一による個人的な麻雀についての考え方、戦術等を紹介するブログです。

カテゴリ: 天鳳名人戦

例えば1局勝負、和了りするだけで勝ちみたいなルールがあったらどうだろう?
評価されるポイントがそれだけならば、勝つための打牌選択も画一化されてくるだろう。

戦略的要素も薄くなり、ひたすらその選択の精度を競うゲームになるんじゃないかな?

このルールに素点も評価ポイントに加えたら?
例えば1000点和了りの勝ちは1P、8000点和了りの勝ちは8Pとか。

「和了りたい!けど打点も欲しい」

このように評価されるポイントが増えれば増えるほど
戦略も多様化し、勝つための選択の幅も広がるものだと思う。


「天鳳とリアル麻雀は別ゲーム」なんてよくいうじゃないですか。

そりゃそうだろう。評価されるポイントが違うのだから。
それによって「天鳳ならこう、リアルならこう」と、最適戦略も変わってくる。

打牌選択の優劣だって押し引きはもちろんのこと
手組やコンビネーションに至るまで、ありとあらゆるところで変化はあるはず。

本当に強い人ならどちらも強い?そうは思います。
しかし、やり込みの度合いによって「天鳳特化型」「リアル特化型」
このように偏る傾向もあるとは思う。

また、同一ルールにおいても――例えば天鳳

「特上卓と鳳凰卓では別ゲーム」

だと僕は思ってる。
これは特上卓の成績優秀者が、必ずしも鳳凰卓の強者だというわけではないことから

特上卓での成績が確変で鳳凰卓での成績が実力

とか

特上卓での成績が実力で鳳凰卓での成績が確変

との見方もあるだろうが

ラス回避をより高く意識する集団での最適戦略と
そうでない集団での最適戦略が変わってくるからなのでは?


なんじゃないかなーと思って・・・。まあこの話はまたいつか。

さらにもう一つ。同一ルールにおいても

対不特定多数の人と複数回打つ最適戦略と、特定の人と複数回打つ最適戦略

これもまた違うのではないか?と思ったりして
ここで天鳳名人戦出場者の石橋プロのコメントをひとつ紹介

石橋「もともとの打ち方が相手によってころころ変わるし、その日の中で修正したりもします。これからもそれで行くつもりです」

打ち方がころころ変わると観る側からすると不安定に見えるし
「???」と思う局面も増えますよね?

特定の人と複数回打つ状況下では
相手に的を絞らせないという効果もあったりするわけで

・・・こーいうのは牌譜を拾ってきて説明するのがいいのだが
時間がねー!!手抜きでスマソ



――――――



「強さの定義」とは?打牌の正確さではないだろう。
勝つ、つまりここにおいては優勝する能力の高さじゃないだろうか?

天鳳名人戦に選出された麻雀プロ達は
こういう大会において実績を残してきたスペシャリストであることは間違いない。

天鳳名人戦第5節

11月3日20:00〜ニコニコ生放送にて放映されます。

綱川「任せてくださいよ!僕が木原さん以上の解説をしてみせますから!!」


おお!頼もしいな〜
僕が言葉足りなかった分は、次の解説者である彼がしてくれることでしょう。

というわけで強引に締めてみる。こうご期待!


次回更新は天鳳名人戦終了後の4日金曜日にしてみます。

福地 誠

福地さんと出会ったのは5〜6年前。まだ天鳳がなかった頃だ。
セット呼ばれて行ったら、たまたま面子の中に福地さんがいた。これが初めて・・だと思う。

僕の方はというと、当時ちょろっとブログを書いている程度の無名Bリーガー
しかしながらさすがの麻雀業界通、福地さんは僕の事も知っていたようだ。

当時からシャツがはだけていたかどうかは記憶に無いが、その時の福地さんの麻雀の印象は覚えている。東風戦を打ち慣れている僕を含めた3人に対して、ただ1人異質な感じの打ち手がひとり――

(ああ、たぶん東風は慣れてないんだろうな…)

その日フルボッコになったのは僕。
その僕からみても福地さんの打ち筋には違和感があったくらい。

それが今や新宿の東風の・・ん?何でしたっけ?狼でしたっけ??

「経験則」ってあるじゃないですか。
これってプラスに作用することばかりではないんですよね。
ルールが変わると逆にマイナス作用することだって多々あるんですよ。

今まで勝ってきた経験則をうまく引き出しつつ
ルールの変化にも対応できる柔軟性合わせ持つ。これ実は結構難しいんですよね。

ZIPANG時代、僕より年上で雀荘勤務歴の長いメンバーが何人かいた。
ただ、彼らはピン東風の雀荘勤務は初めてだったんですよね。

ルールもまるで違うし、対戦相手の質だって違う。
今まで打ってきた「経験則」がまるで通用せず、負けてたっけな。

僕がZIPANGに入った頃は31歳だった。
まだルールの違いに対応できる頭の柔軟性があったんだと思う。

正直この歳から初めてのルールだとあんまり自信がない。
例えば関西サンマとか、自信なさすぎてやりたくないもんねー。

けど、今は当時よりも色んなルールを経験した。
経験・・といっても、ちょろっとかじった程度じゃあまり意味がない。

ある程度みっちり打ち込んで勝ってきた経験。
そう、麻雀うまくなるため大事なことの一つ。勝った経験を積むこと

福地さんも勝ちを重ねることによって当初はイマイチだったルールでも
今や狼(笑)といわれるまで強くなったんじゃあないでしょうか?麻雀センス◎

これもオタポン

卓画は渋々戻しました。
例えばこんな仕掛けとか

いきなりオタポン

こんなのなんかも
この仕掛けが優秀かそうでないかはおいといて

こうした仕掛けで和了りに結びついた経験がないとなかなかできない。
さらに言えば、こういう仕掛けをしてきた場でも勝ってきた経験がないとなかなかできない。

福地「開始前から、日ごろは祝儀があるためにできない自由な鳴きを、一般的なセオリーに縛られず、やっていこうと思ってた。そういった鳴きを、結果としてだいたい成功させていることが非常に嬉しい。ああ、俺の鳴きセンスも捨てたもんじゃねーなーと」

これは本人談。
元々このルールに近いバランスの場を主戦にしてきた時期もあったのであろう。
今まで勝ってきた「経験則」、をうまく生かしつつ、天鳳名人戦のルールにもうまく対応できているんじゃないかと思う。

フリーで強いオサーンっていうは、例外なく和了りに対する嗅覚がとても優れている。

「えっ?」と思うようなところから仕掛けても、それに対する他家の反応も含め
意外となんとかどーにかなってしまうということを経験として知っているんだよね。

シャンテン数や残り枚数などで判断せず、体感の和了り確率で勝負する。
若干守備力は下がるように見えるが、決めにいくときの腹のくくり方がハンパない。

こーいうのは理屈じゃないんだよね。なんとなーくなんだよねー。
なんとなーくうまくできてしまう。これも麻雀センスかな。

優勝してもなんら不思議ではないよね。して欲しくはないが・・・



――――――――




けど、福地さんほど麻雀に精通された方でも、調子がいいときは

「しっかし、新宿で俺よりフリー勝っている奴いるのかね?(ドヤ) 」

「祝儀麻雀で俺と打つ?お金捨てるようなものだからやめときなよ?(ドヤ) 」

とか増長してみたり、逆にちょっと負けが込んだくらいで

「もうダメてむ。今日負けたら引き籠って天鳳でも打つてむ゜(゜´ω`゜)゜。ピー 」

とか凹んでみたりで、半分ネタだろうけど反応が面白いよね。
まあでもこういうのが、麻雀というゲームの魅力の内の一つかもしれないね。

そうそう!僕も今月「ロッソ」でたまたま調子がよくて、どのくらい調子がいいかというと、250G以上打ってるけど未だトップ率4割くらいとか。確かに、これくらいよいことが続けば「なんかあんまり負ける気しないなー」という気にはなったりすることもありますね。

あっ!なんか全然天鳳名人戦に関係ない話になったけど。
読む人によっては「福地さんのことバカにしてんの?」と思われるかもしれないけどね

僕は福地さんのことはかなりリスペクトしてるっすよ。
じゃあなんでって?だって・・・

福地さんってヒール役が似合いすぎるんだもん!

ねー渋川君♪

また月曜

天鳳位 ASAPIN

彼の牌譜は結構みたんだよね。
(≧▽≦)とはまた違ったタイプの順位取りのスペシャリスト。
どちらかといえば、僕は彼のほうが好みです。

第3節までの結果が思わしくなく、持ち味を活かせない展開になってしまったのが残念。
彼は半荘単位での順位取りのスペシャリスト。トータルポイントの順位取りのスペシャリストではない。

ASAPIN「大きなマイナスを叩いてしまっているので、ここからはひたすら攻める。ブレ幅マックス打法で殺りに行きます」

これは4節開始前の彼とのメールのやり取り。
個人的にはこんな並鳳凰民である僕のブログなんて見てくれてるんだなぁ〜
と思って嬉しかった。それくらい僕は天鳳位に対しては敬意の念を抱いている。

ASAPINをよく知る人は

「こんなのオレの知ってるASAPINじゃない!」

と嘆いただろうか

ASAPINをよく知らない人は

「これが天鳳位の選択か?」

と驚いたかもしれない

ヤケクソにみえたかい?
こんな大勢が見ている中、失敗すれば叩かれるのも百も承知のうえで
慣れないルールでなりふり構わず勝利を求めて足掻いてみせた。

僕は純粋に応援したくなったけど。
これはリアルの彼を知ってるが故の僕の身内贔屓かもしれないけどね。

怯まず

重ね重ねいうが卓画はあまり気にすんな。

これは第一戦の東一局。
普段の天鳳ならば四索4切らずに一萬一切るんじゃないかな?
ドラ二筒(2)ポンのダブ東東対子落としだもんね。

僕はこの一打に今日の彼の「やってやる!」という意志を感じたけど。
本人曰く「バーサーカー状態」、渋川君曰く「猛っている!!」

この選択ってどうなのか?は、さておき
素点を叩きにいくのなら「マンガン見えたらゼンツ!」という方針は理解できる。

結果は放銃に終わるのだが、この四索4放銃は仕方ないと思う。

二筒二筒三筒三索三索五索五索赤東東
(223)3355東東

からなら三索3切りそうだし

二筒二筒三筒三索五索赤五索六索東東
(223)3556東東

から打東東なんてもっと考えにくいからね。
単独三索五索赤35カンチャンを食ってマンズ待ちと読むのが普通だ。


その後も前のめりの選択で放銃しまくり、0点で迎えたオーラス親。

一発目から六

対面のリーチに一発で六六萬から。
僕はこの選択、フツーにするんですけど
ああ・・だから天鳳勝てないのかもしれないな(笑)

天鳳流なら3着目の小林プロをまくることを最優先し
なんとか和了り、またはテンパイで親権を継続させることに全力を尽くすのだろう。

しかしながらここではルールが違うのだ。
放銃を厭わず、見えうるMAX打点を獲りに行く選択。
まして彼はかなりのビハインドを負っている。こういう選択も必要なんじゃなかろうか?

とまあちょっとだけ牌譜取り上げたのだが、結果はご存知の通り
ASAPINの天鳳名人戦は第4節終了時点でかなり厳しいものになった。

あとは周りを気にせず自分の好きなようにやって欲しい
そしていつの日か、この苦い思いを糧に変え、麻雀打ちとして成長・・・しなくてもいーか(笑)


――――――――


「理解している(つもり)」と「実行できている」とは天と地ほどの差がある。
実行できていないということは、理解していないのとほぼ同じことだと思う。
できない人はすぐ言い訳するからな。

ルールをよく理解し、そのルールに対し最も有効な戦略を実行する。
これは思いの外難しい。

天鳳位2人は操作慣れのアドバンテージはあるだろう。
しかし、ルールの慣れのアドバンテージはプロ側にあり
それは後者のアドバンテージのほうが結果に大きく影響することだと思う。

順位点配分が

60 30 0 ▲90

これだと天鳳位圧倒的有利か。じゃあせめて

40 20  0 ▲60

このくらいであれば、互いのアドバンテージも少なくなるような配分なんじゃないかな?

誰が強いとか誰が弱いとか――
それは観戦したみなさんがそれぞれ決めてくれたらいいと思う。

結果は伴ってはいないけれども天鳳位2人
この2人は抜群の麻雀センスを持っていることは間違いない。

もし彼らが天鳳ルールではなく、この天鳳名人戦ルールで1000半荘打ち込んできたら?
たぶん、他の6人は敵わないんじゃないかなー?

断言はできないよ。
けど、そう思わせるほどのものは持ってるよね。



今日はここまで


天鳳位(≧▽≦)マーク2

「守備」に重きを置くタイプの打ち手はそれなりに見てきたつもりだが
彼ほど完成度が高い打ち手は初めて見たかもしれない。

「守備」というと降りる技術のことを指すようなイメージだが
彼の場合ただそれだけではない。

徹底的に先手を取る――つまり相手に攻撃の隙を与えない。
こういうのも守備の内だと思う。そして先手が取れないと確実に降りる。

「速攻堅守」

この抜群のコンビネーション。
自分の打牌選択方針に一貫性があり、その精度が高い。
これは観戦していてとてもわかりやすい。

だからといって簡単に真似ができるものではない。
僕の友人が(≧▽≦)モデルの打牌選択バランスを試そうとして
鳳凰卓でフルボッコになってたのがやけに面白かった(笑)

わかりやすい=共感を得やすい

と思うんだよね。そして

共感を得やすい=強い

みたいな。麻雀プロ側も小林プロ、須田プロは(≧▽≦)をかなり高く評価している。
これは「共感」という意味で、彼らが(≧▽≦)に近い戦略を好むからというところも少なからずあると思う。

そういや須田プロは順位点に重きを置く打ち手だし
イーシャンテンから放銃のリスクを負うことを嫌うタイプだ。

(≧▽≦)は天鳳ユーザーからの評価も高い。
というのも前にも書いた天鳳順位ポイント配分だと
「速攻堅守」ああいうのが最も段位を上げるのに優れたコンビネーションではないか?
そう思う人もかなり多いのではないだろうか。

ちなみに僕もそう思っている内の一人。
じゃあ真似してみれば?簡単に言ってくれるじゃないか。

怖くてできねぇよ・・・

というのが本音。自信も全くない。
今まで築いてきたバランスをぶっ壊すのは思いのほか難しいものだ。

さて、天鳳名人戦は、天鳳ルールとはかなり違ったポイント配分。
そこで(≧▽≦)に聞いてみた。「バランスを変える必要性は感じていますか?」と


(≧▽≦)「変えないです。実際今までも天鳳とあまり変えてません。ただ総得点とかを考慮した打牌選択とかは出てくると思います。そういうのはあまり慣れてないのでちょい心配です」


とのこと。
僕は天鳳名人戦ルールは麻雀プロ側に一日の長があると思ってる。

ドラ一


卓画はあんまり気にするな。
例えばこんなのってどうだろう?
僕は一萬一は勝負する価値のあるイーシャンテンだと思うのだが

もちろん天鳳ルールなら徹底的に放銃リスクを避ける選択のほうがよいのかもしれない。
しかし、加点するチャンスを少なくするような選択は、天鳳名人戦ルールではどうだろうか。

あと、参加するプロの中でこんなことをいっていた人もいた

某プロ「鳳凰卓ではラス回避がメインだから、例えばトップ目に立ったときも周りがそのまま逃がしてくれるケースも多々あるだろう。だが、この面子の中ではそんなに楽はできないはず。押し返されることに慣れずに安易に仕掛けたりすると、手詰まるケースも増えるのでは?」

なるほど。一理あるかも。

なんて――並鳳凰民の僕が心配したってしょーがない。
(≧▽≦)には自分にできるベストを尽くして戦って欲しい。心からそう思います。


やべー!時間なくてASAPINのことが書けねー
という言い訳をして、次回はASAPINのお話でもしよう。

どーもおはようございます。木原です。
天鳳名人戦どうでした?僕は結構不満でした。

えっ?何がって??そりゃー
うまく話せない自分に!!ですよ!

という訳でこのブログは「リベンジ」です。
自己満足を満たすためだけかもしれません。でも、主張したいことがある。

というわけで、よかったらお付き合いください。
ひじょーに長くなりそうなので3部作を予定しています。

「何を目的として打牌を選択するのか」

最終的に他7人より、多くのポイントを持つため。つまり優勝するためだと思う。

>トップを取る、ラスを引かない。
>和了りに向かう、振り込まないようにする。
>鳴く、鳴かない  etc・・・

これらはその手段でしかないということ。
何に重きを置くか?これはルールによって違うでしょうよ。

例えば天鳳――
天鳳のポイント配分は、1着+90、2着+45、3着±0p、4着-150p(8段在籍時)

昇段する」ということが目的ならば、ラスを引かない。
そのためには振り込まないようにする。これが最も有効な手段
むろんこれだけではないけれども。

天鳳位の二人はその分野のエキスパートといっていい。
そしてこの二人を僕も心からリスペクトしている。いや、ホントに。

同様にリスペクト・・いや!もはやこの二人を神格化して見る天鳳ユーザーの方も多いだろう。
そんな二人が訳の分からん打牌選択をする麻雀プロに負けるなんて・・・・

イメージ評価の欠点
昔、こんな記事を書いた。この中の身内贔屓ね。

戦前、身内贔屓は麻雀プロ側のほうに多いと思ってた。いや実際多いけど(笑)
「麻雀プロこそが最強の麻雀打ちの集団だ!」と思っている麻雀プロって数多くいると思う。

そんなわけねーし!!

声を大にしていいたいね。麻雀の強者なんてそこらじゅうにいるのさ。
「プロ」と名乗る以上、その道の頂点で有りたいと言う気持ちはわからんでもないが・・・

おっと、別にプロ批判をしたいわけじゃないぞ(汗
ここで言いたいのは身内贔屓、これね、天鳳ユーザーのなかにも数多くいるということだ。

ちょっと話がそれたか。目的手段の話だったね。
「天鳳名人戦」のルールは素点+順位点のトータルポイントを競うもの。
その順位点は1着+30、2着+10、3着-10p、4着-30p

これだけでも相当違う。
当然最も有効な手段も変わってくるだろう。そして――

What's  そ・て・ん??

素点―― 天鳳ユーザーには馴染みがないだろう。

>箱ラスでも28000点のラスでも評価が同じ
>7万点トップでも32000点トップでも評価が同じ

違うのだ!順位点はポイントを伸ばすひとつの手段に過ぎない
素点を獲得することだってポイントを伸ばす立派な手段

バカたろう








卓画はまあ気にするな。
何切りますか?ちなみに対面は三筒(3)、四索4のトイツ落としで、オタ風ポンからの二萬横一萬三萬二一三仕掛け。

天鳳のポイント配分だと八索8とか切るでしょうよ。
そりゃそうだ。ラスだけ150P減るルールなのだから!

では天鳳名人戦ルールでは??
これだと微妙じゃないですかね?12000直撃はそれだけでも24p差をつけることになる。
ちなみにそれでも僕は白白は切らん。けどそれがベストチョイスなのかはわからない。

ブレ幅MAX打法
いま思えば「振れ幅MAX打法」のほうがよかったか?・・まあいい。
こうした短期戦の大会などで優勝することが目的ならば、これくらいの思い切りの良さも必要なのではなかろうか?


これはさすがに・・








これはどうだろう?うーん・・・
対面の仕掛けはバックっぽい、しかも相手は下家にもいる。2人を相手にしてはやりすぎか?

しかし、これくらいブチ切れたプッシュをかまさないと、プロのタイトル戦なんて勝てないのかな?と思わないでもない。なにせほら!私、ノンタイトル並Aリーガーなもんで(笑)

そう!皆、決定的な部分だけ見て、例えば放銃シーンだけ見てね
色々あーだこーだいってますけど、目的と手段とルールの違い、ちゃんと考慮していますかね?

なんて思ったりするんだよね。
今日のところはここまでで。次回は天鳳位2人の話を月曜更新予定。

天鳳名人戦第4節

「天鳳位」

100人の中の1位と1000人の中の1位、どちらが強いと思いますか?

全体の母数が多ければ多いほど頂点に立つ人の評価は上がるもの。
天鳳のアクティブユーザー数は麻雀プロ人口よりもはるかに多い。

「でもさ?雑魚が多い中の1位じゃ意味がないでしょ?」

いやいやいや!7段R2000以上にしか打つことの許されない「鳳凰卓」
鳳凰卓有資格者だけでも麻雀プロ人口よりも多いですから!

現行の麻雀プロ試験は、麻雀の技量を選考基準としていない。
それに比べると「鳳凰卓」のほうが、麻雀の技量で選抜された集団といえないだろうか。


「麻雀プロ」

多数あるフリー雀荘のエース級、強者揃いの仲間内での勝ち頭。
とにかく麻雀の腕自慢。麻雀に関して言えば自信家で鼻っ柱の強い連中が多い。

「我こそは最強なり」

それを証明するためにこの世界に飛び込んだ。そんな輩も多いだろう。

その集団の中で切磋琢磨し、上位クラスの実力を持つとされるもの。
「トッププロ」と呼ばれる人は間違いなく何かを持っている強者なのだ

天鳳とは違い、自分の所属ランクを上げるのに1年かかる。
1年――1年は長い。負けると1年を棒に振る。まして降級してしまうようなら・・・

それに賭ける執念。まさにガチ勝負。
そこで認められた強者が弱かろうはずがない。


天鳳だ?麻雀プロだ?
そんなの時間をかければ誰だって上位にいける?

なんて軽々しくいってくれるなよ。
天鳳だって麻雀プロだって、そこに到達するのは並大抵のことではない。

「やればできる」といってやらない人と、実際にやり遂げた人では圧倒的な差があります。よね?


「真の強者」どちらが強いか?正直そんなことはどうでもいいんですよね。
ただ、お互いのフィールドで培った「何か」をあの場を借りて披露してくれればそれで――

麻雀プロとしても並Aリーガー、天鳳プレイヤーとしても並鳳凰民の私ですが
偏見も先入観もなく、中立のに近い立ち位置で解説できるのではないかと思います。

というわけで今晩20:00〜

麻雀について悩み始めた子供「誠司」とその友人「まさし」、と『父親』の会話。

 『今日は予定を変更してだーね。旬の話題だからね』

誠司 「もの思うことがあったんだね!」

 『僕の視点だとこう思うってことをこれからいいますね。ちなみに麻雀プロを擁護する気は全くないんだけど(笑)』

まさし 「麻雀プロの実力を疑問視する見解が方々で出てますね」

 『うん。内容見てたら1部の麻雀プロは確かに劣ってるようにみえるよね。誰とはいわないけどさ』

誠司 「おっ!そういうの気になるる〜」

 『まあまあ(笑)でもね?これって成績を競ってる大会じゃないんでしょ?』

 我々は目指そう。パーフェクトな1000打を。 by梨積港

まさし 「牌族オカルティですね」

 『長期成績を競う、たとえば天鳳の鳳凰卓で2000半荘やって平均順位を競うとか、フリー雀荘で2000半荘やって収支を競うとか』

誠司 「うんうん」

 『そーいうんだったら今の麻雀プロは天鳳位の2人には敵わないだろうね。簡単に言うと2人に比べ、打牌選択の精度が大雑把で粗い(1部ね)』

まさし 「そういうところが非難浴びてますよね」

 『でもこういう大会で優勝する可能性が天鳳位の2人が一番高いか?といったらそうではないと思うんだ』

誠司 「どうして?天鳳位のほうが強いってわけじゃないの?」

 『これはねー。言葉で説明するのは難しいな〜。あえて名付けるとブレ幅MAX打法とでも呼ぶべきか・・・』

誠司 「ブレ幅MAX打法??」

 『ある選択をする。そしてその結果起こりうる振り分けが――』

>選択A +60(20%)・0(40%)・−30(40%)

>選択B +20(40%)・0(40%)・−10(20%)

 『期待値は選択Bのほうが圧倒的に優秀だよね?AとBの選択を迫られた場合、いついかなる場合もBを選択するのが梨積港のいうパーフェクトな1000打』

誠司 「うんうん」

 『でも短期戦の大会で優勝するためには、常にAを選んで当選した時は優勝!みたいな。どうせ2位以下には価値がないのだから、こういうのもあるんじゃないかな?』

誠司 「これが父さんのいうブレ幅MAX打法?」

 『Aを選択してたら粗くも見えるだろーね。でもこういうので数々の実績を出してきたのが「鈴木たろう」とかだと思うんだよね』

誠司 「いっぱいタイトル獲ってるもんね!」

 『身内だから正直にいうけど、同卓していて、後ろ見していて、牌譜をみて――「コイツ頭おかしいのではないか??」なんて思ったこともたくさんある(笑)でも彼の強さってあるんだよね。うまく伝わらないかなーとは思ってるけど』

誠司 「ぷっ。結局プロ擁護?」

 『ううん。正直麻雀プロが1番強いなんて僕は微塵も思ってないからね。ただ自分の良さをアピールする絶好の機会だとは思うから、そうする努力は参加しているプロにはしてほしーなとは思うけど』

まさし 「もはや注目度はモンド並といっても過言ではないですよね?」

 『モンド以上じゃないかな?1部麻雀プロには頑張ってほしいけどね。あれじゃボロカスいわれてもしょーがねーだろ!』

まさし 「(≧▽≦) マーク2さんの評価高いっすね!」

 『あれは見たまんま鉄強だね。1部では「あんな安仕掛けばっかで・・」なんて言う声も挙がったらしいけど、そういう人たちは知らないんだよね。高い守備力があればこそあのコンビネーションは生きるんだよね』

誠司 「父さんは昔天鳳でフルボッコになったから知ってるもんね(笑)」

 『う・・まあそうだな。麻雀プロの中であーいうタイプで強い人少ないからなー。やっぱそーいう中では美学が邪魔して高評価受けにくいんだろうね』

まさし 「もうひとりについてはどうですか?」

 『え・・ASAPINさん?実は密かに1番応援してるんだけど・・・』

誠司 「えっ?なんで?」

 『決まってんじゃん!お店によく遊びに来てくれるからだよ!』

まさし 「プロでも天鳳位でもない福地センセについては?」

 『父さん何気に福地誠ブログのファンだったりするんだ(笑)ものすごく共感できる記事もあったり、全否定したくなる記事もあったりで、かなりお気に入りなんだよねー』

誠司 「そーなんだ(笑)」

 『一打一打精度の高い麻雀と、大雑把だけど当たればデカイ麻雀。両方のよさを取り入れてて、いいバランスで打てているんじゃないかと思う。実はこの人が優勝してしまうのではないかなーとか思ってるんだけど』

誠司 「えー!そうなのー?」

 『うん。全然ありだね』

誠司 「ただこの人が優勝したら、相当ドヤ顔しそうでメンドクサイんじゃない??」

 『コラ!誠司。いいすぎやで(笑)』

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