amapola

さちです。 ゆっくりですが、映画観賞生活を復活です。

フォーカス 5月1日公開



なにやら大富豪だそうで。
レーシングチームのオーナーだそうで。

この手の、ルックスを前面に出して勝負できるのは若いうちだと思っていましたが、
まだまだいけるんじゃね(笑)出し惜しみせずに、いこうぜ。ロドリゴ。

彼も今年はとうとう不惑の年を迎えます。

アバウト・タイム

父の優しさと息子の素直さが画面から伝わってきて
とてもいい気分で観ることができました。

涙腺ぶっ壊れてダーダー泣くということはなく、涙は滲む程度。

この作品には俳優さん個人の魅力、コーンウォールの景色、音楽の使い方など、
私が好きな要素が詰まっていて、
その他のタイムトラベルのつじつまの合わなさや雑多な疑問はあたまの片隅に追いやり
帰り道は素敵な余韻に包まれました。


たぶんこの父と息子であれば、タイムトラベルで細かなやり直ししなくても、
きっと素敵な人生を送っただろうし、並以上の信頼関係は築けたと思う。

この映画で監督がわかり易い手段として用意したのがタイムトラベルという「特殊能力」であっただけで、
時を大切にする、そばにいる人を大切にするということに気付けるか気付けないかは
根本的にその人の心にあるんじゃないかな。


もっとどん底にいて、タイムトラベルを必要としている人はゴマンといるだろうに、
あの、一見のほほんとした父と息子をあえて選んで描いたのは、

家族や恋人とすごす平凡な人生はそれだけで幸せであって、
自分次第でより光り輝くものに磨き上げることができるという
ことを監督は伝えたかったのかなと。

タイムトラベル人生大逆転を狙うんじゃないところがミソなのね。

ラブ・アクチュアリーしかり、この監督の描く人間がすきなんだなぁ。私。
ドーナル・グリーソンの笑顔にきゅんきゅん。違う役も見てみたい。
ビル・ナイの安定感はさすがっ(笑)
レイチェル・マクアダムスはずるい。

300:Rise of an Empire

『300 帝国の進撃』

あり?そんな邦題になったのですねん。



キャプってみたりして。

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捨て犬っぽさ炸裂。大型だけれどつれて帰りたい。


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節目がちになったときの表情いいよね。


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洗脳中。

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素ロドリゴが観れるなら、劇場行くかと思った人、挙手。 はーい!

おひさしぶりです

2014年も今までどおり、ほそぼそとやっていく心積もりでおります。
たまに覗いてみてくださいましー。


最近の私は・・・海外ドラマ『SUITS』にどっぷり浸かっていました。

DlifeとWOWOWでは年末年始一挙放送されていた、あれです、あれ。

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『SUITS』とは法廷という意味とそのまんまスーツという言葉の二つをかけているそうで、
凄腕弁護士と驚異的な記憶力をもつ青年とのバディドラマになります。
てか、延々とかっこいいスーツ姿を眺めていられるドラマです。

画像右側のハーヴィー(ガブリエル・マクト)が、ひさびさに頭をかかえてうめきたくなるくらい、かっこいい。

マイク(パトリックJアダムス)のルックスのほうが私は絶対に好みなのに、
だってだって薄い碧い瞳で細身でちょい病弱そうで、無敵だというのに、
2話目あたりからは、早くもハーヴィーに釘付け。

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画像で見る分には伝わらない素敵さなんだよなぁ。
スーツは顔と肉体と動作と三位一体がそろってこそ威力を発揮するんだねぇ。しみじみ。

ウォーキング・デッド

最近がっつりハマって観ていたのか『ウォーキング・デッド』

huluで S4E2まで視聴しました。

じつはシーズン2でちょいと飽きて(オイ)、きみらの三角関係なんぞ面倒で見てられんと思っていたのですが、シーズン3での主要登場人物たちの潔い消えっぷりに唖然としながら、再度引き込まれてしまいました。
余計な情報入れないで観るべきね。このドラマは。

アメリカ本国とほぼ時差なくこのドラマを観賞できるのは大変ありがたいこと。
huluさまさまです。でもhuluは魔物。沼は深いわ。廃人目前だわ。

リックことアンドリュー・リンカーンの血まみれ泥まみれの顔にうはうはしつつも
やっぱり『ラブ・アクチュアリー』の紙芝居を思い出してしまいます。

ビジュアル最強の若ロドリゴよりも、安定のコリンより彼のほうがキュン度(?)は上だったしな。うん。




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ダリルことノーマン・リーダスについてはいつかきっとこってりと。。。
回を重ねるごとに忘れられなくなるこの感情は何。恋なの?え?また来日するの?

すぐにぶちキレそうなのに、主人公よりはるかに冷静な彼が、
私の観賞モチベーションを高く保っていてくれることは確かです。

アベルの小さな世界

製作年:2010年
製作国:メキシコ
監督:ディエゴ・ルナ

とてもとても観たかった映画が、再度ラテンビートで上映され、ようやく観賞できた。

役者としてのディエゴは愛でる対象(笑)以上のものをまだ感じられていないのだけれど、監督ディエゴはちょっとすごいのかもしれない。
荒削りで強引な部分はあるが、作品の核となる部分ーおそらくディエゴが伝えたかったであろうメッセージがどかんと心に響いてきた。

父親の失踪で心を閉ざした少年アベルが、療養中の病院から戻り、家では「父親である」がごとく振舞う。
最初は戸惑った家族たちも、アベルに合わせ、特に弟はそんなアベルにむしろ懐いて生活していた。
アベルも順調に回復を見せていたところで、突然本物の父親が帰宅する。

アベルの演じる父親像が、果たしてアベルの心の中に存在する理想の父親だったのか、
失踪前にそんな威厳のある父親の一面を見せていたのかどちらなのかとても気になるところ。
たぶん前者なんだろうけれど、少しだけ期待している自分がいたりして。

無償の愛でアベルを包み込もうとする母もまた一人の人間であり女であり、
アベルはそんな大人の弱さを一人で背負って大人にならざるを得なかったのだろうなぁ。

成熟する前に、硬く閉ざされていく心を思うと、胸がキリキリ痛んだ。
ユーモラスな映像表現もあったけれど、すべては病んでしまっているゆえの行動で、
それを思うとかわいそうでまったく笑えず、泣けてばかり。

極めつけはラストのアベルの眼差し。そこで大幅加点。


ややセンチメンタルに偏っているともいえる心象風景が、いちいちツボで、ディエゴの繊細な部分を垣間見たような気がした。

今度はどんな作品を手がけるのか、役者ディエゴ以上に監督ディエゴには期待してしまいます。
エリジウム行けなかったよー(涙)

がんばれー。かななー。

降板

フィフティ…降板しましたね。ハナム(笑)
まあ本人がやる気ならいいんじゃないかと思ってましたが、降りてくれて正直ホッとしました。

だって違うもん。グレイはハナムじゃない。

それ以上に、単発で打ち上げるなら花火的で興味をひく作品だけど三部作は要らん。きっと飽きる。飽きられる。
その間に色んな役を演じて欲しいもん。


グレイに誰になるかわからないけど、無名の俳優さんのほうがすんなり受け入れられるんじゃなかろーかと思うよ。

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

175この寂れたブログに、夏の訪れとともにお客様が増えていたのは、間違いなく『パシフィック・リム』効果でチャーリー・ハナムの知名度が上がったためでしょう。

右に人気記事というのをこそりと貼り付けてるのですが
最近はハナム関連が多いのですよ。うれしや。ありがたや。

私も、主についったーでハナムのことをつぶやいて満足していたのですが
この「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」という話題作にハナムが抜擢されたことについては、
blogで素通りするわけにはいかないと思いながらも、結構な時間がたってしまいました。


mat行きがかり上、原作読みましたよ。ええ。読みました(笑)
電車で読めない本ですので家で一気読みですよ(笑)
今2部を読んでる途中。3部作読了できるかどうかは謎ですが。
正直面白くない(笑)が、読まねばいけない。それが私の任務だから。

でね、世界のお姉さまたちがマット・ボマーを推していたのがよくわかりました(笑)
私もホワイト・カラーのニールが大好きですしね。
この整った顔でグレイだったら・・・ね。納得だよね。


002脱いだら、ハナムでぜんぜん問題ないと思うんですよ。いや、ハナムでぜひともお願いしたい。
狂気とかエロとか鞭とかなんだとか、もう嬉々としてするでしょ。彼ならきっと。
そして、50通り(フィフティ・シェイズ)に屈折した男を、悠然と演じちゃうハナムがすんごい楽しみでしょ。
私もあなたも(笑)

ただね・・・・ハナムが演じた今までの役で、気品・・・とか知性・・・とか感じたことあったかというとないんだよね・・・。
グレイには、それが必須。
おそらく素の状態に近いだろうと思われるインタビュー映像でも、いつもイキのいい兄ちゃんでかわいいんだけれどさ。
どうなのよ。そこんところ(笑)ハナムさんよ。
今までのアホっぽさやんちゃ具合は封印するんですかね?


グレイ演じるなら、あのガラ悪い歩き方も何とかするんだよね。(すきだけれど)
もちろんチューバッカみたいな髭とか長髪とか、なしだよね。(すきだけれど)

きっときっと、女監督が、極上のハナムを残してくれるんだよね。
いくら若く見えるとは言っても、デコの皺とか顔のくすみとかたるみは、
特殊メークでも、CGでもじゃんじゃん使って10歳くらい若返らせるんだよね。
筋肉ももう落としてちょい整えて・・・て私の趣味じゃんね(笑)

jude-law・・・ちなみに、読書後の個人的イメージとしては、グレイには、若いころのジュード・ロウあたりがしっくり来ます。
誰もが振り返る、神がかった美しい男性。
もちろん、前髪はあってほしい。






クロニクル

Chronicle-2012-Plot-Summary製作年:2012
製作国:アメリカ
監督:ジョシュ・トランク
出演:デイン・デハーン アレックス・ラッセル マイケル・B・ジョーダン


Story
いつも持ち歩いている中古のビデオカメラだけが心の友という孤独な高校生アンドリュー。ある日パーティ会場で居場所を見つけられない彼は、見かねたいとこの同級生マットとその親友スティーブに誘われ、近くの洞窟探検に向かう。そこで不思議な物体に触れた3人は、知らぬ間に念じるだけで物を動かせる超能力を身につけていた。最初はその力を他愛もないイタズラに使って満足していた3人だったが…。(allcinema)


カメラを媒介することで、外の世界から一枚バリアを張り、自分が自分であることを守り続けてきたアンドリュー。
ただ臆病だから殻に籠っているというだけではなく、家では酒に溺れる父親が暴力をふるい、病気で寝たきりの母親が飲む薬を手に入れることすらままならない経済状況におかれていた。
孤独な彼の傍にあるのはビデオカメラだけ。

アンドリューは「力」を手にしなくても、いつか殻を破る日が来ただろう。
しかし、ある日突然強大な「力」を得て、友人と過ごす楽しさを知り、そして何もかもが自分の思いのままに操れるという快感を知ってしまう。
鬱屈した時間を積み重ねてきた彼にとって、どんなに気持ちの良いものだったのか。

力とともに自分の居場所を見つけたつかの間の幸せなひと時、とてもいい表情をしていた。

だが、小さな失敗が彼の幸せな時間を止めてしまう。
それは誰にでもあることなのに、未熟な彼にはそのことが許せず、笑った他人はもちろん自分自身のことも許せず、この世界が許せなくなったのだろうか。

・・・あとは墜落あるのみ。


主要キャスト、3人とも初めてみたが、それぞれいい味を出していた。
遠い遠い昔に思春期を終えた私には、この映画は途中で乗り切れない部分もあったのだけれど、
若手俳優ウォッチングとしてはとても楽しい教材であったよ。

デイン・デハーン
生きてるかどうか、部屋の灯りを確認しに通いたくなるような、暗い目をした俳優。
でも、ティーンじゃないのね。

Broken

20137海外版DVD。英語字幕観賞。

ロンドンの田舎町に住む主人公スカンクは糖尿病の持病を持つ11歳の女の子。
彼女が弟と父親、そしてお手伝いさんのカーチャと住む家は、知的障害をもつ青年リック、暴力的なオズワルドとその娘たち3人らの家と隣接している。

スカンクは学校ではオズワルドの娘たちの陰湿ないじめを受け、また持病のため毎日の注射の投与は欠かすことができないが、数少ない友人と隠れ家で過ごす時間を楽しんでいた。


スカンクの生来の強さや明るさを過信している父(ティム・ロス)の穴を埋めるように、
担任の教師マイク(キリアン)がスカンクのことを気にかけ、3人娘たちの毒牙から守ろうとしてくれる。

が、そんな素敵メガネ紳士マイクもやっぱりただのエロメガネ一人の男。
スカンクらきょうだいを気にかけるのと同時に、カーチャともいい関係を築いていたりする。

一方、マイクの煮え切らない態度に愛想を付かしたカーチャが徐々に距離をとり始めると
猛烈にあせり、あせり、見苦しくあせりまくって、頭がいっぱいになっているうちに、レイプ容疑の濡れ衣までかぶせられ、たこ殴られーの鼻血ブーで、顔面崩壊の危機。と、いつもどおりのキリアン鼻血ショー(笑)


ごく小さいエリアで日常的に救急車とパトカーが行き来するというのはまぎれもなく非常事態。
ひとりひとりの心の中で渦巻いていく鬱憤や逃げ場のない怒りが大きく膨らみ、
ひたひたとより弱いものへと矛先が向いていく刃となっていく様を、スカンクの射るようなまなざしが捉えて離さない。

殺伐とした事件の積み重ねとは相反し、蒼く沈んだ絵画のような瞬間が混ざるカットがあり、
とても私好みの作品であった。
痛くてつらくて、何度も観られる類の話ではないけれど。

broken4私はキリアン目当てで観たので、キリアンはそれなりに目がいったけれど、うまいこと地味に徹していてよかったと思う。
主役の子とリック役の青年の強烈な個性で、キリアンとティムが消されたなんて、そんなことはない、はず(笑)

必ず日本語字幕で観れる日が来ると信じていたい。

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