04eb534d.jpg製作年:2006年
製作国:ブラジル
監督:セルジオ・レゼンデ
出演:パトリシア・ピラール ダニエル・デ・オリヴェイラ
オフィシャルサイト
ブラジル映画祭 プログラムD



Story
ブラジルファッションを世界に広めた実在の人物、ズズ・エンジェル。しかし軍事政権下の70年代、華やかな彼女の人生は一変する。反政府運動に参加していた長男のスチュアートが謎の失踪を遂げたのだ。息子の消息を求めて強大な権力に挑む、正義をかけた闘いが始まった。(映画祭オフィシャルサイト)
独裁政権の暴力的な統制によって、人々は自由を奪われる。
一般市民ですら弾圧の対象になり、さまざまな悲劇を呼ぶ。

いくつか中南米の映画で、同じようなタイプの映画を観てきた為、新たな驚きや感電死するようなショックはなかった。観賞後に深く考え込むということもなかった。
「出来事」そのものよりも、むしろ、映画としての「演出」に目が向いてしまった。

やや大袈裟なGLOBO演出は、安っぽい昼ドラ的で私は苦手なのだけれど(笑)
この作品に限って言えば、エンターテイメント性を切り捨てずに
かつ丁寧にズズ・エンジェルの心情をなぞっていて良かったと思う。
ただ、若干掘り下げ方が甘い部分もあった気もしたが、「ズズ・エンジェル」というその時代を生きた1人の女性にスポットをあて、彼女の生き方を軸に事件にアプローチしていたという点で、ブレずに終始一貫していたので、よし。

本音言えばもっとギリギリと鈍く痛いモノが好みなんだけれど。
オフィシャル・ストーリーみたいな。ね。