
原題:Casa de mi padre
製作国:アメリカ
監督:マット・ピードモント
出演:ウィル・フェレル、ガエル・ガルシア・ベルナル、ディエゴ・ルナ
Story
老後をのんびり過ごすため、メキシコにある父の牧場に移住してきたアルマンドだったが、まもなく牧場が借金漬けであることが判明。やり手でイケメンのビジネスマン、弟ラウールは、父の負債問題を解決すると兄に約束する。そんな二人が、メキシコの麻薬王マイティ・オンサと出会ったことで最悪の事態に発展?! アメリカの人気コメディアン、ウィル・フェレルと、メキシコが生んだ2大スター、ディエゴとガエルが夢の競演!ウィル・フェレルが流暢な?スペイン語を披露している。
(ラテンビート映画祭オフィシャル)
100%バカ。毒を含んだバカじゃなく、シニカルな笑いとかじゃなく、純然たる、それ。
viva サボテン・アミーゴ(笑)
なぜか上映時間を間違えてインプットしていたため、10分ほど遅刻。
久しぶりの映画祭だというのに、緩みすぎのこの脳みそが憎い。
その弛緩しまくった私の頭に、ウィル・フェレルがどくどくと注ぎ込まれて、
最終的には、ウィル・フェレル70%、ディエゴ20%、残りがガエル。
ええ。もう、おなかいっぱい。
顔はともかく、ウィル・フェレルの尻はもういい(笑)
細かく笑い、そのばかばかしさに笑い、全体的に締まりのない作品ではあるけれど、
そこをどうこうツッこむ気も起こらない。楽しめればいいのさ。
こういう映画を公開してくれる日本という国も、そう悪くないんじゃないかと思う(笑)
ディエゴもガエルも楽しそうだったね。
そんな彼らを観るのは至上の喜び。
今度観るときはは、主役の迫力に負けず、彼らを凝視する心の強さを持って臨みたい。
って、決意表明で〆。