amapola

さちです。 ゆっくりですが、映画観賞生活を復活です。

Colin Firth

マンマ・ミーア!

8d652791.2製作年:2008
製作国:イギリス・アメリカ
監督:フィリダ・ロイド
出演:メリル・ストリープ アマンダ・セイフライド ジュリー・ウォルターズ ステラン・スカルスガルド コリン・ファース ピアース・ブロスナン ドミニク・クーパー


Story
ギリシャの美しいリゾート地、カロカイリ島。小さなホテルを営む母ドナと2人暮らしのソフィは、恋人スカイとの結婚式をいよいよ明日に控えていた。またそんな彼女には、“父親と結婚式のヴァージン・ロードを歩きたい”という密かな夢があった。しかし、母子家庭で育ったソフィは未だに父親が誰なのかを知らない。そこで母の昔の日記から、父親であろう3人の男性、建築家のサム、銀行マンのハリー、冒険家のビルを探り当て、ドナに内緒で結婚式の招待状を送ってしまっていた。やがて、道中鉢合わせた3人が揃って到着。ソフィは結婚式のサプライズのため、ドナの目が届かない場所に彼らを匿うことに。ところが、ドナが偶然3人を目撃してしまったことを機に、様々な問題が湧き起こっていく…。(allcinema)
笑って胸張って前向いて。すべてが私の生きた証。続きを読む

プライドと偏見

収録時間:127分
レンタル開始日:2006-06-23

Story
イギリス女流文学の最高峰、ジェーン・オースティンの原作を『パイレーツ・オブ・カリビアン〜』のキーラ・ナイトレイ主演で映画化したラブストーリー。18世紀末のイギリスを舞台に、5人姉妹と男たちの恋物語が絵画(詳細こちら
BBC版とはまた違ったはつらつとした印象を受ける映画版。
TV版よりも伸びやかで、かつ華やかなキーラ・ナイトレイ、Mr.ダーシーも人が変われば異なる趣のMr.ダーシー。
キャストスタッフそれぞれが持つ個性が2時間という限られた時間で融和し、有名な文芸作品に違う方向から光を当てたという意味では興味深く観賞できた。

ただ、時間的制約があるため、キャラクターが描ききれていたとは思えない部分もあり、また展開が恐ろしく速いので、初見の方がちゃんと着いていけたのかどうか。
ベネット夫人とジュディ・デンチ演じるキャサリン夫人だけはTV版を超えた存在感だったかも…。

私はTV版が大好きなので、一歩間違えると暴言を吐き散らしそうで、この感想を書くにあたっても、自制しているつもりなのだけれど、1点だけ。

コリンのダーシーは、ラスト90分なんてそれはそれは輝き方がハンパじゃなかったけれど、朝もやの中から登場するマシュー・マクファディンの顔が、若干やつれていた気がするのは、きっと私の思い入れの違いなのでしょう(笑)

元気のモト

短期集中のオツトメが本日終了しました。
期限が定められていて、かつボリュームの多い仕事は、けっこう負荷がかかるようで、最終日の今日は文字通り消耗&憔悴。
すりきれそうな魂と粉を噴いた顔(職場は砂漠のような乾燥っぷり)で帰宅し、のろのろ夕飯を作ってテキトーに食べ、お風呂に入り、いつものようにTVのチャンネルをザッピング。

そこにおわしましたのは、マーク・ダーシ。(@ブリジット・ジョーンズ)

1「ありのままの君が好き」からラストまで30分強。
コリンと発泡酒350mlでみるみる元気回復!!ガサガサだった心にどんどん潤いがもどってきて最後のハグの頃にはすっかり充電完了!
あー安いなぁ(笑)でも効果てきめんだったよ。さんきゅー。コリン。

お気に入りの映画や観たかった映画を「いざ観るぞ」と構えてDVD再生するのと、偶然そこに好きな作品がTVに映っているときとでは、また違った歓びがあるのよね。
先月のCSでのアメナバル特集月間は何度となくフェレ&ノリエガにつかまり、ポケーっと観ちゃったっけ(笑)
そういえばダニエル・クレイグの『氷の家』も思わず後半から観ました。
今月再放送してくれて前半をやっと観て、話の全容がわかった!
ちゃんと前編→後編の順で観たかったよ。これ。
事件の内容がわからないのに、真相だけ頭に入っちゃったんだもん(苦笑)

明日あたりから観っぱなしだった映画の感想で書けそうなものからUPしていきます。また半月ほど暇な時間ができるので、劇場にも足を運ばなきゃ!

ラブ・アクチュアリー


Story
『フォー・ウェディング』など、数々のヒット作を手掛けたリチャード・カーティス監督による珠玉のラブストーリー。クリスマスを目前に迎えたロンドンを舞台に、男女19人、それぞれの物語をアンサンブル形式で魅せる(詳細こちら
銀座と競うようにさちさん早くもクリスマス気分デス(笑)
まぁ季節なんて構わず、飽きもせずに繰り返し観ているんだけれど、好きな映画だけに感想を書こうと思っても、自分の生み出すチープな言葉の羅列にがっかりするんだよな。
最初に観たのは、演じている役者さんたちに先入観を持たずにいた頃。
あれから3年。誰がどうのこうのと少しだけ意識してみるようになったかも。

このblog的には、カテゴリーを独立させ、更に勢いでblogまで作ってしまった(くわしくはこちら。)Rodrigo Santoro(サラに寸止め食らうカール)の報われない恋や、池に飛び込むのはもはやお約束のColinのプロポーズについて深く掘り下げるべきなのかもしれないね。
それを期待されているよね。え?勘違い?
RodrigoがColinにポルトガル語指導とかしてたら面白いのに。とかそういう妄想話が聞きたい?え。それも違った?

私が一番好きなのは、キーラ・ナイトレイ嬢へ聖歌隊を装って告白する彼のエピソード。
あのシーンは何度観ても、きゅんとしちゃう。「もう充分だ」っていうギリギリの言葉が切なくて。
1彼を初めとして、沢山の幸せと笑顔の裏にあったいくつかの成就しなかった恋がこの映画に奥行きを与えている気がするのよ。

2…ああ、やっぱりダメだ。ありきたりの言葉しか出てこないや。
助けてカール(笑)てか、いつもにも増して狙い過ぎだよ、そのスマイル(笑)

ブリジット・ジョーンズの日記



Story
出版社に勤める32歳の独身OLが、仕事と恋、そしてダイエットに悪戦苦闘しながらも、常にポジティブに前向きに生きる姿を描くラブコメディ。彼女は新年にあたってひとつの決意をする。「日記をつけ、体重を減らして、...(詳細こちら
今ごろ観たんかいっと驚かれそうだけれど、ちゃんと姿勢を正して観たのはこれが初めて。
現実から目をそむけて、ちょっと遠くまで旅したかったもので。
一度に2作まとめて観賞。丑三つ時の逃避行動。悩み多き地球よさようなら。

もはや普通に映画の感想を書く気もないので、Mr.ダーシーでトリップできる人だけ続きを読んで頂戴(笑)続きを読む

トラウマ

0e5897cd.jpg製作年:2004年
製作国:イギリス
監督:マーク・エヴァンス
出演:コリン・ファース ミーナ・スヴァーリ ナオミ・ハリス
DVD ★3


Story
ベンは交通事故を起こし昏睡状態から目覚めるが、そこで妻を失ったことを知る。立ち直るために新しい生活をスタートさせるベン。しかし身の回りで不可解な出来事が起こり、霊能者には「妻はまだ生きている」と告げられる。事件の真相を探ることにしたベンだが…。コリン・ファース主演によるサスペンススリラー。 (amazon)
商品紹介からも抜粋
>「メメント」「マシニスト」に続きサンダンスからまたもや誕生した、心的外傷ショッキング・スリラー!幻覚と暴力が観る者の感覚を狂わせる!

サンダンスと言う響きに弱い私を一本釣り。
1終わってみれば、「メメント」「マシニスト」のようにパズルのピースが全てはまる映画ではなく、主人公と一緒に揺らいで悩んで、THE END。
本来ならばこういう曖昧模糊としたまま放り出されるのは好きではないのだけれど、まあいいかコリンだから(笑)
彼の演じるベンは、この手の映画の主役にしては、鬼気迫るものが足りず、自分の信じている世界にも自信を持てていない。
しかも何かの事件によるトラウマというよりも、もともと弱い人間だった姿が見え隠れして、観ているこちらとしても、「可哀想になぁ…」と手を差し伸べたくなるタイプ。これも全てコリンだからな。仕方があるまい。
蟻がお友達でも仕方がないよな。コリンだし。
って、全部「コリンだから」で済ませていいんだろうか(笑)
やつれ果てても、すっと立つ背中はまぎれもなくいつものコリンだったし。

『秘密のかけら』といいこの映画といい、なにか模索しているようだけれど、彼から品のよさは隠すことが出来ないのよ。

明日発売♪

秘密のかけら

明日発売♪っていっても、もう店頭に並んでるよね。
近所のレンタルはぜーんぶ貸し出し中。うぅ残念!しっかし、10本も入ると思わなかった。
エゴヤン慣れ(笑)したことだし、もう1回見直したかったんだけれどー。

私の感想はこちら
↑文章からして、初めてのエゴヤンワールドに戸惑ってるのがよーくわかる(笑)

ナニー・マクフィーの魔法のステッキ

8367e726.jpg製作年:2005
製作国:アメリカ イギリス フランス
監督:カーク・ジョーンズ
出演:エマ・トンプソン コリン・ファース ケリー・マクドナルド トーマス・サングスター
試写会 ★4.5


Story
葬儀社に勤めるブラウン氏のわんぱくな7人の子どもたち。1年前に母親を亡くして以来、彼らの最大の楽しみは、家にやって来たナニー(乳母)へのいたずら。おかげで雇ったナニーは次から次へと辞めてしまうのだった。そんなブラウン家に、ある日新しいナニーが現われた。そのちょっと恐ろしげな容姿のこの女性こそ、伝説のナニー、マクフィーだった。魔法のステッキを持ったマクフィーが来て以来、ブラウン家では不思議なことが次々と起こり、子どもたちは大事なことを一つずつ身につけていくのだった…。(allcinema)
子供には文部科学省推奨。オトナにはさち激推奨(笑)
コリン&エマ・トンプソンとはいえ、ネズミー映画っぽくてどうも食指がのびない分野の映画だったのだけれど、これはとっても楽しかった。早くもDVD発売が楽しみな作品!

この映画にはオトナにとってみれば、驚くような展開は一切ない。言い切っていい。
そんなものはないけれど、お高くとまっていない俳優陣の演技…特に表情の豊かさ、このキラキラした絵本のようなお話の一部として、はみ出さずにいる彼らに感激!

ファンタジーといえど、妙な敵と戦うわけでもなく、世界の破滅がまっているわけでもない。
「家族みんなで一緒に仲良く暮らしたい」というごく当たり前のことが、パパと子供たちの共通した願いであって、マクフィーが起こした奇跡の数々は、その思いの強さをお互い再確認させるための出来事だった。
彼女が奇跡を起こすたびに、醜いマクフィーの顔が少しづつ変化していくのも、目に見えない部分の美しさや醜さについて、お子様たちと語り合うにはよいのでは。
でも、クイックリー夫人なんてイカレた名前や、オトナの情事寸止めシーン(笑)に頬を緩ませることができるのは、大人階級の特権だね。

この映画を語るには、びっくり箱を開けるような色彩の組合せ、特に緑とピンクの鮮やかさについて言及せずにはいられない。
色洪水に飲み込まれ楽しんだ後だからこそ、マクフィーの起こす最後の奇跡の清らかな色が際立つ。
冷静に見ればさすがにコリンの白は、そろそろ厳しかろうとは思うけれど、
私は子供&乙女脳で観ていたので、その幸せを象徴する白が胸に飛び込んできてキュン♪(笑)

060412むっつり顔で7人の子供に手を焼くお父さんっぷり、
女性に対しての不器用で鈍感なさまは、いつものコリン。
彼を放っておけないエバンジェリンの気持ちは分かるよなぁ(笑)
この人についてはね、もはや、いろんなことをして欲しいと思わないんだ。
永遠の王子様(え?)でいて欲しいので、この映画のタキシード姿(普段着もカッチリ♪)や、妻の椅子に向かって語りかけてしまうそのまっすぐな瞳にキュン♪
緑のタキシードが似合う人って世の中探してもそうそう居ないと思うわ♪

…と、ここまでウキウキ書いて(いやコリンについてはまだ全然書き足りない位なんだけれど)
彼が好きじゃない大人にとって、この映画はいかがなものだろうとちょい、不安になってきた。
エマ・トンプソンの怪演はもちろん、葬儀屋のジジイ2人や、意地悪なオバサマ、契約書を握り締める炊事係と脇を固めるキャラクターも濃くていいと思うんだけれど。
もちろん子供たち(特に末っ子!!!)も可愛い〜!

ま、公開したら自分の目で確かめてね!
気に入ったら是非私とお話して!

ぼくのプレミア・ライフ4


Story
『ハイ・フィデリティ』の作者、ニック・ホーンビィの同名小説を映画化。『ブリジット・ジョーンズの日記』のコリン・ファース主演によるコメディ。英国のサッカープレミアリーグ“アーセナル”の熱狂的なサポーター...(詳細こちら
このイカしてないパッケージに騙されて(笑)観るまでにこんなに時間がかかってしまったよ。
サッカー繋がり&映画も詳しい方々数名から勧められたり、随分ブログ上でも目にした映画。
うん。こりゃ面白かった。
何よりもサッカー(アーセナル)を優先していた(というかそれが当然だと思って生きてきた)男(コリン・ファース)が恋をし、父親になることに。サッカーと私とどちらが大事なんて愚問に対し、自分自身も判断がつかず、ウロウロ(笑)

この愛すべきバカ男のサッカーに毒された日常生活は、他人事じゃなかったよ。
私自身もこの先住む場所がスタジアムに近くなることはあっても、遠ざかることはまずないと思うもの(笑)
一年の体内カレンダーが、リーグ開幕から閉幕で整っている人は観てみましょう。
そうじゃなくても、パートナーの趣味やこだわりに「なにもそこまで」と疑問を感じたことがある人なら、間違いなく楽しめるんじゃないかな。

子どもの頃に感じた「楽しい!」って気持ちがこうやって育まれて、立派なサッカーバカをつくりあげていく。続きを読む

秘密のかけら

29944b32.jpg(2005カナダ英米/アトム・エゴヤン/劇場/★3)
観賞後思ったのは、エロでもサスペンスでもなく、私が観たかったのは、ラニー(ケビン・ベーコン)とヴィンス(コリン・ファース)のふたりが、コンビを解消し、それぞれ秘密を抱えて苦悩したその年月を伺わせる痛みの表情だった。続きを読む

真珠の耳飾りの少女

(英ルクセンブルグ/ピーター・ウェーバー/WOWOW/★4)
物言いたげな口元。目には戸惑い、耳には真珠の耳飾。この有名な絵のモデルは、フェルメールの娘だという説もあるらしいが、この映画では使用人をモデルに描いたと仮定し、物語を膨らませる。
絵画的に織りなされる映像の美しさに強烈に引き込まれた。
私好みの雰囲気の映画。何度も繰り返し流れるテーマ曲も好き。

パトロンの画家ヤン(コリン・ファース)の孤独を、幼くして奉公にだされた使用人グリート(スカーレット・ヨハンソン)の孤独がしずかに埋める。
ヤンとグリートとが並んで映るシーンはやけに官能的。触れ合わぬことによって緊迫感が生み出される。スカーレット・ヨハンソンの唇の厚さもこの2人の間に漂う濃厚な空気を増大させている気がする。
その唇を何度も舐めさせるヤン!さすが押さえてるよねぇ。感心(笑)

アトリエで過ごす2人の、ただならぬ雰囲気を別室から敏感に感じ取る妻と娘の嫉妬や対抗心は当然だし、困窮極まる家の中は、煮詰まっている。
そんな息のつまるような屋内から一歩踏み出し、肉屋の息子ピーター(キリアン・マーフィー)とグリートの屋外でのシーンは、若さと明るさにあふれ、これまた清らかで素敵なんだ。

頭巾?を取らないグリートと張り合うかのように似合わない帽子をかぶり続けるキリアンもいい感じで映画に馴染んでいてどこか可笑しい。(私のこの映画の目的はキリアン観賞だったのね 笑)
映画はその後2人がどうなったのか言及せずにおわるが、そんな曖昧さも最後の一枚の絵の少女の表情に集約されているかのようで、好き。
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